Wax drying device

申请号 JP2003115614 申请日 2003-04-21 公开(公告)号 JP2004261788A 公开(公告)日 2004-09-24
申请人 Kura Katakura; 藏 片倉; 发明人 KATAKURA KURA; KATAKURA HISA;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a wax drying device capable of drying wax in a short time and effectively by vertically blowing wind which is horizontally blown out from a blower over a wide range of a floor surface or the like to be coated with the wax.
SOLUTION: The wax drying device 1 includes the blower 2 and a blowing bag 3. When the wind is horizontally blown out from the blower 2, the blowing bag 3 to which an opening portion 32 is attached is extended in a horizontal direction, is expanded, and is in a state of floating from the floor surface or the like. Since the lower side part of the blowing bag 3 is formed of air permeable cloth 35, the wind blown into the blowing bag 3 is roughly vertically blown out from the air permeable cloth 35 to the floor surface, thereby enabling the wax coated on the floor surface to dry effectively and in a short time.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO&NCIPI
权利要求
  • 送風機と送風袋を有し、
    前記送風袋は可撓性の素材から形成され、縦長の筒状胴部と、前記筒状胴部の一端に形成されている開口部と、前記筒状胴部の他端を閉鎖することにより形成された底部とを備えており、
    前記筒状胴部は、前記開口部から前記底部に向けて延びる通気性部分を備え、前記通気性部分以外の部分は風を通さない気密性部分から形成されており、
    前記送風袋は、前記通気性部分が下側に位置するように、前記開口部が前記送風機の送風側に取り付けられており、
    前記送風袋に風が送り込まれると、前記送風袋は筒状に膨張して浮上すると共に、前記通気性部分から下方に向けて風が吹き出されることを特徴とするワックス乾燥装置。
  • 請求項1において、
    前記送風袋の前記筒状胴部は、前記開口部から前記底部に向けて先細り形状となっていることを特徴とするワックス乾燥装置。
  • 請求項1または2において、
    前記送風袋の開口部は、前記送風機に対して着脱可能な状態で取り付けられていることを特徴とするワックス乾燥装置。
  • 請求項1、2または3において、
    前記送風袋の前記筒状胴部における前記底部の側の部分を折り畳むことにより、前記送風袋の長さ調整が可能となっていることを特徴とするワックス乾燥装置。
  • 請求項1ないし4のうちのいずれかの項において、
    前記送風機は、送風方向を少なくとも上下に調整可能であることを特徴とするワックス乾燥装置。
  • 請求項1ないし5のうちのいずれかの項において、
    前記送風袋は、前記開口部の部分を折り返すことにより、長さ調整が可能となっていることを特徴とするワックス乾燥装置。
  • 請求項1ないし6のうちのいずれかの項において、
    前記送風袋は、気密性の布と通気性の布を縫合することにより形成されていることを特徴とするワック乾燥装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、床や階段に塗布したワックスを効率良く乾燥可能なワックス乾燥装置に関するものである。
    【0002】
    【従来の技術】
    事務所ビルや工場では、床面や階段の段面を保護するために定期的にワックス掛けが行われる。 ワックス塗布作業において最も時間を要するのは塗布したワックスの乾燥である。 従来においては、送風機を用いてワックス塗布面に風を当てることにより、ワックスの乾燥時間の短縮化を図っている。
    【0003】
    しかしながら、例えば床面に塗布したワックスを乾燥させるために、ワックス塗布面の手前側に送風機を置き、ワックス塗布面に風を当てる場合、送風機の送風方向はワックス塗布面である床面とほぼ平行な方向となる。 このため、送風機から吹き出された風の一部しかワックス塗布面に当たらないので、乾燥効率が極めて悪いという問題点がある。
    【0004】
    そこで、送風機の送風方向を下向きにすれば、ワックス塗布面に当たる風の量を増加させ、乾燥効率を改善できる。 かかるワックス乾燥装置は、例えば、下記の特許文献1に開示されている。 ここに開示されているワックス簡易乾燥装置は、移動自在な手押し台車の台板の下面に、ワックス塗布面に風を吹きつけ可能な送風機が取り付けられた構造となっている。
    【0005】
    【特許文献1】
    特開平10−192759号公報【0006】
    【発明が解決しようとする課題】
    しかしながら、送風機の送風方向をワックスが塗布された床面に垂直な方向に近づけていくと、ワックス塗布面に当たる風の量も多くなるが、それに反比例して風の当たる範囲が狭くなってしまう。 従って、頻繁に送風機を移動させる必要があり、不便である。
    【0007】
    また、階段に塗布したワックスを乾燥させる場合には、送風機を踊り場などに設置せざるを得ないので、踏み面や蹴込面に対して効率良く風を当てることができない。 特に、踏み面と蹴込面の入り隅部分に風を当てることが困難であるので、階段に塗布したワックスの乾燥作業には時間が掛かってしまう。
    【0008】
    本発明の課題は、上記の点に鑑みて、送風機から吹き出された風を効率良くワックスが塗布された床面や階段面に吹き付け可能なワックス乾燥装置を提案することにある。
    【0009】
    【課題を解決するための手段】
    上記の課題を解決するために、本発明のワックス乾燥装置は、送風機と送風袋を有している。 また、前記送風袋は可撓性の素材から形成され、縦長の筒状胴部と、前記筒状胴部の一端に形成されている開口部と、前記筒状胴部の他端を閉鎖することにより形成された底部とを備えている。 さらに、前記筒状胴部は、前記開口部から前記底部に向けて延びる通気性部分を備え、前記通気性部分以外の部分は風を通さない気密性部分から形成されている。 さらにまた、前記送風袋は、前記通気性部分が下を向く状態で、前記開口部が前記送風機の送風側に取り付けられている。 そして、前記送風袋に風が送り込まれると、前記送風袋は筒状に膨張して浮上すると共に、前記通気性部分から下方に向けて風が吹き出されることを特徴としている。
    【0010】
    本発明のワックス乾燥装置では、送風袋の重量、送風機の送風量を適切に設定しておくことにより、送風機から送風袋に風が吹き込まれると、可撓性素材からなる送風袋が膨張して、吹き込まれた風が通気性部分から下方に向けて吹き出される状態が形成され、送風袋は床面から浮上した状態になる。 この状態の送風袋を、ワックスが塗布されている床面上に移動させると、送風袋から下方に風が吹き出されて、ワックス塗布面に対して略垂直に当たるので、ワックスを効率良く乾燥させることができる。 送風袋の下側のワックスが乾燥した後は、送風機を右あるいは左に回して送風方向を変えると、それに伴って、送風袋も送風機を中心として右側あるいは左側に旋回するので、新たなワックス塗布面の乾燥を行うことができる。
    【0011】
    ここで、送風袋の通気性部分から吹き出される風の量が、その開口部側から底部側までの部分においてほぼ均一となるようにするためには、前記送風袋の前記筒状胴部を、前記開口部から前記底部に向けて先細り形状にすることが望ましい。
    【0012】
    また、ワックス乾燥装置の収納、保管、取り扱いを容易にするためには、前記送風袋の開口部を前記送風機に対して着脱可能な状態で取り付けておき、収納時などには送風袋を送風機から取り外しておくことが望ましい。
    【0013】
    さらに、ワックス塗布面の広狭に対応できるように、前記送風袋の前記筒状胴部における前記底部の側の部分を折り畳むことにより、前記送風袋の長さを調整できるようにしておくことが望ましい。
    【0014】
    一方、階段などにおけるワックス乾燥作業では、階段に沿って斜めに送風袋を浮上させる必要がある。 このためには、前記送風機の送風方向を上下に調整可能としておくことが望ましい。 さらに、前記送風袋は、前記開口部の部分を折り返すことにより、長さを調整できるようにしておくことが望ましい。
    【0015】
    なお、前記送風袋は、気密性の布と通気性の布を縫合することにより形成することができる。
    【0016】
    【発明の実施の形態】
    以下に、図面に参照して本発明を適用したワックス乾燥装置の実施の形態を説明する。
    【0017】
    (全体構成)
    図1(a)および(b)は、本実施の形態に係るワックス乾燥装置の概略斜視図および使用状態での概略斜視図である。 図2(a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ、図1のワックス乾燥装置の概略構成図、その送風袋の平面図、送風袋の裏面図および送風袋の開口部を示す正面図である。 これらの図を参照して説明すると、ワックス乾燥装置1は、送風機2と送風袋3を有している。
    【0018】
    送風機2は、一般に市販されているものを用いることができ、キャスタ付きの架台21と、この架台21に搭載されているスタンド22と、このスタンド22の上端に平に取り付けられているファンモータ23と、このファンモータ23の回転軸前端に同軸状態に取り付けられている回転羽根24とを備えている。 ファンモータ23は上下左右に向きを調整可能な度調整機構25(送風方向調整機構)を介してスタンド22に取り付けられている。 角度調整機構25によってファンモータ23を上下左右に移動することにより、送風方向を上下左右に調整可能である。
    【0019】
    送風袋3は、可撓性素材から形成された縦長の円筒状の袋であり、円筒状胴部31と、その一端に形成されている開口部32と、円筒状胴部31の他端を封鎖することにより形成された底部33とを備えている。 本例の送風袋3は全体として開口部32から底部33に向けて先細り形状をしている。
    【0020】
    この送風袋3は、風を通さない気密性の布34と、風を通すメッシュ状の通気性の布35(図1、2の斜線で示す部分)とを縫合することにより形成されている。 気密性の布34は例えばナイロン製の布であり、通気性の布35は例えばポリエステル製のネットである。 本例の送風袋3では気密性の布34の幅が通気性の布35よりも広い。
    【0021】
    また、送風袋3の開口部32の縁には、複数の雄側面状ファスナ36が取り付けられており、各雄側面状ファスナ36に対応する開口部32の外周面部分には、雌側面状ファスナ37が取り付けられている。 送風機2の架台21の前面枠26は矩形枠となっており、この前面枠26に対して、雄側面状ファスナ36および雌側面状ファスナ37を用いて、送風袋3の開口部32が着脱可能な状態で取り付けられている。 送付袋3は、その通気性の布35が下を向く状態で送風機2の前面枠26に取り付けられている。 また、送風袋3は、雄側面状ファスナ36および雌側面状ファスナ37を用いて、開口部の部分を折り返すことにより、送風袋3の長さ方向の調整がある程度可能になっている。
    【0022】
    なお、送風袋3の底部33にも面状ファスナ38、39を取り付けておけば、必要に応じて、送風袋3の底部33側の部分を折り畳むことにより、さらに送風袋3の長さを調整できる。
    【0023】
    (ワックス乾燥動作)
    上記構成のワックス乾燥装置1を用いて、床面に塗布されたワックスを乾燥する場合の動作を説明する。 まず、図3に示すように、斜線で示す床面部分がワックスが塗布されたワックス塗布面4であるとする。 この場合には、ワックスが塗布されていない床面部分あるいは既にワックスが乾燥した後の床面部分5にワックス乾燥装置1を置く。 次に、送風機2を駆動して送風袋3に風を送り込む。 送風機3は風が送り込まれると、図1(b)、図2(a)に示すように膨張して水平に延び、床面部分5から浮上すると共に、その下面側の部分を規定している通気性の布35から下方に向けて風が吹き出された状態が形成される。
    【0024】
    この状態が形成された後に、図3において矢印で示すように、送風機2を90度回転させる。 この結果、送風機2を中心として水平に延びている送風袋3も90度旋回して、ワックスが未乾燥状態のワックス塗布面4の上に位置する。 この状態においては、送風機2から前方に向けて水平に吹き出された風は、送風袋3に吹き込まれて、その下側の通気性の布35を通って、ほぼ垂直に下方に吹き出される。 よって、送風袋3の下側に位置しているワックス塗布面4の部分に、送風機2から吹き出された風がほぼ垂直方向から効率良く吹き付けられる。 よって、ワックス塗布面4を効率良く乾燥させることができる。
    【0025】
    送風袋3の下側のワックス塗布面4の部分が乾燥した後は、送風機2を左右に僅かに回転させることにより、送風袋3を隣接したワックス塗布面4の未乾燥部分に移動させて、当該部分のワックスを乾燥させる。 このような手順を繰り返すことにより、ワックス塗布面4の全体を効率良く乾燥させることができる。
    【0026】
    次に、図4を参照して、本例のワックス乾燥装置1を用いて階段のワックス塗布面を乾燥させる場合の動作を説明する。 この場合には、まず、送風袋3の長さ方向の寸法が、送風袋3の下側部分よりも、送風袋3の上側部分の方が長くなるように、開口部32の雄側面状ファスナ36および雌側面状ファスナ37により調整する。 そして、踊り場6などにワックス乾燥装置1を置き、送風機2を駆動して送風袋3を膨張させると共に浮上させる。 次に、角度調整機構25を用いて、送風機2の送風方向を下向きに調整することにより、送風袋3が階段7の傾斜方向にほぼ平行となるようにする。
    【0027】
    この状態においては、送風袋3の通気性の布35の部分から下方に吹き出される風が、階段7の踏み面8および蹴込面9に吹き付けられると共に、それらの入り隅部分10にも確実に吹き付けられる。 よって、階段7におけるワックスの乾燥動作を効率良く、しかも短時間で行うことができる。
    【0028】
    なお、ワックス乾燥装置1に角度調整機構25が備わっていない場合には、図5に示すように送風機2の下側に荷受台Pなどを配置、あるいは作業者が保持して、送風機2の送風方向を下向きに調整することにより、送風袋3が階段7の傾斜方向にほぼ平行となるようにすればよい。
    【0029】
    また、本例の送風袋3は、気密性の布34と通気性の布35を縫合することにより形成してあるが、気密性を備えた単一素材の布から形成し、その一部をメッシュ状にして通気性部分を形成することも可能である。
    【0030】
    さらに、送風量が多い場合などには、送風袋3の開口部32の側の部分が負圧状態になってしまう。 その場合には、開口部32の近傍の円筒状胴部31の部分に通気用の開口を形成しておけばよい。
    【0031】
    【発明の効果】
    以上説明したように、本発明のワックス乾燥装置では、送風機によって送風袋を床面などから浮上させると共に、当該送風袋の下側部分に通気性部分が位置するようにし、当該部分から下方に風が吹き出るようになっている。 従って、送風機から水平に吹き出された風を、床面などのワックス塗布面に対して、広い範囲に亘り、垂直な方向から吹き付けることができる。 よって、ワックス塗布面の乾燥を効率良く、しかも迅速に行うことが可能になる。 また、送風袋はワックス塗布面から浮上しているので、未乾燥状態のワックスが送風袋に付着して床面から拭き取られてしまうなどといった弊害も発生しない。
    【0032】
    さらに、本発明のワックス乾燥装置を用いれば、階段の段面の入り隅部分にも確実に風を吹きつけることができるので、階段の段面に塗布したワックスを効率良く、しかも迅速に乾燥させることができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】(a)および(b)は、本発明を適用したワックス乾燥装置の概略斜視図および使用状態での概略斜視図である。
    【図2】(a)、(b)、(c)および(d)は、それぞれ、図1のワックス乾燥装置の概略構成図、その送風袋の平面図、送風袋の裏面図および送風袋の開口部を示す正面図である。
    【図3】図1のワックス乾燥装置を用いてワックスが塗布された床面を乾燥させる手順を示す説明図である。
    【図4】図1のワックス乾燥装置を用いて階段に塗布されたワックスを乾燥させている状態を示す説明図である。
    【図5】ワックス乾燥装置において、角度調整機構25が備わっていないタイプでの階段に塗布されたワックスを乾燥させている状態を示す説明図である。
    【符号の説明】
    1 ワックス乾燥装置2 送風機21 架台22 スタンド23 ファンモータ24 回転羽根26 架台の前面枠3 送風袋31 円筒状胴部32 開口部33 底部34 気密性の布35 通気性の布36、37、38、39 面状ファスナ4、5 床面部分6 踊り場7 階段8 踏み面9 蹴込み面10 入り隅部分

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