Magnetic type denture holding device

申请号 JP817293 申请日 1993-01-21 公开(公告)号 JPH06209957A 公开(公告)日 1994-08-02
申请人 Hitachi Metals Ltd; 日立金属株式会社; 发明人 YAMADA HIROHIDE;
摘要 PURPOSE: To provide a keeper screw for exclusive use which is fitted with an IMZ implant, in order to apply a magnetic system to the IMZ implant.
CONSTITUTION: A Ti implant body 1 is embedded into a shaped recess drilled on a paramid, and a gingiva mucosa penetration extension part which is made of Ti and penetrates through a mucosa is tightened and connected at the upper part of the implant body 1 by a keeper screw 4 which has a head part and is made of magnetic stainless steel alloy and has a male screw so as to be fitted with a female screw drilled inside the implant body 1, and a magnetic structure body embedded into a denture is placed so as to be closely attached on the keeper screw 4, and the denture is fixed by the magnetic attractive force between the magnetic structure body and the keeper.
COPYRIGHT: (C)1994,JPO&Japio
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 顎骨に穿孔した形成窩にチタン製インプラント体を埋め込み、該インプラント体の内側に穿孔したメネジに嵌合するようにオネジを形成した磁性ステンレス合金からなる頭つきネジ形成であるキーパーネジで、該インプラント体の上部に粘膜を貫通するチタン製歯肉粘膜貫通延長部を締め付けて連結し、該キーパーネジに密着するように義歯に埋入された磁石構造体を載置して、磁石構造体とキーパーの磁気吸引力で義歯を固定することを特徴とする磁気式義歯維持装置。
  • 【請求項2】 磁石構造体は、永久磁石と、永久磁石を収納する凹部を有する耐食性磁性材料からなるケースと、ケース凹部の開口部から前記永久磁石が露出しないように覆うための耐食性材料からなるシールプレートとを有し、該シールプレートは耐食性非磁性材料からなるシール縁部材と該シール縁部材の内周形状に略同じ外周形状の耐食性軟磁性材料からなるシール板の2種の部品から構成されており、ケースおよびシールプレートの突合わせ部がシーム溶接されていることを特徴とする請求項1記載の磁気式義歯維持装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は、インプラント義歯に応用した磁気式義歯維持装置に関するものである。

    【0002】

    【従来の技術】インプラント義歯を固定するにあたって、永久磁石と軟磁性合金との間に働く吸引を用いようとする試みはすでに種々行われており、その例が、たとえば「TRJackson:オッセオインテグレイテッド・インプラントに対しての希土類磁石による維持装置の応用、オーラル・マキシロフェイシャル・インプラント、V
    ol. 1(1987)、No. 2、77〜89頁」に種々述べられている。 上記文献によると、ジャックソン希土類磁石システムは、純チタン製のノーベルファイマーインプラントシステム、チタン合金製のコアベントインプラントシステム、そしてインテグラルインプラントシステムのそれぞれに適合する専用のキーパーネジを持っている。 しかしながら、最近国内で輸入販売されている、フリードリッヒスフェルト社IMZインプラントシステムに適合する専用のキーパーネジは開発されていない。 ところで、IMZインプラントの構造を図1に示すが、骨内埋入部であるインプラント体1、歯肉を貫通した口膣内に延長される歯肉粘膜貫通延長部2、および修復物とインプラント体間の可動部3の3つの部分から構成されている。 また、IMZインプラントの特徴をあげると (1)インプラント骨界面での確実なオステオインテグレーションを得るため、埋入後3〜4か月インプラント体を粘膜下に置き、負荷が加わらないようなsubme
    rgible(二回法)の術式をとる。 (2)咬合力の分散を図るためインプラント体内部にI
    ME(内部可動緩圧機構)を組み込むことにより、天然歯との連結が可能となり、これにより歯根膜の感覚受容器に基づく咀嚼サイクルを回復することができる。 (3)TIEとインプラント体との接合は密接に適合し、TIEの滑沢な研磨面、適切な軟組織の適合と口膣衛生を促進する。 またこのTIEは傷ついた場合には交換が可能である。 (4)純チタンよりなるインプラント体の埋入部表面のプラズマフレームスプレー・コーティングは、骨との接合面積を拡大している。 (5)内部、外部注方式の専用ドリルにより、発熱と外傷を最小限におさえながら精密なインプラント体の形成ができる。 (6)1歯欠損から高度に萎縮した無歯顎にわたる広範囲な症例に適応する。 のようになる。 なお、インプラント体1は純チタンの表面にチタン粒子をプラズマコーティングしており、歯肉粘膜貫通延長部2は純チタン、可動部3はポリオキシメチレンで作製されている。 このようなインプラントシステムでは、例えば図3に示すようにして義歯の固定に用いられる。 すなわち、下顎の犬歯部に2本のインプラント構造体6を植立し、このキーパーに対応するようにオーバーデンチャー7の義歯床粘膜面に磁石5を埋入して、オーバーデンチャー7をインプラント構造体6の上部に載置した時に、磁石1とキーパーが密着し、その相互の磁気吸引力によって、オーバーデンチャー7をインプラント構造体6に維持することができる。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】IMZインプラントに磁石システムを適用するために、IMZインプラントに適合する専用のキーパーネジを提供することを目的とした。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、顎骨に穿孔した形成窩にチタン製インプラント体を埋め込み、該インプラント体の内側に穿孔したメネジに嵌合するようにオネジを形成した磁性ステンレス合金からなる頭つきネジ形状であるキーパーネジで、該インプラント体の上部に粘膜を貫通するチタン製歯肉粘膜貫通延長部を締め付けて連結し、該キーパーネジに密着するように義歯に埋入された磁石構造体を載置して、磁石構造体とキーパーの磁気吸引力で義歯を固定することを特徴とするものである。 磁石構造体は、永久磁石と、永久磁石を収納する凹部を有する耐食性磁性材料からなるケースと、ケース凹部の開口部から前記永久磁石が露出しないように覆うための耐食性材料からなるシールプレートとを有し、該シールプレートは耐食性非磁性材料からなるシール縁部材と該シール縁部材の内周形状に略同じ外周形状の耐食性軟磁性材料からなるシール板の2種の部品から構成されており、ケースおよびシールプレートの突合わせ部がシーム溶接されていることを特徴とするものである。 また、本発明において使用する永久磁石としては、小型でできるだけ強い磁束が得られることが必要であり、このため、SmCo系磁石またはNdFe系磁石などのような希土類磁石が使用される。 また、その形状は、用いられる個所にもよるが、通常は円筒状または円柱状のものが使用される。 このため、シール縁部材としてはリング状薄板部材が、シール板としては円板状薄板部材が使用されることが多い。 また、永久磁石の着磁は、通常、ケースに入れる前に行うが、磁石体を組み立てた後に着磁しても良い。

    【0005】

    【実施例】以下、本発明を実施例にしたがい詳述するが、本発明は、これら実施例のみに限定されるものではないこと言うまでもない。 図1は、本発明の一例を示すインプラントシステムの断面図である。 フリードリッヒスフェルト社製の直径4mm、長さ11mmのインプラント体1、およびこのインプラント体1に合着する直径4mm、高さ4mmの歯肉粘膜貫通延長部2を使用し、
    この歯肉粘膜貫通延長部2がインプラント体1の内部に穿孔されているメネジに嵌合する寸法のオネジを有し、
    またネジ頭部のツバの下面が、歯肉粘膜貫通延長部2の円筒状の上面に密着するようなキーパーネジ4を磁性ステンレス合金で作製した。 なお、キーパーネジの頭部の厚みは2mmである。 また、図4は本発明の磁石構造体の断面図を示す。 図4において11は永久磁石、12は磁性を有する耐食性ステンレスからなるケース、15はシール縁部材であり非磁性の耐食性ステンレスからなるシールリング、16はシール円板であり磁性耐食性ステンレスからなるシール円板、14は接着剤である。 図に示すようにケース12の外周部とシールリング15の付合わせ部、あるいはシールリング15とシール円板16
    の突合わせ部は、レーザ溶接で密封されるため、希土類磁石の腐食性の問題は解決することができた。

    【0006】

    【発明の効果】本発明によれば、IMZインプラントに適合する磁石システム、特にキーパーネジを提供することができた。 また、希土類磁石を磁性ステンレスヨークおよびシールドプレートでおおい、それらの突合わせ部をレーザで密封した磁石構造体としたため希土類磁石の腐食性も解決できた。 以上の改善により、磁石構造体とキーパネジの磁気吸引力によって、インプラント義歯に応用できる磁気式義歯維持装置を完成することができた。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明の実施例である、IMZインプラントシステムに適合したキーパーネジを有する磁石システムの断面図である。

    【図2】従来のIMZインプラントシステムの断面図である。

    【図3】インプラントシステムを義歯固定に用いる方法の一例を示す説明図である。

    【図4】本発明の実施例を示す磁石構造体の断面図である。

    【符号の説明】

    1 インプラント体 2 歯肉粘膜貫通部 3 可動部 4 キーパーネジ

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