Cartridge-type toy gun

申请号 JP2012527138 申请日 2012-03-01 公开(公告)号 JP5167434B1 公开(公告)日 2013-03-21
申请人 株式会社 Mule; 发明人 能久 本郷;
摘要 [Problem] To provide a play gun that is safe and is difficult to alter, and that maintains the operation of a real gun and the reproducibility of the cartridge shape, and is capable of loading a BB bullet into the gun barrel in conjunction with the loading or unloading of a cartridge, and is capable of firing BB bullets continuously even if the cartridge is not unloaded. [Solution] A cartridge-type toy gun comprising: a nozzle; a gun barrel; a BB bullet magazine; a cartridge-housing part; a bolt; a receiver; a gas accumulator; and a trigger. The nozzle comprises a gun-barrel side and a trigger side, between which is provided a concave part into which a barrier wall that separates the gun barrel and the cartridge is inserted, and the receiver comprises a structure that is provided with a convex barrier wall that separates a cartridge-retaining part and the gun barrel. In addition, the construction is such that BB bullets are loaded by the advancing of the cartridge in response to the sliding of the bolt, and are fired by a trigger operation.
权利要求
  • 銃本体に装備されたガス蓄圧室または圧縮空気室の圧縮ガスまたは圧縮空気をトリガー操作して銃身に導入し、弾倉から銃身に送り込まれたカートリッジに装填されていないBB弾を発射する遊技銃において、
    銃本体は、BB弾を発射する銃身と、弾丸を収納する弾倉部と、圧縮ガスまたは圧縮空気を備蓄するガス蓄圧室または圧縮空気室と、圧縮ガスまたは圧縮空気を銃身に導入噴射するガス蓄圧室 または圧縮空気室の先端のノズルと、弾丸が装填されていないカートリッジを装填する銃身と連結していないレシーバと、前後スライド操作によりカートリッジを挿脱するボルトとからなり、
    前記ノズルは、銃身に通ずるガス噴射口とBB弾路閉鎖板の設けられた銃身側と、カートリッジの弾頭形先頭を当接させる接地部と弾頭形先頭保持部とからなるカートリッジ側とからなり、銃身側とカートリッジ側との中間に銃身とカートリッジを分断する遮断壁を挿嵌する凹部が設けられた前後スライド可能な構造であって、
    前記レシーバは、中央に設けられた筒状のカートリッジを嵌装するカートリッジ保持部とノズルの凹部に嵌合する銃身を分断する凸状の遮断壁が設けられた構造からなり、
    ボルトの前進と後退のスライド操作により、レシーバから係合装填しているカートリッジを挿脱させるとともに、
    ボルトの後退によりノズルバネの緊張が解かれてノズルが後退し、カートリッジの押圧から解放されたノズル先端のBB弾路閉鎖板が後退してBB弾路を解放し最上のBB弾を弾倉最上部に押し上げ、
    ボルトの前進によりノズルバネに抗してカートリッジの先端がノズルを押圧前進させ先端に設けられたBB弾路閉鎖板がBB弾路を閉鎖し銃身に通ずるガス噴射路の閉鎖を解除しつつ銃身のBB弾装填位置にBB弾を装填し、
    トリガー操作により圧縮ガスまたは圧縮空気を導入することにより弾丸を発射する構造からなることを特徴とするカートリッジ式玩具銃。
  • 弾丸を発射する為の弾丸発射機構とダミーのカートリッジを装填排莢するカートリッジ装排出機構をカートリッジ遮断壁aを介して別々に備えたことを特徴とする請求項1記載のカートリッジ式玩具銃。
  • ボルトをレシーバから引抜くことによりボルトフェイスに保持されたカートリッジを排莢する構成からなり、カートリッジの引抜かれたノズルがボルトによる押圧から開放されることによりノズルバネで後方へ移動し、ボルトでレシーバに押入装填されるカートリッジにより銃身方向へ移動することを特徴とする請求項1記載のカートリッジ式玩具銃。
  • カートリッジの装填排莢によるノズルの前後運動により銃身にBB弾を装填することを特徴とする請求項1記載のカートリッジ式玩具銃。
  • 排莢口からカートリッジの排莢を伴わずにボルトフェイスに嵌合した残留カートリッジとボルトの僅かな前後運動によりノズル先端部が銃身にBB弾を装填することを特徴とする請求項1記載のカートリッジ式玩具銃。
  • 说明书全文

    本発明は、トリガ操作により圧縮ガスまたは圧縮空気による圧をBB弾に与えて発射する玩具銃に関し、特に、圧縮ガスまたは圧縮空気によって弾倉内の弾丸を発射した後、ボルトのスライド操作または遊底の開閉を行うことによりダミーのカートリッジを実銃のように排莢することの出来るカートリッジ式銃玩具に関する。

    従来、ライフル型の玩具ガス銃においては、カートリッジを用いることなくボルトの前後スライド操作により、銃身にプラスチック製弾丸(いわゆる「BB弾」)を装填してガス圧または空気圧によって発射する玩具銃が知られている。 また、一方で安全性の面での批判を受けながらも、BB弾がセットされたカートリッジをボルトのスライド操作により弾倉から薬室に装填し、ガス圧などでBB弾を発射する構造の、実銃に近似した銃取扱い感覚を再現した方式の玩具(遊戯)銃も実在していた。

    玩具(遊戯)銃は実銃に近似した外観及び基本動作の再現性を追求した玩具であり、実物を忠実に再現することが望まれている。 しかしながら、カートリッジを用いない方式の構造ではボルト等の操作により弾倉から弾丸がそのまま連続して供給されるので、実銃の弾丸発射装填工程で行われるカートリッジの装填と排莢操作が存在しないため、実銃構造の再現性に劣るので実銃と同様の操作と工程を楽しみたいユーザーのニーズに答えられるものではなかった。

    上記のBB弾がセットされたカートリッジを実銃と同様にボルトの前進スライド操作で薬室に装填しBB弾を発射し、後に後退スライド操作で排莢する構造では、薬室と銃身が直結しており、実銃と同様の基本構造を持っているため、実銃動作の再現性は高まっているが、かえって実弾発射目的等の不法な改造を施すことが可能となり玩具(遊戯)銃として販売した場合、その後の改造および使用方法に危険を伴う結果、玩具(遊戯)銃としての安全性に欠けると判断される虞があった。 また、カートリッジ自体にBB弾をセットする構造では、カートリッジ先端の本来略円錐形状である弾頭部分にBB弾挿入穴を必要とするため、カートリッジ形状の形成に制約が発生し、カートリッジ形状の再現性が低くなってしまうという問題もあった。 更に、この構造ではBB弾の装弾数はカートリッジの装填数に比例するため、比較的多数の弾丸を発射する玩具(遊戯)銃にあっては弾倉に保持可能な弾丸数が極端に少なくなってしまうという問題もあった。

    また、安全性の確保された、完全に弾丸供給発射動作とは隔離された視覚的効果だけを有するカートリッジを備えた構造の遊戯銃も開発されているが、カートリッジの動作とBB弾の装填が連動していないため実銃に近い雰囲気を味わうことができず、再現性が低くなってしまうという難点があった。

    このような従来の構造では、実銃操作の再現性と遊戯器具に要請される安全性の面から、カートリッジの動作とBB弾装填動作が連動した、擬似的な実銃の弾丸装填排莢動作が楽しめる趣味性(再現性)の高い玩具(遊戯)銃を提供することができなかったのが実情であった。

    そこで、実銃の弾丸装填と排莢工程の動作、および、カートリッジの形状の再現性を高く維持しながら、銃身と薬室が遮断された改造困難で安全な構造の玩具銃であって、かつ、カートリッジの装填排莢動作に連動してBB弾が銃身に装填される構造であるとともに、カートリッジがボルトに保持された状態であれば、排莢を伴わなくとも弾倉から送弾されるBB弾を何発でも連続で発射可能な状態に銃身に装填することが可能な絶対安全な構造の遊戯銃を開発する事が望まれていた。

    特開2011−99580号公報

    本発明の目的は、上記課題を解決するため、レシーバにノズル凹部に嵌合するカートリッジ遮断壁aを設けて安全性を高め、ノズルとボルトの前後スライド操作によるカートリッジの動作をBB弾の装填動作と連動させることにより、カートリッジの操作と連動して弾倉からBB弾が銃身へ装填されるため、ボルトの前進とロック作業により弾丸を発射準備状態にすることが可能なカートリッジ式玩具銃を提供することを目的とする。

    上記目的を達成するため本発明に係るカートリッジ式玩具銃は、銃本体に装備されたガス蓄圧室または圧縮空気室の圧縮ガスまたは圧縮空気をトリガ操作して銃身に導入し、弾倉から銃身に送り込まれたカートリッジに装填されていないBB弾を発射する遊技銃であって、銃本体は、BB弾を発射する銃身と、弾丸を収納する弾倉部と、圧縮ガスまたは圧縮空気を備蓄するガス蓄圧室または圧縮空気室と、圧縮ガスまたは圧縮空気を銃身に導入噴射するガス蓄圧室または圧縮空気室の先端のノズルと、弾丸が装填されていないカートリッジを装填する銃身と連結していないレシーバと、前後スライド操作によりカートリッジを挿脱するボルトとからなり、前記ノズルは、銃身に通ずるガス噴射口とBB弾路閉鎖板の設けられた銃身側と、カートリッジの弾頭形先頭を当接させる接地部と弾頭形先頭保持部とからなるカートリッジ側とからなり、銃身側とカートリッジ側との中間に銃身とカートリッジを分断する遮断壁を挿嵌する凹部が設けられた前後スライド可能な構造であり、前記レシーバは、中央に設けられた筒状のカートリッジを嵌装するカートリッジ保持部とノズルの凹部に嵌合する銃身を分断する凸状の遮断壁が設けられた構造からなり、ボルトの前進と後退のスライド操作により、レシーバから係合装填しているカートリッジを挿脱させるとともに、ボルトの後退によりノズルバネの緊張が解かれてノズルが後退し、カートリッジの押圧から解放されたノズル先端のBB弾路閉鎖板が後退してBB弾路を解放し最上のBB弾を弾倉最上部に押し上げ、ボルトの前進によりノズルバネに抗してカートリッジの先端がノズルを押圧前進させ先端に設けられたBB弾路閉鎖板がBB弾路を閉鎖し銃身に通ずるガス噴射路の閉鎖を解除しつつ銃身のBB弾装填位置にBB弾を装填し、トリガ操作により圧縮ガスまたは圧縮空気を導入することにより弾丸を発射することを可能とした構成である。

    また、弾丸を発射する為の弾丸発射機構とダミーのカートリッジを装填排莢するカートリッジ装排出機構とを遮断壁を境に銃身側とカートリッジ側に別々に設けた構造である。

    また、ボルトをレシーバから引抜くことによりボルトフェイスに係合されていたカートリッジを排莢する構成からなり、カートリッジの引抜かれたノズルがボルトによる押圧から開放されることによりノズルバネで後方へ移動し、ボルトでレシーバに押入装填されるカートリッジにより銃身方向へ移動する構成である。

    また、カートリッジの装填排莢によるノズルの前後運動により銃身にBB弾を装填する構成である。

    さらに、排莢口からカートリッジの排莢を伴わずにボルトフェイスに係合された残留カートリッジとボルトの僅かな前後運動によりノズル先端部が銃身にBB弾を装填する構成である。

    本発明に係るカートリッジ式玩具銃は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
    1. ボルトのスライドでカートリッジを挿入する操作により弾丸(BB弾)が装填されるという実銃の弾丸装填と排莢の操作と同様の操作感覚を再現することが可能であるが、銃身はカートリッジと遮断されているために安全であるとともに、容易には改造できない構成となっている。
    2. 銃身と薬室が遮断されているため、遊戯銃に求められる安全性を確保することが可能である。
    3. ボルトを後退させて排莢する際に次弾となるカートリッジの挿入によりBB弾を装填するノズルが連動して動作するので、実銃と同様の操作感覚を得る事が可能である。
    4. ボルトの前後運動によりノズルが前後運動してBB弾を装填するため、弾丸の実装感覚が生まれる。
    5. カートリッジの排莢を伴わずに独立してBB弾を装填することが出来るため、弾倉に装填された多数の弾丸をカートリッジの装脱とは無関係に一度装填されれば連続で発射することが出来るという遊戯銃ならではの遊戯性を高めることが可能である。

    本発明に係るカートリッジ式玩具銃の断面図

    本発明に係るカートリッジ式玩具銃のノズル前進時の部分拡大図

    本発明に係るカートリッジ式玩具銃のノズル後退時の部分拡大図

    本発明に係るカートリッジ式玩具銃のノズル断面図

    以下、本発明に係るカートリッジ式玩具銃を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
    本発明にかかるカートリッジ式玩具銃10は、ノズル20と、銃身30と、BB弾の弾倉部40と、カートリッジ収納部50と、ボルト60と、レシーバ70と、ガス蓄圧室80と、トリガ90と、とからなる構成である。

    ボルトの操作でボルトフェイスに係合されたカートリッジを装脱し、カートリッジがノズルの弾頭当接部を押圧前進させることで、連動するノズルの先端のBB弾押出部が銃身にBB弾を装填し、トリガ操作によりガス圧(空気圧)を導入して、BB弾を発射する構成である。

    図1は、カートリッジ式玩具銃の断面図であり、銃身先端部、および銃床基部はこの図では省略されている。 図は、BB弾41の装填済状態を示すものであり、ライフル型遊戯銃のトリガ90は連結アーム92を介してガス蓄圧室80内のバルブ(弁)86と連結している。

    図2は、本発明に係るカートリッジ式玩具銃のノズル前進時の部分拡大図である。 カートリッジをボルトフェイス62に係合したボルト60の前進スライド操作により、弾頭形先頭部52の先端部はノズルの弾頭当接部22を押圧し、ノズルが前進してノズル先端のBB弾押出部26が銃身基部BB弾装填位置32にBB弾を押し出して装填状態となる。

    図3は、本発明に係るカートリッジ式玩具銃のノズル後退時の部分拡大図である。 カートリッジをボルトフェイス62に係合したボルト60の後退スライド操作によりノズルの弾頭当接部が押圧から開放される。 これにより、ノズルバネは退縮しノズルは後退して、ガス流入口28とガス流路84が分断され、BB弾路閉鎖板24が弾倉の弾路を開放して次のBB弾がBB弾の弾倉の最上部42に押し上げられる。

    図4は、ノズル20の断面図である。 ノズルのカートリッジ側には、薬莢保持部21と、弾頭当接部22とが設けられており、銃身側には、BB弾路閉鎖板24と、ノズルバネ25(図1参照)と、BB弾押出部26と、ガス流入口28が設けられている。 ノズルの銃身側とカートリッジ側の間にはノズル凹部23が設けられている。

    ノズル20は、レシーバ先端の遮断壁72にノズル凹部23が嵌合し、カートリッジによる押圧、または、押圧の開放とバネの縮退により前後に摺動する構造である。 ノズル凹部23は遮断壁72の厚みよりも幅が広い構成となっていて、横幅の空間を前後に移動する。 遮断壁72とノズル凹部の幅の差は、BB弾路閉鎖板24が弾倉部40の弾路を開放する必要があるため、BB弾の直径より長い距離が必要となるが、実施例で示す形状および長さに限定されるものではない。

    カートリッジ51を押圧するとノズル20が前進摺動し、弾丸発射に必要となる圧縮ガスまたは圧縮空気を供給する。 ガス流入口28とガス流路84からなるガス通路が開通すると同時に、BB弾を装填位置へ移動させる。 ノズル20はBB弾を装填するために摺動する。 本実施例では、ガス流入口28とガス流路84からなるガス通路がノズル20の摺動と連動して分断される構成となっている。

    銃身30は、基部に銃身基部BB弾装填位置32があり、銃身の基部をカートリッジの押圧によって、ノズル先端のBB弾押出部26を閉鎖し、同時にガス噴射口も閉鎖することにより、圧縮ガス、または、圧縮空気の流出を防ぐ構成である。

    弾倉部40は、ノズル20のBB弾路閉鎖板24が弾路を開放した際にバネの押上力により弾丸を銃身(装填位置)に供給する弾の収容部であり、本実施例では銃身の底部に設けられているが、実銃に似せるために外観を損なわない箇所に装備できればよく、本実施例の位置に限定されるものではない。

    カートリッジ51は、ダミーの弾頭形先頭部52を備えた装填用の弾丸からなる。 単発式の場合は弾丸装填は一発ずつ手動で装填することとなる。 なお、図面に示す実施例では、カートリッジ収納部50が設けられており、複数のカートリッジ51が収納されている。 本実施例ではカートリッジ収納部50を設けたボルトアクション式となっているが、本実施例に示す銃構造に限定されるものではなく、カートリッジ収納部50のない構成も考えられる。

    カートリッジ収納部50に収納されているカートリッジ51が、ボルトの押圧により前進すると、ノズル20の弾頭当接部22に弾頭の先端が達し、同時に薬莢が薬莢(カートリッジ)保持部21に保持される。 ボルトがレシーバにロックされるまでの押圧により、縮退しているノズルバネ25を伸張させ、ノズル20をBB弾発射可能位置まで前進させる。
    一方、弾丸発射後は、ボルト60をスライド後退させて、カートリッジを排莢し、再度ボルト60を前進させる。 これより、ボルトフェイスがカートリッジ収納部50から次弾(カートリッジ)をスライドさせて押し出すように薬室へと押圧挿入する。 また、ノズルの前進摺動は同時に銃身側において次弾(BB弾)の発射準備を可能とする。

    図面に示す本実施例では、BB弾を収納供給するBB弾の弾倉部40が遮断壁より銃身側に設けられ、カートリッジを収納供給するカートリッジ収納部50が遮断壁よりカートリッジ側に配置されている。 しかしながら、弾倉部40とカートリッジ収納部50は、実銃形状に近付けるために概観を考慮して、外見に影響のない部分に装備することもでき、本実施例に示す銃機構に限定されるものではない。

    カートリッジ51にBB弾をセットする構造ではなく、カートリッジとは別に用意されたBB弾を銃身に装填する構造である。 ノズル20を押圧することによりBB弾を装填する。 カートリッジは、弾丸発射機構に直結していないので、弾頭に穴を開ける必要が無いため、弾頭が薬莢に嵌装されている実銃のカートリッジの外装を、忠実に再現することになり、遊戯銃に求められる趣味性を高めることが出来る。 また、カートリッジはBB弾を装填する操作を担っており、BB弾が装填された発射準備状態からトリガ操作により圧縮ガスまたは圧縮空気を噴射する一連の発射工程とは連動していないため、カートリッジ本体にBB弾をセットする構成を採用した際に発生する命中率の低下を防止することが出来る。

    ボルト60は、撃鉄64と、撃鉄バネ66を備えた構成である。 ボルト60を後退スライドさせることにより撃鉄バネ66を縮退させた状態で、撃鉄基部の突起とトリガ基部の突起が係合する構成となっており、トリガ操作により、当該係合を解除し撃鉄バネの伸張力で圧縮ガスまたは圧縮空気を噴射する。

    レシーバ70は、カートリッジ51を収容する薬室とノズル20を嵌合する孔と遮断壁72とからなる。 銃身と薬室を分断する遮断壁72がノズル凹部に嵌装された状態で設けられている。 遮断壁72が銃身と薬室を分断することにより実銃の構造を模してはいても簡単には改造が出来ない構造を採用している。 外形は忠実に再現されているので趣味性を高めることが出来るとともに容易には不法な改造が出来ないので、使用等の弊害の発生を格段に減少させることができる構造である。 更に、遮断壁に超硬材を用いることにより、一段と改造の困難な安全性の確保されている遊戯銃を提供することも可能となる。

    ガス蓄圧室80は、ガス噴出口82と、ガス流路84と、バルブ86(弁)、とからなり、図に示す実施例ではトリガ90の操作に連動してガス噴射口82から圧縮ガスが噴射され、ガス流路84からガス流入口28を経由して銃身基部に装填されたBB弾に発射のための圧力を提供する構成となっている。 トリガ操作から発射のための圧力がBB弾に達する構造は図に示す実施例に限定されるものではなく、従来の様々な態様を採用することが可能であり、また、ガス蓄圧室または圧縮空気の位置および形状も本実施例に限定されるものではない。

    トリガ90は、撃鉄バネが縮退した位置で撃鉄基部の突起とトリガ基部の突起が係合しており、トリガ操作で縮退した撃鉄バネ66の圧力を開放することにより、連動するガス噴出口から圧縮ガスを噴射する構成となっている。 この構造は、遊戯銃の構造としては撃鉄の動作と連動している必要は無く、他の従来の技術を採用することも可能である。

    10 カートリッジ式玩具銃20 ノズル21 薬莢(カートリッジ)保持部22 弾頭当接部23 ノズル凹部24 BB弾路閉鎖板25 ノズルバネ26 BB弾押出部28 ガス流入口30 銃身32 銃身基部BB弾装填位置40 弾倉部41 BB弾42 BB弾の弾倉最上部50 カートリッジ収納部51 カートリッジ52 弾頭形先頭部60 ボルト62 ボルトフェイス64 撃鉄66 撃鉄バネ70 レシーバ72 遮断壁80 ガス蓄圧室82 ガス噴出口84 ガス流路86 バルブ(弁)
    90 トリガ92 連結アーム

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