Embedding function and method of the dental appliance

申请号 JP2001577865 申请日 2001-04-24 公开(公告)号 JP2004515261A 公开(公告)日 2004-05-27
申请人 アライン テクノロジー, インコーポレイテッド; 发明人 ジェ ヒュン アーン,; エリック クオ,; ムハンマド チシュティ,; ロバート イー. トリッカ,; デン ベーリ, ハー. ロベルト ファン; ロック エックス. ファン,; ロス ジェイ. ミラー,;
摘要 伝統的な歯科矯正処置は、基本的な再配置デバイスの使用、および所望の最終結果を達成するための補助的デバイス、コンポーネントまたは付属品の使用を含む。 コンポーネントは固定された取り外し不可能なデバイス上に設置されてもよく、それらは固定されたデバイスを適用する前に通常装着された取り外し可能なアプライアンスの一部であってもよい。 伝統的な処置を用いた場合、取り外し可能な弾性再配置アプライアンスで歯を再配置する場合と同様のコンポーネントを使用することが望ましくあり得る。 弾性アプライアンスの性質に起因して、コンポーネントは、容易に使用可能な従来の付属品から特別に作製されたデバイスまで種々の形態をとることができる。 伝統的なコンポーネントは、弾性アプライアンス上に設置されてもよく、その中に埋め込まれてもよく、アプライアンスは同様のコンポーネントを提供するために形成されてもよい。
【選択図】図2
权利要求
  • アプライアンスを位置付ける取り外し可能な弾性歯のシステムであって、前記システムは、
    複数のポリマー性シェルアプライアンスであって、それらのうち少なくともいくつかは少なくとも1つの歯科矯正用コンポーネントを含み、各アプライアンスは第1の配向から連続する配向まで歯を受け取り、かつ再配置するような形状であり、前記コンポーネントは歯のない口腔表面または歯科矯正用デバイスと相互に作用するような形状である、複数のポリマー性シェルアプライアンスを備える、システム。
  • 前記歯科矯正用コンポーネントは、前記シェルに埋め込まれている、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記歯科矯正用コンポーネントは、前記シェル上に設置されている、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記歯科矯正用コンポーネントは、前記シェルによって形成されている、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記コンポーネントは、口蓋、頬、唇、舌、および歯肉からなる群から選択される軟組織表面と相互に作用するように構成される、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記歯科矯正用コンポーネントは、巻上げ装置、弾性バンド、結紮、バネ、ブラケット、取付けデバイス、および弾性再配置アプライアンスからなる群から選択される歯科矯正用デバイスに結合されるように適合される、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記歯科矯正用コンポーネントは、歯のない口腔表面または歯科矯正用デバイスから1つ以上の歯へ力を伝達し、第1の構成から連続した構成へ前記歯を再配置することを支援するように適合される、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記歯科矯正用コンポーネントは、チューブ、唇側フランジ、唇側パッド、唇パッドまたはバンパー、頬側シールド、頬筋バウまたはワイヤシールド、ブラケット、フック、ボタン、バネ、口蓋バー、骨格、ピンおよびチューブ装置、ならびにシース被覆バネからなる群から選択される、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 前記システムは、少なくとも3つの弾性再配置アプライアンスを備える、請求項1に記載のアプライアンス。
  • 第1の配向から連続する配向まで歯を受け取り、かつ再配置するような形状であるキャビティと、隣接する前記歯の間の隙間とともに整列されるような形状である少なくとも1つのスペースフィラーとを有するポリマー性シェルを備える、取り外し可能な歯科用配置アプライアンス
  • 前記スペースフィラーは、歯、歯科用特徴、球、楕円、あるいは3次元曲面物および/または平坦側面物のうちの少なくとも一部の形状のキャビティである、請求項10に記載のアプライアンス。
  • 前記スペースフィラーは、少なくとも部分的に不透明である、請求項11に記載のアプイアンス。
  • 前記不透明性は、前記スペースフィラーの表面処理の効果である、請求項12に記載のアプイアンス。
  • 前記スペースフィラーは、少なくとも部分的に固体である前記隣接する歯の間の構造である、請求項10に記載のアプイアンス。
  • 前記構造は、波形である、請求項14に記載のアプイアンス。
  • 第1の配向から連続する配向まで歯を受け取り、かつ再配置するような形状であるキャビティを有する複数のポリマー性シェルを備え、前記シェルの少なくともいくつかは受け取られた歯の咬合面の少なくとも一部を露出するための少なくとも1つのウィンドウを有する、取り外し可能な歯科用配置アプライアンス。
  • 前記シェルは、上部および下部の歯の嵌合を可能にするような大きさである複数のウィンドウを有する、請求項15に記載のアプライアンス。
  • シェルの外部が歯の形状を模倣するように前記歯の上に配置され、そして前記歯に適合するような形状のシェルを備え、前記シェルの少なくとも一部は不透明である、取り外し可能な弾性アプライアンス。
  • 前記シェルの少なくとも一部は、歯着色材料で塗布されることにより不透明にされる、請求項18に記載の取り外し可能なアプライアンス。
  • 前記アプライアンスの単一の歯は、その下に歯がないことを隠すために不透明にされている、請求項19に記載の取り外し可能なアプライアンス。
  • 少なくとも前の6本の歯が不透明である、請求項19に記載の取り外し可能なアプライアンス。
  • 前記アプライアンス全体が不透明である、請求項18に記載の取り外し可能なアプライアンス。
  • ユーザの歯の上に配置され、そして前記歯に適合するような形状のシェルを含む取り外し可能な弾性アプライアンスを着色する方法であって、前記方法は、
    ユーザに少なくとも1つのアプライアンスを提供する工程と、
    前記ユーザに異なる色を有する複数の被覆材料を提供する工程とを包含し、前記ユーザは、所望の色を有する前記被覆材料のうちの1つを選択し、前記被覆材料で前記アプライアンスの少なくとも一部を被覆し得る、方法。
  • シェルの外部が歯の形状を模倣するように前記歯の上に配置され、そして前記歯に適合するような形状のシェルを含む取り外し可能な弾性アプライアンスと、
    異なる色を有する複数の被覆材料と、
    前記取り外し可能なアプライアンスに選択された被覆材料を付与する手段とを備える、キット。
  • 前記被覆材料の前記色は2つ以上の歯の色を含み、それにより色が患者の本来の歯の色に適合するように選択され得る、請求項24に記載のキット。
  • 開始時の幾何学的形状から仕上がり時の幾何学的形状まで患者の歯を移動させるように選択された異なる幾何学的形状を有するシェルを含む多数の取り外し可能な弾性アプライアンスを含む、請求項24に記載のキット。
  • 患者に予め着色された取り外し可能な弾性歯アプライアンスを供給する方法であって、前記方法は、
    所望の色を決定する工程と、
    前記所望の色を有する材料を選択する工程と、
    前記材料から前記アプライアンスを成形する工程とを包含する、方法。
  • 前記所望の色を決定する工程は、前記患者の歯をカラーチャートに適合させ、前記歯に最もよく適合する色を選択する工程を包含する、請求項27に記載の方法。
  • 前記所望の色を決定する工程は、歯に適合しない色の群から色を選択する工程を包含する、請求項27に記載の方法。
  • 说明书全文

    【0001】
    (発明の背景)
    本発明は、概して、歯科矯正学の分野に関する。 詳細には、本発明は、歯の移動を生成するための取り外し可能な歯科矯正器具の使用に関する。 さらに詳細には、本発明は、このような歯の移動を弾性再配置器具を用いて生成するための向上されたデバイス、システムおよび方法に関する。
    【0002】
    歯科矯正治療は、ミスアラインされた歯および向上された美観および歯の機能ための咬合の配置を再配置することを含む。 歯を再配置することは、制御されたを長期間にわたって歯に付与することによって達成される。 これは、「ブレス(brace)」と一般に称されるものを装着することによって都合良く達成される。 ブレスは、典型的には、ブラケット(bracket)またはバンド(band)を含んでおり、これらは、歯に結合され、アーチワイヤ(archwire)、結紮(ligature)およびOリングの使用に結び付けられる。 アーチワイヤが定位置に置かれた後、歯科矯正医との定期的な診察が要求され、その間、患者のブレスが調整される。 これは、異なる誘導力特性を有する異なるアーチワイヤ取り付けること、または、既に存在する結紮を置き換えるまたは引き締めることを含む。 診察の間、患者は、付加的な力または口腔外の力を与えるために、弾性バンドまたは巻き上げ装置等の補助器具を装着することが要求され得る。
    【0003】
    従来のブレースは効果的ではあるが、これらは、しばしば、何回も歯科矯正医のオフィスを訪れることを要求する、単調でかつ時間を消費するプロセスとなる。 さらに、患者の観点から、それらは、目障りであり、快適ではない。 ブラケットを連続するネットワークに接合するアーチワイヤおよび結紮は、歯と他の歯科衛生具との間のブラッシング(brushing)、フロッシング(flossing)の処置を困難にし、歯肉炎、虫歯、他の歯科上の病気に発展する原因となるおそれがある。 そのため、代替の歯科矯正治療が必要とされている。 特に、日常の歯科衛生作業の間、競技活動に参加しながら、または美容目的のために、患者によって取り除かれ得る器具を使用することが望ましい。
    【0004】
    特に見込みがあるアプローチが、歯を再配列するための弾性配置器具の使用にある。 このような器具は、一般に患者の歯に適合するが最初の歯の構成に対してわずかに配列がはずれている弾性材料の薄いシェルを含む。 歯の上への弾性配置具の配置は、歯を新しい構成に徐々に移動させる制御された力を特定の位置に付与する。 新しい構成を含む連続する器具を用いたこのプロセスを繰り返すことにより、結局、一連の中間構成を通じて最終的な望ましい構成に歯を移動させる。 例示的な弾性ポリマー性配置器具の十分な説明が、米国特許第5,975,893号および、公開されたPCT出願WO98/58596に記載されている。 このPCT出願は、米国を指定し、本発明の譲受人に譲渡されている。 両文献は、全ての目的のために参考として援用される。
    【0005】
    それらの使用し易さに加えて、ポリマー性配置器具は、一般的に透明であり、向上された美容外観を提供し、器具の剛性に起因する実質的な力を歯に付与する。 弾性配置器具の剛性は、この器具を形成する熱成形可能なポリマー材料の弾性の結果である。 材料の弾性率が高くなるほど、器具の剛性が高くなる。 歯を覆うように器具を設計することにより、従来のスプリング保持具およびワイヤベースの器具に比較して非常に大きいおよび/またはより変化に富んだ接触領域が供給され得る。 そのため、より劇的な歯の移動が達成され得る。
    【0006】
    しかしながら、ある場合には、歯科矯正治療は、より複雑な歯の移動または付加的なデバイスまたは付属物を要求する治療計画を含み得る。 例えば、表面自体の場所または特徴、または歯の周囲の場所または特徴のいずれかに起因して、器具単独によっては容易に達成できない歯の表面に力を付与することが望ましくあり得る。 同様に、所定の歯の移動を達成するため、または咬合および顎の成長および発達を制御するために、口腔外の力をある歯の表面に付与することが望ましくあり得る。 同様に、このような制御を軟らかい組織の伸長および筋肉の活動を介して間接的に達成することが望ましくあり得る。 あるいは、付与された力とは関係なく、所定の歯の受動的な萌出および移動を許容することが望ましくあり得る。 これらの状況に対して一般に利用されるデバイスおよび付属物は、典型的には、従来のブレス、または従来のブレスに関連して用いられる付属物の適用に先行して装着される取り外し可能な器具と分離している。 したがって、このようなデバイスおよび付属物は、歯科矯正治療用の弾性ポリマー性配置器具の使用と両立可能でなくてもよい。
    【0007】
    結論として、これらの治療目的を達成するための向上された方法および装置が、このような患者における完全な歯科矯正治療のために望まれている。 このようなデバイス、システムおよび方法が、例えば、顎の構造、配列および歯の再配置の向上を支援する、という補足的な特徴を提供しながら、取り外し可能な器具の利点を維持し、取り外し可能な器具と両立する。 これらの目的の少なくとも一部が、以下に記載された本発明の設計および方法によって満足される。
    【0008】
    (発明の要旨)
    本発明は、第一の配向から最終的な歯および咬合構成への一連の移動における連続した配向に歯を再配置するための向上されたデバイス、システムおよび方法を提供する。 このような再配置は、歯をキャビティ内に受け取り、通常は一連の連続するステップで漸増的にそれぞれの歯を再配置するように構成された少なくとも一つ、通常は複数の、3つ以上の弾性再配置器具を含むシステムに基づく。 より複雑な移動または治療計画を含む場合において、さらなるデバイス、コンポーネントまたは付属物を利用することが望まれ得る。 本発明は、従来のまたは新しい歯科矯正治療で典型的に用いられるこのようなデバイス、コンポーネントまたは付属物の利用を供給する。 ある例では、本発明は、このような付加的な付属物に代わる向上された弾性再位置器具を提供する。 さらに、本発明は、従来のデバイスを用いても達成できない可能性がある、同時に歯および咬合構成を再配置することを提供する向上された弾性再配置器具を提供し得る。
    【0009】
    本発明の第一の局面において、取り外し可能な弾性配置器具は、典型的には、歯科矯正治療のための一連の連続弾性器具に用いられ、少なくとも一つの歯科矯正コンポーネントまたは付属物を有するポリマー性のシェルを含み得る。 通常、好ましくは、歯科矯正コンポーネントは、「非歯(non−tooh)」の口部表面および/または他の歯科矯正デバイスと相互作用するように構成される。 非歯の口部表面は、口蓋、ほお、唇、舌、および歯肉からなる群から選択され得る。 通常、相互作用は、力または非歯の口部表面から歯の配置器具への定着を提供するように意図される。 同様に、歯科矯正デバイスは、通常、巻き上げ装置、弾性バンド、結紮、スプリング、取り付け装置、および弾性再配置器具からなる群から選択される。 このような歯科矯正デバイスは、通常、外力を歯科矯正コンポーネント上およびこれにより弾性的に歯を配置する器具上に付与するように意図される。 このようにして、歯の配置器具を単独で用いても都合良くは達成され得ない力がもたらされる。 いくつかの例におけるこのような力は、他の場合には可能ではない歯の移動を供給し得る。 歯科矯正コンポーネントは、通常、アンカー、ブラケット、または一つ以上の歯に直接取り付けられる他の構造を含まない。 したがって、本発明の第一の局面におけるコンポーネントは、通常、中間部材または歯の配置器具と歯自体との間の界面として作用するように意図されない。
    【0010】
    これらのコンポーネントまたは付属物は、器具の処置の間、ポリマー性のシェル内に埋め込まれた独立した存在物であり得る。 あるいは、それらは、ポストプロダクションアセンブリプロトコル内に適切な接着物によってポリマー性のシェル上に取り付けられ得る。 いずれの場合でも、コンポーネントは、ブレスのような従来の歯科矯正デバイスによって典型的に用いられる伝統的な付属物であってもよいし、歯科治療のために用いられる任意の他のすぐに利用できるコンポーネントであってもよい。 あるいは、コンポーネントは、特別に作製され、取り外し可能な弾性配置器具とともに用いられた場合に特別の目的のために設計された付属物であり得る。 このような特別に作製された付属物は、上記のようにポリマー性シェル上またはポリマー性シェル内に存在する独立した存在物であってもよいし、それらは、ポリマー性シェル自体によって形成されてもよい。 これらの場合、コンポーネントは、形成された突出物またはポリマーシェルの壁内の形状であり得、増加された安定性、破損からの安全性、製造の容易性、費用節約、短縮された処置時間および向上された美容外観および患者のコンプライアンスを含む種々の利点(ただしこれらに限定されない)を提供する。
    【0011】
    第一の実施形態において、歯科矯正コンポーネントはまたは付属物は、固定された、移動可能でない歯科矯正デバイスに典型的に用いられる便利な付属物であり得る。 例えば、巻き上げ装置の管は、典型的に、巻き上げ装置を挿入し、口外力を歯および顎に付与するための伝統的なブレス上に取り付けられる便利な付属物である。 巻き上げ装置を受け取るための管は、同様の効果のための弾性配置器具のポリマー性シェル上に取り付けられ得、または、そのポリマー性シェル内に埋め込まれ得る。 同様に、歯科矯正フックが、別個の力を歯および顎にさらに付与し得る弾性バンドを支持するために、伝統的なブレス上に取り付けられ得る。 巻き上げ装置の管と同様に、このようなフックも、同様の効果のための配置器具のポリマー性シェル上に取り付けられ得るか、または、そのポリマー性シェル内に埋め込まれ得る。 同様に、ブラケット、スプリング、バンパー管、口蓋棒、枠組、ピンおよび管器具(pin−and−tube apparatus)その他等の多数の他の便利な付属物が、ポリマー性配置器具と関連して用いられ得る。 いくつかの場合には、ブラケットを用いたのと同様に、付属物は、取り外し可能な弾性器具を、ブレス等の固定された従来のデバイスを支持する歯の部分と結合するために用いられ得る。
    【0012】
    第二の実施形態において、歯科矯正コンポーネントまたは付属物は、主として取り外し可能な器具に対して排他的なものであり得る。 これらのコンポーネントは、一般に、それらの容積および大きさに起因して、固定された器具およびデバイスに使用するのに適していない。 加えて、それらは、しばしば、後の歯の再配置ために好ましい環境を生成するために、固定されたデバイスの使用に先行して用いられる。 例えば、患者の歯が依然として萌出している場合、複数のデバイスが、向上された萌出および歯の配列および咬合の構成の発展を促進するために用いられ得る。 これらは、頬の遮蔽物、頬筋弓(buccinator bow)またはワイヤ遮蔽、咬合義歯、口蓋拡張器および棒、舌側のフランジおよびパッド、唇パッドまたはバンパーその他を含み得る。 これらのコンポーネントは、現在では、取り外し可能な器具とともに用いられるので、それらは、取り外し可能な弾性配置器具とともに使用に理想的に適している。 したがって、コンポーネントは、弾性器具のポリマーシェル上に取り付けられ得、または、そのポリマーシェル内に埋め込まれ得る。 同様に、このようなコンポーネント用の支持構造も、コンポーネントの取り外し可能な器具のためのポリマーシェルに取り付けられ得るか、または、そのポリマーシェルに埋め込まれ得る。 例えば、バンパー管が、後のバンパーの挿入および除去のためにポリマー性シェル内に埋め込まれ得る。 あるいは、コンポーネントは、器具自体によって形成され得、そのようなコンポーネントは、形成された突出またはポリマー性シェルの壁内の形状を含む。 これらの場合、弾性再配置器具は、任意の付加的な付属物に代わり得る。
    【0013】
    これらのコンポーネントまた付属物を有する弾性再配置器具の使用のさらなる利点は、以前には制限されていた組み合わせである、付属物の従来の利益を提供する一方で、同時に歯を再配置する能力である。 従来の治療では、歯を再配置するために固定されたデバイスの使用は、いくつかの取り外し可能な器具によって提供される付属物を同時に使用する能力を否定していた。 これは、取り外し可能な器具は、適所にある固定されたデバイスとともにすぐに適用されない可能性があるからである。 例えば、同一または他の歯の再配置に伴う特定の歯の萌出を制御することが望ましい状況は、たとえ伝統的デバイスに伴う不可能なジレンマではないにしても、大きい困難を引き起こす。 本発明は、従来の処置によって達成できない、このような同時の妙策を提供し得る。
    【0014】
    本発明の第二の局面では、取り外し可能な歯科用配置器具は、歯科矯正治療のための一連の連続弾性器具に典型的に用いられるが、歯科矯正機能のために用いられるように形成された少なくとも一つの突出部を含み得る。 上述のように、このような突出部は、形態または機能において、固定され、取り外し可能でないデバイスとともにまたは取り外し可能な器具とともに従来の歯科矯正治療に用いられる伝統的なコンポーネントまたは付属物に類似し得る。 例えば、器具は、ポリマーシェルの壁に突出部または形状を、可撓性のバンド、結紮または隣接のデバイスを取り付けるためのフックの形態で有し得る。 このようなフックは、歯のケアに見られる伝統的なフックに類似し得る。 または、弾性再配置器具とともに使用するために、それは特別に設計され得る。 同様に、このような突出部は、第一の構成から連続する構成に再配置するために、力を一つ以上の歯に伝達するスプリングを形成し得る。 この種のスプリングは、伝統的な設計であり得る。 また、それは、弾性再配置器具とともに使用するために特別に設計され得る。 さらに、それは、歯の上に設けられた取り付け本体に係合するために特別に設計され得、デバイスは、主として、取り外し可能な弾性器具に関連して利用される。 例示的な取り付け本体およびデバイスのすべての説明が、公開されたPCT出願WO99/28228号に記載されている。 これは、同時係属出願第09/454278号に対応し、本発明の譲受人に譲渡されている。 両文献は、すべての目的のために参考として援用される。 したがって、これらの場合および類似の場合において、口蓋棒と同様に、突出部は、伝統的な付属物またはコンポーネントに代わり得る。 または、それは、特定化された様態で利用され得る一実施形態において、突出部は、一つ以上の歯の表面と接触して、弾性器具を定位置に保持することをアシストし得る。 例えば、一つ以上の突出部は、患者の歯の歯間領域と接触する大きさおよび位置とされ得、器具が正確に挿入され配置される場合には、しばしば、歯肉マージン近くになる。 このような突出部は、ポリマーシェルの壁内に形成され得る。 または、それらは、ポリマーシェルに接着されるか、または、ポリマーシェルに埋め込まれて、壁から突出し得る。 突出部のこのような配置は、この効果が伝導される歯の領域に付加的な摩擦、すなわち「とっかかり(grab)」を提供し得る。 同様に、突出部は、歯間領域に接触するまたは接触しない歯肉マージンの部分に沿って歯を接触するような大きさおよび位置とされ得る。 または、突出部は、歯肉マージンおよび歯間領域に沿って一つ以上の歯と接触する連続突出部であり得る。 これらの各場合において、突出部の接触は、器具を正確な位置に保持することを助力し得る。
    【0015】
    別の実施形態において、一つ以上の突出部が、咬合プレートを形成し得る。 咬合プレートは、歯が完全に閉じることを防止するデバイスである。 この様態で咬合を開くことによって、対向していない歯が制御された様態で、垂直方向の歯の関連性を有益に変更するように受動的に萌出することが許容され得る。 加えて、このような開いた状態すなわち切開(disclusion)は、歯科矯正の力が交差咬合を矯正することができる交差交合の状態にある歯の負担を軽減し得る。
    【0016】
    前方の切開を提供するために、弾性配置器具は、厚さが増加した材料を後方の咬合領域に有し得る。 この厚さの増加は、器具に適用されるか、または、器具によって形成されて、突出部を設計された咬合領域表面上に生成し得る。 同様に、後方の切開は、加えられた厚さによって上部口蓋領域の少なくとも一部に延びる突出部を形成することによって提供され得る。 あるいは、後方の切開は、突出部を上部舌または下部顔前方領域に形成することによって提供され得る。 このような突出部は、前方の歯が完全に閉じることを防止し得、この結果、後方の歯を切開する。 前述のように、このような突出部は、器具内に形成されるか、器具の表面に適用され得る。
    【0017】
    本発明のこのような実施形態は、一般に「ディープバイト」と呼ばれる状態を持った患者の治療に利用され得る。 これらの場合には、下部の歯は、上部の歯および/または口蓋と自然な咬合で接触する。 これは、後方の歯が十分には、前方の歯が所望よりも余分に閉じられ、またはオーバーラップされることができる正しい位置に萌出していない場合に発生する。 このような咬合は口蓋に有害であり、下側の歯を押し合う傾向があり、上部空隙につながる上部の歯の広がりに影響を及ぼす。 これは、後方切開を提供する咬合プレートの使用によって緩和され得る。 このような切開は、後方の歯が、正しい位置へのそれらの萌出を妨げ得る対向する歯に接触することなく自然に萌出することを許容する。 本発明は、咬合プレートの機能を提供しながら、追加的に再配置する力および他の歯科矯正治療を患者に提供し得る。 これらの機能は、同時であり得、従来の歯科矯正治療によって以前は与えられない特質である。
    【0018】
    本発明の第三の局面において、取り外し可能な歯の配置器具は、歯科矯正治療のための一連の連続弾性器具で典型的に用いられ、隣接する歯の間に間隙を伴って整列させるように形成された少なくとも一つの空間充填材を含み得る。 歯が患者の歯列から引き抜かれた場合、空間または間隙が隣接する歯の間に後に残される。 また、同様の間隙が、一般の歯のミスアライメントに起因して存在し得る。 弾性配置器具は、間隙およびその周囲の歯の上に配置されるようになされ得る。 このような場合、空間充填材は、ギャップに整列するように形成され得る。 好ましい実施形態では、空間充填材は、歯、歯の姿形、球形、楕円または三次元曲面および/または側部が平坦な物体のうちの少なくとも一部の形状を有するポリマーシェル内のキャビティであり得る。 歯の形状の場合において、空間充填材は、歯が存在するような外観を与えるために歯が焼失した場所に配置された模造の歯である「ポンティック(pontic)」としてとして作用し得る。 また、これと同一の効果が他の形状によって与えられ得る。 同様に、歯の再配置に起因して間隙が徐々に排除されるにしたがって、種々の形状が再配置プロセスの全体にわたって適切であり得る。
    【0019】
    歯科矯正治療間の歯の間の空間または間隙の存在をさらに隠すために、空間充填材は、不透明であり得る。 空間充填材を少なくとも一部において不透明にすることによって、それは、歯または歯の姿形の存在のより説得力のある外観を与え得る。 このような不透明性は、空間充填材の表面治療の効果であり得る。 例えば、空間充填材の内側および/または外側表面は、歯の着色材料によってペイントされ得る。 あるいは、表面は、より白濁した外観をポリマーシェル材料に与えるために微細エッチングされ得る。 いずれの場合においても、空間または間隙は、より目立たないようにされ得る。
    【0020】
    美容外観を向上することに加えて、空間充填材は、さらに、弾性器具に対する構造支持を提供し得る。 上記のように、空間充填材がキャビティである場合、キャビティの存在は、均一のジオメトリを提供することによって、器具の構造の完全性を向上する。 あるいは、空間充填材は、同様の支持を提供する任意の数の構造であり得る。 例えば、空間充填材は、少なくとも部分的に個体である構造であり得る。 これは、隣接する歯の間のブリッジまたはスラブ(slab)に類似して、間隙に及ぶ材料の固体セクションを形成することよって達成され得る。 このような固体セクションは、ポリマーシェルの壁の溶融によって共に形成され得る。 あるいは、シェルは、固体材料で充填され得る。 この場合、シェルは、固体材料を保持する切り取りまたは突き刺しを有するように設計され得る。 加えて、固体セクションは、器具の完全性をさらに向上するために波形がつけられ得る。
    【0021】
    本発明の第四の局面において、取り外し可能な歯の配置器具は、典型的には、歯科矯正治療のために一連の連続弾性器具で用いられ、歯を受け取り、歯を再配置するように形成されたキャビティを有するポリマーシェルを含み得る。 一つ以上のキャビティは、受け取られた歯の少なくとも一部を露出するための窓部を有する。 このような窓部は、取り除かれたポリマーシェルの壁の部分であり得る。 シェルが患者の歯の上に位置決めされた場合、窓部より下の歯の部分は、露出され得る。 このような歯の表面を露出することは、ブラケット、ボタンまたは他の歯科矯正コンポーネントが弾性器具に関連して利用され、または他の目的のために露出されることを許容し得る。
    【0022】
    好ましい実施形態において、ポリマー性シェルは、歯の咬合表面の部分上に複数の窓部を有し得る。 この場合、シェルのセグメントは、依然として、歯の顔面側表面および舌側表面に沿って、および歯間領域また歯の間の空間にわたって存在し得る。 適切な大きさおよび位置での咬合表面の露出は、上側および下側の歯の完全性を許容し得る。 また、これは、歯の咬合表面の部分上の一つまたは少数の大きな窓部の存在を用いて達成され得る。 これらの場合において、シェルのセグメントは、歯間領域または歯の間の空間にわたって存在しなくてもよい。 いずれの場合でも、上側および下側の歯のうちの少なくとも一部分の歯間は、歯および顎の配向のためになり得、向上された治療、外観、快適さおよびその結果としての患者のコンプライアンスにつながる。 また、同様に配置された窓部は、より低い弾性率により提供された利点を提供し得、その結果、最も低い剛性が、その材料の欠如によって提供され得る。 このような利点および十分な説明は、同時係属出願(代理人整理番号018563−001310)に提供される。 これは、本発明の譲受人に譲渡されている。
    【0023】
    本発明のさらに他の局面において、取り外し可能な弾性の歯の配置器具は、歯の上に配置されるように形成され、歯に適合する少なくとも一つ、および通常は複数のポリマーシェルを含み、その結果、シェルの外側、すなわち、器具が歯の上に配置された場合に歯から離間している表面は、歯の形状に模造される。 以前の器具の説明と対照的に、本発明の現在の局面では、シェルは少なくとも部分的に不透明であり、しばしば完全に不透明であることが望ましい。 「不透明にされる」ことによって、器具の下の歯が目立たない、少なくとも表面上において、器具を装着しているユーザを見ている人によって明らかでないようにするために器具が透明であることが意味される。 したがって、いくつかの場合には、単一の歯の器具のみが、その下の消失した歯の欠落を隠すために、不透明であり得る。 他の場合には、少なくとも6つ前歯の器具が、その下の歯を隠すために不透明とされ、しばしば、8つの前歯、および、ある場合には、10の前歯が不透明とされる。 前方の歯を不透明にすることによって、最も目立つ可能性があるこれらの歯が覆われる。
    【0024】
    通常、不透明化は、歯の色の材料で器具を色づけすることおよび/または器具を歯の色の材料から形成することによって達成される。 他の例では、しかしながら、歯ではない色で器具を色付けすることが望ましくあり得、他の例では、複数の歯および/または非歯の色で同じ器具上に用いることが望ましくあり得る。 色付けに加えて、陰のパターンおよび/または色が単一の器具上に提供され得ることが理解される。
    【0025】
    色付け方法の好ましい局面において、患者の歯に適合するシェルを含む取り外し可能な弾性器具が提供される。 加えて、複数の被覆材料がユーザに提供され、そのユーザは、患者であり得る。 ユーザは、次いで、ユーザが器具の少なくとも一部分を被覆するために、色づけされた被覆材料のうちからユーザが望むものを選択し得る。 必要に応じて、器具(単数または複数)、異なる色を有する複数の被覆材料、および選択された被覆材料を取り外し可能器具に付与するための手段(例えば、ペイントブラシ、浸し用トレイ、スプレー缶、または被覆を器具に付与するための他の付与具)を含む、キットが提供され得る。 いくつかの例では、色は、種々の歯の陰の色であり、ユーザは、最も厳密に患者の自然な歯の色に一致させることができる。 好ましくは、キットは、上記の歯の配置の効果を得るために複数の取り外し可能弾性器具を含む。
    【0026】
    本発明は、予め色づけされた取り外し可能な弾性の歯の配置器具を製造するための方法をさらに含む。 第一に、望みの色が決定される。 典型的には、患者または他のユーザによって望みの色は決定され、製造装置に伝達される。 製造装置は、次いで、望みの色を有する器具を作製するために材料を選択する。 次いで、器具が選択された材料から成型される。 しばしば、望みの色を決定する工程は、患者の本来の歯の色を色のチャートに一致させる工程と、最も厳密に歯の色に一致する色を選択する工程を含み得る。 あるいは、患者または他のユーザは、一つ以上の色を、自然なまたは本来の歯の色と一致しない色の群から選択し得る。
    【0027】
    (特定の実施形態の説明)
    伝統的な歯科矯正の処置は、しばしば基本的な再配置デバイス(例えば、ブレス)の使用、および所望の最終結果を達成するための補助的デバイス、コンポーネントまたは付属品の使用を含む。 先に記載したように、このような補助的コンポーネントは固定された取り外し不可能なデバイス上に設置されてもよく、またはそれらは固定されたデバイスを適用する前に通常装着された取り外し可能なアプライアンスの一部であってもよい。 伝統的な処置を用いた場合、取り外し可能な弾性再配置アプライアンスで歯を再配置する場合と同様の補助的コンポーネントを使用することが望ましくあり得る。 弾性アプライアンスの性質に起因して、このようなコンポーネントは、以下に記載されるように容易に使用可能な従来の付属品から特別に作製されたデバイスまで種々の形態をとることができる。
    【0028】
    図1を参照すると、固定された歯科矯正用デバイス(例えば、ブレス)とともに通常使用される種々の歯科矯正用コンポーネントまたは付属品が、取り外し可能な弾性配置アプライアンス10と関連して示される。 これらの付属品の大部分は、従来の処置で通常使用されるので、容易に使用可能であり得る。 これらの付属品の大部分はまた、固定デバイスの上に通常設置され、それにより別々のそれぞれのコンポーネントとして使用可能である。 先に記載したように、これらのコンポーネントは、製造中に弾性再配置アプライアンス10のポリマー性シェル12の中に埋め込まれてもよく、または製造後のアセンブリのシェル12上に設置されてもよい。 1つのこのようなタイプのコンポーネントは、巻上げ装置を設置するために対で使用されるチューブ14である。 巻上げ装置アプライアンスは、多くの目的(上顎を成長させないようにすること、上の歯を後方に引張ること、および上顎および上歯を上方かつ後方に引張り、下顎および下歯と位置合わせすることを含む)のために上顎に対向する後方臼歯上に通常設置される。 従って、巻上げ装置を受けるためのチューブ14は、後方臼歯を覆うポリマー性シェル12の頬側の表面上に設置され得る。 次いで、口腔キャビティに入る巻上げ装置の遠位端が、歯および顎に特別な口腔の力を付与するためにチューブ14中に挿入され得る。 他のコンポーネントは、弾性バンドを設置するために主に使用されるフック16、さらなるコンポーネントおよび付属品を設置するために使用される、あるいは固定ブラケットまたはデバイスと相互接続するためにおそらく使用されるブラケット18、および種々の目的のために取付け点として主に使用されるボタン20を含み得る。 このようなコンポーネントは例示の目的で同一のアプライアンス10に示されてきたが、典型的な使用が構成を変化させた1つ以上のこのようなコンポーネントを含み得ることが理解され得る。
    【0029】
    図2を参照すると、ポリマー性シェル12上に設置され得る、またはそれに埋め込まれ得るさらなるコンポーネントは、横断口蓋アーチバー(transpalatal arch bar)26である。 このような口蓋バーは、通常その口蓋をつなぎ、対向する臼歯上に設置された永久デバイスに両端で固定されている。 これは、アクティブなアーチの拡大の後の配置を安定化し、保持するためにしばしば使用される。 弾性再配置アプライアンス10の場合において、従来のアーチバー26は、対向する上側臼歯の舌側表面を覆うポリマー性シェルに両端で取付けられた同じ位置に位置付けられ得る。 さらに、垂直方向の寸法の制御のための低ハンギング横断口蓋バー(low hanging transpalatal bar)が使用されてもよい。 さらに図2に示されるように、1つ以上のワイヤ22がポリマー性シェル12上に設置されてもよいし、その中に埋め込まれてもよい。 このようなワイヤ22は、示されるように従来のアーチワイヤの場合のように、大部分のアーチをつなぎ得る。 あるいは、このようなワイヤ22はアーチの一部分のみをつないでもよく、シェルの顔の表面および/または舌側表面上またはそれらの内部に存在してもよく、所定の位置で数の上では複数であってもよく、および数個のものを示すために湾曲、真っ直ぐ、またはこれらの組み合わせであってもよい。 このようなワイヤ22の存在は、構造的補強のために最も一般的に使用され得るが、歯科矯正用再配置力を適用する際の補助のためにも使用され得る。 再度、このようなコンポーネントは例示の目的で同一のアプライアンス10に示されてきたが、典型的な使用が構成を変化させた1つ以上のこのようなコンポーネントを含み得ることが理解され得る。
    【0030】
    図3〜8は、通常、除去可能な機能的な器具と共に用いられる様々な矯正コンポーネントまたは付属品の使用を示す。 これらのコンポーネントは、バルクおよびサイズにより固定された器具およびデバイスと共に使用することに一般に適していない。 しかし、それらは、除去可能な弾性再配置器具と共にすぐに用いられ得る。 たいていの機能的な器具において、フランジは、新しい位置に下あご骨を固定するように刺激を与えるように用いられる。 成長の変更(growht modification)は、下あご骨が患者がリラックスしてる間に外部の圧力によって前方に保持されることとは逆に、患者が自分の筋系を用いて下あご骨を前方に突き出す場合に、最も効率が良い。 したがって、下あご骨が再配置する鍵は、柔らかい組織とパッドまたはフランジとの接触である。 このようなパッドまたはフランジは、弾性再配置器具に設けられ得るか、または、組み込まれ得る。 図3を参照すると、リップパッド30は、口前庭にて低く、歯から離れて唇を保持し、唇がオーラレシールを形成するために伸長させるように、力を加えポリマー性シェル12上に配置され得る。 これは、機能している間、唇筋系を伸長させ、おそらく、唇の緊張を向上させ、多分、切歯の位置の変化の安定に寄与するいくつかの柔らかな組織の再モデリングを助成する。
    【0031】
    図4および図5を参照すると、プラスチック製の口(buccal)シールド34およびワイヤ頬筋バウ(bow)36は、柔らかい組織を歯から離して保持するようにポリマー性シェル12上に設けられるか、または、組み込まれ得る。 口シールド34またはバウ36は、歯と頬との間にあるようにポリマー性シェル12の口表面上に位置され得る。 口シールド34は、舌−頬の平衡を崩壊させることにより、後歯拡大(posterior dental expansion)を容易にする歯列(dentition)から離れて頬を保持するために最も有用である。 これは、次に、歯および弓状に拡大する顔の動作につながる。 リップパッド30と口シールド34との組み合せは、同様の弓状の環境における増加を生じさせる。 同様のシールドは、歯の間からの静止舌を除去するように、ポリマー性シェルの舌側の表面上に設けられ得ることを理解され得る。 これは、設計された領域の歯突出(teeth eruption)を向上させる影響を有する。 さらに、舌パッドまたはフランジ38は、図6に示されるように、下前歯を覆うポリマー性シェル12の舌側の表面上に位置され得る。 舌パッド38は、最も機能的な器具に対する前後方向および垂直な筋系の位置を決定する。 このようなパッド38は、舌側のあご骨を前方に突き出すだけではなく、下あご骨が元の位置に戻ろうとすると、下あご骨の切歯上に突き出るような影響を及ぼし得る。
    【0032】
    図7および図8を参照すると、多数のコンポーネントおよび付属物が上方および下方の弾性配置器具の両方に除去可能にまたは固定して取り付けられ得る。 この構成で一般に用いられるコンポーネントは、Herbst AppliancesおよびJasper Jumpersに用いられるフレームワークである。 Herbst Appliancesは、乳頭および下あごの弓状部が、下あご骨を前方に保持するピンおよびチューブデバイスに接続されるフレームワークでスプリントされるデバイスである。 弾性再配置器具と共に用いられると、図7に示されるように、ピンおよびチューブ器具40は、上方のポリマー性シェル42および下方のポリマー性シェル44の口蓋表面上に設けられ得る。 Jasper Jumpersは、乳頭および下あごの弓状部が、プラスチック鞘によって覆われるスプリングで接続されるフレームワークでスプリントされる場合と同様の態様で機能する。 弾性再配置器具と共に用いられると、スプリング48で覆われる鞘は、図8に示される場合と同様の態様で設けられ得る。
    【0033】
    従来の矯正コンポーネントを弾性再配置デバイス上に設けるか、または、組み込むことの代わりに、突出物または他の形状が矯正機能のために用いられるデバイスのポリマー性シェルに形成され得る。 例えば、図9を参照すると、フック50は、柔軟なバンド52を設ける場合に用いる弾性再配置器具10のポリマー性シェル12に形成され得る。 このようなフック50は、歯の治療で見つけられる従来のフックに類似し得るか、または、弾性再配置器具と共に用いるように特に設計され得る。 図9に示された実施形態は、一連の生成段階により生成され得、第1に、歯列の成型が任意の方法によって生成される。 次いで、第2に、図10A、ウェッジまたは同様の突出部(protruding mass)54は、結果として生じるフックの所望の位置にある成型55上に設けられる。 このような突出部54が、特にコンピュータにより誘導された突出方法において、様々な方法によって元の成型55で形成され得ることが理解される。 次に、高分子シートは、器具10を形成するように成型55にわたって熱成型される。 次いで、図10Bに示されるように、器具10は、点線56に沿ってトリミングされ得、高分子材料は、結合領域57から取り除かれ、図9に示されるフック50を作製する。
    【0034】
    別の実施形態において、図11に示されるように、スプリング60は、1以上の歯に再配置フォースを伝える際に用いるために、弾性再配置器具10のポリマー性シェル12に形成され得る。 このようなスプリング60は、歯の治療で見つけられた従来のスプリングに類似し得るか、または、弾性再配置器具と共に用いるように特に設計され得る。 この例において、スプリング60は、下方に位置する歯64上に設けられた取り付け本体62を取り付ける予め形成されたストリップまたはポリマー性シェル12の一部から構成される。 取り付け本体62は、器具10の窓66を介してアクセス可能である。
    【0035】
    さらなる実施形態において、より大きな突出部はまた、器具にさらなる支持部を提供するように、および/または、矯正機能を提供するように、ポリマー性シェル内に形成され得る。 このような突出部は、図12に示されるように、口蓋バー70を形成し得る。 ここで、口蓋バー70は、ポリマー性シェル12自体に形成される。 さらに、様々な口蓋バー(垂直の次元を制御する低く吊られているトランス口蓋バー(transpalatal bar)等)は、シェルにて形成され得る。 これらは、矯正機能を、従来の口蓋バーに関連させて上述したように提供し得、これらはまた、器具10に支持部を提供し得る。 これは、非常に柔軟な器具にて特に有用であり得る。 構築物の支持を増加させるために、突出部は、図13に示されるように、結合口蓋バー71であり得る。
    【0036】
    さらなる実施形態において、弾性再配置器具の突出部が適切に挿入され、位置されると、弾性再配置器具の突出部は、代わりに弾性器具を保持することを補助し得る。 このような突出部は、患者の歯78の歯間の領域76に接触するようにサイズ調整され、配置されたディボット74であり得、図14Aに示されるように歯肉のマージン79の近くに配置される場合が多い。 このような配置は、この影響を増徴するデンタル領域において、さらなる摩擦および「グラブ(grab)」を提供し得る。 このようなディボット74は、図14Bに示されるように、器具10の中空キャビティ(hollow cavities)を見ることによって最も見ることができる。 これらの突出部は、ポリマー性シェル12に接着されるか、または、組み込まれる固形のディボット80であり得、壁から内部方向に突出し得る。 あるいは、突出部は、ポリマー性シェル12の壁に形成されたディボット82であり得、その結果、壁は、必ず、これらの領域にて内部に突出する。 示されるように、ディボットは、任意の形状、数および構成であり得、図示されるように一対のディボット84および1つのディボット86を含む。
    【0037】
    同様に、これらの突出部は、歯肉のマージンおよび歯間の領域に沿った1以上の歯と接触する連続的な突出部であり得る。 これは、連続的な突出部90が器具の中空キャビティの端部に沿って示されるように図15Aに示される。 これは、ポリマー性シェル12に接着されるか、または、組み込まれる固形の突出部92であり得、壁から内部に突出し得るか、あるいは、それは、ポリマー性シェル12の壁に形成された突出部94であり得る。 その結果、必ず、壁がこれらの領域にて内部に突出する。 器具が歯にわたって配置されると、このような突出部90は、図15Bに示されるように、歯肉のマージン79に沿った歯64のアンダーカットに適合し得る。 ここで、固形の突出部92および形成された突出部94が断面にて示される。 歯のアンダーカットに沿ったこのような配置は、代わりに、器具を適所に保持する助けとなり得る。 このような突出部は、所望の位置にて器具を保持することを助けるように、ポリマー性シェル内の任意の組み合せについて、サイズ調整され得、形成され得、配置され得ることが理解される。
    【0038】
    別の実施形態において、1以上の突出部が咬合プレートを形成し得る。 咬合プレートは、歯が完全に閉じることを防ぐデバイスである。 結果として生じる開いた状態、または、切開は、咬合補正および制御された受動の発疹(passive eruption)を含む多くの矯正治療に有用であり得る。 前方切開を与えるために、弾性配置器具10は、図16に示されるように、ポリマー性シェル12の後方不顕性領域(posterior occulusion regions)の材料100の厚みを増加させ得る。 材料100の厚みの増加は、設計され、閉じた表面(occuluding surfaces)にわたって突出部を作製するように、器具10に付与され得るか、または、器具10によって形成され得る。 同時に、図17に示されるように、後方切開は、追加された厚みにより、上方の口蓋領域の少なくとも1部を拡大するポリマー性シェル12に突出部102を形成することによって提供され得る。 この突出部は、器具10に形成され得るか、または、器具10の表面に付与され得る。
    【0039】
    あるいは、後方切開は、図18Aおよび図18Bに示されるように、上方舌側の、または、顔下の前方領域にて、突出部を形成することによって提供され得る。 ここで、咬合が断面にて示されており、参照用に配置された、上方の切歯110が下方の切歯112および臼歯114に重なっている。 図18Aにおいて、弾性配置器具10のポリマー性シェル12は、上方の切歯110を覆っていることが示される。 シェル12の舌側の表面上に、咬合の間に下方の切歯112に接触し得、咬合プレートのように作用する突出部116が示される。 この突出部116は、ポリマー性シェル12に形成され得るか、または、器具10の舌側の表面に沿って付与され得る。 したがって、このような構成は、後方切開を提供し得る。 同様に、ポリマー性シェル12は、図18Bに示されるように、下方の切歯112を覆い得る。 この場合、咬合の間に上方の切歯110に接触し得るシェル112の顔側の面上の突出部118が示される。 再度、この突出部118は、ポリマー性シェル12に形成され得るか、または、器具10の顔側の面に沿って付与され得る。 この構成はまた、後方切開を提供し得る。
    【0040】
    図19を参照すると、多くの患者の歯列は、隣接する歯67の間にギャップ120または空間を与える。 このようなギャップ120は、歯が取り出されるときのように、歯の一般的な位置調整ミスに起因する多くの場合には、歯67のサイズであり得る。 どちらの場合でも、弾性配置器具10は、ギャップ120および周囲の歯67にわたって配置されるように作製され得、ギャップ120と位置調整される空間充填剤を備えている。 好適な実施形態において、図20に示されるように、空間充填剤は、歯の形状を有するポリマー性シェル12内のキャビティ122であり得る。 したがって、空間充填剤は、歯の存在を与えるように、歯が失われている箇所に位置する「ポンティック」、偽歯として機能し得る。 同様に、このようなキャビティ122は、歯、歯の特徴、球状の、オーバルまたは3次元の曲面状および/または側部か平面状の対象物の任意の部分の形状を、任意の所望の影響を与えるように有し得る。 矯正治療の間に歯67の間の空間またはギャップ120の存在をさらに隠すように、空間充填剤が、図20の陰影部124によって示されるように、不透明にされ得る。
    【0041】
    美観を向上させることに加えて、空間充填剤はまた、弾性器具の構造的な支持を提供し得る。 上述のような空間充填剤がキャビティである場合、キャビティの存在は、均一のジオメトリを提供することにより、器具の構造上の一体性を向上させる。 あるいは、空間充填剤は、同様の支持部を提供する任意の数の構造物であり得る。 好適な実施形態において、図21に示されるように、空間充填剤は、器具10のポリマー性シェル12の2つのキャビティの間に形成された構造物130であり得る。 構造物130は、ポリマー性シェル12の、少なくとも部分的に固形のスラブまたはブリッジを形成するように共に融合する顔側の壁132および舌側の壁133を含み得る。 さらに、適切なフィルタまたは強化物(reinforcements)は、さらなる支持を与えるのために、融合または類似のプロセスで用いられ得る。 同様に、共同構造135は、図22に示されるように、キャビティの間に形成され得る。 このような共同化は、さらなる支持をあたえるために、構造物をさらに強化し得る。 任意の場合には、ポリマー性シェル12の設計された空洞物122または構造130、135は、器具10が、美観および/または構造上の支持を向上させるように患者の歯にわたって位置する場合に、器具10が隣接する歯67の間のギャップ120に位置調整するように設計され得る。
    【0042】
    弾性再配置器具に突出物を形成することによって、または、さらなる材料を追加することによって矯正治療に有用な特徴部を提供し得るが、外観の材料を取り除くか、外観に窓を形成することも利点となり得る。 図23Aを参照すると、上方の器具142および下方の器具143の不顕性表面140が相対的に厚い場合、器具142、143を同時に装着することは、歯に望ましくない切開を提供し得る。 例えば、あごを閉じる場合、あごの間の不顕性表面140の2重層は、後方の歯を成長前に接触させ、次いで、前方の歯が適切に閉じることを防ぐ。 これは、図23Bおよび図23Cに示されるように、器具の不顕性表面を減少させることによって、または、器具の不顕性表面を除去することによって避けられ得る。 好適な実施形態において、図23Cに示されるように、器具10のポリマー性シェル12は、歯の不顕性表面を覆う部分に多数の窓150を有し得る。 この例において、シェル12の断片は、器具10の顔側の表面152および舌側の表面153に沿って歯間領域154または歯の間の空間を横切って存在する。 このような器具が上方の歯155および下方の歯156にわたって配置される場合、歯は、図23Bに示されるように、互いに入り込み得る。 少なくとも部分的な上方および下方の歯の入り込みは、歯の配向およびあごの配向に有利であり得、治療、外観、快適さの向上につながり得、結果として患者のコンプライアンスにつながり得る。
    【0043】
    材料の除去は、図24Aおよび図24Bに示されるように、剥離タブ200の使用によって容易になり得る。 剥離タブ200は、上述されたように窓を作製すること、または、覆っている特定の歯または患者の歯の部分からシェル12を除去することのいずれかを行うことと同様に、ポリマー性シェル12からの材料層を除去するように、または、シェル12全体を除去するように、用いられ得る。 図24Aを参照すると、剥離タブ200は、部分A(陰影部)と部分Bとの間をさらに分離するように、線202に沿ってポリマー性シェル12に組み込まれ得る。 このような線202がタブ200の端部に隣接する点線として示されるが、このような線202は、タブにわたって直接的に存在し得るか、または、タブ202に任意の密接に関係を為して存在し得る。 材料の多層を含むポリマー性シェル12の場合、タブ200は、取り出すための露出部分を備えた層の間に組み込まれ得る。 タブ200を取り出し、その長手方向に沿ってタブ200を引くことにより、1以上の材料層が分離線202に沿って剥離され得、シェル12から除去され得る。 この例において、その結果は、2層の材料層を含む部分Aおよび1層の材料層のみを含む部分Bであり得る。 あるいは、その結果は、1以上の層を含む部分Aおよび全体的に層を除去された部分Bであり得る。 他の組み合せまたは実施例が可能である。 このような変更は、患者の安楽、使用の容易さ、または、矯正配置の目的の到達(わずかしか述べてない)について利点であり得る。 図24Bは、弾性再配置器具10のポリマー性シェル12における、このような剥離タブ200の配置の好適な実施形態を例示する。 タブ200は、器具10の不顕性表面の取り巻き領域206に配置され得る。 したがって、患者の矯正治療により、治療計画の所与の持続時間の間に、器具10のこれらの領域206に材料を与え得る。 治療の上述の点に、矯正治療を専門とする開業医は、患者がオフィスに訪問する間に、これらの領域206の材料層または材料全体を除去しようとし得る。 開業医は、上述したように適切な剥離タブ200を引張るように付けることによってこのような除去を実行し得る。 したがって、これは、患者の治療の時間および費用を削減し得る。
    【0044】
    本発明の器具は、多数の目的のために、望みのままに不透明にされ、着色され得る。 例えば、上述のように、治療の間、器具下の損失した(単数および複数の)歯、歯の欠損を隠すために、ポリマー性シェル器具の一部を不透明にするか、または、着色することが望まれ得る。 必要に応じて、前歯等のいくつかの歯、または、器具全体が美容効果を達成するように着色され得る。 歯の色の色合いに器具を着色することが、通常、望まれる一方で、患者が歯の色でない色、組み合わせた色等に着色することを望む場合もあり得る。 着色器具は、着色開始材料(通常、後で器具に成型された高分子材料の色シート)から製造され得る。 あるいは、器具は、器具が形成した後、塗布され得、コーティングされ得、または、他の場合、着色コーティング材料(塗料等)で覆われ得る。 このようなコーティング材料は、もちろん、口環境に長期的に配置することに適している無毒のものである。 これらのコーティングは、製造期間に、または、製造期間後、ユーザまたは患者により、塗布、スプレー、浸漬等の様々な従来技術により、付与され得る。 従来、明瞭で、または、中性的な着色された位置調整器が、異なる色を有する多数のコーティング材料と共に、キットに提供され得る。 図25に示されるように、器具300は、色付きコーティング材料を含む複数の瓶または他の容器304およびブラシ306または他の適切な塗布器と共に、箱、トレイ、ポーチ、または、他の従来の容器302に一緒にパッケージ化され得る。 このように、使用時間の所望の時点または使用時間前に、患者または他のユーザは、色付きコーティング材料を器具300に付与し得る。
    【0045】
    上述の発明が、明快に理解できるように、例示および実施例に用いていくらか詳細に説明されてきたが、様々な代替物、変更物、等価物が用いられ得、上述の説明が特許請求の範囲に規定された本発明の範囲に限定されるものとして取られるべきではないことが明らかである。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】
    図1は、取り外し可能な弾性再配置アプライアンスのポリマー性シェル上に設置された、またはそれに埋め込まれた固定歯科矯正用デバイスで通常使用される種々の歯科矯正用コンポーネントまたは付属品の斜視図である。
    【図2】
    図2は、アプライアンスのポリマー性シェル上に設置された、またはそれに埋め込まれた通常の横断口蓋アーチバーの斜視図である。
    【図3】
    図3は、唇パッドを有するアプライアンスの斜視図である。
    【図4】
    図4は、頬側シールドを有するアプライアンスの斜視図である。
    【図5】
    図5は、頬筋バウを有するアプライアンスの斜視図である。
    【図6】
    図6は、舌側パッドを有するアプライアンスの斜視図である。
    【図7】
    図7は、ヘルブストアプライアンスで使用される骨格により接続されたアプライアンスの斜視図である。
    【図8】
    図8は、ジャスパージャンパーで使用される骨格により接続されたアプライアンスの斜視図である。
    【図9】
    図9は、フックの形状でポリマー性シェルに形成された突出部を有するアプライアンスを示す。
    【図10A】
    図10Aは、図9に示した突出部を生成するステップを示す。
    【図10B】
    図10Bは、図9に示した突出部を生成するステップを示す。
    【図11】
    図11は、バネの形状でポリマー性シェルに形成された突出部を有するアプライアンスを示す。
    【図12】
    図12は、横断口蓋バーを形成するためのポリマー性シェルに突出部を有するアプライアンスの斜視図である。
    【図13】
    図13は、横断口蓋バーを形成するためのポリマー性シェルに波形の突出部を有するアプライアンスの斜視図である。
    【図14A】
    図14Aは、突出する切片接触歯間領域の配置を示す患者の歯の側面図である。
    【図14B】
    図14Bは、図14Aの切片を有するアプライアンスの一部の斜視図である。
    【図15A】
    図15Aは、歯肉ラインに沿った連続する突出部を有するアプライアンスの一部の斜視図である。
    【図15B】
    図15Bは、図15Aのような適所にあるアプライアンスを有する歯の断面図である。
    【図16】
    図16は、咬合プレートを形成するための材料の厚さの増加を示すアプライアンスの後方部分の側面図である。
    【図17】
    図17は、咬合プレートを形成するための上方口蓋領域の突出部を有するアプライアンスの斜視図である。
    【図18A】
    図18Aは、咬合プレートを形成するための上方舌側領域に突出部を有するアプライアンスの断面図である。
    【図18B】
    図18Bは、咬合プレートを形成するための下方顔前方領域に突出部を有するアプライアンスの断面図である。
    【図19】
    図19は、隣接する歯の間に隙間を有する患者を示す。
    【図20】
    図20は、図19に示した患者の生歯の上に配置された歯の形状にスペースフィラーキャビティを有するアプライアンスの斜視図である。
    【図21】
    図21は、ポリマー性シェルの2つのキャビティ間に形成されたスペース充填構造を有するアプライアンスの斜視図である。
    【図22】
    図22は、ポリマー性シェルの2つのキャビティ間に形成されたスペース充填波形構造を有するアプライアンスの斜視図である。
    【図23A】
    図23Aは、咬合表面に沿ったアプライアンスの厚さに起因する所望でないディスクルージョン(disclusion)を示す。
    【図23B】
    図23Bは、咬合表面に沿った材料を取り除くことにより図23Aのディスクルージョンの排除を示す。
    【図23C】
    図23Cは、取り除かれた咬合表面の一部を有するアプライアンスの好適な実施形態を示す。
    【図24A】
    図24Aは、アプライアンスのポリマー性シェルに埋め込まれた放出タブを示す。
    【図24B】
    図24Bは、アプライアンスの咬合表面の領域を取り囲む放出タブを有するアプライアンスの好適な実施形態を示す。
    【図25】
    図25は、複数のアプライアンス、多数の着色被覆材料、およびキット容器を含む本発明によるキットを示す。

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