Livestock footbath system

申请号 JP2007249067 申请日 2007-09-26 公开(公告)号 JP2008079611A 公开(公告)日 2008-04-10
申请人 Bou-Matic Technologies Llc; ボウ−マティック テクノロジーズ エルエルシーBou−Matic Technologies LLC; 发明人 RAJKONDAWAR PARIMAL G; NELSON WILLIAM S; KOBRYN ALEXANDER P; ECKHARDT SHAWN R;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a footbath systems for livestock, which provide improvements in the systems, and is applicable to various livestock including dairy animals, including cows, goats, sheep, buffalo, and to other livestock including horses and cattle. SOLUTION: The footbath system for livestock includes a water and/or chemical containment tank, a footbath pan (24) with a drainage exit door (76), a non-turbulent flow, and a multiple branch system. COPYRIGHT: (C)2008,JPO&INPIT
权利要求
  • 家畜用のフットバスシステムであって、家畜が通って歩けるフットバスパンを含み、このパンは、内部にフットバス流体を蓄えるための壁を有し、前記パンと離れて水のタンクを設け、このタンクは、前記フットバス流体を提供するために、水源から水を受取って、前記タンク内に蓄え、前記タンクは、前記フットバス流体を前記パンに供給することを特徴とするフットバスシステム。
  • 前記タンクは、前記水源から水を受取るための導入管と、前記フットバス流体を前記パンに供給するための排出管を有し、前記導入管と前記排出管の間で、連続して流体が流れるように前記タンクを配置して、水を上流側から下流側に流し、前記導入管から前記タンク内に、次に、前記タンクから前記排出管に流し、前記タンクは前記排出管を前記導入管から隔てて、前記フットバス流体を前記パンに供給する前記排出管内の流体圧を、前記水源から水を受取る前記導入管内の水圧に干渉させないことを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、前記フットバス流体を前記パンに供給するための排出管を有し、かつ、前記タンクから前記排出管を通って前記パンに流体を流通させるオン状態と、前記タンクから前記排出管を通って前記パンに流体が流通することを防ぐオフ状態とを有する弁を含むことを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、前記フットバス流体を前記パンに供給するための排出管を有し、かつ、前記水源からの水圧とは異なる圧力で、前記タンクから前記排出管を通って前記パンまで流体を送るポンプを含むことを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、前記フットバス流体を前記パンに供給するための排出管を有し、かつ、前記排出管内にポンプを備えて、前記タンクから前記排出管を通って前記パンまで流体を送るようにし、かつ、前記排出管内に前記ポンプの下流側に弁を設け、前記排出管を通って前記パンに流体を流通させるオン状態と、前記排出管を通って前記パンに流体が流通することを防ぐオフ状態とを有するようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、組合わされた水を含み薬物を混合させるタンクであって前記パンから離れて設けられ、前記タンクは前記水源から水を受取り、薬物源から一つ又は複数の薬物を受取って、前記タンク内で混合させて、予め混合された前記フットバス流体を供給するようにし、前記タンクは、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに供給することを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、前記水源から水を受取るための導入管と、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに送るための排出管を有し、前記導入管と前記排出管の間で連続して流体を流通させるように前記タンクを配置して、水を上流側から下流側に流し、前記導入管から前記タンク内に、次に、前記タンクから前記排出管に送り、前記タンクは前記排出管を前記導入管から隔てて、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに供給する前記排出管内の流体を、前記水源から水を受取る前記導入管内の水圧に干渉させないことを特徴とする請求項6に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、薬物用の導入管を有し、前記薬物源は一つ又は複数の薬物を収容する薬物用の容器を有し、前記薬物用の容器は、前記薬物用の導入管を通って前記タンクまで前記一つ又は複数の薬物を供給することを特徴とする請求項6に記載のフットバスシステム。
  • 前記薬物用の容器は、一つ又は複数のパウダー状薬物を収容するホッパーであって、前記薬物用の導入管は、前記パウダー状薬物を前記タンクまで送ることを特徴とする請求項8に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、前記水源から水を受取るための第一の導入管と、前記薬物源から一つ又は複数の薬物を受取るための第二の導入管と、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに供給するための排出管を有することを特徴とする請求項6に記載のフットバスシステム。
  • 前記フットバス流体は、前記水だけから構成されることを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 前記フットバス流体は、前記水と一つ又は複数の薬物から構成されることを特徴とする請求項1に記載のフットバスシステム。
  • 家畜用のフットバスシステムであって、家畜が通って歩けるフットバスパンを含み、このパンは、内部にフットバス流体を蓄えるための壁を有し、前記壁は、上流と下流側の端壁と、これらの間で軸方向に延びる一対の側壁を含み、前記端壁と前記側壁は、家畜の蹄の周囲にフットバス流体を蓄えるのに十分な高さを有し、家畜は、初め、前記上流側の端壁をまたぐように越えて前記パン内に進入し、次に、前記側壁の間を軸方向に進み、そして、前記下流側の端壁をまたぐように越えて前記パンから出て行くようにし、前記端壁の夫々は、前記側壁の間で横方向に沿って延びる対応する長さを有し、前記側壁は夫々、前記端壁の間で長軸方向に沿って延びる対応する長さを有し、前記流体を前記パン内に供給する導入部を有し、前記パン内で前記流体を保持する閉鎖位置と、前記パンから前記流体を排出する開放位置とを有するドアを有し、このドアは、前記壁のいずれかの少なくとも一部を構成し、前記ドアは、縁部をヒンジ上で、ピボット軸に関してピボット状に取付けて、反対側の縁部を前記閉鎖位置と前記開放位置の間で、前記ピボット軸に関して弧を描くように旋回可能にしたことを特徴とするフットバスシステム。
  • 前記ドアは、上方縁部を前記ヒンジ上で、上方ピボット軸に関してピボット状に取付けており、前記反対側の縁部は下方縁部であって、前記閉鎖位置と前記開放位置の間で、前記上方ピボット軸に関して弧を描くように旋回可能であることを特徴とする請求項13に記載のフットバスシステム。
  • 前記ドアは、前記下流側の端壁に設けられて、前記下流側の端壁に沿って横方向に延びることを特徴とする請求項13に記載のフットバスシステム。
  • 前記パンは、長軸に沿って軸方向に延び、前記側壁は、前記端壁の間で、軸方向に延びることを特徴とする請求項15に記載のフットバスシステム。
  • 家畜用のフットバスシステムであって、家畜が通って歩けるフットバスパンを含み、このパンは、内部にフットバス流体を蓄えるための壁を有し、前記壁は、上流と下流側の端壁と、これらの間で軸方向に延びる一対の側壁を含み、前記端壁と前記側壁は、家畜の蹄の周囲にフットバス流体を蓄えるのに十分な高さを有し、家畜は、初め、前記上流側の端壁をまたぐように越えて前記パン内に進入し、次に、前記側壁の間を軸方向に進み、そして、前記下流側の端壁をまたぐように越えて前記パンから出て行くようにし、前記端壁の夫々は、前記側壁の間で横方向に沿って延びる対応する長さを有し、前記側壁は夫々、前記端壁の間で長軸方向に沿って延びる対応する長さを有し、前記流体を前記パン内に供給する導入部を有し、前記パン内で前記流体を保持する閉鎖位置と、前記パンから前記流体を排出する開放位置とを有するドアを有し、このドアは、前記壁のいずれかの少なくとも一部を構成し、前記ドアは、前記壁の長さの少なくとも50%の長さを有することを特徴とするフットバスシステム。
  • 前記ドアは、前記壁のほぼ全長にそって延びることを特徴とする請求項17に記載のフットバスシステム。
  • 前記ドアは、前記下流側の端壁に設けられることを特徴とする請求項17に記載のフットバスシステム。
  • 前記ドアの横方向の長さは、前記下流側の端壁の横方向の長さよりも小さく、かつ、対応する前記側壁と前記端壁の間にテーパ付けられた傾斜面を含み、これらに沿って流れを案内することを特徴とする請求項19に記載のフットバスシステム。
  • 前記ドアは、縁部をヒンジ上で、ピボット軸に関してピボット状に取付けており、反対側の縁部を前記閉鎖位置と前記開放位置の間で、前記ピボット軸に関して弧を描くように旋回可能にしたことを特徴とする請求項17に記載のフットバスシステム。
  • 家畜用のフットバスシステムであって、家畜が通って歩けるフットバスパンを含み、このパンは、内部にフットバス流体を蓄えるための壁を有し、前記パン内で前記流体を保持する閉鎖位置と、前記パンから前記流体を排出する開放位置とを有するドアを有し、かつ、前記流体を乱れのない流れで、前記パン内に、これに沿って供給する導入部を有することを特徴とするフットバスシステム。
  • 前記導入部は、所定のスパンに沿って一つ又は複数の流体ポートを有する導入マニホルドを有し、前記ドアは、前記流体ポートと向かい合う端部側にあり、前記スパンと少なくとも同じ大きさの長さを有することを特徴とする請求項22に記載のフットバスシステム。
  • 前記導入部は、一つ又は複数の流体ポートを有する導入マニホルドを有し、前記乱れのない流れは、渦を生じさせずに前記流体ポートから前記ドアまで直線状の流路に沿って進むことを特徴とする請求項22に記載のフットバスシステム。
  • 前記導入部は、前記流体を層流で、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項22に記載のフットバスシステム。
  • 前記導入部は、前記流体を遷移流で、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項22に記載のフットバスシステム。
  • 前記導入部は、前記ドアの前記閉鎖及び前記開放位置の各々で、前記流体を乱れのない流れとして、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項22に記載のフットバスシステム。
  • 前記家畜は、酪農動物を含むことを特徴とする請求項22に記載のフットバスシステム。
  • 家畜用のフットバスシステムであって、家畜が通って歩けるフットバスパンを複数含み、このパンは、内部にフットバス流体を蓄えるための壁を有し、前記パンと離れて水のタンクを設け、このタンクは、第一の導入管を備えて、前記フットバス流体を提供するため、水源から水を受取って、前記タンク内に蓄え、前記タンクは、排出管を備えて、前記フットバス流体を前記パンに供給し、前記排出管は、前記タンクから前記フットバス流体を受取る上流区間と、この上流区間と並行に前記フットバス流体を受取る複数の並行な下流区間を有し、前記フットバス流体を対応する前記パンに供給し、さらに複数の弁を備え、これら各々を対応する前記下流区間に設けて、前記流体が前記タンクから前記上流区間を通って、次に対応する前記下流区間を通って対応する前記パンに流通させるオン状態と、前記流体が流通することを防ぐオフ状態とを有するようにしたことを特徴とするフットバスシステム。
  • 前記タンクは、組合わされた水を含み薬物を混合させるタンクであって、前記パンから離れて設けられ、前記タンクは、第二の導入管を備えて、一つ又は複数の薬物源から一つ又は複数の薬物を受取って、前記タンク内で混合させて、予め混合された前記フットバス流体を提供するようにし、前記排出管は、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに供給することを特徴とする請求項29に記載のフットバスシステム。
  • 家畜の蹄を処理する方法であって、
    家畜が通って歩けるフットバスパンを含むフットバスシステムを用意し、前記パンは、内部にフットバス流体を蓄える壁を有し、
    前記パンとは離れて水を含むタンクを用意し、
    前記フットバス流体を提供するため、水源から前記タンクまで水を供給し、
    前記フットバス流体を前記タンクから前記パンまで供給することを特徴とする方法。
  • 前記タンクに導入管を備えて、前記水源から水を受取るようにし、前記タンクに排出管を備えて、前記フットバス流体を前記パンに供給するようにし、
    前記導入管と前記排出管の間で連続して流体が流れるように前記タンクを配置して、
    前記水を上流側から下流側に流れるように供給して、前記導入管から前記タンク内に、次に、前記タンクから前記排出管に流し、
    前記排出管を前記導入管から、これらの間に前記タンクを設けることで隔てさせて、前記フットバス流体を前記パンに供給する前記排出管内の流体圧を、前記水源から水を受取る前記導入管内の水圧に干渉させないようにしたことを特徴とする請求項31に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクは、組合わされた水を含み薬物を混合させるタンクであって、前記パンから離れて設けられ、
    薬物源から一つ又は複数の薬物を前記タンクに供給し、
    前記水と前記一つ又は複数の薬物を前記タンク内で混合させて、予め混合された前記フットバス流体を提供するようにし、
    前記予め混合されたフットバス流体を前記タンクから前記パンに供給することを特徴とする請求項31に記載の方法。
  • 前記タンクに導入管を備えて、前記水源から水を受取るようにし、前記タンクに排出管を備えて、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに供給するようにし、
    前記導入管と前記排出管の間で連続して流体が流れるように前記タンクを配置して、
    前記水を上流側から下流側に供給して、前記導入管から前記タンク内に、次に、前記タンクから前記排出管に流し、
    前記排出管を前記導入管から、これらの間に前記タンクを設けることで隔てさせて、前記予め混合されたフットバス流体を前記パンに供給する前記排出管内の流体圧を、前記水源から水を受取る前記導入管内の水圧に干渉させないようにしたことを特徴とする請求項33に記載のフットバスシステム。
  • 前記タンクに薬物用の導入管を備えて、
    前記薬物源を、一つ又は複数の薬物を蓄える薬物用の容器として備えて、
    前記一つ又は複数の薬物を前記薬物用の容器から、前記薬物用の導入管に沿って、前記タンクまで供給することを特徴とする請求項33に記載の方法。
  • 前記薬物用の容器をホッパーとして備えて、
    前記ホッパー内に一つ又は複数のパウダー状薬物を収容させて、
    前記パウダー状薬物を前記薬物用の導入管に沿って、前記タンクまで送ることを特徴とする請求項35に記載の方法。
  • 前記フットバス流体を水のみを含むように提供することを特徴とする請求項31に記載の方法。
  • 前記フットバス流体を水と一つ又は複数の薬物を含むように提供することを特徴とする請求項31に記載の方法。
  • 家畜の蹄を処理する方法であって、
    家畜が通って歩けるフットバスパンを含むように、家畜用のフットバスシステムを用意し、前記パンは、内部にフットバス流体を蓄える壁を有し、
    前記流体を前記パン内に保持する閉鎖位置と、前記流体を前記パンから排出させる開放位置とを有するドアを前記パンに備え、
    前記パンに導入部を備え、
    前記導入部から前記流体を乱れのない流れで、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする方法。
  • 前記流体を層流で、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項39に記載の方法。
  • 前記流体を遷移流で、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項39に記載の方法。
  • 前記ドアの前記閉鎖及び開放位置の各々で、前記流体を乱れのない流れで、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項39に記載の方法。
  • 前記システムに、ドレインモード、フラッシュモード、及びフィルモードを備え、
    前記ドレインモードでは、前記流体を前記パン内に流入させることなく前記ドアを開放させ、
    前記フラッシュモードでは、前記ドアを開放させて、前記流体を乱れのない流れで、前記パン内に、これに沿って供給させ、
    前記フィルモードでは、前記ドアを閉鎖させて、前記流体を乱れのない流れで、前記パン内に、これに沿って供給することを特徴とする請求項39に記載の方法。
  • 前記フィルモード中、前記流体を前記乱れのない流れで供給する同じ前記導入部を介して、前記パン内にさらに一つ又は複数の薬物を供給することを特徴とする請求項43に記載の方法。
  • 说明书全文

    本発明は、家畜用のフットバスシステム(足浴器システム)に関し、家畜のを処理する方法を含む。

    本発明は、搾乳所に出入りする酪農動物(dairy animals)の蹄の処理に向けた努を通じてなされたものである。
    従来技術では、フットバスシステムのパン内に高速のジェットノズル流を導入する結果として、乱れや渦が生じることがあった。 また、従来技術では、攪拌や乱流を生じさせずに、パン内から流体を容易に排出することができないことがあった。 また、従来技術では、パン内にを導入するためのポートと、薬物を導入するためのポートを別々に設けていた。
    他、関連する従来技術として、特許文献1〜4に記載のものがある。

    米国特許第853,533号明細書

    米国特許第4,291,646号明細書

    米国特許第5,630,379号明細書

    米国特許第6,739,286号明細書

    そこで、本発明は、このようなシステムの向上を目的とするが、、ヤギ、羊、水牛等の酪農動物、さらに、馬や畜牛等の他の家畜を含む様々な家畜に適用可能にする。

    上記目的は、本明細書に添付した特許請求の範囲に記載の発明によって達成できる。
    特に、請求項1の発明では、家畜用のフットバスシステムであって、家畜が通って歩けるフットバスパンを含み、このパンは、内部にフットバス流体を蓄えるための壁を有し、前記パンと離れて水のタンクを設け、このタンクは、前記フットバス流体を提供するために、水源から水を受取って、前記タンク内に蓄え、前記タンクは、前記フットバス流体を前記パンに供給することを特徴とする。
    本願発明のさらなる特徴は、他の請求項に記載されている。

    図1を参照すると、家畜用のフットバスシステム20が示されているが、符号22に示すような酪農動物も示している。 このシステムは、フットバスパン(皿状の器)24を含み、家畜が通れるようにしている。 このパンは、図1、4に示すように、フットバス流体を受取るための導入マニホルド25を備え、また、符号34に示すフットバス流体を内部に蓄えるように壁26、28、30、32を備えている。 また、図2、3に示すように、組合わされた水を含み薬物(薬品)を混合させるタンク36を、パン24から離して設けている。 タンク36は、水源38から水を受取り、また、符号40に示すように、一つ又は複数の薬物源から一つ又は複数の薬物を受取って、タンク36内で混合させて、予め混合されたフットバス流体を提供できるようにする。 タンク36は、予め混合されたフットバス流体をパン24に提供するが、これは、以下において説明される。

    タンク36は、図2に示すように、水源38から水を受取るために導入管42を備えている。 また、タンク36は、予め混合されたフットバス流体を、符号24に示すような対応するフットバスパンに供給するために、一つ又は複数の排出管44、46、48、50を備えている。 タンク36は、導入管42と排出管44−50の間で連続して流体を流通させるように配置されており、即ち、水は、上流側から下流側に流れて、導入管42からタンク36内に、次に、タンク36から排出管44−50に流れる。 タンク36は、排出管44−50を導入管42から隔てており、従って、図4を参照して、例えば管44によって対応するパン24に、予め混合されたフットバス流体を供給する排出管44−50内の流体圧を、水源38から水を供給する導入管42内の水圧に干渉させないようにしている。 各排出管44−50は、弁52、54、56、58を備えるが、これらは夫々、タンク36から対応する排出管を通って、対応するパン24に流体を流通させるオン状態と、タンク36から対応する排出管を通って、対応するパンに向かう流通を防ぐオフ状態とを有する。 また、ポンプ60を用いて、図2と3に示すように、タンク36から流体を、ドレイン排出管62を介して汲み上げて、排出管44−50を介して、対応するパンに送るが、これは、水源38からの水圧とは異なる圧力で行われる。 弁52−58は、ポンプ60の下流側の対応する排出管44−50に備えられる。

    タンク36は、図2を参照して、薬物用の導入管64を備えている。 薬物源40は、一つ又は複数の薬物を蓄える薬物の容器であって、一つ又は複数の薬物を薬物用の管64を通って、タンク36に供給する。 実施形態の一つでは、容器40は、一つ又は複数のパウダー状薬物を収容するホッパーであり、薬物用の管64は、パウダー状薬物をタンク36に送るオーガー(auger)を含む。 パウダー状薬物は、酪農夫にとって便利で、様々な分野で望ましいとされることがあるが、これは、ホッパー40内にパウダーを降ろすだけで、保管とその後の利用に供することができるためである。 薬物は、典型的に、家畜の蹄を処理するための、殺菌薬又は殺菌剤や、他の薬の処理物等を含むが、これに限定されない。

    タンク36は、図2と3に示すように、上記排出管62、44−50を備えて、予め混合されたフットバス流体を、図4の符号24や図5の符号24a等に示す一つ又は複数のフットバスパンに供給する。 排出管は上流区間62を含み、タンク36から予め混合されたフットバス流体を受取り、また、上流区間62と並行に複数の並行な下流区間44−50を含み、予め混合したフットバス流体を受取って、この予め混合されたフットバス流体を夫々、符号24、24a等に示す、対応するパンに供給する。 排出管の下流区間44−50には夫々、弁52−58が備えられる。

    好適な実施形態では、フットバスパン24は、図4と6に示すように、長軸70に沿って軸方向に延びる。 上記壁には、上流と下流側の端壁26と30と、これらの間で軸方向に延びる一対の側壁28と32が含まれる。 端壁26と30と側壁28と32は、家畜の蹄の周囲にフットバス流体を蓄えるのに十分な高さを有する。 家畜は、初め、上流側の端壁26をまたぐように越えてパン内に進入し、次に、側壁28、32の間を軸方向に進み(図1、4、6、7の右側)、そして、下流側の端壁30をまたぐように越えてパンから出て行く。 端壁26と30は、夫々、側壁28と32の間で横方向72に沿って延びるように、対応する長さを有する。 側壁28と32は、夫々、端壁26と30の間で長軸方向70に沿って延びるように、対応する長さを有する。 そして、タンク36からの上記排出管44が、マニホルド25でパン24内に流体を供給するパン導入部74と接続されている。

    ドア76を設けるが、これは、図4−8に示すように、パン24内に流体を保持する閉鎖位置を、図4に示すように有し、また、図5、7、8に示すように、パン内から流体を矢印78に示すように排出する開放位置を有する。 ドアは、上記壁26−32のいずれか、好ましくは、下流側の端壁30の、少なくとも一部、好ましくは大部分又は全部を形成する。 ドア76は、好ましくは、以下に記載する理由のため、上記壁、例えば、下流側の端壁30の長さのうち、少なくとも50%の長さを有する。 図示した実施形態では、ドア76は、上方縁部80をヒンジ82上で、上方ピボット軸に関してピボット状に取付けて、下方縁部84を閉鎖位置と開放位置の間で、上記上方ピボット軸に関して弧86を描くように旋回可能にしている。 ドア76は、好ましくは、下流側の端壁で、横方向に沿って、下流側の端壁30の横方向の長さのほとんど全部にわたって延び、好適な実施形態では、以下において記載するように、流れを望ましいように向上させる。 図示した実施形態では、ドア76は、気圧シリンダ88によって、閉鎖位置と開放位置の間で作動される。

    図4を参照して、パン導入部74は、好ましくは、導入マニホルド25を介して、流体を乱れのない流れとして、パン24内に、これに沿って供給する。 導入マニホルド25は、図4に示すように、一つ又は複数の流体ポート90を有し、所定の横方向のスパン91に沿って、一つ又は複数のスロットや開口部や同等物を備えて、好ましくは、高容積、低速で流体を排出するが、特に、乱れのない流れにするため、レイノルド数が600,000以下になるように選択する。 さらに好適な実施形態では、レイノルド数が300,000と600,000の間になるように流れを選択して、乱れのない遷移流を提供する。 さらに好適な実施形態では、レイノルド数が300,000以下になるように流れを選択して、乱れのない、層流を提供する。 ドア76は、流体ポート90と向かい合う端部側にあり、好ましくは、上記横方向のスパン91と少なくとも同じ大きさの長さを有する。 好適な実施形態では、上記乱れのない流れは、渦の流れを生じさせないように、流体ポート90からドア76の出口に向かって、直線状の流路に沿って進み、さらに好ましくは、上記層流として流動する。 下流側の端部で、ドア76の横方向の長さが下流側の端壁30の横方向の長さのように大きくない場合、好ましくは、符号92、94に示すように、テーパ付けられた傾斜面を備えて、渦の流れを生じさせず、乱れのないように、上記流れをドア76まで案内させる。

    本発明のシステムは、酪農動物を含む、家畜の蹄を処理する方法を提供する。 この方法は、家畜が通れるようなフットバスパン24を含むフットバスシステムを提供するが、パンに壁26−32を備えて、この内部にフットバス流体を蓄えるようにし、また、パン24とは離れて、組合わされた水を含み薬物を混合させるタンク36を設けて、水源からタンクまで水を供給させて、薬物源40からタンクまで一つ又は複数の薬物を供給させて、水と一つ又は複数の薬物をタンク内で混合させて、予め混合されたフットバス流体を用意して、タンクからパンまで予め混合されたフットバス流体を供給させるステップを含む。 この方法では、タンクに導入管42を備えて、水源38から水を受取るようにし、また、タンクに排出管62、44−50を備えて、予め混合されたフットバス流体を一つ又は複数のパン24、24a等に供給するようにして、導入管42と排出管62、44−50の間で連続して流体が流通するようにタンク36を配置して、水を上流側から下流側に流れるように供給して、導入管42からタンク36内に、次に、タンク36から排出管62、44−50に送るが、排出管62、44−50は導入管42から、これらの間にタンクを設けることで隔てられており、このため、予め混合されたフットバス流体をパン24、24a等に供給する排出管62、44−50内の流体圧を、水源38からの導入管42内の水圧に干渉させないようにする。 この方法は、さらに、タンク36に薬物用の導入管64を備えて、また、一つ又は複数の薬物を蓄える薬物の収容容器として薬物源40を備えて、容器40から、薬物用の管64を通って、タンク36まで、一つ又は複数の薬物を供給させてもよい。 この方法は、さらに、容器40をホッパーとして備えて、一つ又は複数のパウダー状薬物をホッパー内に蓄えて、薬物用の管64をオーガーとして備えて、パウダー状薬物を、オーガーを用いて、タンク36まで搬送させてもよい。 この方法は、さらに、パン内に流体を保持する閉鎖位置と、パンから流体を排出させる開放位置とを有するドア76をパンに備えて、また、導入マニホルド25を有する導入部74をパンに備えて、導入マニホルド25の流体ポート90から流体を、乱れのない流れで、パン24内に、これに沿って供給させてもよい。 この方法は、ドア76の上記閉鎖及び開放位置の各々で、流体を乱れのない流れで、パン24内に、これに沿って供給させてもよい。

    実施形態の一つでは、システムは、ドレインモード、フラッシュモード、及びフィルモードを有する。 ドレインモードでは、この方法は、好ましくは、ドア76を開放させて、導入部74で流体がパン24内に流入しないようにする。 フラッシュモードでは、この方法は、好ましくは、ドア76を開放させて、流体ポート90で導入部から流体を、パン24内に、これに沿って、乱れのない流れで供給する。 フィルモードでは、この方法は、好ましくは、ドア76を閉鎖させて、導入部74で流体を、乱れのない流れで、パン24内に、これに沿って供給する。 フィルモードでは、この方法は、さらに好ましくは、一つ又は複数の薬物をパン24内にさらに供給するが、この際、乱れのない流れでパン内に水を供給する、同じ導入部74と同じマニホルド25と同じ流体ポート90を用いる。

    本発明のシステムでは、望ましくは、パン内に高速のジェットノズル流を導入する結果として、乱れや渦が生じることをなくすようにする。 これに対して、従来技術のシステムでは、典型的に、ドレイン段階に先立って、攪拌段階を含んでおり、ドレインとフラッシュが続くように、攪拌用に高速の乱れと渦の流れを用いていた。 本発明のシステムでは、望ましくは、乱流の攪拌と渦の流れをなくすようにするが、これは、スプラッターとジェットスプレーは望ましくなく、また、ブレークアップ及び/又は肥料の溶解時等にバクテリアや臭気が生じることは望ましくないためである。 横方向に延びるドア76は、望ましくは、従来技術に比べて、より小さい排出用オリフィスを有するが、この理由は、ドア76が攪拌や乱流を生じさせずに、容易に排出できるようにするためである。 ポート90で、高容積で、低速で導入する流れは、レイノルド数が600,000以下であり、好ましくは300,000以下で、層流を提供することがより望ましいが、この理由は、従来技術では、水を導入するために第一のセットの高速のジェットノズルポートと、薬物を導入するために第二のセットのポートを用いていたのに対して、本発明では、一つ又は複数の薬物を導入するために第二の異なるセットを必要とすることなく、上記薬物を、水と同様に、同じ導入用の流体ポート90を通って導入可能にするためである。

    他の実施形態では、図2に示すように、パウダー状薬物用の容器40の替わりに、又はこれに加えて、一つ又は複数の液体の薬物用の容器102、104、106を用いてもよい。 液体の薬物は、夫々、ポンプ108、110、112によって汲み上げられて、対応する管114と116、118と120、122と124を通って、夫々、収容タンク容器102、104、106から混合タンク36に送られる。 フットバス流体は、水に加えて一つ又は複数の薬物を含んでいてもよく、又は、水だけ、又は、一つ又は複数の薬物だけを含んでいてもよい。 また、システムは、手動的に制御されてもよく、又は、他の実施形態では、自動的に制御されてもよく、この場合、制御パネル126や同様物を備えて、家畜を数えて、フットバス内の薬物の状態を感知して、日や週の時間を含むように、パターンをタイミングしたり、さらに他の処理を行ってもよい。 さらなる実施形態では、一つ又は複数のフットバスは、図5の符号128、130に示すように、折畳型のハッチドアを備えていてもよく、これによって、非使用時に、フットバスを覆って、保護してもよい。 さらなる実施形態では、オーガー64の替わりに、コンベヤや他の搬送機構を備えて、薬物をタンク36まで送るようにしてもよい。 さらなる実施形態では、例えば、タンク36が水のみを有し、この水がフットバス流体の唯一の構成要素の場合、水だけをフラッシュさせたり、満たすように、様々な薬物の導入部を不使用にしたり、接続を外すようにしてもよい。

    上記説明では、説明を簡潔、明瞭にして、理解を容易にするため、幾つかの用語を用いた。 但し、これは、従来技術の意味を超えて、不必要な制限を加えることを意図したものではなく、本発明について説明するために用語は用いられており、広く解釈されることを意図したものである。 本明細書で説明した、様々な構成、システム、及び方法のステップは、単独で用いられてもよく、また、他の構成、システム、及び方法のステップと組合わされて用いられてもよい。 添付した特許請求の範囲には、様々な同等物、変更及び修正物が可能であることを理解されたい。

    本発明に従う家畜用フットバスシステムの側面図である。

    図1に示したフットバスシステムの水と薬物の供給システムの斜視図である。

    図2に示した部位を異なる度から眺めた斜視図である。

    図1に示したフットバスシステムの斜視図である。

    図4と同様であるが、異なる実施形態を示した図である。

    図4に示したフットバスシステムの平面図である。

    図4に示したフットバスシステムの側面図である。

    図7に示した部位の拡大図である。

    符号の説明

    20 フットバスシステム 24、24a フットバスパン 25 導入マニホルド 26、28、30、32 壁 36 タンク 38 水源 40 薬物源(例えば、容器やホッパー)
    42 導入管 44、46、48、50 排出管 52、54、56、58 弁 60 ポンプ 62 排出管 64 薬物用の導入管(例えば、オーガー)
    74 パン導入部 76 ドア 90 流体ポート

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