Dental floss device in which the creatures of shape

申请号 JP2000526171 申请日 1998-12-29 公开(公告)号 JP2001526931A 公开(公告)日 2001-12-25
申请人 プラコントロール・インコーポレーテッド; 发明人 チョドロウ、イングラム・エス;
摘要 (57)【要約】 【解決手段】 本発明は恐竜を模したデンタル・フロス・デバイス(10)である。 このデンタル・フロス・デバイス(10)は、第1の方向に延出する把持部(12)と、把持部から第1の方向と異なる第2の方向に延出するフロス保持部(14)とから形成される。 把持部(12)とフロス保持部(14)とは、恐竜の開口顎部(16)を備えた頭部と胴体部の残りを模した形状によってそれぞれ形成される。 顎部(16)は結合された基端部(20)と離間した末端部(22)を有する。 このデンタル・フロス・デバイス(10)は、顎部(16)の末端部(22)間を略直線的に延出するとともに各末端部(22)に固定されたデンタルフロスのストランド(24)を更に含む。 顎部(16)は基端部(20)から末端部(22)の方向に沿った長さと、長さ方向を横切る断面積とを有する。 顎部(16)の断面積は末端部(22)における断面より基端部(20)における断面の方が大きい。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 恐竜を模したデンタル・フロス・デバイスであって、 第1の方向に延出する把持部と、前記把持部から第1の方向と異なる第2の方向に延出するフロス保持部とを備え、 前記フロス保持部と前記把持部が、前記恐竜の(a)開口顎部と、(b)頭部と残りの胴体部とを模した形状によってそれぞれ形成され、 前記顎部が結合した基端部と離間した末端部とを有し、 前記顎部の末端部間を略直線的に延出するとともに当該末端部に固定されたデンタルフロスのストランドを更に備え、 前記把持部が、前記フロス保持部に隣接した基端部と、反対側の末端部と、これら両端部間に沿った長さ部と、当該長さ部を横切る断面とを有する、デンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項2】 前記把持部が、前記恐竜の4つの脚部と1つの尾とを模した5つの突起を備える、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項3】 前記把持部が、前記恐竜の脚部を模した少なくとも2つの突起を備える、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項4】 前記各顎部が歯列を更に備え、一方の顎部の歯が他方の顎部の歯の方向に向いている、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項5】 前記把持部が前記デンタルフロス部に隣接した基端部と反対側の末端部とを有し、前記把持部の末端部が、当該把持部の基端部の断面より小さくなるように先細りし、かつ、前記恐竜の尾を模した、請求項2に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項6】 前記フロスのストランドが、前記顎部間において寸法Lの長さを有し、 前記把持部が、前記フロス保持部に隣接した基端部と、反対側の末端部と、これら両端部間に沿った長さ部とを有し、 当該長さ部が、前記把持部における前記基端部側の半分と前記末端部側の半分とからなり、 前記基端部側の半分が、前記恐竜の頭部及び胴体部の少なくとも一部を模しており、かつ、長さに沿って少なくとも前記寸法Lと同じ大きさの横断面寸法を有する、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項7】 前記把持部が、前記フロス保持部から遠方の末端部に向けて先細りしている、請求項5に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項8】 前記デンタルフロスがマルチフィラメントの超高分子量ポリエチレンを含む、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項9】 前記把持部と前記フロス保持部が隣接して射出成形されたプラスチックであり、前記デンタルフロスのストランドが前記フロス保持部内に"i
    n situ"成形された、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項10】 前記把持部と前記フロス保持部が隣接して射出成形されたプラスチックであり、前記デンタルフロスのストランドが前記フロス保持部内に
    "in situ"成形された、請求項8に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項11】 前記フロスのストランドの各端部が前記各突起を貫通して当該突起の外側に延出し、前記各端部が、ファイバー端において融着ビードの束が形成されるように端部が加熱された複数のファイバーを含む、請求項8に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項12】 前記開口顎部が略平行である、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項13】 前記開口顎部が伸長した略V形状である、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項14】 前記第1及び第2の方向が略反対向きである、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項15】 前記デンタルフロスのストランドが、略直線的に延出し、
    かつ前記第1の方向に対して略垂直である、請求項1に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項16】 生物体を模したデンタル・フロス・デバイスであって、 第1の方向に延出する把持部と、前記把持部から第1の方向と異なる第2の方向に延出するフロス保持部とを備え、 前記フロス保持部と前記把持部が、(a)前記生物体の2つの突起と、(b)
    前記生物体の胴体部とを模した形状によってそれぞれ形成され、 前記2つの突起が結合した基端部と離間した末端部とを有し、 前記突起の末端部間を略直線的に延出するとともに当該末端部に固定されたデンタルフロスのストランドを更に備え、 前記把持部が、前記フロス保持部に隣接した基端部と、反対側の末端部と、これら両端部間に沿った長さ部と、当該長さ部を横切る断面とを有する、デンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項17】 前記2つの突起が前記生物体の一対の腕部又は脚部又は角部を含む、請求項16に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項18】 前記2つの突起が前記生物体の一対の開口顎部を含む、請求項17に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項19】 前記デンタルフロスがマルチフィラメントの超高分子量ポリエチレンを含む、請求項16に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項20】 前記把持部と前記フロス保持部が隣接して射出成形されたプラスチックであり、前記デンタルフロスのストランドが前記フロス保持部内に
    "in situ"成形された、請求項16に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項21】 前記フロスのストランドの各端部が前記各突起を貫通して当該突起の外側に延出し、前記各端部が、ファイバー端において融着ビードの束が形成されるように端部が加熱された複数のファイバーを含む、請求項19に記載のデンタル・フロス・デバイス。
  • 【請求項22】 請求項1に記載の複数のデンタルフロス保持デバイスの製造方法であって、 a)各キャビティが前記把持部及び前記フロス保持部を有するように数個取金型を形成する段階と、 b)前記数個取金型を形成する際に、デンタルフロスの単一ストランドが全顎部を通って同軸状に延出しつつ各デバイスの顎部が隣接するように、前記各キャビティを同じ向きに配向させ、近接して隣接させ、かつ離間させる段階と、 c)前記プラスチックが前記顎部を形成する間に前記デンタルフロスを"in si
    tu"成形しつつ、前記各キャビティ内に流動プラスチックを射出成形する段階と 、を含む製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】 発明の背景 発明の分野本発明の分野は、把持部とフロス部とを有しフロス部がデンタルフロスの短いストランドを保持するタイプのデンタル・フロス・デバイスである。

    【0002】 関連する従来技術関連する従来技術には、Y形状、F形状又は2本歯フォークの形状などをしたデンタル・フロス・デバイス、一対の腕部間又は他のフロス係合手段間を延出するフロスの張を変化させる手段を備えたデンタル・フロス・デバイス、ならびに、フロスのストランドが擦り切れ、薄くなり、破損し又は劣化した際にこれを交換する手段を備えたデンタル・フロス・デバイスなどが含まれる。 交換用の新しいフロスをデバイスに供給するためのスプールを装備したフロッサーもあり、
    新しいフロスの両端の結び目を収容、保持する孔のようなものであって新しいフロスを取付けるのに適した手段を単に有するフロッサーもある。

    【0003】 本発明に関連あると考えられる米国特許を下記に示し、参考文献としてここに挙げる。 D,244,376 5/1977 チョドロウ(Chodorow) D28/64 D,250,214 11/1978 チョドロウ(Chodorow) D28/64 4,006,750 2/1977 チョドロウ(Chodorow) 132/323 4,016,892 4/1977 チョドロウ(Chodorow) 132/91 5,086,792 2/1992 チョドロウ(Chodorow) 132/323

    【0004】 背景デンタル・フロス・デバイスは、隣接する2つの歯の間に挿入される略直線的なデンタルフロスの短いストランドを保持するデバイスを提供することによって、人が歯間を磨くのを助成するものである。 これは、約12〜20インチと比較的長いフロスのストランドを用い、両手の各1本ずつの指の回りにストランドの両端を巻き付けて両手指の間で歯間内のフロスを操作するる旧来のものとは対照的である。

    【0005】 上述の従来のデンタル・フロス・デバイスの全ては、両手の指の回りにフロスの長いストランド端部を巻き付けて、一方又は両方の手指を、歯間を磨くために口の中に入れる旧来のものに較べて、容易かつ効果的な歯間磨きを意図するものである。

    【0006】 歯間を磨くことは、通常、楽しいことでも簡単なことでもない。 したがって、
    旧来の方法を用いるか又は比較的新しいフロスデバイスの1つを用いるかで、強力な動機付けがしばしば求められる。 多くの人々及び特に子供達は、多くの理由から歯間磨きを本当は行ないたくはない。 歯間磨きが重要で効果的であると信じ又は理解していない者もおり、歯間磨きには多くの時間がかかり又は難しいことであると考える者もおり、上手くできないことを行なうことに抵抗する者もおり、口の中に指を入れることをいやがる者もおり、或いは、行なうべきであると他人が言うことは単に行ないたくない者もいる。 また、デンタルフロス又は従来のフロッサーの長いストランドを適切に使用するには、多くの子供達の指は強さと器用さに欠ける。

    【0007】 本発明の目的本発明の第1の目的は、より頻繁に及び/又はより規則正しく歯間を磨くようになるフロスデバイスであって、特に子供達がフロスデバイスを使用するように彼らに影響を与え、彼らを面白がらせ、楽しませ、煽てることによって子供達が歯間を磨くようになるフロスデバイスを提供することである。 歯間磨きの習慣は、若年時に最も良く身につく。 この習慣は、その後、特に日々の動機付けを必要としないで無意識に口腔衛生のための行動になる。

    【0008】 第2の目的は、特に人気のある生き物に結び付けて子供達が使いたくなるようにすることであり、これによって、歯間磨きに対する積極的かつ受容的な心の状態を創り出し又は助長することである。 現在、子供達の物語本、ビデオ及び映画において恐竜は人気のある生き物の1つであり、最も有名な恐竜は、BARNEY(商標)又は映画ジェラシック パーク(Jurassic Park)において普及した恐竜達で ある。 デンタルフロスの延出するストランドを保持する開口顎を有する恐竜を模したフロッサーを提供することが目的である。 このような生き物の形状をしたフロッサーによって、子供達を製品に馴染ませることができるものと信じられる。

    【0009】 更なる目的は、若年層の手に良く適合し、その結果、容易かつ効果的に子供達によって使用される把持部を有するフロスデバイスを提供することである。

    【0010】 本発明の概要恐竜を模したデンタル・フロス・デバイスが、第1の方向に延出する把持部と、把持部から第1の方向と異なる第2の方向に延出するフロス保持部とから形成される。 フロス保持部と把持部は、恐竜の頭部及び開口顎部と、残りの胴体部とを模した形状にそれぞれ形成される。 顎部は結合された基端部と離間した末端部を有し、顎部の末端部間に略直線的に延出するとともに各末端部に固定されたデンタルフロスのストランドが設けられる。 顎部は基端部から末端部の方向に沿った長さと、長さ方向を横切る断面とを有する。 断面積は末端部における断面より基端部における断面の方が大きい。

    【0011】 本発明の好適な実施態様を、図面を参照しつつ以下に開示する。

    【0012】 好適な実施態様の詳細な説明図1は、恐竜の形をした新規なデンタルフロッサーの第1の好適な実施態様1
    0を示し、このデンタルフロッサーは、中央部11と、中央部から第1の方向に延出する把持部12と、第1の方向と異なる第2の方向に延出するフロス保持部14とから形成される。 フロス保持部14は開口顎部16によって形成され、把持部12は恐竜の頭部を模した一部17と恐竜の残りの胴体部を模した胴体部1
    8によって形成される。 開口顎部16は結合された基端部20と末端部22を有する。 各顎部16は、通常、基端部の断面積が末端部の断面積より大きくなるように基端部から末端部に向けて先細りとなっている。 超高分子量ポリエチレンマルチフィラメントのストランド24が、両顎部16の各末端部22に固定されこれらの間に延びている。

    【0013】 このデバイスは、把持部と、これから延出するフロス保持部とを有するように簡略化したものであってもよい。 デンタルフロッサーの把持部12とこれに固定されるデンタルフロス24とは、本発明者がこの明細書及び他で挙げた従来技術文献に開示の従来の方法及び装置によって製造される。 すなわち、把持部12は数個取金型(ここには示さない)を用いて射出成形され、デンタルフロス24は顎部内に配置され"in situ"成形される。 この好適な実施態様で用いるプラスチ ックはポリプロピレンであるが、ナイロン、ポリスチレン又はポリカーボネートを含む他の多くの材料を使用することができる。

    【0014】 図1及び図2に示すように、フロスは両顎部を貫通しかつ両顎部の外側に突出する端部24Aを有し、この部分で両顎部に更に固定される。 次いで突出したフロスを加熱することによって、マルチフィラメント・ファイバー・フロスのフィラメントの各端部をビード状に融着する。 得られるフロス端部は、当初のフロス・ストランド径又はフロスが延出する顎部22の孔24Bの径より大きな断面径を有する。 通常のかつ穏当な使用の下では、フロスのビード状端部の径は大きいので、顎部の末端部から引き抜けることはない。 潤滑性で高強度の超高分子量ポリエチレンからフロスが選択される場合には、通常のかつ穏当な使用の下においてフロス自体が破損することはないであろう。 マルチフィラメント状のナイロン、PTFEリボンなど他の様々なフロス組成物を用いてもよいが、把持部に用いられる射出成形プラスチックとの良好な適合特性によってフロスを選択すべきである。

    【0015】 フロス保持部14、すなわち開口顎部16の形状と構造は、以下に論ずる重要な特徴である恐竜又は生物の形に適しているだけでなく、従来技術において扱われていない顎部の接合21領域における新たな構造強度を与えるものである。

    【0016】 図4、図5及び図6は、恐竜の形をした新規なフロッサーの他の3つの実施態様30、40及び50を示す。 これらの実施態様において図1の実施態様の部分に対応する部分には、図4、図5及び図6においてそれぞれA、B、Cを加えた同一の参照番号を付す。 例えば図5では、両顎部16Bの間に画成されるウエブ41によって、恐竜の模造性を減ずることなくフロス保持構造が強化される。

    【0017】 図4、図5及び図6の恐竜は、顎部に対する把持部12A、12B、12Cの形成度の変化を示す。 図4において、把持部は、通常、フロス保持部におけるフロスのストランドに対して垂直である。 図5では、顎部は長手軸x−xを有し、把持部12Bは軸x−xとほぼ45°を成す長手軸y−yを有する。 図6では、顎部の軸x−xは把持部の軸y−yと約45°を成す。 図6において、腹部又はおなか部分は球根状であり、ある子供達にとってはボールのように握り易い。
    図4及び図5において、把持部は末端部が最小となる実質的に先細り状であり、
    他の子供達にとってはこれまた握るのに好ましい。

    【0018】 初期のF及びYタイプのデンタルフロッサーは、フロスのストランドを保持する一対の離間した腕部を本来備えていた。 このタイプでは、両腕部間に実質的な間隙を残すことに焦点が絞られ、使用するプラスチック量を最小限に止め、高容量の製造に適した材料に焦点を絞り、両腕部を確実に係合するために両腕部は薄いものであった。 これらの目的は従来技術において部分的に達成されてきたが、
    本発明は、規則正しくかつ当然として歯間を磨くことを如何にして子供達に動機付けるかについて、ならびに、新規で高強度のフロスに適合すると共に活発な使用と使用の際に受ける応力に適合したデンタルフロス把持部を如何にして提供するかについて焦点を絞ったものである。

    【0019】 本発明は、現在のところ子供達に高人気の恐竜形状又はその模造性についての課題と、恐竜の開口顎部の形状であって、歯間磨きの最中においてフロスに張力が加わり顎部に曲げ方向の圧力が加わる際に作用する最大曲げモーメントに対する最大強度を得るために両顎部を結合する上で、ベースにおいてより大きな断面を有する顎部の形状についての課題の両方を解決するものである。

    【0020】 この恐竜又は生き物の形は、従来のデンタルフロッサーに較べて更なる構造的及び機能的な利点を提供し、その多くは比較的薄い胴体部のような把持部を有する。 このような把持部の形状はそれが適切なように選ばれ、サイズを最小にすることによってプラスチックとコストを低減する。 本発明を子供達による使用に焦点を合わせると、大人程強くなくかつ器用でもない子供達の手と指では、最小断面を有する従来の把持部に比べて最大断面を有する把持部によって大きな利点が得られることが判った。 幾つかの実施態様の把持部を子供の結んだ手の表面形状にほぼ合わせた形状とすることによって、上記概念を更に発展させた。 把持部の形状として恐竜の頭部と胴体部を用いることによって、本発明が生物の模造を続けることができ、子供達によって容易かつ効果的に使用される広径の把持部を同時に提供できる。

    【0021】 この生き物の模造の範囲内において、動物、魚及び人間のような恐竜以外の生き物にこの新規な概念を適用することができる。 したがって、新規なデンタルフロス保持部は様々な生き物の開口顎部を有していてもよく、或いは、この生き物の離間した一対の腕部、脚部又は他の突起を使用してもよい。 これらの離間したフロス−係合要素は、十分に長く、十分に離間し、かつ、曲げ強度及び係合しかつ確実にフロスを保持する能力の両方の点で十分な強度があれば、略V−形状又はU−形状又は更に他の形状を有していてもよい。

    【0022】 これらの動物形状のデンタル・フロス・デバイスの製造では、よく知られている射出成形法において数個取金型を用いることが考えられる。 図7に例示するこれらの生き物の形状では、最小の空間内に最大のキャビティが設けられるように複数のキャビティが隣接し、配列し、配向しており、複数組の顎部を通る同軸状のフロスの単一ストランドが備えられる。 これにより、成形コストにおける高効率化が図られるとともに、その後のパッケージングにおける高効率化と高利便性が図られる。 その結果、成形されたデバイス群が自動的かつ正確に配置され、離間され、配向されており、さらに、自動パッケージング操作のために別個になっている。

    【0023】 この整列配置においては、複数の頭部が相互に隣接し、かつ、対応する胴体部も相互に隣接しているので、このような恐竜又は他の生き物の形状を用いることが好都合である。 上述のように、効率性、経済性及び更なる特性におけるこのような利点は、その後のパッケージングのために好ましい。

    【0024】 生物体として恐竜又は他の動物を模造する際において、模造した歯を別個に顎部の中に実際に突出させて設けてもよいが、実際に突出させて設けるのではなくこのような歯が現れるように歯の部分を設計型の中に含ませるのが好ましい。

    【0025】 上述のように、新規なデンタル・フロス・デバイスの把持部は、恐竜の頭部と胴体部、又は他の生物体の形状を有していてもよい。 これらの場合において、把持部は、フロス保持部の幅又はフロスのストランド長さの幅と実質的に同じ程度大きな断面幅を有する。 したがって、子供達がこのような把持部を容易に握ることができる。

    【0026】 本発明の意図の範囲内において及び添付の請求の範囲内において、上述の本発明の実施態様が他の様々な形状を有するようにしてもよい。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 本発明者の新規な発明に係る恐竜の形をしたデンタルフロッサーの第1の実施態様を示す正面図である。

    【図2】 同右側面図である。

    【図3】 同底面図である。

    【図4】 本発明者の第2の実施態様を示す図1と同様の正面図である。

    【図5】 本発明者の第3の実施態様を示す図1と同様の正面図である。

    【図6】 本発明者の第4の実施態様を示す図1と同様の正面図である。

    【図7】 同様のデンタル・フロス・デバイスのための配列されかつ隣接するキャビティを示す数個取金型の略図である。

    【符号の説明】

    10,30,40,50・・デンタル・フロス・デバイス、12,12A,1
    2B,12C・・把持部、14・・フロス保持部、16,16A,16B,16
    C・・開口顎部、17・・頭部、18・・胴体部、20・・基端部、22・・末端部、24・・ストランド,デンタルフロス。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GE,GH,GM,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

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