Muscle stimulator of the face and mouth

申请号 JP2010524534 申请日 2008-09-10 公开(公告)号 JP2010538720A 公开(公告)日 2010-12-16
申请人 オルソドンティック ワールド インスティチュート ホセ デュラン ボン アルックス,エス.エル.; 发明人 ボン アルックス,ホセ デュラン;
摘要 【解決手段】本発明は、開口した中央部分と側端部(2) とを有して 口腔 内に置かれる略長円形状の本体(1) により形成された顔及び口の筋肉刺激器に関する。 側端部(2) は、上部及び下部の中央領域(3) より広く、中央領域は、小帯の 位置 にV字形状の凹部(4) を備えている。 任意には、本発明は、顔及び口の筋肉刺激器又は取付部(8) に配置されて固定されるか又は着脱可能な突起部(5) を含むことが可能である。 本発明は、更に、瓶又はおしゃぶりのような要素を接続するために孔(7) を備えたシート(6) を含むか、又はT字形状のフィン(13)を用いてその前部(12b) に接続されたバイトスプリント(12)を組み込むための 水 平溝(11)を備えることが可能である。 又は、本体(1')は、下顎の内部空間に配置されるために、水平な 咬合面 のための垂直な突出部(40,50) を含む垂直な壁(20,30) により形成されたV字形状の構成を有することが可能である。
权利要求
  • 顔の筋肉又は筋肉群を刺激し、歯ぎしりを軽減して、咀嚼筋を刺激すべく設計された顔及び口の筋肉刺激器において、
    その中心部で開口し、略長円形平面を有して実質的に平坦であり、生体適合性及び弾性を有する材料から形成されており、口腔内で使用されて、歯と唇又は頬との間に置かれるための本体(1) を備えており、
    該本体の側端部(2) は上部及び下部の中央領域(3) より明らかに広く、前記上部及び下部の中央領域の中心部には、下唇及び上唇の小帯の夫々への挿入に対応して、特定の場合に応じて多少突出しているV字形状の小円鋸歯状部又は凹部(4) が複数設けられていることを特徴とする顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記本体(1) は、種々の筋肉又は筋肉群に該筋肉の位置に応じて作用すべく設計されて小さな突起部(5) から構成された特定の刺激ポイントを組み込んでおり、
    前記突起部(5) は、接着剤又は該接着剤の類似物のような従来の取付システムを用いて固定されるか又は着脱可能であり、前記突起部は、前記本体(1) の下部及び/又は上部の中央領域(3) の前方及び後方の両方に好ましくは対で配置されており、前記突起部の位置に応じて種々の筋肉又は筋肉群に様々な結果が得られることを特徴とする請求項1に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記突起部(5) すなわち刺激ポイントは、必要な位置におけるこの目的のために設計された外側の突部(8) 上で、前記顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) に嵌合されており、口腔内の作用範囲を拡大するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記本体(1) の両端部である側方領域(2) が、図面に示されているように、異なる代替形状を有することが可能であり、2つの曲線的な領域(10)を決定する内部湾曲部(9) を形成しており、
    前記顔及び口の筋肉刺激器を形成する材料の可撓性により、前記曲線的な領域(10)は、該曲線的な領域(10)が接する口腔の一部にある領域及び筋肉を刺激するマッサージを与えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記本体(1) は、膜又は細片(6) を組込むことにより前記本体の中心部が任意に閉じられることが可能であり、前記膜又は細片は、空気の通過を調整するために必要な(より大きい又はより小さい)孔(7) を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記本体(1) は、非常に幼い子どもでの使用を容易にするために、哺乳瓶、おしゃぶりのような口に使用される要素に接続され得ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記顔及び口の筋肉刺激器を構成する前記本体(1) は、歯ぎしりの問題を軽減するための異なる設計では、前方のバイトスプリント又はバイトプレーンを構成する追加部分を受けるために適切な水平溝(11)を含む膜又は細片(6) を中央領域に有しており、
    前記前方のバイトスプリント又はバイトプレーンは、樹脂又はプラスチックのような適切な材料から形成された本体(12)を備えており、該本体(12)は、前記顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) の前記水平溝(11)に嵌合するための手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記本体(12)は2つの部分を有しており、該2つの部分は、フェルールを適切に構成して、噛まれるために下顎及び上顎の歯の間に置くために適切な略円弧状の基部を有する平坦な背部(12a) と、前記背部(12a) に垂直であり、該背部(12a) の縁にその中心部で取り付けられて、略矩形状である前部(12b) とであり、
    該前部(12b) から、T状断面のフィン(13)が前面で垂直に突出しており、該フィン(13)は、前記顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) に嵌合されることが可能であることを特徴とする請求項7に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記顔及び口の筋肉刺激器の溝(11)を介して前記本体(12)のフィン(13)の挿入を容易にするために、前記フィンは前面(13a) に横断スリットを有しており、該横断スリットにより前記フィンは折り曲げられ得ることを特徴とする請求項7又は8に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 咀嚼筋を刺激すべく設計された代替変形例では、前記本体(1')は2つの腕部によって形成された略V字形状の構成を有しており、前記腕部は、下顎の内部空間に置かれるために適切な一定の厚さ及び寸法を有する垂直な壁(20)及び壁(30)を有しており、前記壁(20)及び壁(30)の上部が、水平の咬合面になるように設計されて外側に垂直に延びる突出部(40)及び突出部(50)を夫々有しており、該突出部(40)及び突出部(50)は、下顎及び上顎の両方の臼歯間に水平に配置されることを特徴とする請求項1に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記本体(1')の一部を構成する前述されたV字形状の曲線的な頂点(60)が、前記本体(1')の中心部に延びて僅かに立ち上げられて、僅かに湾曲された中央の付属物(70)を決定しており、
    前記頂点(60)は、一種の前方遮蔽部材を形成しており、舌を適切に支持し、
    前記頂点の内側部分(1')には、一連の粗いスポットが設けられており、該一連の粗いスポットは、該粗いスポットに置かれる傾向にある舌の位置を刺激すべく設計されていることを特徴とする請求項10に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 前記壁(20)及び壁(30)が立ち上がる前記本体(1')の一部を構成する前記頂点(60)の内部には、一連の粗いスポット(80)が、該粗いスポットに舌を載せて、舌の位置を刺激すべく設計されていることを特徴とする請求項10又は11に記載の顔及び口の筋肉刺激器。
  • 说明书全文

    本明細書の発明の名称で表現されているように、本発明は、顔及び口の筋肉刺激器に関する。

    英国特許出願公開第2353709号明細書

    より具体的には、本発明の目的は、生体適合性及び弾性を有する材料から形成されて口腔内で使用される組立式物理要素を提供することであり、該物理要素は、顔の筋肉に刺激を与えるべく特に開発及び設計されており、筋肉の状態、筋機能及び/又はユーザの顔の表情を修正するという中期的又は長期的な作用を与える。

    顔及び口の筋肉刺激器は、口腔内における歯と唇又は頬との間で使用するために設計されており、日中にも使用され得るが、主に夜間使用される。

    よく知られているように、ある筋肉又は筋肉群に刺激を直接与えることにより、前記筋肉が刺激されて、拮抗筋の機能が抑制される。

    前記顔及び口の筋肉刺激器の作動は、上述された生理的な原理に基づいている。 このために、刺激性要素が、基本形態に追加又は除去されることが可能であり、顔及び口の筋肉刺激器の本体における刺激性要素の位置に応じて口腔の様々な部位に作用する。 刺激性要素は、設計に組み込まれるか、又は基本形態に組み込まれた挿入システムによって追加若しくは除去される。

    このような筋肉を刺激する作用を非常に幼い年齢で導入するために、本発明は、哺乳瓶又はおしゃぶりのような小さな子どものために一般に使用される要素への顔及び口の筋肉刺激器の適用を含んでいる。 顔及び口の筋肉刺激器は、若年者又は成人のために、様々な硬さに加えて様々なサイズを有する。

    更に本発明は、顔及び口の筋肉刺激器の特定の目的に合うように設計された変形例では、歯ぎしりの問題を低減すべく特に設計されてバイトスプリントとして公知である追加の咬合要素を組み込むことを意図している。 従って、ある顔の筋肉が刺激されて、同時に、拮抗筋の機能が抑制されるので、本発明に係る顔及び口の筋肉刺激器は、歯ぎしりにより引き起こされる問題に対して効果的な器具である。

    最後に、締まりがない咀嚼するための筋肉を訓練するために、咀嚼筋のための刺激要素として設計された顔及び口の筋肉刺激器の別の変形例がある。

    この目的のために、刺激要素は、前歯に対する舌の圧を防止してユーザが噛むことが可能であるように、口腔内における上顎及び下顎間に置かれるべく設計されている。 刺激要素は、日中に用いられ得るが、主に夜間用いられる。

    本発明の適用範囲は、(特に歯列矯正の分野における)歯科医療、低下した機能の再訓練、理学療法、鼻咽頭科、顔の美観及び他の医療分野である。

    筋肉の刺激は、ある着脱可能な矯正装置に使用されるが、固定された矯正装置を用いた処置には使用され得ない。 従って、固定された矯正装置の使用と組み合わせられ得る組立式装置の使用に基づいた作業が、歯列矯正における筋肉及び機能の再訓練には非常に有用である。

    更に、若年齢でこれらの原理を適用する可能性により、組立式要素の新たな範囲の機能が導入され、筋肉の早い再訓練に好都合である。 成人の被験者では、顔の表情を作り直して顔の美観を調和させる可能性が、顔の特徴のための新規の適用分野である。

    歯ぎしりは、非常に一般的な歯の病状であり、歯の位置決めに悪影響を及ぼすことも知られている。 歯の位置決めは、患者によって意図せず加えられる過剰で連続的な圧力のために、調整されていない咬合に加えて早期の摩耗によっても影響を受ける。

    この機能障害に対する最も一般的で効果的な処置が、バイトスプリントとして公知である歯の保護物を置くことである。 バイトスプリントは、適切な材料、一般的には樹脂又はプラスチックから形成され、口腔内の歯の間に置かれる本体から構成されており、そのため、顎が閉じたとき、圧力がバイトスプリントに印加される、つまり、バイトスプリントが噛まれる。

    更に、バイトスプリントを使用した最初の頃から、バイトスプリントは、顎、頭又は耳の痛みを取り除き、顎の筋肉への負担により生じる他の不快感も取り除くが、フェルール(ferrule )を使用しない場合は、顎に加えられる多大な圧力のためにめまいを引き起こす場合がある。

    しかしながら、フェルールは従来、歯の間に置かれる本体から単に構成されており、患者によって加えられる圧力以外に固定するものがない。 またフェルールは、患者の石膏型から形成されており、従って、補綴所の介在を必要とする。 現在のフェルールは、顎に対する圧力の解放以外に有用な効果がない。

    従って、本発明の別の目的は、前面のバイトスプリント又はバイトプレーンを固定して、顔のある筋肉に上述された刺激を同時に与えるための刺激要素の構造的特徴を利用して、バイトスプリント又はバイトプレーンを組み込み、それによって、歯ぎしりによって引き起こされる問題を軽減することである。

    最後に、咀嚼機能が、調和して働く舌の動きと組み合わされる側頭筋、咬筋並びに(内側及び外側)翼突筋である咀嚼筋の2つの主なレベルでの神経筋作用であることが更に知られている。 咀嚼することが十分な消化の第1ステップであるので、これらの筋肉の作用は、咀嚼するため、ひいては消化するために必須であり、従って、これらの筋肉のあらゆる変化又は病気は特別な対応を必要とする。

    従って、どういう理由であれ、この種の問題に苦しむ患者に夫々の訓練を促進するために、この作業を支援するための器具を作製することが必要であり、前記器具により、咀嚼筋を刺激して咀嚼筋が訓練されて、従って、咀嚼筋の強度及び可動性が増加する。 本発明の別の目的は、現在、最新技術を参照しても、本発明と同様の技術、構造及び特徴を有する顔及び口の筋肉刺激器が存在しないという事実を出願人によって強調することであり、本発明は、前述した利点を有して、歯列矯正及び低下した機能の再訓練、歯科矯正予防、及び顔の美観の分野に貢献して、前述した機能障害の影響を軽減することを意図している。

    本発明で提案されている顔及び口の筋肉刺激器は、本分野で明らかな新規性を有しており、上述された顔及び口の筋肉刺激器を適用することにより、ある顔の筋肉又は筋肉群の特定の刺激が特に達成され、前記筋肉の刺激(直接作用)又は拮抗筋の機能の抑制(間接作用)が得られて、顔の表情及び/又は顔の筋肉の機能の「作り直し」が実行される。 達成された別の様態は、顔のある筋肉を刺激することにより歯ぎしりの軽減という好ましい効果を有して、同時に更に、咀嚼筋を刺激して咀嚼筋を訓練させながら、バイトスプリントを固定する方法であり、その詳細は、これを全て可能にすることを特徴とし、本発明に付随する特許請求の範囲に適切に述べられている。

    この目的のために、本発明の顔及び口の筋肉刺激器は、生体適合性及び弾性を有する材料から形成されて、口腔内の歯と唇又は頬との間に置かれるための組立式物理要素から実質的に構成されており、前記物理要素は、下部及び上部の中央領域より広い縁を有する略長円形状を有する実質的に平坦な本体から基本的に構成されており、下部及び上部の中央領域の中心部には、下唇及び上唇の小帯への挿入に夫々対応するV字形状のスカラップ(scallop )が複数設けられている。

    この基本形態は、本体の中心部が完全に開口しているか又は中空であり、空気の自由な循環を可能にする。 中心部は細片で任意に閉じられ得るが、細片が空気の通過をなくすか又は妨げるとき、細片は、空気の通過を調整するための(より大きいか又はより小さい)孔を有する。

    更に、顔及び口の筋肉刺激器の基本形態は、厚さ並びに縁及び側部の形状に関して考え得る僅かな変形例を有しており、組み込まれた刺激ポイントを様々な領域に組み込むことが可能であることが更に強調される。 刺激ポイントは、従来の取付システムにより常時又は着脱可能に本体に取り付けられ得る一対の小さな突起部から構成されており、突起部は、該突起部の位置に応じて、種々の筋肉又は筋肉群に作用する。
    − 特定の刺激ポイントがない基本的な開口した本体は、上部及び下部の口輪筋を直接刺激して、唇の活動可能状態を増加させる。 開口した本体は、後部で舌を位置付ける作用を間接的に(拮抗筋に対する作用で)達成する。
    − 特定の前部及び上部の刺激ポイントを有する開口した本体は、上部の口輪筋を刺激して、上唇を伸ばし易くする。
    − 特定の前部及び下部の刺激ポイントを有する開口した本体は、唇頤筋に作用して、唇頤筋が収縮されるとき、唇頤筋を和らげる。
    − 特定の前部及び上部の側部の刺激ポイントを有する開口した本体は、上唇及び口の部を上げる側部の筋肉を刺激する。
    − 特定の前部及び下部の側部の刺激ポイントを有する開口した本体は、下唇及び口の角部を下げる側部の筋肉を刺激する。
    − 特定の後部及び上部の側部の刺激ポイントを有する開口した本体は、笑筋を刺激して、微笑むという行為を容易にする。
    − 特定の側部の後部及び下部の刺激ポイントを有する開口した本体は、頬の下制筋を刺激して、より深刻な顔の表情を容易にする。

    開口した本体は、側方端部の設計に応じて、口の側方前庭の(上部及び下部の)後部を刺激して、その領域に挿入されている筋肉の部位における緊張を生成して、咀嚼筋の活動可能状態の抑制を(間接的に)引き起こす。 この作用は、歯ぎしり又は「固定された歯」に苦しむ個人のために好ましい。 この側方刺激は、前述されたより激しい刺激より広い(更に広範囲である)。 側方刺激は、基本的な本体の側方端部の修正を必要とし、側方端部は、口腔前庭の奥行きを覆うために、僅かに延ばされた端部から構成されている。

    非常に幼い年齢での使用を容易にするために、説明された本体は、哺乳瓶、おしゃぶりのような一般的に用いられる他の要素に取り付けられてもよく、その効果は、特定の刺激ポイントなしの開口した本体の効果と同一であり、つまり、上部及び下部の口輪筋を直接刺激して唇の活動可能状態を増加させることであることが強調され得る。 開口した本体は、後部で舌を位置付ける作用を間接的に(拮抗筋に対する作用で)達成する。 この第2の(間接的な)効果は、おしゃぶりをしゃぶる習慣をあきらめさせることを容易にする。

    特に歯ぎしりを軽減すべく設計された顔及び口の筋肉刺激器の代替変形例があり、該顔及び口の筋肉刺激器は、バイトスプリントを構成する追加部分を受けることが可能な平溝を中央領域に有しており、バイトスプリントは、樹脂又はプラスチックのような適切な材料から形成された本体から構成されている。

    フェルールを構成する前記本体は、実質的に2つの部分から構成されており、該2つの部分は、噛まれるべく下顎及び上顎の歯の間に置かれ得るための略円弧状の平面部を有する平坦な背部と、前記背部に垂直であり、該背部の縁にその中心部で取り付けられて、略矩形状である前部とであり、該前部からT状形状のフィンが前方から突出しており、フィンは、前記顔及び口の筋肉刺激器の本体のこの目的のために設計された前記水平溝に挿入され得る。

    例えば、本体のサイズが成人又は小さな子どもでは同一ではないので、フェルールを構成する前記本体が、夫々の場合にユーザの口の寸法に適合して様々なサイズを有することが可能であることを強調し得る。

    最後に、顔及び口の筋肉刺激器の別の変形例では、略V字形状の平面を実質的に備えた構成が採用されており、本体の腕部が、下顎の内部空間に置かれて一定の厚さを有する垂直な壁であり、腕部の上部には、外部に向かって垂直な突出部が、咬合面となるべく設計されており、つまり、咬まれるべく下顎及び上顎の両方の臼歯間に適切に配置される。

    本体の一部を構成する前述されたV字形状の頂点が、本体の中心部に延びて僅かに立ち上げられており、僅かに湾曲された中央の付属物を決定している。 頂点は、一種の前方遮蔽部材を形成しており、舌を適切に支持する。 前記頂点の内側部分には、一連の粗いスポットが設けられており、一連の粗いスポットは、該粗いスポットに置かれる傾向にある舌の位置を刺激すべく設計されている。

    従って、側方の咬合面は、主に締まりがない咀嚼筋を有する患者のために、咀嚼筋の訓練を意図して咀嚼筋を刺激する。

    前方の遮蔽部材は、歯に望ましくない作用を引き起こす前歯に対する舌の圧力を妨げて、内側部分の粗いスポットは、舌を「だまして」、舌を粗いスポットに置かせるための刺激として作用する。

    従って、新たな顔及び口の筋肉刺激器は、新規性を有する構造的特徴及び構成的特徴を備えた革新的な構造である。 その理由は、前記顔及び口の筋肉刺激器の実際的な実用性が、求められる排他性を前記顔及び口の筋肉刺激器に認めるための十分な論理的根拠であるためである。

    上記の説明を補足して、本発明の特徴の十分な理解を容易にするために、本発明の一体部品を示す一組の図面が、本発明を制限する目的のためではなく図示のために添付されている。

    顔及び口の筋肉刺激器を構成する主要な部分及び要素と、これらの構成及び配置とが見られ得る新たな顔及び口の筋肉刺激器の一例を示す平面図である。

    図1に示された面AA に沿った垂直断面図である。

    図1に示された面BB に沿った水平断面図である。

    その中央領域を密閉する細片が組み込まれている顔及び口の筋肉刺激器の別の実施例を示す平面図である。

    刺激ポイントが外部の突部に置かれている顔及び口の筋肉刺激器の別の実施例を示す図である。

    顔及び口の筋肉刺激器の側方端部の形状が、口腔内の側方の領域及び筋肉を刺激するために変更された顔及び口の筋肉刺激器の別の例を示す図である。

    膜又は中央の細片がバイトスプリントに嵌合すべく組み込まれている図6に示された顔及び口の筋肉刺激器の例を示す平面図である。

    本発明に係る顔及び口の筋肉刺激器に嵌合され得るフェルールを示す斜視図である。

    フェルールが組み込まれた顔及び口の筋肉刺激器を示す斜視図である。

    特定の構造の全体的構成を見ることが可能であり、咀嚼筋のための刺激要素としての本発明に述べられた刺激要素の変形例を示す前方斜視図である。

    図10に示された刺激要素のV字形状の構成の例を示す平面図である。

    内部の粗い領域に加えて頂点の高さを見ることが可能な図10及び11に示された本発明を示す背面図である。

    前述した図面及び図面番号を参照すると、説明された顔及び口の筋肉刺激器が実質的にどのように形成されているか見られ得る。 顔及び口の筋肉刺激器は、生体適合性材料から形成された本体(1) により実質的に形成されており、前記本体(1) は、図1乃至3に見られ得るように、中央部で開口し、略長円形平面を有して実質的に平坦であり、口腔内の歯と唇又は頬との間に置かれるべく設計されている。 本体(1) の端部(2) は、上部及び下部の中央領域(3) より広く、上部及び下部の中央領域(3) の中心部には円鋸歯状又はV字形状の凹部(4) が複数設けられている。 該凹部(4) は、下唇及び上唇の小帯の夫々への挿入に対応して、夫々の場合の必要に応じて深く又は浅く形成されている。

    前述された本体(1) は特定の刺激ポイントを更に組み込んでもよい。 該刺激ポイントは、種々の筋肉又は筋肉群に該筋肉の位置に応じて作用すべく設計されており、小さな突起部(5) から構成されている。 該突起部は、接着剤又はその類似物のような従来の嵌合システムによって、本体(1) に常時又は着脱可能に任意に嵌合されてもよい。

    従って、これらの突起部は、本体(1) の上部及び/又は下部の中央領域(3) の前方領域及び後方領域の両方に好ましくは対で配置されることが可能であり、顔の筋肉の位置に応じて顔の筋肉に様々な結果をもたらす。

    図5に示された実施例に見られ得るように、上述された突起部(5) すなわち刺激ポイントは、必要な位置におけるこの目的のために設計された外側の突部(8) 上で顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) に嵌合されてもよく、従って、口腔内での作用領域が拡大される。

    上述されているように、前記本体(1) は、空気の自由な通過を可能にするために、中心部で完全に開口している。 本体(1) は、任意には膜又は細片(6) で閉じられ得るが、膜又は細片は、空気の通過をなくすか又は妨げるとき、図4に示されているように、呼吸のための(より大きい又はより小さい)孔(7) を複数有する。

    図6に見られ得るように、本体(1) の両端部である側方領域(2) が、図6に示されているように2つの曲線的な領域(10)を決定する内部の湾曲部(9) を形成する様々な代替形状を有することが可能である。 顔及び口の筋肉刺激器を形成する材料の可撓性により、曲線的な領域(10)は、該曲線的な領域(10)が接する口腔の一部にある領域及び筋肉を刺激するマッサージを与える。

    一般的に単独で用いられる本体(1) は、哺乳瓶、おしゃぶりのような口腔内で使用される他の要素に嵌合されやすいことが有利であり、従って、非常に幼い子どもに使用され易いことが更に強調され得る。

    図7には、歯ぎしりの問題を軽減するための異なる設計において、顔及び口の筋肉刺激器を構成する本体(1) が、水平溝(11)を含む膜又は細片(6) を中央領域にどのように有しているかが示されている。 水平溝(11)は、バイトスプリントを構成する追加部分を適切に受けて、バイトスプリントは、図8及び9に見られ得るように、樹脂又はプラスチックのような適切な材料から形成された本体(12)を備えており、本体(12)は、顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) の前記水平溝(11)に嵌合するための手段を有する。

    前記本体(12)は2つの部分を有しており、該2つの部分は、フェルールを適切に構成して、噛まれるために下顎及び上顎の歯の間に置くために適切な略円弧状の基部を有する平坦な背部(12a) と、前記背部(12a) に垂直であり、背部(12a) の縁にその中心部で取り付けられて、略矩形状である前部(12b) とである。 前部(12b) から、T状断面のフィン(13)が前面で垂直に突出している。 図9に見られ得るように、フィン(13)が、顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) のこの目的のために形成された水平溝(11)に挿入されるべく特に設計されているので、フィン(13)は、顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) に嵌合されることが可能である。

    このように、顔及び口の筋肉刺激器の本体(1) 及びフェルールの本体(12)の両方を形成する材料の弾性により、その取り付け及び取り外しが迅速且つ簡単な方法で実行されることが可能であり、ユーザ又は患者が両方の要素を独立して又は共に使用することが可能になる。

    最後に、図10乃至12を参照すると、本発明の別の代替変形例が見られることが可能であり、顔及び口の筋肉刺激器は、咀嚼筋を刺激する要素として構成されており、十分な弾性及び柔軟性を有する生体適合性材料から形成された本体(1')を備えている。 本体(1')は、略V字形状の平面を有しており、本体(1')の腕部が、下顎の内部空間に嵌合すべく適切な一定の厚さ及び寸法を有する垂直な壁(20)及び壁(30)によって形成されており、前記壁(20)の上部及び壁(30)の上部が、外部に垂直に立ち上がる突出部(40)及び突出部(50)を夫々有しており、突出部(40)及び突出部(50)は、水平の咬合面となるべく設計されており、つまり、咬まれるべく口の左側及び右側に夫々、下顎及び上顎の両方の臼歯間に水平に適切に配置される。

    本体(1')の一部を構成する前述されたV字形状の曲線的な頂点(60)が、本体(1')の中心部に延びて僅かに立ち上げられており、僅かに湾曲された中央の付属物(70)を決定している。 頂点(60)は、一種の前方遮蔽部材を形成しており、舌を適切に支持する。 前記頂点の内側部分(1')には、一連の粗いスポットが設けられており、一連の粗いスポットは、該粗いスポットに置かれる傾向にある舌の位置を刺激すべく設計されている。

    垂直な側方の壁(20)及び壁(30)が立ち上がる前記頂点(60)の内部には、一連の粗いスポット(80)が、舌を前記粗いスポットに載せて、舌の位置を刺激すべく設計されている。

    本発明の本質、及びその実際の適用について十分詳細に説明したが、本発明の範囲及び利点を理解する本分野のあらゆる専門家に必要な更なる説明はなされていない。 本発明の必要不可欠な本質の範囲内で、本発明は、実施例として与えられた実施形態とは異なる他の実施形態で実際に用いられてもよく、本発明の基本的な原理が変更又は調整されない限り、ここに参照される保護を更に求めている。

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