High temperature reproducer for absorption water cooling and heating machine

申请号 JP12093696 申请日 1996-04-17 公开(公告)号 JPH09280691A 公开(公告)日 1997-10-31
申请人 Ebara Corp; 株式会社荏原製作所; 发明人 INOUE OSAYUKI; MOCHIZUKI SADAICHI; KERA SUNAO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To solve problems of lowering of refrigerating capacity and the trouble of corrosion due to the increase of generating amount of non-condensed gas based on local heating and improve reliability as well as durability.
SOLUTION: In a high temperature reproducer for a liquid tube and absorption water cooling and heating machine, in which solution is received in tubes and combustion gas is conducted to flow the outside of the tubes, the tubes include at least a bear tube group 3, arrayed in zigzag, and a finned tube group 4, arrayed in zigzag, while the bear tube group 3 is arranged at the upstream of the flow of combustion gas and the finned tube group 4 is arranged in the downstream of the flow of combustion gas. In this case, respective foremost row finned tubes 41 of the finned tube group 4 are arranged so as to be hidden by the rearmost row bear tubes 31 of the bear tube group 3, in a connecting part between the bear tube group 3 and the finned tube group 4.
COPYRIGHT: (C)1997,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 チューブの内部に溶液が収容され、該チューブの外部に燃焼ガスが流れる液管式の吸収冷温水機の高温再生器において、 前記チューブは少なくとも千鳥状に配列したベアチューブ群と、千鳥状に配列したフィンチューブ群とを含み、
    前記燃焼ガスの流れに対して前記ベアチューブ群を上流に前記フィンチューブ群を下流に配置すると共に、前記千鳥状に配列したベアチューブ群と前記千鳥状に配列したフィンチューブ群の接続部で、フィンチューブ群の最前列のフィンチューブをそれぞれベアチューブ群の最後部のベアチューブの後ろに隠れる如く配置したことを特徴とする吸収冷温水機の高温再生器。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は吸収冷温機の加熱に用いる高温再生器に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】図3及び図4は従来のこの種の吸収冷温水機の加熱に用いる高温再生器の概略構成を示す図で、
    図3は断面図、図4は図3のA−A矢視の断面図である。 図において、2はバーナ1が取付けられた燃焼室であり、該燃焼室2内にはバーナ1で発生した燃焼ガス1
    2の下流側に鉛直で且つ千鳥状に配列されたベアチューブ群3と、同じく鉛直で且つ千鳥状に配列されたフィンチューブ群4が配設されている。

    【0003】また、5は缶胴6と燃焼室2に囲まれた液体空間で、7は吸収溶液の高温再生器入口、8は吸収溶液の高温再生器出口、9は冷媒蒸気出口、10はバッフル板11を有する気液分離室である。

    【0004】上記構成の高温再生器において、バーナ1
    で発生した燃焼ガス12は、主に放射及び対流により液体空間5の壁面で熱交換した後に、ベアチューブ群3及びフィンチューブ群4と熱交換を行なう。 吸収溶液は液体空間5の壁面とベアチューブ群3及びフィンチューブ群4で加熱され気液分離室10で冷媒蒸気と濃縮された吸収液に分離され、それぞれ冷媒蒸気出口9と吸収溶液の高温再生器出口8より流出する。

    【0005】

    【発明が解決しようとする課題】上記従来構成の高温再生器において、ベアチューブ群3とフィンチューブ群4
    の接続部では燃焼ガス12は図5に示すように、ベアチューブ31と31の間を通ってフィンチューブ群4へと流れる。 そのため、ベアチューブ31と31の間を通った燃焼ガス12がフィンチューブ群4の最前列のフィンチューブ41に直接当たり、該フィンチューブ41を局所的に加熱することがあった。 即ち、フィンチューブ4
    1はフィン41aが付いている分、入熱する外表面積が大きく、チューブ内壁面温度もベアチューブ31に比べ高くなり、それが局所的加熱を招く。 このような局所的加熱は、不凝縮ガス発生量の増大による冷凍能低下や腐食事故などを引き起こす原因となるという問題があった。

    【0006】本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、局所的加熱に基づく不凝縮ガス発生量の増大による冷凍能力低下や腐食事故がなく、信頼性及び耐用性のある吸収冷温水機の高温再生器を提供することを目的とする。

    【0007】

    【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため本発明は、チューブの内部に溶液が収容され、該チューブの外部に燃焼ガスが流れる液管式の吸収冷温水機の高温再生器において、チューブは少なくとも千鳥状に配列したベアチューブ群と、千鳥状に配列したフィンチューブ群とを含み、燃焼ガスの流れに対してベアチューブ群を上流にフィンチューブ群を下流に配置すると共に、千鳥状に配列したベアチューブ群と千鳥状に配列したフィンチューブ群の接続部で、フィンチューブ群の最前列のフィンチューブをそれぞれベアチューブ群の最後部のベアチューブの後ろに隠れる如く配置したことを特徴とする。

    【0008】

    【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態例を図面に基づいて説明する。 図1及び図2は本発明に係る吸収冷温水機の高温再生器の概略構成を示す図で、図1は断面図(図3のA−A矢視の断面図に相当する)、図2
    はベアチューブ群とフィンチューブ群の接続部を示す図である。 図1及び図2において、図3乃至図5と同じ符号を付した部分は同一部分を示すので、その説明は省略する。

    【0009】図1及び図2に示す本実施の形態の高温再生器は、該燃焼室2内にバーナ1で発生した燃焼ガス1
    2の下流側に鉛直で且つ千鳥状に配列されたベアチューブ群3と同じく鉛直で且つ千鳥状に配列されたフィンチューブ群4が配設されている点は、図3乃至図5に示す従来構成の高温再生器と同一であるが、本実施の形態の高温再生器は図示するように、ベアチューブ群3とフィンチューブ群4の接続部において、フィンチューブ群4
    の最前列のフィンチューブ41をそれぞれベアチューブ群3の最後部のベアチューブ31の真後ろに配置した点が従来構成の高温再生器と異なる。

    【0010】上記のようにフィンチューブ群4の最前列のフィンチューブ41をベアチューブ群3の最後部のベアチューブ31の後ろに隠れる如く配置することにより、図2に示すように、ベアチューブ群3の最後部のベアチューブ31と31の間を通った燃焼ガス12の殆どはフィンチューブ群4の最前列のフィンチューブ41と41の間を通って流れることになり、従来のように燃焼ガス12が直接フィンチューブ41に当たり、フィンチューブ41を局所的に加熱することがない。 従って、局所的加熱に基づく不凝縮ガス発生量の増大による冷凍能力低下や腐食事故がなく、信頼性及び耐用性のある高温再生器となる。 なお、図2において、41aはフィンチューブ41のフィンを示す。

    【0011】なお、上記実施の形態例では明確な燃焼室2内の燃焼ガス12の下流側にベアチューブ群3とフィンチューブ群4を配設した高温再生器を示したが、これに限定されるものではなく、例えばチューブ群内で燃焼するタイプの高温再生器でも、本発明は適用できる。 また、上記実施の形態例ではフィンチューブ群4の最前列のフィンチューブ41をベアチューブ群3の最後部のベアチューブ31の真後ろに配置したが、真後ろに限定されるものではなく、要はフィンチューブ群4の最前列のフィンチューブ41をベアチューブ群3の最後部のベアチューブ31の後ろに隠れる如く配置すれば良い。

    【0012】

    【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
    千鳥状に配列したベアチューブ群と千鳥状に配列したフィンチューブ群の接続部で、フィンチューブ群の最前列のフィンチューブをそれぞれベアチューブ群の最後部のベアチューブの後ろに隠れる如く配置したので、最前列のフィンチューブを局所的に加熱することなく、局所的加熱に基づく不凝縮ガス発生量の増大による冷凍能力低下や腐食事故のない信頼性及び耐用性のある高温再生器を提供できるという優れた効果を有する。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る吸収冷温水機の高温再生器の概略構成を示す断面図である。

    【図2】本発明に係る吸収冷温水機の高温再生器のベアチューブ群とフィンチューブ群の接続部を示す図である。

    【図3】従来の吸収冷温水機の高温再生器の概略構成を示す断面図である。

    【図4】図3のA−A矢視断面図である。

    【図5】従来の吸収冷温水機の高温再生器のベアチューブ群とフィンチューブ群の接続部を示す図である。

    【符号の説明】

    1 バーナ 2 燃焼室 3 ベアチューブ群 4 フィンチューブ群 5 液体空間 6 缶胴 7 高温再生器入口 8 高温再生器出口 9 冷媒蒸気出口 10 気液分離室 11 バッフル板

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