電気歯ブラシの動作モードに関するシステム

申请号 JP2013046119 申请日 2013-03-08 公开(公告)号 JP5731557B2 公开(公告)日 2015-06-10
申请人 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ; 发明人 クック チャールズ; グレッツ ジョー; ベニング ウォルター; ダブロウスキー クリストファー; ピーターソン リック; ハード グレッグ; ベーダム マルティン; カスペルセン ハンネ;
摘要
权利要求

電気歯ブラシの自動動作の時間を延長するシステムであって、 前記電気歯ブラシのブラシヘッド部分の動作を制御する、前記電気歯ブラシに関するコントローラを有し、 前記コントローラは、ブラッシングイベントの終了の実質的に直後に、前記電気歯ブラシの動作に関する選択された量の追加時間を供給する、予めプログラムされた機能を持ち、 前記追加時間は、単一のブラッシングイベントの時間よりも大幅に小さい、システム。前記コントローラは、ブラッシングイベントの終了後の所定短時間内におけるユーザによる制御エレメントの作動により、前記追加時間を供給する、請求項1に記載のシステム。前記追加時間は、20〜40秒の範囲内である、請求項1に記載のシステム。前記追加時間は、約30秒である、請求項1に記載のシステム。前記制御エレメントは、前記電気歯ブラシに関するオン/オフスイッチである、請求項2に記載のシステム。前記制御エレメントの作動に関する前記所定短時間は、10秒以内である、請求項2に記載のシステム。前記電気歯ブラシは、ユーザインタフェースを含み、 前記コントローラは、直前のブラッシングイベントの間の動作モードとは異なる期間である前記追加時間の間に、前記電気歯ブラシの動作モードの選択を許可するようにプログラムされる、請求項1に記載のシステム。

说明书全文

本発明は、概して、電気歯ブラシの動作制御に関し、より具体的には、電気歯ブラシの種々の動作モードの使用及び選択に関する。

一部の電気歯ブラシは、歯ブラシの本体上の制御ボタンを介してユーザにより選択可能な複数の動作モードを持ち、この制御ボタンは、一般に、"ユーザインタフェース"と呼ばれる。各モードは、一般に、異なるブラッシングアクションを持つ。例えば、ノーマルモードは、歯のノーマルブラッシング/クレンジングに特に適合可能である一方で、ジェントルモードは、より小さいブラシムーブメントを持ち及び/又は低速で動くようなアクションを持つ。他のモードは、ブラシがパルスアクションを持つマッサージモードであってもよい。

これらのモードは、様々なモードの可能性の一例にすぎない。一般に、動作モードは、一旦選択されると、全体のブラッシングイベントの間、即ち2分間、歯ブラシの動作を制御するだろう。特定のユーザが、単一のイベントタイムの範囲内に異なるモード、即ち2分の範囲内に2又はそれ以上のモードを組み合わせることを望む場合には、ユーザは、所望の特定のモード/時間のプロファイル等を時間毎に手動で作成するためにユーザインタフェース制御を操作しなければならない。これは、多くの場合、ユーザが常に確実に遂行するためにあまりに複雑であるか不便である。それ故、単一のブラッシングイベントに対して複雑なブラッシングプロファイルを生じさせるための単純な制御が必要である。このような制御は、有益な効果を引き起こすことが知られているこれらのモード/時間プロファイルに対して特に望ましいことである。ユーザが単純で直接的な制御オペレーションによって利用可能な所望のプロファイル等を持つことは有利であるだろう。

加えて、多くの場合、選択した短時間の間、即ち30秒までブラッシングタイムを延長するための単純な手段を持つことが望ましい。一般に、これは、現在、ノーマルイベントの終了の後に再びオン/オフボタンを単純に押して、その後、ブラッシングの所望追加時間が経過した場合に手動でブラッシングを終了させることにより遂行される。しかしながら、これは、多くの場合、監視することが困難である。

最後に、子供が適切に及び全体所望時間(full desired time)にブラッシングを行うことを促進するような、一部の特別なブラッシング事情(brushing circumstance)があり、これは、特定の動作モードとして広範に分類可能である特別なブラッシングアレンジメントにより高められてもよい。また、親が子供のブラッシングパターンを監視するための便利な読み出し情報をそなえた、子供のブラッシングの記録を保持することが好ましいだろう。

このように、モード選択が単純でありながら、さらなる動作モード機能を提供するために設けられて適合される電気歯ブラシが好ましく、これにより、ユーザに対する電気歯ブラシの有益な使用を増大させる。

従って、ここでは、ブラッシングイベントの間に1より多くの動作モードで電気歯ブラシを動作させるシステムであって、歯ブラシ本体と、ブラシヘッドと、前記ブラシヘッドを駆動するモータと、前記モータのコントローラとをそなえた電気歯ブラシを有し、前記コントローラは、前記電気歯ブラシが、単一のブラッシングイベントにおいて、一の選択時間に一の動作モードで動作してから、前記一の動作モードとは異なる、他の選択時間に少なくとも1つの他の動作モードにプログラムに応じて自動的に変更する、動作についての少なくとも1つのモード/時間プロファイルを生成するために予めプログラムされ、これらの動作モードに関する前記選択時間が、合計で単一のブラッシングイベントの時間になり、当該システムは、前記モード/時間の動作プロファイルを開始するためにユーザによって操作可能なユーザインタフェースを有するシステムが開示されている。

また、電気歯ブラシの自動動作の時間を延長するシステムであって、前記電気歯ブラシのブラシヘッド部分の動作を制御する、前記電気歯ブラシに関するコントローラを有し、前記コントローラは、ブラッシングイベントの終了の実質的に直後に、前記電気歯ブラシの動作に関する選択された量の追加時間を供給する、予めプログラムされた機能を持ち、前記追加時間は、単一のブラッシングイベントの時間よりも大幅に小さい、システムが開示されている。

また、電気歯ブラシを使用している子供によるブラッシングを促進するためのシステムであって、使用中のパワー歯ブラシに関するディスプレイデバイスを有し、前記ディスプレイデバイスは、前記パワー歯ブラシの使用が、開始される時間からブラッシングイベントに関する所望時間の期間の終端まで継続する場合に、選択された項目が初期状態から最後の所望状態へと視覚的に進展するディスプレイプログラムを含む、システムが開示されている。

また、種々の年齢の子供による使用のためにパワー歯ブラシの動作特性を調節するシステムであって、子供ユーザの選択年齢に関連付けられた、制御システムによって実行された前記パワー歯ブラシの動作特性を調節するために、内部又は外部ソースからの命令に応答するパワー歯ブラシと、動作特性の選択レベルで前記パワー歯ブラシの動作を開始するエントリシステムとを有する、システムが開示されている。

本発明の構造を示す電気歯ブラシの簡略化した図である。

電気歯ブラシのユーザインタフェース部分の一例のダイアグラムである。

延長時間インジケータを含む、種々の動作モードを示す電気歯ブラシのユーザインタフェース部分のダイアグラムである。

2ボタン制御インタフェースを用いて種々のモード間において変更するシステムを示すユーザインタフェースダイアグラムである。

2ボタン制御インタフェースを用いて種々のモード間において変更するシステムを示すユーザインタフェースダイアグラムである。

2ボタン制御インタフェースを用いて種々のモード間において変更するシステムを示すユーザインタフェースダイアグラムである。

図3A及び3Bの2ボタンインタフェースを用いて自動及び手動の延長時間機能を変更するシステムを示すインタフェースダイアグラムである。

図3A及び3Bの2ボタンインタフェースを用いて自動及び手動の延長時間機能を変更するシステムを示すインタフェースダイアグラムである。

延長時間のモードを選択するシステムを示すインタフェースダイアグラムである。

延長時間のモードを選択するシステムを示すインタフェースダイアグラムである。

延長時間のモードを選択するシステムを示すインタフェースダイアグラムである。

延長時間のモードを選択するシステムを示すインタフェースダイアグラムである。

図5A〜5Dにおいて示された典型的な動作が完了した場合のインタフェースを示している。

子供が使用するブラッシングシステムを示す簡略化した図である。

子供が使用するブラッシングシステムを示す簡略化した図である。

子供が使用する他のブラッシングシステムを示すダイアグラムである。

図8のシステムの動作を示す一連のダイアグラムである。

図8のシステムの動作を示す一連のダイアグラムである。

図8のシステムの動作を示す一連のダイアグラムである。

図8のシステムの動作を示す一連のダイアグラムである。

子供が年齢を重ねるに際して歯ブラシの動作特性を変更するための種々の実施形態をそなえた歯ブラシの概略図である。

歯ブラシの動作特性を変更するための被覆部をそなえた歯ブラシの概略図である。

図11の被覆部の断面図であって、歯ブラシの動作特性を変更したり歯ブラシの動作を開始したりする種々の手法を示している。

図11の被覆部の断面図であって、歯ブラシの動作特性を変更したり歯ブラシの動作を開始したりする種々の手法を示している。

図11の被覆部の断面図であって、歯ブラシの動作特性を変更したり歯ブラシの動作を開始したりする種々の手法を示している。

前記で指摘したように、多くの電気歯ブラシは、現在、1より多くの動作モード機能を持っている。各モードは、所望の効果を供するために、特定のブラシムーブメント(ムーブメントの振幅及びパターン)及び周波数を持つ。しかしながら、このようなモードは、一般に2分であるブラッシングイベントの全時間で動作する。

図1A及び1Bは、単一のブラッシングイベントを有する2又はそれ以上のモードを含むようにプログラムされた電気歯ブラシのアレンジメントを示している。このようなアレンジメントにおいては、組み合わせモードオペレーションのそれぞれに対して、選択時間をそれぞれそなえた2又はそれ以上の異なる動作モードが、単一のブラッシングイベントと同じである総使用時間(total time duration)に関してプログラムされる。各モードに関する選択時間をそなえた組み合わせモードは、図1Bにおいて用いられるような、単一のブラッシングイベントが2又はそれ以上の個別のモードを有し、これらの個別のモードのそれぞれがノーマルブラッシングタイムの範囲内での事前選択時間(pre-selected time)を持つことを意図する、モード/時間プロファイル又は代わりにルーティンとこれ以降呼ばれる。

モード/時間プロファイルの一例は、最初に、40秒間の低振幅ウォームアップモード、続いて、1分間のディープマッサージ(脈動)モード又はノーマルブラッシングモード、続いて、ブラッシングイベントを終了するまでの20秒間のジェントルモードを含むだろう。異なるモード及び時間の多くの組み合わせが可能である。

このような機能を持つ図1の電気歯ブラシ10は、充電式バッテリ14により順次給電される標準的なモータ12で動作する。モータ12は、歯ブラシのブラシヘッド部分18のムーブメントについての選択された振幅及び周波数を供給するようにモータ12を制御可能なプログラムコントロールアセンブリ16により制御される。ブラシヘッドムーブメントのパターンも、モータに印加される付勢信号により制御することができる。ブラシヘッドムーブメントは、アーチ状、前後、脈動、又は他の種類のムーブメントである。ブラシヘッドムーブメントの振幅及び周波数も、異なる効果を伴うように制御することができる。歯ブラシがそのオペレーションを継続する場合には、可聴表示(audible indication)が、特定のモードの各変更を指示しているユーザに供給されてもよい。

歯ブラシに関する特定のモード又はモード/時間プロファイルの選択は、ユーザインタフェース20により制御される。ユーザが利用可能なそれぞれのモード及びモード/時間プロファイルは、工場でコントローラ16中にプログラムされる。モード又はモード/時間プロファイルの選択に関するユーザインタフェースの一例が図1Bに示されており、ここでは、インタフェース20は、オン/オフボタン22、モードボタン24、ユーザにより選択可能な3つの異なるモード26、及び特定の時間をそれぞれそなえた特定のモードの組み合わせを有するモード/時間プロファイル(ルーティン)28を含んでいる。

インタフェースは、モードボタン24の使用により、示された3つのモード及び示された2つのモード/時間プロファイルを循環してもよい。さらに、この特定のインタフェースは例示であり、異なる複数のモード/時間プロファイルと同様に、異なる複数のモードもコントロールアセンブリ16にプログラムされ、インタフェース上に特別に示されることができる。図示された基本的な概念は、それぞれのモード/時間プロファイルがコントロールアセンブリに実際にプログラムされており、ユーザインタフェースは、単一のモードボタンを操作することにより、インタフェースユニットが所望のモード/時間プロファイルをサイクルすることであり、このとき、オン/オフボタンが後述の如く操作される場合に所望のモード/時間プロファイルが自動的に開始されるように設けられることである。他の実施形態においては、ユーザは、彼/彼女の特別な欲求や願望(needs/desires)に合わせて、コントロールアセンブリに特定のモード/時間プロファイルをプログラムできる。

歯ブラシは、ブラシがオフ状態の場合又はブラシがオンにされていた場合に、特定のモード又はモード/時間プロファイルの選択が発生するようにプログラムされてもよい。

図1A及び1Bのアレンジメントの他の態様においては、特定のモード/時間プロファイルが、遠隔の歯科医院34及びユーザのコンピュータのような他の場所におけるデバイスからリンク32を介して歯ブラシに供給されてもよい。歯ブラシでは、所望のモード/時間プロファイル情報が、概して36で示されたチャージコイル通信システムにより受信される。特定のモード/時間プロファイルが、特定の患者の欲求に適合する特定の有益な結果を持つことが明らかであり、歯医者(又はユーザ)が、習慣モード/時間プロファイルを構築して、歯ブラシの製造後に歯ブラシに供給することができるので、このアレンジメントは有利である。

また、単一のユーザが、上述したようなモードボタンを操作することにより各時間を選択することなく、オン/オフスイッチを押すことにより、歯ブラシに自動的に所望のオペレーションを行わせることができるように、ユーザによる特定のモード/時間プロファイルの選択がコントローラ16により記憶(remember)されてもよい。これは、プログラムされたモード/時間プロファイルの使用を、なお一層容易にするとともにより便利にする。

また、コントローラ16は、家族における2人の別個のユーザのような、2つ(それ以上の場合もある)の利用可能なモード/時間プロファイルの使用を記憶することができ、歯ブラシの連続起動間での経過時間の関数として歯ブラシの一連の動作についてのこれらの動作プロファイルを生成する。例えば、最初にブラシを起動させると、第1のユーザに関する第1のモード/時間プロファイルを生じさせ、その後、1回目の起動後の前回(既知)の経過時間の範囲内で2回目に歯ブラシを起動させると、他のユーザに関する第2のモード/時間プロファイルを生じさせるだろう。

さらに、コントローラ16は、朝のブラッシングのような、その日の或る時間の一のモード/時間プロファイルや、その日の他の選択時間、即ち単一のユーザの夕方のブラッシングに関する第2のモード/時間プロファイルを記憶することを可能とする。また、これは、2より多くのブラッシングの発生、即ち、異なるモード/時間プロファイルをそれぞれそなえた3つのブラッシングの場合であっても行うことができる。

それ故、コントローラ16にプログラムされた選択モード/時間プロファイルを持つことで、ユーザが、単純なモードボタンの操作、又はある場合には直ちにオン/オフスイッチを操作することのいずれかを介して、ユーザによる単純で直接的なアクションを介して、複雑なブラッシング動作パターン(プロファイル)を達成するための信頼性のある便利なアレンジメントを生じさせる。

他のモードアレンジメントにおいては、単一のイベントに関するブラッシングタイムは、歯ブラシの制御インタフェース部分上のユーザの一のアクションによって、追加短時間の間(additional short period of time)、例えば30秒の間、延長されてもよい。このような制御インタフェースは、図1Bと同様、図2に示されている。このインタフェースにおいては、オン/オフボタン40、モードボタン42、3つの異なるユーザモードを示す3つのLED44、及び延長時間モードを示すLED46があり、これらは、手動又は自動で設定される。

ノーマルブラッシングイベントの終了後、例えば、2分のブラッシングの後の本制御アレンジメントにおいては、ブラシは自動的にオフになるだろう。本アレンジメントにおいては、終了の後にオン/オフボタン40を押すことで、ブラシのオペレーションの延長時間を生じさせる。30秒の追加時間が標準であることが好ましい一方で、この時間は、例えば、約20〜40秒の範囲において多少長くても短くてもよい。この基本的な概念は、通常の2分の時間を超えての延長を容易に選択可能な特定の動作モードの機能を提供することである。これを達成するために、ノーマルブラッシングイベントの終了後の或る時間(例えば、15秒)の範囲内に操作されるオン/オフボタンに応答して延長時間がオンになるように、歯ブラシコントローラ16(図1)がプログラムされる。

一のアレンジメントにおいては、延長時間の間(extended time period)中の歯ブラシの動作モードは、ノーマル(2分)ブラッシングイベントにおける動作モードと同様であるだろう。図3A〜3Cは、歯ブラシのノーマル動作のモードを変更するための、モードボタン60の一連の操作方法を示している。モードボタン60を押すことで、種々の有効なモード間で歯ブラシの動作を順次変更するだろう。図示された実施形態においては、ノーマルブラッシングオペレーションでLED62が点灯してもよく(図3A)、ジェントルモードオペレーションでLED64が点灯してもよく(図3B)、又はマッサージモードオペレーションでLED66が点灯してもよい(図3C)。他のモードが、特定のブラシアクションにそれぞれ伴って実行されてもよい。

延長時間/モードアレンジメントの更なる発展において、ユーザは、延長時間の動作パラメータを設定、即ち確立する機会を持つ。第1のセットアップステップにおいて、延長時間アレンジメントは、インタフェース上の"手動"操作として示された、上述したようなノーマルイベントの終了後の特定時間の範囲内でオン/オフスイッチを押すことにより手動で実行されてもよく、又は、ユーザが、インタフェースで如何なることも更に行うことなく追加時間を自動で受信して、自動で実行されてもよい。加えて、延長時間の期間における歯ブラシの実際の動作モードが、ユーザによって選択されてもよい。

マニュアル/オートマチック(manual v. automatic)の選択及び延長時間の期間に関する特定のモードの選択は、図4A、4B、5A〜5D、及び6で図示され並びに以下の段落で説明される"セットアップ"プロセスにより達成されてもよい。

セットアッププロセスの第1のステップにおいては、延長時間の設定は、手動と自動との間で切り替えられてもよい。上記で示したように、手動アレンジメントにおいては、延長時間を希望する毎に、オン/オフスイッチを上記のように操作しなければならない。これに対し、自動アレンジメントにおいては、延長時間は、各ブラッシングイベントの後に自動で供給される。歯ブラシに工場により供給される示されたプログラムセットアップアレンジメントでは、ユーザは、一の実施形態において約3秒の間、オン/オフボタン67を押す。この時間は、セットアッププロセスがユーザにより望まれる信頼性のある指示となるような十分な長さにならなければならない。セットアッププロセスが始まる。手動/自動LED68は、点滅して、延長時間動作の現在の状態を示すだろう。示された実施形態においては、オレンジが手動オペレーションの状態を示す一方で、緑が自動の状態を示す。他の色を用いることができ、同様に、オペレーションの2つの状態を区別するために、点滅スピードのような、他の視覚的表示装置を用いることもできる。代わりに、2つの間隔を空けたLEDを用いることができ、一方が手動を示し、他方が自動を示してもよい。手動/自動LED68が点滅している場合のモードボタン70の動作は、要望通りに手動又は自動の間で延長時間を変更するだろう。

次のセットアップオペレーションにおいては、ユーザは、レギュラーブラッシングの期間について選択されるモードとは異なる、延長時間(期間)に関するモードを選択してもよい。これは、ブラッシングを終了するために、ブラッシングイベントの特定のブラッシング部分、例えば歯茎のマッサージを持つことをユーザに許可する際に有利である。延長時間に関するモードは、ユーザがセットアッププロセスにおいてモードボタンを押すことにより変更され、次に、ジェントルモード(LED71が点灯)を図示している図5Bに示すような第2のモードに動作モードを変更し、その後、図5Cにおいてマッサージモード(モードLED72が点灯)である次のモードに変更する。動作状態が変更する場合には、選択されている直接のモードのLEDが点滅し始める。モードサイクルの最後の段階では、図5Dに示すように、いかなるモードLEDも点滅せず、これは、延長時間のフィーチャが"オフ"状態であることを示している。

延長時間セットアッププロセスにおいてユーザにより選択された延長時間に関する動作モードの後、オン/オフボタン67が操作される。これは、選択期間(selected period)、例えば30秒の間、インタフェースLEDにより表示されている選択セットアップを生じさせる。図6は、手動/自動LEDがオレンジ又はグリーンのいずれかで点灯する場合における、一の延長時間セットアッププロセスの結果を示しており、歯ブラシの動作は、延長時間の期間においてジェントルモードになるだろう。

特に図示しないが、セットアップの手順は、ユーザが特定の延長時間の期間を設定する機能を含むことができる。30秒のデフォルトタイムが含まれてもよい。

図7A、7B、8、9A〜9Dは、ブラッシングについて子供を促進させるとともに、子供のブラッシング習慣及び/又は成長を監視するために、対応する情報を親に提供するためのアレンジメントを示している。図7A及び7Bに図示された一実施形態においては、歯ブラシシステムは、以下で述べるように、選択した基準に対する歯ブラシの使用を示すディスプレイ80を含む。このアレンジメントは、歯ブラシのオペレーションを変更するよりもむしろ、歯ブラシとともにユーザのパフォーマンスが表示される特別な動作モードについての歯ブラシを示す。このように、これはユーザインタフェースモードである。歯ブラシのユーザとユーザ可視である別個のディスプレイとの間の通信は、無線(RFリンク)又は有線で行うことができる。また、このディスプレイは、ハンドルのような、歯ブラシ上に搭載されてもよい。

この実施形態においては、例えば、実際のブラッシングの使用の2分のパフォーマンス基準が確立され、花がブラッシングの進展を図示するために用いられる。ブラシがオンにされる場合に、花は、最初において、図7Aの90で図示されるような初期状態である。ブラシが最初にオンにされてから実際に使用されている時間が増大するにつれて、花は、自然の順序で花が咲くように次第に開き、2分になるまでに、満開状態に達する。この進展は、ディスプレイパネル92〜95で図示されている。勿論、5つより多くのパネルが、2分間の十分なブラッシングを少しずつ進展させるために用いられてもよい。基本的な概念は、最初(つぼみ)の状態から完全に開花するまで進展する、花のような、アニメ表示を用いることである。これは、花が完全に開花するまで発展するのを見るために、ブラッシングをユーザに続けさせる。

代わりに、歯ブラシが2分間全体(full two minutes)に対して使用されない場合には、花の表示は、消極的な方向に動いてもよい。これは、100〜104のディスプレイで図示されている。ディスプレイパネルの図示において、花が進展する度合は、一のイベントにおける歯ブラシの実際の使用と使用の所望時間との相違に依存する。

本発明の一の特定の実施形態/イラストとして花が示され、説明されているが、他のイラストを用いることができる。一例としては、地球から月に行く宇宙船であり、歯ブラシの2分間全ての使用は、月に満足に着地するという結果を生じさせるだろう。動物及び種々のマシンを含む、他の同様のイラストを当業者が確実に思い付くだろう。さらに、アニメーションは、歯ブラシのヤングユーザの利益のための、実際の使用と使用の所望形式とを関連付ける視覚的な表示を提供する。

また、同じ原理は、例えば、口の種々の四分円(quadrant)の間でのブラシのブラッシング圧又は適当なムーブメントのように、ブラッシングの時間以外に達成すべき拡げられた基準が用いられてもよい。積極的及び消極的の双方についてのイラストパネルにおける進展は、種々のブラッシング基準を伴う子供の全てに渡るコンプライアンスに依存して、異なるプログラミングブランチ及びイラストパネルを伴ってより洗練されてもよい。さらに、これらの基準は、特に口の全ての領域の、全体(overall)のブラッシングタイム、ブラッシング圧力、及び適当な時間を持つ対象範囲(coverage)であってもよい。

このアレンジメントのバリエーションが図8及び図9A〜9Dに示されている。図8は、口全域に歯を表示するユーモラスな顔をそなえたディスプレイデバイス110を示している。このデバイスは、伴奏(musical accompaniment)の有無に関わらず用いられてもよい。また、これは、別個のディスプレイデバイスであってもよく、又は歯ブラシのハンドル上であってもよい。図9A〜9Dに示すように、口の種々の四分円の対象範囲が、種々の四分円の間で起こるブラシのムーブメントとしてディスプレイ上に図示されてもよい。図A9〜9Dは、ブラシの一の連続する対象範囲を示し、さらに、子供よる歯ブラシの使用を詳細に図示している。

子供による歯ブラシの実際のブラッシングの使用に関する情報は、データとして蓄積されてもよく、その後、親又は歯医者のような他の関連する人の便宜のために、歯ブラシシステムにより表示されてもよい。親により選択可能であるこのモードにおいては、個々の子供に関するブラッシングタイムを特別に含む歯ブラシの使用は、即日、前日、又は数日前若しくはそれ以上におけるブラッシングのような、選択時間(selected time period)の間、親の情報のために直ちに表示される。親は、子供のブラッシングパフォーマンスを監視するために実データの形式で即時のフィードバックを受信する。

同時に、装置は、子供が所望のブラッシングスケジュールに応じるように、ビジュアル及びオーディオの促進(encouragement)及び刺激(stimulation)を提供している。

それ故、電気歯ブラシに関する種々の動作モードアレンジメントが開示されることになる。これらのモードは、ブラシのムーブメント及び振動数を含む、歯ブラシの特定のオペレーションに関係している。他のモードにおいては、ブラッシングタイムのバリエーションが提供される。また、ユーザインタフェース/パフォーマンスアレンジメントが開示されており、これは、所望のブラッシング習慣を保持する子供に対して促進及び刺激を提供するように設計されている。

図10〜14は、期間(span time)、一般的には数年に渡る子供による歯ブラシの使用について、適当な及び予め決められた態様として、パワー歯ブラシのパフォーマンス特性が変わるシステムを示している。最初のセッティングは、3若しくは4歳又は場合によってはそれ以上の若年層の子供に適しており、その後、子供が歯ブラシの十分なパフォーマンスを容易に耐えられるポイントまで定期的に変更する。これは、一般的には、子供が大人の歯を持ってしばらくしてからであろう。

パワー歯ブラシが120で概して図示されている。一実施形態においては、パワー歯ブラシは、種々の選択年齢でのパワー歯ブラシに関するパフォーマンス/動作特性を含む格納プログラム122を含んでいる。マイクロプロセッサコントロール123は、種々の既知のアレンジメントのいずれかであるモータアセンブリ125を介して歯ブラシを操作する。これらのパフォーマンス特性は、例えば、ブラシヘッドのムーブメントの振幅、ブラシヘッドムーブメントの周波数、及びブラッシングタイムを含んでいる。また、他の特性が含まれてもよい。1又はそれ以上のこれらの動作特性は、それぞれの異なる年齢レベルに応じて変化する。また、パフォーマンス特性は、ユーザの反応に基づく負荷(load)に関する適応ルーティンを含んでいる。ブラシは、歯に対するブラシのユーザ圧力を感知することができ、振幅を、ブラシの実際の使用について補償するための選択量に合わせることができる。例えば、ユーザが歯に対してブラシの毛をしっかりと押し付けている場合には、振幅が選択量に増加され、その一方で、ユーザが小さな力を生成し、又は歯に僅かに接触している場合には、モーションの振幅は減少し、逆もまた同様である。

格納プログラム122においては、種々の年齢のための歯ブラシに関する各パフォーマンス特性の格納された値は、子供及び10代に関連する既知のデータ、例えば、年齢に関連する適当なパフォーマンスセッティングに従っている。このように、歯ブラシのオペレーションは、ユーザがフルパワーオペレーションを許容するまで、特定の年齢に関連したステップに特に合わせられる。1又はそれ以上の種々の動作特性は、種々の予め選択された年齢間隔、例えば2年毎に変えられてもよい。また一方で、この変化は、他の年齢で行われてもよい。

動作の初期レベル、又は初期使用での子供の年齢は、種々の手法を経て歯ブラシに入力されてもよい。これは、選択されたレベル、例えば4歳で格納プログラムを開始する。一の手法は、歯ブラシ上の複数のボタン124の使用によるものである。他の手法は、歯ブラシにおけるチャージコイル128又は他の独立したコイルと充電器における対応するコイルとを介しての、歯ブラシの充電器126と歯ブラシとの間での通信によるものである。充電器は、所望情報のエントリのためのキーパッド又はタッチスクリーン130を含んでもよい。また更なる手法は、特定の年齢/パフォーマンスレベルで格納プログラムを開始するために、歯ブラシに固定又は近接することができる標準的なRFIDタグ134である。RFIDタグは、歯ブラシに付着可能なステッカに含まれてもよい。各ケースにおいては、歯ブラシにおけるマイクロプロセッサは、特定の年齢/レベルに関するパフォーマンス特性の選択レベルを生成するために、種々のエントリ手段を経て供給された情報を認識するだろう。歯ブラシは、その後、選択されたパフォーマンス特性に従うだろう。

前述した種々のエントリ手段は、特定のレベルで格納プログラム122を開始する一方で、特定のエントリレベルの年齢に関する実際のパフォーマンス特性を入力するために用いられてもよい。これは、他の年齢でも同様に行われる。このようなアレンジメントにおいては、パフォーマンス情報は、内部の格納プログラムに代えて、歯ブラシの外部ソースから供給される。

他のアレンジメントにおいては、エントリ又は動作の情報136は、ハンドル部分139から取り外し可能である、歯ブラシのヘッド部分137により供給されてもよい。異なるヘッドが、特定の年齢に関する動作特性を持ってもよい。特定の年齢に対応する一のヘッドの、異なる年齢に関する他のヘッドへの交換は、情報がヘッドから歯ブラシに関するマイクロプロセッサコントロール123に供給される場合に、歯ブラシに関する動作特性の変更を生じさせる。加えて、それぞれの選択年齢レベルに関する新たなパフォーマンス特性をそなえた全く新しい歯ブラシを持つことが可能となる。

図11〜14に示すような更なる実施形態においては、選択年齢レベルに対してパフォーマンス特性を開始/変更するための適応エレメントを持つ被覆部(skin member)140を持った種々の被覆アセンブリ(skin assembly)がパワー歯ブラシと用いられてもよい。被覆部は、ハンドル143の全体又は部分を被覆することができる。被覆部は、スナップ方式若しくはスライド方式のアレンジメント、Velcro(登録商標)、粘着性、磁石、又は他のアレンジメントにより取り付けられてもよい。被覆アセンブリ140は、エイジアピーリング(age-appealing)の設計/設定に伴って、特定の年齢にアピールするように設計されてもよい。図12を参照すると、被覆部140は、被覆部の内側表面上の接触エレメント142を介して動作特性を変更するために用いられてもよく、これは、被覆部上の部分145を押すことにより起動される、歯ブラシ上の対応するエレメント、具体的にはPCボード146上のエレメントと相互作用するだろう。それに代えて、デバイスを起動するためのスイッチが、RFIDエレメント又は同様のシステムを介してハンドルと通信する被覆部の内部にあってもよい。

図13を参照すると、被覆部140は、格納プログラムからの適当な開始情報又は実際のパフォーマンス特性を供給する歯ブラシについて、RFIDレシーバ及びアンテナ147と併用されるRFIDタグ144(RFIDチップ及びアンテナ)を代わりに含んでもよい。図14に示された他の実施形態においては、被覆部140が、ハンドル又はPCボードにおけるセンサ148及び被覆部におけるマグネット149をそなえたホール効果アレンジメントを用いてもよい。

また、被覆は、所望のパフォーマンス特性を順に設定するハンドル内のエレメントに対応することより感知される一連のマグネットを含んでもよい。

更なる実施形態においては、開始情報又は動作特性は、歯ブラシ内の受信ポート152に挿入可能なカートリッジ150で供給されてもよい。受信ポートは、ベースを含むハンドル上のいかなる場所に配置されてもよい。受信ポートは、マイクロプロセッサ123に接続されるだろう。個々のカートリッジは、例えば、ユーザに関する選択年齢で、歯医者により逐次供給されてもよい。

異なる実施形態を伴う図10〜14の前述のシステムは、パワー歯ブラシに用いられてもよく、子供の種々の年齢に関する特定の適切な方法で動作するだろう。それ故、パワー歯ブラシの利点は、比較的幼齢から大人用パワー歯ブラシを使えるまでの子供に対して得られる。

本発明の種々の実施形態が例示の目的で開示されているが、種々の変化、変更、及び代用が特許請求の範囲を離れることなく実施形態に組み込まれてもよいことが理解されるべきである。

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