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光沢のあるカントゥアリング済みコンポジット歯科ベニアを作製するための方法および器具

申请号 JP2015600115 申请日 2012-12-20 公开(公告)号 JP3201783U 公开(公告)日 2016-01-07
申请人 デンタル アート イノベーション プロプライエタリー リミテッド; 发明人 ヤコブソン−シャガン シガル;
摘要 【課題】望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアを形成するためのテンプレートを提供する。 【解決手段】テンプレート100は、コンポジットと 接触 するための滑らかな凹面を有する歯接触部分110を備え、滑らかな凹面は、望ましい天然歯形状に相補的な形状を有する。歯接触部分は、放射線を通すことができる材料から形成され、歯接触部分を介してコンポジットレジン材料が硬化可能であり、望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアが形成できる。滑らかな凹面の反対側の表面には 位置 合わせガイド116を備え、歯接触部分はハンドルをさらに備え、ハンドルにはグリップ部分120が着脱可能に取り付けられている。 【選択図】図1
权利要求

放射線で硬化可能なコンポジットレジン材料を用いて歯の表面にベニアを形成するためのテンプレートであって、 コンポジットと接触させるための滑らかな凹面を有する歯接触部分であって、滑らかな凹面が、望ましい天然歯形状に相補的な形状を有する、歯接触部分 を備え、 歯接触部分が放射線を通すことができる材料から形成され、そのため歯接触部分を介してコンポジットが硬化可能であり、望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアが形成される、テンプレート。滑らかな凹面の反対側の表面に少なくとも1つの位置合わせガイドをさらに備える、請求項1記載のテンプレート。位置合わせガイドが歯接触部分の中心線に沿って延びている、請求項2記載のテンプレート。位置合わせガイドが、一段高くなった部分または溝である、請求項2または請求項3記載のテンプレート。ハンドルをさらに備え、ハンドルから歯接触部分が延びている、請求項1〜4のいずれか一項記載のテンプレート。ハンドルに取り付けられたグリップ部分をさらに備える、請求項5記載のテンプレート。グリップ部分がハンドルから着脱可能である、請求項6記載のテンプレート。ハンドルおよび歯接触部分が、オートクレーブ可能な材料から形成される、請求項1〜7のいずれか一項記載のテンプレート。テンプレートが弾性材料から形成される、請求項1〜8のいずれか一項記載のテンプレート。請求項1〜9のいずれか一項記載の複数のテンプレートを備える、放射線で硬化可能なコンポジットを用いてベニアを形成するためのキットであって、 それぞれのテンプレートが、一組の天然歯内における顔面側の形状および/またはサイズのばらつきに対応できるように、それぞれ異なる予め決められた形状を有するそれぞれの歯接触部分を有する、キット。歯接触部分を有するテンプレートを準備する工程であって、歯接触部分が滑らかな凹面を有し、滑らかな凹面が、望ましい天然歯形状に相補的な形状を有し、歯接触部分が、放射線を通すことができる材料から形成される、工程; コンポジットを歯の顔面側に塗布する工程; コンポジットが滑らかな凹面と接触するように、歯接触部分を歯の顔面側に押し付ける工程;および コンポジットを、歯接触部分を通過した放射線で硬化させて、望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアを形成する工程 を含む、放射線で硬化可能なコンポジットを用いて歯の表面にベニアを形成する方法。コンポジットを歯接触部分の滑らかな凹面に塗布する工程をさらに含む、請求項11記載の方法。コンポジットを塗布する前に歯の顔面側を整える工程をさらに含む、請求項11または請求項12記載の方法。ベニアを塗布しようとする歯に隣接する歯の色に従ってコンポジットを選択する工程をさらに含む、請求項11〜13のいずれか一項記載の方法。放射線が紫外線である、請求項11〜14のいずれか一項記載の方法。

放射線で硬化可能なコンポジットレジン材料を用いて歯の表面にベニアを形成するためのテンプレートであって、 コンポジットを歯に塗布した後にコンポジットと接触させるための滑らかな凹面を有する歯接触部分であって、滑らかな凹面が、望ましい天然歯形状に相補的な形状を有する、歯接触部分 を備え、 歯接触部分が放射線を通すことができる材料から形成され、そのため歯接触部分を介してコンポジットが硬化可能であり、望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアが形成される、テンプレート。滑らかな凹面の反対側の表面に少なくとも1つの位置合わせガイドをさらに備える、請求項1記載のテンプレート。位置合わせガイドが歯接触部分の中心線に沿って延びている、請求項2記載のテンプレート。位置合わせガイドが、一段高くなった部分または溝である、請求項2または請求項3記載のテンプレート。ハンドルをさらに備え、ハンドルから歯接触部分が延びている、請求項1〜4のいずれか一項記載のテンプレート。ハンドルに取り付けられたグリップ部分をさらに備え、グリップ部分がハンドルから着脱可能である、請求項5記載のテンプレート。望ましい天然歯形状に相補的な滑らかな凹面の形状が、平均的な天然歯の形状および寸法の測定値に由来する経験的根拠に基づく、請求項1〜6のいずれか一項記載のテンプレート。歯接触部分が、オートクレーブ可能な材料から形成される、請求項1〜7のいずれか一項記載のテンプレート。テンプレートが弾性材料から形成される、請求項1〜8のいずれか一項記載のテンプレート。請求項1〜9のいずれか一項記載の複数のテンプレートを備える、放射線で硬化可能なコンポジットを用いてベニアを形成するためのキットであって、 それぞれのテンプレートが、一組の天然歯内における顔面側の形状および/またはサイズのばらつきに対応するように、それぞれ異なる予め決められた形状を有するそれぞれの歯接触部分を有する、キット。

说明书全文

本考案は、保存修復学、特に、審美歯科の分野に関する。

背景 歯科ベニアは、歯の外観を改善するために歯の前面を覆うように、または損傷した歯表面を覆うように設計された歯の色の材料からなる非常に薄い、オーダーメイドの外皮である。これらの外皮は歯の前部に結合されて、歯の色、形状、サイズ、または長さを変える。

歯科ベニアはポーセレンまたは樹脂コンポジット材料から作ることができる。

ポーセレンベニアを塗布するには2回の予約が必要である。1回目の診察時に歯科医は、歯表面から少なくとも1/2ミリメートルのエナメル質を除去することによって、それぞれの歯を整える。歯を整えたら、典型的な処置では、歯の印象をとり技工室に送って、ポーセレン材料から、特別仕様でぴったり合うように作られた製品を製作する。2回目の診察時には最終製品を配置する用意ができている。その間は、歯科医が、整えられた歯に仮ベニアをかぶせておく。

コンポジットベニアを塗布するには1回の予約しか必要としない。コンポジットベニアは1/2ミリメートルより薄く作ることができ、従って、ベニアを歯に結合する前に歯表面の除去を必要としないか、最小限の除去しか必要としない。従って、コンポジットベニアの使用はポーセレンベニアより保存的な治療である。歯科技工所コストが無く、歯科治療時間が短く、仮ベニアが必要とされないので、コンポジットベニアは患者にとって費用対効果も大きい。

直接塗布されるコンポジットベニアの重大な欠点は、寸分の違いもない歯の外形(線、溝、および突出部)を作り出し、次いで、ベニアを研磨して天然歯の光沢を正確に模倣する光沢のある外観を得ることが困難な場合があることである。結合部が目立たない自然な結果を得るためには優れた技量を必要とする。ほとんどの歯科医にとって直接前方コンポジットベニア修復は最も難しい臨床処置の1つである。従って、多くの歯科医は、離れた場所にある歯科技工室にポーセレンベニアを製作してもらい、次いで、クリニックへの再診察中にポーセレンベニアを患者の歯に結合することを選ぶ。

概要 本考案の態様は、放射線で硬化可能なコンポジットレジン材料を用いて歯の表面にベニアを形成するためのテンプレートを提供する。テンプレートは、コンポジットと接触するための滑らかな凹面を有する歯接触部分であって、滑らかな凹面が、望ましい天然歯形状に相補的な形状を有する、歯接触部分を備える。歯接触部分は、放射線を通すことができる材料から形成され、そのため歯接触部分を介してコンポジットが硬化可能であり、望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアが形成される。

他の態様は、紫外線で硬化可能なコンポジットを用いてベニアを形成するためのキットであって、複数の前記テンプレートを備えるキットを提供する。それぞれのテンプレートは、顔面側の形状および/またはサイズのばらつき、例えば、一組の天然歯の中にある前歯および第1小臼歯それぞれの形状および/またはサイズのばらつきに対応できるように、それぞれの異なる予め決められた形状を有する、それぞれの歯接触部分を有する。それぞれの歯接触部分の相対寸法は、理論的根拠に基づいて、例えば、Levinの黄金比理論、Snowの比、または審美笑顔分析から得られた他の任意の比を用いて決められてもよい。または、相対寸法は、経験的根拠に基づいて、例えば、ある特定の成人集団における平均的な天然歯の幅および長さの測定値から決められてもよい。

さらなる態様は、放射線で硬化可能なコンポジットを用いて歯の表面にベニアを形成する方法であって、 歯接触部分を有するテンプレートを準備する工程であって、歯接触部分が滑らかな凹面を有し、滑らかな凹面が、望ましい天然歯形状に相補的な形状を有し、歯接触部分が、放射線を通すことができる材料から形成される、工程; コンポジットを歯の顔面側に塗布する工程; コンポジットが滑らかな凹面と接触するように、歯接触部分を歯の顔面側に押し付ける工程;および コンポジットを、歯接触部分を通過した放射線で硬化させて、望ましい天然歯形状に合う表面形状を有するベニアを形成する工程 を含む方法を提供する。

有利なことに、本考案の態様の方法、装置、およびキットを用いると、歯科医は、彫刻および研磨に時間を費やす必要なく、かつ大きな優れた技能を行使する必要なく、天然歯に似た大きさに作られ、天然歯に似るように成形され、カントゥアリングされ、かつ光るコンポジットベニアを常に製作することができる。

ここで本考案の好ましい態様を、添付の図面に関連して非限定的な例として説明する。

本考案の態様に従うテンプレートの背面透視図である。

図1のテンプレートの前面透視図である。

図1および図2のテンプレートの前面投影図である。

図1〜図3のテンプレートと用いられる着脱可能なテンプレート部品の前面投影図である。

テンプレート部品の背面平面図である。

テンプレート部品の側面投影図である。

図1および図2のテンプレートのグリップ部品の前面透視図である。

詳細な説明 態様は、直接コンポジットベニアを作り出すための歯科方法、器具、およびキットを提供する。

本明細書において開示されたキットの態様は、コンポジットベニアの望ましい最終形状を作り出すためのテンプレートセットからなる。

好ましくは、望ましい最終形状は、審美笑顔分析、例えば、Levinの黄金比理論(J Prosthet Dent. 1978 Sep;40(3):244-52); Snowの黄金パーセント(golden percentage)(J Esthet Dent. 1999; 11 (4): 177-84); Preston の比(Preston JD, The Golden Proportion revisited, Journal Esthet Den. 1993;5:247-51)、またはRecurring Esthetic Dental(RED)比(Ward DH, J Esthet Restor Dent. 2007;19(6):324-37; discussion 338-9)によって選択される。これらの各文書の開示は、本明細書において完全に示されるように、その全体が組み入れられる。

他の態様において、望ましい最終形状は、ある特定の集団における天然歯の表面形状寸法(幅、長さ、および湾曲を含む)の測定値の平均に基づいて選択されてもよい。表1および表2は、一組のテンプレートの準備において用いられ得る歯の幅測定値および長さ測定値の平均の例を示す。

(表1)上顎歯の寸法の平均

(表2)下顎歯の寸法の平均

望ましい最終形状の湾曲はまた、それぞれの歯の天然歯の湾曲に応じて経験的に選択されてもよい。例えば、Wheeler's Dental Anatomy, Physiology and Occlusion (7th edition, W.B. Saunders, 1993)に開示されるように、上顎歯の湾曲の平均は歯頸部1/3(cervical third)において約0.5mmである。下顎前歯の歯頸線上の湾曲は典型的に0.5mm未満であり、多くの場合、これよりかなり短い。

図面に示したように、テンプレート100は、グリップ部品120にはめられるテンプレート部品105を備える。テンプレート部品105は、天然歯の外形に近似する滑らかな凹面112を有する歯接触部分110を備える。歯接触部分110は細長いハンドル130から延びている(図4および図5)。歯接触部分110には、滑らかな凹面112の反対側に表面114があり、表面114には位置合わせガイド116が配置されている(図5および図6)。

表面112に示した線は、例示目的で表面の湾曲を図示することだけを目的とし、表面112を粗くする可能性のある表面パターンまたは構造を図示することを目的としないことが理解されるはずである。

位置合わせガイド116はテンプレート部品105の中心軸に沿って配置され、有利なことに、歯の正中線上に位置決めし、隣の歯の中心線と平行な位置を維持するのを助ける。図面に示したように、位置合わせガイド116は、テンプレート部品105の中心軸と一直線に並ぶ、一段高くなった、まっすぐな隆起であるが、他の形の位置合わせガイドも可能であることが理解されるだろう。例えば、位置合わせガイド116は1本の溝、一対または複数の一段高くなった平行な部分および/または溝でもよく、印刷または別の適切な方法によって付けられた1つまたは複数の画像を含んでもよい。

テンプレート部品105は透明または半透明なプラスチック材料から形成され、この材料は歯科コンポジットに永久に付着しない。

好ましくは、テンプレート部品105はオートクレーブ可能であり、そのため再利用することができる。有利なことに、テンプレート部品105は可撓性材料から形成されるか、または特定の場所もしくは領域で、例えば、ハンドルに沿って、および/もしくはハンドルと歯接触部分110の中間にある部分に沿って曲がるように構成されている。典型的には、コンポジット硬化後に歯接触部分110はコンポジットに弱く付着している。従って、テンプレートを取り外すためには、圧を加えることが必要な場合があり、これが硬化コンポジットまたはテンプレートの破損の原因となる場合がある。可撓性アームを設けることによって、これが起こるリスクが低下し、取り外しの間にテンプレートに加えられる力が分散される。

グリップ部分120は、好ましくは、シリコーンなどのエラストマー材料から形成され、親指の置き場所(thumb rest)として働き得る、くぼんだ表面122を備える。くぼんだ表面は、一段高くなった部分、例えば、使用者の親指または指の把持力を改善する一連のリブを備えてもよい。一段高くなった部分は、文字、例えば、商標または説明文を含んでもよい。

一部の態様において、テンプレート部品105およびグリップ120は一体形成されてもよい。

グリップ部分120は、テンプレート部品105のハンドル130を収容するように成形されかつサイズ決定された管126を備える。ハンドル130を、様々なやり方で、例えば、ハンドル130の材料がグリップ120のエラストマー材料と摩擦係合する押込みばめによって、またはハンドル130の表面にある溝または突出部(示さず)と、管126の中に配置された対応する突出部または溝とのカチッとはめる方式の係合によって、グリップ部分にはめてもよい。

図面に示した特定の例の歯接触部分110の滑らかな凹面112(その湾曲を示すために一連の線として示した)は、天然歯、この例では上顎中切歯の唇側の面の理想的な形状(寸法および湾曲を含む)に合うように成形されている。理想的な形状は、前述したように望ましい歯形状を選択する任意の方法によって決めることができる。従って、具体的に説明したテンプレート部品105は、ベニアを上顎中切歯に塗布するのに適している。

本考案の態様は、複数のテンプレート部品105を備えるキットを提供する。前記複数のテンプレート部品105は、一組の天然歯の中にある顔面(唇または頬)側の形状のばらつきに対応するために、それぞれの異なる形状を有する、カントゥアリング済み表面112を有するそれぞれの歯接触部分110を有する。様々なテンプレート部品をグリップ120にはめてベニアを塗布し、使用後にグリップ120から取り外し、オートクレーブすることができる。または、テンプレート部品はグリップ120なしで用いられてもよく、代わりに使用者はハンドル130を直接握る。

例えば、主として審美歯科に用いられるキットは、左第1小臼歯から右第1小臼歯までの8本の上前歯および8本の下前歯(FDI World Dental Federationによって用いられる表記法では14-24および44-34)に対応するように成形された、それぞれのテンプレート部分を有する合計16個の異なるテンプレート部品を有してもよい。さらに、キットは、患者間のばらつきに対処するために、それぞれの歯についてサイズバリエーションを備えてもよい。例えば、キットは、ばらつきの予想範囲に対応するために「小」サイズ、「中」サイズ、および「大」サイズで提供されてもよい。

テンプレート部品105は、サイズ(中の場合、M)およびテンプレート部品105の使用対象となる歯(11、すなわち、上顎右中切歯)を示すために、しるし117をハンドル130の表面に備える。

歯接触部分110は、ネック118によってテンプレート部品105のハンドル130につながれる。図6に示すように、ネック118は、概して、ハンドル130の平面と一直線に並んだ、まっすぐな部分118a、ならびにまっすぐな部分118aと歯接触部分110の中間にある湾曲したおよび/または角度が付いた部分118bを備える。歯接触部分110がハンドル130の平面と実質的に一直線に並ぶように、角度が付いた部分118bが歯接触部分110の表面の湾曲の釣り合いをとる。

ここで、例えば前記のテンプレート部品および/またはグリップを用いて歯の表面にベニアを形成するための例示的な方法を説明する。

最初に、歯科医は、治療している歯に適したコンポジット材料および色を選択する。色は、患者の隣接している歯の色に基づいて選択されてもよい。代わりの態様では、もし患者または歯科医が、例えば、白色の歯のセットを作製したいという場合、色は、隣接している歯の色に一致しなくてもよい。次いで、歯科医は、前記のテンプレートのキットから、ベニアを張ろうとする歯と一致するテンプレート部品105を選択する。テンプレートの選択は、例えば、歯肉線から始まり、その歯と両側にある歯との接触点に及ぶ空間を歯接触部分110がカバーするような、予め作られた3つのサイズ(小、中、大)のうち1つが選択されるように、歯のサイズに依存してもよい。次いで、確実に、隔壁がテンプレートの配置を妨害しないために歯の顔面側に突き出ないように注意して、歯を、両側で隔壁を用いて、隣接している歯から切り離す。

次いで、当技術分野において公知のやり方でエッチングし、ボンディング材を塗布することによって歯表面が整えられる。当技術分野において公知の任意の適切なボンディング材を使用することができる。

次に、選択されたテンプレート部品105はハンドル130によって把持されるか、またはハンドル130がグリップ部分の中に設置される場合もしくはテンプレート部品105およびグリップ120が一体形成される場合には、グリップ部分120によって把持される。次いで、歯接触部分110の滑らかなカントゥアリング済み表面112は、歯表面にあり歯の全面を覆っているコンポジットに対して設置されかつ軽く押し付けられる。歯接触部分110の上にある位置合わせガイド116が、隣接する歯の中心線と平行になるように、テンプレートの歯接触部分110を設置しなければならない。一部の態様では、歯接触部分110の表面112の真ん中に極めて少量の流動性コンポジットが充填された後に、歯の顔面側に塗布されてもよく、それによって、滑らかな、気泡のない表面の作製が支援される。

歯接触部分110が、歯の顔面側に接する所定の位置に置かれたら、コンポジットを硬化させるための光源として歯科用硬化光を用いて、顔面側および(任意で)内部表面から硬化させる。当技術分野において公知のように、硬化に必要とされる時間は、一般的に、使用される光のタイプおよびコンポジット層の厚さに依存する。典型的に、歯の両側、すなわち裏面(舌側)からおよび前面(唇側)から、照射することが有利である。

コンポジットが推奨時間にわたって硬化された後、次いで、テンプレート105が取り出されると、望ましい天然歯形状を有する、光沢のあるカントゥアリング済みベニアが残る。有利なことに、この方法を用いると、彫刻もカントゥアリングもベニアの研磨も必要とされない。この方法は時間を節約し、予想可能な結果を毎回もたらす。

歯接触部分110が、整えられた歯にかぶせて設置されたときに、整えられた歯の縁に過剰なコンポジットレジンの薄膜が絞り出さる。整えられた歯の縁の周囲から余分なコンポジットレジンを除去するために仕上げ工程が行われる。テンプレート105が取り外された直後に仕上げ工程が行われる。余分な材料を除去するために、極細の仕上げ用ダイヤモンドバーが典型的に用いられる。歯の光沢のあるカントゥアリング済み顔面側にさわらないことが重要である。

前記方法および器具の様々な変更が可能であるが、それでもなお本考案の範囲内であることが理解されるだろう。例えば、テンプレート部品105は前歯の顔面側への使用に関して説明したが、他の目的、例えば、ポーセレンベニア用の仮歯冠または暫間補綴物(temporaries)の最終前方形状の作製に使用することができる。

いかなる先行刊行物(もしくはこれから得られた情報)についての本明細書における記載も、いかなる公知事項についての本明細書における記載も、先行刊行物(もしくはこれから得られた情報)または公知事項が、本明細書が関連する努力傾注分野において一般知識の一部となっていることを承認するものとしても、容認するものとしても、あらゆる形の示唆をするものとしてもみなされず、かつみなされるべきでない。

本明細書全体を通じて、文脈によって特に必要とされない限り、単語「含む(comprise)」、ならびに「含む(comprises)」および「含む(comprising)」などの語尾変化は、述べられた整数もしくは工程または整数もしくは工程の集まりを含むことを意味するが、他の任意の整数もしくは工程または整数もしくは工程の集まりを排除することを意味しないことが理解されるだろう。

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