Health status and monitoring of signs of life, warning, and pet collars for diagnosis

申请号 JP2014519650 申请日 2012-06-21 公开(公告)号 JP2014522653A 公开(公告)日 2014-09-08
申请人 ペットペース エルティーディー.; 发明人 メンケス,アビ;
摘要 ペットのための首輪は、ペットの生命の徴候(呼吸、脈拍、体温、および、動作など)を測定するために遠隔で作動させることができるセンサ要素と、多くの生命の兆候の読み取りの結果を解釈することができるプロセッサとを有してもよい。 双方向の通信デバイスは、ペットの飼い主、獣医、または、関係者に警告を発する。 獣医は、警告を受けると、特定の生命の徴候の測定を遠隔で行うことができる。 首輪のバンドに埋め込まれたセンサ要素は、首輪上でまたは遠隔で処理されたデータを集めるために、ペットの頸部に向かって伸びる少なくとも1つの弾性ピンを有する。 信号 対ノイズ比(STN)を改善するために、弾性の層は、ペットの頭の動きによって摩擦からノイズを吸収してもよい。 首輪は、生命の徴候の読み取りを行うために、バンドの締め付けを調節してもよい。 例えば、ポンプは、バンドの周囲に沿って走るチューブ状のコンパートメントを通って空気を注入してもよい。 安全機構が首輪を解除してもよい。
【選択図】図1
权利要求
  • ペットの生命の徴候をモニターするための首輪であって、
    前記首輪は、
    弾性材料の層を有し、ペットの頚部に配するためのバンドと、
    バンドの異なる点の少なくとも1つのセンサ要素であって、各センサ要素が、頸部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有する、センサ要素、
    少なくとも1つのセンサ要素は、以下の生物学的パラメーター:体温、心拍数、呼吸数、動作からの少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定するように構成され、
    バンドは、少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定する際に使用するための第1の位置と、少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定しないときに使用するための第2の位置を有し、第2の位置は第1の位置よりも頚部のまわりで締め付きがきつくなっている、ことを特徴とする首輪。
  • 弾性ピンはシリコーンで作られる、ことを特徴とする請求項1に記載の首輪。
  • 少なくとも1つのセンサは心拍数と呼吸数を測定するためのものであり、バンドの締め付けは首輪から離れて調節可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の首輪。
  • 少なくとも1つのセンサ要素は2以上のセンサ要素を含み、少なくとも1つの生物学的パラメーターは、体温、心拍数、呼吸数、動作の中から少なくとも2つの生物学的パラメーターを含み、バンドの締め付けは首輪から離れて調節可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の首輪。
  • 離れた場所にいる獣医によるペットの健康状態との通信と該健康状態の遠隔モニタリングのための双方向通信装置をさらに含む、ことを特徴とする請求項4に記載の首輪。
  • 少なくとも2つのセンサ要素は少なくとも4つのセンサ要素を含み、少なくとも2つの生物学的パラメーターは、少なくとも体温、心拍数、呼吸数、および、動作を含む、ことを特徴とする請求項4に記載の首輪。
  • 少なくとも4つのセンサ要素は、バンドの長さに沿って様々な点に分布する、ことを特徴とする請求項6に記載の首輪。
  • バンドの締め付けは首輪から離れて調節可能である、ことを特徴とする請求項1に記載の首輪。
  • 危険な場合に首輪を自動的に緩めるまたは解放する機構を有する、ことを特徴とする請求項1に記載の首輪。
  • 離れた場所にいる獣医によるペットの健康状態との通信および該健康状態の遠隔モニタリングのための双方向通信装置をさらに含む、ことを特徴とする請求項4に記載の首輪。
  • センサ要素からの生命の徴候のデータの相互依存性を解釈し、仮の診断に到達するために、アルゴリズムを実行するためのプロセッサをさらに含む、ことを特徴とする請求項1に記載の首輪。
  • ペットの生命の徴候をモニターするための首輪であって、
    前記首輪は、
    弾性材料の層を有し、ペットの頚部に配するためのチューブ状のバンドと、
    チューブ状のバンドの異なる点の少なくとも3つのセンサ要素であって、各センサ要素が、頚部に向かってチューブ状のバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、各弾性ピンが、ペットを不快にさせることなくペットの柔毛を貫通し、少なくとも3つのセンサ要素が、体温、心拍数、呼吸数、動作からの少なくとも2つの生物学的パラメーターを測定し、少なくとも3つのセンサ要素の各々が遠隔に設定可能であり、調節可能な長さのバンドが、第1の生物学的パラメーターを測定するための第1の位置と、第2の生物学的パラメーターを測定するための第2の位置を有する、センサ要素と、
    第1の位置と第2の位置を含む複数の締め付け位置の間でチューブ状のバンドを締めたり緩めたりするために、様々な量でチューブ状のバンドに空気を送り込むためのアクチュエーターおよびポンプと、
    首輪に取り付けられるとともに、少なくとも3つのセンサ要素およびモーターの各々に配線で接続されたプロセッサであって、前記プロセッサが、センサ要素からセンサーデータを受信し、電気通信システムにデータを伝え、および、モーターを制御する、プロセッサ、
    を含む、ことを特徴とする首輪。
  • 少なくとも3つのセンサ要素の1つは心拍数を測定するためのものであり、少なくとも3つのセンサ要素の1つは呼吸数を測定するためのものである、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • 加速度計をさらに含む、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • ペットの特定の声を聞くためのマイクロホンをさらに含む、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • 温度センサをさらに含む、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • ジャイロスコープをさらに含む、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • ペットの声を遠隔で通信するためのスピーカーをさらに含む、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • プロセッサによりアクセス可能なペットの健康情報の履歴を保存するための記憶装置をさらに含む、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • プロセッサは、生命の徴候のデータの相互依存性を解釈し、仮の診断に到達するために、アルゴリズムを実行する、ことを特徴とする請求項12に記載の首輪。
  • ペットの生命の徴候をモニターする方法であって、
    前記方法は、
    締め付けが遠隔で調節されるように構成された、バンドを有する首輪を提供する工程と、
    バンドの周囲に沿って様々な点でセンサ要素を首輪に埋め込む工程であって、各々の埋め込まれたセンサ要素が、頸部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、センサ要素が、少なくとも心拍数と呼吸数を測定する、工程と、
    バンドの異なる締め付け位置、生命の徴候が測定される際の第1の締め付け位置、および、生命の徴候が測定されない際の第2の締め付け位置を構成する工程と、
    (i)ペットの生命の徴候を測定するためにセンサ要素と電子通信している首輪上のプロセッサを構成し、首輪から遠隔ステーションへ信号を送信する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程、あるいは、
    (ii)ペットの生命の徴候を測定するために、センサ要素と電子通信している遠隔プロセッサを構成する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程のいずれかを含む、ことを特徴とする方法。
  • ペットの頭部の動きからノイズを吸収するために、首輪に弾性材料の層を含めることによって、ペットから送信された信号の信号対ノイズ比を減らす工程をさらに含む、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  • 様々な締め付け位置を遠隔で構成する工程をさらに含む、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  • ペットの動作を測定するためのセンサ要素と、ペットの体温を測定するためのセンサ要素とをさらに含む、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  • 生命の徴候の測定値が閾値を超えた時に、生命の徴候の測定値を関係者に送信する工程をさらに含む、ことを特徴とする請求項21に記載の方法。
  • ペットの生命の徴候をモニターする方法であって、
    前記方法は、
    締め付けが遠隔で調節されるように構成された、バンドを有する首輪を提供する工程と、
    バンドの周囲に沿って様々な点でセンサ要素のアレイを首輪に埋め込む工程であって、各々の埋め込まれたセンサ要素が、頸部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、センサ要素が、少なくとも呼吸数と心拍数を含むペットの生命の兆候を測定する、工程と、
    バンドを締め付け過ぎてペットが不快にならないように、様々なセンサ要素によって様々な生命の兆候を測定するのに十分なバンドの締め付けを構成する工程と、
    (i)ペットの生命の徴候を測定するためにセンサ要素と電子通信している首輪上のプロセッサを構成し、首輪から遠隔ステーションへ信号を送信する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程、あるいは、
    (ii)ペットの生命の徴候を測定するために、センサ要素と電子通信している遠隔プロセッサを構成する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程のいずれかを含む、ことを特徴とする方法。
  • ペットがイヌである、ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  • ペットの体温を測定するためのセンサ要素をさらに含む、ことを特徴とする請求項26に記載の方法。
  • ペットの生命の徴候をモニターするためのペットの首輪であって、
    前記首輪は、
    弾性材料の層を有し、ペットの頚部上に配するための、調節可能な長さのバンド、
    バンドの異なる点の少なくとも4つのセンサ要素であって、各センサ要素が、頚部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有するとともに電源を有し、少なくとも1つのセンサ要素が、体温、心拍数、呼吸数、血圧、動作からの少なくとも2つの生物学的パラメーターを測定し、少なくとも4つのセンサ要素の各々が遠隔に設定可能である、センサ要素、および、
    首輪に取り付けられるとともに、生命の兆候の測定を行うように誘発するのに十分な各々のセンサの「オン」状態のタイミングを制御するための少なくとも4つのセンサ要素の各々と電子通信している、プロセッサであって、前記プロセッサが、少なくとも4つのセンサの電力条件と、電源の寿命に基づいて、前記タイミングを計算するように構成され、前記プロセッサは、センサ要素からセンサーデータを受信し、生命の兆候のデータを遠隔地に伝える、プロセッサ、
    を含むことを特徴とする首輪。
  • 少なくとも1つのセンサ要素は、少なくとも2つのセンサ要素である、ことを特徴とする請求項29に記載の首輪。
  • 少なくとも1つのセンサ要素は、少なくとも心拍数、呼吸数、体温、および、動作を測定するための少なくとも4つのセンサ要素である、ことを特徴とする請求項29に記載の首輪。
  • 说明书全文

    本発明は、動物の生命の徴候および健康状態をモニターするための装置および方法に関し、より具体的には、イヌやネコなどのペットの健康状態と生命の徴候のモニターするための装置と方法、および、特別に設計された首輪を用いてモニターするための装置と方法に関する。

    イヌやネコなどのペットを含む動物が病気のとき、それらは、無防備に感じるため、生来引きこもったり、隠れたりする傾向にある。 この行為は、動物の処置を著しく困難なものにしている。 イヌやネコなどのペットに関しては、病気のイヌまたは病気のネコの生命の徴候をチェックすることが獣医には知られている。 しかしながら、このチェックは、イヌまたはネコが隠れたり、および/または、獣医に連絡するのに時間がかかったりするため、その動物が医学的な問題にかかったかなり後に行われる傾向にある。 早期発見はしばしば達成されないが、ペットをあまり苦しめないために、および、検知が遅れれば進行しかねない急性疾患可能性を減らすために、未だに非常に重要である。 例えば、獣医のペット保険(Vaterinary Pet Insurance)(VPI)によれば、イヌのの感染症に関していえば、これは、2010年にイヌに影響を与えるもっとも一般的な医療疾患であり、変化と発赤を初期に確認することでイヌもネコも助かり、不快で、痛身を伴い、費用のかかる耳の感染症を防ぐ。 問題が長引けば長引くほど、治療するのが難しくなる。

    さらに、野良犬や野良猫、飼い主が実際にいつも一緒にいないイヌやネコ、および、飼い主が旅行中のイヌやネコは、病気にかかりやすく、隠れる行動パターンを示し、適時の医学的介入の機会を減少させることが多い。

    加えて、捕われの身の動物、例えば、動物園の動物の健康状態をモニターすることは、骨が折れる費用のかかる作業である。

    イヌやネコなどペットの早期の発見と診断を提供する装置および方法に対する切迫したニーズがある。

    本発明の1つの態様は、ペットの生命の徴候をモニターするための首輪であり、該首輪は、弾性材料の層を有するバンドであって、ペットの頚部に配するためのバンドと、バンドの異なる点の少なくとも1つのセンサ要素であって、各センサ要素が、頸部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、少なくとも1つのセンサ要素は、以下の生物学的パラメーター:体温、心拍数、呼吸数、動作からの少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定するように構成され、バンドは、少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定する際に使用するための第1の位置と、少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定しないときに使用するための第2の位置を有し、第2の位置は第1の位置よりも頚部のまわりできつくなっている。

    本発明のさらなる態様は、ペットの生命の徴候をモニターするための首輪であり、該首輪は、弾性材料の層を有し、ペットの頚部に位置するためのバンドと、バンドの異なる点の少なくとも3つのセンサ要素であって、各センサ要素が、頚部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、各弾性ピンが、ペットの不快を引き起こすことなく、ペットの柔毛を貫通し、少なくとも3つのセンサ要素は、体温、心拍数、呼吸数、動作からの少なくとも2つの生物学的パラメーターを測定し、少なくとも3つのセンサ要素の各々は遠隔に設定可能であり、調節可能な長さのバンドが、第1の生物学的パラメーターを測定するための第1の位置と、第2の生物学的パラメーターを測定するための第2の位置を有する、センサ要素と、第1の位置と第2の位置を含む複数の締め付け位置(tightness positions)間でチューブ状のバンドを締めたり緩めたりするために、様々な量でチューブ状のバンドに空気を送り込むためのアクチュエーターおよびポンプと、首輪に取り付けられるとともに、少なくとも3つのセンサ要素およびモーターの各々に配線で接続されたプロセッサであって、前記プロセッサが、センサ要素からセンサーデータを受信し、電気通信システムにデータを伝え、および、モーターを制御する、プロセッサ、を含む。

    本発明のまたさらなる態様は、ペットの生命の徴候をモニターする方法であり、該方法は、締め付けが遠隔で調節されるように構成された、バンドを有する首輪を提供する工程、バンドの周囲に沿って様々な点でセンサ要素を首輪に埋め込む工程であって、各々の埋め込まれたセンサ要素は、頸部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、センサ要素は、少なくとも心拍数と呼吸数を測定する、工程、バンドの異なる締め付け位置、生命の徴候が測定される際の第1の締め付け位置、および、生命の徴候が測定されない際の第2の締め付け位置を構成する工程、および、(i)ペットの生命の徴候を測定するためにセンサ要素と電子通信している首輪上のプロセッサを構成し、首輪から遠隔ステーションへ信号を送信する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程、あるいは、(ii)ペットの生命の徴候を測定するために、センサ要素と電子通信している遠隔プロセッサを構成する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程のいずれかを含む。

    本発明のまたさらなる態様は、ペットの生命の徴候をモニターする方法であり、前記方法は、締め付けが遠隔で調節されるように構成された、バンドを有する首輪を提供する工程、バンドの周囲に沿って様々な点で多くのセンサ要素を首輪に埋め込む工程であって、各々の埋め込まれたセンサ要素は、頸部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、センサ要素は、少なくとも呼吸数と心拍数を測定する、工程、ペットが不快になるようにバンドを締め付け過ぎることなく、様々なセンサ要素によって様々な生命の兆候を測定するのに十分なバンドの締め付けを構成する工程、および、(i)ペットの生命の徴候を測定するためにセンサ要素と電子通信している首輪上のプロセッサを構成し、首輪から遠隔ステーションへ信号を送信する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程、あるいは、(ii)ペットの生命の徴候を測定するために、センサ要素と電子通信している遠隔プロセッサを構成する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程のいずれかを含む。

    本発明のさらなる態様は、ペットの生命の徴候をモニターするためのペットの首輪であり、該首輪は、弾性材料の層を有し、ペットの頚部上に配するための、調節可能な長さのバンド、バンドの異なる点の少なくとも4つのセンサ要素であって、各センサ要素が、頚部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有するとともに、電源を有し、少なくとも1つのセンサ要素は、体温、心拍数、呼吸数、血圧、動作からの少なくとも2つの生物学的パラメーターを測定し、少なくとも4つのセンサ要素の各々は遠隔に設定可能である、センサ要素、首輪に取り付けられるとともに、生命の兆候の測定値の取り込みを誘発するのに十分な各々のセンサの「オン」状態のタイミングを制御するための少なくとも4つのセンサ要素の各々と電子通信している、プロセッサであって、前記プロセッサが、少なくとも4つのセンサの電条件と、電源の寿命に基づいて、前記タイミングを計算するように構成され、前記プロセッサは、センサ要素からセンサーデータを受信し、生命の兆候のデータを遠隔地に伝える、プロセッサ、を含む。

    本発明のこれらと他の特徴、態様および利点は、以下の図面、記載、および、特許請求の範囲を参照することで一層よく理解されるようになるだろう。

    様々な実施形態が添付の図面を参照してほんの一例として本明細書に記載されている。

    本発明の1つの実施形態に従って、複数の弾性ピンを有するセンサ要素の概略図である。

    本発明の1つの実施形態に従って、ペットの頚部のまわりの首輪であって、頚部に向かって突き出るセンサ要素のピンを含み、制御装置を示す、概略的な側面図である。

    本発明の1つの実施形態に従って、ペットの頚部(図示せず)の方向に突き出るセンサ要素のピンを示す首輪の概略的な斜視図である。

    本発明の1つの実施形態に従って、センサアレイと、制御装置の内部の関連する電子機器の高準のスキームである。

    本発明の1つの実施形態に従って、全体のシステムの構造の概略図である。

    本発明の1つの実施形態に従った方法を示すフローチャートである。

    本発明の1つの実施形態に従ったさらなる方法を示すフローチャートである。

    本発明の1つの実施形態に従って、首輪の締め付けを調節するための機構を示す図である。

    以下の詳細な記載は、現在で最良に企図された本発明を行う方式である。 記載は、限定する意味では受け取られるものではなく、本発明の範囲が添付の請求項によって最も良く定義されているため、本発明の一般的な原則を例証する目的でのみなされたものである。

    本発明は一般に、イヌやネコなどのペット用の首輪を提供する。 首輪は、ペットの生命の徴候(呼吸、脈拍、体温、および、動作など)をチェックするために遠隔で作動させることができるセンサ要素と、多くの生命の兆候の読み取りの結果を解釈することができるプロセッサを有してもよい。 首輪は、首輪に取り付けられた、または、首輪と一体化した、双方向の通信デバイスを有してもよく、該デバイスは、必要に応じて、飼い主、獣医、または関係者に、ペットが特定の疾病に苦しんでいるか、あるいは、挙動不審な行為または動作を示していることを警告することができる。 このように、獣医は、特定のセンサ要素を始動させるようにプロセッサに信号を送ることによって、データの警告を受けると、特定の生命の徴候の測定を遠隔で行うことができる。 首輪のバンドに埋め込まれたセンサ要素は、首輪自体上で処理可能な、あるいは、家庭用コンピュータ、携帯型デバイス、または主要なサーバーコンピュータであり得る遠隔端末装置に送信可能なデータを集める。 信号対ノイズ比(STN)を劇的に改善するために、弾性の層は、ペットの頭の動きによって摩擦からノイズを吸収してもよい。 首輪は、生命の徴候を読み取りを行う状態に首輪をするために、あるいは、首輪を特定の生命の徴候の測定値に適したようにするために、ペットの頚部のまわりのバンドの締め付けを調節する能力を有してもよい。 これは、例えば、首輪のバンドの周囲に沿って走るチューブ状のコンパートメントを通って空気を注入するポンプを用いることで達成されてもよい。 安全機構が首輪を解除する。

    生命の徴候を測定しない先行技術のペットの首輪とは対照的に、本発明のペットの首輪は、ペットの生命の徴候を測定してもよい。 例えば、それは、心拍数、呼吸数、血圧、体温、動作などを測定してもよい。 自動的にまたは遠隔で調節可能ではない先行技術のペットの首輪とはさらに対照的に、本発明のペットの首輪は、ペットの頚部のまわりの締め付けで自動的かつ遠隔で調節可能であってもよい。 これにより、首輪がどれくらいきついかまたは緩いかに依存して、首輪が様々な生命の徴候のパラメーターを測定しやすくする。 例えば、呼吸数が測定されるときに首輪が締め付けられ、血圧が測定されるときに首輪が緩められてもよい。 先行技術のペットに首輪とのまたさらに対照的に、首輪はプロセッサを含んでもよく、獣医、飼い主、および/または関係者に中継されることもある仮の診断に到達するために、センサアレイによってなされる生命の徴候の測定の相互依存性を解釈してもよい。 先行技術とはさらに対照的に、首輪は双方向通信を有してもよく、その結果、獣医は特定の生命の徴候を遠隔で測定するように首輪に指示することができる。 締め付けを調節可能なこともある先行技術のイヌまたはペットの首輪とは対照的に、本発明の首輪は、首輪のバンドの長さに沿った領域に空気を送る(あるいは、逆に空気を抜き取るまたは空気を送らない)ことにとって、締め付けを遠隔で調節可能であってもよい。 信号対ノイズ比が生命の徴候のパラメーターの遠隔通信の受信を排除する、犬用の首輪などの先行技術のペットの首輪とはさらに対照的に、本発明の首輪は、イヌまたはペットの頭部の一定の動作から摩擦を吸収することにより、信号対ノイズ比を改善する弾性の層を含んでもよい。 先行技術の首輪とは対照的に、本発明の首輪は、遠く離れた職員に警告するためのGPSおよび通信システムも有してもよく、その結果、ペットが病気の場合に、あるいは、動物園の捕われの身の動物が囲いから逃げた場合に、緊急の警告音が鳴り、指定の関係者や獣医に警告音が伝えられる。

    健康&生命の徴候のモニタリング、警戒、および診断のためのペットの首輪の方法および装置の原則と操作は、図面と添付の記載を参照することで一層よく理解されることもある。

    図1、2a、および2bからわかるように、ペット(図4の(18))の生命の徴候をモニターするための首輪(10)は、バンド(20)を含んでもよい。 バンド(20)は弾性材料の層(28)を有してもよい。 バンド(20)全体(またはバンド(20)の一部)のまわりで伸びる弾性の層(28)の一部が図2a内で示される。 弾性材料(28)は、ペットの頭部から首輪(10)に対して繰り返される摩擦を和らげるためのものであってもよい。 バンド(20)は、ペットの頚部に配されるものであってもよく、あるいは、それに隣接してもよい。 バンド(20)(および首輪(10))は、幅が約2インチであってもよく、ペットの警部の周囲全体(あるいは、代替的に、この周辺ほとんど、または、その一部)を覆ってもよい。 バンドの様々な点に、好ましくは、バンド(20)の長さまたは周囲に沿った異なる点に、センサ(30)、例えば、4つ以上のセンサ要素(30)があってもよい。 1、2、3、5、6、7、8、9、または、10、およびそれ以上のような、他の数のセンサ要素があってもよい。

    図1および図2に示されるように、センサ要素(30)は、ペット(18)の頚部(16)に向かってバンド(20)から突き出る少なくとも1つの弾性ピン(32)を有してもよい。 ピン(32)はシリコーンで作られてもよく、ペットの皮膚に触れて、信号を伝達する間に摩擦からノイズを吸収してもよい。 各々の弾性ピン(32)は、ペットを不快にさせることなく、ペットの頚部の柔毛を貫通してもよい。 これは、ピン(32)の長さ(ペットの頸部に向かってほぼ垂直なセンサ要素(30)からのその長さ)を構成することによって準備されてもよく、それによって、ピンがペットの頸部の方向にどれだけ突出するかを制御する。 ペットの快適さは、特定の種の様々なペットに首輪を試すことにより確認されてもよい。 これも、以下に議論されるように、ペットの頚部のまわりのバンド(20)の締め付けを調節することにより整えられてもよい。

    一般に、センサ要素(30)は、体温、心拍数、呼吸数、および動作の中から少なくとも1つの生物学的パラメーターを測定するために設計または構成された少なくとも1つのセンサ要素(30)であってもよい。 代替的に、センサ要素は、異なる生命の徴候を測定するためのものであってもよい。 より多くのセンサ要素とより多くの生物学的パラメーターが存在することもあり得る。 例えば、少なくとも1つのセンサ要素(30)は、体温、心拍数、呼吸、および動作の中から少なくとも2つの生物学的パラメーターを測定するために構成または設計された少なくとも2つのセンサ要素(30)を含んでもよい。 代替的に、少なくとも2つのセンサ要素(30)は、体温、心拍数、呼吸数、および動作(あるいは、他の生命の徴候)の中から少なくとも2つの生物学的パラメーターを測定するためのものであってもよい。 1つのセンサ要素は、例えば、呼吸数と心拍数を測定する音響センサの場合には、多くの生物学的パラメーターを測定してもよい。 少なくとも2つのセンサ要素は、4つ以上の生物学的パラメーター、または、とりわけ4つ:体温、心拍数、呼吸数、および動作、の生物学的パラメーターを測定するために設計された4つ以上のセンサ要素を含んでもよい。 いくつかの好ましい実施形態では、センサ要素(30)のアレイは、以下の生物学的パラメーター:体温、心拍数、呼吸数、動作(例えば、水平運動および垂直運動)から1つまたは2つの生物学的パラメーター(他の好ましい実施形態では、3つまたは4つ)を測定するように設計される。

    センサ要素(30)は、少なくとも2つの異なる生命の徴候の生物学的パラメーターを測定するために、および、他の生命の徴候の生物学的パラメーターと組み合わせるとペットの生命の徴候を理解するのに役立つこともある、動作などの特定の生物学的パラメーターを測定するために、設計または構成されてもよい。 バンド(20)上の様々なセンサ要素(30)の各々は、異なる生命の徴候のパラメーターを測定するために設計されてもよく、あるいは、場合によっては、特定の生命の徴候の生物学的パラメーターを測定する1よりも多くのセンサ要素があってもよく、または、特定のセンサ要素(30)によって測定される1よりも多くの生命の徴候があってもよい。

    図3で示されるように、センサアレイ(30)は、脈拍(心拍数)を測定するための音響センサ要素(30e)と、呼吸数を測定するための音響センサを含んでもよい。 図3でさらに示されるように、センサアレイ(30)は、息を吸ったり吐いたりしている間に、ペットの空気路を通る空気の動きと振動を測定するために、および、ペットの頚部全体の主要な血管を通って流れる血液の移動を測定するために、加速度計(30a)を含んでもよい。 センサアレイ(30)は、ペットの身体の体温を測定するために温度センサ(30b)と、周囲温度を測定するための周囲温度センサー(30f)も含んでもかまわない。

    センサアレイ(30)はマイクロホン(30c)を含んでもよい。 センサアレイ(30)は、ペット、例えば、イヌが出す特別なノイズを聞くためのマイクロホン(30c)を含んでもよい。 イヌの場合、イヌが通常出す約26の別々の音がある。 これらの音は以下のもの:吠える声(警戒する/警告する声、驚きの声、遊び、不安、非常時の声)、キャンキャン叫ぶ声、唸り声、遠吠え、食べること、飲むこと、呼吸(鼻を介した通常の呼吸(吸息と呼息)、口を開けた呼吸、乾咳、湿咳、高いびき、喘鳴、喉頭麻痺(laryngeal paralysis)、ぜーぜーという呼吸音、ラ音/湿性ラ音(crackles)、気管支の−胞音を含む)、嘔吐/げーという吐くときの音(retching)、吐き戻し、ブーブー唸る声、うめき声、および、あえぎ声を含む。 さらに、これらのタイプの音の各々は、小さなイヌが出す音、大きなイヌが出す音、胸が厚いイヌが出す音、および、子犬が出す音にさらに細分化されてもよい。 したがって、マイクロホン(30c)によって拾い上げられた音は、首輪(10)の関連する記憶装置(67)(図3)を有するプロセッサー(40)によって、または、遠隔コンピュータ端末(69)(図4)のリモートプロセッサーによって、および/または、仮の診断に到達するために音の種類と他の生命の徴候の生物学的パラメーターとのその相互依存性を決定するために、警告が正当化されるかどうかを測定するために、または、治療を薦めるために、専用のまたは遠隔のデータベースへのアクセスを有するプロセッサによって、解釈されてもよい。

    センサアレイ(30)は、ペットの垂直および/または水平な運動を捕らえるために、ジャイロスコープ(30d)を含んでもよい。 イヌの場合、イヌが何をしているのかに関する情報を提供する、多くの基本的なイヌの姿勢があり、それによって、仮の診断に到達するために生命の徴候のパラメーターを解釈するのに役立つ。 以下の基本的なイヌの姿勢は、センサ要素(30)、例えば、ジャイロスコープ、加速度計、および/または、磁力計によって検知されることもある:横方向に横たわる、胸を地面につけて横たわる(頭を上げて/下げて)、仰向けになる、座る、4本の脚で立つ、後ろ脚で立つ、ジャンプする、速足で駆ける、走る、食べる/飲む、排尿する(オス/メス)、排便する、後ろ脚を引きずる、前脚を引きずる、後ろ脚を掻く、脚を震わせる、なめる、および、背伸びをする。 プロセッサー(40)は、センサー(30)からこの情報を受け取り、それが適切な目的地に遠隔で送信されるという結論に至る際にこの情報を利用する。

    センサー(30)の各々は、作動し、停止し、微調整し、あらかじめ決められた繰り返し間隔に設定し、さもなければ、遠隔で較正または制御してもよく、実施形態によっては、人間によって手動で首輪(10)に置かれてもよい。 「遠隔」とは首輪(10)から離れていることを意味し、生命の徴候をモニタリングする場所、または、離れた場所にいる獣医、または、医療センター、または、ペットの飼い主、または、関係者、あるいは、それ以外の任意の適切な場所を含む。

    図3で示されるように、首輪(10)は、ペットに音を伝達するための遠隔で作動させることが可能なスピーカー(33)をさらに含んでもよく、ペットの位置を付きとめようとしている人間に対してペットを照らすための遠隔に作動させることが可能なライト(34)(LEDまたは他の光源など)を含んでもよい。 スピーカー(33)およびライト(34)は人間が手動で作動させることができてもよい。 スピーカー(33)およびライト(34)は、バンド(20)上に位置してもバンド(20)に取り付けられてもよく、(たとえ、ライトがセンサでなくても)図2に示されるアレイに含まれてもよい。

    調節可能な長さのバンド(20)は、首輪が装着され、生命の徴候の生物学的パラメーター(または任意の生物学的パラメーター)が何も測定されていないときに使用するための第1の位置(または第1の締め付け位置)と、首輪が着用され、1つ以上の生命の徴候の生物学的パラメーターが測定されるときに使用するための第2の位置(または第2の締め付け位置)とを有してもよい。 例えば、第2の位置は、バンド(20)が第1の位置よりも頚部のまわりできついことを示してもよい。 例えば、図2aで見られるように、弾性ピン(32)は、バンド(20)がよりきついときに、ペットの頚部の柔毛に貫通してもよく、ピン(32)は、呼吸数、心拍数、脈拍、体温、または他の生命の徴候などの生命の徴候を測定し記録することができるように、ペット(18)の頚部(16)と十分に接触してもよい。 締め付け位置の数は2を超えてもよく、ペットの異なる生物学的パラメーターを測定するための異なるセンサ要素の数と等しい(またはこれよりもさらに大きい)他の別の整数であってもよい。

    図7から概略的に分かるように、首輪(10)は、例えば、空気が送り込まれないときは通常平らであるバンド(20)の長さにすべて沿ってバンド(20)に異なる量で空気を送り込むためのモーター(50)とポンプ(52)をさらに含んでもよい。 この目的のために、バンド(20)は、空気のための内部空間を含んでチューブ形状に構成されてもよい。 その結果、プロセッサー(40)を含む制御装置(49)によって制御されたポンプ(52)およびモーター(50)は、バンド(20)を締めつけたり緩めたりするために、ゆえに、ペットの頚部のまわりで首輪(10)を締め付けたり緩めたりするために、空気または別の流体をバンド(20)に注入または取り出してもよい。 複数の締め付け位置があってもよい。 締め付け位置は、締め付けがよりきついため、センサ要素のピンがペットの頚部の皮膚に接している必要のある生命の徴候の生物学的パラメーターの測定により適した、第1の位置を含んでもよい。 締め付け位置は、生命の徴候の測定が行われないときに適した第2の位置も含んでもかまわない。 その場合、首輪(10)はもっと緩くすることができる。 幾つかの実施形態では、締め付け位置は第3の位置を含んでもよく、この位置において、バンドは、上記のような締め付けを要求する特定の生命の徴候を測定するために、その最も締め付けのきつい状態にある。 幾つかの実施形態では、これは血圧測定を含んでもよい。

    図7から概略的に分かるように、バンド(20)は、ペットが例えば、首輪(10)がきつすぎたために危険な状態にある場合に作動する解放機構(21)を有してもよい。 解放機構は、アルゴリズムに基づいてイヌの呼吸に対する危険または他の危険を単独でまたは組み合わせて示す、生命の徴候、あるいは、動作などの生理学的なデータの閾値に達したことに基づいて誘発され得る。 1つの好ましい実施形態では、解放機構は、バンド(20)の長さの2つの部品を互いに接続するラッチ(21)または他の取り付け要素である。 解放機構は、実施形態によっては、危険性の出来事でバンド(20)の内部空間から空気を放出するために覆われていない開口部であってもよい。 空気の放出は首輪(10)を緩める。 例えば、取り付け要素が、首輪(10)上のまたは離れた場所にある制御装置(49)内のプロセッサー(40)によって、「オン」「オフ」に遠隔で始動させることができる磁気密閉手段を備えた小さなラッチを含む場合、取り付け要素は遠隔で作動させられてもよい。

    図2Aから分かるように、首輪(10)は、例えば、首輪(10)に取り付けられたハウジング(図示せず)内で首輪(10)に取り付けられることもあるプロセッサー(40)を含む制御装置(49)を含んでもかまわない。 図3に示されるように、プロセッサー(40)は、微小電気機械システム(「MEMS」)技術を有する処理装置を含んでもよい。 同様に図3からも示されるように、プロセッサー(40)は、配線で接続されてもよく、あるいは、それ以外の方法でセンサ要素(30)およびモーター(52)(首輪(10)がポンプ(50)を含んでいれば)の各々と電子通信してもよい。 プロセッサー(40)は、センサ要素(30)の1つ以上によって感知されたデータを表す信号を受け取るように構成されてもよく、データを分析し、生命の徴候の測定値と他のデータを電気通信システムに伝えるように構成されてもよい。 プロセッサー(40)はさらに、首輪がポンプ(50)とモーター(52)を有する場合、バンド(20)の締め付けを調節するためにモーター(52)を制御してもよい。 首輪(10)のセンサ要素(30)によって測定された生命の徴候のデータは、プロセッサー(40)に中継され、解釈されてもよい。 プロセッサー(40)は、センサ要素によって感知された生理学的なデータの一群と、センサ要素からの生命の徴候のデータの相互依存性を解釈するためにアルゴリズムを実行し、仮の診断に到達してもよい。 生命の徴候のデータはペットの動作に関するデータなどの生理学的なデータ(または、ペットの皮膚の塩味などの他の生理学的なデータ)も含んでもよい。 なぜなら、この生理学的なデータは、呼吸速度、呼吸数、脈拍、体温などのような基本的な生命の徴候と組み合わせると、プロセッサー(40)による自動的な仮の診断に関して、獣医または遠隔のコンピュータサーバーによる診断に役立つこともあるからである。

    制御装置(49)は、ペットの健康情報の履歴を保存するための記憶装置も含んでもよく、記憶装置はプロセッサー(40)によってアクセス可能である。 記憶装置は、図3で示されるようなフラッシュ・メモリー(67)、または、当該技術分野で知られている他の記憶装置デバイスであり得る。

    図4に示されるように、首輪(10)は、ワイヤレス送信機ユニットなどの通信装置を含んでもよく、これは、遠隔ステーション(70)(図4)に対する通信のための2方向通信装置を形成する受信ユニット(66)を伴ってもよく、遠隔ステーションは、プロセッサー(40)と相互作用にするようにあらかじめプログラムされたコンピュータサーバーを含んでもよく、あるいは、遠隔ステーション(70)は、ペットの生命の徴候を測定するために作動する特定のセンサ要素を選択するために、首輪のプロセッサを用いて、生命の徴候を遠隔で測定することができる獣医(80)(図4)と通信するまたは該獣医を含むこともある。 遠隔ステーション(70)は、電子メール通信(90a)またはSMSアラート(90b)(図4)を送ることによって、ペットの飼い主または関係者に警告してもよい。 通信装置(60)は、UHF、Wi−Fi、Bluetooth(登録商標)などの短距離または長距離の無線通信技術、および、セルラー方式の技術も組み込んでもかまわない。

    首輪(10)および/またはサーバーコンピュータ(70)またはシステムの他の部分、あらかじめ決められたパラメーター(例えば、特定の動物に関する独特の予備的知識)、および/または、行動の(例えば、不安定なまたは特徴的ではない動作)または生命の徴候のパラメーターに基づいて警告を発してもよい。 ペットの特定の測定(高さ、長さ、重量など)および適切な経歴が、登録手順の間に、デバイスおよび/またはシステムにロードされてもよい。 ペットの独特の特定データは、次のものも含む:ペットの名前、飼い主の名前、人々の詳細(住所、電話番号など)、ペットに関する医療情報、および、それ以外の関連データ。 プロセッサー(40)がセンサ要素(30)からのデータを分析するとき、情報はプロセッサー(40)による処理に含まれてもよい。

    GPSデバイスが首輪(10)に組み込まれてもよい。 GPSデバイスは、例えば、集積回路またはRFIDの形態をとることができる。 他の位置認識技術も首輪(10)に組み込まれてもよい。

    首輪(10)に取り付けられ、または、首輪に組み込まれる受信ユニット(68)は、スマートフォン、モバイル(および/または、携帯型の)デバイス、または、任意の他の通信/メッセージングデバイス、または、特別に設計された受信機または読取り装置であってもよい。 受信ユニット(68)は、上に言及されるような有線および/または無線の方式で、首輪(10)に接続されてもよい。 受信ユニット(68)は、保存された(実施形態によっては、処理された)センサのデータのより迅速かつより安全なダウンロードを可能にすべく、コンピュータ端末(69)(図4)に直接接続するために首輪(10)から分離可能であってもよい。

    首輪(10)および/またはシステムは、特定のペット、ペットの特定の品種、または動物の特定の種に関する、統計、傾向分析、比較分析などを含む分析的な情報を集めてもよい。 システムは、情報を共有する目的で他の動物の飼い主のための社会ネットワークを組み込んでもよい。

    図5に示されるように、本発明は、ペットの生命の徴候をモニターする方法(100)としても記載されてもよい。 方法(100)の工程(110)は、締め付けが調節されるように構成されたバンドを有する首輪を提供する工程を含んでもよい。 好ましくは、この調節は遠隔で行うことができる。 方法(100)のさらなる工程(120)は、バンドの周辺に沿った様々な点で首輪(10)にセンサ要素(30)を埋め込む工程を含んでもよい。 各々の埋め込まれたセンサ要素(30)は、ペットの頚部に向かってバンドから突き出てペットの頚部と接触する、少なくとも1つの弾性ピンを備えてもよい。 1つの弾性ピンの代わりに、特定のセンサ要素用に、2、3、4、またはそれ以上の弾性ピンがあってもよい。 センサ要素(30)は、ペットの生命の徴候を測定してもよい。 幾つかの実施形態では、生命の徴候は少なくとも心拍数と呼吸数を含む。 1つの様式では、1つのセンサ要素はこれらを両方とも測定する。 異なる様式では、センサ要素の1つが心拍数の測定のためのものであり、センサ要素の2つ目が呼吸数を測定するためのものであり、センサ要素の1つが脈拍のためのものであり、センサ要素の1つがペットの動作のためのものであり、1つがペットの体温を測定するためのものであり、および、その1つがペットの周囲のまたはペットの近くの領域の周囲温度を測定するためのものであってもよい。 他の組み合わせが可能である。 周囲温度は、ペットの体温または呼吸速度、または他の生命の徴候の重要性をよりよく理解するのに役立つこともある。

    方法(100)は、好ましくは遠隔で、バンド(20)の異なる締め付け位置を構成する工程(130)を有してもよい。 例えば、1つの締め付け位置が、1つ以上の生命の徴候に備えて、例えば、遠隔で設定されてもよい。 第2の締め付け位置が設定されてもよく、あるいは、生命の徴候が測定されないときについては、ディフォルトの締め付け位置であってもよい。 方法(100)のさらなる工程(140)は、(i)センサ要素のデータを解釈し、ペットの生命の徴候を測定するために、および、首輪から遠隔ステーションまで、生命の徴候の決定と測定を反映する信号を送信するために、センサ要素と電子通信している首輪のプロセッサを構成する工程、あるいは、(ii)ペットの生命の兆候を測定するためにセンサ要素と電子通信している遠隔プロセッサを構成する工程であって、信号が生命の徴候を反映する、工程のいずれかを含んでもよい。

    方法(100)は、いくつかの好ましい実施形態では、ペットの頭部の動きに由来する摩擦からノイズを吸収するために、首輪に弾性材料の層を含めることによって、ペットから送信された信号の信号対ノイズ比を減らす工程をさらに含んでもよい。 動物は、歩いているとき、および、立っているが動いているときなどの任意のそれ以外の動作中に、頭部を動かす傾向がある。 信号対ノイズ比は、バンド上の弾性の層によって摩擦を吸収することによって、劇的ではなくとも著しく減少することもある。 これにより、センサアレイからの信号を、実際に信号の解釈を可能にする形態のプロセッサに送信することが可能となることもある。 信号対ノイズ比の減少は、温度センサ(30b)によって生成された信号にとって特に有用である。 動物の頚部上の柔毛が熱に対する絶縁体であるので、ペットの体温を測定することは困難である。 温度センサに由来する信号が(絨毛があるため)弱いと予想されることから、ノイズを減らすことがますます重要になる。

    方法は、実施形態によっては、生命の徴候の測定値が閾値を超える場合に、ペットの飼い主、獣医、遠隔のコンピュータサーバー、または、関係者に生命の徴候の測定値を送信する工程をさらに含んでもよい。 したがって、プロセッサー(40)は、呼吸数、心拍数、体温、動作、血圧、および/または、イヌが出す声などの他の生理学的なデータの閾値と、センサ要素から受け取ったデータとを比較するようにプログラムされてもよい。 さらに、プロセッサは、センサ要素のデータの組み合わせを関連づけるために関数または公式を利用する制御装置(49)内のソフトウェアにアクセスしてもよい。 例えば、イヌが特定の方法で移動し、ある音を発する場合、それは特定の警告または診断を引き起こすこともある。 加えて、プログラマー(40)は、周囲温度とペットの病歴を考慮して、特定の生命の徴候または生命の徴候の組み合わせの生理学的なデータを、その種の、その血統、および、その地理的な位置のペットに関する平均的な生命の徴候のデータと比較するそれ自身のデータにアクセスしてもよい。 制御装置/プロセッサは、ペットの飼い主、獣医、または関係者に警告を送信してもよい。

    図6に示されるように、好ましい実施形態では、本発明は、ペットの生命の徴候をモニターする方法(200)であり、該方法は、その締め付けが遠隔で調節されるように構成されたバンドを有する首輪を提供する工程(210)を含む。 さらなる工程(220)は、バンドの周辺に沿った異なる点で首輪にセンサ要素のアレイを埋め込む工程を含んでもよく、各々の埋め込まれたセンサ要素は、頚部に向かってバンドから突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、センサ要素はペットの生命の徴候を測定するためのものである。 センサ要素の1つは、心拍数を測定するためのものであってもよく、センサ要素の第2のセンサ要素は呼吸数を測定するためのものであってもよく、第3のセンサ要素はペットの体温を測定するためのものであってもよく、さらなるセンサ要素は動作を測定するためのものであってもよく、第5のセンサ要素は周囲温度を測定するためのものであってもよい。 他の様式では、センサアレイは、少なくとも心拍数と呼吸数を測定する1つ(または2つ)のセンサ要素を含んでもよい。 他の組み合わせが可能である。 センサアレイは、ペットの声を識別し測定するためのマイクロホンと、ペットに遠隔に通信するためのスピーカーを含んでもよい。

    方法(200)は、ペットが不快に感じるほどバンドをきつくすることなく、異なるセンサ要素によって(あるいは、実施形態によっては同じセンサ要素によって)1つ以上の異なる生命の徴候を測定するのに十分なバンドの締め付けを構成する工程(230)をさらに有してもよい。 方法(200)は、(i)ペットの生命の徴候を測定するためにセンサ要素と電子通信している首輪上のプロセッサを構成し、首輪(例えば、イヌまたはネコの)から遠隔ステーションへ信号を送信する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程、あるいは、(ii)ペットの生命の徴候を測定するために、センサ要素と電子通信している遠隔プロセッサを構成する工程であって、信号が生命の徴候の測定値を反映している、工程のいずれかを含む。

    本発明の首輪(10)の1つの好ましい実施形態において、ペットの生命の徴候をモニターするために、調節可能な締め付けバンド(20)は弾性材料の層を有し、バンドはペットの頚部に配するためのものである。 首輪は、バンドの異なる点に、少なくとも1つ、または、少なくとも2つ、または、少なくとも3つ、または、少なくとも4つのセンサ要素を含んでもよく、各センサ要素は、ペットの頚部に向かってバンド(20)から突き出る少なくとも1つの弾性ピンを有し、および、電源を有し、センサ要素のアレイは、体温、心拍数、呼吸数、血圧、動作からの少なくとも2つの生物学的パラメーター(あるいは、他の好ましい実施形態では、少なくとも3つまたは少なくとも4つ)を測定するためのものであり、少なくとも1つ、または、少なくとも2つ、または、少なくとも3つ、または、少なくとも4つのセンサ要素の各々は、首輪から離れて設定可能であってもよい。

    首輪(10)に取り付けられたプロセッサー(40)は、少なくとも4つのセンサ要素の各々と電子通信してもよい。 プロセッサー(40)は、生命の徴候の測定を行うのを誘発するのに十分な各々のセンサの「オン」状態のタイミングを制御してもよい。 記憶装置(67)(図3)は、フラッシュ・メモリーであってもよく、または、プロセッサー(40)によってアクセス可能な他の周知の形の記憶装置であってもよい。 記憶装置ユニット(67)は、首輪(10)内のバッテリー(61)または他の電源の寿命と、センサアレイ(30)内のセンサ要素の各々の電源条件に関するデータを保存してもよい。 代替的に、プロセッサー(40)が遠隔のデータベースと通信することもあるため、このデータはプロセッサー(40)によってアクセス可能であってもよい。 その結果、プロセッサー(40)は、少なくとも4つのセンサの電源要件と電源の寿命に基づいて、センサ要素の(あるいは、2以上の、または、すべてのセンサ要素の)「オン」状態のタイミングを計算するように構成されてもよい。 加えて、プロセッサー(40)は、センサ要素からセンサのデータを受け取り、遠隔地にペットの生命の徴候状態を伝えてもよい。 プロセッサー(40)は、データベースにアクセスして診断アルゴリズムを含むソフトウェアを利用することにより、ペットが特定の病状を有しているかどうかに関して、全面的な結論に達してもよい。

    1つの実施形態の文脈で記載された特定の特徴は、その特徴が具体的に言及されなかった他の実施形態に組み込むことができてもよい。 一例を挙げると、解放機構が1つの特定の実施形態に関して記載されているかもしれないが、それは実施形態のいずれかにも適用可能であってもよい。 同様に、双方向通信、バンド(20)の締め付けの遠隔設定可能性、ポンプおよびモーター、処理装置のコントローラおよびその機能性、ならびに、他の特徴は、実施形態のすべてに適用可能であってもよい。

    以下はセンサ要素(30)から獲得したイヌの生命の徴候または他の生理学的なデータの非限定的な例である。 一般に、マイクロホン(30c)によって記録したイヌの声は、イヌの姿勢とイヌの動作に関する他のセンサ要素(30)からの情報と組み合わされてもよく、これはさらに、体温、呼吸数、および脈拍のような他のセンサ要素(30)からの情報と、時刻、周囲温度、ペットの正常な行動、背景などの他の利用可能なデータとさらに組み合わされてもよい。 プロセッサー(40)は、低体温症、高熱、心拍数の遅れ、正常なまたは異常な不整脈、耳の感染症、靭帯損傷、胃拡張、呼吸困難、胃炎、そう痒、および、変形性関節炎などの、イヌまたはネコまたは他のペットが苛まされる可能性が高い病状の存在に関する結論に達することもある。 例えば、熱損失/出力が熱産生を上回る場合、低体温症が起こる。 それは、寒い気候で、とりわけ小さな動物または病気の動物に、あるいは、鎮静状態または麻酔状態で起こり得る。 周囲温度が非常に低いときに低体温がセンサ要素(30)によって一度記録されると、警告が送られることもある。 別の場合では、通常の心拍数よりも遅い心拍数がペット内のセンサ要素(30)によって検知されると、警告を送る必要があるかどうかを決定するために、ペットの動作がチェックされることもある。 一般に、脈拍数は、動物が息をつく場合に心拍数が増加するかどうかを確かめるために、時間をかけて呼吸数と比較されてもよい。 イヌの耳の感染症に関して、センサ(30)の入力が、耳の感染症に一致する動作を示し、マイクロホンセンサが耳に触れた際に痛みの声を示した場合、警告が送られてもよい。 骨や関節の炎症は老犬に共通する病気である。 センサ入力が時間に関連する活動の減少や変化、および、痛みの声を示した場合、警告が送信されてもよい。

    本発明は限られた数の実施形態に関して記載されているが、本発明の多くの変更、修飾、および他の適用がなされてもよいことが理解されよう。 したがって、添付の請求項で詳述されるような請求項にかかる発明は、本明細書に記載の実施形態に限定されない。

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