制御ユニット、加熱調理器およびタッチセンサモジュール

申请号 JP2016552104 申请日 2015-09-30 公开(公告)号 JPWO2016052587A1 公开(公告)日 2017-04-27
申请人 三菱電機株式会社; 三菱電機ホーム機器株式会社; 发明人 宏和 吉岡; 宏和 吉岡;
摘要 制御ユニットは、指示体からのタッチ入 力 を検出するタッチセンサを備えたタッチセンサモジュールと、タッチセンサの検出結果を取得するメインコントローラと、を有し、タッチセンサモジュールは、メインコントローラと通信を行うセンサ通信部と、指示体からのタッチを検出したときにフラグを生成するフラグ生成部と、をさらに備え、メインコントローラは、フラグを取得するフラグ取得部と、タッチセンサモジュールと通信を行いタッチセンサが検出したタッチ入力を取得する制御通信部と、を備え、メインコントローラは、フラグを取得していないときは、第1周期でタッチセンサモジュールと通信を行い、フラグを取得しているときに、第1周期と比較して短い周期である第2周期でタッチセンサモジュールと通信を行う。
权利要求
  • 指示体からのタッチ入力を検出するタッチセンサを備えたタッチセンサモジュールと、
    前記タッチセンサの検出結果を取得するメインコントローラと、を有する制御ユニットであって、
    前記タッチセンサモジュールは、前記メインコントローラと通信を行うセンサ通信部と、前記指示体からのタッチを検出したときにフラグを生成するフラグ生成部と、をさらに備え、
    前記メインコントローラは、前記フラグを取得するフラグ取得部と、前記タッチセンサモジュールと通信を行い前記タッチセンサが検出したタッチ入力を取得する制御通信部と、を備え、
    前記メインコントローラは、前記フラグを取得していないときは、第1周期で前記タッチセンサモジュールと通信を行い、前記フラグを取得しているときに、前記第1周期と比較して短い周期である第2周期で前記タッチセンサモジュールと通信を行う、
    制御ユニット。
  • 前記メインコントローラは、前記フラグが切り替わったときに前記タッチセンサモジュールと通信を行い、その後に前記第1周期または前記第2周期で前記タッチセンサモジュールと通信を行う、
    請求項1記載の制御ユニット。
  • 前記メインコントローラは、前記指示体が前記タッチセンサをタッチしたタッチ時間をカウントして長押しタッチ入力を取得する、
    請求項1または請求項2に記載の制御ユニット。
  • 前記メインコントローラは、前記タッチセンサモジュールと周期的に通信を行い、連続してタッチ入力を取得したときに、長押しタッチ入力を取得する、
    請求項1または請求項2に記載の制御ユニット。
  • 前記タッチセンサモジュールは、複数の前記タッチセンサを備えており、
    前記メインコントローラは、複数の前記タッチセンサのそれぞれが検出したタッチ入力を取得する、
    請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の制御ユニット。
  • 前記フラグ生成部は、複数の前記タッチセンサのうちの1つ以上のタッチセンサが前記指示体からのタッチを検出したときに前記フラグを生成する、
    請求項5記載の制御ユニット。
  • 報知を行う報知モジュールをさらに有し、
    前記メインコントローラは、前記制御通信部を介して前記報知モジュールと通信を行い、前記報知モジュールに報知させる、
    請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の制御ユニット。
  • 前記メインコントローラは、前記第1周期および前記第2周期と比較して短い周期である第3周期で前記報知モジュールと通信を行う、
    請求項7記載の制御ユニット。
  • 被加熱物の加熱を行う加熱部と、
    請求項1〜請求項8の何れか1項に記載の制御ユニットと、を備え、
    前記制御ユニットは、前記タッチセンサが検出したタッチ入力にしたがって、前記加熱部の制御を行う、
    加熱調理器。
  • 通信を行ってタッチセンサモジュールからタッチ入力を取得するメインコントローラの一部を構成するタッチセンサモジュールであって、
    指示体からのタッチ入力を検出するタッチセンサと、前記メインコントローラと通信を行うセンサ通信部と、前記指示体からのタッチを検出したときにフラグを生成し、該フラグを前記メインコントローラに取得させるフラグ生成部とを有する、
    タッチセンサモジュール。
  • 说明书全文

    この発明は、制御ユニット、加熱調理器およびタッチセンサモジュールに関するものである。

    従来から、送風機および圧縮機を制御する主制御部と、タッチセンサを有する副制御部と、を備え、主制御部と副制御部との間で通信を行い、タッチセンサによる入にしたがって、送風機および圧縮機の制御を行う冷蔵庫が知られている(特許文献1参照)。

    特開2013−68402号公報(第4頁、図6)

    しかしながら、特許文献1の構成では、例えば主制御部と副制御部との通信が一定の周期で行われている場合に、タッチセンサへの入力に対する応答速度が遅い場合がある。

    この発明は、上記のような課題を背景としてなされたものであり、タッチ入力に対する応答速度が改善された制御ユニットを提供することを目的としている。

    この発明に係る制御ユニットは、指示体からのタッチ入力を検出するタッチセンサを備えたタッチセンサモジュールと、タッチセンサの検出結果を取得するメインコントローラと、を有し、タッチセンサモジュールは、メインコントローラと通信を行うセンサ通信部と、指示体からのタッチを検出したときにフラグを生成するフラグ生成部と、をさらに備え、メインコントローラは、フラグを取得するフラグ取得部と、タッチセンサモジュールと通信を行いタッチセンサが検出したタッチ入力を取得する制御通信部と、を備え、メインコントローラは、フラグを取得していないときは、第1周期でタッチセンサモジュールと通信を行い、フラグを取得しているときに、第1周期と比較して短い周期である第2周期でタッチセンサモジュールと� ��信を行うものである。

    この発明の制御ユニットでは、タッチ入力に対する応答速度が改善されている。

    この発明の実施の形態1に係る加熱調理器を備えたシステムキッチンを斜めから見た図である。

    図1に記載の加熱調理器を斜めから見た図である。

    図2に記載のグリル装置への被加熱物の設置を説明する図である。

    図1〜図3に記載の加熱調理器の構成を概略的に記載した図である。

    図4に記載のタッチセンサコントローラの構成を概略的に記載した図である。

    図4に記載のメインコントローラの構成を概略的に記載した図である。

    図5に記載のタッチセンサモジュールの動作の一例を説明する図である。

    図6に記載のメインコントローラの動作の一例を説明する図である。

    以下、図面を参照して、この発明の実施の形態について説明する。 なお、各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略または簡略化する。 また、各図に記載の構成について、その形状、大きさおよび配置等は、この発明の範囲内で適宜変更することができる。

    実施の形態1.
    図1は、この発明の実施の形態1に係る加熱調理器を備えたシステムキッチンを斜めから見た図であり、図2は、図1に記載の加熱調理器を斜めから見た図であり、図3は、図2に記載のグリル装置への被加熱物の設置を説明する図である。 図1に示すように、この実施の形態に係る加熱調理器5は、キッチンキャビネット1にビルトインされたビルトインタイプのものである。 なお、加熱調理器5は、ビルトインタイプのものに限らず、据置タイプのものであってもよい。 キッチンキャビネット1は、例えば、前面側にキャビネット扉2を有するキャビネット本体3と、キャビネット本体3の上に設置されたキッチンカウンタートップ4とを有する。

    図1〜図3に示すように、加熱調理器5は、上部ユニット7と下部ユニット10とを有する。 上部ユニット7は、トッププレート6およびトッププレート6の下側に設置された上部ユニット加熱部13を有しており、トッププレート6の上部ユニット加熱部13に対応した位置には、調理容器の載置部12が設けられている。 ユーザは、載置部12に、鍋等の調理容器を載置して、調理容器に収容された被加熱物の調理を行うことができる。 なお、上部ユニット加熱部13は、例えば誘導加熱コイルであり、この発明の「加熱部」に相当するものである。 図2および図3に示すように、トッププレート6の前方には、複数のタッチセンサ14が設置されており、ユーザはタッチセンサ14にタッチして、加熱調理器5への指示を行うことができる。 例えば、ユーザは、タッチセンサ14を操作して、調理メニューの選択、調理時間の設定、または火力の調整等の指示を行うことができる。 タッチセンサ14は、トッププレート6の前方右側に配置された右側タッチセンサ群14Aと、トッププレート6の前方左側に配置された左側タッチセンサ群14Bとを有する。 例えば、右側タッチセンサ群14Aは10個のタッチセンサ14を含んでおり、左側タッチセンサ群14Bは9個のタッチセンサ14を含んでいる。 タッチセンサ14は、ユーザの手指等の指示体によるタッチを検出するものであって、例えば、静電容量方式または抵抗膜方式のタッチセンサ14である。 なお、タッチセンサ14の数量は、加熱調理器5の仕様等によって適宜定められるものであり、1つであってもよく、複数であってもよい。 トッププレート6の後方には、図2および図3に示すように、吸気口24および排気口25が設けられており、これらの上面には、図1に示すように、スリット形状のカバー15が設置されている。

    下部ユニット10は、グリル装置8と操作部9と表示部11と音報知部16とを有する。 操作部9は、加熱調理器5への指示を行う入力部であり、ユーザは、操作部9を操作して、調理メニューの選択等を行うことができる。 表示部11は、加熱調理器5の状態等を表示するものであり、例えば、LED等の発光手段を含んで構成されている。 なお、操作部および表示部は、これらが一体的に形成されたタッチパネルであってもよい。 音報知部16は、スピーカー等の発音体を含んで構成されており、音によってユーザへの報知を行うものである。 グリル装置8は、加熱室20に収納した被加熱物の調理を行うものであり、例えば、被加熱物に輻射熱を放射して加熱を行うシーズヒータ、および被加熱物に熱風を当てて加熱を行うコンベクションヒータ等を含んでいる。 なお、シーズヒータおよびコンベクションヒータ等のグリル加熱部は、この発明の「加熱部」に相当するものである。 グリル装置8は、前面に扉30を有する。 図3に示すように、扉30が前方に引き出された状態で、受皿31または焼き網31Aに、被加熱物が設置される。 扉30が後方に押し込まれると、受皿31および焼き網31Aが加熱室20に収納され、扉30が加熱室20の前面開口部を閉鎖する。

    図4は、図1〜図3に記載の加熱調理器の構成を概略的に記載した図である。 加熱調理器5は、加熱調理器5の全体の制御を行うメインコントローラ50を備えている。 メインコントローラ50には、通信線100を介して、タッチセンサモジュール60と表示モジュール110と音報知モジュール160とが接続されおり、メインコントローラ50は、タッチセンサモジュール60と表示モジュール110と音報知モジュール160と通信を行うことができる。 なお、通信線100には、上記のモジュールの他に、メインコントローラ50と通信を行う他のモジュールが接続されていてもよい。 他のモジュールは、例えば、液晶ディスプレイ等の表示装置を含んで構成された液晶モジュール等である。 また、メインコントローラ50とタッチセンサモジュール60とは、フラグ伝送線200で接続されている。 なお、メインコントローラ50とタッチセンサモジュール60とが接続された制御ユニット300は、この発明の「制御ユニット」に相当するものである。

    タッチセンサモジュール60は、タッチセンサ14とタッチセンサコントローラ66とを含んで構成されており、ユーザの手指等の指示体によるタッチセンサ14へのタッチ入力を、メインコントローラ50に取得させるものである。 なお、この実施の形態では、右側タッチセンサ群14Aを含む第1タッチセンサモジュール60Aと左側タッチセンサ群14Bを含む第2タッチセンサモジュール60Bとを含んだ例についての説明を行うが、タッチセンサモジュール60は、1つであってもよく、または3つ以上を含んで構成されていてもよい。 例えば、第1タッチセンサモジュール60Aと第2タッチセンサモジュール60Bとを含んだ構成の場合には、第1タッチセンサモジュール60Aおよび第2タッチセンサモジュール60Bの何れか一方で入力が行われている場合に、メインコントローラ50は、他方のタッチセンサモジュールからの入力は、信号については受け付けるが、その信号による制御は行わないように構成されており、誤入力のおそれが抑制されている。

    表示モジュール110は、表示部11と表示コントローラ111とを含んで構成されており、メインコントローラ50からの指示を受けて、表示部11の表示を行うものである。 音報知モジュール160は、音報知部16と報知コントローラ161とを含んでおり、メインコントローラ50からの指示を受けて、音報知部16から報知を行うものである。 なお、この実施の形態では、1つの表示モジュール110と1つの音報知モジュール160とを含んだ例についての説明を行うが、複数の表示モジュールと複数の音報知モジュールとを含んでいてもよい。 なお、表示モジュール110および音報知モジュール160は、この発明の「報知モジュール」に相当するものである。

    メインコントローラ50には、制御線131を介して上部ユニット7が接続されており、制御線132を介して下部ユニット10が接続されている。 メインコントローラ50は、タッチセンサモジュール60からの入力にしたがって、上部ユニット7の上部ユニット加熱部13および下部ユニット10のグリル加熱部の制御を行うことができる。

    図5は、図4に記載のタッチセンサコントローラの構成を概略的に記載した図である。 タッチセンサコントローラ66は、入力判定部61とセンサ制御部62とセンサ記憶部63とフラグ生成部64とセンサ通信部65とを有する。 入力判定部61は、複数のタッチセンサ14のそれぞれについて、タッチ入力の判定を行うものである。 入力判定部61は、例えば、タッチセンサ14のそれぞれの出力がM回連続で一致したときに、タッチ入力があったと判定して、タッチ入力があったタッチセンサ14に対応付けたタッチセンサ信号を出力する。 例えば、入力判定部61は、N個のタッチセンサ14の出力を順番に判定し、N個のタッチセンサ14のそれぞれの出力をts(ms)で判定しているため、tx=ts×N×M(ms)の周期で、判定を行う。 なお、1つのタッチセンサ14の出力を判定する時間tsは、例えば数(ms)である。 入力判定部61は、上記のようにタッチセンサ14の入力の判定を行っているため、チャタリングの影響等を除去して、正確にタッチセンサ14へのタッチ入力を取得することができる。

    センサ制御部62は、例えば、CPUまたは専用回路等で構成されており、タッチセンサモジュール60の全体の制御を行うものである。 センサ記憶部63は、例えば、不揮発性メモリ等であり、タッチセンサモジュール60の制御を行う制御プログラム等を記憶している。 フラグ生成部64は、フラグ伝送線200に接続されており、入力判定部61の判定にしたがって、フラグを生成し、メインコントローラ50にフラグを取得させるものである。 センサ通信部65は、通信線100に接続されており、メインコントローラ50と通信を行うものである。

    図6は、図4に記載のメインコントローラの構成を概略的に記載した図である。 メインコントローラ50は、第1センサタイマ51と第2センサタイマ52と表示タイマ53と報知タイマ54とバスオブジェクト55と記憶部56とメインコントローラ制御部57と制御通信部58Aとフラグ取得部58Bと機器通信部59とを有する。 第1センサタイマ51は、例えばA(ms)の通信周期で、第1タッチセンサモジュール60Aとの通信を行う通信要求を送信するものである。 第2センサタイマ52は、例えばB(ms)の通信周期で、第2タッチセンサモジュール60Bとの通信を行う通信要求を送信するものである。 表示タイマ53は、例えばC(ms)の通信周期で、表示モジュール110との通信を行う通信要求を送信するものである。 報知タイマ54は、例えばD(ms)の通信周期で、音報知モジュール160との通信を行う通信要求を送信するものである。 第1タッチセンサモジュール60Aとの通信を行う通信周期A(ms)および第2タッチセンサモジュール60Bとの通信を行う通信周期B(ms)は、フラグ取得部58Bがフラグを取得していない通常時は、例えば数100(ms)〜1000(ms)である。 なお、通信周期A(ms)と通信周期B(ms)とは、例えば同じ間隔である。 一方、表示モジュール110との通信を行う通信周期C(ms)および音報知モジュール160との通信を行う通信周期D(ms)は、例えば数(ms)である。 つまり、タッチセンサモジュール60との通信を行う通信周期は、他のモジュールである表示モジュール110および音報知モジュール160等との通信を行う通信周期よりも長くなっている。

    バスオブジェクト55は、バッファであり、第1センサタイマ51、第2センサタイマ52、表示タイマ53、および報知タイマ54等からの通信要求を、一時的に記憶するものである。 メインコントローラ制御部57は、バスオブジェクト55に一時的に記憶された通信要求を用いて、制御通信部58Aに通信の指示を行う。 なお、以下の説明では、この実施の形態の理解を容易にするために、バスオブジェクト55とメインコントローラ制御部57とを一体的にした概念のバスオブジェクト部55Aとして説明を行う。 すなわち、バスオブジェクト部55Aは、通信要求を受けて、一定の制御周期毎に制御通信部58Aに通信の指示を行うものである。 バスオブジェクト部55Aは、複数の通信要求を受けている場合には、優先度が高い通信要求の順に処理を行う。 この実施の形態では、例えば、通信要求の優先度は、優先度が高い順に、第1センサタイマ51の通信要求、第2センサタイマ52の通信要求、表示タイマ53の通信要求、報知タイマ54の通信要求の順番になっている。 バスオブジェクト部55Aは、例えば、第1センサタイマ51の通信要求と表示タイマ53の通信要求とを受信している場合には、まず、第1センサタイマ51の通信要求に基づいて制御通信部58Aに指示を行い、その後に、表示タイマ53の通信要求に基づいて制御通信部58Aに指示を行う。 制御通信部58Aは、バスオブジェクト部55Aからの指示に基づいて、通信線100に接続されたモジュールとの通信を行うものである。 記憶部56は、例えば、不揮発性メモリ等であり、メインコントローラ50の制御を行う制御プログラム等を記憶している。 メインコントローラ制御部57は、例えば、CPUまたは専用回路等で構成されており、メインコントローラ50の全体の制御を行うものである。 フラグ取得部58Bは、フラグ伝送線200に接続されたフラグ生成部64が生成したフラグを取得するものである。 機器通信部59は、制御線131に接続された上部ユニット7および制御線132に接続された下部ユニット10と通信を行うものである。

    次に、上記のように構成されたタッチセンサモジュール60の動作の一例について説明する。 図7は、図5に記載のタッチセンサモジュールの動作の一例を説明する図である。 なお、図7の例では、この実施の形態の理解を容易にするために、タッチセンサモジュール60が、第1タッチセンサ14A1と第2タッチセンサ14A2とを含んで構成されたものとして説明を行うが、この実施の形態は、タッチセンサモジュール60が、2つのタッチセンサ14を含んで構成されたものに限定されるものではない。 図7において、第1センサ出力は、第1タッチセンサ14A1の出力であり、指示体が第1タッチセンサ14A1をタッチしたときにON出力となる。 第1センサ出力判定は、図5に記載の入力判定部61の出力であり、第1タッチセンサ14A1の出力が時間tx(ms)連続でON出力であるときにON判定となり、第1タッチセンサ14A1の出力が時間tx(ms)連続でOFF出力であるときにOFF判定となる。 第2センサ出力は、第2タッチセンサ14A2の出力であり、指示体が第2タッチセンサ14A2をタッチしたときにON出力となる。 第2センサ出力判定は、入力判定部61の出力であり、第2タッチセンサ14A2の出力が時間tx(ms)連続でON出力であるときにON判定となり、第2タッチセンサ14A2の出力が時間tx(ms)連続でOFF出力であるときにOFF判定となる。 上記のように、この実施の形態では、入力判定部61が、タッチセンサ14の出力を利用して、タッチセンサ14へのタッチ入力があったか否かを判定しているため、チャタリングの影響等を除去して、正確にタッチセンサ14へのタッチ入力を取得することができる。 フラグ状態は、フラグ生成部64の状態であり、複数のタッチセンサ14のうちの何れかのタッチセンサ14へのタッチ入力があるときはON状態となり、全てのタッチセンサ14へのタッチ入力がないときはOFF状態となる。

    まず、第1タッチセンサ14A1の、第1センサ出力および第1センサ出力判定について説明する。 時刻t51にて、第1タッチセンサ14A1の第1センサ出力は、ON出力になっている。 しかしながら、時刻t51でON出力になった第1センサ出力は、時刻t52よりも前にOFF出力になっており、第1センサ出力が時間tx(ms)連続でON出力ではないため、入力判定部61の判定結果である第1センサ出力判定は、時刻t52では、OFF判定のままである。 時刻t53にて、第1センサ出力がON出力になり、時刻t54まで、第1センサ出力が時間tx(ms)連続でON出力となったため、時刻t54にて、第1センサ出力判定がON判定となる。 時刻t57にて、第1センサ出力がOFF出力になるが、時刻t58よりも前に、第1センサ出力がON出力になっており、第1センサ出力が時間tx(ms)連続でOFF出力とはならなかったため、第1センサ出力判定は、ON判定のままである。 時刻t63にて、第1センサ出力がOFF出力になり、時刻t64まで、第1センサ出力が時間tx(ms)連続でOFF出力となったため、時刻t64にて、第1センサ出力判定がOFF判定となる。

    次に、第2タッチセンサ14A2の、第2センサ出力および第2センサ出力判定について説明する。 時刻t55にて、第2タッチセンサ14A2の第2センサ出力が、ON出力になり、時刻t56まで、第2センサ出力が時間tx(ms)連続でON出力となったため、時刻t56にて、入力判定部61の判定結果である第2センサ出力判定がON判定となる。 時刻t59にて、第2センサ出力がOFF出力になり、時刻t60まで、第2センサ出力が時間tx(ms)連続でOFF出力となったため、時刻t60にて、第2センサ出力判定がOFF判定となる。 時刻t61にて、第2タッチセンサ14A2の第2センサ出力が、ON出力になり、時刻t62まで、第2センサ出力が時間tx(ms)連続でON出力となったため、時刻t62にて、入力判定部61の判定結果である第2センサ出力判定がON判定となる。 時刻t65にて、第2センサ出力がOFF出力となり、時刻t66まで、第2センサ出力が時間tx(ms)連続でOFF出力となったため、時刻t66にて、第2センサ出力判定がOFF判定となる。

    次に、フラグ生成部64のフラグ状態について説明する。 時刻t51〜時刻t54までは、全てのタッチセンサ14の出力がOFF判定(図7の例では第1センサ出力判定および第2センサ出力判定がOFF判定)であるため、フラグ状態はOFF状態である。 時刻t54にて、タッチセンサ14の出力のうちの1つ以上の出力がON判定(図7の例では第1センサ出力判定がON判定)となったため、フラグ状態はON状態となる。 時刻t54〜時刻t66までは、タッチセンサ14の出力のうちの1つ以上の出力がON判定であるため、フラグ状態はON状態である。 時刻t66にて、全てのタッチセンサ14の出力がOFF判定となったため、フラグ状態はOFF状態となる。

    次に、上記のように構成されたメインコントローラ50の動作の一例について説明する。 図8は、図6に記載のメインコントローラの動作の一例を説明する図である。 図8において、実線の矢印線は、第1センサタイマ51の通信要求に基づく通信の流れを示しており、点線の矢印線は、表示タイマ53の通信要求に基づく通信の流れを示している。 なお、図8では、この実施の形態の理解を容易にするために、第1センサタイマ51と表示タイマ53とが、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信する例についての説明を行うが、実際には、通信線100に接続された全てのモジュール用のタイマから、バスオブジェクト部55Aへの通信要求が行われる。 また、図8の例では、この実施の形態の理解を容易にするために、第1センサタイマ51、表示タイマ53、およびバスオブジェクト部55Aの制御周期を設定しており、第1センサタイマ51、表示タイマ53、およびバスオブジェクト部55Aの制御周期は、図8に記載の例に限定されるものではない。

    時刻t01にて、表示モジュール110との通信を行う通信要求を送信する表示タイマ53が、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信している。 時刻t02にて、第1タッチセンサモジュール60Aとの通信を行う通信要求を送信する第1センサタイマ51が、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信している。 時刻t03にて、バスオブジェクト部55Aが、制御通信部58Aに通信の指示を行う。 ここで、時刻t03までに、バスオブジェクト部55Aは、表示タイマ53からの通信要求と第1センサタイマ51からの通信要求とを受信している。 時刻t03では、バスオブジェクト部55Aは、先に受信した表示タイマ53からの通信要求ではなく、後に受信した第1センサタイマ51からの通信要求にしたがって、制御通信部58Aに指示を行う。 なぜなら、第1センサタイマ51からの通信要求は、表示タイマ53からの通信要求よりも、優先度が高い。 時刻t03にて、バスオブジェクト部55Aからの指示を受けた制御通信部58Aは、バスオブジェクト部55Aからの指示にしたがって、第1タッチセンサモジュール60Aとの通信を行う。 メインコントローラ50は、第1タッチセンサモジュール60Aとの通信では、例えばタッチセンサ14のタッチ入力状態を取得する。 そして、時刻t04にて、バスオブジェクト部55Aは、表示タイマ53からの通信要求にしたがって、制御通信部58Aに指示を行い、制御通信部58Aは、表示モジュール110との通信を行う。 なお、メインコントローラ50は、表示モジュール110との通信では、例えば表示モジュール110の表示部11への表示の指示を行う。

    図8に記載の例では、表示タイマ53は、4単位の時間の周期で、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信している。 すなわち、図8の例では、表示タイマ53は、時刻t01、時刻t05、時刻t09、時刻t13、時刻t17、および時刻t21に、一定の周期で、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信している。 一方、第1センサタイマ51は、タッチセンサ14へのタッチ入力がないときのフラグ状態がOFF状態のときは、第1周期で通信要求を送信し、タッチセンサ14へのタッチ入力があるときのフラグ状態がON状態のときは、第1周期と比較して短い周期である第2周期で通信要求を送信する。 すなわち、第1センサタイマ51は、時刻t01〜時刻t10までは、フラグ状態がOFF状態であるため、第1周期である6単位の時間の周期で、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信する。 時刻t10にて、フラグ状態がON状態になり、フラグが切り替わったため、第1センサタイマ51は、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信する。 時刻t10〜時刻t16までは、フラグ状態がON状態であるため、第1センサタイマ51は、第2周期である4単位の時間の周期で、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信する。 時刻t16にて、フラグ状態がOFF状態になり、フラグが切り替わったため、第1センサタイマ51は、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信する。 時刻t16〜時刻t23までは、フラグ状態がOFF状態であるため、第1センサタイマ51は、第1周期である6単位の時間の周期で、バスオブジェクト部55Aに通信要求を送信する。 上記のように、タッチセンサ14へのタッチ入力がないときにメインコントローラ50とタッチセンサモジュール60とが通信を行う第1周期と比較して、タッチセンサ14へのタッチ入力があるときにメインコントローラ50とタッチセンサモジュール60とが通信を行う第2周期は短くなっている。 なお、「報知モジュール」である表示モジュール110および音報知モジュール160等とメインコントローラ50とは、実際には、第1周期および第2周期と比較して短い周期である第3周期で通信を行っている。 表示モジュール110とメインコントローラ50との通信周期と、音報知モジュール160とメインコントローラ50との通信周期と、は同じ間隔であってもよく、異なる間隔であってもよい。 例えば、第1周期は数100(ms)〜1000(ms)であり、第2周期は第1周期と比較して極端に短くなっており(例えば第1周期の10分の1の時間)、第3周期は数(ms)である。

    上記のように、この実施の形態では、メインコントローラ50は、フラグを取得しているときに、タッチセンサモジュール60との通信を行う通信周期を短くして、タッチセンサモジュール60と通信を行っているため、タッチセンサモジュール60へのタッチ入力に対する応答速度が改善されている。 例えば、メインコントローラ50は、タッチセンサモジュール60へのタッチ入力にしたがって、表示モジュール110、音報知モジュール160、上部ユニット加熱部13、またはグリル加熱部等の制御をレスポンス良く行うことができる。

    さらに、この実施の形態では、メインコントローラ50は、フラグを取得していないときは、フラグを取得しているときと比較して遅い通信周期で、タッチセンサモジュール60と通信を行っているため、メインコントローラ50の負荷が低減されている。

    さらに、この実施の形態では、メインコントローラ50は、フラグを取得しているときに、タッチセンサモジュール60との通信を行う通信周期を短くして、タッチセンサモジュール60と通信を行っているため、長押しタッチ入力を正確に取得することができる。 メインコントローラ50は、例えば、指示体がタッチセンサ14を連続してタッチしているタッチ時間を利用して長押しタッチ入力を取得する。 また、例えば、メインコントローラ50は、通信線100を介して周期的に取得されたタッチ入力の信号を利用して、タッチ入力状態が継続しているか(タッチ入力状態が前回の状態と同じであるか)否かの情報を利用して、長押しタッチ入力を取得する。 つまり、メインコントローラ50は、タッチセンサ14と周期的に通信を行い、連続してタッチ入力を取得したときに、長押しタッチ入力を取得する。 ユーザは、長押しタッチ入力を行うことによって、例えば、カウントアップ入力またはカウントダウン入力等を行うことができる。

    また、この実施の形態では、タッチセンサモジュール60へのタッチ入力がない場合であっても、メインコントローラ50がタッチセンサモジュール60と通信を行う構成であるため、仮にタッチセンサモジュール60に異常等が発生した場合には、メインコントローラ50は、タッチセンサモジュール60の異常を検知して、例えば音報知部16から異常発生を報知させることができる。

    また、この実施の形態では、複数のタッチセンサ14のうちの1つ以上の出力がON判定となったときにフラグが生成され、このときにメインコントローラ50とタッチセンサモジュール60との通信周期が短くなっているため、メインコントローラ50は、複数のタッチセンサ14のうちの2つ以上を同時に操作した場合の同時押し操作を、正確に取得することができる。

    また、この実施の形態では、フラグが切り替わったときに、メインコントローラ50とタッチセンサモジュール60とが通信を行うため、長押しタッチ入力の開始時と長押しタッチ入力の終了時とを正確に取得することができるため、長押しタッチ入力を正確に取得することができる。

    この発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、この発明の範囲内で種々に改変することができる。 すなわち、上記の実施の形態の構成を適宜改良してもよく、また、少なくとも一部を他の構成に代替させてもよい。 さらに、その配置について特に限定のない構成要件は、実施の形態で開示した配置に限らず、その機能を達成できる位置に配置することができる。

    例えば、上記の説明では、加熱調理器5に適用された制御ユニット300の例についての説明を行ったが、制御ユニット300は、タッチセンサを備えた他の機器にも適用することができる。

    1 キッチンキャビネット、2 キャビネット扉、3 キャビネット本体、4 キッチンカウンタートップ、5 加熱調理器、6 トッププレート、7 上部ユニット、8 グリル装置、9 操作部、10 下部ユニット、11 表示部、12 載置部、13 上部ユニット加熱部、14 タッチセンサ、14A 右側タッチセンサ群、14A1 第1タッチセンサ、14A2 第2タッチセンサ、14B 左側タッチセンサ群、15 カバー、16 音報知部、20 加熱室、24 吸気口、25 排気口、30 扉、31 受皿、31A 焼き網、50 メインコントローラ、51 第1センサタイマ、52 第2センサタイマ、53 表示タイマ、54 報知タイマ、55 バスオブジェクト、55A バスオブジェクト部、56 記憶部、57 メインコントローラ制御部、58A 制� ��通信部、58B フラグ取得部、59 機器通信部、60 タッチセンサモジュール、60A 第1タッチセンサモジュール、60B 第2タッチセンサモジュール、61 入力判定部、62 センサ制御部、63 センサ記憶部、64 フラグ生成部、65 センサ通信部、66 タッチセンサコントローラ、100 通信線、110 表示モジュール、111 表示コントローラ、131 制御線、132 制御線、160 音報知モジュール、161 報知コントローラ、200 フラグ伝送線、300 制御ユニット。

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