Mobile boilers for thermal mat

申请号 JP2011540617 申请日 2010-02-11 公开(公告)号 JP2012511693A 公开(公告)日 2012-05-24
申请人 ユーロハウジング コーポレーションEurohousing Corporation; 发明人 ヨン ゾ,ホ;
摘要 Provided is a portable boiler for a heating mat including a water reservoir, a heat-transfer part, a heating part, and a housing. The water reservoir includes an inlet tube, a fixing bracket, a check valve, and a temperature sensor. The inlet tube is connected to one and of a circulation pipe buried in the heating mat on the one side of the upper portion of the water reservoir. The fixing bracket has a plurality of holes to allow the circulating water to flow into the heat-transfer part. The check valve is formed of a thin film and opens/closes the plurality of holes according to a water pressure of the circulating water. The temperature sensor senses a temperature of the circulating water to generate a physical signal using expansion and contraction of a liquid filled therein. The heat-transfer part has the flow passage that allows the circulating water to absorb heat when the check valve is opened and the circulating water flows therein. The heating part includes a gas controller, a controller, and an igniter. The gas controller controls an injection amount of the fuel gas supplied from the fuel tank. The controller receives the physical signal from the temperature sensor to control the gas controller. The igniter includes a combustor for burning the fuel gas supplied from the gas controller and a spark plug generating an electric spark on the combustor.
权利要求
  • 一側には、温熱マット(10)を循環する循環水が流入するように流入管(110)が設けられ、上記循環水が貯蔵される貯水部(100)と、
    上記貯水部(100)から排出される上記循環水が一定の流路管(220)を通って流動しながら熱交換され、一側に設けられた流出管(210)を通って上記温熱マット(10)に上記循環水が排出される伝熱部(200)と、
    燃料タンクTから供給された燃料ガスを燃焼させ、上記伝熱部(200)内部の上記循環水を加熱する加熱部(300)と、
    外観を形成する筒体(700)と、
    を含む温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)であって、
    上記貯水部(100)は、
    一側には、上記温熱マット(10)の内部に埋設された循環管20の一端部と連結された流入管110と、上記循環水が伝熱部(200)の内部へ流入できるようにする多数の孔(123)が設けられた固定ブラケット(120)と、上記循環水による水圧に応じて上記孔(123)を開閉する薄膜のチェック弁130と、上記循環水の温度を感知し、内部に充填された液体が膨脹または収縮することにより物理的信号を生成する温度センサ(140)とを含み、
    上記伝熱部(200)には、
    上記貯水部(100)の上記チェック弁(130)が開放される際、上記循環水が流入して流動する間に熱を吸収する流路管(220)が設けられ、
    上記加熱部(300)には、
    上記燃料タンクTから供給される燃料ガスの噴出量を調節するガス調節器(400)と、上記温度センサ(140)から生成された物理的信号を受けて上記ガス調節器(400)を制御する制御器500と、上記ガス調節器(400)から流入した燃料ガスを燃焼させる燃焼器(610)と、上記燃焼器(610)に電気スパークを発生させる点火プラグ(620)からなる点火器(600)とを含んで構成されたことを特徴とする温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記伝熱部(200)の下面には、熱伝導率を向上させるための集熱板(250)がさらに取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記集熱板(250)には、円の中心から外側方向に設けられた多数の集熱ピン(255)がさらに備えられたことを特徴とする請求項2に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記伝熱部(200)の流路管(220)は、上記循環水が上記貯水部(100)のチェック弁(130)を介して最初に流入する下方の垂直流路管(203)と、上記垂直流路管(203)と連通し、上記垂直流路管(203)を通って流入する上記循環水を一側に迂回させる迂回流路管(205)と、上記迂回流路管(205)と連通し、上記流出管(210)に向かって傾斜した傾斜流路が形成された傾斜流路管(207)とからなることを特徴とする請求項2に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記流路管(220)と上記集熱板(250)との間には、上記伝熱部(200)の流路管(220)と集熱板(250)との間を支持する支持ブラケット(230)により形成される空間部(240)がさらに備えられたことを特徴とする請求項4に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記伝熱部(200)の上記傾斜流路管(207)と上記迂回流路管(205)との間には、上記集熱板(250)から伝熱される熱が上記流路管(220)を通って貯水部(100)に伝熱されることを防止するための遮蔽板(260)がさらに設けられたことを特徴とする請求項5に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記チェック弁(130)は、軟質のシリコン薄膜であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちのいずれか一項に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記チェック弁(130)は、上記固定ブラケット(120)の中心を貫通する昇降棒(124)の一端部に結合し、上記昇降棒(124)の外周面には、上記昇降棒(124)の他端部及び上記固定ブラケット(120)に支持された弾性部材(125)が備えられたことを特徴とする請求項7に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記固定ブラケット(120)には、上記循環水が上記伝熱部(200)の内部を流動しながら発生した蒸気を排出するための噴出孔(126)がさらに設けられ、上記蒸気が一定の圧力よりも大きくなれば、上記噴出孔(126)を開放するエアー排出器(127)がさらに備えられたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちのいずれか一項に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記昇降棒(124)を外部から人為的に押し付けることができるようにする棒状の加圧部材がさらに備えられたことを特徴とする請求項8に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記筒体(700)の外側周面には、上記伝熱部(200)の上記迂回流路管(205)と対応する位置に多数の第1通気孔(710)が設けられ、また、上記集熱板(250)と対応する位置には、多数の第2通気孔(720)がさらに設けられたことを特徴とする請求項4に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記第1通気孔(710)に対応する筒体(700)の内部には、上記第1通気孔(710)を選択的に開閉する多数の補助通気孔(743)が設けられた補助カバー(740)がさらに備えられたことを特徴とする請求項11に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記第2通気孔(720)に対応する上記筒体(700)の外側には、上記第2通気孔(720)を通って流入する空気の流速により火花の方向が空気の流れに従って偏ることを防止するための風除け板(750)がさらに設けられたことを特徴とする請求項11に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 上記貯水部(100)に対応する上記筒体(700)には、上記貯水部(100)に流入した循環水の冷却を促進させながら強度を補強するためのシワ部(760)がさらに含まれたことを特徴とする請求項1乃至請求項6のうちのいずれか一項に記載の温熱マット(10)用の移動式ボイラー(1000)。
  • 说明书全文

    本発明は、温熱マット用移動式ボイラーに関し、より詳細には、釣り、登山を楽しむために、山や川、または海などで野営するとき、マットを使用者の所望の温度に維持できるように、マットの内部を循環する循環を加熱して循環させる温熱マット用の移動式ボイラーに関する。

    一般に、登山や釣りのために、山や川、または海のような場所で野営をする場合、通常テントと寝袋を用いるようになる。

    このとき、地面には、地面からの冷気や湿気をシャットアウトするための目的で、ゴザやビニールなどを敷く。

    しかし、冬山登りや高山地帯での山岳のような酷寒の状況では、体温を維持するのが非常に困難である。 もし野営時に体温が適切に維持できなければ、山岳登はんに必要な判断や危機対処能力にも影響を与えるようになり、ともすると大きな事故につながる可能性がある。

    このような問題点を解決するための技術として、実用新案登録第207192号及び特許登録第604405号などがあるが、実用新案登録第207192号に開示されている上記温熱マット用の温水加熱器及び特許登録第604405号に開示されている移動式ボイラー装置では、温熱マット及び温水マットを循環する循環水の温度を制御できる別途の温度調節装置が備えられておらず、循環水の温度が上昇し続ける場合、使用者が火傷をする致命的な問題がある。

    また、循環水を加熱する途中で発生する高圧の気泡が排出されず、循環水とともにパイプ及び温水ホースを循環するため、パイプ及び温水ホースの内側面にぶつかって弾けながら騒音を誘発させる問題がある。

    本発明は、上記のような問題点及び技術的偏見を解消するために案出されたものであって、循環水が温熱マットを循環する過程で騒音が発生しないようにし、また、循環水の温度を選択的に制御できる温熱マット用の移動式ボイラーを提供することにその目的がある。

    また、登山などの野営時に持ち歩ける使い捨ての燃料ガス筒を用いることができるようにする安定した構造のボイラーを提供することに他の目的がある。

    上記のような目的を達成するために、本発明は、一側には温熱マットを循環する循環水が流入するように流入管が設けられ、上記循環水が貯蔵される貯水部と、上記貯水部から排出される上記循環水が、一定の流路管を通って流動しながら熱交換され、一側に設けられた流出管を通って上記温熱マットへ上記循環水が排出される伝熱部と、燃料タンクから供給された燃料ガスを燃焼させ、上記伝熱部内部の上記循環水を加熱する加熱部と、外観を形成する筒体とを含む温熱マット用の移動式ボイラーであって、上記貯水部は、一側には上記温熱マットの内部に埋設された循環管の一端部と連結された流入管と、上記循環水が上記伝熱部の内部へ流入するようにする多数の孔が形成された固定ブラケットと、上記循環水による水圧に応じて上記孔を開閉する薄膜のチェック弁と、上記循環水の温度を感知し、内部に充填された液体が膨脹または収縮することにより、物理的信号を生成する温度センサとを含み、上記伝熱部には、上記貯水部の上記チェック弁が開放する時、上記循環水が流入して流動する間に熱を吸収する流路管とが設けられ、上記加熱部には、上記燃料タンクから供給される燃料ガスの噴出量を調節するガス調節器と、上記温度センサから生成された物理的信号を受けて上記ガス調節器を制御する制御器と、上記ガス調節器から流入した燃料ガスを燃焼させる燃焼器と、上記燃焼器に電気スパークを発生させる点火プラグからなる点火器とを含んで構成されたことを特徴とする温熱マット用の移動式ボイラーを含んで構成されたことを特徴とする。

    一方、上記伝熱部の下面には、熱伝導率を向上させるための集熱板がさらに付着されたことが望ましい。

    この場合、上記集熱板には、円の中心から外側方向に設けられた多数の集熱ピンがさらに備えられたことが望ましい。

    一方、上記伝熱部の流路管は、上記循環水が上記貯水部のチェック弁を介して最初に流入する下方の垂直流路管と、上記垂直流路管と連通し、上記垂直流路管を通って流入する上記循環水を一側に迂回させる迂回流路管と、上記迂回流路管と連通し、上記流出管に向かって傾斜した傾斜流路が設けられた傾斜流路管とからなることが望ましい。

    また、上記流路管と上記集熱板との間には、上記伝熱部の流路管と集熱板との間を支持する支持ブラケットにより形成される空間部がさらに備えられたことが望ましい。

    また、上記伝熱部の上記傾斜流路管と上記迂回流路管との間には、上記集熱板から伝熱される熱が、上記流路管を通って貯水部に伝熱されることを防止するための遮蔽板がさらに設けられたことが望ましい。

    一方、上記チェック弁は、軟質のシリコン薄膜であることが望ましい。

    この場合、上記チェック弁は、上記固定ブラケットの中心を貫通する昇降棒の一端部に結合し、上記昇降棒の外周面には、上記昇降棒の他端部及び上記固定ブラケットに支持された弾性部材が備えられたことが望ましい。

    一方、上記固定ブラケットには、上記循環水が上記伝熱部の内部を流動しながら発生した蒸気を排出するための噴出孔がさらに設けられ、上記蒸気が一定の圧力よりも大きくなれば、上記噴出孔を開放するエアー排出器がさらに備えられたことが望ましい。

    一方、上記昇降棒を外部から人為的に押し付けることができるようにする棒状の加圧部材がさらに備えられたことが望ましい。

    一方、上記筒体の外側周面には、上記伝熱部の上記迂回流路管と対応する位置に多数の第1通気孔が設けられ、また、上記集熱板と対応する位置には、多数の第2通気孔がさらに設けられたことが望ましい。

    また、上記第1通気孔に対応する筒体の内部には、上記第1通気孔を選択的に開閉する多数の補助通気孔が設けられた補助カバーがさらに備えられたことが望ましい。

    また、上記第2通気孔に対応する上記筒体の外側には、上記第2通気孔を通って流入する空気の流速により花火の方向が空気の流れに従って偏ることを防止するための風除け板がさらに設けられたことが望ましい。

    一方、上記貯水部に対応する上記筒体には、上記貯水部に流入した循環水の冷却を促進させながら強度を補強するためのシワ部がさらに含まれたことが望ましい。

    本発明の望ましい実施例による温熱マット用の移動式ボイラー及び温熱マットの外観を示す概略図である。

    本発明の望ましい実施例による温熱マット用の移動式ボイラーの全体構造を示す断面図である。

    本発明の望ましい実施例による構成のうち、貯水部に装着される固定ブラケット、昇降棒、チェック弁及びエアー排出器の分解斜視図である。

    本発明の望ましい実施例による構成のうち、伝熱部の構成を示す斜視図である。

    本発明の望ましい実施例による構成のうち、加熱部の外観を示す正面図である。

    本発明の望ましい実施例による構成のうち、温度センサと加熱部との相互作用を示す図5のI−I線に沿った横断面図である。

    本発明の望ましい実施例による構成のうち、第2ピストン及び第2燃料吐出管に凹入溝が設けられた状態を示す概略図である。

    本発明の望ましい実施例による構成のうち、第2ピストン及び第2燃料吐出管に凹入溝が設けられた状態を示す概略図である。

    以下、本発明を、添付された図面に基づき、望ましい実施例を通じてより詳細に説明する。

    本実施例及び図面は、本発明の理解を促進するためのものであるだけで、発明の技術的範囲をこれに限定するものではない。

    図1は、本発明の望ましい実施例による温熱マット用の移動式ボイラー及び温熱マットの外観を示す概略図である。

    図1の温熱マット用の移動式ボイラーは、一側の上部に温熱マット10を循環する循環水が流入するように流入管110が設けられ、上記循環水が貯蔵される貯水部100と、上記貯水部100から排出される上記循環水が一定の流路管220を通って流動しながら熱交換され、一側に設けられた流出管210を通って上記温熱マット10に上記循環水が排出される伝熱部200と、燃料タンクTから供給された燃料ガスを燃焼させ、上記伝熱部200の内部の上記循環水を加熱する加熱部300、外観を形成する筒体700とを含み、温熱マット10を循環して抜け出た循環水が移動式ボイラー1000の流入管110を通って流入し、伝熱部200の流路を流動する間に加熱され、流出管210を通って再び温熱マット10に流れ込む構造となっている。

    また、図1には示していないが、上記流入水の温度を感知し、その内部に充填された液体が膨脹または収縮することにより物理的信号を生成する温度センサ140と、上記燃料タンクから供給される燃料ガスの噴出量を調節するガス調節器400と、上記温度センサ140から生成された物理的信号を受けて上記ガス調節器400を制御する制御器500とが含まれている。

    上記貯水部100に対応する筒体700には、貯水部100に流入した循環水の冷却を促進させながら強度を補強するためのシワ部760が設けられている。

    また、上記筒体700の外側周面には、上記伝熱部200の上記迂回流路管205と対応する位置に多数の第1通気孔710が設けられているが、これは、外気の温度が高い場合、伝熱部200の迂回流路管205と垂直流路管203とが、傾斜流路管207から伝達される熱により加熱しないように、空気により冷却させるためである。

    また、上記集熱板250と対応する位置には、多数の第2通気孔720が設けられているが、これは、後述する点火器600が動作する際、燃料ガスが燃焼する過程で発生するガス及び熱気を排出するためである。

    但し、上記第2通気孔720を通って流入する空気の流速が過度に速い場合には、火花の方向が空気の流れに従って偏るおそれがあるため、これを防止するための風除け板750がさらに設けられている。

    また、上記第1通気孔710に対応する筒体700の内部には、上記第1通気孔710を選択的に開閉する多数の補助通気孔743が設けられた補助カバー740が装着されているが、これは、外気の温度が顕著に低い場合、第1通気孔710を通って流入する外気により伝熱部200の温度が低下し過ぎ、熱効率が低下することを防止するためである。

    上記補助通気孔743が設けられた補助カバー740は、使用者が第1通気孔710との位置を周辺環境に応じて適切に調節して用いればよい。

    以下、図2〜図6を参照し、図1の温熱マット用の移動式ボイラーの構造及び作用をより詳細に説明する。

    図2は、本発明の望ましい実施例による温熱マット用の移動式ボイラーの全体構造を示す断面図である。

    図2に示すように、外観を形成する筒体700の内部は、上から貯水部100、伝熱部200及び加熱部300で構成されている。 この筒体700は、それぞれ3つの部分に区画されたものと示したが、全体として一つの部材でもなされるのは言うまでもない。

    貯水部100の右側上部には、上記温熱マット10の内部に埋設された循環管20の一端部と連結された流入管110と、上記循環水が伝熱部200の内部へ流入できるようにする多数の孔123が設けられた固定ブラケット120と、上記循環水による水圧に応じて上記孔123を開閉する軟質のシリコン薄膜からなるチェック弁130と、上記流入水の温度を感知し、内部に充填された液体が膨脹または収縮することにより物理的信号を生成する温度センサ140とを含み、上記チェック弁130は、上記固定ブラケット120の中心を貫通する昇降棒124の一端部に結合し、上記昇降棒124の外周面には、上記昇降棒124の他端部及び上記固定ブラケット120に支持されたバネ125が備えられている。 本実施例では、バネを用いたが、圧縮後に圧縮力を除去すれば復元される弾性部材であれば、必ずしもこれに限定されるわけではない。

    貯水部100の作用を説明するために、初期には貯水部100の内部には循環水が全く含まれていない状態であるとする。

    筒体700の一部をなす上面カバーを開き、循環水を投入すれば、該循環水が流出管210を通って温熱マット10に流入できるようにチェック弁130を開放させなければならない。 チェック弁130は、薄膜のシリコン材質からなっているため、貯水部100の内部に流入した循環水が一定の水圧を形成するまでは閉じられているので、上記昇降棒124を人為的に下降させなければならない。 上記昇降棒124の外周面には、バネ125が巻き取られており、その両端は、上記昇降棒124の一端部及び固定ブラケット120に支持されているため、押圧力を除去すればまた上昇し、チェック弁130は閉鎖される。

    このとき、燃料タンクTから供給されたガス燃料が点火している状態である必要はない。

    上記のようにチェック弁130を一定の時間強制的に開放させ、上記温熱マットの内部に循環水を流入した後、昇降棒124を置けば、純粋に貯水部100に含まれた循環水の水圧によってのみチェック弁130が開放または閉鎖され、上記チェック弁130が開放される時、固定ブラケット120に設けられた孔123を通って流出する循環水は、伝熱部200に流れ込む。

    以下、図3を参照し、固定ブラケット120、昇降棒124、チェック弁130及びエアー排出器127について説明する。

    図3は、貯水部100に装着される固定ブラケット120、昇降棒124、チェック弁130及びエアー排出器127の分解斜視図である。

    図3に示すように、固定ブラケット120には、所定深さの孔123が放射状に設けられており、その内部は、チェック弁130が開放される時、循環水が流れることができるように空間が設けられており、また、下段部には、伝熱部200の垂直流路管203と結合できるようにする雌ネジが形成されている。

    上記固定ブラケット120の孔123の下面に上記チェック弁130が設けられ、貯水部100に含まれた循環水の水圧によりチェック弁130が下方に緩めば、上記孔123が開放されるように構成されている。

    このとき、固定ブラケット120の下面には、固定ブラケット120と伝熱部200との間の漏水を防止するためのゴムパッキング128が設けられている。

    また、上記固定ブラケット120の中央部には、昇降棒124が貫通できる段差つき孔が設けられているが、昇降棒124の外周面に巻き取られるバネ125の一端が、この段差部に支持される。

    上記昇降棒124は、上述したように、作動初期に循環水を投入するために使われるものであって、昇降棒124を押圧すると、昇降棒124の末端部に結合したチェック弁130が強制的に開放され、また、その押圧力を除去すれば、バネ125の復原力により閉鎖される。

    固定ブラケット120の最外郭には、エアー排出器127とネジ結合する噴出孔126がさらに設けられている。

    上記エアー排出器127の噴出孔126は、上記循環水が上記伝熱部200の内部を流動しながら発生した蒸気を排出するためのものであって、上記蒸気が一定の圧力よりも大きくなれば、上記噴出孔126を防いでいるボールを押し上げ、エアー排出口127aを通って蒸気が貯水部100に排出するようになっている。

    伝熱部200から発生する蒸気は、水とは異なり圧縮性物質であるため、体積は小さいが、高圧なので、これを除去しなければ温熱マットの循環中に騒音を発生するか、または爆発の危険があるからである。

    図示しないが、昇降棒124を外部から人為的に押し付けることができるように、昇降棒の頭部と当接する棒状の加圧部材がさらに備えられてもよい。

    図4を参照し、伝熱部200の構成をより詳細に説明する。 図4は、伝熱部200の構成を示す斜視図である。

    図4に示すように、伝熱部200には、上記貯水部100の上記チェック弁130が開放される際、上記循環水が流入して流動する間に熱を吸収する流路管220が設けられている。

    上記流路管220は、上記循環水が上記貯水部100のチェック弁130を介して最初に流入し、上記貯水部100の固定ブラケット120の下段部にネジ結合するための雄ネジが設けられた下方の垂直流路管203と、上記垂直流路管203と連通し、上記垂直流路管203を通って流入する上記循環水を一側に迂回させる迂回流路管205と、上記迂回流路管205と連通し、流出管210に向かって傾斜した傾斜流路が設けられた傾斜流路管207とからなっている。

    迂回流路管205が備えられた理由は、垂直流路管203を通って流入した循環水が、温度の高い底面に垂直落下すれば、急激な気化が起きる可能性があり、急激な気化により気泡が発生するおそれがあるからである。

    このような理由で、流出管210に向かう流路も傾斜流路管207で構成することにより、伝熱面積を広めるとともに循環水の急激な気化を防止することができ、さらに循環水の循環が容易になる。

    上記伝熱部200の下面には、加熱部300から流路管220に伝達される熱伝導率を向上させるための円形の集熱板250が取り付けられており、上記集熱板250には、円の中心から外側方向に設けられた多数の集熱ピン255がさらに備えられている。

    また、上記流路管220(正確には傾斜流路管207)と上記集熱板250との間には、上記伝熱部200の流路管220(正確には傾斜流路管207)と集熱板250との間を支持する支持ブラケット230が設けられているが、これは、支持ブラケット230により上記集熱板250と流路管220との間に空間部240を形成するためである。 これにより、集熱板250から流路管220への熱伝逹は、空間部240を介した対流により、また、集熱板250から傾斜流路管207上部への熱伝逹は、支持ブラケット230を介した伝導による。 支持ブラケット230は、傾斜流路管207の上部から延在しているため、傾斜流路管207の底面は、空間部240を介した対流によってのみ熱伝逹がなされるようになるので、傾斜流路管207の底面で発生し得る急激な気化を未然に防止することができる。

    また、上記伝熱部200の上記傾斜流路管207と上記迂回流路管205との間には、上記集熱板250から伝熱される熱が、上記流路管220を通って貯水部100に伝熱されることを防止するための遮蔽板260が設けられているが、これは、貯水部100内の循環水の温度が、伝熱部200により加熱すれば、温熱マット10に流れ込む循環水の温度が必要以上に上昇し得るからである。

    次に、図5及び図6を参照し、貯水部100に流入した循環水の温度を感知し、循環水の温度に応じて燃料タンクTから供給される燃料ガスの量を調節するメカニズムを説明する。

    図5は、加熱部300の外観を示す正面図である。
    図5に示すように、加熱部300は、燃料タンクTから供給される燃料ガスの噴出量を調節するガス調節器400と、温度センサ140から生成された膨脹または収縮の物理的信号を受けて上記ガス調節器400を制御する制御器500と、上記第2シリンダーアセンブリー430の上記第2燃料吐出孔414aを通って流入した燃料ガスを燃焼させる燃焼器610と、上記燃焼器610に電気スパークを発生させる点火プラグ620からなる点火器600とで構成されている。

    図6は、温度センサ140と加熱部300との相互作用を示す図5のI−I線に沿った横断面図である。

    図6に示すように、温度センサ140は、貯水部100に取り付けられ、貯水部100に流入した循環水の温度を感知し、循環水の温度に応じてその内部に充填された液体が膨脹または収縮することにより物理的信号を生成する信号生成部143と、上記信号生成部143で生成された物理的信号を加熱部300の制御器500(正確には移動部材510に伝達する)に伝達するための毛細管状になっている信号伝達部145とで構成されている。

    即ち、信号生成部143で生成される物理的信号とは、信号生成部143の内部に充填される液体の膨張力または収縮力を意味する。 従って、貯水部100内の循環水の温度が一定の温度以上になれば、その内部に充填された液体が膨脹し、上記移動部材510に膨張力を伝達し、さらに移動部材510の膨脹により上記第2ピストン431が図面上の左側へ移動し、結局、第2燃料吐出管414を閉鎖する。

    逆に、貯水部100内の循環水の温度が一定の温度以下になれば、液体の比体積が減るという原理に基づき、第2燃料吐出管414を開放するが、これは、第1シリンダーアセンブリー420から第2燃料吐出管414に流入する燃料ガスの圧力により、常に第2ピストン431を図面上の右側へ押し付けているために可能なものである。

    上記信号伝達部145は、毛細管状になっているため、充填液体の比体積が微細に変化しても、その比体積の変化を圧力の変化に変換し、上記移動部材510に伝達できるようになる。

    温度センサ140の内部に充填される液体は、温度に応じた比体積の変化があるものであれば、特定の物質に限定されるわけではない。

    次に、図6を参照し、加熱部300の構成についてより詳細に説明する。
    上記ガス調節器400は、上記燃料タンクTと結合する結合部411と上記燃料タンクTから供給された燃料ガスが第1燃料吐出孔413aを通って噴出される第1燃料吐出管413が備えられた支持ブロック410と、シリンダーの内側に形成された調節ネジ部422にネジ結合した調節ノブ440の回転により、シリンダーの内部を移動することにより上記第1燃料吐出管413を開閉する第1ピストン421が取り付けられ、上記第1燃料吐出管413と連通するように、上記支持ブロック410上に設けられた第1シリンダーアセンブリー420と、内部を摺動することにより第2燃料吐出管414を開閉する第2ピストン431が取り付けられ、上記第1シリンダーアセンブリー420と連通するように、上記支持ブロック410上に設けられ、上記第2燃料吐出管414を通って流入した燃料ガスを吐出させるための第2燃料吐出孔414aが設けられた第2シリンダーアセンブリー430とからなっている。

    上記支持ブロック410上に第1及び第2シリンダーアセンブリー420、430が設けられている。

    シリンダーアセンブリー420、430は、それぞれのシリンダーに燃料吐出管413、414、燃料吐出孔413a、414a及びピストン421、431を備えている。

    第1シリンダーアセンブリー420は、燃料タンクTから噴出される燃料ガスの量を手動で直接調節するためのものであって、シリンダーの内側に形成された調節ネジ部422にネジ結合している調節ノブ440を回転させることにより、第1ピストン421は第1燃料吐出管413の開放程度を調節する。

    一方、第2シリンダーアセンブリー430は、伝熱部200を加熱するために必要な燃料ガスの量を調節するための構成であって、燃料ガスを点火器600の燃焼器610に送る。

    第2シリンダーアセンブリー430は、上記第1シリンダーアセンブリー420と連通しているので、第1シリンダーアセンブリー420を通って出る燃料ガスは、第2シリンダーアセンブリー430の第2燃料吐出管414及び第2燃料吐出孔414aを経て入り込む。

    第2シリンダーアセンブリー430の第2ピストン431の移動により第2燃料吐出管414の開放程度が決められるが、第2ピストン431の移動は、上記温度センサ140から生成された物理的信号を受けて膨脹または収縮する移動部材510の膨脹や収縮によりなされる。

    このとき、移動部材510と第2ピストン431の終端部は互いに当接しているため、移動部材510が膨脹すれば、第2ピストン431は、第2燃料吐出管414を閉鎖する方向(図面上の左側)に移動し、また、移動部材510が収縮すれば、第2ピストン431は、第2燃料吐出管414を開放する方向(図面上の右側)に移動する。 これは、第1シリンダーアセンブリー420から吐出される燃料ガスが、第2燃料吐出管414を通って常に第2ピストン431を一定の圧力で図面上の右側に押し出しているので、第2ピストン431の終端部と移動部材510は、当接した状態を維持しながら図面上の右側に移動するようになる。

    次に、図6を参照し、制御器500の構成についてより詳細に説明する。
    図6に示すように、制御器500は、上述した移動部材510と、上記移動部材510の位置を手動で操作するための位置調節器540とで構成されている。

    位置調節器550は、第2シリンダーアセンブリー430の第2燃料吐出管414の開放程度を手動で設定するための構成であって、上記支持ブロック410の一側に固定された状態で上記移動部材510を支持する弾性フレーム520と、上記支持ブロック410の他側に結合した固定フレーム530と、一端には、上記固定フレームを貫通し、上記弾性フレーム520にネジ結合した調節ボルト541が備えられ、また、他端には、上記調節ボルト541を回転させるための取っ手542が備えられた位置調節レバー540と、上記固定フレーム530と上記弾性フレーム520との間で上記調節ボルト541とネジ結合し、上記弾性フレーム520に固定された調節ナット521とで構成されている。

    図6に示すように、弾性フレーム520は、支持ブロック410の一側にのみ固定されており、また、上記移動部材510と結合しているため、弾性フレーム520が横方向に移動すれば、移動部材510も共に移動する。

    また、上記支持ブロック410の他側には、固定フレーム530が「┓」字状に固定されており、また、固定フレーム530と弾性フレーム520とが最短距離で向き合う部分には、位置調節レバー540の調節ボルト541が固定フレーム530を貫通して弾性フレーム520にネジ結合している。

    ネジを締める方向に位置調節レバー540の取っ手542を回転させれば、位置調節レバー540は、上記固定フレーム530により前進(図面上の右側方向)できないため、相対的に上記調節ナット521及びこれに固定された弾性フレーム520が図面上の左側に移動するようになる。

    このとき、調節ナット521は、使用強度を補強するために選択的に用いることができるものであり、調節ナット521がなくても、同様の作用をするのは言うまでもない。

    位置調節器550を作動させることにより、移動部材510の初期位置を設定すれば、結局、第2シリンダーアセンブリー430の第2燃料吐出管414の開度が決定されるものであり、その後は温度センサ140の物理的信号により移動部材510が移動し、これにより第2ピストン431による第2燃料吐出管414の開度が調節される。

    次に、図7及び図8を参照し、貯水部100に流入した循環水の温度が設定温度に達すれば、温度センサ140の膨脹信号により移動部材510が膨脹して第2ピストン431を押圧し、第2燃料吐出管414が完全に閉鎖された場合でも、第2燃料吐出孔414aを介して微細な燃料ガスが点火器600へ流入できるようにすることにより、循環水の温度を維持できる構成について説明する。

    図7に示すように、上記第2シリンダーアセンブリー430の上記第2ピストン431の先端部には、上記第2シリンダーアセンブリー430の燃料吐出管414が閉鎖されても、上記第2シリンダーアセンブリー430の内部に微細燃料が流入するように凹入溝431aが設けられている。 これにより、上記第2シリンダーアセンブリー430の燃料吐出管414が完全に閉鎖されても、凹入溝431aを通って微細な量の燃料ガスが第2シリンダーアセンブリー430内部に流入することができ、循環水の温度の維持に必要な燃料ガスを点火器600へ送ることができるようになる。

    また、選択的に、図8に示すように、上記第2シリンダーアセンブリー430の上記燃料吐出管414の内周面には、上記第2シリンダーアセンブリー430の燃料吐出管414が閉鎖されても、上記第2シリンダーアセンブリー430の内部に微細燃料が流入するように凹入溝414bが設けられてもよい。

    以上、本発明の温熱マット用の移動式ボイラー1000を、望ましい実施例により説明したが、これは、本発明の理解を促進するためのものであり、本発明の技術的範囲をこれに限定するわけではない。

    本技術の属する技術分野において通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱することなく、多様な変形や改造が可能であることを理解するだろう。

    例えば、本発明の温度センサ140に充填される液体の種類、移動部材510の形状や材質、各構成の結合構造、伝熱部200に含まれた流路管220の形状や材質などは、本発明の技術的範囲を定める基準になり得ず、専ら特許請求の範囲によってのみ定められるのは言うまでもない。

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