System for loading round into pivoting chamber of gun

申请号 JP12014893 申请日 1993-05-21 公开(公告)号 JPH06174395A 公开(公告)日 1994-06-24
申请人 Giat Ind; ジア アンデュストリエ; 发明人 JIYORUJIYU SHIMON; MISHIERU BOOBOWA;
摘要 PURPOSE: To provide a system for loading a round into the pivoting chamber of a gun, in which conventional drawbacks are eliminated and additional advantages are provided.
CONSTITUTION: A system for loading a round into the pivoting chamber of a gun, in particular a medium caliber gun comprises a feed device A, A1 secured to the oscillating mass of the gun and laterally offset relative to the gun barrel. The feed device is situated between the trunnion axis X-X of the gun and the pivoting chamber. The system further includes an insertion device I for inserting a round 200 into the chamber, the insertion device of which is secured to the recoil mass MR of the gun, is situated above the barrel 2, and is arranged substantially in the vertical plane in which the chamber 1 pivots. The round is conveyed from the feed device to the insertion device by a feed star mounted which rotates about the barrel of the gun.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】銃、特に中口径の銃の銃身の回動チャンバー(薬室)内に弾丸(例えば入子式弾丸)を装填するための装置であって、前記銃は支持フレームの水平軸のまわりにトラニオン支持された往復動部分と銃身、回動チャンバー及びスリーブを備えた反動受け部とを備えており、前記回動チャンバーは、相互に0゜から90゜の範囲の角度をもって位置する「発射」ポジション及び「ローディング」の間で前記スリーブ内に於て垂直方向に正逆回動可能とされており、ローディング装置は、前記チャンバーの回動を制御する制御装置と、弾丸を供給する供給装置と、前記チャンバーがローディングポジションにある時に該チャンバーに弾丸を挿入する挿入装置とを備えており、前記挿入装置は、銃の前記往復動部分に固定され、銃身に対して幅方向にずれて位置し、銃のトラニオン軸と回動チャンバーとの間に設けられており、前記挿入装置は銃の反動受け部に固定され、銃身の上に位置し、前記チャンバーの垂直な回動面内に位置しており、弾丸は、銃のスリーブのまわりに回動可能に装着されたフィードスター(星形供給部)により前記供給装置から前記挿入装置へと搬送されることを特徴とする装填装置。
  • 【請求項2】前記供給装置がローディングステーション及び移送装置を備えており、弾丸は前記ローディングステーションに於ては銃のトラニオン軸と実質上同一線上におかれ、前記移送装置は弾丸を回動させることにより前記供給ステーションから前記フィードスターへ搬送するようにされている請求項1に記載の装填装置。
  • 【請求項3】前記移送装置が、2つのスプロケットのまわりに装着されたチェーンに固定された駆動フィンガーを備えている請求項2に記載の装填装置。
  • 【請求項4】前記供給装置が、弾丸を支持するための弾丸プレートと、該弾丸プレートの上方に位置する支持プレートとを備えており、前記弾丸プレートの一部はローディングステーションを構成する銃のトラニオン軸上に位置しており、前記支持プレートは前記移送装置の2つのスプロケットの軸を支持している請求項3に記載の装填装置。
  • 【請求項5】前記2つのスプロケットが銃身の軸に対して約45゜の角度をなして設けられており、弾丸が前記ローディングステーションに位置したときに、一方のスプロケットは弾丸の口部付近に位置し、他方のスプロケットは前記フィードスターの付近に位置する様にされている請求項4に記載の装填装置。
  • 【請求項6】相互に近似した形態の2つの供給装置が銃身の両側に設けられており、前記フィードスターはこれら2つの供給装置に共通に作用する請求項1〜5の何れかに記載の装填装置。
  • 【請求項7】前記挿入装置が弾丸取り上げ装置と、弾丸を前記チャンバー内に挿入するためのローディング装置とを備えており、前記弾丸取り上げ装置は、弾丸を垂直面内で回動することにより前記フィードスターの上部に位置する弾丸を取り上げて、前記チャンバーの軸線に一致する中間位置に移動させるようにされている請求項1
    に記載の装填装置。
  • 【請求項8】回動された弾丸が位置する前記中間位置は、傾斜面(ランプ)により形成されており、該傾斜面は、前記チャンバーがローディングポジションにある場合における該チャンバーの軸線と平行に設けられている請求項7に記載の装填装置。
  • 【請求項9】前記弾丸取り上げ装置が、垂直面内で回動し得るように装着された回動レバーと該回動レバーに対し回動可能に結合された摺動レバーと、該摺動レバーが前記回動レバーを回動させるように制御するための制御装置とを備えている請求項8に記載の装填装置。
  • 【請求項10】前記摺動レバーのための前記制御装置が、前記摺動レバーの一端部に接触する水平に延びる駆動ロッドと、前記摺動レバーに結合されて圧縮され得る戻しバネとを備えている請求項8又は9に記載の装填装置。
  • 【請求項11】前記駆動ロッドが前記弾丸取り上げ装置の両側に於て垂直面内に設けられた2つのチェーンに固定されており、各チェーンは少なくとも2個のスプロケットに巻装されている請求項10に記載の装填装置。
  • 【請求項12】前記スプロケットは、前記チャンバーがローディングポジションにある場合における該チャンバーの軸線に平行に設けられている請求項11に記載の装填装置。
  • 【請求項13】前記駆動ロッドが弾丸を前記チャンバーに装填するためのローディング装置をも形成している請求項11又は12に記載の装填装置。
  • 【請求項14】弾丸の発射により銃が反動を受ける際に前記挿入装置は前記弾丸供給装置に、例えば少なくとも1つのテレスコーピック式定速ジョイントを介するようにして、機械的に結合された状態におかれる請求項1に記載の装填装置。
  • 【請求項15】前記チャンバーの回動を制御する制御装置が、前記銃身の軸線に垂直な軸線のまわりに回動し得るカムと、前記チャンバー及び前記カムの間に設けられ、前記カムの回動を前記チャンバーの往復動に変換する結合装置とを備えている請求項1に記載の装填装置。
  • 【請求項16】前記結合装置が、一端部を前記チャンバーに固定された突片と、該突片上に摺動可能に装着されたボールジョイントと該ボールジョイント上に装着されたホイールとを備えており、該ホイールは、前記カムに設けられた案内用溝内に受け入れられている請求項15
    に記載の装填装置。
  • 【請求項17】前記溝は、前記ホイールが前記カムに沿って完全に一周し得るように設けられた4つの連続したセクションを備えており、該セクションのうちの相互に向き合う2つのセクションは、前記カムの回動軸を中心とする円弧に沿って各々延びており、他の相互に向き合う2つのセクションは、前記チャンバーの相反する2つの移動方向に対応するように形成されている請求項16
    に記載の装填装置。
  • 【請求項18】前記チャンバーは、該チャンバー内に存するカートリッジケースを排出するための排出装置を備えており、該排出装置は、一端が開かれ他端が端壁により閉じられたシリンダーと、該シリンダー内で摺動可能とされたピストンと、圧力流体を前記シリンダー内に供給するための供給部と、排出用シュートとを備えている請求項1に記載の装填装置。
  • 【請求項19】前記シリンダーは、前記チャンバーがローディングポジションにあるときに該チャンバーに一致した位置を取り、該チャンバーが発射ポジションにある時に前記シュートに一致した位置を取るように、前記チャンバーの往復動と同期して往復回動するように駆動される請求項18に記載の装填装置。
  • 【請求項20】前記排出用シュートは前記シリンダーが該シュートに向かって回動している際に前記カートリッジケースを前記シリンダー内に保持するために、前記チャンバーに向かって径方向外方に向かって延びるアバットメント(当接部)を備えている請求項19に記載の装填装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、銃、特に中口径の銃の銃身の回動チャンバー(薬室)内に弾丸(例えば入子式弾丸)を装填するための装置であって、前記銃は支持フレームの平軸のまわりにトラニオン支持された往復動部分と銃身、回動チャンバー及びスリーブを備えた反動受け部とを備えており、前記回動チャンバーは、相互に0゜から90゜の範囲の度をもって位置する「発射」
    ポジション及び「ローディング」ポジションの間で前記スリーブ内に於て垂直方向に正逆回動可能とされており、ローディング装置は、前記チャンバーの回動を制御する制御装置と、弾丸を供給する供給装置と、前記チャンバーがローディングポジションにある時に該チャンバーに弾丸を挿入する挿入装置とを備えている装填装置に関する。

    【0002】

    【従来の技術とその課題】前述のタイプの装填装置は、
    例えば米国特許第4827879号明細書及びヨーロッパ特許第0004581号明細書に開示されている。

    【0003】米国特許第4827829号明細書に記載された装置に於ては、チャンバー(薬室)は、銃のトラニオン軸に一致する水平軸のまわりで垂直面に沿って回動する。 チャンバーが弾丸のローディングポジションにある時には、銃の上向き角度にかかわらずチャンバーは垂直軸に沿って常に位置し、新たな弾丸はチャンバーの下部開口を通して装填される。 換言すれば、チャンバーの回動角度は銃の上向き角度と共に変化し、その角度は常に銃の上向き角度の余角に等しい。 弾丸の供給装置及び弾丸をチャンバー内に装填するためのローディング装置(前記米国特許明細書には詳述されていない)は、固定的な支持部に固定されている。 即ち、これらの装置は、2つの弾丸装填操作の間に生じる銃の上向き角度の変化を補填するためにローディング装置と銃の銃尾アッセンブリーとの間に設けられるべき可動結合装置を備えていない。 この装填装置に於ては、弾丸は銃が発射位置に戻された後にのみ装填可能となり、その結果所定時間内の発射可能回数が減少する。

    【0004】欧州特許第0004581号明細書記載の装填装置に於ては、チャンバー(薬室)は90゜刻みで360゜回動し得る。 換言すれば、銃を90゜回動させると、チャンバーは発射位置から装填位置への移行、及びその逆の移行が可能となる。 チャンバーは、銃のトラニオン軸に平行な軸の周りで垂直面に沿って回動する。
    弾丸は、チャンバーの上方に位置して棒状に延びるマガジン内に収納される。 弾丸は垂直におかれ、チャンバーが2つのローディングポジションの内の一つに位置するときにレバーにより1個ずつ装填される。 2つのローディングポジションは、銃身の軸に垂直な鉛直軸に沿って一致した状態とされる。

    【0005】マガジンはチャンバーへの移行部に結合され、弾丸は、銃が衝撃動作から戻る段階で装填される。
    一般に、前記欧州特許明細書に記載の装置は中口径の銃に使用されるには不適切な程大型となり、特に装甲車に装着されるのには不適である。 更に、銃の衝撃動作の際に供給装置が移動するので、供給装置の適切な動作が得られない虞れがある。

    【0006】

    【発明の概要】本発明は、前記従来技術の問題を解消乃至緩和することができる銃の薬室への装弾装置を提供することを目的とする。

    【0007】本発明は前記目的を達成するために、銃、
    特に中口径の銃の銃身の回動チャンバー(薬室)内に弾丸(例えば入子式弾丸)を装填するための装置であって、前記銃は支持フレームの水平軸のまわりにトラニオン支持された往復動部分と銃身、回動チャンバー及びスリーブを備えた反動受け部とを備えており、前記回動チャンバーは、相互に0゜から90゜の範囲の角度をもって位置する「発射」ポジション及び「ローディング」の間で前記スリーブ内に於て垂直方向に正逆回動可能とされており、ローディング装置は、前記チャンバーの回動を制御する制御装置と、弾丸を供給する供給装置と、前記チャンバーがローディングポジションにある時に該チャンバーに弾丸を挿入する挿入装置とを備えており、前記挿入装置は、銃の前記往復動部分に固定され、銃身に対して幅方向にずれて位置し、銃のトラニオン軸と回動チャンバーとの間に設けられており、前記挿入装置は銃の反動受け部に固定され、銃身の上に位置し、前記チャンバーの垂直な回動面内に位置しており、弾丸は、銃のスリーブのまわりに回動可能に装着されたフィードスター(星形供給部)により前記供給装置から前記挿入装置へと搬送されることを特徴とする装填装置を提供するものである。

    【0008】本発明の好ましい実施態様においては、前記供給装置がローディングステーション及び移送装置を備えており、弾丸は前記ローディングステーションに於ては銃のトラニオン軸と実質上同一線上におかれ、前記移送装置は弾丸を回動させることにより前記ローディングステーションから前記フィードスターへ搬送するようにされている。

    【0009】本発明の他の好ましい実施態様においては、前記移送装置は、チェーン装置により駆動されるフィンガーを備え、弾丸を約90゜回転させるように構成される。

    【0010】本発明の更に他の好ましい実施態様に於ては、前記挿入装置が弾丸取り上げ装置と、弾丸を前記チャンバー内に挿入するためのローディング装置とを備えており、前記弾丸取り上げ装置は、弾丸を垂直面内で約30゜回動することにより前記フィードスターの上部に位置する弾丸を取り上げて、前記チャンバーの軸線に一致する中間位置に移動させるようにされている。

    【0011】本発明の更に他の好ましい実施態様においては、前記弾丸取り上げ装置が、垂直面内で回動し得るように装着された回動レバーと該回動レバーに対し回動可能に結合された摺動レバーと、該摺動レバーが前記回動レバーを回動させるように制御するための制御装置とを備えている。

    【0012】前記摺動レバーは、チェーン装置により駆動されるロッドにより駆動され、該ロッドは弾丸を前記チャンバーに装填するためのローディング装置を構成している。

    【0013】本発明の更に他の好ましい実施態様においては、前記チャンバーの回動を制御する制御装置が、前記銃身の軸線に垂直な軸線のまわりに回動し得るカムと、前記チャンバー及び前記カムの間に設けられ、前記カムの回動を前記チャンバーの約30゜にわたる往復図動に変換する結合装置とを備えている。

    【0014】本発明の更に他の好ましい実施態様においては、前記結合装置が、一端部を前記チャンバーに固定された突片と、該突片上に摺動可能に装着されたボールジョイントと該ボールジョイント上に装着されたホイール又はカラーとを備えており、該ホイール又はカラーは、前記カムに設けられた案内用溝内に受け入れられている。

    【0015】本発明の更に他の好ましい実施態様においては、前記カムの溝は、連続する4つのセクションを備えており、各セクションは、チャンバーが解放ポジション又はローディングポジションに保持される状態、チャンバーが発射ポジションに移動する状態、チャンバーが発射ポジションに保持される状態、及びチャンバーがローディングポジションに移動する状態に各々対応して設けられる。

    【0016】本発明の他の更に好ましい実施態様においては、前記チャンバーの回動を制御するカム、弾丸をローディングステーションからフィードスターへ移動させる移送装置、前記フィードスターの上部に位置する弾丸を取り上げるための取り上げ装置、弾丸を前記チャンバー内に装填するためのローディングが装置が、中間ギヤを介して各装置に結合される出軸を有した、例えばモーター及びギヤボックスユニットの様な、単一の駆動装置により駆動される。

    【0017】本発明の更に他の好ましい実施態様によれば、チャンバー内に存する使用ずみケースを排出するための排出装置を備え、該排出装置はチャンバーの動作と同期して往復回動させられる受け入れ及び排出用シリンダーを備えており、該シリンダー内のピストンを押圧するようにケースを受け入れ且つチャンバーが発射位置に戻った際にはピストンを解放して排出用シュートにケースを放出するために、チャンバーが開いた際に、該チャンバーに一致した位置とされる。

    【0018】

    【実施例】銃の旋回チャンバー(薬室)1に弾丸を装填するための本発明に係る装置が図2から図5に示されている。

    【0019】一般に、銃は、水平に延び支持フレーム(図示せず)により支持され軸線X−Xまわりにトラニオン支持された摺動部分(mass)MOと、反動受け部(mass)MRとを備えている。 反動受け部は、チャンバー1、銃身2及びスリーブ5を備えている。 反動受け部MRは、摺動部分MOの一部を形成しているが、
    弾丸の発射に伴って銃の反動を受ける際に摺動部分に対して移動し得るようにされている。 銃身2の後端部は、
    スリーブ5内に挿入されており、ねじ付きリング6によりねじ止めされている(図2)。

    【0020】図3bによく示されているように、チャンバー1は、細長い中空の円筒体を備えており、該円筒体の両端面1a、1bは球面の一部をなすように丸くされている。 チャンバー1は、スリーブ5の後端部に装着されており、直径方向に向き合う2つの開口を備えている。 即ち、上部開口5a及び下部開口5bを備えており、これによりチャンバー1は垂直面内で回動可能となっている(図2)。

    【0021】スリーブ5の後方には、通常の打撃装置7
    が中央開口に装着され固定されている。 銃身2の後端面2a及び打撃装置7の前端面7bは、球面の一部をなすように凹状とされており、チャンバー1の両端面1a及び1bの球状凸面と相互に嵌合している(図2)。

    【0022】チャンバー1は、その長さの中間点において、実質上水平に延びる軸線Y−Yまわりに回動可能に装着されている。 軸線Y−Yは、銃のトラニオン軸X−
    Xに平行である(図3)。 旋回軸線Y−Yは、スリーブ5における直径方向に向き合う2つの開口9に各々回転可能に受け入れられた切り株状軸8により形成されている。 切り株状軸8は、例えばねじによりチャンバー1の壁面に各々固定され得る。

    【0023】チャンバー1は、カム10及び回動装置1
    1により、軸線Y−Yまわりに正逆回転させられる。 カム10は、モータ及びギヤボックスユニットの様な駆動メンバMにより回転させられる(図2及び図3a)。 回動装置11は、カム10及びチャンバー1の間に設けられ、カム10の回転運動をチャンバー1の正逆回動へと伝達する。

    【0024】カム10は、外周面に一連の歯12を備えたディスク10aにより形成されている。 歯12は、伝動装置(図示せず)を介してモータ及びギアボックスユニットMの出力軸と共に回転する歯車(図示せず)と噛合する。 カム10は、軸線方向に開口部17が設けられた突出部15を中央に備えており、スリーブ5に固定されたねじ18が該開口内に延びている。 ねじ18は、カム10の回動軸線Z−Zを形成しており、該軸線Z−Z
    はチャンバー1の回動軸線Y−Yに垂直である。 ディスク10aは、スリーブ5に隣り合う面に於て溝20が形成されており、該溝20は突出部15のまわりにのびている。

    【0025】回動装置11は、一端をチャンバー1の壁面にねじこまれた結合用突片25を備えている(図3
    a、3b)。 突片25の他端にはボールジョイント26
    が摺動可能に装着されている。 ボールジョイント26のまわりにはカラー又はホイール28が装着され、該カラー28はカム10の溝20に受け入れられており、これによりカム10が回転する際にチャンバー1は正逆回動させられる。

    【0026】図3cに示すように、溝20は4つの連続するセクション20a、20b、20c及び20dを備えている。 セクション20aは、カム10の回動軸線を中心とする円弧に沿って延びている。 ホイール28がセクション20aに沿って移動する際に、チャンバー1は静止しローディングポジションにおかれる。 セクション20aに対してカムの回転方向に続くセクション20b
    に沿ってホイール28が移動する際には、ホイール28
    はチャンバー1を発射ポジションに向けて回動させる。
    次に続くセクション20cは、カム10の回転軸線を中心とする円弧に沿って延びている。 ホイール28がこのセクション20cに沿って移動する際には、チャンバー1は静止し発射ポジションにおかれる。 ホイール28が最後のセクション20dに沿って移動する際には、ホイール28はチャンバー1をローディングポジションに向けて回動させる。

    【0027】カム10の回動の際、ホイール28は溝2
    0の4つのセクションの全てに沿って移動し、約30゜の角度範囲でチャンバー1の正逆回動を生じさせる。 換言すると、カム10が一回転すると、チャンバー1は発射ポジション(又はローディングポジション)からローディングポジション(又は発射ポジション)へと移動し、発射ポジション(又はローディングポジション)に戻る。

    【0028】チャンバー1を備えた装填装置は、弾丸を収容する供給装置Aと、弾丸をチャンバー1に挿入する挿入装置Iとを備えている。 以下これらの装置について説明する。

    【0029】図3に示すように、供給装置Aは、銃の摺動部分MOに固定されており、銃身2から幅方向に位置をずらせて装着されたプレート30に結合されている。
    プレート30は、銃のトラニオン軸X−Xとチャンバー1との間に位置しており、銃のトラニオン軸X−X及びチャンバーの回動軸Y−Yにより画定される面に実質上平行に延びる面H内に延びている。

    【0030】プレート30は開き角が約90゜の扇型のスラストプレート31を備えている。 スラストプレート31は、一端縁10をトラニオン軸X−Xに平行にし、
    他端縁を銃身2の軸に平行にしており、他のスラストプレートと隣り合って設けられている。 円弧状をなすスラストプレートの周縁部にはリム35が設けられている。

    【0031】図5に示すように、送り装置Aは、スリーブ5回りに回転するように取付けられた円筒状ボディ4
    1を有するフィードスター40と協働する。 スター40
    は、銃の反動受部MRの一部を形成し、その周縁部にスター40の軸線と平行に延びる半開放形のハウジング4
    2が複数連続的に設けられている。

    【0032】フィードスター40は、送り装置Aの置かれた面に全体が配置された直径方向に対向する2つの入口開孔46、及び頂上部に出口開孔47を備えている。
    開孔46、47は、それら開孔に弾丸を通過させ得る寸法に形成されている。 ケーシング45の底部は、後述する、弾丸が貯溜され得るマガジン50を形成している。
    フィードスター40は、モータ及びギヤボックスユニットMにより制御される駆動装置(図示しない)により回転される。

    【0033】送り装置Aは、装弾ステーション54を有し、該ステーションで各弾丸が半自動的もしくは自動的に運ばれる。 図4に示すように、装弾ステーション54
    は、銃の銃身支持部の軸X−Xの両側に全体が配置されているプレート30のスラストプレート31の部分と同じ高さに設けられている。 換言すると、各弾丸は、装弾ステーション54に到着し、銃の銃身支持部の軸X−X
    と実質一直線上に配置される。 装弾ステーション54からの弾丸をフィードスター40に運ぶために移送装置5
    5が備えられ、該装置はチェーンと駆動フィンガを有し、該フィンガにより、弾丸が約90°の角度回転させられスター40の軸に平行に運ばれ、ケーシング45内の開孔46を通ってスター40のハウジング42に挿入される。

    【0034】移送装置55は、2つのスプロケット5
    7、58に巻装されたチェーン56を有し、チェーン5
    6は該チェーンに固定され且つ該チェーンの移動面に垂直に延びる駆動フィンガ60を有する。 詳細には、図5
    に示すように、2つのスプロケット57、58は、プレート30のスラストプレート31に平行に且つその上に延びる支持プレート59により保持された2つの軸57
    a,58aの回りに回転可能に支持されている。 2つのスプロケット57、58は、支持プレート59の真下に1個の弾丸の幅より大きな距離をスラストプレート31
    から離して設けられている。 チェーン56はプレート3
    1、59に平行に延び、駆動フィンガー60は、チェーン56とスラストプレート31間により画定されたスペースEに突出している。 チェーン56を駆動するための駆動装置について以下に述べる。

    【0035】本実施例では、類似した2つの送り装置A、A1が銃身2の両側に対向して配置され、装置A、
    A1(図4及び図5)の双方からフィードスター40が等しく弾丸を受け止める。 フィドースター40は、モータ及びギヤボックスユニットMにより回転され、移送装置55及びカム10と同期するように制御される。

    【0036】弾丸を薬室1に挿入するための挿入装置I
    は、銃の反動受部MRに固定され、該装置全体が銃身2
    の上方、且つ銃身2の軸線に垂直な面Vに配置されている(図1)。 挿入装置Iは、弾丸をフィードスター40
    から取出すための弾丸取上げ装置64と、該装置の正面を通って薬室1に弾丸を装填するための装弾装置とを備えている。

    【0037】図2に示すように、弾丸取上げ装置64
    は、垂直面の一端近く、実質水平のピン67の回りに枢着された第1レバー66を備えている。 ピン67は、銃の反動受部MRの一部を形成する垂直サポート68に固定されている。 その枢着されたピン67に近い端部にて、回転レバー66は、サポート68に固定された2つのペグ69a間で摺動可能に装着された第2レバー69
    の端部66aにてヒンジ結合されている。 摺動レバー6
    9は、回転レバー66と同一面に設けられており、それら2つのレバーは互いに90°の角度をなしている。 回転レバー66は、実質的に垂直であり、フィードスター40の僅かに正面に配置されている。

    【0038】2つのレバー66、69の手段により弾丸を取出す弾丸取上げ装置64は、ケーシング45の出口開孔47に面するスター40の頂部に位置する弾丸を薬室1の方へ運ぶように形成されている。 該装置は、弾丸が装弾位置にあると、薬室の軸線と一直線上の位置に弾丸を運ぶために該弾丸を略30°旋回させる。 弾丸のそのような旋回を可能にするために、案内ランプ(傾斜面)70がサポート68に固定されており、弾丸が旋回する際に弾丸端部が該ランプに支持される。 案内ランプ70は、薬室1が装弾位置のとき、即ち銃身2に対し略30°傾けられた位置のとき薬室1の軸線に平行に延びている。

    【0039】弾丸取上げ装置64は、摺動レバー69の自由端に位置する水平駆動ロッド72と、該レバー69
    に平行に装着されたスプリング73とを有する装置71
    の制御下にある。 レバー69は、その一端がサポート6
    8に固定された当接部75に支持され、その他端がレバー69に固定された半径方向のショルダー76に支持されている。 固定側の当接部75は、ショルダー76と前記した2つのレバー間のヒンジ66aとの間に、その全体が配置されている。 このように、駆動ロッド72が、
    摺動レバー69をスプリング73に押し付け、レバー6
    9は、2つの案内ペグ69aにより案内されつつ移動する。 摺動レバー69の移動により、レバー66が内側へ案内ランプ70の方へ旋回する。

    【0040】図2及び図5に示すように、本実施例では、駆動ロッド72はチェーン装置80により作動させられる。 詳細には、駆動ロッド72の2つの端部は、2
    つの各チェーン81に固定されている。 チェーン81
    は、フィードスター40の収容されているケーシング4
    5の出口開口47の対向する側面上の平行な2つの垂直面に配置されている。

    【0041】銃身2上に配置され薬室1に弾丸を挿入する挿入装置Iは、銃身2の対向する側面に各々配置された2つの送り装置A,A1に共通に設けられている。

    【0042】図2に示すように、チェーン81は各々、
    2つのスプロケット82、83、及び駆動スプロケット84に巻掛されている。 スプロケット82は、スプロケット83よりも上方に配置され、フィードスター40から弾丸を取出すための装置64の摺動レバー69の高さに全体が配置されている。 スプロケット83は、薬室1
    の入口の高さに全体が配置され、2つのスプロケット8
    2、83間により画定されるチェーン81の長さb1
    は、前記薬室が装弾位置にあるとき薬室1の軸線に平行である。 換言すると、長さb1は、銃身2に対し30°
    傾斜している。 各チェーン81のための駆動スプロケット84は、スプロケット83の近くに配置されている。
    一組の中間ギヤホイール84aにより、モータ及びギヤボックスユニットMの出力軸と回転するように結合されている。

    【0043】図4に示すように、各スプロケット82のための水平駆動軸は、固定された垂直サポート87に取付けられた軸受86により軸支され、該軸は90°変向装置88の傘歯車88aに結合され、対をなす他の傘歯車88bが垂直方向の伸縮自在の定速ジョイント90一端に結合されている。 定速ジョイント90の他端は、前記協働する送り装置の移送装置55のスプロケットホイール58を回転させる駆動軸58aと共に回転させられる。 2つの送り装置A、A1の各々と協働する2つの定速ジョイント90により、銃の反動受け動作の間、挿入装置Iにより維持される駆動的接続が可能とされる。 このように、駆動装置A、挿入装置I、カム10、及びスター40は全て、単一の駆動ユニットMにより同期して駆動され得る。

    【0044】弾丸を薬室1に装填する装置は、装弾装置の作用についての以下の記述から明らかなように、有利には案内ランプ70及び駆動ロッド72により構成される。 装弾装置は、薬室1内に在るカートリッジケースを排出するために、例えば圧搾空気式のイジェクター装置95を更に備えている。 図9及び図10に示すように、
    イジェクター装置95は、一端が開放し他端が端壁96
    aにより閉じられたシリンダー96と、該シリンダー内側で摺動可能に装着されたピストン98と、端壁96a
    に開放しているホース101を通ってシリンダー96に連通している圧力流体(例えば、空気)の固定供給源1
    00と、固定排出シュート102とを備えている。 前記開放した端部の方へ、シリンダー96はピストン98のストロークを制限する内部ショルダー103を有し、前記ピストンはショルダー103を支持するように圧力流体により連続的に圧力を受けている。

    【0045】シリンダー96は、水平軸105の回りに垂直面にて回転可能に取付けられている。 詳細には、シリンダー96は薬室1に平行に取付けられており、該シリンダーの旋回動作は薬室1の旋回動作と同期している。 このようにして、薬室1が発射位置にあるとき、シリンダー96は、薬室1とは一直線上にあり、すなわち、その開放した正面は薬室1の後端部に面している。

    【0046】シリンダー96に隣接したその端部近くに、シュート102は、外方へ薬室1の方に向かって半径方向に延びる当接部106を備えている。 当接部10
    6は、前記シリンダーが前記カートリッジをシュート1
    02に搬送するために回転する際、すなわち薬室1が発射位置に戻る動作をなす際にシリンダー96内のカートリッジケースを保持する機能をなす。 当接部106は、
    シリンダー96が薬室1と一直線上に位置する際に障害とならないように設けられている。

    【0047】図5に示すように、フィードスター40の下、ケーシング45の底部に形成されたマガジン50はU字形断面を有し、該U字形断面の2つの分岐部はマガジン50の2つの部分50a、50bに対応している。
    部分50aは、フィードスター40が時計方向に回転する際に、送り装置Aから弾丸を受取ることができ、部分50bは、フィードスター40が反時計方向に回転する際に、送り装置A1から弾丸を受取ることができる。 スプリング112に結合された2つの回転レバー110、
    111はマガジン50の内側に突出している。 該2つのレバー110、111は、以下に述べるように2つのマガジシン50a、50bと各々協働する機能を有する。

    【0048】装填されるべき弾丸200は、図1に図式的に示すように、送り装置A1から薬室1に至る通路に沿って移動する。

    【0049】弾丸200は送り装置A1の装弾ステーション54において受取られ、このとき、該弾丸は銃のトラニオン(銃身支持部)の軸と一直線上(位置P1)にある。 移送装置55(図5)は、弾丸200を約90°
    回転させ、フィードスター40に弾丸を装填する(位置P2、該移動を示す中間位置P12)。 時計方向の4分の1回転により、フィードスター40は弾丸200を該スターの頂上部に運ぶ(位置P3、該移動を示す中間位置P23)。

    【0050】その後、取出し装置64(図2)が、弾丸200を持ち上げ薬室1の軸線と一直線上の位置に該弾丸を移動するように約30°回転することにより該弾丸をフィードスター40から取り出し、そして薬室1は装弾位置とされる(位置P4、該移動の中間位置P3
    4)。 装弾装置72は、弾丸200を薬室1に押し込める(位置P3)ことにより装填する。 そして、薬室1
    は、銃身2と一直線上(位置P6)になるように発射位置の方へ向かって回転する。

    【0051】新しい弾丸を装填する際は、薬室1に在る弾丸200のカートリッジ200aが前記イジェクター装置のシリンダーに押し込められ(位置P7)、該新しい弾丸が薬室1に挿入される。 薬室1がその発射位置に戻るとき、カートリッジケース22aは、前記排出シュートの軸線と一直線上に位置するように旋回する(位置P8、該移動の中間位置P78)。 最終的に、カートリッジケース200aは前記排出シュートに排出される(位置P9)。

    【0052】弾丸200の装填技術は、特に、図1、図6から図10に詳細に示されている。 弾丸がスター40
    の頂上部(位置P3)に在り、弾丸がスター40に嵌入され(位置P23)、且つ新しい弾丸が送り装置A、A
    1の装弾ステーション54に在る(位置P2)ものと最初に仮定する。 このような状況において、薬室1は開放され若しくは装弾位置にあり、すなわち薬室1の回転を制御するカム10のホイール28が溝20の部分20a
    に対する入口に在る。

    【0053】送り装置Aの装弾ステーション54の新しい弾丸をフィードスター40の方(位置P1からP2)
    へ回転するための移送装置55の駆動フィンガー60
    は、スプロケット57に隣接し、且つ該弾丸の付近に位置している。

    【0054】フィードスター40の頂上部(位置P3)
    に配置されている弾丸取上げ装置64は、前記垂直位置にある軸回転レバーを有し、該弾丸の正面端部に隣接して設けられている(図6)。 弾丸取上げ装置64を制御する駆動ロッド72は、スプロケット82の付近に設けられ、すなわち、前記回転レバー66の回転を制御する摺動レバー69の自由端と接触するように形成されている(図6)。

    【0055】イジェクター装置95のシリンダー96
    は、薬室1と一直線上にあり、圧力流体による駆動下のピストン98は、シリンダー96に対する入口に位置するショルダー103を押圧している。

    【0056】モーターユニットMは駆動され、カム10
    の回転サイクルは後述する4つの段階を備え、該4つの段階は、カム10の溝20内における各部分20aから20dに沿って走行するホイール28に各々対応している。 溝20の部分20aに沿って走行するホイール28
    に対応する第1段階において、部分20aがカム10の回転軸を中心として回転すると、薬室1は開放状態で固定される。

    【0057】送り装置Aにおいて、チェーン56により駆動されるフィンガー60は新しい弾丸200を押圧し、該弾丸をフィードスター40の方へ回転させ(図4
    及び図5)、該弾丸の後端部はプレート30の円弧状案内リム35に押付けられている。 挿入装置Iにおいて、制御装置80の2つのスプロケット82回りに移動するチェーン81により駆動されるロッド72は、スター40の頂上部に位置する弾丸を取込む装置64の摺動レバー69の自由端と接触する(図6)。

    【0058】駆動ロッド72は、摺動レバー69をスプリング73により付勢される復元力に対し押し付けており、これにより、レバー66を該レバーの軸67回りに回転させる。 弾丸200の正面を保持するレバー66
    は、該弾丸を薬室1の方へ押圧する。 弾丸200の後端部が案内ランプ70に保持されると直ぐ、弾丸200は垂直面において旋回を開始され、レバー66の自由端が次第に弾丸200の真下に保持され該弾丸を持上げ、該弾丸はその持上げ方向に約30°回転され、案内ランプ70に保持される一つの中間的な位置まで取り上げられる。

    【0059】その中間的な位置において、図7に示すように、弾丸200は薬室1の軸線と一直線上に在る。 該位置に到達すると、駆動ロッド72は、スプロケット8
    2の回りを通過し、すなわち、駆動ロッド72がチェーン81の長さb1部分の端に位置し、スプロケット83
    の方へ長さb1方向に沿って移動する。 換言すると、ロッド72は、弾丸200の正面部分を保持し薬室1に該弾丸を押圧する(図7及び図8)。 薬室1にカートリッジケース200aが在ると、弾丸200はイジェクター装置95のシリンダー96へケース200aを押し出す。 前記弾丸はシリンダー96に嵌入されると、ピストン98を端壁96aの方へ押し戻す。

    【0060】前記ホイールが溝20の部分20bに沿って走行する第2段階において、薬室1は、その閉じられた又は発射する位置をなすように回転する。 該回転動作の間に、イジェクダー装置95のシリンダー96が同じ回転動作をなし、その正面端部が排出シュート102に固定された当接部106に押し付けられることにより、
    前記カートリッジケースがシリンダー96内側に保持される。 第2段階において、何等の作用なく、駆動フィンガー60がスプロケット58からスプロケット57まで移動し、駆動フィンガー72がスプロケット83からスプロケット82まで移動する。

    【0061】前記ホイールが溝20の部分20cに沿って走行する第3段階において、部分20cがカム10の回転軸を中心として回転すると、薬室1は前記閉じられた位置に維持される。 該段階において弾丸200が発射され、従来形式の衝撃(発射)装置により該段階が開始される。 薬室1が閉じられた位置に在るとき、シリンダー96は、排出シュート102と一直線上に在り、これにより、シリンダー98に収められているカートリッジケース200aを、ピストン98の力を解放することによりシュート102に自動的に排出させる。 第3段階の際、新しい弾丸が送り装置Aの装弾ステーション54に配置され得る。

    【0062】銃の反動受部MRの作動中に弾丸が発射されると、スター40は送り装置Aに対し作動するが、該作動により送り又は装弾は妨害されない。 これは、伸縮自在(望遠鏡式)の定速ジョイント90が、モーターユニットMにより同期して制御される、送り装置A及び挿入装置I間の伝動を妨害することなく前記動作を補償するからである。

    【0063】ホイール28が溝20の部分20dに沿って走行する第4の且つ最後の段階において、薬室1は、
    装弾位置へ戻るように回転し、イジェクター装置95のシリンダー96が該薬室の回転動作と同期して回転し、
    該薬室の軸線と一直線上に戻る。 第4段階の終りにて、
    前記装弾装置は前述の最初の状態に戻り、送り装置Aの装弾ステーション54に最初に在った弾丸はサイクルの最後の段階でフィードスター40に嵌入され、スター4
    0に以前に嵌入されていた弾丸がスター40の頂上部に位置する。 次に新しいサイクルが開始され得るが、弾丸を装弾ステーションからスター頂上部に運ぶには2つのサイクルが必要であり、弾丸は3番目のサイクルの終りのみにおいて発射されることは明らかである。

    【0064】前記装弾装置の作動は、送り装置Aに関連して既に説明した。 弾丸が送り装置A1から装填される場合、フィードスター40の回転方向は逆向きにしなければならないが、装填は同様に行なわれる。

    【0065】図5に示すように、フィードスター40の真下に配置されたマガジン50は、他形式の弾丸装填の必要がある場合に主に使用され、この場合、前の弾丸は依然フィードスター40に残されている。 それら前の弾丸を処理するにはスター40を、例えば矢印F2で示される方向へ回転すればよく、フィードスター40に嵌入されている弾丸(多くとも2つの弾丸が位置P23及びP3に占められている)が、マガジン50の部分50a
    の方へ向けられる。 該弾丸の最初のものによりアーム1
    10が押付けられ該アームが矢印F2の方向へ回転し、
    アーム110と共に回転するように形成されたアーム1
    11により、前記マガジンの部分50bに先に含まれ得る幾つかの弾丸が押し戻される。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の装弾装置により1つの弾丸が搬送される通路を示す斜視図である。

    【図2】銃身の軸線を含む垂直面を部分的に破断して示す断面図である。

    【図3】a、bは薬室を往復旋回させる制御装置の概略的な断面図、cは該装置のカムの平面図である。

    【図4】本発明の装弾装置の概略的な平面図である。

    【図5】図4の線IV−IVに沿う断面図である。

    【図6】薬室に弾丸を装填するときの断面図である。

    【図7】薬室に弾丸を装填するときの断面図である。

    【図8】薬室に弾丸を装填するときの断面図である。

    【図9】ケース排出装置の作動方法の概略的な説明図である。

    【図10】ケース排出装置の作動方法の概略的な説明図である。

    【符号の説明】 MR 反動受部 1 薬室 2 銃身 10 カム 20 溝 A 送り装置 A1 送り装置 40 フィードスター 45 ケーシング 50 マガジン 55 移送装置 57 スプロケット 58 スプロケット 60 駆動フィンガ 64 弾丸取上げ装置 66 回転レバー 69 回転レバー 80 チェーン装置 82 スプロケット 83 スプロケット 90 定速ジョイント 95 イジェクター装置 96 シリンダー 102 排出シュート 110 回転レバー 111 回転レバー 200 弾丸

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