Dental cleaning instrument

申请号 JP307193 申请日 1993-01-12 公开(公告)号 JPH06315492A 公开(公告)日 1994-11-15
申请人 Belding Heminway Co Inc; John O Butler Co; ジョン オー.バトラー カムパニー; ベルディング ヘミンウェイ カムパニー,インコーポレイテッド; 发明人 KIYOSHI MAEKAWA; TEIMOSUI DEII RATSUDO;
摘要 PURPOSE: To provide a dental cleaning instrument which is easy to be put into narrow gaps between teeth for cleaning the interproximal area more effectively, and a novel method for manufacturing the instrument. CONSTITUTION: A dental cleaning instrument for cleaning the interproximal area between teeth is constructed with three threads of yarn. The first thread is initially supported on a first post and a second thread of yarn is supported on a second post. The third thread is wound on a bobbin and then interlaced around and between the first and second threads in a figure-8 pattern, while the first and second threads are simultaneously advanced in a direction normal to the plane in which the bobbin is moving. The resulting instrument consists of woven threads having a combined denier in the range of 480-1240, with superior spreadability and separation of ends.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 狭い歯間隙の隣接面部分を清掃するための歯間清掃器具であって、 予め定められた長さの第1の加工糸と;前記第1の加工糸と同一の長さで、該第1の加工糸に平行に延在する第2の加工糸と;前記第1および第2の加工糸の周囲および該第1および第2の加工糸間に8の字を描いて編まれた第3の加工糸であって、3本の加工糸を480から1
    240デニールの一体構造として形成するために前記第1および第2の加工糸の長さ全体に渡って編まれた第3
    の加工糸と;を有することを特徴とする歯間清掃器具。
  • 【請求項2】 前記第1の加工糸は各々140デニールの2本の素糸を有することを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項3】 前記第2の加工糸は各々140デニールの2本の素糸を有することを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項4】 前記第3の加工糸は各々140デニールの2本の素糸を有することを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項5】 前記第1、第2および第3の加工糸は、
    各々140デニールの2本の素糸を有することを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項6】 前記加工糸は塗臘されていることを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項7】 前記加工糸は、前記一体構造のデニールの20%の含浸率で塗臘されていることを特徴とする請求項6記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項8】 前記加工糸は香料に含浸されたことを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項9】 前記加工糸は、1フィートあたり2乃至3ピックで編まれている請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項10】 前記一体構造は、伸度15.7%である請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項11】 前記加工糸は、隣接面部分で使用すると押し広げられて互いに離れることを特徴とする請求項9または10のいずれか1つに記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項12】 前記加工糸の最低1本は他の前記加工糸とは異なる色であることを特徴とする請求項1記載の歯間清掃器具。
  • 【請求項13】 狭い歯間隙の隣接面部分を清掃するための歯間清掃器具であって、 予め定められた長さの第1の素糸対と;前記第1の素糸対と同一の長さで、該第1の素糸対に平行に延在する第2の素糸対と;前記第1および第2の素糸対の周囲および該第1および第2の素糸対間に8の字を描いて編まれた第3の素糸対であって、3本の素糸対を480から1
    240デニールの一体構造として形成するために前記第1および第2の素糸対の長さ全体に渡って編まれた第3
    の素糸対と;を有することを特徴とする歯間清掃器具。
  • 【請求項14】 歯間清掃器具を製造するための方法であって、 予め定められた長さの第1の加工糸を第1の芯上に支持し、該予め定められた長さと同一の長さの第2の加工糸を前記第1の芯と平行かつ該第1の芯と離間した第2の芯上に支持するステップと;前記第1および第2の芯に対して垂直な面を移動するように取り付けられた糸巻ボビンに第3の加工糸を巻き取るステップと;前記ボビンを前記芯の周囲で前進させることにより、前記第1および第2の加工糸の周囲に8の字を描いて前記第3の加工糸を編んで3本の加工糸を1本にするステップと;前記第1および第2の加工糸の周囲および前記第1および第2の加工糸間に、前記第1および第2の加工糸の長さ全体に渡って前記第3の加工糸が編まれるように、前記ボビンが移動する前記面に対して垂直な方向に前記第1および第2の加工糸を同時に前進させるステップと;を含み、 前記3本の加工糸は全体で480〜1240デニールとなることを特徴とする歯間清掃器具製造方法。
  • 【請求項15】 前記第1および第2の加工糸は、前記3本の加工糸を1フィートあたり2乃至3ピックで編む速度で前進することを特徴とする請求項14記載の歯間清掃器具造方法。
  • 【請求項16】 前記加工糸は、張力0.5〜1.4ポンドの適合度テンシオメータで編まれている請求項15
    記載の歯間清掃器具製造方法。
  • 【請求項17】 前記加工糸の最低1本に、ワックスを被覆する補足ステップを含む請求項14記載の歯間清掃器具製造方法。
  • 【請求項18】 前記加工糸の最低1本に、ワックスと香料との混合物を被覆する補足ステップを含む請求項1
    4記載の歯間清掃器具製造方法。
  • 【請求項19】 前記加工糸の最低1本に、ワックス、
    香料、着色染料の混合物を被覆する補足ステップを含む請求項14記載の歯間清掃器具製造方法。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明は歯間清掃器具に関し、特に、相接している隣接歯間の隣接面部分を清掃するための細長い紐や糸のような器具およびこのような器具を製造するための方法に関する。

    【0002】

    【従来の技術】歯間の隣接面部分はトラブルを生じることの多い領域である。 この部分には細かい食物のかすや歯垢が堆積しやすく、歯肉炎や他の感染症などを起こす場合もある。 このような問題を解決するために、様々な形の歯ブラシ、爪楊枝状清掃具、さらにデンタルフロスやデンタルテープのような細長い紐や糸などが考案され、使用されている。 デンタルフロスおよびデンタルテープは、民間療法としては最も有効なものであるとされている。 しかしながら、どちらも欠点はいくつかある。
    デンタルフロスは通常1本の素糸からなるか、または2
    本以上の素糸を束にして絡ませ、400〜840デニールとなるようにしてある。 ここで、「素糸」という用語は、L/D(長さと直径の比)の大きい1本以上の織物用フィラメントを意味するものとする。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】デンタルフロスは、狭い歯間隙や隣接面部分にも簡単に当てられる。 しかしながら、フロス部分は小さいため、特に広い隣接面部分の清掃は困難である。 フロスの構造を小型軽量なものとすることにより、歯の表面を清掃し得るフロスの総表面積は小さくなるため、このような小さなフロスでは必ずしも広い隣接面部分をきれいに清掃できるとは限らないのである。

    【0004】一方、デンタルテープは、通常フロスよりは重く、太さも1240デニール以上である。 通常、デンタルテープは平形のプラスチックフィルムやリボンから構成されており、常にテープの幅を維持して素糸の分離を防止するようになっている。 このため、隣接面部分の清掃にはテープの方が適している。 しかしながら、テープは横幅があるため狭い歯間隙を通すのは困難である。 従って、使用者は狭い歯間隙から隣接面部分にまでテープを押し込むことすらできないのである。

    【0005】このように、狭い歯間隙にも容易に入り込むことができ、効果的に隣接面部分を清掃できる歯科用器具が必要とされているのである。 従って、本発明の目的は、狭い歯間隙に容易に入り込み、より一層効果的に隣接面部分を清掃し得る歯科用器具およびこれを製造する新規な方法を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上述した本発明の目的は、加工糸を最低3本使用することで達成できる。 ここで、「加工糸」という用語は、1本以上の素糸を意味するものとする。 さらに、2本の加工糸を芯にして残りの1本を2本の芯の各々の上に乗せることで3本の加工糸を編む。 3本の加工糸のうち、芯とならない1本はボビンに巻かれている。 このボビンは、芯に対して垂直に移動するキャリアに取り付けられている。 ボビンを使用して芯および芯上の2本の加工糸の周りに残りの1本の加工糸を8の字を描くようにして緩く編み込む。 各加工糸は複数のナイロンフィラメントからなる。 このようにして編まれたフロスは480デニールから1240デニールとなる。 このような構造とすることで、フロスの使用に際して素糸は広がって互いに離れやすくなる。 従って、よりきれいに清掃することができ、小型で歯間に簡単に当てられるフロスが得られる。

    【0007】

    【実施例】本発明による歯科用器具では、加工糸を最低3本使用する。 より詳細に言えば、加工糸はそれぞれ1
    40デニールの2本の素糸からなる。 この素糸には、6
    8フィラメントナイロン糸を使用している。 糸としては、米国モンサント社(Monsanto)のCO 2一級品で、光沢があり強度も大きい糸が適している。

    【0008】図1において示すように、1つのキャリアにボビン10と2本の離間した平行な芯12および14
    とを有するスティージャ(Steeger)やNEバット(NE Butt)製の機械を使用して加工糸を編む。 各芯は最低1本の加工糸を支持している。 各加工糸は、予め定められた等しい長さの2本の素糸を含むことが好ましい。 ボビンには最低1本の加工糸が巻かれている、この加工糸は2本の素糸(以下、キャリア加工糸と呼ぶ)を含むことが好ましい。 ボビンに巻かれた3本目の加工糸は、芯12および14に対して垂直な面を移動する。 図において矢印A、B、C、Dで示すように、ボビンは芯および他の2本の加工糸の周囲を8の字を描いて移動する。 すなわち、矢印Aはボビンの移動サイクルの最初の4分の1を示し、矢印Bは次の4分の1、矢印Cまでで4分の3となり、矢印Dはサイクルの最後の4
    分の1すなわち1サイクルの完了を示す。 芯12および14は、それぞれ矢印ADおよびBCで示される2つのループの中心に位置している。 ボビンによって1本の加工糸を他の2本の加工糸の周囲に編むのであるが、芯1
    2および14上の加工糸は、ボビン10が移動する面に対して垂直な方向に進む。 この結果、第1および第2の素糸全体に渡って、ボビンに巻かれた加工糸を素糸周囲や素糸間に編み込むことができる。

    【0009】このようにして作られた糸束20は、好ましくは6本の素糸からなる。 素糸は各々140デニール、6本をまとめると840デニールとなる。 これとは対称的に、ジョンソン&ジョンソン社からデントテープ(DENTOTAPE)として販売されているもののような一般的なデンタルリボンやテープは、1つの芯に対して7〜8本の素糸を使用し、1つのキャリアに対して4本の素糸を使用して、全体で1260デニールや14
    00デニールとしている。

    【0010】本発明は、使用に際して素糸が押し広げられて互いに離れるように作られている。 従って、効率よくかつ快適に清掃を行うことができる。 図2において示すように、本発明によるフロス20を隣接面部分に使用する場合には幅W1を有することになる。 この幅は、従来のデンタルフロス30を隣接面部分に使用する場合の幅W2よりもかなり広い。 本発明による素糸は広がって分かれるが、これは糸を緩く編むことで達成されている。 適合度テンシオメータ#5669を使用して編み込みを行っている間は糸の張を0.5から1.4ポンドとすることで、1フィートあたり2乃至3ピックで編む。 これと比較して、一般的なデンタルリボンやテープは張力2.1ポンドで1フィートあたり4ピックとなっている。 デンタルテープは素糸が分かれないように作られている。 このようにしなければ厚みが増して使用できなくなるからである。

    【0011】本発明では、1フィートあたりのピック数は比較的少ないため、フロスの伸度を約15.4%に維持することができる。 伸度(破断前伸張度)が高くなればなるほど、フィラメント糸束の延伸度も高くなる。 フィラメント糸束は延伸すると直径が小さくなる。 直径が小さくなると塗布性および歯垢除去能は低下する。 従って、本発明では伸率を低く維持するようにしている。 比較のために挙げると、一般的なデンタルリボンやテープの伸率は約15.7%である。

    【0012】本発明についてのデニール比に基づく糸巻取ロール、機械速度およびサイクル時間は、一般的なデンタルリボンやテープを製造する場合のものと全く同一である。

    【0013】本発明によるフロスは、様々な構造に製造することができるが、いずれも480デニールから12
    40デニールとなる。 現段階で実用可能なデニールのナイロン糸を使用して得られる構造は以下の表1および表2に示す通りである。

    【0014】

    【表1】

    【0015】

    【表2】

    【0016】本発明によるフロスは塗臘することも可能である。 パラフィンマイクロクリスタリンワックスを5
    0/50でブレンドしたもののような耐性ワックスを加工糸に塗布する。 この時、ワックスを塗布していない素糸のデニールの20%を目標含浸率とする。 ワックスの塗布は周知の方法と同様の方法で行うことができる。
    このように塗臘することで、フロスを使用する際の潤滑度が増す上、包装に適した予め定められたメータ長で製品をコイルに巻き取りやすくなる。

    【0017】フロスに塗臘していない場合、このようなフロスは4%の含浸率を目標としたナイロン651樹脂を均一に塗布した加工糸に適応するとよいとされている。 非塗臘フロスの好ましい構造は以下の表3に示す通りである。

    【0018】

    【表3】

    【0019】フロスを香料に含浸することも可能である。 この場合、素糸はFDA(米国食品医薬品極)に認可された色素で染色業者によって染色されたものである。 さらに、上述した方法を使用して素糸を編む。

    【0020】フロス加工糸は一般に白色であるが、フロス束に例えば以下の表4に示すような構造の1本以上の着色素糸を混ぜることで、斑点を付けたり縦縞がのぞくようにすることも可能である。

    【0021】

    【表4】

    【0022】以上、本発明による特定の実施例について述べてきたが、これらは一例にすぎず、添付の特許請求の範囲によって示される本発明の範囲を限定するものではない。 従って、本発明と等価のものはすべて本願特許請求の範囲に包含されるものと解されたい。

    【0023】

    【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
    狭い歯間隙に容易に入り込み、より一層効果的に隣接面部分を清掃し得る歯科用器具およびこれを製造する新規な方法を提供することができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明による編み方法を示す概略図である。

    【図2】本発明によるフロスおよび一般的な従来のフロスを示す拡大図である。

    【符号の説明】

    10 ボビン 12、14 軸 20 フロス

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 593006869 ベルディング ヘミンウェイ カムパニ ー,インコーポレイテッド Belding Heminway Co mpany,Inc. アメリカ合衆国,ニューヨーク 10018, ニューヨーク,ブロードウエイ 1430 (72)発明者 キヨシ マエカワ アメリカ合衆国,イリノイ 60054,マウ ント プロスペクト,グリーンブライアー ドライヴ 1480 (72)発明者 ティモスィ ディー. ラッド アメリカ合衆国,ノース カロライナ 28105,マシューズ,ローズ アーバー レイン 219

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