Device and method for testing dental material for hardness

申请号 JP1080192 申请日 1992-01-24 公开(公告)号 JPH05111504A 公开(公告)日 1993-05-07
申请人 Demetoron Res Corp; デメトロン・リサーチ・コーポレイシヨン; 发明人 JIYOSHIYUA FURIIDOMAN;
摘要 PURPOSE: To easily conduct a restoring material test at low cost by packing an unhardened sample of dental restoring material into an opening provided in a main body made from a material of known hardness, hardening the sample packed, and scratching the surface of the main body.
CONSTITUTION: At least one of openings 16, 17, 18 provided in the main body 11 of a hardness testing device 10 is filled with an unhardened sample of dental restoring material which has a known hardness when hardened with respect to the hardness of the main body 11. Next, the sample packed is exposed to light energy from only an apex side face 12 and is hardened within a predetermined standard duration during which hardening is performed. A bottom side face 14 is scratched with a tool such as a disc-shaped tungsten carbide carver or a Vheecarver, and the carveability of the sample hardened in the opening 16, 17, or 18 is compared with that of the surface of the bottom side face 14 around the opening to measure the hardness of the sample hardened.
COPYRIGHT: (C)1993,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 所定の形状および厚さを有し、試験すべき歯科修復材料以外の高分子材料から構成され、かつ歯科修復材料を光エネルギーに暴露した後の該歯科修復材料の未知の硬度との比較のために既知の硬度を有する予め形成された本体からなり、該本体はその各々の側に平面を有し、その対向する各側の平面より該本体を通して伸長する少なくとも一つの開口部を有しており、該開口部は光エネルギーに暴露する前に該平面と一致するレベルまで該歯科修復材料で充填され、光エネルギーに暴露した後、該本体の対向する各側面の開口部における該歯科修復材料の硬度を、該平面を横切って各材料を表面スクラッチするかまたは刻むかのいずれかにより、該表面に隣接する周辺の本体の硬度と比較することにより試験することを特徴とする歯科修復材料の硬度試験装置。
  • 【請求項2】 装置がディスク形態である請求項1記載の装置。
  • 【請求項3】 未硬化歯科複合体の試料を、該歯科修復材料以外の高分子材料からなり、既知の硬度を有する本体を通して伸長する開口部に充填し、該本体の対向側面の開口部を該試料で満たし、未硬化歯科複合体の該充填試料を含有する該本体の一方の側面を、硬化を行う標準的継続時間の所定の時間枠にて光エネルギー源に暴露し、少なくとも光エネルギーに暴露された側面に対向する該本体の側面にて、周囲の本体の既知硬度に対する該試料の未知硬度を比較するために該本体を表面スクラッチするかまたは刻む工程からなることを特徴とする、光エネルギーに暴露した後、通常の未硬化歯科複合材料の硬度を既知スタンダードと比較試験する方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は使い捨ての歯科材料の硬度試験装置および歯科医または歯科開業医が歯科修復材料が歯科修復操作の用途において有用であるかどうかを速やかに測定しうる方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術および課題】光照射により硬化する歯科修復材料は、歯科医が歯を充填、修復または治療する際の用途に適している、ある種の物理的かつ化学的特性を有していなければならない。 歯の充填および治療に用いられる歯科修復性または複合光硬化性材料は、結合剤として、またはグレイズまたは薄層コーティングを形成するのに用いられる歯科複合体と異なっていなければならない。 後者の場合、該複合体は実質的に「非充填」であり、比較的に低粘度であって、それに対して歯の充填および修復用の歯科修復材料は高粘度を得るために多量の無機粒状フィラーを含有する粘性材料である。 修復材料中の光硬化性樹脂成分(類)は、該複合体全体を通して均質に配分されており、該修復体の頂部から底部まで均一に該材料を硬化させるに十分な光エネルギーを受けなければならない。 市場には実質的に多数の商業上入手可能な硬化用ランプがあり、そのすべてが硬化させる材料に対応する光エネルギースペクトルの範囲内の種々の光−発生特性を有する。 さらには、入手可能な歯科修復材料は、フィラーの種類によって種々の色合い状態となる。 それらは異なるエージングおよび半減特性を有し、
    室温以上の種々の温度レベルにて性能が低下するかまたは劣化しやすい。

    【0003】したがって、歯科開業医には、歯科医が、
    通常、持ち合わせている所定の修復材料が、光エネルギーの照射後、合理的な時間枠にて修復体全体を硬化させるかどうかという懸念がある。 通常、歯科医院にて用いられる修復材料が、硬化用ランプの下で適当に硬化しないような、エージングまたは劣化していないことを、または別に、硬化用ランプが材料製造業者により特定されている時間枠にて該材料を硬化させることができるかどうかを歯科医に保証する便利な方法など存在しない。 このことは、特に、修復体の底部にて硬化を行うためにより多くの光エネルギーおよび時間を必要とする深後部修復体における問題である。 硬化しないと、該修復体の底部は未硬化のままか、あるいはわずか部分的に硬化したままであろう。 未硬化またはわずか部分的に硬化した修復体は、歯科修復体として供せられるに必要な硬度を有さない。 この問題は、硬化用ランプが該材料を頂部から下方向に硬化させる、すなわち、まず近位外表面が硬化し、硬化エネルギー源から最も離れた下部の遠位表面が最後に硬化するために生じる問題である。 広範囲にわたる研究は、明らかに、歯科修復材料の硬度がその硬化度に正比例していることを示している。 歯窩の髄室基に隣接する領域における修復材料が適当に硬化しないと、修復体全体が物理的に弱く、微細な漏れを、ならびに歯髄に対する刺激原としてもまた供する未硬化材料の存在により患者に刺激感応性を生じさせるかもしれない。

    【0004】

    【課題を解決するための手段】本発明の装置および方法は、従来のいずれかのランプからの光硬化源のエネルギー出で、通常の暴露時間枠の下、髄室に最も近い遠位端にて修復材料の底層が硬化する能力を有しているかどうかを測定し、言い換えれば、材料それ自体が適当に硬化したかまたはそうでなければ不完全であるかどうかを測定し、迅速試験を可能とする、修復材料試験についての、簡単で、安価で、かつ使い捨て可能な試験インジケーターを用いる。 修復材料は、エージング、高温中への暴露または製造欠陥により不良品となりうる。

    【0005】本発明は、光エネルギーに暴露した後の歯科複合体の硬度との比較のために既知の硬度の材料で構成された予め成形された本体からなり、該本体はかかる本体の一側面上に少なくとも一つの平面およびその対向する各側の平面より本体を通して伸長する少なくとも一つの開口部を有し、硬化前、該開口部に複合歯科材料を充填し、該本体の対向する各側面の開口部における硬化歯科複合材料の硬度を該表面に隣接する周囲の本体の硬度と比較することにより測定することができる、歯科修復材料の硬度試験装置を提供する。

    【0006】本発明は、未硬化歯科複合体の試料を、既知硬度の材料からなる本体に設けられた開口部に充填し、未硬化歯科複合体の充填試料を、硬化を行う標準的継続時間の所定の時間枠にて、該本体の一方向からのみ、硬化光源からの光エネルギーに暴露し、少なくとも光エネルギーに暴露された側面に対向する該本体の側面にて、該周囲の本体の硬度に対する該試料の硬度を比較する工程からなる、硬化させるために光エネルギーに暴露した後の通常の未硬化歯科複合材料の硬度を試験する方法を提供する。 該本体の試験(底部)側面上の硬化試料の硬度は、円板状タングステン・カーバイド・カーバー(carver)のような用具でその表面をこすり、それを周囲の表面のカーバビリティー(carvability)と比較することにより測定することができる。

    【0007】

    【図面の記載】本発明の他の利点および目的は、以下の添付図面に関連する詳細な記載より明らかとなるであろう:図1は、本発明の好ましい硬化試験装置の上面図である;図2は、図1の2−2線に沿った装置の側面図である;図3は、図1の装置の底面図である;図4は、本発明の試験装置の別の具体例の断面図である。

    【0008】

    【発明の詳細な記載】本発明の試験装置(10)の好ましい具体例を、頂部平面(12)、底部平面(14)および複数の開口部(16)、(17)および(18)を各々に有する、予め成形された本体(11)、好ましくは、ディスク様形態にて図1〜3に示す。 該開口部(1
    6)、(17)および(18)は、平面(12)から平面(14)まで装置(10)の本体を通して伸長している。 本体(11)はいずれの所望の厚さであってもよく、好ましくは、口腔の歯科修復体にて用いられる通常の厚さ範囲に相当する1〜8mmであり、所望の径は、
    例えば、1〜3インチとすることができる。 該装置(1
    0)の本体(11)は、60および100の間のバーコール(barcol)硬度範囲で既知の硬度を有する、いずれか所望の複合体材料、好ましくは高分子材料からなる。
    該硬度範囲の下端はミクロフィル材料に対応し、それに対して該範囲の上端は複合充填材料に対応する。 好ましい高分子材料は、例えば、米国、プレミックス社(Pre
    mix Inc.,USA)から入手しうるポリエステル繊維化合物のような射出成型熱硬化性材料である。

    【0009】硬度ディスク試験装置(10)は、完全に硬化させた修復材料に特徴的な既知硬度と同様の特徴的な硬度を有する。 該ディスク(10)は、好ましくは、
    通常の歯科用混合パッドのような平面上に設置して用いるべきである。 開口部(16)、(17)または(1
    8)のうち少なくとも一つに、ディスク材料の硬度に対応する値の、適当に硬化させた場合、既知の硬度を有する未硬化の修復材料試料を充填する。 実質的には、2、
    3、4または5mm等の標準的な修復の深さに対応する厚さにて、多くの異なる硬度のディスクを利用する。 該ディスクの硬度は、市販の修復材料の全範囲にわたる硬度範囲をカバーするように変化する。 ついで、修復材料を充填したディスク(10)を、修復材料を適当に硬化させうることが知られている通常の硬化光源に暴露する。 該修復材料は、ディスク厚に対応する修復厚さ、例えば、3mmの硬化厚に対応する修復厚について、製造業者により指定されている時間内において、硬化(頂部)側面から硬化する。 ついで、ディスク(10)の底部側面(14)の材料をチェックし、標準的円板状タングステン・カーバイド・カーバーまたはヴェー・カーバー(Vheecarver)のような他の用具を用い、その硬度を、充填した開口部に隣接する周囲のディスク面の硬度と比較することによって、該材料が適当に硬化しているかどうかがわかる。 その硬度がディスクの硬度と相対的に等しくない場合、該材料はもはや使用不可であり、製造業者に返品するかまたは廃棄すべきである。 その硬度は、硬化材料のカーバービリティーを試験ディスクの周囲表面のカーバービリティーと比較することによって容易に比較することができる。 刻まれる材料のコンシステンシーはディスク材料のものと同等またはより硬いとの感じを与えるはずである。 完全に硬化した場合、ディスク材料の硬度が該材料の硬度に対応するはずである。

    【0010】図4において、底部平面(20)および一定の傾斜にて増加する上面(22)を有する装置(1
    0)に関する別の具体例を示す。 複数の開口部(2
    3)、(24)、(25)、(26)および(27)
    を、例えば、3〜8mmの目盛り厚を付した装置(1
    0)の本体(30)に形成する。 これにより、複数の深さの窩について試験することが可能である。 装置(1
    0)を図1〜3におけるその対照装置と同様の方法にて試験する。

    【0011】

    【発明の効果】本発明によれば、エージングまたは高温暴露または製造欠陥等より生じる、歯科修復材料の未硬化または不完全硬化を測定し、歯科修復硬化の迅速試験を可能とする、簡単で、安価で、かつ使い捨て可能な歯科材料の硬化試験装置およびその試験方法が得られる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明の好ましい硬化試験装置の上面図である。

    【図2】 図1の2−2線に沿った装置の側面図である。

    【図3】 図1の装置の底面図である。

    【図4】 本発明の試験装置の別の具体例の断面図である。

    【符号の説明】

    10; 硬度試験装置 11、30; 本体 12; 頂部平面 14; 底部平面 16、17、18、23、24、25、26、27;
    開口部

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