Orthodontic bracket and appliance and method of making and using orthodontic bracket

申请号 JP2009213453 申请日 2009-09-15 公开(公告)号 JP2009285518A 公开(公告)日 2009-12-10
申请人 Ormco Corp; オルムコ コーポレイション; 发明人 ODA TODD I;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an orthodontic bracket and appliance, and a method of making and using the orthodontic bracket. SOLUTION: The orthodontic bracket may include a molded identification marking including at least one alphanumeric character disposed on a visible surface. A kit of self-ligating orthodontic brackets may be provided, and the kit includes individual brackets of different archwire slot widths for attachment to anterior and posterior teeth during a corrective orthodontic treatment. The appliance or auxiliary may be provided that includes a spring-loaded latch operative to secure the appliance to an orthodontic bracket. COPYRIGHT: (C)2010,JPO&INPIT
权利要求
  • アーチワイヤで歯科矯正治療を実施するためのキットであって、
    第1ブラケット本体と、ほぼ平行な第1の複数の側壁によって前記第1ブラケット本体において画定された第1アーチワイヤスロットと、前記第1アーチワイヤスロットにアクセスするのを可能にする開位置と、前記第1アーチワイヤスロットへのアクセスを閉鎖する閉位置との間において、前記第1ブラケット本体に対して移動するように前記第1ブラケット本体に取り付けられた第1結紮カバーとを有する第1歯科矯正ブラケットであって、前記第1の複数の側壁が、第1スロット幅だけ前記第1アーチワイヤスロットの大部分に沿って分離される、第1歯科矯正ブラケットと、
    第2ブラケット本体と、ほぼ平行な第2の複数の側壁によって前記第2ブラケット本体において画定された第2アーチワイヤスロットと、前記第2アーチワイヤスロットにアクセスするのを可能にする開位置と、前記第2アーチワイヤスロットへのアクセスを閉鎖する閉位置との間において、前記第2ブラケット本体に対して移動するように前記第2ブラケット本体に取り付けられた第2結紮カバーとを有する第2歯科矯正ブラケットであって、前記第2の複数の側壁が、前記第1スロット幅とは異なる第2スロット幅だけ前記第2アーチワイヤスロットの大部分に沿って分離される、第2歯科矯正ブラケットと、を備えるキット。
  • 前記第1スロット幅が、0.004インチ未満だけ前記第2スロット幅とは異なる、請求項1に記載のキット。
  • 前記第1スロット幅が、約0.022インチであり、前記第2スロット幅が、約0.021インチである、請求項1に記載のキット。
  • 说明书全文

    本出願は、全開示内容が参考文献として本願明細書に援用される、2005年5月20日に出願された米国仮出願60/683,023号の優先権を主張する。

    本発明は、一般に、歯科矯正ブラケット及び歯科矯正ブラケットと共に使用される器具に関する。

    歯科矯正ブラケットは、患者の噛合わせの改善を対象とするすべての補正歯科矯正治療の主要な構成要素を表す。 従来の補正歯科矯正治療では、ブラケットが患者の歯に固定され、アーチワイヤが、各ブラケットのスロットを経てねじ込まれる。 アーチワイヤは、歯が矯正に適切な位置に移動するように矯正する補正を加える。 小さい弾性Oリングまたは微細な金属ワイヤなどの従来の結紮線は、各ブラケットスロット内においてアーチワイヤを保持するために使用される。 これらの従来の結紮線は、アーチワイヤとアーチワイヤスロットとの間の利用可能な遊びがわずかである、またはないことを特徴とする係合で、ブラケット本体において画定されるアーチワイヤスロット内においてアーチワイヤを密接に固定する。 しかし、従来の結紮線は、取扱い及びブラケットへの適用が困難であるなど、ある認識されている欠点を有する。

    結紮線の必要性を排除する自己結紮歯科矯正ブラケットが開発されている。 通常、ヒンジラッチまたはヒンジスライドなど、スライドの上の可動カバーが、ブラケットスロットでアーチワイヤを捕らえる。 しかし、結紮線がない場合、自己結紮ブラケットのアーチワイヤスロットに装備されているアーチワイヤが、アーチワイヤスロットの境界を画定する壁に対して少量の空間クリアランスを経験する可能性がある。 アーチワイヤとアーチワイヤスロットの境界画定壁との間のこの遊びは、最も有効な歯科矯正治療を妨害する、または阻害することがある。

    補正矯正治療中、前歯に加えられた歯科矯正ブラケットが、トルク制御の損失を経験する傾向がある。 このトルク制御の損失を補償するために医師が現在使用する従来の技法は、すべての他の歯の上にある. 022ブラケットと共に、前歯の上において. 018ブラケットを使用することを含む。 この技法は、従来のように結紮されているブラケットについて、トルク制御の損失を補償するのには上首尾であることを実証したが、前ブラケットなどに対するトルク制御の損失を医師が補償する必要がない場合、より臨床的に効率がよい。 たとえば、0.022ブラケットを前歯の上に配置し、0.018ブラケットを奥歯の上に配置することにより、トルク制御の損失を補償することが可能である。 しかし、0.022ブラケットでの補正歯科矯正治療は、しばしば、アーチワイヤのサイズの段階的増大を使用し、最大アーチワイヤは、0.019の寸法を有する。 したがって、このアーチワイヤは、0.018スロットでは狭すぎるので、適用することができない。

    ほとんどの従来の歯科矯正ブラケットは、焼流し精密鋳造を使用して形成される。 鋳造中、識別マーキングが、鋳造型の上の相補マークからブラケット本体に転写されることが可能である。 しかし、焼流し精密鋳造の甚大な欠点は、微細な詳細を鋳造型の上の相補マークから転写することができないので、英数文字を識別マーキングに組み込むことができないことである。 代わりに、従来の識別マーキングは、バーまたは円など、英数字文字ではない幾何学的形状の形態を有する簡単な記号として一般に加えられる。 そのような初歩的な識別マーキングの甚大な欠点は、医師が、様々な記号がブラケットのタイプに関して意味することを解釈しなければならないことである。

    他の従来のブラケット識別技法は、レーザエッチングを使用してブラケット本体を直接けがく。 しかし、レーザエッチングの甚大な欠点は、識別マーキングが、製造後にブラケット本体においてけがかれ、これにより、追加のプロセスステップ及び費用が必要になることである。

    他の従来のブラケット識別技法は、一時的色識別ドットをブラケット本体に加える。 しかし、そのような一時的色識別ドットの甚大な欠点は、患者の口の内部において提示される環境において溶解するように設計されることである。 その結果、ブラケットのタイプの識別は、ブラケットが患者の口に配備された直後に完全に失われる。 一時的色識別マーキングの他の甚大な欠点は、医師が、色識別ドットがブラケットのタイプに関して意味することを解釈しなければならないことである。

    アーチワイヤスロットが位置合わせされる方向に垂直な方向にブラケットのブラケット本体を通って延びる垂直スロットにおいて、器具または補助器具がしばしば装備される。 装備後、補助器具のシャンクの端部が、垂直スロットの出口から突出する。 医師は、ブラケット本体と接触するように、弾性的ではないこの突出シャンク端部を横方向に湾曲させる。 この可塑的変形は、垂直スロットから外れることに対抗して補助器具を固定するように、湾曲力が解放された後に湾曲構成を保持する。 しかし、突出シャンクの湾曲端部は、患者にとって刺激源となる可能性がある。 そのような従来の補助器具を垂直スロットから取り外すために、医師は、湾曲端部を切断または切り取らなければならない。 湾曲端部がブラケット本体に近接していて、これにより、切断の実施に利用可能な空間が限定されるので、取外しは困難である。

    米国仮出願60/683,023号明細書

    したがって、従来の歯科矯正ブラケット及び器具のこれら及び他の欠点に対処する歯科矯正ブラケット、歯科矯正ブラケットを作成及び使用する方法、並びに歯科矯正ブラケットと共に使用される器具が必要である。

    本発明の一実施形態では、アーチワイヤを歯と結合するための歯科矯正ブラケットは、歯科矯正ブラケットが歯と結合されるときに可視表面を有するブラケット本体を備える。 歯科矯正ブラケットは、可視表面の上に位置する少なくとも1つの英数字文字を備える成型識別マーキングを更に備える。

    本発明の他の実施形態では、自己結紮歯科矯正ブラケットが、アーチワイヤを歯と結合するために提供される。 歯科矯正ブラケットは、アーチワイヤスロットを有するブラケット本体、及びアーチワイヤスロットに対して移動するようにブラケット本体と結合された結紮カバーを備える。 結紮カバーは、アーチワイヤをアーチワイヤスロットに挿入するための開位置と、アーチワイヤスロット内においてアーチワイヤを固定するための閉位置との間において可動である。 結紮カバーは、可視表面を有し、その上に、少なくとも1つの英数字文字を備える成型識別マーキングが位置する。

    本発明の他の実施形態では、歯科矯正ブラケットを作成する方法は、歯科矯正ブラケットのブラケット本体を射出成型することを備える。 方法は、射出成型中に識別マーキングをブラケット本体の上において画定することを更に備える。

    本発明の他の実施形態では、歯科矯正治療を実施するためのキットが、ほぼ平行な第1の複数の側壁によって第1ブラケット本体において画定される第1アーチワイヤスロットを有する第1歯科矯正ブラケットを備える。 第1結紮カバーが、第1アーチワイヤスロットへのアクセスを可能にする開位置と、第1アーチワイヤスロットへのアクセスを閉鎖する閉位置との間において、第1ブラケット本体に対して移動するように、第1ブラケット本体に取り付けられる。 第1の複数の側壁は、第1アーチワイヤスロットの大部分に沿って第1スロット幅だけ分離される。 キットは、ほぼ平行な第2の複数の側壁によって第2ブラケット本体において画定される第2アーチワイヤスロットを有する第2歯科矯正ブラケットを更に備える。 第2結紮カバーが、第2アーチワイヤスロットへのアクセスを可能にする開位置と、第2アーチワイヤスロットへのアクセスを閉鎖する閉位置との間において、第2ブラケット本体に対して移動するように第2ブラケット本体に取り付けられる。 第2の複数の側壁は、第2アーチワイヤスロットの大部分に沿って第2スロット幅だけ分離される。 第2スロット幅は、第1スロット幅とは異なる。

    本発明の他の実施形態では、患者に対して歯科矯正治療を実施する方法は、第1スロット幅のアーチワイヤスロットを有する第1歯科矯正ブラケットを患者の奥歯の上に取り付けることと、第2スロット幅のアーチワイヤスロットを有する第2歯科矯正ブラケットを患者の前歯の上に取り付けることとを備える。 第2スロット幅は、第1スロット幅より狭い。 方法は、第1歯科矯正ブラケットのアーチワイヤスロット及び第2歯科矯正ブラケットのアーチワイヤスロットにアーチワイヤを挿入することを更に備える。 第1ブラケット及び第2ブラケットにそれぞれ結合された結紮カバーが、第1歯科矯正ブラケット及び第2歯科矯正ブラケットにアーチワイヤを固定するために、対応するアーチワイヤスロットを閉じるように移動する。

    本発明の他の実施形態では、第1アパーチャと第2アパーチャとの間においてブラケット本体を通って延びる垂直スロットを有する歯科矯正ブラケットと共に使用される器具が提供される。 器具は、垂直スロットにおいて延びるように構成されたシャンクを備える。 シャンクは、シャンクが垂直スロットに位置するとき、第1アパーチャから突出する第1端部及び第2アパーチャから突出する第2端部を含む。 器具は、シャンクの第2端部に位置するばね装填ラッチを更に備える。 ばね装填ラッチは、シャンクの弾性部分及び移動止めを備え、移動止めは、器具を歯科矯正ブラケットに固定するために、第2アパーチャに隣接し、かつその外部にある(すなわち、外部境界)ブラケット本体の部分と接触するように適合される。

    本発明の他の実施形態では、垂直スロットを有する歯科矯正ブラケットのための器具が提供される。 器具は、結合部材と中央部分を有するシャンクとを備え、中央部分は、器具が、歯科矯正ブラケット及び中央部分と結合部材との間に位置するネックに取り付けられるとき、垂直スロットにおいて受けられる。 ネック及び中央部分は、ある長さの連続的なノンストランドワイヤを備える。 ネックは、中央部分より小さい断面積を有する。

    本明細書の一部に組み込まれ、かつそれを構成する添付の図面は、本発明の実施形態を示し、上記で与えられた本発明の全般的な説明及び以下で与えられる詳細な説明と共に、本発明の原理を説明するように作用する。

    結紮カバーがアーチワイヤスロットへのアクセスを提供する開位置において示されている、本発明の自己結紮歯科矯正ブラケットの透視図である。

    結紮カバーが、アーチワイヤスロットへのアクセスを閉鎖する閉ラッチ条件にある、図1Aと同様の透視図である。

    図1Aの自己結紮歯科矯正ブラケットのブラケット本体を製造するための型アセンブリーの一部の透視図である。

    本発明の器具が、ブラケットのブラケット本体を通って延びる垂直スロットから取り外されて示されている、図1Aの自己結紮歯科矯正ブラケットの透視図である。

    器具が垂直スロットにおいて装備されている、図2Aと同様の透視図である。

    図2Aの線2C−2Cに全体的に沿って取られた断面図である。

    図2Aの線2D−2Dに全体的に沿って取られた断面図である。

    図2Bの組み立てられた器具及び自己結紮歯科矯正ブラケットの側面図である。

    本発明の代替実施形態による器具の透視図である。

    患者の口の内部において1対の歯に取り付けられた、本発明の自己結紮歯科矯正ブラケットの側面図である。

    図1A及び1Bを参照すると、歯科矯正ブラケット10は、患者の噛合わせを改善する補正歯科矯正治療において使用される自己結紮ブラケットを備える。 歯科矯正ブラケット10は、金属、セラミック、プラスチック、またはこれらの材料の複数のタイプの複合構成から構築されることが可能であり、アーチワイヤスロット20を有するブラケット本体12と、開位置と閉位置との間の咬合歯肉方向においてブラケット本体12のアーチワイヤスロット20に対して可動である可動結紮カバー14と、閉位置において結紮カバー14とラッチするばねアーム16とを含む。 結紮カバー14が、図1Aに示される開位置にあるとき、アーチワイヤスロット20は、アーチワイヤ25(図3)を挿入するためにアクセス可能である。 結紮カバー14が、図1Bに示される閉位置にあるとき、アーチワイヤスロット20へのアクセスは遮断され、そうでない場合は咬合される。

    ブラケット本体12の上の結合ベース18(図2A)が、たとえば適切な歯科矯正用セメントまたは接着剤によって、任意の従来の方式で歯科矯正ブラケット10を歯に固定するために使用される。 アーチワイヤスロット20は、ブラケット本体12の両端にわたって横方向に延び、1対の側壁22、24によって3つの側面上において境界を画定される。 側壁は、互いに関して、及び側壁22、24を接続するベース壁またはフロア23に対して、ほぼ平行である。 歯科矯正ブラケット10が患者の歯に取り付けられているとき、アーチワイヤスロット20は、ほぼ近心/遠心方向において延びるように配向される。 アーチワイヤスロット20のフロア23は、側壁22、24に垂直に配向され、それにより、フロア23とアーチワイヤスロット20の境界を画定する表面とに沿って横方向に延びる直のコーナを形成する。 矩形ワイヤとして示されているアーチワイヤ25(図3)が、唇または頬の方向からアーチワイヤスロット20の開側面に挿入されることが可能である。

    結紮カバー14を通って、スルーホール28が延び、スルーホール28は、結紮カバー14を閉位置においてロックまたはラッチするために(図1B)、結紮カバー14が閉位置にあるとき、ばねアーム16の移動止め26によって係合される。 ばねアーム16は、移動止め26が結合ベース18から離れて結紮カバー14に向かうように強制する方向において弾性的に偏向される。 閉位置において、挿入されたアーチワイヤ25は、側壁22、24と、フロア23と、結紮カバー14の対向面または下面との間において、アーチワイヤスロット20の内部に制約される。 それぞれのアーチワイヤ25は、側壁22、24、フロア23、及び結紮カバー14の対向面に対して小さい周囲クリアランスを有してアーチワイヤスロット20をほぼ完全に満たすが、医師が、異なる治療段階においてより小さいまたはより大きいサイズのアーチワイヤ25を使用する、あるいは異なる補正歯科矯正治療を遂行することが可能であることが理解されるであろう。

    同様の結紮構造の歯科矯正ブラケット10が、たとえば、米国特許出願11/032977及び米国公開2004−0072117において開示されており、それぞれの開示は、参照によって本明細書に完全に組み込まれている。 しかし、旋回結紮カバーなどの他のタイプのクロージャが、スライド結紮カバー14の代用とされることが可能であり、または代替として、結紮カバー14及びばねアーム16は、他のタイプの結紮部材によって置き換えることが可能である。

    歯科矯正ブラケット10は、開位置と閉位置との間の結紮カバー14の運動を妨害せずに、開結紮カバー14がブラケット本体12から脱係合するのを防止するための機構を更に含むことが可能である。 スライド保持機構は、結紮カバー14をブラケット本体12に固定するボール32によって表される。 ボール32は、ブラケット本体12を通って延びる開端ボア21に挿入される。 開端ボア21は、後方及び前方に開いている。 ボール32に対面して、結紮カバー14の側縁に沿って、閉端スロット34がある。 ボール32は、スロット34の中に突出する。 開位置において、ボール32は、結紮カバー14がブラケット本体12から脱係合するのを防止するスロット34の1つの閉端部と接触する。 結紮カバー14が閉じているとき、ボール32は、スロット34の対向閉端部とも接触することが可能である。 ボール32は、ピンなど、他のタイプの剛性突出本体で置き換えることが可能である。 開位置におけるボール32とスロット34の閉端部との接触は、結紮カバー14の正のストップを提供する。

    ブラケット10は、ブラケット10が歯に取り付けられているときに可視であるブラケット本体12の部分の上に配置される、または位置する識別マーキング30で永続的にマークされる。 識別マーキング30は、1つまたは複数の英数字文字であることが好ましく、特定のブラケット10が添付されるべきである特定の歯を医師が直接解釈することを可能にする符号化識別子とすることが可能である。 識別マーキング30の英数字文字は、アルファベット文字、数字、句読点、数学記号、及びこれらのタイプの文字の組合わせを備えることが可能である。 識別マーキング30の個々の英数字文字は、ブラケット10の上の基準点に対して任意の適切な配向を有することが可能である。

    上述されたように、識別マーキング30は、図1Aでは数字「4」及び「3」として代表して表され、ブラケット10が患者の歯に取り付けられているときにマーキング30が可視であるブラケット本体12の上の任意の位置に配置されることが可能である。 具体的には、識別マーキング30は、フロア23の上のアーチワイヤスロット20内に位置することが可能であるが、本発明は、そのように限定されるものではない。 代替として、識別マーキング30は、スロット20の側壁22、24の一方の上に位置することが可能であり、または、英数字文字は、側壁22、24及びフロア23の組合わせの上に配置されることが可能である。 他の代替実施形態では、識別マーキング30は、ブラケット本体12の近心側面27または遠心側面29の上に配置されることが可能である。

    識別マーキング30の英数字文字をブラケット10のブラケット本体12の可視表面上に配置することは、識別マーキングをブラケットベースの底面上に載せる従来のブラケット(図示せず)と比較して、本発明の利点を呈示するが、その理由は、これらの従来のブラケットが患者の歯に取り付けられているとき、マーキングはもはや可視ではないからである。 具体的には、識別マーキング30の英数字文字をブラケット本体12のそのような可視表面の上に配置することは、患者の記録を有さずに患者に転写する利点を呈示することが可能であるが、その理由は、医師が、書かれた処方がない場合に患者の処方を決定するために、ブラケット10を剥離させる必要がないからである。 代わりに、医師は、特定のブラケット10が添付されるべきである特定の歯を直接かつ迅速に解釈することができる。 ブラケットのタイプ(すなわち意図した歯)に加えて、またはその代わりに、識別マーキング30は、トルク及び先端など、ブラケットの処方に関する追加の情報を符号化することが可能であることが有利である。

    代替として、ブラケット本体12の上の識別マーキング30とほぼ同一である識別マーキング30aが、ブラケット10が歯に取り付けられているときに可視である結紮カバー14の表面15の上に位置することが可能である。 識別マーキング30aは、図1Bにおいてファントムで示されている。 代替として、識別マーキング30、30aの両方が、歯科矯正ブラケット10の加えられることが可能である。

    歯科矯正ブラケット10のブラケット本体12及び結紮カバー14は、金属射出成型(MIM)、セラミック射出成型、またはプラスチック射出成型など、任意の射出成型プロセスによって作成されることが可能である。 当業者によって理解されるそのような射出成型プロセスの機器及び手続きは、本明細書では詳述されない。 一般に、ブラケット本体12または結紮カバー14の幾何学的形状をほぼ有する型穴が、射出成型型33(図1C)の内部の閉容積として画定される。 所望の識別マーキング30に対して相補的な(すなわち、鏡像)英数字文字を含む上昇または隆起されたマーキング31(図1C)が、ブラケット本体12及び/または結紮カバー14を製造するために、射出成型プロセス中に射出成型型33において画定される。 ブラケット本体12及び/または結紮カバー14を形成するために使用される構成材料が、型穴に導入される。 隆起マーキング31は、成型ブラケット本体12及び/または結紮カバー14において英数字文字を複製するために、材料を変位させる。

    金属射出成型プロセスが、識別マーキング30を構成する英数字文字の設計において複雑な詳細を含むために、特に有利である。 金属射出成型プロセスでは、微細金属粉が重合結合剤と混合され、ブラケット本体12及び/または結紮カバー14は、識別マーキング30を含む未焼結部分として成型される。 未焼結部分は、結合剤材料のほぼすべてを除去するために加熱処置され、次いで、制御された温度及び大気のプロファイルを使用して、バルク構成材料の理論的な密度に近い完成ブラケット本体12及び/または結紮カバー14から、適切な最終密度に焼結される。

    本発明のブラケット10のブラケット本体12を製造するために使用される射出成型プロセスにより、英数字文字などの微細な詳細が識別マーキング30に組み込まれることが可能になることが有利である。 たとえば、識別マーキング30を備える英数字文字は、約0.015インチの文字の高さ及び0.003インチの深さを有することが可能である。 微細な詳細を組み込むこの能力は、バーまたは円など、英数文字以外の簡単な幾何学的形状を含むように制約される従来のプロセスによってブラケット本体の上に共形成される従来の識別マーキングとは対照的である。 これらの従来の識別マーキングのこれらの初歩的な幾何学的形状は、ブラケットのタイプに関して解釈されなければならず、これは、甚大な欠点を呈示する。 識別マーキング30において実際に英数字文字を使用することにより、この解釈プロセスを排除する、または簡単にすることが可能である。 識別マーキング30は、ブラケット本体12を形成するプロセス中に導入され、あらゆる追加の事後製造2次機械加工またはプロセスを必要としない。

    本発明は、本発明の精神及び範囲から逸脱せずに、識別マーキング30が従来の結紮歯科矯正ブラケット(図示せず)のブラケット本体12に加えられることが可能であると考慮する。

    同じ参照符号が図1A〜図1Cの同じ特徴を指す図2A、図2B、図2C、及び図2Dを参照すると、歯科矯正ブラケット10は、通路または垂直スロット42、及び垂直スロット42に挿入された補助器具または器具44を更に含む。 垂直スロット42は、ブラケット本体の1つの側面53を貫通する入口アパーチャ43と、ブラケット本体12の対向側面55を貫通する出口アパーチャ45との間において、ブラケット10のブラケット本体12を通って延びる。 入口アパーチャ43の縁は、器具44を垂直スロット42に挿入するのを補助するように丸くすることが可能である。

    複数の側壁42a、42b、及び42cが、3つの側面上において垂直スロット42の境界を画定し、入口アパーチャ43における側面53及び出口アパーチャ45における側面55と交差するようにブラケット本体12を通って延びる。 歯に取り付けられているとき、垂直スロット42は、結合ベース18が取り付けられる歯によって、または結合ベース18に固定されている結合部分(図示せず)によって、結紮方向において閉じられる。 その結果、入口アパーチャ43及び出口アパーチャ45は、補正歯科矯正治療中に垂直スロット42へのアクセス経路のみを提供する。

    垂直スロット42は、図2A、2Bに示されるように、アーチワイヤスロット20にほぼ直行する方向において位置合わせされることが可能であるが、本発明は、そのように限定されるものではない。 代替として、垂直スロット42は、アーチワイヤスロット20に対して鋭角で位置合わせされることが可能である。 垂直スロット20は、図2A、図2Bに示されるように、ブラケット本体12の中心線から近心側面27に向かって近心方向において横方向にずれることが可能である。 代替として、垂直スロット42は、ブラケット本体12の中心線からブラケット本体12の遠心側面29に向かって遠心方向において横方向にずれることが可能である。 垂直スロット42は、近心側面27及び遠心側面29から等距離の位置において、ブラケット本体12の中心線と位置合わせされることも可能である。

    器具44の一端部は、ブラケット10を使用する補正歯科矯正治療中に医師によって使用のためにアクセス可能であるボールまたはフックなどのヘッド46の形態の結合部材と、ヘッド46から離れて延びるシャンク48とを含む。 器具44は、わずかに湾曲しているシャンク部分52と、シャンク部分52の1つの側面から突出する移動止め54とを備えるばね装填ラッチ50を更に含む。 図2Bに示されるように、器具44がブラケット40の垂直スロット42に完全に挿入されているとき、移動止め54のリップまたはショルダ56が、出口アパーチャ45を囲む、または垂直スロット42から出口アパーチャ45の境界を画定する(すなわち、隣接し、かつ外部にある)ブラケット本体12の部分51と接触することによって、キャッチとして動作する。 この係合は、垂直スロット42内において器具44をロックまたはラッチし、垂直スロット42内における軸方向運動に対して器具44を固定する。 そうでない場合、軸方向運動により、ショルダ56がブラケット部分51から脱係合することがある。 ショルダ56は、ブラケット本体部分51と連続的に接触することが可能であり、または、軸方向運動によりショルダ56がブラケット本体部分51と接触するように、図2B及び3に示されるように、ブラケット本体部分51から短い距離をおいて位置することが可能である。

    器具44がブラケット10において装備されているとき、シャンク48の中央シャンク部分62が、垂直スロット42において受けられる。 シャンク48のネック57が、ヘッド46間に位置する。 丸いフランジ58、60が、ネック57と中央シャンク部分62との間の位置において、シャンク48の対向側面から近心方向及び遠心方向において外向きに突出する。

    図2C及び図2Dにおいて最適に示されるように、シャンク部分52は、中央シャンク部分62と比較して、またはそれに対して、低減された断面積を有する。 具体的には、シャンク部分52は、寸法D1、D2に関係する断面積を有する断面プロファイルと、矩形断面プロファイルのために、D1とD2との積によって与えられる断面積とを有する。 中央シャンク部分62は、寸法D3、D4に関係する断面積を有する断面プロファイルと、矩形断面プロファイルのために、D3及びD4の積によって与えられる断面積とを有する。 断面が低減されることにより、シャンク部分52は、シャンク48の残りに対して、より具体的にはシャンク48の中央シャンク部分62に対して、弾性的に湾曲することが可能である。

    ネック57も、中央シャンク部分62の断面プロファイルと比較して低減された断面積を有する断面プロファイルを有する。 中央シャンク部分62に対するネック57の断面積の低減は、図2C及び2Dに示されるシャンク部分52と中央シャンク部分62との間の断面積の差と同様である。 断面積が低減されることにより、ネック57は、中央シャンク部分62に対して湾曲されることが可能になる。 その結果、医師は、ネック57を可塑的に変形または湾曲させることによって、かつばね装填ラッチ50の一体性を損なわずに、器具44のヘッド46を移動させる、または再配置することができる。 中央シャンク部分62は、これらの湾曲力がネック57からシャンク部分52、及び最終的には移動止め54に伝達されるのを遮断する、または少なくとも著しく低減する。 その結果、ネック57に加えられる湾曲力は、移動止め54のショルダ56とブラケット本体12の接触部分51との間の係合を損なわない。

    ヘッド46の位置の調節を可能にするネック57を弱くすることは、ノンストランド構成で達成され、単一連続長の金属が、ネック57及びシャンク部分52について異なる固体断面プロファイルを有して構成される。 従来のストランド構築はより困難であるが、その理由は、ネックを画定するように複数の柔軟ストランドを組み立て、次いで、束にされたときに依然として柔軟な、ある長さの束ストランドを硬化させ、たとえば蝋付け材料またははんだ材料でこの長さを錫めっきすることによってシャンク部分を画定するために、複数の製造ステップが必要であるからである。 ストランド構成では、個々のストランドのそれぞれは、ストランドの束グループの断面積より小さい断面積を有する。

    装備時、ベンド66が、ネック57と中央シャンク部分62との間の接合部において提供される。 ベンド66は、ネック57及び中央シャンク部分62が共線的ではないように、中央シャンク部分62に対してある傾斜角度にネック57を曲げる。 中央シャンク部分62が垂直スロット42に挿入されているとき、ベンド66は、ヘッド46が患者の歯肉に当たらないように、中央シャンク部分62の方向から頬の方向においてヘッド46を向けることが好ましい。 ベンド66は、移動止め54がシャンク部分52から突出する面とは異なる面にある。

    使用時、図2A、図2B、及び図3を連続的に参照すると、ブラケット10は、補正歯科矯正治療の一部として、患者の上顎または下顎に位置する歯に取り付けられる。 自己ロック垂直スロット器具44は、上顎または下顎のブラケット10について使用されることが可能である。 補正歯科矯正治療中のある時点において、医師は、垂直スロット42の開端部を画定する入口アパーチャ43に移動止め54及びシャンク部分52を挿入するために、器具44を手作業で操作することによって、器具44を装備することが可能である。 挿入中、器具44は、ベンド66がヘッド46を患者の歯肉から離れて頬の方向に向けるように、配向される。 医師は、垂直スロット42の対向開端部を呈示する出口アパーチャ45に向かって器具44を軸方向に移動させる。 ラッチ50と垂直スロット42の側壁42a、42b、42cの少なくとも1つとの間の接触は、シャンク部分52を横方向に偏向させる。 中央シャンク部分62が垂直スロット42の完全挿入位置に近づくとき、移動止め54は、垂直スロット42の出口アパーチャ45から出現し、ショルダ56は、側壁42cとブラケット本体部分51との交点において画定された縁51aを通過する。 次いで、シャンク部分52は、横方向に弾性的に弛緩するように自由になり、それにより、移動止め54は、ショルダ56が縁51aの上に重なり、かつブラケット本体部分51と係合する位置に移動する。

    装備後、中央シャンク部分62とシャンク部分52の大部分とは、垂直スロット42の内部にある。 ネック57及びヘッド46は、垂直スロット42の入口アパーチャ43から突出する。 移動止め54は、垂直スロット42の出口アパーチャ45から突出する。 ショルダ56と、出口アパーチャ45の外部にあり、かつそれと隣接するブラケット本体12の部分51とのこの係合は、軸方向の運動に対して器具44をロックまたはラッチする。 そうでない場合、軸方向運動は、係合によって抵抗を受けない場合、垂直スロット42から取り外すために器具44をゆるめる。 装備後、医師は、断面が低減されているネック57を湾曲させることによって、移動止め54の一体性を損なわずにヘッド46の位置を調節することが可能である。

    垂直スロット42は、中央シャンク部分62の断面プロファイルを相補する矩形断面プロファイルを有し、このプロファイルは、中央シャンク部分62の側壁42a、42b、42cと側壁62a、62b、62cとの間の接触により装備された器具44の回転を限定するように動作する。 しかし、本発明は、そのように限定されるものではない。 具体的には、代替実施形態では、中央シャンク部分62は、円または楕円の周囲を有する丸い断面プロファイルを備えることが可能である。 この場合、フランジ58、60とブラケット本体12の近接部分との間の接触は、装備された器具44の回転を限定するように作用することが可能である。 他の代替実施形態では、垂直スロット42及び中央シャンク部分62の断面プロファイルは、異なることが可能であるが、依然として、装備後に回転を限定する。 たとえば、中央シャンク部分62は、矩形垂直スロット42の境界を画定する対応するブラケット本体12の側壁42a、42b、42cと接触する側壁(図示せず)を有する台形断面プロファイルを有することが可能である。

    器具44は、補正歯科矯正治療中に垂直スロット42から取り外されることが可能である。 具体的には、ばね装填ラッチ50の移動止め54は、出口アパーチャ45の外部にあり、かつそれと隣接するブラケット本体12の接触部分51とショルダ56との係合を上回るのに十分な軸方向力を垂直スロット42の中心軸にほぼ沿って加えることによって、脱係合されることが可能である。 移動止め54が脱係合した後、器具44は、垂直スロット42から取り外される。 結紮ディレクタ(図示せず)が、ブラケット本体12を旋回点または支点として使用することによって、ブラケット10の外部に器具44を「金てこ(crowbar)で外す」ために使用されることが可能である。 患者の治療中に必要とされないときに器具44を取り外す能力は、従来の垂直スロット器具と比較して、本発明の器具44の甚大な利点を呈示する。 器具44のヘッド46は、歯肉または頬に当たるために、患者にとって快適ではない可能性があるので、患者が、治療中にヘッド46に取り付けられた追加の補正デバイスの利益を必要とするときのみ、器具44をブラケット40の追加することにより、患者の快適さが改善される。

    図4を参照すると、ばね装填ラッチ50の移動止め54(図2A、図2B)と同様の移動止め68を有するばね装填ラッチ67が、直立ばねまたはトルクばねの形態において、器具70と共に使用されることが可能である。 器具70は、アーチワイヤ25(図3)とブラケット10(図1A)との間にトルクを及し、したがって、ブラケット10が取り付けられる歯にトルクを伝達するために使用される。 器具70は、1つまたは複数のターンを有するコイル72を有する形状に湾曲された、ある長さのワイヤと、コイル72の一端部をブラケット10にアンカするためにブラケット10の垂直スロット42に挿入されるように適合されたシャンクまたはアンカポスト74と、コイル72の対向端部をアーチワイヤ25に接続するためのレバーアーム76とを一般に含む。 レバーアーム76の自由端部のフック78が、アーチワイヤ25と係合するように成形される。 レバーアーム76及びフック78は、結合部材として集団的に動作する。

    移動止め68は、断面が低減されているプロファイルのシャンク部分79によってアンカポスト74の中央セクション77に接合され、器具70をブラケット10と取外し式に固定するために、移動止め54と同様に機能する。 中央セクション77とシャンク部分の79の大部分とは、ばね装填ラッチ67の移動止め68が器具70をブラケット本体12と結合するとき、垂直スロット42において受けられる(図2A、図2B)。 コイル72は、任意選択であり、本発明のある実施形態では省略されることが可能である。

    器具44(図2A)及び70(図4)は、結紮カバー14が存在するために自己結紮である歯科矯正ブラケット10と関連して使用されるように示されている。 しかし、これらの器具44、70は、それぞれのばね装填ラッチ50、67によって提供される利点を得るように、従来の結紮歯科矯正ブラケット(図示せず)と共に使用されることも可能である。

    図5を参照すると、それぞれが歯科矯正ブラケット10とほぼ同一である歯科矯正ブラケット10a、10bが、1セットの適用されたブラケットの中でも前ブラケットによって経験されるトルク制御の損失を補償するために、可変アーチワイヤスロット寸法を備えることが可能である。 具体的には、前歯82などの前歯の上において使用される歯科矯正ブラケット10aのアーチワイヤ25(図3)とアーチワイヤスロット20との間のクリアランスは、奥歯84などの非前歯または奥歯に加えられるブラケット10bと比較して低減されることが可能である。 前歯82の上のブラケット10aのアーチワイヤスロット20とアーチワイヤとの間の低減されたクリアランスは、歯82のトルク制御を有効に増大させる。 これにより、補正歯科矯正治療中の従来のトルクの高いブラケットまたは事前にトルクをかけられたアーチワイヤの必要性を排除することが可能である。

    可変アーチワイヤスロット20を提供するために、可変アーチワイヤスロットのサイズは、歯科矯正ブラケット10a、10bの族(.022スロット幅の族または.018のスロット幅の族など)内において画定される。 本明細書において使用される際に、スロット幅は、インチで表された寸法であることを理解されたい。 前歯82の上のブラケット10aは、W1のスロット幅を有し、これは、アーチワイヤスロット20(図1A、図1B)とほぼ同一であるアーチワイヤスロット20aの大部分に沿って側壁22、24間の間隔として測定される。 同様に、奥歯84に加えられるブラケット10bは、同様に測定されたアーチワイヤスロット20bについてスロット幅W2を有する。 スロット幅の差は、0.004インチ未満であることが有利である可能性がある。

    この変化の具体的な例として、. 022のスロットサイズのブラケット族は、患者の奥歯84の上に配置される歯科矯正ブラケット10bにおいて. 022アーチワイヤスロット20bを使用し、患者の前歯82の上に配置される歯科矯正ブラケット10aにおいて. 021アーチワイヤスロット20aを使用するように修正されることが可能である。 この修正ブラケット族では、アーチワイヤスロット20bの側壁22、24は、約. 022インチだけ分離され、アーチワイヤスロット20aの側壁22、24は、約. 021インチだけ分離される。 結果として、ブラケット10aのアーチワイヤのクリアランスは、ブラケット10bのアーチワイヤのクリアランスより約1ミル小さい。 アーチワイヤスロット20a内のアーチワイヤの低減されたクリアランスは、前歯82の上において予期されるトルク制御について利益を提供する。 同様の考察が、歯科矯正ブラケット10の. 018の族、及び当業者によって認識されるブラケット10のあらゆる他のサイズの族について当てはまる。 本発明は、より狭いスロット幅のブラケット10aが、奥歯84の上に配置されることが可能であり、ブラケット10bが、前歯82の上に配置されることが可能であると考慮する。

    可変アーチワイヤスロットのサイズは、スロットのサイズが、アーチワイヤで空間クリアランスを提供するために許容されることによって創出され、上顎または下顎を治療するために使用される歯科矯正ブラケット10に適用されることが可能である。 可変アーチワイヤスロットのサイズは、他のタイプの自己結紮ブラケットにおいて、及び従来の結紮を有するブラケットにおいて実施されることが可能であり、その結果、可変アーチワイヤスロットサイズの使用は、歯科矯正ブラケット10の特定の構成に限定されるものではない。

    本発明は、様々な好ましい実施形態の説明によって示され、これらの実施形態は、本発明を実施する最適モードを説明するために考慮可能な詳細において説明されたが、本出願人は、添付の特許請求の範囲をそのような詳細に制約する、またはあらゆる方式において限定することを意図しない。 本発明の精神及び範囲内の追加の利点及び修正が、当業者には容易に明らかになるであろう。 本発明自体は、添付の特許請求の範囲によってのみ定義されるべきである。

    10、10a、10b 歯科矯正ブラケット 12 ブラケット本体 14 結紮カバー 15 表面 16 ばねアーム 18 結合ベース 20、20a、20b アーチワイヤスロット 21 開端ボア 22、24 側壁 23 フロア 25 アーチワイヤ 26 移動止め 27 近心側面 28 スルーホール 29 遠心側面 30、30a 識別マーキング 31 隆起マーキング 32 ボール 33 射出成型型 34 閉端スロット 40 ブラケット 42 垂直スロット 42a、42b、42c 側壁 43 入口アパーチャ 44 器具 45 出口アパーチャ 46 ヘッド 48 シャンク 50 ばね装填ラッチ 51 ブラケット本体の部分 52 シャンク部分 54 移動止め 53 55 ブラケット本体の側面 56 ショルダ 57 ネック 58 60 フランジ 62 中央シャンク部分 62a、62b、62c 側壁 66 ベンド 67 ばね装填ラッチ 68 移動止め 70 器具 72 コイル 74 アンカポスト 76 レバーアーム 77 中央セクション 78 フック 79 シャンク部分 82 前歯 84 奥歯

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