手動工具のジョイント

申请号 JP2014551427 申请日 2013-01-10 公开(公告)号 JP2015503465A 公开(公告)日 2015-02-02
申请人 コールテン/ウェイルデント インコーポレイテッドColtene/Whaledent Inc.; コールテン/ウェイルデント インコーポレイテッドColtene/Whaledent Inc.; 发明人 ピーター シルドヴェ、; ピーター シルドヴェ、; テリー マスタード、; テリー マスタード、;
摘要 本発明の手動工具は、ピン、穴、ベアリング面、および少なくとも一つの溝を備えた第1の手動工具構成部分と、穴、ベアリング面、および少なくとも一つの溝を備えた第2の手動工具構成部分と、を備える。この手動工具において、前記手動工具が閉じられた状態であるとき、前記第1の手動工具構成部分の前記溝が前記第2の手動工具構成部分の前記溝と係合し、前記手動工具が全開の状態であるときに、前記第1の手動工具構成部分の前記溝が前記第2の手動工具構成部分の前記溝から離脱している。
权利要求
  • ピン、穴、ベアリング面、および少なくとも一つの溝を備えた第1の手動工具構成部分と、
    穴、ベアリング面、および少なくとも一つの溝を備えた第2の手動工具構成部分と、を備えた手動工具であって、
    前記手動工具が閉じられた状態であるとき、前記第1の手動工具構成部分の前記溝が前記第2の手動工具構成部分の前記溝と係合し、
    前記手動工具が全開の状態であるときに、前記第1の手動工具構成部分の前記溝が前記第2の手動工具構成部分の前記溝から離脱している、手動工具。
  • 請求項1に記載の手動工具であって、前記第1の手動工具構成部分と前記第2の手動工具構成部分が様々なグレードの金属もしくはプラスチックから形成されている、手動工具。
  • 請求項1に記載の手動工具であって、前記第1の手動工具構成部分と前記第2の手動工具構成部分が、コンピュータ数値制御(CNC)機械加工、射出成形、鋳造、または鍛造を用いて形成されている、手動工具。
  • 請求項1に記載の手動工具であって、前記第1の手動工具構成部分に固定されたピンが前記第2の手動工具構成部分の前記穴に係合して、前記第1の手動工具構成部分と前記第2の手動工具構成部分が回転できる回転軸が規定されている、手動工具。
  • 請求項4に記載の手動工具であって、前記手動工具が全開されるまで前記第1の手動工具構成部分と前記第2の手動工具構成部分を回転し、前記第2の手動工具構成部分の前記ピンを前記第1の手動工具構成部分の前記穴から離脱することによって、前記手動工具は分解される、手動工具。
  • 請求項1に記載の手動工具であって、前記第1の手動工具構成部分と前記第2の手動工具構成部分における前記穴を通ってピンが挿入されて、前記第1の手動工具構成部分と前記第2の手動工具構成部分が回転できる回転軸が規定されている、手動工具。
  • 請求項1に記載の手動工具であって、前記第1の手動工具構成部分は、あご部分とハンドル部分をさらに備え、前記第2の手動工具構成部分は、あご部分とハンドル部分をさらに備える、手動工具。
  • 請求項7に記載の手動工具であって、前記手動工具が閉じられた状態にあるとき、前記第1の手動工具構成部分の前記あご部分と前記第2の手動工具構成部分の前記あご部分が物理的に接触している、手動工具。
  • 第1のハンドルおよび枢支連結された第2のハンドルを備え、前記第1および第2のハンドルの各々がユーザー把持部分を含む、手動工具であって、
    前記第1のハンドルの端部は延長するあごとなっており、
    前記第2のハンドルの端部は、対向する、延長するあごとなっており、
    前記第1のハンドルは舌部分を有し、前記第2のハンドルは溝部分を有し、
    前記手動工具が全閉の形態であるときに前記舌部分は前記溝部分に係合し、前記手動工具が全開の形態であるときに前記舌部分は前記溝部分から離脱している、手動工具。
  • 請求項9に記載の手動工具であって、前記ユーザー把持部分はテクスチャー加工された面を有する、手動工具。
  • 請求項9に記載の手動工具であって、前記ユーザー把持部分はゴムで覆われた面を有する、手動工具。
  • 说明书全文

    本発明は、プライヤーなどの手動工具用のメカニカルジョイントに関する。

    手動工具は一般的に2種類のピボットジョイント、すなわちラップジョイントとボックスジョイントを用いている。 両方の種類のジョイントでは、使用時の手動工具に加わった歪に耐えるために2つのあご(ジョー)のうち少なくとも一方の横断面積の高々50%しか利用されていない。 図1にラップジョイントを有する手動工具(100)が描かれているが、手動工具の半部(101、102)どうしが、くぼみ(103、104)を有する重なり領域の所で結合されている。 例えば、手動工具の各半部(101、102)は手動工具の2分の1の幅のくぼみ(103、104)を画定するように仕上げられている。 これは、手動工具の各半部(101、102)を組み合わせた厚みと同じ厚さを有する手動工具100を産み出す。 手動工具の各半部(101、102)の接合部では、それらはリベットやねじ(105)によって結合される。

    ラップジョイントのリベットは時間及び使用とともにゆるむ傾向があり、やがて信頼できなくなる。 しかし、ラップジョイントはボックスジョイントの製造プロセスと比べると、複雑で高価な製造プロセスを必要としない。

    図2および図3に描かれているような、ボックスジョイントを有する手動工具(200)においては、手動工具の各半部(201、202)が他方の半部におけるジョイントを包囲して、手動工具(200)の適切な配置が維持されている。 使用の際、複数のボックスジョイントでは一つのボックスジョイントのベアリング面よりも大きなベアリング面(203)を提供する。 しかし、ボックスジョイントを有する手動工具は一般に、ラップジョイントを有する手動工具を製造するよりも費用がかかる。

    加えて、ラップジョイントまたはボックスジョイントのいずれかの構成を有する2種類の手動工具に共有される不備は、手動工具を簡単に分解できないことである。 これは、手動工具が医療行為を意図したもので、手動工具を滅菌する必要がある場合に障害になる。

    したがって、ボックスジョイントが有する安定性とラップジョイントが有する生産しやすさに加えて、滅菌のための分解機能も提供するジョイント構成を設計する必要性が明確に存在する。

    前述した必要性とその他の必要性が本願発明の手動工具によって満たされている。

    ラップジョイントの構成を有する従来の手動工具を描いた図。

    ボックスジョイントの構成を有する従来の手動工具を描いた図。

    ボックスジョイントの構成を有する従来の手動工具を描いた図。

    本発明による手動工具の第1の手動工具の構成部分の正面図および背面図。

    本発明による手動工具の第1の手動工具の構成部分の正面図および背面図。

    本発明による手動工具の第2の手動工具の構成部分の背面図および正面図。

    本発明による手動工具の第2の手動工具の構成部分の背面図および正面図。

    本発明による手動工具の組み立て方法を示す、手動工具の分解組立図。

    本発明による手動工具の組み立て方法を示す、手動工具の分解組立図。

    本発明による手動工具の組立後の、閉じた状態を描いた図。

    本発明による手動工具の組立後の、開いた状態を描いた図。

    以下の詳細な説明が、現在考えられる本発明の最良の実施態様に関するものである。 そのような説明は限定する趣旨に理解されることを目的としておらず、むしろ本発明の説明のために単に提示した一つの例であり、参照によって以下の説明と付随する図面に関連して当業者が本発明の利点と構造の提供を受けられる。 図面の様々な表示において、同様の参照文字は同様または類似の部分を示す。

    まず本願発明の手動工具の構成部分を組立前の構成にて説明する。 図4Aと図4Bを参照すると、第1の手動工具の構成部分(401)が描かれていて、第1の手動工具の構成部分は、あご部分(403)とジョイント部分(405)とハンドル部分(407)とを有する。 ジョイント部分(405)は穴(409)、ベアリング面(411)、第1のスロット(413)、および第2のスロット(415)を備える。

    図5Aと図5Bは第2の手動工具の構成部分(501)を描いていて、第1の手動工具の構成部分は、あご部分(503)とジョイント部分(505)とハンドル部分(507)とを有する。 ジョイント部分(505)はピン(509)、ベアリング面(511)、第1のスロット(513)、および第2のスロット(515)を備える。

    第1の手動工具の3つの構成部分(403、405、407)または第2の手動工具の3つの構成部分(503、505、507)は一体的に形成されてもよく、または個別に形成されて後で接合されていてもよい。 例えば、第1の手動工具(401)と第2の手動工具(501)とが用途に従って様々なグレードの金属から形成されていてもよく、その好ましい金属は構造的に適切であり、ステンレス鋼のような耐食性材料であるとよい。 いくつかの実施形態において、ハンドル部分(407、507)が、手動工具の把持を助けるために、テクスチャー加工された面、または、ゴムで覆われた面を含んでいてもよい。

    第1の手動工具の構成部分(401)または第2の手動工具の構成部分(501)の形成には、コンピュータ数値制御(CNC)機械加工、射出成形、鋳造、鍛造などといった様々な製造プロセスが用いられてもよい。 例えば、第1の手動工具の構成部分(401)または第2の手動工具の構成部分(501)を射出成形によって形成するのに様々なグレードのプラスチックを用いることができる。

    図6と図7には、第1の手動工具の構成部分(401)と第2の手動工具の構成部分(501)を組み合わせてなる手動工具(600)が描かれている。 第1の手動工具の構成部分(401)と第2の手動工具の構成部分(501)が、穴(409)にピン(509)を受け入れるように図示のように位置合わせされ、それによって、第1の手動工具の構成部分(401)と第2の手動工具の構成部分(501)が回転できる回転軸Aが規定される。

    第1の手動工具の構成部分(401)と第2の手動工具の構成部分(501)を互いに接近させると、2つのベアリング面(411、511)が互いに接触し、ピン(509)が穴(409)に係合する。 さらに、二つのハンドル部分(407、507)を互いに接近させると、スロットどうしがかみ合う(即ち、第1のスロット413,513どうし、第2のスロット414,515どうし)。 これは、手動工具(600)が全開を除くあらゆる状態にあるときに第2の手動工具の構成部分(501)から第1の手動工具の構成部分(401)が離脱するのを防止し、かつ、手動工具(600)が使用状態にあるときの捩り応に抵抗することを助ける。 図8には、手動工具(600)が閉じられた状態が描かれている。

    その構造により、手動工具(600)はボックスジョイント式手動工具のようなベアリング面及び摩耗の軽減ともに、ラップジョイント式手動工具のような組立て及び製造のしやすさを提供する。 加えて、手動工具(600)は医療用途に使用される場合には、滅菌のために分解可能である。 別の実施形態においては、手動工具(600)は、組立て後に永久的に連結され、追加的な強度、耐久性、および先端位置合わせの正確さを提供する。 例えば、ピン(509)を穴(409)に受け入れた後、第1の手動工具の構成部分(401)と第2の手動工具の構成部分(501)が分かれないように、ピン(509)の端に固定部材を追加することができる。

    図8および図9に示すように、手動工具(600)は標準的なプライヤーとして働く。 但し、あご部分(403、503)は手動工具(600)の所望の使い方に基づいて変更可能である。 例えば、手動工具(600)が抜歯術に用いられる場合には、あご部分(403、503)を曲げて鈍い端部同士が当たるようにしてもよい。 あご部分(403、503)の実施を意図とするいくつかの形状例は、ワイヤを切断したり、つかんだり、成形したりする等、あるいは、歯科市場や非歯科市場で遭遇するような擦りといった広範囲の応用を含む。

    いくつか説明した実施形態に関して本発明がかなり詳しく多少の特殊性とともに説明されているが、それは本発明を何らそのような特殊性や実施形態や特殊な形態に限定するのではなく、従来技術の観点で特許請求の範囲に関する可能な限り広義な判断を提供し、それによって、本発明の意図した範囲を有効に包含するように解釈されることを意図している。 なお、本明細書では、可能な説明を得ることができた本発明者が予測した実施形態という見地から本発明を説明しているが、現在予測されていない、本発明に関する想像上の変更もまた、本発明に対して同等物を提供する可能性があるかもしれない。

    この出願は、2012年1月10日に出願された米国仮出願No. 61/585014を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

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