Transparent braces and a method of manufacturing the same, transparent correction dexterity traction device, and a transparent braces traction device for the auxiliary mechanism |
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申请号 | JP2014525929 | 申请日 | 2012-08-14 | 公开(公告)号 | JP2014521481A | 公开(公告)日 | 2014-08-28 |
申请人 | キム,テ−ワン; | 发明人 | キム,テ−ワン; | ||||
摘要 | 本発明は、透明矯正器及びその製造方法、透明矯正器用牽引装置、及び透明矯正器牽引装置用補助機構に関し、より詳しくは、歯牙状態の不規則により透明矯正器だけで矯正が不可能な場合、透明矯正器を弾性ベルトで牽引して矯正 力 を増加させて矯正効果を高めることができる透明矯正器及びその製造方法、透明矯正器用牽引装置、及び透明矯正器牽引装置用補助機構に関する。 | ||||||
权利要求 | 透明矯正器に追加的な矯正力を提供するために弾性ベルトを牽引するボタンを備える透明矯正器であって、 前記ボタンは、 前記透明矯正器のボタンが形成される部分に熱を加えて軟性に変化された透明矯正器を押圧突出させて前記透明矯正器と一体に形成され、 前記透明矯正器から直接突出したシリンダと、 前記シリンダの上部で前記シリンダより幅が大きく形成された頭部と、 を含むことを特徴とする、透明矯正器。 前記ボタンは、 第1刃に中空のパンチング棒が形成され、第2刃に前記パンチング棒が挿入される環が形成された第1プライヤを加熱し、前記透明矯正器のボタンが形成される位置で前記加熱された第1プライヤを押圧突出してシリンダが形成され、 上部の幅が下部の幅より大きく形成された二重環が形成された第2プライヤを加熱し、前記シリンダに加熱された第2プライヤを押圧して前記シリンダの上部に幅の大きい頭部が形成されることを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正器。 前記ボタンは、 前記透明矯正器に少なくとも一対が形成されたことを特徴とする、請求項1に記載の透明矯正器。 透明矯正器にボタンを形成する透明矯正器製造方法であって、 前記透明矯正器のボタンが形成される部分に熱を加えて前記透明矯正器を軟性に変化させるステップと、 前記軟性に変化された透明矯正器を押圧して突出させて前記透明矯正器と一体に形成されたボタンを形成するステップと、 を含むことを特徴とする、透明矯正器ボタン製造方法。 前記ボタンを形成するステップは、 第1プライヤ(Plier)に熱を加えた状態でボタンが形成される位置で前記第1プライヤを押圧して前記押圧された第1プライヤの熱により第1プライヤが接触する透明矯正器部分が軟性に変化し、軟性に変化された状態で第1プライヤが押圧突出して透明矯正器に凸な形状のシリンダを形成するステップと、 第2プライヤを用いて前記シリンダの上部を押圧してシリンダより幅の大きい頭部を形成するステップと、 を含むことを特徴とする、請求項4に記載の透明矯正器ボタン製造方法。 前記第1プライヤは、 2つの刃が交差する形態に構成され、第1刃の端部には中空のパンチ棒が形成され、第2刃の端部には前記パンチ棒が挿入されるリングが形成されたことを特徴とする、請求項5に記載の透明矯正器ボタン製造方法。 前記第2プライヤは、 第1刃と第2刃が半円形状に構成され、上部の半円が下部の半円より大きい二重半円に構成され、押圧により第1刃と第2刃とが当接する二重円で構成されたことを特徴とする、請求項5に記載の透明矯正器ボタン製造方法。 透明矯正器と結合して追加的な矯正力を提供する牽引装置であって、 透明矯正器の矯正力を必要とする歯牙部分に形成される少なくとも一対のボタンと、 前記ボタンの間を牽引して矯正力を提供する弾性ベルトと、 板状のボディと、前記ボディの一側面に前記弾性ベルトを挿入する溝が形成され、前記溝に弾性ベルトを挿入して掛けた状態で前記ボディを移動させて容易に前記少なくとも一対のボタンに前記弾性ベルトを掛けて牽引する補助機構と、 を含むことを特徴とする、透明矯正器用牽引装置。 前記一対のボタンは、 上顎または下顎のうちから選択されたいずれか1つの同一な透明矯正器に形成されたり、上顎の透明矯正器と下顎の透明矯正器の各々に形成されることを特徴とする、請求項8に記載の透明矯正器用牽引装置。 前記一対のボタンは、 少なくとも1つのボタンが独立的に製作された独立ボタンで構成されて歯牙に付着され、 前記独立ボタンが付着された歯牙領域と当接する透明矯正器部分が穿孔されたことを特徴とする、請求項8に記載の透明矯正器用牽引装置。 前記独立ボタンは、 接着剤が塗布されて歯牙に付着される固定部と、 前記固定部の上部で弾性ベルトと牽引されるシリンダと、 前記シリンダの上部で前記シリンダより幅が大きく形成された頭部と、 を含むことを特徴とする、請求項10に記載の透明矯正器用牽引装置。 前記ボタンは、 前記透明矯正器路から突出したシリンダと、 前記弾性ベルトの離脱を防止するために前記シリンダの上部に前記シリンダの幅より大きく形成された頭部と、 を含むことを特徴とする、請求項8に記載の透明矯正器用牽引装置。 前記溝は、 前記弾性ベルトが挿入される初入部のサイズが前記弾性ベルトの幅より小さく形成されて挿入された弾性ベルトの外部への離脱を防止することを特徴とする、請求項8に記載の透明矯正器用牽引装置。 前記ボディ一端には、 着用された透明矯正器を掛けて離脱させるための屈曲部を含むことを特徴とする、請求項8に記載の透明矯正器用牽引装置。 前記ボタンは、 第1刃に中空のパンチング棒が形成され、第2刃に前記パンチング棒が挿入される環が形成された第1プライヤを加熱し、前記透明矯正器のボタンが形成される位置で前記加熱された第1プライヤを押圧してシリンダを形成し、 上部の幅が下部の幅より大きく形成された二重環が形成された第2プライヤを加熱し、前記シリンダに加熱された第1プライヤを押圧して前記シリンダの上部に幅の大きい頭部を形成することを特徴とする、請求項14に記載の透明矯正器用牽引装置。 透明矯正器の矯正力を必要とする歯牙部分に形成される少なくとも一対のボタンと前記ボタンの間を牽引する弾性ベルトを備えて透明矯正器に追加的な矯正力を提供する牽引装置に使われる透明矯正器牽引装置用補助機構であって、 板状のボディと、 前記ボディの一側面に前記弾性ベルトを挿入する溝が形成された補助機構を含み、 前記溝に弾性ベルトを挿入して掛けた状態で前記ボディを移動させて前記ボタンに前記弾性ベルトを容易に掛けて牽引することを特徴とする、透明矯正器牽引装置用補助機構。 前記溝は、 前記弾性ベルトが挿入される初入部のサイズが前記弾性ベルトの幅より小さく形成されて挿入された弾性ベルトの外部への離脱を防止することを特徴とする、請求項16に記載の透明矯正器牽引装置用補助機構。 前記ボディ一端には、 着用された透明矯正器を掛けて離脱させるための屈曲部を含むことを特徴とする、請求項16に記載の透明矯正器牽引装置用補助機構。 |
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说明书全文 | 本発明は、透明矯正器及びその製造方法、透明矯正器用牽引装置、及び透明矯正器牽引装置用補助機構に関し、より詳しくは、歯牙状態の不規則により透明矯正器だけで矯正が不可能な場合、透明矯正器を弾性ベルトで牽引して矯正力を増加させて矯正効果を高めることができる透明矯正器及びその製造方法、透明矯正器用牽引装置、及び透明矯正器牽引装置用補助機構に関する。 歯牙矯正は、金属ブラケットからなる矯正装置を用いる金属歯牙矯正と歯牙の内側に矯正装置を適用する舌側矯正と透明な素材の透明矯正器を歯牙に装着して矯正する透明矯正方式とに区分できる。 特に、透明矯正方式は透明な素材の透明矯正器をマウスパッドのように歯牙に覆ってかぶせる方式であるので、矯正器が外部から視認できないだけでなく、着脱可能で、着用性に優れる効果により他の矯正方式に比べて大きく脚光を浴びている。 透明矯正器を用いた透明矯正方式は、矯正を必要とする歯牙の移動距離と方向を考慮して多数個の段階により透明矯正器を製造して着用する方式であって、各段階別着用期間の間透明矯正器を着用すれば、透明矯正器の形状に歯牙が移動するようになって、最終段階の透明矯正器まで着用する場合、最終的に歯牙矯正が完了する方式である。 しかしながら、歯牙配列が不規則であるか、特定歯牙がひどく突出している場合のように、透明矯正器の矯正力だけで矯正が容易でない場合には、他の矯正方式を複合的に利用しなければならないという問題があり、透明矯正器の歯牙移動距離の制限により矯正期間が長くなる問題があった。 上記のような問題点を解決するために案出したものであって、本発明の目的は、透明矯正器に少なくとも一対のボタンを形成し、上記ボタンの間を弾性ベルトで牽引して透明矯正器に追加矯正力を提供することができる透明矯正器及びその製造方法、そして上記透明矯正器用牽引装置、そして上記透明矯正器牽引装置用補助機構を提供することにある。 上記のような目的を達成するために、本発明に従う透明矯正器は、透明矯正器に追加的な矯正力を提供するために弾性ベルトを牽引するボタンを備える透明矯正器であって、上記ボタンは上記透明矯正器のボタンが形成される部分に熱を加えて軟性に変化された透明矯正器を押圧突出させて上記透明矯正器と一体に形成され、上記透明矯正器から直接突出したシリンダと、上記シリンダの上部で上記シリンダより幅が大きく形成された頭部を含むことを特徴とする。 そして、上記ボタンは第1刃に中空のパンチング棒が形成され、第2刃に上記パンチング棒が挿入される環が形成された第1プライヤを加熱し、上記透明矯正器のボタンが形成される位置で上記加熱された第1プライヤを押圧突出してシリンダが形成され、上部の幅が下部の幅より大きく形成された二重環が形成された第2プライヤを加熱し、上記シリンダに加熱された第2プライヤを押圧して上記シリンダの上部に幅の大きい頭部が形成されることを特徴とする。 また、上記ボタンは上記透明矯正器に少なくとも一対が形成されたことを特徴とする。 一方、本発明に従う透明矯正器製造方法は、透明矯正器にボタンを形成する透明矯正器製造方法であって、上記透明矯正器のボタンが形成される部分に熱を加えて上記透明矯正器を軟性に変化させるステップと、上記軟性に変化された透明矯正器を押圧して突出させて上記透明矯正器と一体に形成されたボタンを形成するステップとを含むことを特徴とする。 そして、上記ボタンを形成するステップは、第1プライヤ(Plier)に熱を加えた状態でボタンが形成される位置で上記第1プライヤを押圧して上記押圧された第1プライヤの熱により第1プライヤが接触する透明矯正器部分が軟性に変化し、軟性に変化された状態で第1プライヤが押圧突出して透明矯正器に凸な形状のシリンダを形成するステップと、第2プライヤを用いて上記シリンダの上部を押圧してシリンダより幅の大きい頭部を形成するステップとを含むことを特徴とする。 また、上記第1プライヤは2つの刃が交差する形態に構成され、第1刃の端部には中空のパンチ棒が形成され、第2刃の端部には上記パンチ棒が挿入されるリングが形成されたことを特徴とする。 そして、上記第2プライヤは第1刃と第2刃が半円形状に構成され、上部の半円が下部の半円より大きい二重半円で構成され、押圧により第1刃と第2刃とが当接する二重円で構成されたことを特徴とする。 一方、本発明に従う透明矯正器牽引装置は、透明矯正器と結合して追加的な矯正力を提供する牽引装置であって、透明矯正器の矯正力を必要とする歯牙部分に形成される少なくとも一対のボタンと上記ボタンの間を牽引して矯正力を提供する弾性ベルトと板状のボディと、上記ボディの一側面に上記弾性ベルトを挿入する溝が形成され、上記溝に弾性ベルトを挿入して掛けた状態で上記ボディを移動させて容易に上記少なくとも一対のボタンに上記弾性ベルトを掛けて牽引する補助機構を含むことを特徴とする。 ここで、上記一対のボタンは上顎または下顎のうちから選択されたいずれか1つの同一な透明矯正器に形成されたり、上顎の透明矯正器と下顎の透明矯正器の各々に形成されたりすることを特徴とする。 そして、上記一対のボタンは少なくとも1つのボタンが独立的に製作された独立ボタンで構成されて歯牙に付着され、上記独立ボタンが付着された歯牙領域と当接する透明矯正器部分が穿孔されたことを特徴とする。 また、上記独立ボタンは、接着剤が塗布されて歯牙に付着される固定部と、上記固定部の上部で弾性ベルトと牽引されるシリンダと、上記シリンダの上部で上記シリンダより幅が大きく形成された頭部とを含むことを特徴とする。 そして、上記ボタンは、上記透明矯正器から突出したシリンダと、上記弾性ベルトの離脱を防止するために上記シリンダの上部に上記シリンダの幅より大きく形成された頭部とを含むことを特徴とする。 また、上記溝は上記弾性ベルトが挿入される初入部のサイズが上記弾性ベルトの幅より小さく形成されて挿入された弾性ベルトの外部への離脱を防止することを特徴とする。 そして、上記ボディの一端には着用された透明矯正器を掛けて離脱させるための屈曲部を含むことを特徴とする。 また、上記ボタンは第1刃に中空のパンチング棒が形成され、第2刃に上記パンチング棒が挿入される環が形成された第1プライヤを加熱し、上記透明矯正器のボタンが形成される位置で上記加熱した第1プライヤを押圧してシリンダを形成し、上部の幅が下部の幅より大きく形成された二重環が形成された第2プライヤを加熱し、上記シリンダに加熱された第1プライヤを押圧して上記シリンダの上部に幅の大きい頭部を形成することを特徴とする。 一方、本発明に従う透明矯正器牽引装置用補助機構は、透明矯正器の矯正力を必要とする歯牙部分に形成される少なくとも一対のボタンと上記ボタンの間を牽引する弾性ベルトを備えて透明矯正器に追加的な矯正力を提供する牽引装置に使われる透明矯正器牽引装置用補助機構であって、板状のボディと上記ボディの一側面に上記弾性ベルトを挿入する溝が形成された補助機構を含み、上記溝に弾性ベルトを挿入して掛けた状態で上記ボディを移動させて上記ボタンに上記弾性ベルトを容易に掛けて牽引することを特徴とする。 ここで、上記溝は上記弾性ベルトが挿入される初入部のサイズが上記弾性ベルトの幅より小さく形成されて挿入された弾性ベルトの外部への離脱を防止することを特徴とする。 そして、上記ボディの一端には着用された透明矯正器を掛けて離脱させるための屈曲部を含むことを特徴とする。 前述したように、本発明に従う透明矯正器及びその製造方法、透明矯正器用牽引装置、及び透明矯正器牽引装置用補助機構は、透明矯正器に形成されたボタンの間を弾性ベルトで牽引させて追加矯正力を提供することによって、透明矯正器だけで矯正が不可能な不規則な歯牙配列を有する患者に対する矯正が可能な卓越した効果が発生する。 また、透明矯正器に矯正力を増加させて矯正時間を短縮させることができる卓越した効果が発生する。 以下、本発明の具体的な実施形態に対して図面を参照して詳細に説明する。 図1は本発明の好ましい実施形態に従う透明矯正器用牽引装置を概略的に示す斜視図である。 図1を参照すると、本発明に従う牽引装置は透明矯正器10の矯正力を必要とする歯牙部分に形成される一対のボタン20と上記ボタンの間を牽引して矯正力を提供する弾性ベルト30を含んで構成できる。 透明矯正器10は現在歯牙状態に従って最終的に矯正された歯牙に配列させるために矯正を必要とする歯牙を拡張、回転、復帰移動させるために使われる装置であって、患者の歯牙に重ねてかぶせて使われ、矯正を必要とする歯牙の最大移動量(好ましくは、1mm以下)を考慮して多段階に製作されて使われる。 ここで、上記透明矯正器10は矯正を必要とする歯牙が拡張、回転、復帰移動されるように設計されて製作されたので、患者が所要矯正期間の間、透明矯正器10を着用すれば、透明矯正器10の形状により歯牙が強制的に微細移動するようになる。 しかしながら、透明矯正器10は矯正を必要とする歯牙部分は微細に変化させて製作されるので、矯正力に限界があり、透明矯正器10の形状による矯正力により矯正が不可能な場合が発生し、このために本発明に従う牽引装置が必要である。 より詳しくは、上記ボタン20は透明矯正器10の外側に突起形状に形成され、ボタンの間を牽引して矯正力を提供するために少なくとも一対で構成できる。 そして、上記ボタン20は透明矯正器10の歯牙領域または歯茎領域など、如何なる部位にも形成されることができ、1つのボタンは強い矯正力を必要とする歯牙または歯茎領域に形成され、他の1つのボタンは歯牙状態に従って牽引力が必要な方向によって形成される位置が指定できる。 例えば、垂直方向に牽引力が必要な場合には、図2のように矯正を必要とする歯牙領域に1つのボタンが形成され、上記ボタンと垂直ライン上に他の1つのボタンが形成できる。 即ち、下顎の歯牙が前方に突出して垂直方向に牽引が必要な場合、上記下顎の透明矯正器10の歯牙の近隣の歯牙または歯茎領域に第1ボタンが形成され、第2ボタンがボタンの上顎の透明矯正器10に形成され、かつ上記第1ボタンの垂直なライン上に第2ボタンが形成されて牽引力に提供できる。 そして、水平方向に牽引力が必要な場合には、図3のように、上記矯正を必要とする歯牙領域に1つのボタンが形成され、水平ライン上に他の1つのボタンが形成できる。 つまり、上記ボタン20は上顎の透明矯正器10と下顎の透明矯正器10に各々1つが形成されて牽引されることもできるが、同一な透明矯正器10に2つのボタンが形成されて牽引されることもできる。 そして、上記ボタン20は2つが一対で形成されることが一般的であるが、矯正力の方向やサイズによって図4のように3個以上のボタンが1つの弾性ベルト30で牽引されるように形成できる。 また、上記ボタンは歯牙に直接付着されることもできる。 より詳しくは、ボタンは透明矯正器に直接形成できるが、独立的に製造されて歯牙に付着できる。 ボタンが透明矯正器に形成される場合、牽引力は歯牙でない透明矯正器に作用するので、歯牙に作用する矯正力が落ちることがあるが、歯牙に直接形成される場合、歯牙自体に牽引力が作用するので、強い矯正力を得ることができる。 したがって、一対のボタンのうち、矯正を必要とする歯牙に付着されるボタンは独立的に製作された独立ボタン20Aで製作されて歯牙表面に付着し、残りの1つのボタンは透明矯正器に形成して弾性ベルト30により牽引できる。 また、一対のボタンは全て独立ボタン20Aで製作されて弾性ベルト30により牽引されるように構成できる。 図5は、独立的に製作されたボタンが歯牙に付着されたことを示す図である。 図5のように、独立的にボタンが製作されれば、矯正を必要とする歯牙に上記ボタンを接着剤を用いて付着する。 上記ボタンは歯牙に付着されるので、上記接着剤は人体に無害な成分でなければならないので、象牙質接着剤のような歯科専用接着剤を使用する。 上記独立的に製作されたボタンは透明矯正器と同一な透明材料を射出して製作することができ、歯牙に固定される固定部と上記固定部の上のシリンダと上記シリンダの上に形成されるシリンダの幅より大きく形成された頭部を含んで構成できる。 矯正力を必要とする歯牙が多数個の場合、多数個のボタンが歯牙に直接付着できる。 また、上記ボタンを独立的に製作して歯牙に付着する場合、透明矯正器の着用が不可能であるので、製造された透明矯正器のうち、上記ボタンが付着される位置を穿孔して歯牙にボタンが付着された状態で透明矯正器を着用することができる。 そして、上記弾性ベルト30は上記ボタンの間を結合して透明矯正器10に牽引力を提供する役割を担う。 上記弾性ベルト30は、透明矯正器10に形成されるボタンの間の距離だけ弾性力により伸縮され、ボタンの間に牽引された場合、復原力による矯正力が作用できるようにゴムのように弾性を有する材料で構成され、口の中に装着されるので、人体に無害な無毒性材料で形成されることが好ましい。 以下、本発明に従う透明矯正器用牽引装置製造方法について説明する。 基本的に透明矯正器10は歯牙の移動制限(1mm以下)があるため、多数個の段階に区分されて製造され、1段階の透明矯正器に対する着用期間が経過すれば、2段階の透明矯正器に取り替えて着用する過程を最後の段階まで繰り返して着用して歯牙が矯正されるようになる。 ここで、各段階の透明矯正器10は必要によって本発明に従う牽引装置が含まれることもでき、排除されることもできる。 即ち、牽引装置を装着するか否かは患者の歯牙状態によって決定され、各段階の透明矯正器10を通じての矯正力だけで矯正が困難な場合、牽引力により追加矯正力を必要とする場合に牽引装置が使用できる。 まず、上顎と下顎に対する透明矯正器10が製造されれば、上記透明矯正器のボタン20が形成される位置を指定し、ボタン20を形成する。 透明矯正器10は、プラスチック系列の親環境透明素材であるTupanで製造され、高温に露出すれば変形が発生する素材であるので、熱を用いて透明矯正器材料自体を用いてボタン20を形成する。 しかしながら、直接的に透明矯正器10に熱を加える場合、形状に変形が発生することがあるので、間接的に熱を加える方式を用いて、まず突起を形成する第1プライヤ(Plier)に熱を加えた状態でボタン20が形成される位置で上記第1プライヤを押圧して上記押圧された第1プライヤの熱により第1プライヤが接触する透明矯正器部分が軟性に変化し、軟性に変化された状態で第1プライヤが押圧されて透明矯正器10に凸な形状のシリンダが形成される。 上記第1プライヤは、図6のように、一般的なプライヤのように2つの刃が交差する形態に構成され、第1刃の端部には中空のパンチ棒が形成され、第2刃の端部には上記パンチ棒が挿入されるリングが形成される。 したがって、第1プライヤをガストーチのような加熱手段により熱を加えた後、上記第1プライヤを透明矯正器のボタン20が形成される位置に整列した後に押圧すれば、上記第1刃の中空のパンチング棒の内部に透明矯正器10が押されて入って突出したシリンダが形成される。 上記のようにシリンダが形成されれば、第2プライヤを用いて上記シリンダの上部にシリンダより幅の大きい頭部を形成する。 より詳しくは、第2プライヤは図7のように第1刃と第2刃が半円形状に構成され、上部の半円が下部の半円より大きい二重半円で構成され、押圧により第1刃と第2刃とが当接するようになれば、二重円で構成される。 したがって、第2プライヤを加熱した後、上記第1プライヤにより形成されたシリンダを押圧すれば、シリンダ210の上部に幅の大きい頭部220が形成される。 上記頭部220は弾性ベルトがボタン20に挿入されてシリンダに掛かる場合、外部への離脱を防止する役割を担う。 一方、ボタン20Aを独立的に製作して歯牙表面に直接付着する場合、まず、ボタンを射出により製作する。 ここで、上記ボタン20Aは接着剤により歯牙に付着される固定部230Aと、上記固定部の上に弾性ベルト30が牽引されるシリンダ210Aと、上記シリンダの上で上記シリンダより幅が大きく形成された頭部220Aとを含んで構成される。 そして、上記製作されたボタン20Aを固定部230Aの背面に接着剤を塗布した後、矯正を必要とする歯牙表面に付着する。 一方、透明矯正器が製造されれば、図8のように上記ボタン20Aが付着される歯牙領域を穿孔し、上記穿孔された領域を通じて上記ボタン20Aが突出するように透明矯正器を着用する。 図9は、透明矯正器が歯牙に装着された状態でボタン20が弾性ベルトを容易に牽引するための補助機構を概略的に示す斜視図である。 図9を参照すると、補助機構40は、板状のボディ410と、上記ボディの一側面に形成された溝420と、ボディの一端に形成された屈曲部430とを含んで構成できる。 上記溝420は弾性ベルトを挿入して掛ける役割を担い、上記ボディ410は溝に掛かった弾性ベルトを制御する取っ手の役割を担い、上記屈曲部430は歯牙に装着された透明矯正器10を容易に分離するための掛止具の役割を担う。 より詳しくは、上記補助機構40を用いて弾性ベルト30をボタン20に牽引する過程について説明する。 本実施形態では3個のボタンに弾性ベルト30を牽引する実施形態について説明する。 まず、図10の(a)のように弾性ベルトを補助機構40の溝420に挿入して掛ける。 ここで、上記溝420は弾性ベルトが挿入される初入部のサイズが上記弾性ベルトの幅より小さく形成され、溝内部の幅は弾性ベルトの幅より大きく形成される。 したがって、弾性ベルトが上記溝420に挿入されれば、弾性ベルトが容易に外部に離脱しないように構成される。 次に、図10の(b)のように、補助機構のボディ410を用いて、3個のボタンのうち、第1ボタンに上記弾性ベルトを掛ける。 上記補助機構のボディ410は板状に構成されるので、ボディを移動させて容易に上記弾性ベルトをボタンに掛けることができる。 第1ボタンに上記弾性ベルト30が掛かれば、図10の(c)のように、上記補助機構のボディ410を第2ボタンの位置に引っ張ってボタンの間に弾性ベルトを牽引させる。 上記のように第2ボタンに弾性ベルトが掛かれば、最後に図10の(d)のように上記補助機構のボディ410を第3ボタンの位置に引っ張って第1、2、3ボタンの間に弾性ベルトを牽引させる。 図10の(a)から(d)から分かるように、補助機構を利用すれば弾性ベルトを歯牙に装着された透明矯正器10に形成されたボタン20に容易に牽引することができる。 以上に説明した本発明の詳細な説明では、本発明の好ましい実施形態を参照して説明したが、本発明の保護範囲は上記実施形態に限定されるものでなく、該当技術分野の通常の知識を有する者であれば本発明の思想及び技術領域から逸脱しない範囲内で本発明を多様に修正及び変更させることができることを理解することができる。 |