Combustion device

申请号 JP2002250546 申请日 2002-08-29 公开(公告)号 JP2004092916A 公开(公告)日 2004-03-25
申请人 Noritz Corp; 株式会社ノーリツ; 发明人 HASEGAWA HIROKI; HARA HITOSHI; HAMADA TETSUO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To accurately adjust the fuel spray amount and to minimize the noise generated when driving combustion.
SOLUTION: A fuel passage comprising a fuel supply path 11 and fuel return path 17 is connected to a fuel injection nozzle 3 of this combustion device 2. A check valve 18, accumulator 20, and an injector valve 10 for adjusting the fuel spray amount at the injector valve 10 are provided in the middle of the fuel return path 17. The injector valve 10 is housed inside a jetting side joint 47 and a fuel inflow part 48. The check valve 18 and accumulator 20 are integrated with the jetting side joint 47.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO
权利要求
  • 燃料を噴霧する噴霧手段と、燃料が流通する燃料回路とを有する燃焼装置において、前記燃料回路の中途には、周期的に開閉可能な間欠開閉弁と、前記燃料回路の内圧を緩衝する内圧緩衝手段と、前記間欠開閉弁の一部又は全部を包囲するケース部材とを有し、当該ケース部材は、前記内圧緩衝手段と一体化されていることを特徴とする燃焼装置。
  • 燃料を噴霧する噴霧手段と、燃料が流通する燃料回路とを有する燃焼装置において、前記燃料回路の中途には、周期的に開閉可能な間欠開閉弁と、前記燃料回路内を流れる燃料の逆流を防止する逆止手段と、前記間欠開閉弁の一部又は全部を包囲するケース部材とを有し、当該ケース部材は、前記逆止手段と一体化されていることを特徴とする燃焼装置。
  • ケース部材は、燃料回路の内圧を緩衝する内圧緩衝手段と一体化されていることを特徴とする請求項2に記載の燃焼装置。
  • ケース部材は、前記間欠開閉弁の燃料導入側に接続される導入側継手部材と、間欠開閉弁の燃料噴出側に接続される噴出側継手部材とにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の燃焼装置。
  • 間欠開閉弁は、周期的に往復動を行い弁体を開閉するアクチュエータを内蔵しており、ケース部材と間欠開閉弁との間であって前記アクチュエータの往復動の方向の力が作用する部位には、弾性部材が介在していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃焼装置。
  • ケース部材と、間欠開閉弁との間には弾性部材が介在しており、前記間欠開閉弁の燃料導入側とケース部材との間に介在している導入側弾性部材は、前記間欠開閉弁の燃料噴出側とケース部材との間に介在している噴出側弾性部材よりも弾性力が高いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃焼装置。
  • 燃料回路は、燃料を噴霧する噴霧手段と、燃料が流通する燃料回路と、前記噴霧手段に燃料を送る燃料ポンプとを備えており、ケース部材は、燃料ポンプおよび噴霧手段に直接的に接続されているいることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の燃焼装置。
  • ケース部材は、間欠開閉弁の燃料導入側に接続される導入側継手部材と、間欠開閉弁の燃料噴出側に接続される噴出側継手部材と、間欠開閉弁に繋がる配線を導出する貫通孔とを有し、前記導入側継手部材および噴出側継手部材は、それぞれ前記貫通孔の一部をなす切り欠き部を有し、前記配線には、各切り欠き部に嵌合し、貫通孔と配線の外周との隙間を埋めるシール部材が装着されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の燃焼装置。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、給湯器等に好適に使用可能な燃焼装置に関するものであり、特に燃料回路の中途に周期的に開閉可能な間欠開閉弁を備えた燃焼装置に関するものである。
    【0002】
    【従来の技術】
    従来より、給湯装置等に代表される湯加熱装置には、石油等の液体燃料を噴霧して燃焼させる燃焼装置が多用されている。 図10は、燃料を噴霧して燃焼させる燃焼装置を内蔵した給湯装置の断面図である。 図10において、200は給湯装置であり、201は燃焼装置である。 図10に示す燃焼装置201は、燃焼ケース202を有し、燃焼ケース202の下方に、熱交換器203が設けられている。 熱交換器203は、燃焼ケース132内に水管が挿通されたものである。
    【0003】
    燃焼装置201は、燃料噴射ノズル205とノズル収納筒206と燃焼筒207と送風機208とを具備している。 燃料噴射ノズル205は、ノズル収納筒206内に収納され、外部から供給された燃料を燃焼筒207内に噴霧するものである。
    【0004】
    図11は、燃焼装置201における燃料系統を示す概念図である。 燃料噴射ノズル205は、燃料を噴霧する噴霧開口を有し、内部に噴霧開口に至る往き側流路と、噴霧開口から戻る戻り側流路が設けられている。 燃料噴射ノズル205の入り側には、第1ポンプ210及び第2ポンプ211が直列的に接続されており、電磁弁212を介して燃料タンク213に接続されている。 一方、燃料噴射ノズル205の戻り側には、逆止弁215及び比例弁216が直列的に接続されており、往き側流路の第1ポンプ210よりも上流側に接続されている。
    【0005】
    図12は、従来の燃焼装置201に採用されている比例弁216の模式図である。 比例弁216は、ケーシング220内に燃料流路221が形成されている。 燃料流路221の端部には逆止弁215が接続される燃料流入口222と、燃料が流出する燃料流出口223とが形成されており、燃料流路221の中途には、弁座225が設けられている。 弁座225には、接離自在なように球状の弁体226が配設されている。 弁体226に当接する位置には、プランジャ227が配置されている。 プランジャ227の周囲には、コイル228が設けられている。 コイル228に通電すると、プランジャ227は、ケーシング220の軸線上を進退し、弁体226を押し動かす。
    【0006】
    弁体226がプランジャ227に押し動かされると、燃料流路221の流路面積が変化し、燃料流入口222から燃料流出口223へと流れ出る燃料の流量が変化する。 よって、比例弁216は、図示しない電調整手段によりコイル228に流す電力を変化させることで戻り側流路を流れる燃料の流量を調整することができる。
    【0007】
    従来技術の燃焼装置201では、燃料タンク213から供給された燃料が第1ポンプ210によって加圧され、第2ポンプ211の吸入側に供給される。 燃料は、第2ポンプ211によってさらに加圧され、燃料噴射ノズル205へと流入する。
    【0008】
    加圧され高圧状態の燃料は、燃料噴射ノズル205の突端の噴霧開口に至り、その一部が外部に開放されて霧状に噴射される。 燃料噴射ノズル205に供給されたものの噴霧されなかった残余の燃料は、逆止弁215を通過して比例弁216の燃料流入口222に流入する。 燃料流入口222から比例弁216内に流入した燃料は、コイル228に流される電流量に応じた流量で往き側流路の上流側へと戻される。
    【0009】
    【発明が解決しようとする課題】
    従来の燃焼装置200は、燃料噴射ノズル201に燃料を供給する燃料往路202と、燃料噴射ノズル201から燃料を戻す燃料復路203からなる燃料流路205を備えている。 燃料復路203の中途には、比例弁205が設けられている。 燃料噴射ノズル201における燃料の噴霧量の調整は、比例弁205の開度調整により行われていた。
    【0010】
    燃焼装置201を燃焼駆動させると、雰囲気温度の変化などにより次第に比例弁216の温度が変化し、ケーシング220内のコイル228の温度も変化する。 コイル228は、温度変化によりその抵抗値が増減する。 そのため、コイル228の温度が不安定な場合には、コイル228に流れる電流量が不安定となり、戻り流路を流れる燃料の流量の調整が不安定となる。 よって、従来の燃焼装置201は、燃料の噴霧量を精度よく調整し、燃焼状態を安定化することが困難であり、供給電流量を安定化すべく定電流回路を別途設ける必要があった。
    【0011】
    また、比例弁216は、プランジャ227を進退させることにより、弁体226と燃料流路221との隙間を微調整し、燃料の流量を調整するものである。 そのため、比例弁216は、燃料流路221や弁体226の形状などの機械的バラツキにより、燃料の流量が大きく変化してしまう。 そのため、従来の燃焼装置201では、燃料を安定燃焼させるために、コイル228に接続された電力調整手段に上記した機械的バラツキを調整するための調整手段を別途設ける必要があった。
    【0012】
    そこで、上記した問題を解決すべく、本発明者らは、燃料の流量制御弁として図3に示すようなインジェクター弁10(間欠開閉弁)を採用し、実験を行った。 ここで、インジェクター弁10とは、極めて短い時間で断続的に弁体33を開閉できるものである。 さらに詳細には、インジェクター弁10は、ケーシング30の内部にアクチュエーター31と、電磁コイル32と、弁体33とを備えている。 インジェクター弁10は、電磁コイル32に電流が流れると、アクチュエーター31が駆動し、弁体33が開くものである。
    【0013】
    上記したインジェクター弁10を流量制御弁として用いれば、比例弁等を流量制御弁として採用する場合に比べて、より一層精度よく燃焼量を調整できる。 しかし、インジェクター弁10を採用した場合、燃焼装置201が燃焼駆動すると、弁体33の開閉に伴う騒音が発生する。 燃焼装置201の燃焼量が多い場合、この騒音は燃焼騒音に掻き消されるが、燃焼装置201の燃焼量が少ない場合には、インジェクター弁10の開閉に伴う騒音が特に際だつ。 インジェクター弁10の開閉に伴い発生する騒音は、弁体33とケーシング30との衝突により発生する金属的で障りな騒音であり、使用者等に不快感を与えるものである。
    【0014】
    そこで本発明は、上記した問題に鑑み、燃料の噴霧量を精度よく調整でき、燃焼駆動時に発生する騒音が小さい燃焼装置の提供を目的とした。
    【0015】
    【課題を解決するための手段】
    上記した問題を解決べく提供される請求項1に記載の発明は、燃料を噴霧する噴霧手段と、燃料が流通する燃料回路とを有する燃焼装置において、前記燃料回路の中途には、周期的に開閉可能な間欠開閉弁と、前記燃料回路の内圧を緩衝する内圧緩衝手段と、前記間欠開閉弁の一部又は全部を包囲するケース部材とを有し、当該ケース部材は、前記内圧緩衝手段と一体化されていることを特徴とする燃焼装置である。
    【0016】
    本発明の燃焼装置は、間欠開閉弁を包囲するケース部材に内圧緩衝手段を一体化した構成を有するため、間欠開閉弁と内圧緩衝手段とを繋ぐ配管を別途設ける必要がない。 従って、上記した構成によれば、燃料回路を簡素化し、燃料装置をコンパクトな構成とすると共に、燃焼装置の組み立てを容易に行うことができる。
    【0017】
    本発明の燃焼装置は、燃料回路の中途に間欠開閉弁を設けたものであるため、雰囲気温度等によらず燃料回路内を流れる燃料の流量を精度よく調整することができる。 そのため、上記した構成によれば、燃料の噴霧状態および燃焼状態を安定化することができ、燃焼量を精度良く調整できる。
    【0018】
    上記した間欠開閉弁は、比例弁等の流量制御弁に比べて燃料の流量を精度よく調整することができるが、開閉頻度が上昇すると金属的で耳障りな騒音が発生する虞がある。 上記したように、本発明の燃焼装置では、前記間欠開閉弁の一部又は全部がケース部材によって包囲されているため、間欠開閉弁の開閉に伴い発生する騒音が前記ケース部材によって遮断される。 従って、上記した構成によれば、間欠開閉弁の作動に伴う騒音の漏出を最小限に抑制することができる。
    【0019】
    請求項2に記載の発明は、燃料を噴霧する噴霧手段と、燃料が流通する燃料回路とを有する燃焼装置において、前記燃料回路の中途には、周期的に開閉可能な間欠開閉弁と、前記燃料回路内を流れる燃料の逆流を防止する逆止手段と、前記間欠開閉弁の一部又は全部を包囲するケース部材とを有し、当該ケース部材は、前記逆止手段と一体化されていることを特徴とする燃焼装置である。
    【0020】
    本発明の燃焼装置では、ケース部材に燃料の逆流を防止する逆止手段を一体化しているため、間欠開閉弁と逆止手段との間には配管を設ける必要がない。 そのため、本発明の燃焼装置は、従来の燃焼装置に比べて燃料回路がシンプルであり、燃料装置をコンパクトな構成とすると共に、燃焼装置の組み立て工程を簡素化することができる。
    【0021】
    本発明の燃焼装置は、燃料回路の中途に周期的に開閉可能な間欠開閉弁を備えている。 上記したように、間欠開閉弁は、雰囲気温度等によらず流量の調整精度が安定している。 そのため、上記した構成によれば、燃料の噴霧状態および燃焼状態を安定化することができ、燃焼量を精度良く調整できる。
    【0022】
    本発明の燃焼装置では、前記間欠開閉弁の一部又は全部がケース部材によって包囲されている。 そのため、間欠開閉弁の開閉頻度の上昇に伴い騒音が増大しても、この騒音の大部分は前記ケース部材によって遮断され、漏洩しない。 よって、上記した構成によれば、燃焼量の大小に拘わらず、間欠開閉弁の作動に伴い発生する騒音の漏出を最小限に抑制することができる。
    【0023】
    またさらに、上記請求項2に記載の燃焼装置は、ケース部材が、燃料回路の内圧を緩衝する内圧緩衝手段と一体化されていることを特徴とするものであってもよい。 (請求項3)
    【0024】
    本発明の燃焼装置は、上記した燃焼装置のケース部材に対して燃料回路の内圧を緩衝する内圧緩衝手段をさらに一体化したものであるため、燃料回路を一層簡素化することができる。 そのため、本発明の燃焼装置は、燃料回路をより一層コンパクトな構成とすると共に、燃焼装置の組み立て工程を簡略化できる。
    【0025】
    本発明の燃焼装置は、燃料回路の中途に間欠開閉弁を備えている。 間欠開閉弁は、雰囲気温度等の外的要因によらず流量調整を精度よく行える。 そのため、本発明の燃焼装置は、燃料の噴霧状態および燃焼状態が安定しており、燃焼量の調整を精度よく行うことができる。
    【0026】
    本発明の燃焼装置は、間欠開閉弁の一部又は全部を包囲するケース部材を具備している。 そのため、間欠開閉弁の開閉頻度が上昇し、周期的で金属的な騒音が発生しても、この騒音の大部分は前記ケース部材によって遮断される。 そのため、上記した構成によれば、燃焼量を精度よく調整しつつ、間欠開閉弁の作動に伴い発生する騒音の漏出を最小限に抑制することができる。
    【0027】
    請求項4に記載の発明は、ケース部材は、前記間欠開閉弁の燃料導入側に接続される導入側継手部材と、間欠開閉弁の燃料噴出側に接続される噴出側継手部材とにより構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の燃焼装置である。
    【0028】
    本発明の燃焼装置は、間欠開閉弁の一部又は全部が導入側継手部材および噴出側継手部材により包囲されている。 そのため、燃焼駆動に伴い間欠開閉弁の開閉頻度が上昇した場合であっても、間欠開閉弁の開閉に伴う騒音の漏洩を大幅に低減することができる。
    【0029】
    請求項5に記載の発明は、間欠開閉弁が、周期的に往復動を行い弁体を開閉するアクチュエータを内蔵しており、ケース部材と間欠開閉弁との間であって前記アクチュエータの往復動の方向の力が作用する部位には、弾性部材が介在していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の燃焼装置である。
    【0030】
    本発明の燃焼装置が備える間欠開閉弁は、所定方向に往復動を行うアクチュエータを内蔵しており、このアクチュエーターの往復動に連動して弁体が開閉するものである。 そのため、間欠開閉弁は、駆動時にアクチュエーターの往復動の方向に大きな振動が発生する。 本発明の燃焼装置は、前記導入側継手部材又は噴出側継手部材と間欠開閉弁とにより構成される前記アクチュエータの往復動の方向の力が作用する位置に弾性部材を介在させたているため、アクチュエーターの往復動により発生する振動の大部分は前記弾性部材において吸収される。
    【0031】
    またさらに、本発明の燃焼装置は、間欠開閉弁の一部または全部がケース部材によって包囲されているため、間欠開閉弁の駆動により発生する騒音の大部分が前記ケース部材によって遮断され漏出しない。
    【0032】
    上記したように、本発明の燃焼装置は、弾性部材およびケース部材の双方において吸収あるいは遮蔽する構造であり、騒音の漏洩を防止する方策が2重になされている。 そのため、上記した構成によれば、間欠開閉弁の開閉に伴う騒音の漏洩を確実に防止することができる。
    【0033】
    請求項6に記載の発明は、ケース部材と、間欠開閉弁との間には弾性部材が介在しており、前記間欠開閉弁の燃料導入側とケース部材との間に介在している導入側弾性部材は、前記間欠開閉弁の燃料噴出側とケース部材との間に介在している噴出側弾性部材よりも弾性力が高いことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の燃焼装置である。
    【0034】
    上記したように、本発明の燃焼装置が備える間欠開閉弁は、所定方向に往復動を行うアクチュエータを内蔵しており、このアクチュエーターの往復動の方向に大きな振動が発生する。 本発明の燃焼装置では、間欠開閉弁の燃料導入側とケース部材との間に介在している導入側弾性部材の弾性力が高いため間欠開閉弁の作動により発生する振動の大部分をより一層確実に吸収し、騒音の漏洩を未然に防止することができる。
    【0035】
    請求項7に記載の発明は、燃料回路が、燃料を噴霧する噴霧手段と、燃料が流通する燃料回路と、前記噴霧手段に燃料を送る燃料ポンプとを備えており、ケース部材は、燃料ポンプおよび噴霧手段に直接的に接続されているいることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の燃焼装置である。
    【0036】
    本発明の燃焼装置は、導入側継手部材あるいは噴出側継手部材が燃料ポンプおよび噴霧手段に直接的に接続されている。 即ち、本発明の燃焼装置は、間欠開閉弁と燃料ポンプおよび噴霧手段とを繋ぐ配管が導入側継手部材又は噴出側継手部材に一体化されている。 そのため、上記した構成によれば、噴霧手段に繋がる燃料回路を簡素化することができる。
    【0037】
    本発明の燃焼装置は、間欠開閉弁と燃料ポンプおよび噴霧手段とを繋ぐ配管が導入側継手部材又は噴出側継手部材に一体化したものであるため、燃焼装置の組み立てが容易である。 また、上記した構成によれば、従来の燃焼装置よりも構成部品の点数を削減することができ、製造コストを削減することができる。
    【0038】
    請求項8に記載の発明は、ケース部材が、間欠開閉弁の燃料導入側に接続される導入側継手部材と、間欠開閉弁の燃料噴出側に接続される噴出側継手部材と、間欠開閉弁に繋がる配線を導出する貫通孔とを有し、前記導入側継手部材および噴出側継手部材が、それぞれ前記貫通孔の一部をなす切り欠き部を有し、前記配線には、各切り欠き部に嵌合し、貫通孔と配線の外周との隙間を埋めるシール部材が装着されていることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の燃焼装置である。
    【0039】
    かかる構成によれば、シール部材を導入側継手部材の切り欠き部および噴出側継手部材の切り欠き部に嵌め込むことにより間欠開閉弁に繋がる配線を容易に導出することができると共に、貫通孔と配線の外周との隙間を埋めることができる。 そのため、上記した構成によれば、ケース部材を密閉状態にすることができ、これにより間欠開閉弁の作動に伴う騒音の漏出を最小限に抑制することができる。
    【0040】
    【発明の実施の形態】
    続いて、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 図1は、本実施形態の給湯装置の要部の一部を破断した正面図である。 また、図2は、本実施形態の燃焼装置における燃料系統を示す模式図である。 図3は、本実施形態の燃焼装置が具備しているインジェクター弁の断面図である。 図4は、図3に示すインジェクター弁とケース部材との接続状態を示す斜視図である。 また、図5は図4に示すケース部材をA方向から見た状態を示す断面図である。 図6は図3に示すインジェクター弁を収納したケース部材をポンプに接続した状態を示す断面図である。 また、図7は、図4に示す実施形態の変形例を示す断面図である。 図8は、図3に示すインジェクター弁に装着される弾性部材の変形例を示す斜視図である。 また、図9は、図4に示す実施形態のさらに別の変形例を示す断面図である。
    【0041】
    図1において、1は本実施形態の給湯装置(湯水加熱装置)であり、2は燃焼装置である。 3は本実施形態の燃焼装置2に採用されている燃料噴射ノズルである。 本実施形態の給湯装置1は、燃焼ケース4を有し、その下方に熱交換器5が接続されたものである。 熱交換器5は、燃焼ケース4内に水管を挿通したものである。 本実施形態の燃焼装置2は、従来の燃焼装置201と同様に、空気ケース6の内部に端部が開放したノズル収納筒7と、ノズル収納筒7の端部に接続された燃焼筒8とを備えている。 空気ケース6には、燃焼筒8内に空気を送り込む送風機9が接続されている。
    【0042】
    本実施形態の燃焼装置2は、従来の燃焼装置201の燃料系統が備えている比例弁216に代わってインジェクター弁10(間欠開閉弁)が採用されている。 本実施形態の燃焼装置2は、図2に示すような燃料系統を備えている。 燃焼装置2のノズル収納筒7に収納されている燃料噴射ノズル3は、燃料を噴霧する噴霧開口(図示せず)を有する。 燃料噴射ノズル3は、内部に噴霧開口に至る往き側流路と、噴霧開口から戻る戻り側流路とを有する、いわゆる戻り型ノズルである。
    【0043】
    燃料噴射ノズル3に接続されている燃料系統は、従来の燃焼装置201において採用されている燃料系統とほぼ同一である。 即ち、燃料噴射ノズル3の入り側には、図2に示すように燃料往路11が接続されている。 燃料往路11には、燃料タンク12、電磁弁13およびポンプ15が直列的に接続されており、燃料往路11の電磁弁13とポンプ15との間に繋がっている。 一方、燃料噴射ノズル3の戻り側には、燃料を燃料タンク12側に戻す燃料復路17が接続されている。 燃料噴射ノズル3における燃料の噴霧量は、燃料復路17を介して燃料タンク12に戻す燃料の量により調整されている。 燃料復路17には、逆止弁18とアキュームレータ20とインジェクター弁10とが直列的に接続されている。 アキュームレータ20は、燃料復路17中を流れる燃料の圧力を緩衝するものである。
    【0044】
    インジェクター弁10は、燃料復路17を流れる燃料の流量を調整するものであり、極めて短い時間で断続的に開閉する機能を備えている。 インジェクター弁10は、図3に示すようにケーシング30内にアクチュエータ31と、アクチュエータ31を駆動させるための電磁コイル32と、アクチュエータ31に連動する弁体33とを有する。 ケーシング30の両端部には、ケーシング30内に燃料を供給するための燃料流入口35と、燃料を流出する燃料流出口36とが設けられている。 また、ケーシング30の内部には、燃料流入口35から流入した燃料が流通する燃料流路37が設けられている。
    【0045】
    ケーシング30は樹脂製であり、インジェクター弁10の燃料流入口35側の端部から、燃料流出口36側に至る大部分を被覆している。 即ち、インジェクター弁10は、燃料流出口36側の端部を除く部分が、ケーシング30により被覆されている。 インジェクター弁10の燃料流出口36側の端部には、弁体33を収納している金属製の弁体収納部39の一部が露出している。
    【0046】
    ケーシング30の軸方向の中間部には、接続端子38が設けられている。 接続端子38は、電磁コイル32に接続されており、接続端子38に電流を供給すると電磁コイル32が励磁される。 その結果、ケーシング30内のアクチュエータ31が駆動し、アクチュエータ31と連動して弁体33が開く。 即ち本実施形態で採用する燃料噴射ノズル3は、接続端子38に電流が供給されている間、弁体33が開き、電流が停止すると弁体33が閉じる。 弁体33は、極めて鋭敏に反応し、瞬間的に開閉される。
    【0047】
    ケーシング30の燃料流入口35側の端部および弁体収納部39の燃料流出口36側の端部には、それぞれ環状の凹部40,41が設けられている。 凹部40,41にはそれぞれオーリング43,45(弾性部材)が係合している。 オーリング43,45は、インジェクター弁10と後述する導入側継手46および噴出側継手47との隙間を埋めるものであると共に、インジェクター弁10の振動が導入側継手46や噴出側継手47等に伝搬するのを防止する防震部材としても機能する。
    【0048】
    また、特にオーリング45は、オーリング43よりも肉厚であり、弾性力が高い。 オーリング45は、インジェクター弁10と噴出側継手47とによりアクチュエーター31の往復動の方向に形成される隙間、即ちインジェクター弁10の往復動の方向の力が作用する位置に装着されている。 そのため、オーリング45は、インジェクター弁10の往復動の方向に発生する振動を確実に吸収し、騒音の漏出を防止することができる。
    【0049】
    インジェクター弁10は、図4および図5に示すように導入側継手46と噴出側継手47とによって構成されるケース部材50に収納されている。 さらに詳細には、インジェクター弁10の燃料流入口35側には、導入側継手46が接続されており、燃料流出口36側には、噴出側継手47が接続されている。
    【0050】
    導入側継手46は、図4に示すように亜鉛ダイキャスト成型したものであり、略箱形の部材である。 導入側継手46は、図4および図5に示すように、天面55a側に上記した燃料系統に接続される配管接続部56と、逆止弁18を収納する逆止弁収納部54とを有し、側面55b側にアキュームレータ20が一体化されている。 また、導入側継手46は、内部にインジェクター弁10の燃料流入口35と嵌合する流入口接続部51と、インジェクター弁10の接続端子38を収納する収納部52とが形成されている。
    【0051】
    配管接続部56は、配管が接続される接続部56aと、平面視が略六形の係合部56bと、フランジ部56cとを有する。 配管接続部56は、接続部56aの軸方向に貫通した貫通孔56dを有する。 配管接続部56は、固定板57によって後述する逆止弁収納部54に固定されている。 さらに詳細には、固定板57は、平面視が配管接続部56と略一致する形状の板状部57aと、配管接続部56の係合部56bの形状と略一致する六角形の係合孔57bと、ネジを挿通するための挿通孔57cとを有する板体である。 配管接続部56は、固定板57の係合孔57bに係合部56bを挿通し、固定板57を逆止弁収納部54にネジ止めしてフランジ部56cを挟み込むことにより固定されている。
    【0052】
    逆止弁収納部54は、上記した固定板57をネジ止めするためのネジ孔54aを有し、略中央に上下方向に貫通した貫通孔54bを有する。 貫通孔54bは、配管接続部56の貫通孔56dに連通している。 貫通孔54bの中途には、配管接続部56から流入した燃料をインジェクター弁10側に向けて燃料を流す逆止弁18が設けられている。
    【0053】
    流入口接続部51には、外部から導入された燃料が流入する燃料流入部48と、燃料流入部48に連続し、インジェクター弁10の燃料流入口35側と略同一径の凹部53とが形成されている。 燃料流入部48には、導入側継手46の天面55a側に設けられた逆止弁収納部54の貫通孔54bが連通している。 また、燃料流入部48には、導入側継手46の側面55bに固定されているアキュームレータ20に連通する連通孔49が設けられている。 凹部53は、インジェクター弁10の燃料流入口35に略一致する形状に窪んだ部分であり、インジェクター弁10の燃料流入口35側がオーリング43を介して挿入されている。
    【0054】
    収納部52は、導入側継手46の流入口接続部51に隣接する位置に設けられており、導入側継手46の底面55c側が開口した凹状の部分である。 収納部52の側面55dの底面55c側には、接続端子38に繋がる配線38aを外部に導出するための導出孔58の一部をなす切り欠き58aが設けられている。
    【0055】
    噴出側継手47は、亜鉛ダイキャスト成型により作成され、インジェクター弁10の燃料流出口36側の部位を収納する部材である。 噴出側継手47は、図4,図5に示すように、天面60側が開口しており、その外形は上記した導入側継手46の底面55cと略合致する形状である。 噴出側継手47は、大別してインジェクター弁10のケーシング30および弁体収納部39が嵌合する本体嵌合部61と、接続端子38を収納する膨出部62とにより構成されている。
    【0056】
    本体嵌合部61は、噴出側継手47の天面60側から脚部63側に至る凹状の部位であり、上記した導入側継手47の流入口接続部51に相当する位置に設けられている。 また、本体嵌合部61の底面には、弁体収納部39の先端が挿入される凹部42が形成されている。 そのため、本体嵌合部61にインジェクター弁10を挿入すると、図5に示すように弁体収納部39と本体嵌合部61とがオーリング45を介して嵌合し、凹部42に弁体収納部39の先端側が固定される。 噴出側継手47の側面65,66であって、本体嵌合部61の下方に相当する位置には、本体嵌合部61の凹部42に連通した接続部67,68が設けられている。 図6に示すように、接続部67にはポンプ15が接続される。 また、接続部68は、電磁弁13とポンプ15との間に接続され、インジェクター弁10から噴射された燃料を排出する。
    【0057】
    膨出部62は、噴出側継手47の本体嵌合部61に隣接する位置に設けられており、上記した導入側継手46を重ね合わせた際に収納部52に対向する位置に設けられている。 膨出部62は、天面60側が開口しているため、噴出側継手47に導入側継手46を被覆すると、収納部52および膨出部62によりインジェクター弁10の接続端子38を収納するための空間が形成される。 また、膨出部62の側面55dの天面60側には、接続端子38に繋がる配線38aを外部に導出するための導出孔58の一部をなす切り欠き58bが設けられている。
    【0058】
    導入側継手46は、図4に示すように噴出側継手47の天面60側に上部から導入側継手51の底面55cが被覆するように重ね合わせられ、これによりインジェクター弁10が収納されるハウジング部70と、インジェクター弁10のケーシング30から突出している接続端子38を収納する端子収納部71とが形成される。 インジェクター弁10は、燃料流入口35が導入側継手51側を向き、燃料流出口36が噴出側継手52側に向くようにハウジング70内に収納されている。 また、インジェクター弁10の接続端子38は、端子収納部71内に収納されている。
    【0059】
    インジェクター弁10の接続端子38に繋がる配線38aには、配線38aの外周をシールするグロメット部材72が装着されている。 グロメット部材72はゴム製であり、図7に示すように配線導出孔58と同一径の嵌合部72aと配線導出孔58の開口径よりも大径の大径部72bとにより構成されている。 接続端子38に繋がる配線38aは、配線導出孔58から導出されており、配線導出孔58と配線38aとの隙間は、グロメット部材72の嵌合部72aを切り欠き58a,58bに嵌め込むことにより埋められている。
    【0060】
    インジェクター弁10の燃料流入口35側の端部は、図5および図 6に示すように導入側継手46の凹部53に挿入されている。 インジェクター弁10と凹部53との隙間は、インジェクター弁10の凹部40に取り付けられているオーリング43により封止されている。 そのため、インジェクター弁10と凹部53との隙間から燃料が漏洩せず、インジェクター弁10の振動が導入側継手46にほとんど伝播しない。
    【0061】
    インジェクター弁10の燃料流出口36側の端部は、噴出側継手47の本体嵌合部61の凹部42内に挿入されている。 インジェクター弁10と凹部42との隙間は、インジェクター弁10の燃料流出口36側に設けられている凹部41に取り付けられているオーリング45により封止されている。 そのため、インジェクター弁10の弁体収納部39と本体嵌合部61との隙間から燃料が漏洩しない。 また、オーリング45はゴム製であるため弾性を有する。 そのため、アクチュエーター31の往復動により発生するインジェクター弁10の軸方向への振動や衝撃を吸収することができる。 またさらに、オーリング45と弁体収納部39とは異なる材質で形成されており、両者の固有振動数が大幅に異なるため、弁体収納部39において発生した振動は増幅されない。
    【0062】
    一方、オーリング45が装着されている弁体収納部39は、ケーシング30に被覆されていない部分であり、振動や騒音が外部に漏洩しやすい部分である。 さらに、弁体収納部39は、内部に弁体33が収納されている部分であるため、弁体33の開閉に伴い振動や騒音が発生しやすい部分でもある。 しかし、本実施形態においては、インジェクター弁10と本体嵌合部61との間にオーリングを介在させているため、インジェクター弁10の駆動により発生する振動がオーリング45に吸収され、導入側継手46にはほとんど伝播しない。 そのため、本実施形態の燃焼装置2においては、インジェクター弁10の駆動により発生する金属的な騒音がほとんど外部に漏洩しない。
    【0063】
    本実施形態の燃焼装置1において、インジェクター弁10は、両端がオーリング43,45を介して導入側継手46および噴出側継手47に支持された構造である。 そのため、インジェクター弁10の駆動により発生する振動の伝播を確実に防止すると共に、インジェクター弁10の軸ブレを最小限に抑制することができる。
    【0064】
    なお、上記実施形態において、噴出側継手47とインジェクター弁10との隙間にシリコン製の充填材等を充填することも可能である。 シリコン製の充填材のように弾性を有する充填材を充填する構成とすれば、インジェクター弁10の開閉に伴い発生する衝撃や振動を前記充填材で吸収することができる。 そのため、前記した隙間等に充填材を充填する構造とすれば、インジェクター弁10の駆動に伴う騒音や振動をより一層効率よく吸収し、外部への漏洩を防止することができる。
    【0065】
    上記した実施形態においては、インジェクター弁10において発生した振動や騒音を緩衝する弾性部材として、インジェクター弁10に環状のオーリング43,45を装着した構成を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。 さらに具体的には、図8に示すように上記したオーリング43,45に加えて、インジェクター弁10の弁体収納部39にオーリング75を装着した構成とすることも可能である。 かかる構成とした場合、オーリング75が本体嵌合部61の底面に設けられた凹部42とインジェクター弁10の弁体収納部39とにより挟み込まれる。
    【0066】
    オーリング75を用いてインジェクター弁10を噴出側継手47に接続すると、図8に示すように凹部42とインジェクター弁10の弁体収納部39との隙間がオーリング45に加えてオーリング75によっても埋められる。 そのため、上記した構成によれば、インジェクター弁10の軸ブレを確実に抑制すると共に、インジェクター弁10の振動の伝播をより一層低減することができる。
    【0067】
    またさらに、インジェクター弁10に装着する弾性部材は、図9に示すような緩衝部材73であっても良い。 図9に示す緩衝部材73は、全体がゴム製であり、円筒形で弁体収納部39に合致する形状の本体部73aと、本体部73aの一端側に設けられたフランジ部73bとにより構成されている。 緩衝部材73を用いてインジェクター弁10を噴出側継手47に接続すると、本体部73aは、図10に示すように本体嵌合部61の底面に設けられた凹部42とインジェクター弁10の弁体収納部39とにより挟み込まれ、フランジ部73bは、ケーシング30と本体嵌合部61の底面との間に挟まれる。
    【0068】
    緩衝部材73を用いてインジェクター弁10を噴出側継手47に接続すると、図10に示すように凹部42とインジェクター弁10の弁体収納部39との隙間が本体部73aによって埋められるため、インジェクター弁10の軸ブレを最小限に抑制すると共に、インジェクター弁10の振動の伝播をより一層低減することができる。
    【0069】
    また、緩衝部材73のフランジ部73bは、インジェクター弁10と噴出側継手47によりアクチュエーター31の往復動の方向に形成される隙間を埋めることができる。 そのため、フランジ部73bは、アクチュエーター31の往復動によるインジェクター弁10の軸方向の振動を吸収することができる。
    【0070】
    なお、上記した実施形態において、オーリング43,45,75および緩衝部材73は、いずれもゴム製であったが、弾性を有するものであればいかなる材質で作成されてもよい。 さらに具体的には、上記したオーリング43,45,75および緩衝部材73は、天然ゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)やフッ素ゴムをはじめとして、スチレンブタジエンゴム(SBR)、ポリブタジエンゴム(BR)、ポリイソプレンゴム(IR)、特殊合成ゴムにクロロプレンゴム(CR)、ブチルゴム(IIR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、エピクロルヒドリンゴム(CHR)、クロロスルフォン化ポリエチレン(CSM)、アクリルゴム、シリコーンゴム、ウレタンゴム等いかなる材質で作成されてもよいが、特にフロロシリコンを採用すれば優れた防振効果および防音効果が得られる。
    【0071】
    【発明の効果】
    以上説明したように、請求項1乃至3に記載の発明によれば、燃焼駆動時に間欠開閉弁が開閉することにより発生する騒音の漏洩を最小限に抑制すると共に、燃料回路を簡素化することができる。
    【0072】
    また、請求項4に記載の燃焼装置は、間欠開閉弁の開閉頻度の上昇に伴い発生する騒音や振動の漏洩を最小限に抑制できる。
    【0073】
    請求項5に記載の発明によれば、弾性部材およびケース部材により騒音の漏洩を2重に防止することができ、間欠開閉弁の作動に伴う騒音の発生を最小限に抑制することができる。
    【0074】
    請求項6に記載の発明によれば、間欠開閉弁が備えるアクチュエータの往復動に伴い発生する振動の大部分を確実に吸収し、騒音の漏洩を未然に防止することができる。
    【0075】
    請求項7に記載の発明によれば、噴霧手段に繋がる燃料回路を簡素化することができる。
    【0076】
    請求項8に記載の発明によれば、間欠開閉弁に繋がる配線を外部に導出しつつケース部材を密閉状態にすることができるため、間欠開閉弁の作動に伴う騒音の漏出を最小限に抑制することができる。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明の一実施形態である給湯装置の要部の一部を破断した正面図である。
    【図2】図1に示す給湯装置に採用されている燃焼装置における燃料系統を示す模式図である。
    【図3】図1に示す給湯装置に採用されている燃焼装置が具備しているインジェクター弁の断面図である。
    【図4】図3に示すインジェクター弁とケース部材との接続状態を示す斜視図である。
    【図5】図4に示すケース部材をA方向から見た状態を示す断面図である。
    【図6】図3に示すインジェクター弁を収納したケース部材をポンプに接続した状態を示す断面図である。
    【図7】図4に示す実施形態の変形例を示す断面図である。
    【図8】図3に示すインジェクター弁に装着される弾性部材の変形例を示す斜視図である。
    【図9】図4に示す実施形態のさらに別の変形例を示す断面図である。
    【図10】従来の給湯装置を示す正面図である。
    【図11】従来の燃焼装置における燃料系統を示す正面図である。
    【図12】従来の燃焼装置が具備している比例弁の断面図である。
    【符号の説明】
    1 給湯装置2 燃焼装置3 燃料噴射ノズル10 インジェクター弁35 燃料流入口36 燃料流出口43,45,75 オーリング46 導入側継手47 噴出側継手50 ケース部材73 緩衝部材

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