Cleaning apparatus for biological implant |
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申请号 | JP2010221828 | 申请日 | 2010-09-30 | 公开(公告)号 | JP5423634B2 | 公开(公告)日 | 2014-02-19 |
申请人 | ウシオ電機株式会社; | 发明人 | 義正 小川; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 生体インプラントの表面に紫外線を照射すると共にオゾンを接触させることによって、当該生体インプラントを洗浄処理する生体インプラント用洗浄処理装置であって、 生体インプラントを洗浄処理する処理室およびこの処理室の上方に形成された当該処理室内のオゾンを除去するためのオゾン除去室を有する筐体と、 この筐体の前記処理室内において、生体インプラントの両側に配置された、生体インプラントに紫外線を照射する紫外線放射ランプと、 前記オゾン除去室内に配置されたオゾン除去フィルタと、 前記処理室内の雰囲気ガスを前記オゾン除去フィルタに導入する 、前記生体インプラントの洗浄処理の終了に応じて駆動されるファンとを備えてなり、 前記処理室および前記オゾン除去室を区画する金属よりなる隔壁を有し、前記紫外線放射ランプからの光による熱が当該金属よりなる隔壁を介して前記オゾン除去フィルタに伝達されることを特徴とする生体インプラント用洗浄処理装置。 前記オゾン除去フィルタは、前記オゾン除去室内において前記ファンによって形成される風路上に配置されており、 前記ファンが駆動されることによって、前記処理室内の雰囲気ガスが前記 オゾン除去室を介して循環されることを特徴とする請求項1に記載の生体インプラント用洗浄処理装置。 前記筐体が金属よりなり、前記紫外線放射ランプからの光による熱が 当該金属よりなる筐体を介して前記オゾン除去フィルタに伝達されることを特徴とする 請求項1または請求項2に記載の生体インプラント用洗浄処理装置。 前記処理室内に、前記紫外線放射ランプからの光を反射する金属よりなる反射鏡が配置されており、当該紫外線放射ランプからの光による熱が、当該反射鏡を介して前記オゾン除去フィルタに伝達されることを特徴とする 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の生体インプラント用洗浄処理装置。 前記ファンによって形成される風路上において、当該ファンに対してその上流側および下流側の両方に前記オゾン除去フィルタが配置されており、これらのオゾン除去フィルタの間に閉鎖空間が形成されていることを特徴とする 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の 生体インプラント用光照射装置。 |
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说明书全文 | 本発明は、生体インプラントに紫外線を照射すると共にオゾンを接触させることによって、当該生体インプラントを洗浄処理する生体インプラント用洗浄処理装置に関するものである。 デンタルインプラントは、失われた歯の機能を代用させることを目的として顎骨に埋め込れるものである。 そして、デンタルインプラント手術においては、デンタルインプラントが十分に骨と結合(オッセオインテグレーション)することが肝要であり、そのため、デンタルインプラントに紫外線を照射することによって、当該デンタルインプラントに付着した有機物を除去することが提案されている(特許文献1参照。)。 而して、デンタルインプラント手術などの生体インプラント手術においては、生体インプラントに対する有機物等の再付着を防止するため、生体インプラントに対する紫外線照射処理が終了した後、当該生体インプラントが速やかに手術に供されることが肝要である。 本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、生体インプラントに対する洗浄処理が終了した後、当該洗浄処理に用いられたオゾンを迅速に除去することができると共に、高い効率でオゾンの除去処理を行うことができる生体インプラント用洗浄処理装置を提供することにある。 本発明の生体インプラント用洗浄処理装置は、生体インプラントの表面に紫外線を照射すると共にオゾンを接触させることによって、当該生体インプラントを洗浄処理する生体インプラント用洗浄処理装置であって、 本発明の生体インプラント用洗浄処理装置においては、前記オゾン除去フィルタは、前記オゾン除去室内において前記ファンによって形成される風路上に配置されており、 本発明の生体インプラント用洗浄処理装置によれば、洗浄処理の終了に応じてファンが駆動されることにより、生体インプラントが配置された筐体内の雰囲気ガスが、オゾン除去フィルタに導入され、これにより、当該雰囲気ガス中のオゾンが除去されるので、生体インプラントに対する洗浄処理が終了した後、筐体内の雰囲気ガス中に含まれるオゾンを迅速に除去することができると共に、オゾン除去フィルタが、紫外線放射ランプからの光による熱が伝達されることによって加熱されるため、当該オゾン除去フィルタにおけるオゾン除去用触媒の活性が高められる結果、高い効率でオゾンの除去処理を行うことができる。 生体インプラント用洗浄処理装置の参考例における筐体内部の構成を示す説明用側面図である。 図1は、本発明の生体インプラント用洗浄処理装置の一例における筐体内部の構成を示す説明用正面図、図2は、本発明の生体インプラント用洗浄処理装置の一例における筐体内部の構成を示す説明用側面図、図3は、本発明の生体インプラント用洗浄処理装置の一例におけるオゾン除去室の平面図である。 筐体10の処理室11内には、複数のインプラント1が一方向(図1において紙面に垂直な方向、図2において左右方向)に沿って並ぶよう配置されて保持されるステージ20が設けられている。 具体的には、ステージ20の表面21には、それぞれインプラント1の他端部の外径に適合する内径の凹所よりなる複数の保持部22が一方向に沿って並ぶよう形成されており、これらの保持部22の各々に、インプラント1がその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で当該インプラント1の他端部が挿入されて保持されることにより、複数のインプラント1が一方向に沿って並ぶよう配置されている。 このステージ20に保持された複数のインプラント1からなるインプラント群1Gにおける当該インプラント1が並ぶ一方向に平行な両側には、2つの紫外線放射ランプ30が設けられている。 具体的に説明すると、紫外線放射ランプ30の各々は、それぞれインプライト1が並ぶ一方向に伸びる2つの直線状部分32が湾曲部分33によって連結されてなるU字管状の発光管31を有し、2つの紫外線照射ランプ30は、それぞれ発光管31の2つの直線状部分32の各々が互いに上下に位置する姿勢で、インプラント1における螺子部2およびその周辺の空間領域を介して、互いに対向するよう配置されている。 また、紫外線放電ランプ30の各々と筐体10の側壁部10c,10dとの間には、紫外線放射ランプ30からの紫外線を反射する、断面がコ字形の樋状の2つの反射鏡40が、その背面が筐体10の側壁部10c,10dに接した状態で当該紫外線放射ランプ30と対向するよう配置されている。 図示の例では、筐体10、隔壁15およびステージ20の各々は、例えばステンレス等の金属によって構成されており、また、反射鏡40は例えばアルミニウム等の金属により構成されている。 紫外線放射ランプ30としては、波長254nmおよび波長185nmの紫外線を放射する低圧水銀ランプを用いることができる。 また、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照度は、例えば発光管31の管壁から10mm離間した位置において約6mW/cm 2以上である。 筐体10のオゾン除去室12内には、処理室11内の雰囲気ガスを当該オゾン除去室12を介して循環させるファン16が配置されていると共に、このファン16によって形成される循環風路上において、当該ファン16に対してその上流側および下流側の各々に、矩形の板状のオゾン除去フィルタ17が配置されている。 オゾン除去フィルタ17の各々は、その4つの側面が筐体10の側壁部10c,10dおよび上壁部10e並びに隔壁15に接する状態でオゾン除去室12に圧入されることによって固定されており、これにより、2つのオゾン除去フィルタ17の間には閉鎖空間Sが形成されている。 このような洗浄処理装置においては、ステージ20の保持部22の各々に、インプラント1をその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で保持させ、この状態で、紫外線放射ランプ30の各々を点灯させることにより、インプラント1における螺子部2を形成する突条3に対して、当該紫外線放射ランプ30からの紫外線が直接照射されると共に反射鏡40およびステージ20の表面の各々に反射されて照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射され、更に、処理室11内の雰囲気ガス中の酸素に紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されることによって、当該処理室11内にはオゾンが生成されてインプラント1の螺子部2に接触する。 このように、インプラント1の螺子部2を形成する突条3の表面全面すなわち突条3の上面3aおよび下面3bの両方にに紫外線が照射されると共に、当該螺子部2にオゾンが接触することにより、当該インプラント1の螺子部2に付着した有機物が分解除去され、これにより、インプラント1の洗浄処理が達成される。 そして、紫外線放射ランプ30が消灯することによってインプラント1の洗浄処理が終了し、当該洗浄処理の終了に応じてファン16が駆動されることにより、処理室11内の雰囲気ガスがオゾン除去室12内に配置されたオゾン除去フィルタ17を介して循環される結果、処理室11内に発生したオゾンが除去され、その後、処理室11内からインプラント1が取り出される。 以上において、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照射時間は、例えば5〜30分間である。 上記の洗浄処理装置によれば、洗浄処理の終了に応じてファン16が駆動されることにより、インプラント1が配置された処理室11内の雰囲気ガスが、オゾン除去室12内におけるオゾン除去フィルタ17を介して循環され、これにより、当該雰囲気ガス中のオゾンが除去されるので、生体インプラント1に対する洗浄処理が終了した後、処理室11内の雰囲気ガス中に含まれるオゾンを迅速に除去することができる。 図4は、本発明の生体インプラント用洗浄処理装置の他の例における筐体内部の構成を示す説明用正面図であり、図5は、本発明の生体インプラント用洗浄処理装置の他の例における筐体内部の構成を示す説明用側面図である。 このような洗浄処理装置においては、ステージ20の保持部22の各々に、インプラント1をその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で保持させ、この状態で、紫外線放射ランプ30の各々を点灯させることにより、インプラント1における螺子部2を形成する突条3に対して、当該紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されると共に反射鏡40およびステージ20の表面の各々に反射されて照射される結果、当該突条3の表面全面に紫外線が照射され、更に、処理室11内の雰囲気ガス中の酸素に紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されることによって、当該処理室11内にはオゾンが生成されてインプラント1の螺子部2に接触する。 このように、インプラント1の螺子部2を形成する突条3の表面全面すなわち突条3の上面3aおよび下面3bの両方に紫外線が照射されると共に、当該螺子部2にオゾンが接触することにより、当該インプラント1の螺子部2に付着した有機物が分解除去され、これにより、インプラント1の洗浄処理が達成される。 そして、紫外線放射ランプ30が消灯することによってインプラント1の洗浄処理が終了し、当該洗浄処理の終了に応じてファン16が駆動されることにより、処理室11内の雰囲気ガスがオゾン除去室12内に配置されたオゾン除去フィルタ17を介して循環される結果、処理室11内に発生したオゾンが除去され、その後、処理室11内からインプラント1が取り出される。 以上において、紫外線放射ランプ30からの紫外線の照射時間、処理室11内におけるオゾンの濃度、ファン16が駆動されるタイミング、ファン16の作動時間、処理室11内におけるオゾンの除去処理が終了したときのオゾンの濃度、オゾン除去フィルタ17の温度は、図1乃至図3に示す洗浄処理装置と同様である。 上記の洗浄処理装置によれば、洗浄処理の終了に応じてファン16が駆動されることにより、インプラント1が配置された処理室11内の雰囲気ガスが、オゾン除去室12内におけるオゾン除去フィルタ17を介して循環され、これにより、当該雰囲気ガス中のオゾンが除去されるので、生体インプラント1に対する洗浄処理が終了した後、処理室11内の雰囲気ガス中に含まれるオゾンを迅速に除去することができる。 図6は、 生体インプラント用洗浄処理装置の参考例における筐体内部の構成を示す説明用側面図である。 筐体10における背面側壁部10bには、筐体10内の雰囲気ガスを外部に排出する排出口Eが形成され、この排出口Eにファン16が配置されており、このファン16に対向するよう、図1に示す洗浄処理装置と同様の構成のオゾン除去フィルタ17が配置されている。 具体的には、オゾン除去フィルタ17は、その4つの側面が筐体10の上壁部10e、下壁部10fおよび2つの側壁部の各々に接する状態で当該筐体10内に圧入されることによって固定されており、これにより、筐体10の正面側壁部10bとオゾン除去フィルタ17との間には閉鎖空間Sが形成されている。 このような洗浄処理装置においては、ステージ20の保持部22の各々に、インプラント1をその螺子部2の先端が上方を向くよう垂立した姿勢で保持させ、この状態で、紫外線放射ランプ30の各々を点灯させることにより、インプラント1における螺子部2を形成する突条3に対して、当該紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射され、更に、筐体10内の雰囲気ガス中の酸素に紫外線放射ランプ30からの紫外線が照射されることによって、当該筐体10内にはオゾンが生成されてインプラント1の螺子部2に接触する。 このように、インプラント1の螺子部2を形成する突条3に紫外線が照射されると共に、当該螺子部2にオゾンが接触することにより、当該インプラント1の螺子部2に付着した有機物が分解除去され、これにより、インプラント1の洗浄処理が達成される。 そして、紫外線放射ランプ30が消灯することによってインプラント1の洗浄処理が終了し、当該洗浄処理の終了に応じてファン16が駆動されることにより、筐体10内の雰囲気ガスがオゾン除去フィルタ17に導入される結果、筐体10内に発生したオゾンが除去され、その後、筐体10内からインプラント1が取り出される。 上記の洗浄処理装置によれば、洗浄処理の終了に応じてファン16が駆動されることにより、インプラント1が配置された筐体10内の雰囲気ガスが、オゾン除去フィルタ17に導入されることにより、当該雰囲気ガス中のオゾンが除去されるので、生体インプラント1に対する洗浄処理が終了した後、筐体10内の雰囲気ガス中に含まれるオゾンを迅速に除去することができる。 以上、本発明の洗浄処理装置の実施の形態について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されず、種々の変更を加えることが可能である。 1 インプラント1G インプラント群2 螺子部3 突条3a 上面3b 下面10 筐体10a 正面側壁部10b 背面側壁部10c,10d 側壁部10e 上壁部10f 下壁部11 処理室12 オゾン除去室15 隔壁16 ファン17 オゾン除去フィルタ20 ステージ21 表面22 保持部30 紫外線放射ランプ31 発光管32 直線状部分33 湾曲部分40 反射鏡41 平面ミラー E 排出口F1 流入口F2 流出口 S 閉鎖空間 |