Fluid circuit connection structure of dental handpiece |
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申请号 | JP2011117768 | 申请日 | 2011-05-26 | 公开(公告)号 | JP2012245087A | 公开(公告)日 | 2012-12-13 |
申请人 | Nakanishi:Kk; 株式会社ナカニシ; | 发明人 | KIMURA TAKAO; MIZUNUMA MASANORI; YOKOCHI KEITA; | ||||
摘要 | PROBLEM TO BE SOLVED: To switch a chip air circuit to an ON-state when using both water and chip air and to an OFF-state when using only water.SOLUTION: An opening/closing switching valve 4 is provided between a connection part 23 of the chip air circuit side of a handpiece body 2 and the chip air circuit 202 so as to perform an opening/closing operation on the surface of the handpiece body 2. Switching to the ON-state for causing the chip air to pass through from the connection part 23 of the chip air circuit side to the chip air circuit is performed by the opening operation of the opening/closing switching valve 4, and switching to the OFF-state of stopping the chip air and not causing it to pass through from the connection part 23 on the chip air circuit side to the chip air circuit is performed by the closing operation of the opening/closing switching valve 4. | ||||||
权利要求 | 駆動部に水供給源からの水を通すための水回路及びチップエアー供給源からのチップエアーを通すためのチップエアー回路を配設され、前記駆動部の先端に突設されるインサート部に、前記水回路に連通する水回路側の接続口及び前記チップエアー回路に連通するチップエアー回路側の接続口をそれぞれ備え、ハンドピース本体に水を通すための水回路及びチップエアーを通すためのチップエアー回路が配設され、前記ハンドピース本体の後端に形成され、前記駆動部の前記インサート部を挿入する軸穴の内周面に、前記水回路に連通する水回路側の接続部及び前記チップエアー回路に連通するチップエアー回路側の接続部をそれぞれ前記インサート部の前記水回路側の接続口及び前記チップエアー回路側の接続口と接続可能に備え、前記駆動部のインサート部を前記ハンドピース本体の軸穴に挿入し両者を連結することにより、前記駆動部の前記水回路側の接続口及び前記チップエアー回路側の接続口と前記ハンドピース本体の前記水回路側の接続部及び前記チップエアー回路側の接続部とをそれぞれ接続し、水を前記駆動部及び前記ハンドピース本体の前記各水回路に通し、チップエアーを前記駆動部及び前記ハンドピース本体の前記各チップエアー回路に通して、前記ハンドピース本体先端のヘッドに向けて送り、前記ヘッドで前記水及び前記チップエアーを混合して噴出させる形式の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造において、 前記ハンドピース本体の前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路との間に、当該接続部及び回路間を開閉可能な開閉切替弁を前記ハンドピース本体の表面上で開閉操作可能に備え、前記開閉切替弁の開操作により、前記チップエアー回路側の接続部から前記チップエアー回路に前記チップエアーを通すオン状態に切り替え、前記開閉切替弁の閉操作により、前記チップエアー回路側の接続部から前記チップエアー回路にチップエアーを止めて通さないオフ状態に切り替える、 ことを特徴とする歯科用ハンドピースの流体回路接続構造。 ハンドピース本体の軸穴の開口縁部から前記ハンドピース本体のチップエアー回路側の接続部を通り、前記ハンドピース本体のチップエアー回路に連通する断面略円筒形の開閉切替孔が形成され、開閉切替弁は、当該孔に回転可能に嵌合可能な略円柱形に形成され、一端側に一端面が開口される中空部を有し、外周面の一部に前記中空部に連通し前記チップエアー側の接続部に臨んで開口可能な連通口を有し、他端面に操作面が設けられて、一端を前記チップエアー回路に連接し、他端の操作面を前記軸穴の開口縁部に表出されて、当該孔に回転可能に取り付けられ、前記開閉切替弁の回転操作により、前記開閉切替弁の外周面の前記連通口を前記チップエアー回路側の接続部に合わせることにより、前記開閉切替弁の連通口を通じて前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を開き、前記開閉切替弁の外周面の前記連通口を有しない閉鎖面を前記チップエアー回路側の接続部に合わせることにより、前記開閉切替弁の前記閉鎖面を介して前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を閉じる請求項1に記載の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造。 ハンドピース本体にストッパーが当該ストッパーの先端を開閉切替孔の内周面の外側から内側に突出して取り付けられ、開閉切替弁は外周面に周方向に向けて所定の長さに前記ストッパーに係合可能な凹状のガイドを備え、前記ストッパーと前記ガイドの一端との係合により前記開閉切替弁の外周面の連通口と前記チップエアー側の接続部とを位置決めし、前記ストッパーと前記ガイドの他端との係合により前記開閉切替弁の外周面の閉鎖面と前記チップエアー回路側の接続部とを位置決めする請求項2に記載の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造。 ハンドピース本体の軸穴の開口縁部から前記ハンドピース本体の水回路側の接続部、チップエアー回路側の接続部をそれぞれ通り、前記ハンドピース本体のチップエアー回路に連通する断面略円筒形の開閉切替孔が形成され、開閉切替弁は、当該孔に回転可能に嵌合可能な略円柱形に形成され、一端側に一端面が開口される中空部を有し、外周面の一部に前記中空部に連通し前記チップエアー側の接続部に臨んで開口可能な前記チップエアー回路側の連通口、及び前記チップエアー回路側の連通口に対して前記外周面の周方向に所定角度離れた位置で前記中空部に連通し前記水回路側の接続部に臨んで開口可能な前記水回路側の連通口を有し、他端面に操作面が設けられて、一端を前記チップエアー回路に連接し、他端の操作面を前記軸穴の開口縁部に表出されて、当該孔に回転可能に取り付けられ、前記開閉切替弁の回転操作により、前記開閉切替弁の外周面の前記チップエアー回路側の連通口を前記チップエアー側の接続部に合わせることにより、前記開閉切替弁の前記チップエアー回路側の連通口を通じて前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を開く一方、前記開閉切替弁の外周面の前記水回路側の連通口を有しない閉鎖面を介して前記水回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を閉じ、前記開閉切替弁の外周面の前記水回路側の連通口を前記水回路側の接続部に合わせることにより、前記開閉切替弁の前記水回路側の連通口を通じて前記水回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を開く一方、前記開閉切替弁の外周面の前記チップエアー回路側の連通口を有しない閉鎖面を介して前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を閉じる請求項1に記載の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造。 ハンドピース本体にストッパーが当該ストッパーの先端を開閉切替孔の内周面の外側から内側に突出して取り付けられ、開閉切替弁は外周面に周方向に向けて所定の長さに前記ストッパーに係合可能な凹状のガイドを備え、前記ストッパーと前記ガイドの一端との係合により前記開閉切替弁の前記チップエアー回路側の連通口と前記チップエアー回路側の接続部とを位置決めし、前記ストッパーと前記ガイドの他端との係合により前記水回路側の連通口と前記水回路側の接続部とを位置決めする請求項4に記載の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造。 開閉切替弁は操作面に各種の工具を係合可能な溝が形成されて、各種の工具により回転操作される請求項1乃至5のいずれかに記載の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造。 |
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说明书全文 | 本発明は、歯科用ハンドピースの流体回路接続構造に関し、特に、歯科用ハンドピースはハンドピース本体とハンドピース本体に着脱可能に連結される駆動部とを備え、駆動部をハンドピース本体に連結することにより、駆動部の水回路及びチップエアー回路とハンドピース本体の水回路及びチップエアー回路とをそれぞれ接続する形式の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造に関する。 一般に、ヘッドの先端面から水を霧状に噴出するようにした歯科用ハンドピースが知られている。 この種の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造では、図7に示すように、歯科用ハンドピースは駆動部1とハンドピース本体3とを備え、駆動部1の先端に先方に突出するインサート部11を有し、ハンドピース本体3の後端に軸穴30を有し、駆動部1のインサート部11をハンドピース本体3の軸穴30に挿入して連結する形式が採用され、駆動部1に水供給源からの水を通すための水回路(図示省略)及びチップエアー供給源からのチップエアーを通すためのチップエアー回路(図示省略)が各別に配設されて、駆動部1のインサート部11に水回路に連通する水回路側の接続口12及びチップエアー回路に連通するチップエアー回路側の接続口13をそれぞれ備え、ハンドピース本体3に水を通すための水回路301及びチップエアーを通すためのチップエアー回路302が各別に配設されて、ハンドピース本体3の軸穴30の内周面に、水回路301に連通する水回路側の接続部32及びチップエアー回路302に連通するチップエアー回路側の接続部33をそれぞれ備える。 しかしながら、この種の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造では、駆動部に水回路とチップエアー回路を別々に備え、ハンドピース本体に水回路とチップエアー回路を別々に備え、駆動部の水回路をハンドピース本体の水回路に、駆動部のチップエアー回路をハンドピース本体のチップエアー回路にそれぞれ各別に接続する構造になっていて、ヘッド側で水とチップエアーを混合し霧状にして噴出させるため、チップエアー回路をオフ(チップエアーを止めて流さない状態)に切り替えて水回路のみをオン(水を流す状態)にすることができず、歯科治療の目的によって水だけを使いたい場合に、ヘッド先端の孔から(チップエアーを止めて)水のみを放出させることができない、という問題がある。 本発明は、このような従来の問題を解決するものであり、この種の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造において、チップエアー回路を当該回路にチップエアーを通すオン状態と当該回路にチップエアーを止めて通さないオフ状態とに切り替えできるようにして、ヘッド先端の孔から水とチップエアーを混合して霧状に噴出する場合など、水とチップエアーの両方を使う場合は、チップエアー回路をオン状態にして、水回路に水を通すとともにチップエアー回路にチップエアーを通し、チップエアーを止めて水のみを放出する場合など、水だけを使う場合は、チップエアー回路をオフ状態に切り替えて、水回路に水を通し、チップエアー回路にチップエアーを止めて通さないようにし、歯科治療の目的に応じて注水方式を選択できるようにすること、を目的とする。 上記目的を達成するために、本発明は、駆動部に水供給源からの水を通すための水回路及びチップエアー供給源からのチップエアーを通すためのチップエアー回路を配設され、前記駆動部の先端に突設されるインサート部に、前記水回路に連通する水回路側の接続口及び前記チップエアー回路に連通するチップエアー回路側の接続口をそれぞれ備え、ハンドピース本体に水を通すための水回路及びチップエアーを通すためのチップエアー回路が配設され、前記ハンドピース本体の後端に形成され、前記駆動部の前記インサート部を挿入する軸穴の内周面に、前記水回路に連通する水回路側の接続部及び前記チップエアー回路に連通するチップエアー回路側の接続部をそれぞれ前記インサート部の前記水回路側の接続口及び前記チップエアー回路側の接続口と接続可能に備え、前記駆動部のインサート部を前記ハンドピース本体の軸穴に挿入し両者を連結することにより、前記駆動部の前記水回路側の接続口及び前記チップエアー回路側の接続口と前記ハンドピース本体の前記水回路側の接続部及び前記チップエアー回路側の接続部とをそれぞれ接続し、水を前記駆動部及び前記ハンドピース本体の前記各水回路に通し、チップエアーを前記駆動部及び前記ハンドピース本体の前記各チップエアー回路に通して、前記ハンドピース本体先端のヘッドに向けて送り、前記ヘッドで前記水及び前記チップエアーを混合して噴出させる形式の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造において、前記ハンドピース本体の前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路との間に、当該接続部及び回路間を開閉可能な開閉切替弁を前記ハンドピース本体の表面上で開閉操作可能に備え、前記開閉切替弁の開操作により、前記チップエアー回路側の接続部から前記チップエアー回路に前記チップエアーを通すオン状態に切り替え、前記開閉切替弁の閉操作により、前記チップエアー回路側の接続部から前記チップエアー回路にチップエアーを止めて通さないオフ状態に切り替える、ことを要旨とする。 また、本発明は、ハンドピース本体の軸穴の開口縁部から前記ハンドピース本体のチップエアー回路側の接続部を通り、前記ハンドピース本体のチップエアー回路に連通する断面略円筒形の開閉切替孔が形成され、開閉切替弁は、当該孔に回転可能に嵌合可能な略円柱形に形成され、一端側に一端面が開口される中空部を有し、外周面の一部に前記中空部に連通し前記チップエアー側の接続部に臨んで開口可能な連通口を有し、他端面に操作面が設けられて、一端を前記チップエアー回路に連接し、他端の操作面を前記軸穴の開口縁部に表出されて、当該孔に回転可能に取り付けられ、前記開閉切替弁の回転操作により、前記開閉切替弁の外周面の前記連通口を前記チップエアー回路側の接続部に合わせることにより、前記開閉切替弁の連通口を通じて前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を開き、前記開閉切替弁の外周面の前記連通口を有しない閉鎖面を前記チップエアー回路側の接続部に合わせることにより、前記開閉切替弁の前記閉鎖面を介して前記チップエアー回路側の接続部と前記チップエアー回路の間を閉じるようにすることが好ましい。 本発明の歯科用ハンドピースの流体回路接続構造によれば、上記の構成により、ハンドピース本体のチップエアー回路側の接続部とチップエアー回路との間に、当該接続部及び回路間を開閉可能な開閉切替弁をハンドピース本体の表面上で開閉操作可能に備え、開閉切替弁の開操作により、チップエアー回路側の接続部からチップエアー回路にチップエアーを通すオン状態に切り替え、開閉切替弁の閉操作により、チップエアー回路側の接続部からチップエアー回路にチップエアーを止めて通さないオフ状態に切り替えるようにしたので、ヘッド先端の孔で水とチップエアーを混合して霧状に噴出させる場合など、水とチップエアーの両方を使う場合は、チップエアー回路をオン状態に切り替えて、水回路に水を通すとともにチップエアー回路にチップエアーを通すことができ、チップエアーを止めて水のみを放出する場合など、水だけを使う場合は、チップエアー回路をオフ状態に切り替えて、水回路に水を通し、チップエアー回路にチップエアーを止めて通さないようにすることができ、歯科治療の目的に応じて注水方式を選択することができる、という本願発明独自の格別な効果を奏する。 次に、本発明の実施の形態について図を用いて説明する。 図1、図2に歯科用ハンドピースの流体回路接続構造に特有の構成を示し、図3、図4にこの構造に採用される各部の構成を示している。 なお、この実施の形態においては、駆動部の構成が従来と同様であり、周知なので、図示を省略している。 駆動部の説明が必要な場合は、従来の技術の説明で用いた図7を参照し、図7中の符合を括弧を付けて使用することにする。 図2(a)、(b)に示すように、この流体回路接続構造では、特に、ハンドピース本体2のチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間に、当該接続部23及び回路202間を開閉可能な開閉切替弁4をハンドピース本体2の表面上で開閉操作可能に備え、開閉切替弁4の開操作により、チップエアー回路側の接続部23からチップエアー回路202にチップエアーを通すオン状態に切り替え、開閉切替弁4の閉操作により、チップエアー回路側の接続部23からチップエアー回路202にチップエアーを止めて通さないオフ状態に切り替えるようになっている。 また、この構造の場合、図3に示すように、ハンドピース本体2の開閉切替孔5の周囲にこの開閉切替孔5の内周面に連通するストッパー取付孔6が形成され、ストッパー取付孔6に軸状のストッパー7が当該ストッパー7の先端を開閉切替孔5内に突出して取り付けられる。 そして、開閉切替弁4は外周面に周方向に向けて所定の長さにストッパー7に係合可能な凹状のガイド46を備え、ストッパー7とガイド46の一端との係合により開閉切替弁4のチップエアー回路側の連通口41とチップエアー側の接続部23とを位置決めされ、ストッパー7とガイド46の他端との係合により開閉切替弁4の水回路側の連通口42と水回路側の接続部22とを位置決めされる。 このようにして開閉切替弁4の操作面43を各種の工具、この場合、マイナスドライバーなどを用いて回転操作し、開閉切替弁4を所定の一方向に開閉切替弁4のガイド46の一端がストッパー7に衝接するまで回すことにより、開閉切替弁4の外周面のチップエアー回路側の連通口41がチップエアー回路側の接続部23に合わせられ、この開閉切替弁4の連通口41を通じてチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間を開く一方、開閉切替弁4の外周面の水回路側の連通口42を有しない閉鎖面が水回路側の接続部22に合わせられ、この開閉切替弁4の外周面の閉鎖面を介して水回路側の接続部22とチップエアー回路202との間を閉じ、反対に、開閉切替弁4を所定の他方向に開閉切替弁4のガイド46の他端がストッパー7に衝接するまで、すなわち180度回すことにより、開閉切替弁4の外周面のチップエアー回路側の連通口41を有しない閉鎖面がチップエアー回路側の接続部23に合わせられ、この開閉切替弁4の外周面の閉鎖面を介してチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間を閉じる一方、開閉切替弁4の外周面の水回路側の連通口42が水回路側の接続部22に合わせられ、この開閉切替弁4の連通口42を通じて水回路側の接続部22とチップエアー回路202との間を開くようになっている。 なお、前段の回転操作は開閉切替弁4のチップエアー回路側の連通口41をチップエアー回路側の接続部23に合わせるので、この開閉切替弁4の開操作となり、後段の回転操作は開閉切替弁4の外周面の閉鎖面をチップエアー回路側の接続部23に合わせるので、この開閉切替弁4の閉操作となる。 このようにこの構造では、駆動部(1)に水回路とチップエアー回路を別々に備え、ハンドピース本体2に水回路201とチップエアー回路202を別々に備え、駆動部(1)の水回路をハンドピース本体2の水回路201に、駆動部(1)のチップエアー回路をハンドピース本体2のチップエアー回路202にそれぞれ各別に接続する形式を採っていても、ハンドピース本体2のチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間に、当該接続部23及び回路202間を開閉可能な開閉切替弁4をハンドピース本体2の表面上で開閉操作可能に配設し、開閉切替弁4の開操作により、チップエアー回路側の接続部23からチップエアー回路202にチップエアーを通すオン状態に切り替え、開閉切替弁4の閉操作により、チップエアー回路側の接続部23からチップエアー回路202にチップエアーを止めて通さないオフ状態に切り替えるようにしているので、チップエアー回路202をオンに切り替えれば、駆動部(1)のチップエアー回路から流されるチップエアーが、開閉切替弁4を通じて、ハンドピース本体2のチップエアー回路202に通され、チップエアー回路202をオフに切り替えれば、駆動部(1)のチップエアー回路から流されるチップエアーが、開閉切替弁4により止められ、チップエアー回路202に連通しないようになっている。 以上説明したように、この歯科用ハンドピースPの流体回路接続構造では、ハンドピース本体2のチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間に、当該接続部23及び回路202間を開閉可能な開閉切替弁4をハンドピース本体2の表面上で開閉操作可能に備え、開閉切替弁4の開閉操作により、チップエアー回路をオン又はオフに切り替えるようにしたので、ヘッド先端の孔で水とチップエアーを混合して霧状に噴出する場合など、水とチップエアーの両方を使う場合は、チップエアー回路202をオンに切り替えて、水回路201に水を通すとともにチップエアー回路202にチップエアーを通すことができ、チップエアーを止めて水のみを放出する場合など、水だけを使う場合は、チップエアー回路202をオフに切り替えて、水回路201に水を通し、チップエアー回路202にチップエアーを止めて通さないようにすることができ、歯科治療の目的に応じて注水方式を選択することができる。 また、この構造によれば、開閉切替弁4に、チップエアー側の連通口41及び水回路側の連通口42を併せて有し、この開閉切替弁4の回転操作により、開閉切替弁4のチップエアー回路側の連通口41をチップエアー側の接続部23に合わせることにより、開閉切替弁4の連通口41を通じてチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間を開く一方、開閉切替弁4の外周面の閉鎖面を介して水回路側の接続部22とチップエアー回路202との間を閉じ、開閉切替弁4の水回路側の連通口42を水回路側の接続部22に合わせることにより、開閉切替弁4の水回路側の連通口42を通じて水回路側の接続部22とチップエアー回路202との間を開く一方、開閉切替弁4の外周面の閉鎖面を介してチップエアー回路側の接続部23とチップエアー回路202との間を閉じるようにしたので、この開閉切替弁4の開操作により、チップエアー回路202をオンに切り替えて、水回路201に水を通しチップエアー回路202にチップエアーを通すことができ、反対に、この開閉切替弁4の閉操作により、チップエアー回路202をオフに切り替えて、チップエアー回路202にチップエアーを止めて通さないようにするとともに、このチップエアー回路202と水回路側の接続部22とを連通させて、水を水回路201及びチップエアー回路202の2系統に通し、この2系統で水を増量して流すことができる。 さらに、この構造によれば、ハンドピース本体2にストッパー取付孔6が形成され、このストッパー取付孔6に軸状のストッパー7が当該ストッパー7の先端を開閉切替孔5内に突出して取り付けられ、開閉切替弁4は外周面に周方向に向けて所定の長さにストッパー7に係合可能な凹状のガイド46を備え、ストッパー7とガイド46の一端との係合により開閉切替弁4のチップエアー回路側の連通口41とチップエアー側の接続部23とを位置決めし、ストッパー7とガイド46の他端との係合により開閉切替弁4の水回路側の連通口42と水回路側の接続部22とを位置決めするようにしたので、簡単な構成のストッパー7とガイド46により、開閉切替弁4の開、閉操作を容易かつ確実に行なうことができる。 またさらに、この構造によれば、開閉切替弁4は操作面43に各種の工具を係合可能な溝が形成されて、各種の工具により回転操作されるので、開閉切替弁4の開、閉操作を容易かつ確実に行なうことができる。 なお、この実施の形態では、開閉切替孔が、ハンドピース本体の軸穴の開口縁部からハンドピース本体の水回路側の接続部、チップエアー回路側の接続部をそれぞれ通り、ハンドピース本体のチップエアー回路に連通するように形成され、開閉切替弁が、外周面の一部にチップエアー側の連通口、及び水回路側の連通口を有し、当該孔に回転可能に取り付けられて、開閉切替弁の回転操作により、開閉切替弁の外周面のチップエアー回路側の連通口をチップエアー側の接続部に合わせることにより、開閉切替弁の連通口を通じてチップエアー回路側の接続部とチップエアー回路の間を開く一方、開閉切替弁の外周面の閉鎖面を介して水回路側の接続部とチップエアー回路の間を閉じ、開閉切替弁の外周面の水回路側の連通口を水回路側の接続部に合わせることにより、開閉切替弁の水回路側の連通口を通じて水回路側の接続部とチップエアー回路の間を開く一方、開閉切替弁の外周面の閉鎖面を介してチップエアー回路側の接続部とチップエアー回路の間を閉じるようにしているが、開閉切替孔は、ハンドピース本体の軸穴の開口縁部からハンドピース本体のチップエアー回路側の接続部を通り、ハンドピース本体のチップエアー回路に連通する断面略円筒形に形成され、開閉切替弁は、当該孔に回転可能に嵌合可能な略円柱形に形成されて、外周面の一部に中空部に連通しチップエアー回路側の接続部に臨んで開口可能な連通口(チップエアー回路側の連通口)のみを有し、当該孔に回転可能に取り付けられて、開閉切替弁の回転操作により、開閉切替弁の外周面の連通口をチップエアー回路側の接続部に合わせることにより、開閉切替弁の連通口を通じてチップエアー回路側の接続部とチップエアー回路の間を開き、開閉切替弁の外周面の閉鎖面をチップエアー回路側の接続部に合わせることにより、開閉切替弁の閉鎖面を介してチップエアー回路側の接続部とチップエアー回路の間を閉じるようにしてもよく、このようにしても、上記と同様に、開閉切替弁の開操作により、チップエアー回路側の接続部からチップエアー回路にチップエアーを通すオン状態に切り替え、開閉切替弁の閉操作により、チップエアー回路側の接続部からチップエアー回路にチップエアーを止めて通さないオフ状態に切り替えることができ、上記と同様の効果を得ることができる。 P 歯科用ハンドピース 1 駆動部 11 インサート部 12 水回路側の接続口 13 チップエアー回路側の接続口 2 ハンドピース本体 20 軸穴 201 水回路 202 チップエアー回路 21 ハウジング 210 パイプ 22 水回路側の接続部 23 チップエアー回路側の接続部 24 連結口 25 連結口 26 ヘッド 4 開閉切替弁 40 中空部 41 チップエアー回路側の連通口 42 水回路側の連通口 43 操作面 431 すり割り 44 凹溝 45 凹溝 46 ガイド 440 Oリング 450 Oリング 5 開閉切替孔 6 ストッパー取付孔 60 ねじ 7 ストッパー 70 ねじ 71 凸状部 |