歯の清掃道具

申请号 JP2016507119 申请日 2014-03-26 公开(公告)号 JP2016521159A 公开(公告)日 2016-07-21
申请人 テぺ ムニジェンプロダクター アーベーTePe Munhygienprodukter AB; テぺ ムニジェンプロダクター アーベーTePe Munhygienprodukter AB; 发明人 ダヴィデ アドリアーノ,; ダヴィデ アドリアーノ,; ガブリエレ アドリアーノ,; ガブリエレ アドリアーノ,;
摘要 歯の清掃道具(1)について記載し、該道具は、少なくとも一の支持体(3)及び少なくとも一の歯の清掃用付属物(5)を含み、該清掃用付属物(5)は第一の材料で作られ、該支持体(3)は第二の材料で作られ、該第一の材料は該第二の材料より柔軟性に富んでおり、該第一の材料は少なくとも一の熱硬化性のプラスチック材料である。【選択図】図3
权利要求

少なくとも一の支持体(3)及び少なくとも一の歯の清掃用付属物(5)を含み、該歯の清掃用付属物(5)は第一の材料で作られ、該支持体(3)は第二の材料で作られ、該第一の材料は該第二の材料よりも柔軟であり、かつ該第一の材料は少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料であることを特徴とする歯の清掃道具(1)。前記熱硬化性プラスチック材料がシリコンゴムであることを特徴とする、請求項1に記載の道具(1)。前記熱硬化性プラスチック材料にナノ充填材が充填されていることを特徴とする、請求項1に記載の道具(1)。前記第二の材料が少なくとも一の熱可塑性プラスチック材料であることを特徴とする、請求項1に記載の道具(1)。前記第二の材料が少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料であることを特徴とする、請求項1に記載の道具(1)。前記第二のプラスチック材料に繊維及び/又はナノ充填材が充填されていることを特徴とする、請求項4または請求項5に記載の道具(1)。熱硬化性材料で作られた前記歯の清掃用付属物(5)は、前記支持体(3)上にオーバー・モールドされたものであることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の道具(1)。前記支持体(3)は少なくとも一の把持部(9)及び前記歯の清掃用付属物(5)に接続する接続部(11)から成ることを特徴とする、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の道具(1)。熱硬化性樹脂で作られた前記歯の清掃用付属物(5)は前記接続部(11)上にオーバー・モールドされたものであることを特徴とする、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の道具(1)。前記接続部(11)は前記歯の清掃用突起(5)と前記支持体(3)との間に接続をもたらすために前記歯の清掃用付属物(5)の長手方向の収納部(13)の中に挿入するのに適合していることを特徴とする、請求項8に記載の道具(1)。前記接続は少なくとも一層の接着剤を介在させ、かつ/又は、機械的干渉、摩擦、塑性/弾性歪み及び/又は機械的接続で固定することによって行われることを特徴とする、請求項10に記載の道具(1)。前記接続部(11)と前記収納部(13)の間に機械的保持手段が介在することを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の道具(1)。前記機械的保持手段は少なくとも一の固定歯(15)を含み、該固定歯15は前記接続部(11)に沿って配置され、前記収納部(13)に沿って配置される少なくとも一のそれぞれのかみ合わせ座との係合に適合していることを特徴とする、請求項12に記載の道具(1)。前記歯の清掃用付属物(5)は外側に一又は複数の清掃用ブラシ部(7)が備えられていることを特徴とする、請求項1に記載の道具(1)。前記清掃用ブラシ部(7)は各々三形の形状を有し、複数の前記清掃用ブラシ部(7)は、前記歯の清掃用付属物(5)の長手方向軸に沿って並ぶように配置されていることを特徴とする、請求項14に記載の道具(1)。前記清掃用ブラシ部(7)は各々先のとがった形状を有し、複数の前記清掃用ブラシ部(7)は、前記歯の清掃用付属物(5)の周りに放射状に配置されていることを特徴とする、請求項14に記載の道具(1)。前記清掃用ブラシ部は各々円形の王冠状部からなり、該円形の王冠状部は前記歯の清掃用付属物(5)の軸に沿って配置されていることを特徴とする、請求項14に記載の道具(1)。少なくとも前記歯の清掃用付属物(5)はスプレーによる凝集処理を受けていることを特徴とする、請求項1乃至17のいずれか一項に記載の道具(1)。

说明书全文

本発明は、歯の清掃道具に関する。

従来技術において、歯の清掃道具が提案されており、一般的には歯間ブラシと呼ばれ、具体的には、歯間のスペースを清掃し、食物の残りを取り去り、毛細血管の血液循環を復活させ、あるいは、固定性の義歯を清掃することを目的としている。従来技術では、そのような道具の多くのバリエーションが提案されており、一般には、通常それらは、使用者の指で握るように適合したプラスチック製、あるいは金属製の本体と清掃用の付属物で構成されている。その付属物は、円筒状あるいは円筒から円錐に至る形状を有した、螺旋あるいは多列に配列された人造のブラシ部を具備している。

具体的には、EP−A1−0932371は、次のような歯間清掃道具を開示している。それは、第一のプラスチック材料で作られ、その表面の少なくとも一部がインサートまたはコーティングによって覆われることによって、歯間のスペースを清掃するための前記付属物が形成される支持棒を含み、該インサートまたはコーティングは、第一の材料より柔軟性のある熱可塑性エラストマーに属するからなる第二のプラスチック材料で作られている。しかしながら、そのような第二の材料は、そのような第一の材料の上に射出成形される。そのため、特に、そのような歯間清掃道具では、支持棒と、歯間のスペースを清掃するためのインサートまたはコーティングとは、射出同時成形で作られるので、支持棒とインサートまたはコーティングは物理的に把持されているだけであることに留意されるべきである。

さらにその清掃用付属物を得るための前記熱可塑性材料は、引き裂かれる可能性があるという問題を抱えうる。従って、このような材料で作られた清掃用付属物を歯間の非常に狭いスペースに使うと、口の中にプラスチックの残留物を残す可能性がある。

本発明の目的は、上記の従来技術の問題点を解決することにある。すなわち、本発明の歯の清掃道具の前記清掃用付属物は、少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料で作られているので、清掃用付属物が熱可塑性材料で作られた従来技術による道具に比べ、より生体適合性がある歯の清掃道具を提供できる。

さらに、本発明のもう一つの目的は、前記清掃用付属物が少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料で作られている歯の清掃道具を提供することによって、清掃用付属物が熱可塑性材料で作られた従来技術による道具に比べ、気持ちの良いものとなることである。従って、歯間の非常に狭いスペースに使われる際の引き裂かれるリスクを、口の中に残留物を放出するという問題と共に排除することになる。

さらなる、本発明の他の目的は、前記清掃用付属物が少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料で作られている歯の清掃道具を提供することによって、細菌による攻撃の可能性をなくすことにある。

本発明のもう一つの目的は、前記清掃用付属物が熱硬化性プラスチック材料で作られた支持体上にオーバー・モールドされた、少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料で作られているため、清掃用付属物と支持体の間に細網化による化学的タイプの結合と、オーバー・モールドによる物理的タイプの結合の両方が得られる、歯の清掃道具を提供することにある。

以下の記述でわかるように、本発明の上述の及びその他の目的や利点は、請求項1に記載した歯の清掃道具を用いて得られる。本発明の好ましい実施態様及び重要なバリエーションは、従属請求項の主題となっている。 すべての添付の請求項は、本記述とは不可分であるように意図されている。 添付の請求項から明らかな本発明の範囲から逸脱することなく、記載されていることに対して、(例えば、同等な機能を有する形状、大きさ、配置及び部分に関連する)多くのバリエーション及び修飾を行うことができうることは、一見して明らかである。

本発明はいくつかの好ましい実施態様によって、但し、限定されない実施例として、添付の図面を参照し、より詳細に記載される。

図1は本発明による歯の清掃道具の好ましい実施態様の斜視図である。

図2は図1の歯の清掃道具の側面図である。

図3は図1の歯の清掃道具の長手方向の断面図である。

図4は図1の歯の清掃道具の分解図である。

図5は図1の歯の清掃道具の部品の好ましい実施態様の拡大図である。

図6は図4のA部の細部の拡大図である。

図7は本発明の歯の清掃道具の部品の実施態様のバリエーションの斜視図である。

図8は図7の部品の使用状態を示している。

図9は本発明の歯の清掃道具の部品の実施態様の他のバリエーションの斜視図である。

図10は図9の部品の使用状態を示している。

図11は本発明の歯の清掃道具の部品のさらに他のバリエーションの使用状態を示している。

図からわかるように、本発明による歯の清掃道具1は、少なくとも一の支持体3及び少なくとも一の歯の清掃用付属物5を含み、好ましくは前記歯の清掃用付属物5は、その外側に一又は複数の清掃用ブラシ部7を備えている。

概して、前記歯の清掃用付属物5は第一の材料で作られ、前記支持体3は第二の材料で作られ、該第一の材料は該第二の材料よりも柔軟である。 有利には、前記歯の清掃用付属物5を形成する第一の材料は少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料であり、該熱硬化性プラスチック材料は液状シリコンゴム、LSRであることが好ましい。

加えるに、前記第一の材料には適切なナノ充填材を充填することができる。前記ナノ充填材は前記歯の清掃用付属物5の、特に前記清掃用ブラシ部7の、磨耗抵抗性を強に増大させ、それにより、本発明による前記道具1の歯のエナメル質に対する洗浄効果が大いに高まる。明らかに、この目的に適する前記ナノ充填材には様々なものがありえ、例えば、無機起源材料(例えば、粘土、二酸化チタン又はガラス等)又は有機起源材料(例えば、ナノセルロース等)でありえる。

好ましくは、前記支持体3を作る前記第二の材料は少なくとも一のプラスチック材料であり、例えば、それは少なくとも一の熱可塑性プラスチック材料である。さらにより好ましくは、前記支持体3を形成する前記第二の材料は少なくとも一の熱硬化性プラスチック材料である。

特に、前記歯の清掃用付属物5は、前記支持体3に接続するように適合される。好ましくは、前記支持体3は、ユーザーの指による少なくとも一の把持部9と、前記歯の清掃用付属物5への少なくとも一の接続部11とから構成されている。本発明による前記道具1の第一の好ましい実施態様では、例えば、図3に具体的に例示されているもののように、熱硬化性プラスチック材料で作られている前記歯の清掃用付属物5は、前記支持体3それ自体の上に、特には前記接続部11の上にオーバー・モールドされることによって、前記支持体3に接続される。

好ましくは、前記支持体3を作るプラスチック材料にも、または少なくとも前記接続部11にも、繊維を及び/又はナノ充填材を充填することが可能である。前記ファイバー及び/又はナノ充填材は、主として前記支持体3の機械的抵抗性及び/又は剛性を増加させるのに適しうる。さらに、とりわけ、前記支持体3を作るプラスチック材料が熱可塑性プラスチック材料であるときは、前記繊維は、前記材料の成形温度を上げ、前記歯の清掃用付属物5を作る第一の熱硬化性材料の成形温度に近づけるようにするのに適しうる。

明らかなように、この目的に適する前記繊維もまた、色々なものでありえる。例えば、グラスファイバーでありえ、又は天然起源のもの(例えば、亜麻や大麻繊維等)がありえる。

さらに、次のようなメリットが生じることに注目すべきである。すなわち、前記支持体3も、特には少なくとも前記接続部11も熱硬化性プラスチック材料で作られている場合、その支持体3上に、あるいは少なくとも前記接続部11上に、熱硬化性材料で作られた前記歯の清掃用付属物5をオーバー・モールドすると、前記歯の清掃用付属物5と前記支持体3、特には少なくとも前記接続部11の間に、オーバー・モールド過程による、物理的タイプの固定に加えて、前記材料間に共有結合を作り、結果として細網化が生じるので、化学的タイプの固定による強力な接続も形成される。

代替例として、図4に具体例を示す。前記支持体3と前記歯の清掃用付属物5は別々に作られ、その後に相互に拘束することで、本発明による前記道具1として、組み立てられうる。そのような場合、前記接続部11は、前記歯の清掃用付属物5の適合する長手方向の収納部13の中に挿入するのに適しており、前記歯の清掃用付属物5と前記支持体3の間が接続される。明らかに、それにより本発明の範囲から逸脱することなく、本目的のための、前記支持体3と前記歯の清掃用付属物5との間の接続のタイプとして色々なタイプを提供することが可能である。

具体的に、前記支持体3と前記歯の清掃用付属物5の接続を強化することができる例として —少なくとも一層の接着剤を介在させる;かつ/又は —機械的干渉、摩擦、塑性的/弾性的ひずみ等々により固定する;かつ/又は —機械的に接続する;この場合、前記歯の清掃用付属物5と前記支持体3との接続を強化するために、前記接続部11と前記収納部13の間に機械的な保持手段を介在させる、 ことが挙げられる。該機械的な保持手段は、好ましくは、少なくとも一の固定歯15を含み、該固定歯15は前記接続部11に沿って配置され、前記収納部13に沿って配置される少なくとも一のそれぞれのかみ合わせ座との係合に適合している。

前記歯の清掃用付属物5の可能な実施態様を図7及び図8に示す。各々のブラシ部7は三形の形状をしていて、複数の前記ブラシ部7が、前記歯の清掃用付属物5自体の長手方向軸に沿って並んで配置されている。

前記歯の清掃用付属物5の他の実施態様は、図9、10及び11に示すように、前記ブラシ部7は各々先のとがった形状をしており、複数の前記ブラシ部7が、前記歯の清掃用付属物5の周りに放射状に配置されている。

図示はしないが、さらに他の実施態様では、ブラシ部は各々円形の王冠状部からなり、複数の該円形の王冠状部が、前記歯の清掃用付属物5の軸に沿って配置されている。

いずれの場合でも、少なくとも前記歯の清掃用付属物5は、スプレーによる凝集処理を受けることも可能である。

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