植設体 |
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申请号 | JP2007554925 | 申请日 | 2007-01-17 | 公开(公告)号 | JPWO2007083670A1 | 公开(公告)日 | 2009-06-11 |
申请人 | 学校法人日本大学; | 发明人 | 西田 哲也; 哲也 西田; | ||||
摘要 | 簡易な方法で歯間乳頭の再建が可能な植設体を提供する。植設体1は、T形鋼状の部材を本体として構成される。フランジ部3におけるウエブ部2を中心に左右両側部分は、ウエブ部2に直交する面に対してウエブ部2に近づくように傾斜していて、ウエブとの接合部を頂点とした山形形状となっている。フランジ部3には、歯肉の線維が入り込むだけの大きさの穴4が複数開口している。ウエブ部2の先端部(下端部)から、1又は2以上の埋入部5が突設している。各埋入部5は、少なくとも先端部が尖った形状、つまり歯槽骨10に打ち込むことで埋入可能な形状となっている。 | ||||||
权利要求 | 歯と歯の間の歯間乳頭を再建するために取り付けられる植設体であって、歯間乳頭部にある歯槽骨に埋入される埋入部と、その埋入部と一体となって上記歯槽骨から突出すると共に歯肉内に埋入される植設体本体とを備えることを特徴とする植設体。 上記植設体本体の歯間方向の幅は、1.5〜2.5mmの範囲であることを特徴とする請求項1に記載した植設体。 上記植設本体は、歯間方向に交差する方向に延びると共に埋入部から離れる方向に延びる立設部と、その立設部の上端部から歯間方向両側に延び、歯間方向と直交する方向からみて山形となっている屋根部とからなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載した植設体。 上記植設体本体表面には、歯肉の線維が入り込むことが可能な複数の穴が開口していることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載した植設体。 上記植設体本体表面には、骨または歯肉線維が結合可能な表面処理がされていることを特徴とする請求項4に記載した植設体。 |
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说明书全文 | 本発明は、口腔内の歯間乳頭を再建するために使用される植設体に関する。 インプラント治療は、抜歯などで歯が無くなったところに、天然の歯根に代わる、チタン製の人工歯根を歯槽骨に埋め込み、人工歯根が骨に馴染むまで数ヶ月養生した後に、その人工歯根に対し、人工歯を作製して取り付ける。 歯間乳頭が低くなると、歯間に所要以上の隙間が形成されることで、次のような問題がある。 (発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記のような点に着目してなされたもので、簡易な方法で歯間乳頭の再建が可能な植設体を提供することを課題としている。 次に、請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した構成に対し、上記植設体本体の歯間方向の幅は、1.5〜2.5mmの範囲であることを特徴とする物である。 次に、請求項4に記載した発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載した構成に対し、上記植設体本体表面には、歯肉の線維が入り込むことが可能な複数の穴が開口していることを特徴とするものである。 1 植設体1A 植設体本体2 ウエブ部(立設部) 次に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。 上記フランジ部3におけるウエブ部2を中心とした左右両側部分は、ウエブ部2に直交する面に対してウエブ部2に近づくように傾斜していて、上面の輪郭が、正面からみて、ウエブ部2との接合部を頂点とした山形形状となっている。 なお、傾斜面は直線上である必要はなく、また、歯槽骨に取付け時又は取付け直後にペンチなどで傾斜の状態を調整するようにしても構わない。 さらに、上記ウエブ部2の先端部(下端部)から、1又は2以上の埋入部5が突設している。 取付け後の揺動を抑える点からは、埋入部5の数は2以上であることが好ましい。 また、上記ウエブ部2と埋入部5とは一体成形されていても構わない。 各埋入部5は、少なくとも先端部が尖った形状、つまり歯槽骨に打ち込むことで埋入可能な形状となっており、骨と結合する表面処理がされている。 上記構成の植設体1(植設体本体1A及び埋入部5)は、チタンから構成されている。 また、植設体本体1Aのうち少なくともフランジ部3表面はアパタイトがコーティングされて白っぽい色となっている。 ここで、上記実施形態では、T形鋼状の部材を基礎とした植設体1を構成する場合を例示しているが、これに限定されない。 例えば図2に示すように、植設体本体1Aを上面が山形の箱状から構成しても良い。 まず、図3(a)の状態から、インプラント取付けのために、局部麻酔の後に、天然歯根を抜歯した後に(図3(b)参照)、歯肉を切開し歯槽骨10(顎の骨)を露出させる。 このとき、歯間乳頭部の歯肉も併せて切開して歯槽骨10を露出させる(図3(c)参照)。 なお、図3,5,6では、歯肉(歯茎)の上限位置は一点鎖線11で示す。 次に、上記歯根用の穴にそれぞれ人工歯根12を埋め込む(図4参照)。 埋め込みは、ねじ込みでも打込みでも良い。 また、上記埋め込んだ人工歯根12の頭に仮のアバットメントを取り付けると共に、切開した歯肉を少なくとも上記植設体1の上を覆うようにして縫い合わせる。 そして、人工歯根12が骨と結合したら、かみ合わせ調整をしながら人工歯13を人工歯根12に取り付ける(図5参照)。 上記説明では、仮のアバットメントを取り付けてアバットメントの上部を歯肉から露出させておく場合を例示しているが、人工歯根12の上側の歯肉も閉じて養生させ、養生後に小さく切開して人工歯13を取り付けるようにしても良い。 なお、上記植設体1を埋入しない場合には、図6のように、インプラント間で歯茎11が縮退して大きな隙間(俗にブラックトライアングルと呼ばれる)が形成される。 ここで、上記植設体1はインプラント間の歯間乳頭の再建に特に有効であるが、天然歯根間であっても歯茎11が下がった位置に埋め込んで歯間乳頭を再建するようにしても良い。 本発明によれば、簡易な方法で歯間乳頭の再建が可能となる。 【0002】 |