Gun barrel shroud apparatus

申请号 JP50170098 申请日 1997-06-10 公开(公告)号 JP2000512727A 公开(公告)日 2000-09-26
申请人 マクダネル ダグラス ヘリコプター カンパニー; 发明人 ネイサン ジー アダムス; カール ヴィー ガイラー;
摘要 (57)【要約】 銃砲身を直接冷却することなしに、銃砲身の赤外線サインを著しく減少させることができる銃砲身シュラウド装置である。 銃砲身の周囲にはシュラウドが配置されているが、このシュラウドは銃砲身とは 接触 していない。 シュラウド自体を冷却すべくシュラウドを通して空気を循環させるが、非常に高温の銃砲身はシュラウドから空気が流出するときにも空気によってわずかしか冷却されない。 シュラウドは銃砲身とは接触していないため、シュラウドは軽量で単純なデザインで製造することができる。 発砲の際の銃砲身の後座動作はシュラウドによって補償する必要がない。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 赤外線探知機により探知から熱い銃砲身を防護するための銃砲身シュラウド 装置であって、同銃砲身シュラウド装置は、 銃砲身の周囲に取付けられるように適合された第1のシュラウド壁を備え、 銃砲身の外面と第1のシュラウド壁との間には第1の空気チャンバが形成され ており、 第1のシュラウド壁の周囲に取付けられるように適合された第2のシュラウ ド壁を備え、第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間には第2の空気 チャンバが形成されており、 第1の空気チャンバと第2の空気チャンバとの間に空気を循環させるための ファンが設けられていることを特徴とする銃砲身シュラウド装置。 2. 第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間には複数のフィンが設けら れていることを特徴とする請求の範囲1に記載の銃砲身シュラウド装置。 3. 第1のシュラウド壁の外面には複数のフィンが突出しており、 複数のフィンのそれぞれは銃砲身と概略平行な方向に向けられている、 ことを特徴とする請求の範囲2に記載の銃砲身シュラウド装置。 4. 第1のシュラウド壁は略円筒形状であって、 第2のシュラウド壁は略円筒形状である、 ことを特徴とする請求の範囲1に記載の銃砲身シュラウド装置。 5. 第1のシュラウド壁は略円錐形状であって、 第2のシュラウド壁は略円錐形状である、 ことを特徴とする請求の範囲1に記載の銃砲身シュラウド装置。 6. 第1のシュラウド壁は、第1のシュラウド壁の基端部分と第1のシュラウド 壁の先端部分とを備えており、 第1のシュラウド壁の基端部分付近における同第1のシュラウド壁の直径は 、第1のシュラウド壁の先端部分付近における同第1のシュラウド壁の直径よ りも大きくなっている、 ことを特徴とする請求項5に記載の銃砲身シュラウド装置。 7. 第2のシュラウド壁は、第2のシュラウド壁の基端部分と第2のシュラウド 壁の先端部分とを備えており、 第2のシュラウド壁の基端部分付近における同第2のシュラウド壁の直径は 、第2のシュラウド壁の先端部分付近における同第2のシュラウド壁の直径よ りも大きくなっている、 ことを特徴とする請求項5に記載の銃砲身シュラウド装置。 8. 第1のシュラウド壁は、第1の空気チャンバと第2の空気チャンバとの間に 空気を流通させることができる複数の開口孔を備えていることを特徴とする請 求の範囲1に記載の銃砲身シュラウド装置。 9. 複数の開口孔を通して第2の空気チャンバから第1の空気チャンバへと空気 が循環することを特徴とする請求の範囲8に記載の銃砲身シュラウド装置。 10. 銃砲身は、銃砲身の基端部分と銃砲身の先端部分とを備えており、 銃砲身の基端部分のまわりと銃砲身の先端部分のまわりとの双方に空気が循 環する、 ことを特徴とする請求の範囲9に記載の銃砲身シュラウド装置。 11. 銃砲身の基端部分及び銃砲身の先端部分の双方の付近から第1の空気チャン バの空気が排出されることを特徴とする請求の範囲10に記載の銃砲身シュラ ウド装置。 12. 銃砲身は軽量な銃砲身であって、航空機及び地上車両のうちのひとつで用い られることを特徴とする請求の範囲11に記載の銃砲身シュラウド装置。 13. 航空機はヘリコプターであることを特徴とする請求の範囲12に記載の銃砲 身シュラウド装置。 14. ヘリコプターの水平飛行速度が概略ゼロであるときに、第1の空気チャンバ から排出される空気の略半分が銃砲身の基端部分付近から排出されるとともに 、第1の空気チャンバから排出される空気の略半分が銃砲身の先端部分付近か ら排出されることを特徴とする請求の範囲13に記載の銃砲身シュラウド装置 。 15. 第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁とのいずれもが銃砲身と接触して いないことを特徴とする請求の範囲3に記載の銃砲身シュラウド装置。 16. 赤外線探知機から熱い銃砲身を探知されることを防護するための銃砲身シュ ラウド装置であって、銃砲身は銃砲身の基端部分と銃砲身の先端部分とを備え ており、銃砲身シュラウド装置は、 銃砲身の基端部分の周囲に取付けられるように適合されたプレナムを備え、 同プレナムは銃砲身の基端部分を取囲むとともに周辺大気圧よりも高い空気圧 を有しており、 プレナムと結合すべく適合され銃砲身の基端部分と銃砲身の先端部分との間 において銃砲身の周囲に配置された第1のシュラウド壁を備え、同第1のシュ ラウド壁は銃砲身と第1のシュラウド壁との間に第1の空気チャンバを形成し ており、 第1のシュラウド壁の周囲に同軸的に取付けられるように適合され銃砲身の 基端部分と銃砲身の先端部分との間において銃砲身の周囲に配置された第2の シュラウド壁を備え、 プレナム内からの空気が第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間を 通り、第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁とを冷却し、それにより、第 2のシュラウド壁の赤外線サインを減少させることを特徴とする銃砲身シュラ ウド装置。 17. 第1のシュラウド壁は銃砲身と接触していないことを特徴とする請求の範囲 16に記載の銃砲身シュラウド装置。 18. 第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間には第2の空気チャンバが 形成され、 プレナムから第2の空気チャンバへ及び第2の空気チャンバから第1の空気 チャンバへと、空気が循環する、 ことを特徴とする請求の範囲17に記載の銃砲身シュラウド装置。 19. プレナム内に空気圧力を発生させるためのファンをさらに備えていることを 特徴とする請求の範囲18に記載の銃砲身シュラウド装置。 20. 銃砲身シュラウド装置であって、 基端部分、先端部分、銃砲身内面、及び銃砲身外面を有する銃砲身と、 銃砲身の周囲に同軸的に配置された第1のシュラウド壁を備え、 銃砲身の外面と第1のシュラウド壁との間に配置された第1の空気チャンバを備え、 第1のシュラウド壁の周囲に同軸的に配置された第2のシュラウド壁を備え、 第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間に配置された第2の空気チャンバを備え、 第1の空気チャンバと第2の空気チャンバとの間に空気を循環させるべく適合されたファンを備え、それにより第2のシュラウド壁を冷却し、第2のシュラウド壁の赤外線サインを低減する、 ことを特徴とする銃砲身シュラウド装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 銃砲身シュラウド装置 発明の属する技術分野本発明は、一般的に銃砲身の冷却装置に関し、特に、熱い銃砲身を赤外線探知機から隠すための空冷式のシュラウド装置に関する。 発明の背景技術 銃砲身を発砲したときには、弾丸を加速するのに用いられる推進、及び、弾丸と銃砲身の内面との間の摩擦によって熱が発生する。 熱くなった銃砲身は赤外線を放射し、この赤外線のため赤外線探知機によって銃砲身の位置が探知される。 例えば、敏速な発砲マシンガンは戦闘において攻撃に有利ではあるが、この銃砲身の赤外線サインを実質的に減衰させない限り、敏速な発砲マシンガンは敵側の赤外線探知機の容易なターゲットになってしまう。 熱い銃砲身は赤外線探知機で検知することができるため、従来技術では銃砲身を効率的に冷却する装置を開発する努力をしてきた。 多くの複雑な従来技術によって熱い銃砲身を効率的に冷却しようという試みがなされてきた。 米国特許第2,126,792号で、MacGregorは、圧縮ガスの膨張を活用して、銃砲身から熱伝達を達成するような銃砲身の冷却装置を開示している。 この装置では、内側シリンダ、中間シリンダ、及び外側シリンダが必要であり、さらに、空気膨張チャンバと二酸化炭素のような圧縮ガスとが必要である。 Bolらに与えられた来国特許第4,982,648号では、戦車の銃砲身を冷却するための装置を開示している。 銃砲身自体の外面内側に冷却チャネルを形成して、銃砲身を冷却すべくかかるチャネル内に空気を循環させる。 冷却チャネルは戦闘中における銃砲身の赤外線サインを低減し、さらに、太陽の放射にもとづく変形や過熱からも銃砲身を保護する。 この冷却装置は2,126,792号特許のものほど複雑なデザインではないけれども、この冷却装置は銃砲身にチャネルを内蔵するため、戦車の銃砲身のような分厚い銃砲身を要求する。 この銃砲身の重量は航空機で効率的に使用するには妨げとなるだろう。 しかも、この冷却装置のデザインでは、銃砲身の赤外線サインを実質的に低減するには多量の空気をチャネルに流すことを必要としている。 他の冷却装置も特に航空機用については提案されてきているが、これらの冷却装置は上記特許と同様であり、というのは、それらは銃砲身自体を冷却することに着目し、それによって銃砲身の寿命を伸し、バーストあたりより多くの発砲を容易にする。 例えば、T. De Portらへの米国特許第2,273,839号は航空機で用いる空冷式の銃砲身を開示している。 航空機が前方へ飛行するとき銃砲身の周囲に空気が流れて銃砲身を冷却する。 他の特許、Berlinへの米国特許第2,221,905号も同様な装置を開示している。 いずれの銃砲身冷却装置でも銃砲身の冷却を容易にするために航空機が前方へ飛行していることを必要としている。 従来技術に対する要望は、単純な構造の装置であって、たとえ航空機が前方へ飛行していないときであっても、航空機に搭載された銃砲身の赤外線サインを効率的に低減することができるようなものである。 そのような装置は特にヘリコプターで用いるのに融通がきくであろう。 発明の概要本発明による銃砲身シュラウド装置は、銃砲身を直接冷却することなしに、銃砲身の赤外線サインを著しく低減することができる。 シュラウドは銃砲身の周囲に配するがシュラウドは銃砲身とは接触させないのが好ましい。 シュラウド自体を冷却すべく、シュラウドに空気を循環させるが、シュラウドから空気が排出されるとき、非常に熱い銃砲身は空気によってほとんど冷却されない。 シュラウドは銃砲身と接触していないため、シュラウドは軽量で単純なデザインで製造することができ、発砲の際の銃砲身の後座動作はシュラウドによって補償する必要がない。 銃砲身シュラウド装置は、銃砲身の周囲に取付けるべく適合された第1のシュラウド壁と、第1のシュラウド壁の周囲に取付けるべく適合された第2のシュラウド壁とを備えている。 銃砲身の外面と第1のシュラウド壁との間には第1の空気チャンバが形成されており、第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間には第2の空気チャンバが形成される。 第1の空気チャンバと第2の空気チャンバとの間に空気を循環させるべくファンが用いられ、特に、第2の空気チャンバから第1の空気チャンバへと空気が送られる。 本発明の目的は、銃砲身ではなくてシュラウド装置自体を冷却することにあり、空気は第1の空気チャンバに流入するのに先立って第2の空気チャンバを循環する。 従って、銃砲身シュラウド装置の主たる目的は第1のシュラウド壁を冷却することであり、この第1のシュラウド壁は銃砲身ほどには熱くならない。 従って、少ない空気の流れにかかわらず、第1のシュラウド壁の温度は銃砲身よりもはるかに低温となる。 本発明の他の特徴によれば、第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間には複数のフィンが配置され、その周囲を空気が流れることでフィンから熱を消散させる。 フィンは第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との両方に取付けるのが好ましい。 第1のシュラウド壁には複数の開口孔が設けられており、第2 の空気チャンバから第1の空気チャンバへと空気が流入できるようになっている。 ファンは、銃砲身シュラウド装置の基端部分から銃砲身シュラウド装置の先端部分へと空気を循環させる。 第1のシュラウド壁の複数の開口孔を空気が通り抜けた後、空気のいくらかは熱い銃砲身に接触し、銃砲身シュラウド装置の基端部分と銃砲身シュラウド装置の先端部分との両方に向けて流れる。 その後、空気は銃砲身シュラウド装置の両端部から排出される。 本発明による銃砲身シュラウド装置は軽量であって、比較的簡単に既存の銃砲身に組付けることができる。 銃砲身シュラウド装置は既存の銃砲身に直接には接触していないので、銃砲身シュラウド装置は銃砲身の発砲に起因する後座に耐えるように設計する必要はない。 加えて、銃砲身と第1のシュラウド壁との間の第1の空気チャンバは第1のシュラウド壁及び第2のシュラウド壁と銃砲身との間の絶縁を提供する。 第1のシュラウド壁と第2のシュラウド壁との間に空気を循環させるべくファンを用いているので、銃砲身を用いている航空機が平速度をもって飛行していないときでさえも、銃砲身の赤外線サインを効果的に低減することが可能である。 例えばヘリコプターにおけるホバリングモード中には、銃砲身シュラウド装置は特に利益をもたらす。 本発明の銃砲身シュラウド装置は、例えばブラッドリー戦闘機に用いるような小さなキャリバー銃にも採用することができる。 本発明とその更なる特徴と利点とは、添付図面を参照しつつ以下の説明を読むことによって最も良く理解することができるだろう。 図面の簡単な説明図1は、本発明の好ましい実施形態による銃砲身シュラウド装置の分解図である。 図2は、本発明の好ましい実施形態による銃砲身シュラウド装置の底面図である。 図3は、本発明の銃砲身シュラウド装置における空気流れを示した模式的な横断面図である。 図4は、本発明の好ましい実施形態による銃砲身シュラウド装置の前面図である。 図5は、本発明の好ましい実施形態による銃砲身シュラウド装置の後面図である。 発明の詳細な説明図1において、銃砲身シュラウド装置11は一部分解された状態にて示されている。 銃砲身シュラウド装置11は第1のシュラウド壁13を備えており、同シュラウド壁は内側プレナム壁15に結合されている。 第1のシュラウド壁13は好ましくは円錐形状であって、内側プレナム壁15は好ましくは矩形形状である。 第1のシュラウド壁13は複数のフィン17を備えるとともに、さらに、開口孔18、19、及び20を備えている。 第2のシュラウド壁21には複数のフィン17と外側プレナム壁23との両方が結合されている。 第1のシュラウド壁1 3及び内側プレナム壁15と同様に、第2のシュラウド壁21は円錐形状であるのが好ましく、外側プレナム壁23は筒形状であるのが好ましい。 この好ましい実施形態では、ワイヤ受座組立体25(wire strike assembly) が第1のシュラウド壁13と第2のシュラウド壁21との間に適合する。 ワイヤ受座組立体25は、テーパーチップ29の内面に当接するための環状部分27を備えるとともに、さらに2個の固定ブラケット30を備えている。 支持ブラケット33と取付ボルト31とによって航空機(図示せず)に内側プレナム壁15と第1のシュラウド壁13とを固定する。 ワイヤ受座組立体25の2個の固定ブラケット30は支持ブラケット33に固定される。 この好ましい実施形態では、銃砲身シュラウド装置11は航空機に取付けられた熱い銃砲身の一因である赤外線放射を相当に減少させる。 銃砲身は例えば機関銃と関連させて用いてもよい。 図1に示したハードウェアは好ましくは軽量で単純なデザインである。 このハードウェアを既存の銃砲身の周囲に据付けるようにして、それによってその銃砲身が赤外線探知機で検知されないように防護することができる。 この好ましい実施形態では、図1に示したハードウェアを、在来型のワイヤ受座組立体が固定されていたのと同一の箇所において、既存のヘリコプターの砲塔に取付けることができる。 従って、在来型のワイヤ受座組立体を取外して、ワイヤ受座組立体の代わりに銃砲身シュラウド装置11を据付けてもよい。 この好ましい実施形態の銃砲身シュラウド装置11は、ワイヤ受座組立体25 を含んでいる。 このワイヤ受座組立体25は、ワイヤと他の部品とを半径方向に固定ブラケット30に固定されていることのあるカッター組立体(図示せず)に向けて転向させる機能を有する。 第1のシュラウド壁13と第2のシュラウド壁21とは円錐形状に形成されており、ワイヤ受座組立体25の据付を容易にする。 しかしながら、他の実施形態では、第1のシュラウド壁13と第2のシュラウド壁21とを、例えば筒形状または矩形形状とし、一致した或いは相違する断面寸法としてもよい。 例えば、第2のシュラウド壁21の直径は、図1に示す部分28の直径と等しく均一にしてもよいし、または、外側プレナム壁23の直径と均一としてもよい。 さらに、内側プレナム壁15はこの好ましい実施形態においては機関銃のハードウェアを収容するのに好ましいように矩形に形成されているが、この内側プレナム壁15の大きさ及び形態は好みに応じて変更してもよい。 第2のシュラウド壁21と外側プレナム壁23とが、第1のシュラウド壁13 と内側プレナム壁15に被着されたとき、両者の間には第2の空気チャンバが形成される。 銃砲身シュラウド装置11が銃砲身にかぶせられたとき、第1のシュラウド壁13及び内側プレナム壁15と、銃砲身自体との間には、第1の空気チャンバが形成される。 図2は、銃砲身に銃砲身シュラウド装置11を組立てたようすを示す底面図である。 銃砲身シュラウド装置11から突出しているのは、銃砲身のフラッシュサプレッサないし銃砲口39だけである。 ファン41は自在空気ダクト43を通して外側プレナム壁23のホースクランプ24に空気を循環させる。 図3の模式的なダイアグラムでは、ファン41から第2及び第1の空気チャンバへの空気の循環を示している。 ファン41からの空気は矢印A1(図3)の方向に侵入し第2の空気チャンバへ入る。 自在空気ダクト43から矢印A1の方向に流入したあと、空気は矢印A2の方向に第2の空気チャンバ51へ入る。 第2 の空気チャンバ51の近位端部分から銃砲身のフラッシュサプレッサ39に近接した第2の空気チャンバ51の遠位端部分へ向けて空気は循環する。 矢印A2の方向に向けてフラッシュサプレッサ39に向けて流れる空気は、第1の開口孔18、第2の開口孔19、及び第3の開口孔20から、それぞれ矢印A3、A4、及びA5で示したように排出される。 第1の開口孔18、第2の開口孔19、及び第3の開口孔20の大きさは、例えば第2のシュラウド壁21の冷却が最大になるように空気が流れるべく予め設計されている。 この好ましい実施形態では、ヘリコプターがホバリングモードにあるときには、第2の空気チャンバ51から矢印A6の方向に向けてフラッシュサプレッサ3 9の周囲から排出される空気の割合と、矢印A7の方向に空気排出通路45を通って排出される空気の割合とが概略等しくなっている。 第1のシュラウド壁13と第2のシュラウド壁21とは共に銃砲身とは接触していないことから、銃砲身は銃砲身シュラウド装置11からほとんど影響を受けることなく後座することができる。 矢印A6の方向へのフラッシュサプレッサ3 9を取巻く空気の循環は、銃砲身のこの部分の冷却を助ける。 この好ましい実施形態では、第2のシュラウド壁21と外側プレナム壁23との双方の外面に追加的な熱バリアコーティングが塗布されており、これらから放出されるかもしれない赤外線をさらに減少させている。 銃砲身シュラウド装置11内はファン41によって圧力が維持されており、矢印A6及びA7から排出される空気は概略大気圧に戻っている。 この好ましい実施形態によれば、第1のシュラウド壁13及び第2のシュラウド壁21のフィン17が第1のシュラウド壁13と第2のシュラウド壁21とから熱を消散させて、第1の空気チャンバ53内を循環する空気に伝える。 本発明における熱伝達および赤外線サイン制圧機構は、熱い銃砲身から第1のシュラウド壁13の内側への熱放射と、フィン17及び第2のシュラウド壁21への熱伝達と、第2の空気チャンバ51から第1の空気チャンバへ、さらに、第1の空気チャンバ53から周辺大気へ循環する空気の追加的な熱対流とを含む。 図4は銃砲身を囲むように据付けられた銃砲身シュラウド装置11の前面図であり、図5はこの組立体の後面図である。 ファン取付体55はファン41を航空機に固定するもので、ファン吸気スクリーン57は吸入空気を第2の空気チャンバ51及び第1の空気チャンバ53に通すのに先立って濾過するためのものである。 本発明の具体例としての実施形態について示すとともに説明をしたけれども、 本発明の精神及び範囲から逸脱することなしに、当業者は、多くの他の変更、改変、及び置換えを上述の説明から明らかになったことに加えて施すことができる。

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