Vibration oral care equipment

申请号 JP2003559353 申请日 2003-01-10 公开(公告)号 JP2005514980A 公开(公告)日 2005-05-26
申请人 ザ ジレット カンパニー; 发明人 エドワード、ジェイ.マンガン; クリストファー、リッチ; ゴードン、ジョーンズ; デイビッド、ビビアン、ティンダル; トーマス、クレイグ、マスターマン;
摘要 【課題】 使用者にとって使い勝手が良くて扱い易く、交換する前に数ヶ月間使用することができるような、歯間のスペースをクリーニングする振動口内手入れ装置を提供すること。
【解決手段】 歯間のスペースをクリーニングする振動口内手入れ装置(10)は、人間の指で握ることができるハウジング(12)を備えている。 電池(14)はハウジングの中に設けられている。 また、電気振動器(24)もハウジングの中に設けられている。 ハウジング上のスイッチ(16)は電池を振動器に電気的に接続するために用いられる。 剛性部材(28)はハウジングの一端から延びる。 スイッチを入れて電池を振動器に接続すると、振動器が振動し、このことにより剛性部材が振動する。
权利要求
  • 人間の指で握ることができるハウジングと、
    ハウジングの中に設けられた電池と、
    ハウジングの中に設けられた電気振動器と、
    電池を振動器に電気的に接続するスイッチと、
    ハウジングの一端から延び、歯間のスペースに突き通すことができる大きさの剛性部材とを備え、
    スイッチを入れて電池を振動器に接続すると、振動器が振動し、このことにより剛性部材が振動することを特徴とする振動口内手入れ装置。
  • 電池はハウジングの内部に密閉され、少なくともハウジングの一部を破壊しない限り電池はハウジングから取り外すことができないようになっていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 電池はアルカリ電池であることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 電池は非充電式のものであることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 電池は単四電池であることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • スイッチが人間の指等により押されると振動器が振動し、スイッチへの押圧をやめると振動器は振動を止めることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 振動器は偏心電気モータであることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • モータは約8600rpmから約11500rpmまでの間の速度で回転することを特徴とする請求項7記載の口内手入れ装置。
  • モータは約9500rpmから約10500rpmまでの間の速度で回転することを特徴とする請求項7記載の口内手入れ装置。
  • モータは約10000rpmの速度で回転することを特徴とする請求項7記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材はプラスチックから形成されていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • ハウジングは支持部材を有しており、振動器は支持部材の一方の部分に固定されており、剛性部材は支持部材の他方の部分に固定されていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 振動器および剛性部材は互いに直接的に結合されていないことを特徴とする請求項12記載の口内手入れ装置。
  • ハウジングに取り付けることができ、剛性部材を覆うキャップを更に備えたことを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • キャップはプラスチックから形成されていることを特徴とする請求項14記載の口内手入れ装置。
  • プラスチックは透明であることを特徴とする請求項15記載の口内手入れ装置。
  • ハウジングは発泡サントプレーン(Santoprene)より形成されていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 口内手入れ装置の重量が7.5グラムから35グラムまでの間となっていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 最も長い寸法が4.45センチ(1.75インチ)から10.8センチ(4.25インチ)となっていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • ハウジングは、握り易さが向上し、人差し指、親指等の人間の指に伝わる振動を減らすようなゴム製の握り部分を更に有することを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材は、高さが約0.089センチ(0.035インチ)であり厚さが約0.043センチ(0.017インチ)の自由先端部を有することを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材は、この剛性部材が取り付けられている支持部材の端部から約2.36センチ(0.930インチ)延びていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材は、約2.5%のペバックス(Pebax)2533を含むナイロン6,12から形成されていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材は、テフロン(Teflon)(登録商標)、カオリン粘土およびこれらを組み合わせたものからなるグループから選択された部材を含むことを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 電池は単三電池であることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 電池は単六電池であることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材はスイッチを操作するために移動自在となっていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材はハウジングに取り外し自在に固定されていることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材はトゥースピックであることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • 剛性部材はデンタルフロス部分であることを特徴とする請求項1記載の口内手入れ装置。
  • デンタルフロス部分はハウジングに取り外すことができないように固定されていることを特徴とする請求項30記載の口内手入れ装置。
  • デンタルフロス部分はハウジングに取り外し自在に固定されていることを特徴とする請求項30記載の口内手入れ装置。
  • デンタルフロス部分は、取り外すことができないように固定されている一片のデンタルフロスを有することを特徴とする請求項30記載の口内手入れ装置。
  • 说明书全文

    本発明は、一般的に口内手入れの分野に関し、とりわけ歯間のクリーニングに関する。 より具体的には、本発明は歯間の領域のクリーニングおよび刺激を行う振動口内手入れ装置に関する。

    人間にとって健康な歯および歯肉を維持するために、良好な口内手入れの習慣が必要である。 手動または電動の歯ブラシで1日2回歯を磨くことが、ほとんどの人にとって主要な口内手入れの習慣となっている。 また、歯医者は毎日デンタルフロスで歯間のスペースをフロッシングすることを勧めている。 しかしながら、大多数の人は様々な理由によりこの勧めに従っていない。 その結果、多くの人の歯間のスペースは日常的な必要な手入れを受けていない。

    木製のトゥースピックは、歯間のスペースのクリーニングの他の方法である。 一の形態において、トゥースピックは約5センチ(2インチ)の長さであり、断面が円形となっている。 このタイプのトゥースピックは両端部が点となるテーパ状となっている。 トゥースピックは、一端を2つの歯間に挿入し、そしてこのトゥースピックを様々な方法により動かすことにより使用され、歯間のスペースをクリーニングすることができる。 トゥースピックの両端がたいていクリーニングの間に使用される。 クリーニングが終わったあとは、トゥースピックは廃棄される。

    木製のトゥースピックは歯間のクリーニングでよく用いられるものではない。 それは、人々は歯間にトゲがささることが心配だからである。 さらに、衛生上の理由によりトゥースピックはたいてい使用後に廃棄される。 使用者にとって使い勝手が良くて扱い易く、交換する前に数ヶ月間使用することができるような、トゲがささることのないトゥースピックを開発することが望ましい。

    米国特許第5,839,895号には、振動器と、一端がこの振動器に取り付けられたシャフトとを備えた装置が開示されている。 振動の動きがシャフトおよびシャフトの他端に取り付けられた先端部に伝達される。 装置は口内組織の治療を十分に行うために振動の動きを用いる。 装置は、口内組織に薬を用い、予め生じた虫歯を埋める部材を充填し、ドライソケットを行い、減感剤により磨き、インレーおよびオンレーを配置してセメント結合を行って顎関節の病気の治療を行う。

    米国特許第5,839,895号には、歯間のスペースをクリーニングするために振動器に設けられた剛性部材を使用することについては開示されていない。 また、この発明には、すぐに摩耗してしまうことがないようなトゥースピックの先端部の形状または部材についても開示されていない。 さらに、振動器は2000rpmsから8500rpmsまでの間で作動される。 口内手入れ装置においてこの振動数では、弱くて低品質であると認識する人もいる。 米国特許第5,839,895号には、先端部を覆うキャップについても開示されておらず、数ヶ月間にわたって使用することができる先端部の保護部材についても示されていない。

    本発明は、上述の1以上の問題を解決するものである。 簡潔に要約すると、本発明の一の態様において、歯間のスペースをクリーニングする振動口内手入れ装置は人間の指で握ることができるハウジングを有している。 電池はハウジングの中に設けられている。 また、電気振動器もハウジングの中に設けられている。 スイッチは電池を振動器に電気的に接続するために用いられる。 剛性部材はハウジングの一端から延び、歯間のスペースに突き通すことができる大きさとなっている。 スイッチを入れて電池が振動器に接続すると、振動器が振動し、このことにより剛性部材が振動する。

    本発明の上述および他の態様、目的、特徴および長所は、添付図面を参照しながら、好ましい実施の形態および従属請求項に係わる下記の詳細の記載によって、より明瞭に理解および評価されよう。

    はじめに、図1および図2により、歯間のスペースをクリーニングするための振動口内手入れ装置10を示す。 プラスチック製の主ハウジング部分12は電池14を収納する。 一般的に、ハウジングは断面が円形であり、電池を収納する円筒形の中空スペース15が設けられている。 図2に示すように、電池はハウジングから部分的に突き出ている。 電池はアルカリの非充電式の単四電池が好ましい。 代わりに、単三電池を用いることができ、あるいは、非常に小型のトゥースピックを用いるときには単六電池を用いることができる。

    感知スイッチ16がハウジング部分12の表面に取り付けられている。 プラスチック製の前方のハウジング部分18はハウジング部分12に取り付けられる。 一般的に、部分18は断面が円形であり、ハウジング部分12への取付箇所から反対側の端部までテーパ状となっている。 部分18は電池14の長手軸に対して鋭となる位置に設けられている。 部分18は円筒形の中空スペース20を有し、この中空スペース20は円筒形のプラスチック製の支持部材ハウジング部分22を受けるようになっている。

    ハウジング部分12、18および22は、発泡サントプレーン(Santoprene、ポリプロピレンおよびゴムの熱可塑性ボルカネート)から形成されていることが好ましい。 サントプレーンは2質量%のクラリアント・ハイドロセロル(Clariant Hydrocerol)BIH−40−Eとともに泡立てられ、ショアD(Shore D)硬さが40であり、曲げ弾性率が1,250psiである。 この部材により、振動トゥースピックを握る人間の手に伝わる振動を鈍らせることができる。 他の部材としては、(a)プレベイル(Prevail)3050のアクリルニトル・ブタジエン・スチレン(ABS)のポリウレタン混合物(Pellethane Blend)を用いることができる。 この部材のショアD硬さは62であり、曲げ弾性率は50,000psiである。 あるいは、(b)ショアD硬さが70であり、曲げ弾性率が350,000psiであるABSを用いることができる。

    偏心電気モータ(振動器)24は部分22の一端における円筒形の中空スペース26に挿入されている。 モータの動作は図4を参照して後に詳述する。 プラスチック製のトゥースピック(剛性部材)28は、部分22の他端に挿入される。 トゥースピックの長手軸は電池およびハウジング部分12の長手軸に対して鋭角となっていることが理解されよう。 このような構成により、トゥースピックを人間の口内の位置に届くことがないよう、より容易に配置することができる。 モータとトゥースピックは互いに直接的に結合されていないことが好ましい。 直接的に結合されていると、より大きな動力が必要となり、電池の寿命を縮めるからである。 トゥースピックを保護するための透明なプラスチック製のキャップ30がハウジング部分22に嵌め合わせることにより取り付けられる。

    本実施の形態では、キャップ30のみが使用者によって取り外すことができるよう形成されていることに留意されたい。 振動口内手入れ装置の他の全ての部材は、接着剤または他の方法により互いに結合されている。 電池および/またはトゥースピックが摩耗すると、振動口内手入れ装置は廃棄される。 代わりに、ハウジングには電池を交換するための扉が設けられていてもよい。

    他の実施の形態においては、トゥースピックは取り外し自在に部分22に取り付けられていてもよく、これによりトゥースピックを交換することができる。 このことは、2またはそれ以上のリブを、ハウジング部分22に挿入されたトゥースピック28の一部に組み込むことにより達成することができる。 2またはそれ以上の、対応して係合するグローブが部分22の内部表面に設けられている。 トゥースピックが部分22に挿入されたときには、リブがグローブに係合してトゥースピックは取り外し自在にハウジング部分に取り付けられる。 トゥースピックを引っ張ってハウジング部分22から取り外すための力が少なくとも約6.68N(1.5pounds)となるようリブおよびグローブが形成されている。

    キャップ30が取り付けられた振動口内手入れ装置の重量は約7.5グラムから35グラムまでの間であることが好ましく、約10グラムから30グラムまでの間であることがより好ましく、約15グラムから25グラムまでの間であることが最も好ましい。 重量が約7.5グラムよりも小さいときには、振動口内手入れ装置は安物だと認識され、また、重量が約35グラムよりも大きいときには、小型化されていないと認識される。 装置の長さは約4.45センチ(1.75インチ)から10.8センチ(4.25インチ)までの間となっていることが好ましく、約5.72センチ(2.25インチ)から10.2センチ(4.00インチ)までの間となっていることがより好ましく、7.00センチ(2.75インチ)から9.91センチ(3.90インチ)までの間となっていることが最も好ましい。 装置の長さが約4.45センチ(1.75インチ)よりも短いときには、握って操作することが困難であり、また、約10.8センチ(4.25インチ)よりも長いときには、小型化された使い捨て可能なものではないと認識される。

    振動口内手入れ装置に用いられる電気回路図を図3に示す。 電池14の第1の端子32は偏心電気モータ24に電気的に接続されている。 電池の第2の端子34はスイッチ16に接続されている。 また、スイッチはモータ24に電気的に接続されている。 使用者がスイッチ16のボタン36を押すと、圧縮バネ38の反発力に打ち勝つことにより、接点40が閉じられて閉回路状態となる。 一旦閉回路状態となると、電池14による電圧がモータ24に伝わり、モータが回転する。 使用者がボタン36を押すのをやめると、バネ38が接点40を動かして開回路状態となり、モータの回転が停止する。 代わりに、スイッチから押圧力が取り除かれた後でもそのままの状態で維持されるような掛け金タイプのスイッチを用いてもよい。 電圧および電流は、モータの回転速度を適度なものとするよう回路により制御される。

    図4は、偏心電気モータ24の透視図である。 電気モータ自体(図示せず)はモータハウジング42の内部に設けられている。 電気モータはこの電気モータに結合されたシャフト43を回転させ、偏心おもり44を回転させる。 偏心おもり44の回転により振動が発生する。 振動数は約8,600rpmから約11,500rpmまでの間であることが好ましく、約9,500rpmから約10,500rpmまでの間であることがより好ましく、約10,000rpmであることが最も好ましい。 振動数が8,600rpmよりもかなり小さいときには、振動トゥースピックは力が弱くて質の悪いものだと認識される。 振動数が11,500rpmよりもかなり大きいときには、トゥースピックはガタガタ揺れ、力が強すぎて人によっては歯医者のドリルを思い出させるような不快なものだと認識される。

    図5は、主ハウジング部分12の他の実施の形態を示す。 ゴム部材46はプラスチック製の主ハウジング部分の上に形成されている。 ゴム部材は、ショアA(Shore A)硬さが30であるクラトン(Kraton)タイプの部材であることが好ましい。 ゴム部材46はハウジング部分を握り易くし、使用者の手に伝わる振動を減少させる。

    図6は、トゥースピック28の詳細図である。 トゥースピックの先端部47は高さ48が約0.089センチ(0.035インチ)であり、(図6の紙面に対して直交する方向の)厚さが約0.043センチ(0.017インチ)であることが好ましい。 このような寸法により、口内を快適なものとすることができ、耐摩耗性を良好なものとすることができる。 トゥースピックの長さは、このトゥースピックの先端が取り付けられている支持部材ハウジング22の端部から約2.36センチ(0.930インチ)であることが好ましい(図2参照)。 トゥースピックがあまりに短いと、口内の裏側の歯に届くことが困難である。 トゥースピックがあまりに長いと、たわみやすくなってしまう。 トゥースピックは歯間のスペース(例えば、歯間または歯肉線の下方のスペース)に突き通ることができるような大きさとなっている。

    トゥースピックは、約2.5%のペバックス(Pebax)2533を含むナイロン6,12(ポリエステルエスターアミドなどのナイロンエラストマー)であるジテール(Zytel)158Lより形成されていることが好ましい。 ペバックスは、トゥースピックの2つの歯間のスライド性能を向上させる。 代わりに、ペバックスの含有量を7.5%としてもよい。 ナイロンにより、最も良い耐摩耗性を得ることができる。 トゥースピックの形成を60℃(140F)以上の射出成形で行うことによりナイロンの耐摩耗性をより向上させることができる。 ショアD硬度が25であるナイロンエラストマーを加えることにより、トゥースピックの耐摩耗性に悪影響を与えることなくナイロン6,12の剛性が減少する。 トゥースピックの表面性質を変える部材(例えば、テフロン(登録商標)および/またはカオリン粘土)をトゥースピックに加えることもできる。 成形されたリブの形を有する生地をトゥースピックに加えてもよい。

    代わりに、高固体のたわみやすいトゥースピックを用いることもでき、口内の空洞、特に歯間に香味や薬物を与えることができる。 高固体のたわみやすいトゥースピックは、不溶性のサポート樹脂、水溶性のポリマー、水溶性の単量体および/または単に水により膨潤するポリマーを含んでもよく、抗菌薬、香味料、ホワイトナー、フッ化物、非歯石物質および/または発泡剤を含んでいてもよい。

    水不溶性のサポート樹脂は、例えば、ポリスチレン、ポリウレタン、エチレン酢酸ビニル(EVA)、ポリエチレン、スチレン/ゴム、エチレン/プロピレンまたは他の好ましいポリマーとすることができる。 水溶性のポリマーは、例えば、でんぷん、ポリビニル、アルコール、ポリエチレン酸化物、ヒドロキシアルキルでんぷん、ヒドロキシエチルおよびヒドロキシプロピルのセルロース、ポリアクリル酸またはゼラチンとすることができる。 ポリエチレン酸化物は分子量が100,000から5,000,000までの間であって例えばポリオックス(Polyox)水溶性樹脂、ポリアクリル酸、カルボポール(Carbopol)を有していることが最も好ましい。

    水溶性の単量体は、有機化合物または無機化合物のいずれであってもよい。 有機化合物の一例は脂肪酸および炭水化物を含んでいる。 無機化合物の一例はアンモニウム塩を含んでいる。 水膨潤性ポリマーは、(室温で1000ppm未満の)比較的水不溶性であるが水中で少なくとも2倍の重量の水を吸収するポリマーである。 水膨潤性ポリマーの一例は、Allied Colloids CorporationのSalsorb84、Salsorb88およびSalsorb90などの水膨潤性アクリル、Hoechst Celanese CorporationのSanWet COS−960、SanWet COS−915、SanWet COS−930やGrain Processing CorporationのWaterlock A−180などの架橋結合のでんぷん/ナトリウム・ポリアクリラート共重合体、Dow Chemical CorporationのMethocelなどのヒドロキシプロピルメチルセルロース、B. F. Goodrich CompanyのCarbopol940などのポリアクリル酸、FMC CorporationのAvicelなどの微結晶性セルロース、Amerchol CorporationのKytamer PCなどのキトサンピロリドンカルボン酸、Kingston Hydrogels CorporationのHypan−SA−100Hなどのアクリル酸/アクリル窒素共重合体、Miller Chem. & Fertilizer CorporationのLiqua−Gelなどの架橋結合のカリウムアクリラート、Aqualen CorporationのAquasorb B−315(Na salt)およびAQU−D3236(Al/Na salt)などのカルボキシメチルセルロース、Stockhausen CompanyのFAVOR SAB800などの架橋結合のポリアクリル酸ポリアルコール移植共重合体を含んでいる。 水膨潤性ポリマーの他の2つの例は、Micro Vesicular Systems Inc. のウルトラスポンジ(Ultrasponge)、Costech Corporationのコステック(Costech)である。 水膨潤性ポリマーはSanWets、Salsorbsであることがより好ましい。

    材料の一例としては、最終的な解放を行うための、抗菌薬、フラボラント、ホワイトナー、フッ化物、発泡剤、除痛剤、栄養剤、脱臭剤、ミネラル剤、非歯石剤、抗炎剤、唾液腺刺激剤、真菌防止剤、抗ウイルス剤を含む混合物を用いることができる。

    混合物の中で用いることができる抗菌薬の一例としては、クロルヘキシジンやアレクシダインなどのビスガニデス、塩化セチルピリジニウム、臭化ドミフェンおよび塩化ベンザルコニウムなどの四級アンモニウム化合物、塩化亜鉛およびクエン酸塩亜鉛などの亜鉛塩、クロルテトラサイクリン、テトラサイクリン、アクチノボリン、ストレプトマイシン、カナマイシン、ネオマイシンおよびポリミキシンBなどの抗生物質、ムチナーゼ、パンクレアチン、真菌酵素、プロテアーゼアミラーゼ、デキストラナーゼ、モインマーゼ、ゼンディウム、アミログルコシダーゼおよびグルコースオキシダーゼなどの歯石防止用の酵素が含まれる。 混合体の中で用いられるより好ましい抗菌薬はクロルヘキシジンおよびトリクロサンである。 クロルヘキシジンが用いられるときには、ジグルコネート塩を使用することが好ましいが、塩酸塩およびジアセテート塩を用いることもできる。

    フラボラントの一例としては、オイルとして加えられたあるいは構造プラスチック(例えば、PolyIff)に混合された、例えばペパーミント、スペアミント、シナモンが含まれる。 これらのフラボラントはInternational Flavors and Fragrances(IFF)から得ることができる。 ホワイトナーの一例としては、過酸化水素、ペルオキソホウ酸塩一水化物および他のペルオキソ基化合物が含まれる。 フッ化物の一例としては、フッ化ナトリウム、フッ化アルキルアンモニウム、フッ化スズ、モノフルオロリン酸ナトリウム等が含まれる。

    発泡剤の一例としては、BASFやTweenから得ることができる様々なプルロニクス(Pluronics)のような界面活性剤が含まれる。 除痛剤の一例としては、塩化ストロンチウム、クエン酸塩ストロンチウム、シュウ酸塩カルシウム、硝酸カリウム、シュウ酸カリウムが含まれる。 栄養剤の一例としては、ビタミンCおよびビタミンEが含まれる。 脱臭剤の一例としては、亜鉛塩(例えば、塩化亜鉛およびクエン酸塩亜鉛)およびクロロフィル化合物が含まれる。 ミネラル剤の一例としては、様々なカルシウム/リン酸塩システムが含まれる。

    非歯石剤の一例としては、亜鉛塩(例えば、塩化亜鉛およびクエン酸塩亜鉛)、ピロリン酸塩4ナトリウムおよび酸性ピロリン酸ナトリウムが含まれる。 抗炎剤の一例としては、ステロイド(例えば、トリアムシロノン・ジアセテート)、サリチル酸塩(例えば、アセチルサリチル酸)およびホルモン(例えば、酢酸コルチゾン)が含まれる。 唾液腺刺激剤の一例としては、クエン酸、ピロカルピンが含まれる。 真菌防止剤の一例としては、ナイスタチン、硝酸エコナゾールおよびクロトリマゾールが含まれる。 抗ウイルス剤の一例としては、アジドチミジン、トリフルリジンが含まれる。

    混合物は、分散剤(例えば、グリセロール・ジステアリン酸)のような、他の部材を含んでもよい。 他の部材により、混合物中の部材をより均一な配置とすることができる。 混合物は、例えば2質量%から8質量%までの分散剤を含んでもよい。 射出成形、押出圧縮成形により、高固体のたわみやすいトゥースピックを得ることができる。

    使用の際には、使用者は振動口内手入れ装置の主ハウジング部分12を持ち上げてキャップ30を取り外す。 2つの歯間にトゥースピック28を挿入する前または後に、使用者はボタン36を押してトゥースピックを振動させるモータ24を駆動する。 振動により、歯間へのトゥースピックの挿入および取り外しを容易に行うことができる。 また、振動によってクリーニング力を増すことができる。 一日に約2分間使用する場合には、単四アルカリ電池で約3ヶ月間振動トゥースピックを用いることができる。 電池および/またはトゥースピックを使い切ったときには、振動口内手入れ装置は廃棄される。

    図2を参照してさらに他の実施の形態を説明する。 スイッチ16はハウジング部分12のある位置から電池14の一端とモータ24の一端との間の位置に移される。 ハウジング部分22はハウジング部分18の中で前後にスライドできる大きさとなっている。 一対の突出部(図示せず)が、ハウジング部分22の長手軸に直交して、このハウジング部分22から外側の方向と反対の方向に突出している。 これらの突出部は、ハウジング部分18の中に設けられ中空スペース20の長手軸に平行に延びる一対の対応するグローブ(図示せず)に係合する。 グローブの長さにより部分22が移動することができる距離が決められる。

    使用者がトゥースピックを歯に対して押圧したときは、部分22は電池14に向かって移動する。 モータ24のボタンがスイッチを閉じ、電気的に閉回路(図3参照)となり、装置を振動させる。 使用者が歯から装置を引いたときには、スイッチ16のスプリング38は、スイッチを開いてモータを止め、ハウジング部分22を電池14から遠ざけるよう押圧する。

    図7を参照して本発明の口内手入れ装置の他の実施の形態を説明する。 本実施の形態において上述したものと同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。 本実施の形態における主要な相違点は、剛性部材がプラスチック製のトゥースピックではなくてフロス部分50となっていることである。 フロス部分50は、このフロス部分50の自由端54からピンと張った一片のデンタルフロス52を有している。

    部分50は部分22に取り外すことができないように固定されていてもよく、また、部分22に取り外し自在に固定されていてもよい。 部分50が取り外すことができないように固定されているときには、口内手入れ装置を使用するたびに新しいフロス片が一方の自由端54に取り付けられる。 各自由端はノッチ(図示せず)を有している。 一方、新しいフロスの一端は一方の自由端54のノッチの周囲に覆われている。 そして、フロスがピンと張って引かれ、他方の自由端54のノッチの周囲に覆われる。 フロッシングが終わった後は、フロスはノッチから解放されて廃棄される。

    フロス部分50が取り外し自在に部分22に固定されているときには、部分50は使い捨てのものとなり、使用の度に廃棄される。 使用者は、例えば10または20組のフロス部分50を購入することとなる。 各フロス部分50は既にピンと張ったフロス片を有しており、端部54に取り外すことができないように取り付けられている。 フロスは例えば射出成形により端部54に取付けられる。 使用者は、フロッシングの前に単に部分50をハウジング部分22に挿入すればよい。 使用者がフロッシングを終えた後は、フロス部分は部分22から取り外され、廃棄される。

    本発明は、好ましい実施の形態を参照して説明される。 しかし、本技術分野における通常の技術を有する者にとって本発明の範囲から離れることなく変形および修正を行うことができることは明らかである。

    本発明の振動口内手入れ装置の側面図。

    図1の振動口内手入れ装置の分解側面図。

    図1の振動口内手入れ装置に用いられる電気回路の回路図。

    図1および図2の振動口内手入れ装置に用いられる偏心電気モータの透視図。

    主ハウジング部分の他の実施の形態。

    剛性部材の拡大図。

    振動口内手入れ装置の他の実施の形態の側面図。

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