Water heater

申请号 JP2012114360 申请日 2012-05-18 公开(公告)号 JP2013242055A 公开(公告)日 2013-12-05
申请人 Panasonic Corp; パナソニック株式会社; 发明人 OHAMA MASAHIRO; YAMADA MUNETAKA; NISHIYAMA YOSHIO; SANO MITSUHIRO; UNO KATSUHIKO; YASUI KEIKO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a water heater which extends the service life of a scale control means.SOLUTION: A water heater includes: a hot water tank 57 which stores hot water; a water heater/heat exchanger 52 which heats hot water from the hot water tank 57; an inflow pipe 64 and an outflow pipe 65 which connect the hot water tank 57 and the water heater/heat exchanger 52; an inflow temperature detecting means 67 which detects a temperature of inflow water flowing into the water heater/heat exchanger 52; a control means 83; and a scale control means 76 which can be attached to and detached from the inflow pipe 64 and which adds a scale inhibitor 80 which prevents scale generation. The temperature of the inflow water in terminating heating operation for heating the hot water of the hot water tank 57 by the water heater/heat exchanger 52 is changed according to whether the scale control means 76 has been attached or not, thereby extending the service life of the scale inhibitor and reducing replacement or replenishment and maintenance cost.
权利要求
  • 湯を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽からの湯水を加熱する給湯熱交換器と、前記貯湯槽と前記給湯熱交換器とを接続する入水管路および出湯管路と、前記給湯熱交換器に流入する入水温度を検出する入水温度検出手段と、制御手段と、前記入水管路に着脱可能な、スケール生成を抑制するスケール防止剤を添加するスケール抑制手段とを備え、前記スケール抑制手段の装着の有無によって、前記給湯熱交換器により前記貯湯槽の湯水を加熱する沸き上げ運転を終了させるときの、前記入水温度を変更することを特徴とする給湯装置。
  • 前記スケール抑制手段が装着されている場合は、前記スケール抑制手段が装着されていない場合に比べて、前記沸き上げ運転を終了させるときの、前記入水温度は低いことを特徴とする請求項1に記載の給湯装置。
  • リモコンに、前記スケール抑制手段の装着の有無の情報を入力する機能を設けたことを特徴とする請求項1または2に記載の給湯装置。
  • 前記スケール抑制手段は、水の通水を検出するフローセンサを備え、前記フローセンサの検出値に基づき、前記スケール抑制手段の装着を認識することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給湯装置。
  • 说明书全文

    本発明は、スケール抑制手段を備えた給湯装置に関するものである。

    従来、この種の給湯装置として、貯湯槽に溜めた高温の湯を用いて給湯を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。

    図7は、前記公報に記載された従来の給湯装置を示すものである。 同図に示すように、この給湯装置は、ガスクーラ(給湯熱交換器)1を有するヒートポンプユニット2と、ガスクーラ1にて沸き上げられた湯が貯留される貯湯タンク3を有する貯湯ユニット4とから構成されている。

    また、ヒートポンプユニット2の冷媒循環路は、圧縮機5、ガスクーラ1、膨張弁(減圧装置)6、蒸発器7などから構成され、貯湯ユニット4の水回路は、循環ポンプ8、ガスクーラ1、貯湯槽3などから構成されている。

    そして、圧縮機5によって圧縮された高温高圧のガス冷媒をガスクーラ1において貯湯槽3に貯湯された水と熱交換させて水を加熱して沸き上げる。 そして、貯湯槽3からガスクーラ1に至るまでの水循環路に、スケールの生成を抑制する添加剤を供給する添加器(スケール抑制手段)9を備えた構成としている。

    特開2011−69572号公報

    しかしながら、前記従来の構成では、沸き上げ運転終了後に、添加器の内部に滞留する高温の湯水に添加剤が溶解して、添加剤の消費量が増大するという課題を有していた。

    図8は、横軸に貯湯槽3に湯を貯留するための沸き上げ運転における沸き上げ時間を取り、縦軸にガスクーラー1に供給される入水温度をとった場合の、沸き上げ時間に対する入水温度の変化を示したものである。

    例えば、貯湯槽3全体が9℃の水で満たされている状態から貯湯槽3全体を沸き上げる場合、貯湯槽3下部の水が循環ポンプ8によってガスクーラー1に送られ、必要な温度(例えば85℃)まで水の温度を上昇させた後、貯湯槽3の上部に送られることによって、貯湯槽3の上部から高温の湯が貯留される。

    よって、貯湯槽3の内部では、上部には85℃の高温の湯の層が形成され、下部には9℃の水の層があることになる。 また、この2つの層の間は、85℃から9℃に変化する混合層が存在する。 貯湯槽3の全量を沸き上げる場合、最終的には、この混合層の部分を沸き上げることになる(同図に示す混合層の部分)。

    このとき、ガスクーラ1に送られる水の温度である入水温度が上昇するため、添加器9の内部の水温も同様に変化し、同図で示すように最終的には60℃程度の水で満たされる。

    このように、添加器9の内部が高温の水で満たされた場合、添加剤の溶解度は大きくなり、時間とともに溶解量が増加するため、必要以上の添加剤濃度となり、添加剤の消費量が増大する。

    また、添加剤として、ポリリン酸塩を用いた場合、高温になればなるほど加水分解の進行速度が大きくなり、ポリリン酸がオルトリン酸に変化する。 これによって、スケール生成の抑制効果が小さくなり、スケール抑制効果に対する信頼性が低下する。

    本発明は上記従来の課題を解決するもので、スケール防止剤の溶解量の適正化を図ることで、スケール防止剤を高寿命化させ、低コスト化を実現する給湯装置を提供することを目的とする。

    前記従来の課題を解決するために、本発明の給湯装置は、湯を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽からの湯水を加熱する給湯熱交換器と、前記貯湯槽と前記給湯熱交換器とを接続する入水管路および出湯管路と、前記給湯熱交換器に流入する入水温度を検出する入水温度検出手段と、制御手段と、前記入水管路に着脱可能な、スケール生成を抑制するスケール防止剤を添加するスケール抑制手段とを備え、前記スケール抑制手段の装着の有無によって、前記給湯熱交換器により前記貯湯槽の湯水を加熱する沸き上げ運転を終了させるときの、前記入水温度を変更することを特徴とするものである。

    これにより、給湯装置を設置した後にスケール抑制手段を装着した場合でも、スケール抑制手段に滞留する湯水の温度を調整することができるので、スケール防止剤の高寿命化を図り、その交換や補充などの維持コストを低減させることができる。

    本発明によれば、スケール防止剤の溶解量の適正化を図ることで、スケール防止剤を高寿命化させ、低コスト化を実現する給湯装置を提供できる。

    本発明の実施の形態1における給湯装置においてスケール抑制手段を装着した場合の構成図

    同給湯装置のスケール抑制手段を装着しない場合の構成図

    同給湯装置の沸き上げ時間に対する入水温度の変化を説明する説明図

    同給湯装置において入手段を設けた場合の構成図

    同給湯装置においてリモコンを入力手段とした場合の構成図

    同給湯装置においてフローセンサを入力手段とした場合の構成図

    従来の給湯装置の構成図

    同給湯装置の沸き上げ時間に対する入水温度の変化を説明する説明図

    第1の発明は、湯を貯える貯湯槽と、前記貯湯槽からの湯水を加熱する給湯熱交換器と、前記貯湯槽と前記給湯熱交換器とを接続する入水管路および出湯管路と、前記給湯熱交換器に流入する入水温度を検出する入水温度検出手段と、制御手段と、前記入水管路に着脱可能な、スケール生成を抑制するスケール防止剤を添加するスケール抑制手段とを備え、前記スケール抑制手段の装着の有無によって、前記給湯熱交換器により前記貯湯槽の湯水を加熱する沸き上げ運転を終了させるときの、前記入水温度を変更することを特徴とする給湯装置である。

    これにより、給湯装置を設置した後にスケール抑制手段を装着した場合でも、スケール抑制手段に滞留する湯水の温度を調整することができるので、スケール防止剤の高寿命化を図り、その交換や補充などの維持コストを低減させることができる。

    第2の発明は、特に第1の発明において、前記スケール抑制手段が装着されている場合は、前記スケール抑制手段が装着されていない場合に比べて、前記沸き上げ運転を終了させるときの、前記入水温度は低いことを特徴とする給湯装置である。

    これにより、沸き上げ運転停止後にスケール抑制手段に滞留する湯水の温度を低くして、添加剤の溶解量や溶解度、および、加水分解を少なくすることができるので、スケール防止剤の寿命を長くして、交換や補充などの維持コストを低減させることができる。

    第3の発明は、特に第1または第2の発明において、リモコンに、前記スケール抑制手段の装着の有無の情報を入力する機能を設けたことを特徴とする給湯装置である。

    これにより、新たな入力手段を設けることなく、スケール抑制手段の装着の有無を判別することができるので、給湯装置の構成を簡素にして、また、装着工事の簡易化を図ることができる。

    第4の発明は、特に第1〜3の発明において、前記スケール抑制手段は、水の通水を検出するフローセンサを備え、前記フローセンサの検出値に基づき、前記スケール抑制手段の装着を認識することを特徴とする給湯装置である。

    これにより、スケール抑制手段を装着した場合には、フローセンサからの信号が給湯機の制御手段に入力されるので、自動的にスケール抑制手段を装着したことを前記制御手段が判断できるので、給湯装置としての信頼性を向上させることができる。

    以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。 なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。

    (実施の形態1)
    図1は、本発明の第1の実施の形態におけるスケール抑制手段を装着した場合の給湯装置の構成図である。

    図1において、給湯装置の熱源である加熱手段は、圧縮機51、給湯熱交換器52、減圧装置53および大気熱を吸熱する蒸発器54からなるヒートポンプサイクルを構成したヒートポンプユニット55である。 本実施の形態では、高圧側の冷媒圧力が臨界圧力以上となる二酸化炭素を冷媒とする。

    貯湯ユニット56に収納された貯湯槽57への給水は貯湯槽57下部に接続された給水管58を通ってなされ、貯湯槽57上部の高温の湯は給湯管路59を通り給湯混合弁60で給水と混合することによって、所定の温度の湯にしてから給湯配管61を通って給湯端末(蛇口62)から給湯される。

    また、貯湯槽57の下部から循環ポンプ63、入水管路64、給湯熱交換器52、出湯管路65および貯湯槽57の上部を順次接続することによって沸き上げ回路を構成し、貯湯槽57から循環ポンプ63で送られてきた水は前記給湯熱交換器52で冷媒熱により加熱されて貯湯槽57の上から貯留される。

    給湯熱交換器52の水側出口の温度を検出する沸き上げ温度検出手段66によってヒートポンプ熱源で加熱した湯温を検出する。 また、給湯熱交換器52の水側入口の温度検出する入水温度検出手段67によって給湯熱交換器52の入水温度を検出する。

    さらに、入水管路64は、入水管68と入水側接続配管69からなり、出湯管路65は、出湯管70と出湯側接続配管71からなる。

    入水側接続配管69を接続する貯湯槽57とヒートポンプユニット55側には、それぞれ入水貯湯側接続口72と入水熱源側接続口73が設けられている。 また、出湯側接続配管71を接続する貯湯槽57とヒートポンプユニット55側には、それぞれ出湯貯湯側接続口74と出湯熱源側接続口75が設けられている。

    また、給湯装置に給水される給水温度を検出する給水温度検出手段85を給水管58に設ける。

    スケール抑制手段76は、スケール抑制手段76の入口と出口にそれぞれ設けた入接続口77、出接続口78と、その間に接続された水流路79の途中に設けたスケール防止剤80を収納した容器81と、スケール抑制手段76の全体を覆うケーシング82とからなる。

    スケール抑制手段76を給湯装置に接続する場合は、図1に示すように、入水側接続配管69を、先ず、入水貯湯側接続口72と入接続口77に接続し、さらに、出接続口78と入水熱源側接続口73とを接続する。

    また、制御手段83は、ヒートポンプユニット55と貯湯ユニット56の動作を制御して貯湯槽57の水を沸かす運転である沸き上げ運転を制御するものであり、リモコン84は、使用者が希望する給湯温度である給湯設定温度などを設定するものである。 ここで、蛇口62が開かれると、リモコン84で設定された給湯設定温度の湯が蛇口62に給湯される。

    一方、スケール抑制手段76を装着しない場合は、図2に示す構成となる。 この場合は、入水側接続配管69を、入水貯湯側接続口72と入水熱源側接続口73とに接続する。 その他は、図1と同様である。

    以上のように構成された給湯装置について、比較のため、先に図2に示すスケール抑制手段76を装着しない構成の給湯装置について、以下にその動作、作用を説明する。

    まず、図2に示す構成の給湯装置において、貯湯槽57内の湯水を沸き上げる、沸き上げ運転について説明する。

    貯湯槽57を沸き上げる要求(図示せず)があると、制御手段83は、ヒートポンプユニット55で、大気熱を利用した沸き上げ運転を行う。

    この場合、圧縮機51から吐出された臨界圧力以上の高温高圧の冷媒が給湯熱交換器52に流入し、ここで、貯湯槽57の下部から送られてきた水と熱交換し放熱した後、減圧装置53で減圧される。 さらに、蒸発器54で大気から熱を吸熱し、ガス化して圧縮機51に戻る。

    この時、貯湯槽57の下部から入水管路64を通って送られて、給湯熱交換器52に流入した水は、沸き上げ温度検出手段66で検出した給湯熱交換器52の出口温度が所定温度となるように循環ポンプ63の回転数を制御することによって、所定の温度の湯が貯湯槽57の上部から流入し貯留され、前記貯湯槽57に設けられた温度検出手段(図示せず)によって検出される貯湯量に基づいて、沸き上げ運転を停止する。

    あるいは、制御手段83は入水温度検出手段67で検出した給湯熱交換器52の入水温度を検出し、所定の入水温度になれば、沸き上げ運転を停止する。

    図3は、横軸に沸き上げ時間を取り、縦軸に入水温度検出手段67で検出した入水温度を取って、沸き上げ時間に対する入水温度の変化を示したものである。 沸き上げの初期は、入水温度は給湯装置に給水される給水温度とほぼ同様であり、貯湯槽57の沸き上げの終盤になれば、従来例で説明した混合層を加熱することになり、入水温度は時間とともに上昇する。

    そして、入水温度が、同図のT1(例えば60℃)になれば、制御手段83は沸き上げ運転を停止する。 このT1が、スケール抑制手段76を装着しない場合の所定の入水温度である。 このとき、入水管路64の中の水温は、T1と同等の温度(60℃)となる。 この温度T1は、ポリリン酸塩の溶解速度も加水分解の速度も大きい温度である。

    次に、図1に示すスケール抑制手段76を装着する場合について、以下にその動作、作用を説明する。

    まず、図1において、貯湯槽57を沸き上げる、沸き上げ運転について説明する。

    貯湯槽57を沸き上げる要求(図示せず)があると、制御手段83は、ヒートポンプユニット55で大気熱を利用した、沸き上げ運転を行う。

    この場合、圧縮機51から吐出された臨界圧力以上の高温高圧の冷媒が、給湯熱交換器52に流入し、ここで貯湯槽57の下部から送られてきた水と熱交換し放熱した後、減圧装置53で減圧される。 さらに、蒸発器54で大気から熱を吸熱し、ガス化して圧縮機51に戻る。

    このとき、給湯熱交換器52の出口温度が所定温度となるように動作する循環ポンプ63によって貯湯槽57の下部から送られてきた水は、貯湯ユニット56側の入水側接続配管69を通ってスケール抑制手段76の容器81に入る。

    スケール抑制手段76において、スケール防止剤80としてのポリリン酸塩が水に溶解されて、所定のポリリン酸塩濃度の水となる。 そして、水はヒートポンプユニット55側の入水側接続配管69を通って、給湯熱交換器52に入る。 さらに、熱源であるヒートポンプユニットで加熱され、所定の温度となって、貯湯槽57の上部から流入し貯留される。

    このとき、給湯熱交換器52で加熱される水に含まれるスケール防止剤は、給湯熱交換器52中で生成する炭酸カルシウムの結晶の成長を抑制し、スケールの発生を防止する。 また、制御手段83は、入水温度検出手段67で検出した給湯熱交換器52の入水温度を検出し、所定の入水温度になれば、沸き上げ運転を停止する。

    このスケール抑制手段76を装着する場合の所定の入水温度は、前述したスケール抑制手段76を装着しない給湯装置における、所定の入水温度よりも低い温度に設定する。 例えば、図3において、スケール抑制手段76を装着する場合の所定の入水温度をT2とする。 T2をT1よりも低く設定することで、ポリリン酸塩の溶解速度も加水分解の速度も小さくすることができる。

    なお、所定の入水温度T2をT1よりも低くすることにより、貯湯槽57に貯湯される湯量が僅かに減少するが、貯湯槽57の湯が減少してきた場合、スケール抑制手段76を装着しない場合よりも早めに沸き上げ運転を行えば、特に問題が生じることは無い。

    このように、スケール抑制手段76を装着する場合の所定の入水温度T2を低く設定する方が、ポリリン酸塩の溶解速度も加水分解の速度も小さくすることができ、ポリリン酸塩の消費量の増大を低減することができる。

    ここで、沸き上げ運転終了時の入水温度を給水温度よりも高い温度に設定しなければ、貯湯槽57内の湯水の沸き上げ運転が開始されないので課題となる。 また、給水温度は、季節(外気温度)によって変化し、冬は低く、夏は高い温度である。

    よって、効率よく所定の入水温度T2を決定するには、所定の入水温度T2を、給水温度+ΔTとして設定すれば、季節による給水温度の変化にも対応が簡単にできることになる。 ΔTとしては、例えば、5Kとか10Kとかの値を用いればよい。

    図4は、スケール抑制手段を装着したことを制御手段に入力するための入力手段86を設けた構成としている。 その他は図1の場合と同様である。 一旦給湯機を装着後、スケール抑制手段76を追加で装着する場合に、スケール抑制手段の装着の有無を簡単に設定できるため、容易に所定の入水温度の変更ができるので、給湯装置の運転制御に反映することがでる。

    図5は、スケール抑制手段76を装着したことを制御手段に入力するための入力手段86の機能を、給湯設定温度などを設定するリモコン84に設けた構成としている。 その他は図1の場合と同様である。 このようにすれば、リモコン84とは別の入力手段86を設ける必要が無いので、給湯装置の構成が簡単になり、また装着工事の簡易化を図ることもできる。

    図6は、スケール抑制手段76に水の通水を検出するフローセンサ87を設け、前記フローセンサ87を入力手段86とした構成としている。 その他は図1の場合と同様である。 このようにすれば、スケール抑制手段76を使用した場合に、フローセンサ87からの信号が給湯機の制御手段83に入力されるので、スケール抑制手段76を装着したことを、自動的に前記制御手段83が判断でき、信頼性の向上を図ることができる。

    なお、リモコン84によるスケール抑制手段76の有無の判別と、フローセンサ87によるスケール抑制手段76の有無の判別とは、併用してもよい。

    このように、スケール抑制手段76を装着した場合と装着しない場合とで、沸き上げ運転を終了させるときの入水温度を変更可能な構成とし、所定の入水温度を適切に変更することによって、沸き上げ運転停止後に消費されるスケール防止剤の溶解量や溶解度、および、スケール防止剤の加水分解を少なくすることができるので、スケール防止剤の寿命が長くなり、その交換や補充などのメンテナンスや維持コストを低減させ、さらに、スケール抑制手段76の装着の自由度を図ることができる。

    以上のように、本発明にかかる給湯装置は、沸き上げ運転の終了を判断する所定の入水温度を変更して、スケール抑制手段の高寿命化を図ることができるので、家庭用や業務用などの給湯装置に適用することができる。

    52 給湯熱交換器 55 ヒートポンプユニット(加熱手段)
    57 貯湯槽 64 入水管路 65 出湯管路 67 入水温度検出手段 76 スケール抑制手段 80 スケール防止剤 83 制御手段 84 リモコン 85 給水温度検出手段 87 フローセンサ

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