Barrel plug and barrel after the part of the weapon

申请号 JP2003512633 申请日 2002-06-19 公开(公告)号 JP2004534201A 公开(公告)日 2004-11-11
申请人 メタル ストーム リミテッドMetal Storm Limited; 发明人 マイケル オッドワイヤー ジェームズ; ジョン バンバッチ ラモン;
摘要 銃(10)の親銃身(13)に挿入される銃身アセンブリ(14)であって、この銃身アセンブリは、少なくとも1つの銃身アセンブリ(15a)内に軸方向に積重なり、該少なくとも1つの銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾(16)を有しており、該銃身アセンブリ(14)は、親銃身に係合する手段を有している。 この銃身は、銃身の後部分を銃身前方延長部に作動的に整合させる係合手段(17,18)を持つ取外し可能な銃身の後部分(15a)に適当に備えらる。 スペアの銃身後部分(15b,15c)は、銃(10)の銃床(11)に貯えられ、銃身で弾(16)が排出された時に自動的に整合するように供給される。
权利要求
  • 銃の親銃身に挿入される銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは、少なくとも1つの該銃身アセンブリ内に軸方向に積重なり、該少なくとも1つの銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有しており、該銃身アセンブリは、親銃身に係合する手段を有している、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、該銃身センブリは単一の銃身を有している、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、該銃身センブリは整合した銃身群を有し、該銃身群は親銃身に挿入するため密に詰められた配列で保持されている、銃身アセンブリ。
  • 請求項3に記載の銃身アセンブリであって、該銃身センブリは銃身を内部に保持するハウジングを有している、銃身アセンブリ。
  • 請求項4に記載の銃身アセンブリであって、前記ハウジングは銃身と一体に形成されている、銃身アセンブリ。
  • 請求項4に記載の銃身アセンブリであって、前記ハウジングは銃身と別個に形成され、該ハウジングが親銃身に挿入される前に銃身がハウジングに挿入される、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、前記ハウジングは、発射の際に銃身を整合して有効に保持するため十分な構造強度を持つ材料で形成されるが、該ハウジングを親銃身に対して挿入し及び引出すことを繰り返すことにより親銃身に損傷を与えないようにそれ程固く且つ硬直していない、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリの挿入により銃に対し電子式発射装置が提供される、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは銃口から親銃身内に挿入されて内部に保持される、銃身アセンブリ。
  • 請求項9に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは親銃身の銃腔に係合する手段を有している、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは銃身前方延長部及び銃身後部分を含む2つの部分で挿入用に構成されている、銃身アセンブリ。
  • 請求項11に記載の銃身アセンブリであって、前記銃身前方延長部には弾が無く、親銃身の銃口端に向け親銃身内に挿入される、銃身アセンブリ。
  • 請求項11に記載の銃身アセンブリであって、前記銃身後部分には弾があり、該銃身アセンブリは銃身後部分に挿入されて銃身前部分に係合し弾と発射手段とともに完全な銃身アセンブリを形成する、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、銃身後部分は銃身アセンブリから延在する複数個のスタンドオフ部又はタブにより親銃身の銃腔に係合して、親銃身の銃腔内で締りばめを形成する、銃身アセンブリ。
  • 請求項14に記載の銃身アセンブリであって、前記スタンドオフ部は親銃身の銃腔の径とほぼ同じ直径を持っている、銃身アセンブリ。
  • 請求項14に記載の銃身アセンブリであって、前記スタンドオフ部は金属又は絶縁材のいずれかで形成されている、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリの標定は親銃身の銃腔又はブリーチ又はその両方に置かれたキー装置に負っている、銃身アセンブリ。
  • 請求項1に記載の銃身アセンブリであって、更に親銃身の外部の発射機構にハードワイヤで繋がれた電子発射装置を組み込んでいる、銃身アセンブリ。
  • 請求項18に記載の銃身アセンブリであって、前記発射機構は親銃身の後ろ部分に入っている信号線を使って弾を発射する、銃身アセンブリ。
  • 所定の口径の銃身を持つ銃を比較的小口径の銃に改造する方法に於いて、少なくとも1つの該銃身アセンブリ内に軸方向に積重なり、該少なくとも1つの銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有し、親銃身に係合する手段を有している、銃身アセンブリを挿入するステップを含む、方法。
  • 銃に装填される銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは銃身延長部に係合する銃身後部分を有し、該銃身アセンブリは該銃身アセンブリ内に軸方向に配置され、銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有し、該銃身アセンブリは銃身延長部係合手段を有している、銃身アセンブリ。
  • 請求項21に記載の銃身アセンブリであって、前記銃身延長部係合手段は、銃身延長部の相補的な面に係合する、銃身アセンブリの面取り前方部分である、銃身アセンブリ。
  • 請求項21又は22に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは前方に押し付けられて銃身延長部に封止係合する、銃身アセンブリ。
  • 請求項21に記載の銃身アセンブリであって、前記銃身延長部係合手段は、銃身延長部の対応する段差部分に係合する段差部分を持っている、銃身アセンブリ。
  • 請求項21に記載の銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは銃身延長部に突き当たっている、銃身アセンブリ。
  • 請求項21〜25のいずれか一項に記載の銃身アセンブリであって、銃身アセンブリを銃身延長部に整合して保持するのを助けるため、銃身アセンブリと銃身延長部の境界を覆うスリーブが設けられている、銃身アセンブリ。
  • 請求項21〜26のいずれか一項に記載の銃身アセンブリであって、銃身アセンブリを銃身延長部に離脱自在に固定するため、銃身アセンブリ及び銃身延長部は固定装置に適切に関連付けられている、銃身アセンブリ。
  • 請求項27に記載の銃身ア銃身アセンブリであって、弾を含む銃身アセンブリは、銃身の後部分を銃身延長部に対して位置決めするのを助けて固定するレバーを持っている、銃身アセンブリ。
  • 請求項28に記載の銃身アセンブリであって、前記レバーは、銃身部の送り及び蓄積が容易になるよう銃身部に沿って低い形状に折り畳まれ、又はレバーは銃身後部分の位置決めと固定のために立ち上がっている、銃身アセンブリ。
    銃身アセンブリ。
  • 請求項29に記載の銃身アセンブリであって、銃身部を標定し且つ固定するため、銃身部の銃身アセンブリにキー機構が設けられている、銃身アセンブリ。
  • 請求項27に記載の銃身アセンブリであって、スプリングが装填された機械的固定装置によって、銃身アセンブリが銃身延長部を斜めに押圧し、その後下方に押圧して後方から固定されるように構成された、銃身アセンブリ。
  • 請求項31に記載の銃身アセンブリであって、前記機械的固定装置は発射済み銃身アセンブリのを排出装置としても作用する、銃身アセンブリ。
  • 前方延長部と銃に装填する銃身アセンブリを持つ銃であって、該銃身アセンブリは銃身延長部に係合する銃身後ろ部分を形成し、該銃身アセンブリは該銃身アセンブリ内に軸方向に積重なり、銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有しており、該銃身アセンブリは銃身延長部係合手段を有している、銃。
  • 請求項33に記載の銃であって、弾を持つ1個以上のスペアの銃身アセンブリが銃に内蔵されている、銃。
  • 請求項34に記載の銃であって、最後の弾が係合した作動銃身センブリから発射された後、発射済み銃身アセンブリは自動的に排出され、スペアの銃身アセンブリが自動的に押圧され新たな発射命令に用意するための位置に固定される、銃。
  • 銃身の前方延長部を持つ銃を装填する方法であって、該方法は、少なくとも1つの該銃身アセンブリ内に軸方向に積重なり、該少なくとも1つの銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有しており、該銃身アセンブリは親銃身に係合する手段を有している銃身アセンブリを係合するステップを有している、方法。
  • 说明书全文

    【技術分野】
    【0001】
    発明の背景発明の技術分野本発明は、弾を発射する武器に関する。 これに限定されないが、一面では、本発明は、火器及び比較的大口径の銃の銃身を、銃身差込みを利用した比較的小口径の銃身へ改造することに関する。 本発明の第二面では、各銃身が銃身内に軸方向に積重なり且つ銃身の銃口から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有しているような銃身を組み込んだ銃に対して特に適用される。 このような銃身は、本出願書類ではこれ以降、「記載されたタイプの」と称する。
    【背景技術】
    【0002】
    従来の武器の口径を減らすこれ迄の試みは、特に弾丸を供給し又現状の銃身への適合を保証する機械的仕様に起因する銃尾(尾筒部)に関する複雑さのために著しく妨害されていた。
    【0003】
    ライフルから擲弾を発射するような武器に利用可能な火を多様化するため備えられた補助銃身は、現在入手可能な武器を使用しながら素早く再装填するための複雑で及び/又は高価な構成の点より動作能力が制限されている。
    【発明の開示】
    【発明が解決しようとする課題】
    【0004】
    本発明の或る実施形態は、武器又は銃を比較的小口径に容易に且つ都合良く改造する装置及び方法を提供することを目的とする。
    【0005】
    本発明の或る実施形態は、記載されたタイプの銃身を持つ銃の素早い再装填に便利に使用される、銃身アセンブリを組み込んだ銃腔を提供することを目的とする。
    【課題を解決するための手段】
    【0006】
    本発明は、第一の面で、銃の親銃身に挿入される銃身アセンブリであって、該銃身アセンブリは、少なくとも1つの該銃身アセンブリ内に軸方向に積重なり、該少なくとも1つの銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有しており、該銃身アセンブリは、親銃身に係合する手段を有している、銃身アセンブリを提供する。 関連する面で、本発明は、銃の口径を比較的小口径の銃に改造する方法であって、少なくとも1つの該銃身内に軸方向に積重なり、該少なくとも1つの銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有し、親銃身に係合する手段を有している銃身アセンブリを挿入するステップを含む方法を提供する。
    【0007】
    第1の面の第1の実施形態では、銃身アセンブリは単一の銃身であってよい。 他の実施形態では、銃身アセンブリは整合した銃身群を有し、該銃身群は親銃身に挿入するため密に詰められた配列で保持されている。 銃身群が銃身アセンブリで使用されている場合、好ましくは、銃身アセンブリは銃身を保持するハウジングを有している。 このハウジングは、銃身と一体に形成されていてもよい。 この形式では、ハウジング及び銃身は、一旦弾が発射されると使い捨てになる。 或いは、銃身アセンブリは、弾を再装填して再使用出来るようになっている。
    【0008】
    このハウジングは銃身と別個に形成され、ハウジングが親銃身に挿入される前に銃身がハウジングに挿入される。 この形式では、ハウジングが親銃身に保持されたまま又はハウジングを親銃身から引き出す時に、銃身はハウジングに挿入可能である。
    【0009】
    ハウジングは任意の従来の材料から形成できる。 好ましくは、ハウジングは、発射の際に銃身を整合して有効に保持するため十分な構造強度を持つ材料で形成されるが、ハウジングを親銃身に対して挿入し及び引出すことを繰り返すことにより親銃身に損傷を与えないようにそれ程固く且つ硬直していない。
    【0010】
    親銃身は、任意の従来のタイプでよい。 例えば、親銃身は、従来の機械作動式銃のものでよく、銃身アセンブリの差込みによりこの銃に対して銃身アセンブリのそれと同様に動作する全電子化発射装置が提供される。
    【0011】
    本発明の第1の面の一実施形態では、銃口から親銃身内に挿入される標準長の銃身アセンブリが提供される。 この実施形態は特に従来のタイプの銃に適用され、銃身を破壊して容易にアクセスするもは利用されない。 この実施形態では、銃身アセンブリを、親銃身の銃口から挿入して、その中に保持することが出来る。 銃身アセンブリは、親銃身の銃腔に係合する手段を有し、該銃身アセンブリを親銃身に保持する手段を有することも出来る。 しかし、他の実施形態では、親銃身が2つの部分で形成され、ブリーチ部の銃身を介して容易に使用できる銃を提供する。 この実施形態では、銃身アセンブリは2つの部分に挿入される。 主又は銃身前部分は、親銃身の銃口端に向けて親銃身内に挿入される。 実際、この銃身前部分は銃身延長部であり、何らの弾も持っていない。 第2又は銃身後部分は弾を有し、親銃身の後方部分に挿入され、銃身前部分と係合して弾及び発射手段と共に完全な銃身アセンブリを形成する。
    【0012】
    銃の構造によって、銃身アセンブリは、親銃身の前方又は後方から挿入される。 、銃身アセンブリは、銃身アセンブリから延在する複数個のスタンドオフ部又はタブによって親銃身の銃腔に係合して、親銃身の銃口内で締りばめを形成する。 これらスタンドオフ部は親銃身の銃腔の径とほぼ同じ直径を持っている。 これらスタンドオフ部は金属又は絶縁材のいずれかで形成され、発射装置の動作に便利なようになっている。 銃身アセンブリの標定は親銃身の銃腔又は突破口又はその両方に置かれたキー装置に負っているる銃身群が銃身アセンブリに組み込まれている場合、好ましくはハウジングは親銃身の銃口に係合するため複数個のスタンドオフ部を有している。
    【0013】
    一個以上の銃身を有する銃身アセンブリは、親銃身の外部の発射機構にハードワイヤで繋がれた電子発射装置を組み込んでいてもよい。 一実施形態では、親の銃の引き金機構は、銃身アセンブリから弾を発射するようになっていてもよい。
    【0014】
    第2の面に於いて、本発明は、銃身延長部を有する銃に装填される銃身アセンブリであって、銃身アセンブリは銃身アセンブリ内に軸方向に配置され、銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を有し、銃身アセンブリは銃身延長部係合手段を有している、銃身アセンブリを提供する。 関連する面では、本発明は、該銃身内に軸方向に積重なり、銃身から弾を発射するため選択的に点火可能な個別の発射装薬に関連する、複数個の弾を持ち、親銃身に係合する手段を有している銃身アセンブリを銃身延長部に係合させるステップを有する、銃身延長部を持つ銃の装填方法を提供する。
    【0015】
    好ましい実施形態では、銃身延長部係合手段は、銃身延長部の関連する面に係合する、銃身アセンブリの面取り前端部である。 面取りされた銃身延長部係合手段を使用することにより、銃身アセンブリを銃身延長部内に斜めに挿入することができ、その結果前記銃身延長部と整合するようになり、所定の場所に固定又は保持される。 好ましくは、銃身アセンブリは前方に押し付けられて銃身延長部に封止係合する。 銃身アセンブリを銃身延長部に離脱自在に固定するため、銃身アセンブリ及び銃身延長部は固定装置に適切に関連付けられている。
    【0016】
    他の実施形態では、銃身延長部係合手段は、銃身延長部の対応する段差部分に係合する段差部分を持っている。 代替的には、単に銃身アセンブリを銃身延長部に突き当てている。 銃身アセンブリを銃身延長部に整合して保持するのを助けるため、銃身アセンブリと銃身延長部の境界を覆うスリーブが設けられている。
    【0017】
    本発明の第2の面の一実施形態では、弾を含む銃身アセンブリは、武器のこの部分を銃身のメイン部分に対して位置決めするのを助けて固定するレバーを持っている。 銃身部の送り及び蓄積の際、このレバーは、銃身部に沿って低い形状に折り畳まれる。 銃身の弾部分が武器装置に付けらる時、レバーは、従来のボルトアクションライフルと良く似たように、銃身後部分の位置決めと固定のために立ち上がっている。 銃身部を評定し固定するのを助けるため、銃身アセンブリにキー機構が設けられてもよい。 好ましい構成では、レバーが固定位置に回転した時、キー機構も所定位置に固定される。
    【0018】
    本発明の別の実施形態では、スプリングが装填された機械的固定装置によって、銃身アセンブリは銃身延長部を斜めに押圧し、その後下方に押圧して後方から固定されるように構成される。 同じ機械的固定装置が、発射済み銃身アセンブリのを排出装置としても作用する。
    【0019】
    本発明の第2の面の別の実施形態では、弾を持つ1個以上のスペアの銃身アセンブリが武器、通常は武器の下部に内蔵されている。 動作した銃身センブリから最後の弾が発射された時、発射済み銃身アセンブリは自動的に排出され、スペアの銃身アセンブリが自動的に押圧されて新たな発射命令に用意するための位置に固定される。
    【0020】
    本発明は、本発明者による先行する国際出願番号PCT/AU94/00124及びPCT/AU96/00459に記載されたタイプの銃身センブリに特に適用される。 このような銃身アセンブリは、銃身と、銃身の銃口に作動的に封止係合するため銃身内に軸方向に積み重ねられた複数個の弾と、及び夫々の弾を銃身の銃口から逐次的に発射する個別の発射装薬とを有する。
    【0021】
    弾は、従来の丸い形状又はダート形状で良く、円滑な銃腔の銃身からダーツを発射する時は安定化スピン発生のためのフィンは外してもよい。
    【0022】
    銃弾装薬は、銃身内で弾を作動的に離隔するため固形ブロック状でよい。 或いは、発射装薬は、銃身に関連した前置の電気接点を接触するための外部接触手段を持った埋め込み式雷管を有する金属製又は他の固いケースに封入してもよい。 例えば、雷管は、ケースに封入の装薬を銃身に挿入出来るようにし、銃身の対応接点に作動接触のため開口が整合した時に銃身の開口に飛び出るように、引き込みスプリング付き接点を備えることが出来る。 所望なら、外側ケースは使い捨て又は装薬の燃焼を化学的に助けるものであってよい。 更に、積み重ねて固定した又は別のケースに入れた装薬と弾のアセンブリは、銃身を再装填するため用意することが出来る。
    【0023】
    各銃弾は、弾頭部と少なくとも装薬の空間を部分的に画定する延長手段とを有している。 延長手段は、弾頭部から後方に向けて延在して、隣接する後方の弾アッセンブリに突き当たるスペーサアセンブリを有している。
    【0024】
    スペーサアッセンブリは、装薬の空間及び銃弾頭部を通って延在し、圧縮荷重が隣接する突き当たりのスペーサアセンブリを介して直接に伝達される。 このような構成では、スペーサアセンブリは、掛け金兼延長手段に支持作用を与えている。 延長手段は、弾頭部の薄い円筒形の後部分であってよい。 更に、延長手段は、銃身の銃腔に作動的な封止接触を形成して、弾頭部を通って延焼が漏洩するのを防止する。
    【0025】
    スペーサアセンブリは、外向きに延在して、銃身の銃腔に作動的に封止係合する可鍛性の弾頭部の後の薄い円筒形部分に係合する剛体のカラーを有する。 従って、軸方向荷重がスペーサアセンブリ間に直接伝達されて、可鍛性の弾頭部が変形しないようになってている。
    【0026】
    相補的なくさび面が、スペーサアセンブリと弾頭部に夫々配置され、スペーサ手段と弾頭部の間の相対的な圧縮荷重に応答して、弾頭部は押し付けられて銃身の銃腔に係合する。 このような構成では、弾頭部とスペーサアセンブリは銃身に装填され、軸方向へ変位した後に弾頭部と銃身との間に良好な封止が確実になされる。 延長手段は、適当に押し付けられ、銃身の銃腔に係合する。
    【0027】
    弾頭部は、その後端部に、スペーサアッセンブリの前端部に配置された相補的なテーパー付き差込みを受け入れるテーパー付き開口が形成される。 弾頭部と相補的なテーパー付き差込みの間の相対的な軸方向の移動により、弾頭部に対して半径方向の拡張力が加わる。
    【0028】
    銃身は、非金属でよく、銃身の銃腔は点火手段を全部又は一部収納する凹部を有している。 この構成では、銃身は、制御手段と点火手段との間の電気的伝達に使用される電気導体を収納している。 この構成は、限定された点火寿命を持つ、使い捨て銃身アセンブリに使用できる。 点火手段とその制御用の電線は、銃身と一体に製造することが出来る。
    【0029】
    或いは、銃身アセンブリが銃身に点火用開口を有してもよく、点火手段は銃身の外部に開口に隣接して配置される。 非金属性の外側銃身が、銃身を取り囲むようにしてもよい。 外側銃身は、点火手段を収納する凹部を有してもよい。 外側銃身が、制御手段と点火手段の間の電気的伝達に利用される電気導体を収納してもよい。 外側銃身は、点火手段用のプリント回路積層板を有する積層プラスチック製銃身として製作できる。
    【0030】
    銃弾の後端部は、円錐形凹部又は一部球形凹部等のような内向きに減少する凹部の周りのスカート部を有し、発射装薬部分がその中に延在して、弾の後方向の移動がその周りの弾スカート部の半径方向拡張をもたらすようになっている。 この後方向の移動は、弾の発射装薬の前方部に沿って弾の後方向きくさびの移動の結果の圧縮によって発生し、これは弾の比較的大きな嵩の前部分から比較的小さな嵩のスカート部への金属の変形の結果として発生するのであろう。
    【0031】
    或いは、弾は、銃弾の後ろ向きの移動時に外向きに変形して銃腔に係合する、後方拡がった周辺の封止用フランジ又はカラーを備えていてもよい。 更に、この封止は、加熱した銃身に弾を挿入し弾の夫々の封止部分に対して縮むようにすることにより実行してもよい。 弾は、変形可能な環状部と協働する比較的固い心棒を有してもよい。 この変形可能な環状部は心棒の周りに成形されて一体形弾を形成し、この一体形弾は、心棒の周りに外向きに拡張して銃身の銃腔に封止係合するため弾のノーズとテール間の金属の変形に委ねられている。
    【0032】
    銃身アセンブリは、その周囲に封止カラーを支持し、弾が銃身を通って前方に移動した時に銃身の銃腔と封止係合する、後向きに拡張するアンビル面を有している。 このような構成では、発射装薬は、弾の平らな端面に突き当たる前方の円筒形部分を持っていることが好ましい。
    【0033】
    銃弾は、封止及び/又は円周形溝の中に又は銃腔又は銃腔内の旋条の環状リブによる位置決めでき、少なくとも弾の外側端部を包む金属製被筒を有することが出来る。 弾は、外向きに銃身の環状の溝に向かって延在し、発射時に弾に引っ込め銃身内で自由な通過を可能にする、収縮性の位置決め周辺リングを備えている。
    【0034】
    銃身アセンブリの発射装薬を逐次的に点火する電気点火は、点火信号を積重ねた弾を通して送って先頭の発射装薬を点火するステップを有していることが好ましい。 先頭の発射装薬の点火によって、次の点火信号で次の発射装薬が作動するように準備する。 装填された銃身の端部から内側の全ての発射装薬は、常閉電気コンタクト間に配置された夫々の絶縁ヒューズを挿入することにより不動作とされる。 このヒューズは、適当な引き金信号の伝達が有り、各絶縁ヒューズが点火のため夫々の先頭の発射装薬に対し開かれた時、溶けて接点を閉成するように設置されている。
    【0035】
    装薬の点火は電気的に実行され、また、最も外側の弾を点火し、その次の弾の発射装薬の逐次的な点火につながる次の点火を制御する中央点火形雷管による点火のような通常の撃針タイプの方法を利用できる。 これは、燃焼ガス後方への漏洩を制御し弾を通って延在する雷管の燃焼制御することにより達成できる。
    【0036】
    点火の別の形態では、別々の点火信号により引き金を引く雷管に関連づけられた夫々の発射装薬を電気的に制御している。 例えば、積み重ねの発射装薬の雷管は、パルス幅を増加する点火仕様にしたがって、電気的制御は増加するパルス幅の点火パルスを選択的に送って選択された時間順で発射装薬を逐次点火する。 好ましくは、発射装薬は一組のパルス幅信号で点火されるが、先頭の発射装薬の燃焼は、次に発するパルスによって作動するように次の発射装薬を準備する。
    【0037】
    多数の弾を、例えば、同時に又は素早く連続して又は夫々の引き金のマニアル操作に応答して発射することが出来る。 この構成では、電気信号は、銃身の外部から送られてもよく、又は相互にクリップで留められて銃身を通して電気回路を形成し又は電気接点で相互に突き合わせになって重畳された弾を通して送られてもよい。 弾が制御回路を持ってもよく、又は銃身に回路を形成してもよい。
    【0038】
    この銃身アセンブリは、種々の砲に取り込むことが出来る。 一実施形態では本発明の銃身アセンブリは、ピストル、ライフル又は他の小火器のような火器に取り込むことが出来る。 他の実施形態では本発明の銃身アセンブリは、大口径の固定銃架の銃にに取り込むことが出来る。 本発明は、上述の銃身アセンブリを取り込んだ銃も含んでいる。 本発明の銃は、銃の床尾、握り、照準、固定銃架等を含む従来の銃に関する他の特徴及び部品も有している。
    【発明を実施するための最良の形態】
    【0039】
    本発明を容易に理解し実行できるようにするため、本発明の典型的な実施形態を示す添付の図面を参照願いたい。
    【0040】
    図1は、銃床(ストック)、主銃身12及び上側銃身13を一体にしたライフル10を示している。
    【0041】
    図2において、上側銃身13の内部に、銃身の前方延長用差込み14が、軸方向に積重ねられた弾16を内包した銃身アセンブリ15aの形式の後部銃身部分と共に有るのが分かる。 追加の又はスペアの銃身アセンブリ15bと15cがライフル10の銃床11内に貯えられている。 最初の銃身アセンブリ15aが全弾を発射した後排気すると、スペアの銃身アセンブリは銃身差込みに整合するよう送り込まれる構成となっている。 所望により、スペアの銃身アセンブリの送り込みは、弾を使い切った銃身アセンブリ15の排出後自動的に生じるようにしてもよい。
    【0042】
    図3の分解図は、上側銃身から引き出された銃身の前方差込み14を示している。 銃身アセンブリ15aを銃身の前方差込み14に整合して維持するように、銃身アセンブリ15aはシュラウド19により所定に位置に保持されている。 銃身アセンブリは、図2に示すように相補的な後方端部18と容易に係合するように、面取り前端部17も有している。 銃身アセンブリ15aを前方に押し付けて銃身差込み14に封止係合させるために、ストックにスプリングを備えていてもよい。
    【0043】
    図4は、20mm銃身差込み部22をぴったりはめ込んだ40mm上側銃身21をもつステアー(Steyr)ライフル20を示す。 銃身差込み部22は、銃口4を一体に形成する銃身前方延長部23をもっている。
    【0044】
    図5のライフル20の断面図を参照すると、銃身延長部23は、親銃身21の銃腔に係合するため、延長部の周囲に間隔を空けて配置されたフランジの形状のスタンドオフ25を有する。 軸方向に積み重ねられた弾27を含む銃身アセンブリ26は、銃身21の後方でシュラウド28の下部に挿入されて、銃身の後部分を形成する。 また銃身26は銃身を支持するためフランジ25と、電子式発射手段(図示せず。)と共に一体となっている。
    【0045】
    この電子式発射手段は、本発明者等の先行する国際出願に記載されているような、点火手段を収容するため銃身センブリ26に設けられ又は銃身と一体に形成された凹部のような任意の電子式発射装置と同じようなものであってよい。 この構成では、40mm銃身21は電子制御の20mm武器に変更することが出来る。
    【0046】
    図7,8及び9に示すステアーライフル30は、上側銃身前部31と銃身後部32を有している。 銃身後部の後部銃身アセンブリ33は複数個の弾を収納し、銃身延長部31の後端部に容易に係合するために面取り前端部34を備えている。 40mm上側銃身は、弾35を含む銃身アセンブリ33の銃身に同形のシュラウド37により所定の場所に保持されている。
    【0047】
    図10,11及び12は、40mm上側銃身41を持つFM−FMCライフル40を示している。 40mm上側銃身は、銃口42及び/又はその銃身延長部43の2つの部分からなり、図12に示すようにハウジング44の内部に保持されている。 弾46を持つ銃身アセンブリ45を有する銃身後部分は、面取り前端部47を備え、銃身延長部43の相補的な後端部48と容易に係合するようになっている。 シュラウド49は銃身アセンブリに係合して、これをライフル40の所定位置に保持する。
    【産業上の利用可能性】
    【0048】
    本発明の第1の面に従った親銃身内に挿入するため銃身アセンブリの使用は、種々のタイプ及び直径の弾を発射して銃の融通性を拡張する手段であり、単一の銃を種々の状況で一層有効なものとする。
    【0049】
    現存の親銃身に挿入される比較的簡単に改造した銃身アセンブリが、信頼性、有用性、特に製造時のコストの面で顕著な効果をもたらし、銃又はその他の武器の作戦能力を拡大する。
    【0050】
    本発明の第2の面では、弾を事前装填した銃身アセンブリを武器の銃身部分に容易に装着出来るようにする。 一旦全弾を発射とすると、その後銃身アセンブリは取り外され、新たな銃身アセンブリが武器に装着される。
    【0051】
    弾を保持する後部分は銃身の一部として採用しているため、空になった武器の重量は弾の部分の重量だけ減少する。 銃身の一部に弾を事前装填することにより、品質管理を強化することが出来る。 弾と発射薬の送り及び蓄積も一層容易になるであろう。
    【0052】
    特別の一用途では、一回使用の歩兵用武器の、典型的には主銃身に関して下に吊り下げた擲弾発射器は、比較的高い初速の5又は6発の弾を持つ電子発射式銃身を置き換える。 従来の擲弾発射器は、毎回の使用後に、目標を再捕捉し再度照準合わせをしながら、前回の射撃の照準誤差に対する再調整を含む再装填作業をすることが必要であった。 本発明は、目標に対し照準を合わせたまま照準誤差に対し直に調整するだけで、使用時の精度を上げまた弾道の解明をもたらすので、再装填の量を減少することが出来る。 更に重要なことは、この武器は、敵の軍勢と戦う重要な最初の10秒間に火力を一層素早く精確に送出することが出来る。
    【0053】
    勿論、上述した実施形態は本発明の図示による例示であり、当業者に自明なこれに対する修正・改良は添付の特許請求の範囲に記載するように本発明の技術的範囲内であることをを理解されたい。
    【図面の簡単な説明】
    【0054】
    【図1】図1は、上側銃身アセンブリを一体にするため変更したFN−FNCライフルの拡大側面図である。
    【図2】図2は、図1に示すライフルの断面図である。
    【図3】図3は、図1及び2に示すライフルの分解斜視図である。
    【図4】図4は、40mm親銃身に挿入された20mm銃身をもつステアーライフルを示す図である。
    【図5】図5は、図4に示すステアーライフルの断面図である。
    【図6】図6は、図4及び5に示すライフルの分解斜視図である。
    【図7】図7は、本発明の第2の面にしたがった上側銃身をもつステアーライフルの拡大側面図である。
    【図8】図8は、ステアーライフルの分解斜視図である。
    【図9】図9は、図7及び8に示すステアーライフルの分解斜視図である。
    【図10】図10は、40mm上側銃身をもつFN−FNCライフルを示す図である。
    【図11】図11は、図10に示すライフルの断面図である。
    【図12】図12は、図10及び11に示すライフルを分解した図である。

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