Cogeneration apparatus

申请号 JP2004266777 申请日 2004-09-14 公开(公告)号 JP2006083720A 公开(公告)日 2006-03-30
申请人 Honda Motor Co Ltd; 本田技研工業株式会社; 发明人 NAKAGAWA YOSHINORI; KASAI AKIHITO; WAKITANI TSUTOMU;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a thermal demand priority type cogeneration apparatus, made operative without thermal demand as special measures for obtaining power generation output in case of emergency such as power failure. SOLUTION: When the water temperature in a hot water storing tank is low, a heat request signal is output from a heat request generating part 42 to drive an engine 11. A first water feed designating part 44 opens a water feed valve 39 to supply water to a hot water storing tank 17 to lower the water temperature T when the water temperature T reaches a preset water temperature T1 or higher, thereby forcibly generating a thermal demand. When the water temperature drops, a thermal demand is formed and the engine 11 is started in response to a thermal request signal. When the water temperature T is a preset temperature or higher, a drain valve 41 may be opened in order to form a thermal demand. A second water feed designating part 46 opens the water feed valve 39 when the water level in the hot water storing tank 17 is lowered. When the water feed valve 39 is opened, water is supplied so that the water temperature drops to generate a thermal demand. When power failure of commercial power system occurs, a thermal demand is forcibly generated. COPYRIGHT: (C)2006,JPO&NCIPI
权利要求
  • エンジンと、このエンジンで駆動される発電機と、前記エンジンの排熱を回収してこの排熱で貯湯タンク内の水を加温する熱交換器と、前記貯湯タンク内の水温を検出する水温センサとを有し、前記水温が設定温度以下のときに前記エンジンを運転可能に制御する熱需要優先型のコジェネレーション装置において、
    前記水温センサで検出された水温が設定温度以上のときに前記貯湯タンク内の水温を低下させる手段を具備したことを特徴とするコジェネレーション装置。
  • 前記貯湯タンク内の水温を低下させる手段が、貯湯タンク内に給水する手段であることを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  • 前記貯湯タンク内の水位が設定レベル以下になったときに、貯湯タンクに給水する給水手段を具備し、
    前記貯湯タンク内の水温を低下させる手段が、前記貯湯タンクから排水して水位を前記設定レベル以下に下げる手段であることを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  • 前記発電機の発電出力が系統に連系されており、
    前記系統の停電を検出する停電検出手段を具備するとともに、
    前記系統の停電時に前記水温を低下させる手段を作動させるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコジェネレーション装置。
  • 前記系統の停電時に発電機を系統から解列するスイッチ手段を具備したことを特徴とする請求項1記載のコジェネレーション装置。
  • 说明书全文

    本発明は、都市ガスを燃料とするガスエンジン等のエンジンを動源として発電および給湯を行うコジェネレーション装置に関し、特に、熱需要があるときに発電を行う熱需要型のコジェネレーション装置に関する。

    近年、地球環境保護の必要性が喧伝され、都市ガス等を燃料とするガスエンジン等のエンジンを動力源として発電および給湯等を行う自家発電設備としてのコジェネレーション装置が注目されている。 この種のコジェネレーション装置では、発電に伴う熱出力を同時に消費できない場合も多いため、エネルギを無駄なく使用する観点で、消費できない熱量を発生させないようにした熱需要優先型の装置が提案されている。 例えば、特開2000−87801号公報に記載されているコジェネレーション装置では、熱負荷からの熱要求があったときにだけ運転することによって、運転効率を上げるようにしている。 また、特開2000−297963号公報には、熱需要優先型でありながら、さらに熱出力と熱需要の緩衝器としての給湯タンクを備え、熱出力と熱需要とが一致していないときに、給湯タンク内の温として熱量を一旦蓄えるようにした装置が提案されている。 この装置によれば、コジェネレーション装置の運転時以外でも熱需要に応じて温水を通じて熱量を利用できるようにして熱エネルギの無駄が生じないようにすることができる。

    特開2000−87801号公報

    特開2000−297963号公報

    上述の特許文献に記載された従来のコジェネレーション装置では、熱需要に応じて運転するように構成された熱需要優先型(電気従動型)であるので、熱需要がない場合には運転することができず、したがって、発電出力も得られない。 すなわち、停電などの非常時に電力が必要となっても、熱需要なしに運転することがない。 したがって、例えば、家庭にも設置可能な小型のコジェネレーション装置においては、せっかく所有しているこの発電設備を、停電という非常時に直ちに使用できないという不便さがある。

    本発明は、このような不都合を解消するためになされたものであり、その目的は、熱需要優先型のコジェネレーション装置において、熱需要がない場合にも、停電等の非常時においては、特別な措置として発電出力を得ることができるコジェネレーション装置を提供することにある。

    本発明は、エンジン駆動発電機のエンジンから回収された排熱で貯湯タンク内の水を加温する熱交換器と、前記貯湯タンク内の水温が設定温度以下のときに前記エンジンを運転可能に制御するコジェネレーション装置において、前記水温が設定温度以上のときに前記貯湯タンク内の水温を低下させる手段を具備した点に第1の特徴がある。

    また、本発明は、貯湯タンク内の水温が設定温度以上のときに貯湯タンク内に給水することによって貯湯タンク内の水温を低下させる点に第2の特徴がある。

    また、本発明は、前記貯湯タンク内の水位が設定レベル以下になったときに、貯湯タンクに給水する給水手段を具備し、前記貯湯タンク内の水温を低下させる手段が、前記貯湯タンクから排水して水位を前記設定レベル以下に下げる手段である点に第3の特徴がある。

    また、本発明は、前記発電機の発電出力が系統に連系されており、系統の停電時に、前記水温を低下させる手段を作動させるように構成されている点に第4の特徴がある。

    また、本発明は、前記系統の停電時に発電機を系統から解列するスイッチ手段を具備した点に第5の特徴がある。

    第1の特徴を有する本発明では、熱負荷である貯湯タンク内の水温が設定水温以下になったとき、つまり熱需要が生じたときに駆動されるエンジン発電機を有する熱需要優先型のコジェネレーション装置において、熱需要がない場合、貯湯タンク内の水温を設定水温以下に低下させることによって強制的に熱需要を発生させる。 これによって、熱需要優先型の運転システムをそのまま利用しつつ、非常時においては、特別な措置としてコジェネレーション装置のエンジン発電機を運転可能にすることができる。

    第2の特徴によれば、貯湯タンクへの給水手段を用いて、外部から水道水等の低温の水を給水することによって水温を低下させて熱需要を発生させることができる。 したがって、熱需要優先型の運転システムでありながらも、水回路の簡単な制御で非常時の運転に対応することが可能になる。

    第3の特徴によれば、貯湯タンク内の水位が設定水位に下がったときに給水する制御手段を利用し、水温が設定水温以下になったときに貯湯タンクから排水する。 これによって、水位が下がって外部から水道水等の低温の水が給水され、結果的に水温を設定水温以下に低下させて熱需要を発生させることができる。 したがって、第2の特徴と同様の効果を発揮するとともに、さらに、この第3の特徴を有する発明は、貯湯タンクの容量が小さくて水温を十分に低下させるだけのさらなる給水が困難なときに有効である。

    第4の特徴によれば、系統が停電のときに、貯湯タンク内の水温を低下させて自動的にエンジン発電機の駆動を可能にすることができる。 また、第5の特徴によれば、停電時に、発電機が系統に対して解列されるので、系統に影響を及ぼすことなくエンジン発電機を非常用発電装置として運転することができる。

    以下に図面を参照して本発明の一実施形態を詳細に説明する。 図2はエンジン発電機を商用電力系統に連系させた熱需要優先型コジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。 エンジン発電機10は、互いに機械的に連結された(内燃)エンジン11と発電機12とを含み、発電機12はエンジン11で駆動されてエンジン回転数に応じた交流電力を発生する。 エンジン11は、例えば、都市ガスを燃料とするガスエンジンである。

    電力変換装置13は発電機12から出力された交流電力を商用電力系統と同じ品質(電圧、周波数、ノイズ等に関して)の交流に変換し、商用電力系統の位相と同期をとって連系させる機能を有する。 具体的には、発電機12から出力された交流を直流に変換するコンバータ、およびコンバータで変換された直流を商用電力系統の周波数、電圧に合致した交流に変換するインバータ、ならびにノイズフィルタおよび連系スイッチ等の機能を有している。 系統連系用電力変換装置の一例は特公平4−10302号公報に開示されている。 電力変換装置13で変換された発電機12の出力交流は商用電力系統14と連系して電気負荷15に接続されている。 通常は発電機12の発電電力のみで電気負荷15に対応することができるが、大きい電力需要が生じて発電機12による発電電力に不足が生じた場合は、商用電力系統14からの電力で不足分をまかなうことができる。

    エンジン11は発電機12の運転に伴って熱を発生し、この熱はエンジン11の水冷装置16で熱交換により回収される。 この熱回収はエンジン11のマフラー等の高温部分全てを対象とすることが好ましい。 水冷装置16を通過する管路18内の冷却水はポンプ19で循環され、この冷却水を媒体として貯湯タンク17に熱量が運搬される。 貯湯タンク17には管路18に接続された第1熱交換器20が設けられ、図示しない水供給源から貯湯タンク17に供給された水はこの第1熱交換器20からの熱で温水に加熱される。 貯湯タンク17に蓄えられた温水は、第1の温水経路33を通じて第1熱負荷としての給湯器21に供給されて利用される。 貯湯タンク17内には、貯湯タンク17内の水の温度を検出する水温センサ36と、貯湯タンク内17の水の量を検出する水位センサ37とが設けられる。

    ポンプ19はエンジン発電機10の運転に連動して起動する一方、エンジン発電機10が停止されると、その時点から予定時間(タイマによって設定される)経過後に停止するようにするのがよい。 ポンプ19は、エンジン11側の温度が貯湯タンク17側より高くなった時に起動してもよいし、気温が低いときにはエンジン11を貯湯タンク17の温水で暖めるために始動に先行して起動してもよい。

    図示しない水供給源と貯湯タンク17との間には給水管38が設けられ、給水管38には給水バルブ39が設けられる。 給水バルブ39は、貯湯タンク17内の水量が基準値以下になったときに開かれて給水を可能にする。

    第1の温水経路33は、排水管40に分岐する。 排水管40の途中には、排水バルブ41が設けられ、この排水バルブ41は、通常のメンテナンスのときに排水のために開放されるほか、強制的に熱需要を発生させる特別な措置として排水のために開放される。

    第1熱交換器20の上方には第2熱交換器22が設けられる。 第2熱交換器22には、第1の温水経路33とは独立した第2の温水経路23が接続される。 第2の温水経路23にはセントラルヒーティングシステムや床暖房システム等、第2熱負荷としての暖房装置24が設けられ、第2熱交換器22から出た温水が暖房装置24を通って貯湯タンク17内の第2熱交換器22に戻る循環路を形成する。 第2の温水経路23によって、貯湯タンク17から2次的に熱を回収することができる。

    第2熱交換器22を第1熱交換器20よりも上方の位置に配置したのは、第1熱交換器20から熱量を得た温度の高い水が、対流によって第1熱交換器20よりも上方に移動しているためである。 第1熱交換器20よりも第2熱交換器22を上方に配置することにより、対流して上方に移動した高温の温水から多くの熱量を取出すことができる。

    第2の温水経路23には追い焚きボイラ25と三方弁26とが設けられている。 追い焚きボイラ25には第2の温水経路23内で温水を循環させるためのポンプ27が設けられている。 また、第2の温水経路23を管路28側に切り換えて温水をバイパスさせて暖房装置24への温水の給送を停止させるための切り替え手段三方弁26が設けられる。

    コントローラ29は熱需要に応じてエンジン11の始動および停止の制御を行う。 すなわち、コントローラ29は、水温センサ36によって検出された水温Tが予め設定された設定温度T1以下のときにエンジン11を駆動して熱量を発生させる。

    エンジン発電機10の連続運転で得られる熱量を熱消費量が超えたような場合や、システムの立上げ時には、貯湯タンク17内の温水の温度は低下し、給水された水の温度が熱需要に応じられる温度になっていないことがある。 貯湯タンク17内の温水の温度をエンジン発電機10からの回収熱のみでは基準温度に維持できないときに、温水コントローラ30で追い焚きボイラ25を運転する。 温水コントローラ30は、水温センサ36によって検出された水温Tが水温T2(T1>T2)以下になったときに、追い焚きボイラ25に追い焚き指令Bを出力すると共に、三方弁26に切替指令Cを出力する。 切替指令Cがオンのとき三方弁26は温水が管路28に流れるように切り替えられる。

    本実施形態では、停電発生等の非常時には、熱需要がない場合にも電力需要に応えられるように特別の措置として強制的に熱需要を発生させ、エンジン発電機10を運転できるようにする。 熱需要がない場合にもエンジン発電機10を運転できるようにするコントローラ29の機能を説明する。 図1において、熱要求発生部42は、水温Tが温度T1以下になったとき、つまり熱需要があるときに熱要求信号を出力する。 熱需要がない場合には、強制的に熱需要を発生させて熱要求発生部42から熱要求信号を発生させる。 熱要求発生部42から出力される熱要求信号に従ってエンジン11が駆動される。

    強制的な熱需要の発生手段は次のように構成できる。 水温Tが設定温度T1以下にならないと熱要求発生部42は熱要求信号を出力しない。 そこで、熱需要を発生させるために、水温Tを設定温度T1以下に低下させる。 例えば、第1給水指示部43を設けることができる。 第1給水指示部43は、水温Tが設定温度T1以上のときに給水指令を給水バルブ39に入力して給水バルブ39を開くように制御する。 給水バルブ39が開かれると貯湯タンク17に外部から冷水が給水されて水温Tが低下する。 水温Tが設定水温T1以下に低下すると、熱要求発生部41は、入力される水温値によって熱需要が形成されたことを認識して熱要求信号を出力し、エンジン11が起動される。

    また、次のようにして熱需要を発生させることができる。 例えば、排水指示部44を設けることができる。 排水指示部44は、水温Tが設定温度T1以上になったときに排水指令を排水バルブ41に入力して排水バルブ41を開くように制御する。 排水バルブ41が開かれると貯湯タンク17の温水は貯湯タンク17外へ排水されて水位Lが低下する。 第2給水指示部45は、貯湯タンク17内の水位Lが予め設定されて水位L1以下になると給水指令を給水バルブ39に入力して給水バルブ39を開く。 給水バルブ39が開かれると貯湯タンク17に給水されて水温Tが低下する。 これによって、熱需要が形成され、熱要求発生部41が熱要求信号を出力してエンジン11が起動される。

    上述の機能により、貯湯タンク内の水温や水位に基づいて強制的に熱需要が発生されるようにして自動的に単独運転可能にしているので、冷蔵庫やコンピュータ等、継続して電源を供給する必要がある電気負荷に好適な熱需要優先型コジェネレーション装置を提供することができる。

    強制的に熱需要を発生させる機能は、系統の停電時等非常時に電力需要を賄うために必要となることが想定される。 したがって、停電検出器46を設けて、この停電検出器46で停電が検出されたときにのみ、第1給水部43または排水指示部45が動作するように構成できる。

    また、強制的に熱需要を発生させる機能は、選択可能な機能としてもよい。 例えば、通行の動作モードとは別に、強制的に熱需要を発生させて電力需要に応える自立運転モードを選択可能な選択スイッチ47を設ける。 そして、この選択スイッチ47が自立運転モードに切り替えられたときに、第1給水部43または排水指示部45が動作するように構成できる。

    停電検出器46は、周知のものを使用することができる。 例えば、停電は系統14の移送の跳躍の有無によって判断できる。 商用電力系統14の停電時や異常時には、連系スイッチを制御して系統14からエンジン発電機10を解列する。 停電検出や異常検出、ならびに商用電力系統から解列に関しては、例えば、特開2002−70606号公報に記載した技術を使用することができる。

    図3は、コントローラ29の要部動作の一例を示すフローチャートである。 同図において、ステップS1では、エンジン発電機10の運転開始指示がなされたか否かが判別される。 運転開始指示があれば、ステップS2に進んで、水温Tが設定水温T1以下かどうかを判別する。 水温Tが設定水温T1以下であれば、ステップS2Aに進んでエンジンが運転中か否かが判断され、運転中であれば、ステップS5に進み、運転中でなければ(停止していれば)、ステップS3に進んでエンジン11を始動させる。 一方、水温Tが設定水温T1以下でなければ、ステップS4に進んで給水バルブ39を開き、貯湯タンク17に給水する。 給水バルブ39を開いたならば、ステップS2に進む。 給水によって水温Tが設定水温T1以下になれば、ステップS2は肯定になり、ステップS3でエンジン11が始動される。 つまり、エンジン発電機10は、水温Tのいかんにかかわらず、運転開始指示がなされれば、エンジン11の始動が可能な状態になる。

    ステップS5では、給水バルブ39を開く指令をオフにする。 このオフ指令によって、給水バルブ39が開いていれば閉じられるし、閉じているときには給水バルブ39は現状に維持される。 ステップS6では、運転停止指示の有無を判別する。 運転停止指示があればステップS7に進んで、エンジン11に停止指示を与えてエンジン11を停止する。 運転停止指示がなければ、ステップS8に進んで水温Tが設定水温T1以下かどうかを判別する。 水温Tが設定水温T1以下でなければ、ステップS4に進む。

    図4,図5は、コントローラ29の要部動作の他の例を示すフローチャートである。 図4は、貯湯タンク17の給水制御に係るフローチャートである。 ステップS10は、貯湯タンク17内の水位Lが設定水位L1以下のときは、ステップS11に進んで給水バルブ39を開くための指令をオンにする。 一方、貯湯タンク内17の水位Lが設定水位L1以下でないときは、ステップS12に進んで給水バルブ39を開くための指令をオフにする。 こうして、貯湯タンク17の設定水位を維持するように給水バルブ39が制御される。

    図4の処理に加えて図5の処理を行うことにより貯湯タンク17内の水温Tが設定水温T1になり、強制的に熱需要が形成されてエンジン発電機10の運転が可能になる。

    図5において、ステップS21では、エンジン発電機10の運転開始指示がなされたか否かが判別される。 運転開始指示があれば、ステップS22に進んで、水温Tが設定水温T1以下かどうかを判別する。 水温Tが設定水温T1以下であれば、ステップS22Aに進んでエンジンが運転中か否かが判断され、運転中であれば、ステップS25に進み、運転中でなければ(停止していれば)、ステップS23に進んでエンジン11を始動させる。

    一方、水温Tが設定水温T1以下でなければ、ステップS24に進んで排水バルブ41を開き、貯湯タンク17から排水する。 排水バルブ41を開いたならば、ステップS22に進む。 排水によって水位Lが設定水位L1以下に下がれば、図4の処理によって給水バルブ39が開かれる。

    この給水により、水温Tが設定水温T1以下になれば、ステップS22は肯定になり、ステップS23でエンジン11が始動される。 つまり、エンジン発電機10は、水温Tのいかんにかかわらず、運転開始指示がなされれば、エンジン11の運転が可能な状態になる。

    ステップS25では、排水バルブ41を開く指令をオフにする。 このオフ指令によって、排水バルブ41が開いていれば閉じられるし、閉じているときには排水バルブ41は現状に維持される。 ステップS26では、運転停止指示の有無を判別する。 運転停止指示があればステップS27に進んで、エンジン11に停止指示を与えてエンジン11を停止する。 運転停止指示がなければ、ステップS28に進んで水温Tが設定水温T1以下かどうかを判別する。 水温Tが設定水温T1以下でなければ、ステップS24に進む。

    図4に示した水位維持制御は、使用された水量を補給するために給湯設備には通常用いられる。 また、排水バルブも、貯湯タンク17のような設備には通常に設けられる。 したがって、この実施形態では、既存の設備を制御して、熱需要がないときに熱需要を発生させてエンジン発電機10を運転可能とすることができる。 例えば、商用電力系統14が停電のときには、この系統14から発電機12は解列されるとともに、前記停電検出器46で停電が検出されて熱需要を強制的に発生させる特別な措置が施されるので、必要な電力需要に応えることができる。

    本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の要部機能を示すブロック図である。

    本発明の一実施形態に係るコジェネレーション装置の構成を示すブロック図である。

    単独モードでの一動作例を示すフローチャートである。

    水位制御のフローチャートである。

    水位制御を前提とした動作例を示すフローチャートである。

    符号の説明

    10…エンジン発電機、 11…エンジン、 12…発電機、 13…電力変換装置、 14…商用電力系統、 17…貯湯タンク、 20…第1熱交換器、 21…給湯器、 22…第2熱交換器、 24…暖房装置、 29…コントローラ、 36…水温センサ、 37…水位センサ、 39…給水バルブ、 41…排水バルブ、

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