Dental marking instrument

申请号 JP51626994 申请日 1994-01-10 公开(公告)号 JPH08505546A 公开(公告)日 1996-06-18
申请人 ディー. レインズ,マイケル; 发明人 ディー. レインズ,マイケル;
摘要 (57)【要約】 使用者の指で握る部分を含む一端(15)と、筆記性組成物(25)を直接被覆された他端(20)を有する細長い軸(10)から成る使い捨てマーキング器具。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 人間の手で握るのに十分な寸法を有する一端と、他端を有する細長い軸と、 該軸の一端と他端のうちの少くとも一方の端に直接被覆された筆記性組成物とから成り、該筆記性組成物は、液体の助けを借りることなく歯又は歯列矯正器具又は義歯に適用することによって歯又は歯列矯正器具又は義歯に直接移すことができる色付きの半固体、油溶性物質であることを特徴とする使い捨てマーキング器具。 2. 前記筆記性組成物は、無毒の油脂とワックスを含むことを特徴とする請求項1に記載の使い捨てマーキング器具。 3. 前記筆記性組成物は、カカオ脂と、密蝋と、カラーピグメントから成ることを特徴とする請求項2に記載の使い捨てマーキング器具。 4. 前記カカオ脂、密蝋及びカラーピグメントは、それぞれ、筆記性組成物の総量の30〜60%、30〜60%及び10〜15%であることを特徴とする請求項3に記載の使い捨てマーキング器具。 5. 前記軸の長さは、38.1〜152.4mm(1.5〜6in)の範囲であり、該軸の太さは、3.175〜5.08mm(0.125〜0.2in) の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てマーキング器具。 6. 前記筆記性組成物は、前記軸の一端ではなく他端に被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てマーキング器具。 7. 前記筆記性組成物は、前記軸の一端と他端の両方に被覆されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てマーキング器具。 8. 前記軸の一端の筆記性組成物は、該軸の他端の筆記性組成物とは異なる色を有していることを特徴とする請求項7に記載の使い捨てマーキング器具。 9. 使用者の指で握るための部分を含む一端と、色付きの油溶性筆記性組成物を直接被覆された他端を有する使い捨てマーキング器具を用いて、液体の助けを借りることなく患者の口腔内の歯又は歯列矯正器具又は義歯に直接マークを付ける方法であって、 該マーキング器具の一端を指で握り、 前記他端を患者の口腔内に挿入し、 前記他端で前記筆記性組成物を歯又は歯列矯正器具又は義歯にこすりつけることによって筆記性組成物を該歯又は歯列矯正器具又は義歯に塗布し、 筆記性組成物を該歯又は歯列矯正器具又は義歯に塗布した後、該マーキング器具を廃棄することから成る方法。 10. 前記マーキング器具の一端を握る際、その最外端の近くを握るが、最外端を余して握ることを特徴とする請求項9に記載の方法。 11. 前記筆記性組成物の塗布は、該筆記性化学物質を歯又は歯列矯正器具又は義歯に近接したところにこすりつけることによって行うことを特徴とする請求項9に記載の方法。 12. 前記マーキング器具は、その両端に前記筆記性組成物を被覆されたものであり、 前記他端の筆記性組成物が使用された後、該マーキング器具を廃棄する前に、 該マーキング器具をその長手軸線に垂直な軸線の周りに回転させて前記一端と他端を逆にし、 該マーキング器具の他端を指で握り、 前記一端を患者の口腔内に挿入し、 前記一端で前記筆記性組成物を歯又は歯列矯正器具又は義歯にこすりつけることによって筆記性組成物を該歯又は歯列矯正器具又は義歯に塗布する操作を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。 13. 前記一端の筆記性化学物質と、他端の筆記性化学物質とは異なる色であり、使用者が該一端の筆記性化学物質で記されたマークと他端の筆記性化学物質で記されたマークとを色の相違によって判別できるようにすることを特徴とする請求項12に記載の方法。 14. 液体の助けを借りることなく患者の口腔内の歯又は歯列矯正器具又は義歯に直接マークを記すのに使用するための使い捨てマーキング器具であって、 人間の指で握るための部分を含む一端と、色付きの油溶性組成物を直接被覆された他端を有することを特徴とする使い捨てマーキング器具。 15. 前記筆記性組成物は、前記軸の一端と他端の両方に被覆されていることを特徴とする請求項14に記載の使い捨てマーキング器具。 16. 前記軸の一端の筆記性組成物は、該軸の他端の筆記性組成物とは異なる色を有していることを特徴とする請求項15に記載の使い捨てマーキング器具。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 歯科用マーキング器具技術分野 本発明は、歯科用マーキング器具に関し、特に、歯科医及び歯科矯正医が用いるマーキング器具に関する。 技術背景歯科医や歯科矯正医は、しばしば、歯、ブレース(歯列矯正器)、その他の歯列矯正器具、総義歯、部分義歯、ブリッジ又は修復用補綴にマークを付けることを必要とする。 例えば、患者からブレースを除去するとき、矯正医は、しばしば、調節のためにワイヤを正確に切断又は曲げるためにワイヤに参照マークを付けておく必要がある。 更に、歯科医は、総義歯や、部分義歯やその他のいろいろな歯科用器具に参照マークを付けておくことが必要とされる。 従って、歯科医や歯科矯正医は、一般に、マーキング器具を使用する。 歯科医及び歯科矯正医によって現在用いられているマーキング器具は、多種類にのぼっている。 例えば、今日、歯科医及び歯科矯正医は、「チャイナマーカー」と称されるワックスペンシルのような器具を多く使用している。 らせん巻きの紙で包被された色付きワックスから成る鉛筆型の器具である。 色付きワックスが消耗されると、紙をむいてワックスの新しい部分を露出させる。 従って、1本のチャイナマーカーはかなり長持ちする。 しかしながら、従来のチャイナマーカーは、口腔衛生上好ましくないという欠点を有している。 例えば、1本のマーカーが、いろいろな感染菌を有する多数の患者に用いられる。 多くの患者は、エイズの病原ウイルスであるHIVに感染するのではないかというおそれを抱くので、もっと衛生的な器具を求める要望がある。 しかし、従来のチャイナマーカーは、製造コストの点から1回の使用で捨てるのには経済的にみて無理がある。 従って、従来のマーカーより口腔衛生上好ましい歯科用マーキング器具を求める要望がある。 発明の概要本発明は、歯や歯列矯正器具にマークを付けることができる使い捨ての歯科用マーキング器具に関する。 本発明のマーキング器具は、一端に筆記性(印をつけることができる)化学物質の組成物を直接被覆又は塗布された木材又は他の適当な材料で作られた細長い軸から成る。 本発明のマーキング器具は、構造が簡単であり、製造コストが安い。 この器具は、細長い軸に小さな木製部片を嵌合させ、 軸の一端を筆記性化学物質の組成物の熱浴中に浸漬させた後冷却させることによって製造するのが好ましい。 本発明のマーキング器具は、このような単純で経済的な製造方法で製造されるので、1回限りの使い捨て製品とすることができる。 使い捨てが可能であることは、高度の無菌性を維持する必要があるという点で医療分野において極めて重要である。 本発明の構造及びその使用方法は、添付図を参照して記述する以下の説明から明らかになろう。 図面の簡単な説明図1は、本発明の歯科用マーキング器具の透視図である。 図2は、本発明の歯科用マーキング器具の別の実施例を示す図である。 図3は、図1の線3−3に沿ってみた断面図である。 好ましい実施例の説明図1及び3を参照して説明すると、本発明の歯科用マーキング器具(以下、単に「マーカー」とも称する)は、細長い軸5から成る。 軸5の中間部分10は、 直交する四辺を有する四形の断面(図示せず)を有しているが、図2に示される変型実施例のように円筒形としてもよい。 軸5は、木材で作られているが、軽量プラスチック等の他の素材で形成してもよい。 1つの用途に適する具体的な寸法を挙げると、軸5の全長は約63.5mm(2.5in)であり、中間部分1 0の太さは約3.175mm(0.125in)である。 一般には、軸5の全長は38.1〜152.4mm(1.5〜6in)の範囲とし、中間部分10の太さは3.175〜5.08mm(0.125〜0.2in)の範囲とすることができる。 図1にみられるように、中間部分10の一端は、テーパし(漸次細くなり)、 切頭円錐形の握り端15に終端しているが、握り端15を中間部分10と同じ太さにすることもできる。 1つの用途に適する具体的な寸法を挙げると、握り端15の長さは、12.7mm(0 .5in)であり、約3.175mm(0.125in)から最外端の1.58 75mm(0.0625in)にまでテーパしている。 一般には、握り端15の長さは8.636〜25.4mm(0.34〜1in)の範囲とすることができる。 ただし、握り端15は、使用者がこのマーカーをしっかり握るのに十分な太さとすることが好ましい。 中間部分10の他端は、やはりテーパして切頭円錐形の筆記端20に終端している。 筆記端20の寸法も、握り端15と同じにすることが好ましい。 筆記端2 0は、正確な筆記を行うには尖った先端にする必要があるので、中間部分10ほど太くしないことが好ましい。 軸5の筆記端20には、筆記性化学物質の組成物(以下、単に「化学物質」又は「組成物」とも称する)25が直接被覆されている。 筆記性化学物質25は、 一般に、クレヨン、口紅又は鉱油等の無毒のワックスや油脂であってよく、患者の口腔に局所的に適用しても安全な化学物質であれば、任意の適当なものを物質を選択することができる。 一用途に適する具体例としては、筆記性化学物質の組成物25は、450g(0.45ポンド)のカカオ脂と、450g(0.45ポンド)の密蝋と、112.5g(1/4ポンド)のFD&C(米国食品、薬品及び化粧品衛生法適合)黄色#5から成るものとすることができる。 口腔内に適用するのに安全なものである限り、任意の標準ブランドのカカオ脂、密蝋及びカラーピグメント(有色顔料)を用いることができる。 いろいろな化学物質の配合比率は、所望に応じて変更することができる。 例えば、より濃い色の筆記性化学物質の組成物が必要とされる場合は、カラーピグメントの添加量を増やせばよい。 又、筆記性化学物質の組成物の粘着性を高めたい場合は、密蝋の量を増やすことができる。 カカオ脂は組成物の総量の30〜60 %とすることが好ましく、密蝋は組成物の総量の30〜60%とすることが好ましく、カラーピグメントは、組成物の総量の10〜15%とすることが好ましい。 好ましい実施例では、軸5の筆記端20に被覆する筆記性化学物質25は、歯又は歯列矯正器具に識別可能なマークを記すのに十分な量とすべきである。 本発明のマーキング器具は、軸5の筆記端20を筆記性化学物質25内にそれが液体状態にある間に浸漬し、軸5を化学物質25の浴から引き上げ、冷却させることによって製造することが好ましい。 筆記性化学物質の組成物25は、冷却されると、色付き半固体となるものであることが好ましい。 この組成物の稠度は、それを軸5の筆記端20に固着させることができるほどのものであることが好ましい。 ただし、その組成物は、他の物体の表面にこすりつけられたとき、筆記端20から離脱してこすりつけられた表面に移され、参照マークを記すことができるものでなければならない。 図2は、本発明の別の実施例を示す。 この実施例では、細長い軸10は、円筒形の中間部分10と、テーパした円錐形の両端を有する。 これらの両端に、Qチップスのように、筆記性化学物質30を直接被覆する。 この実施例のマーキング器具の寸法は、図1、2の実施例のものと実質的に同じであり、繰り返して説明はしない。 この構成は、筆記能を最大限にする。 即ち、軸5の一端の筆記性化学物質3 0が使いつくされたならば、歯科医又は歯科矯正医は、単に軸5をその長手軸線に垂直な軸線の周りに回転させて他端の筆記性化学物質30を使用することができる。 一実施例として、患者の口腔内に2種類の判別可能なマークを記すことができるように軸5の両端に異なる色の筆記性化学物質を被覆しておくことができる。 使用において、歯科矯正医は、患者のブレースにマークを付けたい場合、軸5 の握り端15を把持する。 その際、軸5を的確に操作できる限り、握り端15のどの部分を握ってもよいが、手の中で軸がぐらつかないように握り端の最外端を余して握ることが好ましい。 いずれにしても、使用者は、正確なマーキングを実行することができるように軸5を確実に操作することができなければならない。 次いで、軸5の筆記端20を患者の口腔内に挿入し、 筆記端20の筆記性化学物質25を所望の部位に塗布する。 筆記性化学物質25 の所望の部位への塗布は、筆記性化学物質25を軸5から所望の部位に移すことができるように筆記性化学物質を歯又は歯列矯正器具に近接したところにこすりつけることによって行うこともできる。 所要のマーキングが終了したならば、衛生上の理由からマーキング器具全体を廃棄することができる。 多数のマークを記す必要がある場合は、1人の患者に対して何本かのマーキング器具を使用すればよい。 図2の実施例の場合は、先に述べたように器具の両端を用いることができるが、たとえ両端を用いなかった場合でも、その器具の使用を1人の患者だけに制限することが衛生上望ましい。

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