Abutment for dental magnetic attachment

申请号 JP2009277723 申请日 2009-12-07 公开(公告)号 JP2011115499A 公开(公告)日 2011-06-16
申请人 Gc Corp; 株式会社ジーシー; 发明人 OKAZAKI TEIJI; MAEDA SHOTA; KUREMOTO KOICHI; ETO TAKANORI; INOUE MASAHIRO; YAMADA YUTAKA; TAKAHASHI MASASHI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an abutment for a dental magnetic attachment, forming a complete closed circuit through a keeper by magnetic lines from a magnet and fixing the keeper without necessity of care to metal allergy in an implant treatment of magnetically attracting a magnet contained in a denture to the keeper fixed to an implant fixture embedded in a jawbone.
SOLUTION: This abutment 1 for a dental magnetic attachment is made of titanium or a titanium alloy, and has a structure including: a male screw part 1a projected at a center part of a bottom surface, where the male screw part 1a is screwed into a female screw part 3a of the implant fixture 3; a keeper attaching hole 1b at an upper surface, where the keeper 2 having a uniform thickness and the same size/same area as those of an attracting surface of the magnet is inserted and bonded/fixed in the keeper attaching hole 1b; and an engagement part 1c for a rotary tool at a center in the keeper attaching hole 1b and/or at an outer frame part around the keeper attaching hole, where the engagement part 1c is provided for screwing the abutment 1 into the implant fixture 3.
COPYRIGHT: (C)2011,JPO&INPIT
权利要求
  • チタン又はチタン合金製で、底面中央部にインプラントフィクスチャー(3)のメネジ部(3a)に螺合されるオネジ部(1a)が突設して設けられており、上面には厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積であるキーパー(2)が挿入して接着・固定されるキーパー取り付け穴(1b)が設けられており、このキーパー取り付け穴(1b)の内部中央に断面形状が円形以外の形状の孔及び/又はキーパー取り付け穴の外枠部に切り欠き部から成るインプラントフィクスチャー(3)にねじ込むための回転工具用の係合部(1c)が設けられていることを特徴とする歯科用磁性アタッチメント用アバットメント(1)。
  • 说明书全文

    本発明は、歯科用補綴物に設けられた磁性アタッチメントに吸着されるためのキーパーを顎骨に埋設したインプラントフィクスチャーに取り付ける歯科用磁性アタッチメント用アバットメントに関する。

    歯科治療に於いて、欠如歯部の顎骨内に形成した埋入孔内に歯科用補綴物の維持安定装置となるインプラントフィクスチャーを埋入して天然歯における歯根の機能を代行させ、このインプラントフィクスチャーの口腔内側に直接固定される第一の上部構造部材であるアバットメントに第二の上部構造部材である歯科用補綴物の固定装置を固定して歯科用補綴物維持装置とし、この歯科用補綴物の固定装置に歯科用補綴物を固定する歯科インプラントの技術が開発されている。

    この顎骨に埋設したインプラントフィクスチャーに、キーパー(磁性体)を設けたアバットメント又はキーパー(磁性体)を固定し、義歯に備えてある磁石が上記したキーパーに磁着することで、義歯をインプラントに着脱可能に装着する技術が開発されている。 このときに使用されるキーパーとしては、種々の態様のものがある(例えば、特許文献1〜4参照。)。

    しかし、このように顎骨に埋設したインプラントフィクスチャーの口腔内側にアバットメントを介してか又は直接キーパー(磁性体)を固定する構造において、インプラントフィクスチャーの口腔内側に直接キーパーを固定する構造(特許文献2,3及び4)ではキーパーにインプラントフィクスチャーに螺合するためのオネジを設けなければならないためキーパーの厚さが一様でなくなるので磁石からの磁線がキーパーを介して完全な閉回路を構成しなくなって磁石の吸着力を有効に利用できない欠点があるばかりか、生体に対して親和性がない軟磁性体から成るキーパーが歯肉と接触してしまうという欠点やキーパー面にインプラントフィクスチャーへの取り付け用の固定具用の係合穴が必要になるためキーパーの吸着面と磁石の吸着面とが同一寸法・同一面積にならないので吸着力に悪影響を及ぼす虞れがあると共にキーパー面の穴は口腔内での食べ滓等のゴミの付着もあって衛生的でないという欠点があり、インプラントフィクスチャーの口腔内側にアバットメントを介してキーパーを固定する構造(特許文献2)ではアバットメントに固定するためのネジ用の穴が必要であるためキーパーの吸着面と磁石の吸着面とが同一寸法・同一面積にならないので吸着力に悪影響を及ぼす虞れがあると共にキーパー面の穴は口腔内での食べ滓等のゴミの付着もあって衛生的ではないという欠点があった。

    特開2000−24004号公報

    特開2003−250816号公報

    特開2006−271767号公報

    特開2007−29162号公報

    本発明は、前記従来の顎骨に埋設したインプラントフィクスチャーにキーパーを固定し、義歯に備えてある磁石が上記したキーパーに磁着することで、義歯をインプラントに着脱可能に装着する技術における欠点を解消し、キーパー面にアバットメントへの取り付け用の固定具用の係合穴や固定のためのネジ用の穴が必要なく、キーパーを厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積とすることができ、且つ磁石に当接するキーパー面以外は生体に対して親和性にチタン又はチタン合金で覆われた状態となるようにインプラントフィクスチャーへ固定することができる歯科用磁性アタッチメント用アバットメントを提供することを課題とする。

    本発明者らは前記課題を解決すべく鋭意研究の結果、歯科用磁性アタッチメント用アバットメントをチタン又はチタン合金製で、底面中央部にインプラントフィクスチャーのメネジ部に螺合されるオネジ部が突設して設けられており、上面には厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積のキーパーが挿入して接着・固定されるキーパー取り付け穴が設けられており、このキーパー取り付け穴の内部中央に断面形状が円形以外の形状の孔及び/又はキーパー取り付け穴の外枠部に切り欠き部から成るインプラントフィクスチャーにねじ込むための回転工具用の係合部が設けられている構造にすればよいことを究明して本発明を完成したのである。 、

    即ち本発明は、チタン又はチタン合金製で、底面中央部にインプラントフィクスチャーのメネジ部に螺合されるオネジ部が突設して設けられており、上面には厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積であるキーパーが挿入して接着・固定されるキーパー取り付け穴が設けられており、このキーパー取り付け穴の内部中央に断面形状が円形以外の形状の孔及び/又はキーパー取り付け穴の外枠部に切り欠き部から成るインプラントフィクスチャーにねじ込むための回転工具用の係合部が設けられていることを特徴とする歯科用磁性アタッチメント用アバットメントである。

    本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントは、底面中央部にインプラントフィクスチャーのメネジ部に螺合されるオネジ部が突設して設けられており、キーパー取り付け穴の内部中央に断面形状が円形以外の形状の孔及び/又はキーパー取り付け穴の外枠部に切り欠き部から成るインプラントフィクスチャーにねじ込むための回転工具用の係合部が設けられているので、この回転工具用の係合部に回転工具を係合させて回転させることによりインプラントフィクスチャーのメネジ部にオネジ部を螺合させることにより容易にインプラントフィクスチャーに固定することができ、上面に設けられているキーパー取り付け穴は厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積であるキーパーが挿入して接着・固定される寸法・形状に形成されているので磁石からの磁力線がキーパーを介して完全な閉回路を構成して磁石の吸着力を有効に利用でき、キーパーはキーパー取り付け穴に挿入して接着・固定されるだけであるのでキーパー面にアバットメントへの取り付け用の固定具用の係合穴や固定のためのネジ用の穴が存在しないので磁石からの磁力線がキーパーを介して完全な閉回路を構成して磁石の吸着力を有効に利用できるばかりか口腔内での食べ滓等のゴミの付着がないため衛生的であり、更にキーパーが一切歯肉と接触しない構造で歯肉と接触する部分はチタン又はチタン合金製であるので生体に対して親和性を有しているので金属アレルギー等の問題も生じないのである。

    本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントの1実施例の左半分を断面で示した正面図である。

    図1に示した本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントの左半分を断面で示した左側面図である。

    図1に示した本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントの平面図である。

    図1に示した本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントをインプラントフィクスチャーに螺合してキーパー取り付け穴にキーパーを挿入して接着・固定した状態を示す断面説明図である。

    本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントの他の実施例の左半分を断面で示した正面図である。

    図面中、1は本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメントであり、チタン又はチタン合金製で、底面中央部に後述するインプラントフィクスチャー3のメネジ部3aに螺合されるオネジ部1aが突設して設けられており、上面には厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積である後述するキーパー2が挿入して接着・固定されるキーパー取り付け穴1bが設けられており、このキーパー取り付け穴1bの内部中央に断面形状が円形以外の形状の孔及び/又はキーパー取り付け穴1bの外枠部に切り欠き部から成るインプラントフィクスチャー3にねじ込むための回転工具用の係合部1cが設けられている。

    オネジ部1aは、上市されているインプラントフィクスチャー3に設けられているメネジ部3aに螺合できるものであることが、上市されているインプラントフィクスチャー3がそのまま使えるので好ましい。

    キーパー取り付け穴1bは、上市されている磁石とその磁石の吸着面と同一寸法・同一面積であるキーパー面を有し且つその厚さが一様の軟磁性体から成るキーパー2とのセットにおけるキーパー2が挿入されて歯科用セメントや歯科用接着材を介して接着・固定される大きさに形成されている。 このようにキーパー取り付け穴1bがキーパー2が丁度挿入される大きさ・形状に形成されているので、キーパー2が一切歯肉と接触しない構造で歯肉と接触する部分はチタン又はチタン合金製である本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1のみとなるため生体に対して親和性を有しているので金属アレルギー等の問題も生じないのである。 本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1は図1,2のようにキーパー取り付け穴1bとオネジ部1aとの間を小さくできるので、アバットメントの高さを抑えることができ、従来のアバットメントよりも義歯等の歯科用補綴物の設計の自由度が高くなる利点がある。

    回転工具用の係合部1cは、キーパー取り付け穴1bの内部中央に穿設されている断面形状が円形以外の形状の孔(図5に示した実施例では星型)や、キーパー取り付け穴1bの外枠部(キーパー取り付け穴1bの外周)の一部を切り欠いて、アバットメント1をインプラントフィクスチャー3にねじ込むための回転工具の係合部と係合させる部位である。 この回転工具用の係合部1cは、キーパー取り付け穴1bの内部中央に穿設されている断面形状が円形以外の形状の孔と、キーパー取り付け穴1bの外枠部の切り欠き部との一者だけが設けられていても、でも両者とも設けられていてもよく、特にキーパー取り付け穴1bの外枠部の切り欠き部であると、キーパー取り付け穴1bにキーパー2を接着・固定した後でもアバットメント1をインプラントフィクスチャー3から取り外すことができるので好ましい。

    3は、顎骨に埋入・固定されるインプラントフィクスチャーであり、生体不活性と強度とを備え且つ骨と良好に結合するチタン又はチタン合金製であり、図4に示した実施例では、口腔内側の内面に顎骨に埋入するための埋入用インスツルメント(図示なし)の先端部に形成されている複数の係合用埋入突起が係合される複数の埋入用凹条溝3bが形成されており、その埋入用凹条溝3bよりも更に顎骨側にアバットメント1のオネジ部1aが螺合されるメネジ部3aが設けられており、外周には口腔内側端部から円筒カラー部3cと先端が先細りのセルフタッピング式オネジ部3dとこのセルフタッピング式オネジ部3dの先端側外周面に顎骨を切削する2つ以上の切り刃部3eとこの切り刃部3eに続く溝部3fとが設けられている。

    本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1を使用するには、先ずインプラントフィクスチャー3を顎骨に埋入・固定し、このインプラントフィクスチャー3のメネジ部3aに底面中央部に突設して設けられているオネジ部1aを螺合させてインプラントフィクスチャー3に歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1を固定するのである。 この固定は、歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1のキーパー取り付け穴1bの内部中央に断面形状が円形以外の形状の孔又はキーパー取り付け穴1bの外枠部に切り欠き部から成るインプラントフィクスチャー3にねじ込むための回転工具用の係合部1cに、回転工具の係合部を係合させて回転工具を回転させることによって行えばよい。 かくして歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1がインプラントフィクスチャー3に固定されたら、歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1のキーパー取り付け穴1b内に、厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積であるキーパー2を挿入して歯科用セメントや歯科用接着材を介して接着・固定すればよいのである。

    このようにインプラントフィクスチャー3のメネジ部3aにオネジ部1aを螺合させて固定された本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメント1の上面に設けられているキーパー取り付け穴1bは厚さが一様で磁石の吸着面と同一寸法・同一面積であるキーパー2が挿入して接着・固定される寸法・形状に形成されているので磁石からの磁力線がキーパー2を介して完全な閉回路を構成して磁石の吸着力を有効に利用でき、キーパー2はキーパー取り付け穴1bに挿入して接着・固定されるだけであるのでキーパー面にアバットメント1への取り付け用の固定具用の係合穴や固定のためのネジ用の穴が存在しないので磁石からの磁力線がキーパー2を介して完全な閉回路を構成して磁石の吸着力を有効に利用できるばかりか口腔内での食べ滓等のゴミの付着がないため衛生的であり、更にキーパー2が一切歯肉と接触しない構造で歯肉と接触する部分はチタン又はチタン合金製であるので生体に対して親和性を有しているので金属アレルギー等の問題も生じないのである。

    1 本発明に係る歯科用磁性アタッチメント用アバットメント
    1a オネジ部
    1b キーパー取り付け穴
    1c 回転工具用の係合部 2 キーパー 3 インプラントフィクスチャー
    3a メネジ部
    3b 埋入用凹条溝
    3c 円筒カラー部
    3d セルフタッピング式オネジ部
    3e 切り刃部
    3f 溝部

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