Storage cover separation device of flying object

申请号 JP26163797 申请日 1997-09-26 公开(公告)号 JPH1194500A 公开(公告)日 1999-04-09
申请人 Mitsubishi Heavy Ind Ltd; 三菱重工業株式会社; 发明人 MATSUI TOSHIHIKO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To positively achieve separation without any risk of touching a mounted object by providing at least one steering wing that normally performing a flight control operation and at the same time is separated and operated according to a command signal at each storage cover. SOLUTION: Steering wings 3a and 3b are provided at the left and right of the front part of each storage cover 1 being divided into two portions vertically, a command signal is sent to a thruster 2a for separation and the steering wings 3a and 3b from an auto-pilot device 8 when a specific target location is reached, the connection of the storage cover 1 is untied, and at the same time the steering wings 3a and 3b are operated by the same command signal, thus achieving a steering angle so that an air force is generated and performing travel and separation in a direction away from an underwater cruising body 5. Therefore, since the size of the air force and the scattering in an operation direction are small, the separation operation of the storage cover 1 is made positive and the estimation accuracy of the trace of the storage cover 1 after separation increases, thus preventing collision against a mounted object.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 複数に縦分割された収納カバーと、同収納カバーの前部に設けられ指令信号により作動する分離用スラスタを有する飛しよう体の収納カバー分離装置において、通常は飛しよう制御作動をするとともに上記指令信号により分離作動する操舵翼を上記各収納カバーに少くとも1つ設けてなることを特徴とする飛しよう体の収納カバー分離装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は中航走体等を搭載し、収納カバーを有する飛しよう体に適用される、飛しよう体の収納カバー分離装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来の飛しよう体の収納カバー分離装置を図9〜図12により説明する。 飛しよう体本体7は前部に水中航走体5を搭載している。 そして水中航走体5
    は縦に2分割した収納カバー1で覆われている(図9、
    図10参照)。

    【0003】収納カバーの前端部には分離用スラスタ2
    が配置され、本体7のオートパイロット装置8につながれている。 また基端には分離バンド6が配置され、同様にオートパイロット装置につながれている。

    【0004】以上において、飛しよう中、所定の目標位置で、オートパイロット装置から分離信号が分離用スラスタ2および分離バンド6に送られる。 そして、分離バンド6が解かれる。 また同時に分離用スラスタ2の火薬が点火爆発し、そので収納カバー1の結合が解かれる。 さらにその力が分離力となり収納カバー1を分離する(図11、図12参照)。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】上記従来装置には次のような問題点があった。

    【0006】(1) 収納カバーを最初に開く時の分離力は、収納カバーを周りの気流に抗して前方を開くため、大きいものが必要である。 このためのスラスタ推薬はかなりの量となりペイロードに影響する。

    【0007】(2) 分離する時の飛しよう体の気流方向に対する姿勢や速度により、空気力の働く方向や大きさが変化する。 そして、分離作動の確実性が低く、収納カバーが搭載物に接触したり、うまく分離しない恐れがある。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するため次の手段を講ずる。

    【0009】すなわち、複数に縦分割された収納カバーと、同収納カバーの前部に設けられ指令信号により作動する分離用スラスタを有する飛しよう体の収納カバー分離装置において、通常は飛しよう制御作動をするとともに上記指令信号により分離作動する操翼を上記各収納カバーに少くとも1つ設ける。

    【0010】以上において、操舵翼は通常、飛しよう制御作動をし、飛しよう体は所定のコースを飛しようする。 目標場所で収納カバーを開くとき、指令信号により分離用スラスタが作動する。 そして収納カバーの結合が解かれるとともに同指令信号により操舵翼が作動し、空力的分離力が発生する。 この分離力により各収納カバーは収納物(搭載物)からそれぞれ遠ざかる方向に移動分離される。

    【0011】このようにして各収納カバーは、収納物に対して接触する恐れもなく確実に外方に移動分離する。
    また分離用スラスタは、結合力を解放するだけの小型でよいので、重量も軽く安価となる。

    【0012】

    【発明の実施の形態】

    (1) 本発明の実施の第1形態を図1〜図5により説明する。 なお、従来例で説明した部分は同一の番号をつけ説明を省略し、この発明に関する部分を主体に説明する。

    【0013】図1と図2にて、縦に2分割された各収納カバー1の前部の左右に操舵翼3a,3bをそれぞれ設ける。 各操舵翼3a,3bには図示省略の操舵装置があり、オートパイロット装置8につながれている。 また分離用スラスタ2aは、小型化し、結合を解くことができるだけの力をだせるものにする。

    【0014】以上において、飛しよう体は、通常、オートパイロット装置8からの制御信号で、操舵翼3a,3
    bは飛しよう制御作動をし、予定のコースを飛しようする。

    【0015】所定の目標場所に達すると、オートパイロット装置8から指令信号が、分離用スラスタ2aおよび各操舵翼3a,3bに送られる。 指令信号により分離用スラスタ2aが作動する。 そして収納カバー1の結合が解かれるとともに同指令信号により操舵翼3a,3bが作動する。 操舵翼3a,3bは図3、図4に示すように、矢視方向に空気力が発生するように舵がとられる。 そして各収納カバー1は水中航走体5から遠ざかる方向に移動分離される。

    【0016】従って、従来装置のように、単純に収納カバー1の前方を分離用スラスタで開け、その後は前方からの気流の力で収納カバーを押し開くのに比べ、操舵翼3a,3bの揚力を使うので、空気力の大きさ、働く方向のばらつきが少い。 このため、製造上の形状のばらつきによる空気力の大きさ、働く方向のばらつきの影響を受けない。

    【0017】同様に、収納カバー1分離時の飛しよう体の姿勢の影響で、収納カバー1が受ける空気力の変動をもカバーすることができる。

    【0018】さらに収納カバー1の分離作動の確実化及び分離後の収納カバー1の軌跡の推定精度も上がり、収納カバー1が収納している搭載物に衝突しないような設計がより容易である。

    【0019】また、分離用スラスタ2aは単に収納カバー1の結合を解くだけで、収納カバー1を周りの高速の気流に抗して押し開く必要がない。 従って火薬量は少く、取扱いは簡単で、収納カバー1が分離用スラスタ2
    a作動時に受ける力も小さく、構造も軽量、簡単化される。

    【0020】上記では全操舵翼3a,3bを作動させたが、図5に示すように、片方向側の操舵翼3bのみを作動させるようにしてもよい。

    【0021】(2) 本発明の実施の第2形態を図6〜
    図9により説明する。 図6と図7に示すように、前記形態に加え、各収納カバー1の後部にも、同様に操舵翼4
    a,4bを設ける。 各操舵翼3a,3b,4a,4bは前記とほぼ同様に作動する。 そしてそれらの空力的分離力により、各収納カバー1は図7に示すように、前後でほぼ同じように分離飛散する。

    【0022】したがって、水中航走体5や飛しよう体本体7への接触に対する安全性はより向上する。

    【0023】上記では全操舵翼3a,3b,4a,4b
    を作動させたが、図8に示すように、片方向側の操舵翼3b,4bのみを作動させるようにしてもよい。

    【0024】

    【発明の効果】以上に説明したように本発明は次の効果を奏する。

    【0025】分離用スラスタを小型化するとともに指令信号により分離作動する操舵翼を各収納カバーに少くとも1つ設けた。 これにより、各収納カバーは、飛しよう体の姿勢にほとんど影響されることなく、操舵翼の空気力により分離される。 したがって、搭載物に接触する恐れもなく、確実に分離が可能となる。 また、分離用スラスタが小型化し、軽量、安価となる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施の第1形態の側面図である。

    【図2】上記第1形態の部分断面図である。

    【図3】上記第1形態の作用説明図である。

    【図4】上記第1形態の作用説明図である。

    【図5】上記第1形態の作用説明図である。

    【図6】本発明の実施の第2形態の側面図である。

    【図7】上記第2形態の部分断面図である。

    【図8】上記第2形態の作用説明図である。

    【図9】従来例の側面図である。

    【図10】同従来例の部分断面図である。

    【図11】同従来例の作用説明図である。

    【図12】同従来例の作用説明図である。

    【符号の説明】

    1 収納カプセル 2,2a 分離用スラスタ 3a,3b,4a,4b 操舵翼 5 水中航走体 6 分離バンド 7 飛しよう体本体 8 オートパイロット装置

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