Prevention system and method of use thereof for dental instruments

申请号 JP2003565349 申请日 2002-02-04 公开(公告)号 JP2005516667A 公开(公告)日 2005-06-09
申请人 ブイ. ウェイド,エリック; 发明人 ブイ. ウェイド,エリック;
摘要 選択された形状を有し、かつ施術領域に 流体 を与えるための流出口(112)を有する、歯科用ハンドピース(101)のための予防システム(100)が開示される。 カバー(102)は、歯科用ハンドピース(101)を収めるために、該ハンドピース(101)の形状と実質的に同様の形状を有し、かつ施術領域に通じる開孔(118)を有する。 S字形状バルブ(600)は、ハンドピース(101)の流出口(118)から出た流体をカバーの開孔(118)につなぐための経路(605)を含む。
权利要求
  • 選択された形状を有し、かつ施術領域に流体を与えるための流出口を有する、歯科用ハンドピースのための予防システムであって、
    前記歯科用ハンドピースを収めるために、該ハンドピースの形状と実質的に同様の形状を有し、かつ前記施術領域に通じる開孔を有するカバーと、
    前記ハンドピースの前記流出口から出た前記流体を前記カバーの前記開孔につなぐための経路を含むS字形状バルブと、
    を備える予防システム。
  • 前記流体は、水である請求項1に記載の予防システム。
  • 前記流体は、空気である請求項1に記載の予防システム。
  • 前記経路は、前記S字形状バルブの、実質的にS字形状の傾斜が反転する領域内に、幅広で薄い部分を含む、請求項1に記載の予防システム。
  • さらに、前記カバーとしての第1カバーを収めるための第2カバーを備える、請求項1に記載の予防システム。
  • 前記第2カバーの側壁は、複数の突出部によって前記第1カバーの側壁から離間される請求項5に記載の予防システム。
  • 前記突出部は、対生物学的汚染物質が含浸される請求項6に記載の予防システム。
  • 歯科医療用バーと、空気流出口及び水流出口と、を含む歯科用ハンドピースと共に使用される予防システムであって、
    該予防システムは、
    前記のバーを受けるための第1開孔と、前記のハンドピースの前記の流出口から出る水及び空気を通過させるための第2開孔と、を含む内部カバーと、
    前記ハンドピースの前記流出口から出る空気及び水を、前記内部カバーの前記第2開孔へとつなげる第1及び第2経路を含むS字形状バルブと、
    前記のバーを受けるための第1開孔と、前記内部カバーの前記の開孔から出る空気及び水を口内施術領域へ通じさせるための第2開孔と、を含む、前記内部カバーと前記ハンドピースを収めるための外部カバーと、
    を備え、
    前記経路のうち少なくとも1つは、前記のバルブの、実質的にS字形状の傾斜が反転する領域内に、幅広で薄い部分を含み、
    前記外部カバーは、該外部カバーの内側壁沿いに配置され、前記内部カバーの外面に接触する複数の突出部を含む予防システム。
  • 前記突出部は、圧縮コットンで形成される請求項8に記載の予防システム。
  • 前記圧縮コットンは、対生物学的汚染物質が含浸される請求項9に記載の予防システム。
  • さらに、前記のバルブの空気流出口及び水流出口と、前記内部カバーの前記第2開孔と、の間に配置されるフィルタを備える請求項8に記載の予防システム。
  • 前記バーは、該バーが回転する間に破片を前記ハンドピースから遠ざけるための、複数のフィンを有するはね返り防止ガードを備える、請求項8に記載の予防システム。
  • 前記内部カバーは、
    第1及び第2半体と、
    前記ハンドピースを収容し続けるために、前記第1及び第2半体を係合する係合手段と、
    を備える請求項8に記載の予防システム。
  • 前記係合手段は、前記内部カバーの前記第1半体に設けられる複数のタブと、これに対応する、前記内部カバーの前記第2半体を貫通する複数の受入部と、を含むフリクション・ロック・システムを備える請求項13に記載の予防システム。
  • さらに、前記第1及び第2半体を連結するヒンジ手段を備え、
    前記半体おのおのが互いに対して回転して前記ハンドピース周囲の包囲を形成することが可能な請求項13に記載の予防システム。
  • バーと、空気流出口及び水流出口と、を含み、口内施術領域において歯科医療施術を行なうためのハンドピースと、
    前記ハンドピースを収めるために、該ハンドピースの形状と実質的に適合する形状を有し、かつ前記のバーを受けるための第1開孔と、前記のハンドピースの前記空気流出口及び前記水流出口から出る空気及び水を通過させるための第2開孔と、を含む内部カバーと、
    前記内部カバーを収めるために、該内部カバーの形状と実質的に適合する形状を有し、かつ前記のバーを受けるための第1開孔と、前記の内部カバーを通過した空気及び水を前記施術領域へ通過させるための第2開孔と、を含む外部カバーと、
    を備える歯科医療システム。
  • さらに、前記ハンドピースの前記空気流出口及び前記水流出口と、前記内部カバーの前記第2開孔と、を連結するS字形状バルブを備える請求項16に記載の歯科医療システム。
  • 前記外部カバーの内側壁は、該内側壁から延びる1組の突出部によって、前記内部カバーの外側壁と離間される請求項16に記載の歯科医療システム。
  • 前記突出部は、アモキシシリンが含浸される請求項18に記載の歯科医療システム。
  • 前記ハンドピースは、高速空気駆動ハンドピースを成す請求項16に記載の歯科医療システム。
  • 前記ハンドピースは、低速空気駆動ハンドピースを成す請求項16に記載の歯科医療システム。
  • 前記ハンドピースは、関連する光源からの光を受け、該光を前記ハンドピースの光流出口へつなげるための、1つのプラスチック・フィラメントを備える請求項16に記載の歯科医療システム。
  • さらに、外部源から前記ハンドピースに供給される空気又は水のうちの少なくとも1つをフィルタリングするフィルタを備える請求項16に記載の歯科医療システム。
  • 前記フィルタは前記ハンドピースの内部に配置される請求項23に記載の歯科医療システム。
  • 前記フィルタは前記ハンドピースの外部に配置される請求項23に記載の歯科医療システム。
  • 歯科医療手順中に、有害な可能性のある物質への曝露から歯科用ハンドピースを保護する方法であって、
    該ハンドピースの形状と実質的に適合する形状を有し、かつ前記ハンドピースに連結するバーを受けるための第1開孔と、前記のハンドピースの流出口から与えられる流体を通過させるための第2開孔と、を有する内部カバーに、前記ハンドピースを収容するステップと、
    前記バーを受けるための第1開孔と、前記内部カバーの前記第2開孔から出る前記流体を歯科医療施術領域へ通過させるための第2開孔と、を含む外部カバーに、前記内部カバーを収容するステップと、
    を有する方法。
  • さらに、前記内部カバーと前記外部カバーとの間に、対生物学的汚染物質を含浸された物質を設けるステップを有する請求項26に記載の方法。
  • さらに、汚染の可能性のある物質の逆流が、前記内部カバーの前記第2開孔を通過して前記ハンドピースの出力に至ることを、バルブを用いて妨げるステップを有する請求項26に記載の方法。
  • 前記バルブは、S字形状の本体を備える請求項28に記載の方法。
  • さらに、前記S字形状の本体に収められ、幅が狭くて比較的高い部分と幅が広くて比較的薄い部分とを含む経路に、前記流体を通過させるステップを有する請求項29に記載の方法。
  • 前記内部カバー及び外部カバーは使い捨て用品である請求項26に記載の方法。
  • 歯科用ハンドピースと共に使用されるバー・アセンブリであって、
    歯科医療用バーと、
    前記歯科医療用バーに連結され、このバーが回転する間、流体及び破片を前記ハンドピースから遠ざける推進手段を有するはね返り防止ガードと、
    を備える、バー・アセンブリ。
  • 前記はね返り防止ガードは、前記歯科医療用バーに形成されたV字形状ノッチへスナップ留めされることによって、該バーに連結される請求項32に記載のバー・アセンブリ。
  • 前記推進手段は、複数のフィンを備える請求項32に記載のバー・アセンブリ。
  • 说明书全文

    本発明は、一般に歯科医療器械に関し、特に歯科医療器械のための予防システム及び歯科医療器械のための予防方法に関する。

    近年では、医者から患者へ、患者から医者へ、そして患者間において、感染症の感染の可能性が増大したために、様々な医療専門職が厳重な検査下におかれている。 これはとりわけ歯科医院において言え、歯科医院では歯科医療器具が、口腔内に見られる有害な可能性のある流体又は血中病原体(例えばB型肝炎ウイルスやHIVウイルスなど)と、直接接触している。 B型肝炎ウイルス及びHIVウイルスとの感染事例の数は増加することが予想されるため、歯科医師は患者がこのような感染症のキャリアであることを知っていながら又は知らずに、このような感染症を運ぶ患者を治療することが多くなるであろう。 その結果として、このような危険な感染症の不慮の感染の可能性が増大するであろう。

    歯科医院に特有の病原体の感染ルートの1つに、高速及び低速の空気駆動歯科用ハンドピースを経由する感染ルートがある。 これらの器具は使用中に患者の口腔に直接接触し、しばしば血液、微小な破片、及び他の生物及び粒状物質を収集するが、これらは、B型肝炎ウイルス及びHIVウイルスの感染を含む、血中病原体の感染原因として示されたものである。
    歯科用ハンドピースによる病原体の感染の可能性のため、米国職業安全保健管理局(Occupational Safety and Health Administration)は、各患者への使用後におけるこれら装置の適切な取り扱い及び殺菌のための詳細なガイドラインを発行した。 特に、適切なハンドピースの殺菌には、約30分間にわたり約103,425パスカル(15ポンド/平方インチ)の圧及び121°Cで、器具を加圧滅菌することが必要とされる(殺菌剤を使用する低温滅菌による方法は、しばしば効果を生じないことがある)。 この要求は、必要なものとはいえ、歯科医師の通常の仕事日の間に実際に治療することが可能な患者数を劇的に減らすものとなる。 というのは、器具を加圧滅菌してかつ冷却するために要する時間が増大するからである(歯科用ハンドピースの価格は数百ドルから千ドル以上するものがあり、増加する患者を治療するためにこのような器具を数多く維持することは経済上困難である)。 さらに、反復的な加圧滅菌により、器具そのものの耐用年数が減少することも知られている。

    高速の歯科用ハンドピースの使用に関する他の問題は、歯科医師が曝されている騒音レベルである。 代表的な高速歯科用ハンドピースは、2,000〜3,500ヘルツの騒音を生じ、その代表的な大きさは、約2,000ヘルツにおいて80デジベルである。 平均的な歯科医師は、何年にもわたって、歯科医療器具から生じる騒音に週何時間も曝されて過ごすため、開業した歯科医師は、すぐにある種の聴覚障害を経験することがある。

    要約すると、口腔内で見られる、有害な可能性のある流体又は血中病原体との直接接触から、歯科用ハンドピースを予防する実用的手段を供給する装置及び方法の必要性が高まっている。 さらに、このような装置及び方法が、上述のようなハンドピースを使用する際に開業歯科医が曝される雑音レベルを低減することもできれば、非常に有利である。

    選択された形状を有し、かつ施術領域に流体を与えるための流出口を有する、歯科用ハンドピースのための予防システムが開示される。 歯科用ハンドピースを収めるために、ハンドピースの形状と実質的に同様の形状を有するカバーが与えられる。 このカバーは、施術領域に通じる開孔を含む。 S字形状バルブは、ハンドピースの上記流出口から出た流体を上記カバーの開孔につなぐための経路を含む。

    本発明の原理は、ハンドピース、内部カバー及び外部カバーを含む歯科医療システムにおいても実施される。 ハンドピースは、口内施術領域において歯科医療施術を実行するための、バー(burr)と、空気及びの流出口と、を含む。 内部カバーは、ハンドピースの形状と実質的に合致する形状を有しておりハンドピースを収める。 また、内部カバーは、上記バーを受けるための第1開孔と、ハンドピースの空気及び水の流出口から流出する空気及び水を通すための第2開孔と、を含む。 外部カバーは、内部カバーの形状と実質的に合致する形状を有しており内部カバーを収める。 さらに、外部カバーは、上記バーを受けるための第1開孔と、内部カバーを通過する空気及び水を上記施術領域へ通すための第2開孔と、を含む。

    歯科医療手順の間において、有害な可能性のある物質への曝露から歯科用ハンドピースを保護するための方法も開示される。 このような方法のひとつは、上記ハンドピースを、その形状と実質的に合致する形状を有する内部カバー内に収めるステップを含む。 内部カバーは、ハンドピースに連結したバーを受けるための第1開孔と、ハンドピース上の流出口から供給される流体を通すための第2開孔と、を含む。 上記方法は、これに加えて、上記内部カバーを外部カバー内に収めるステップを含む。 外部カバーは、上記バーを受けるための第1開孔と、内部カバーの第2開孔から出される流体を歯科医療施術領域に通すための第2開孔と、を含む。

    さらに、歯科用ハンドピースと共に使用するためのバー・アセンブリが開示される。 このアセンブリは、歯科医療用バーと、この歯科医療用バーと連結され、かつバーの回転中に液体及び破片をハンドピースから遠ざけるように推進する推進手段を有するはね返り防止ガードを含む。

    すなわち、本発明の原理は、歯科用ハンドピースが、歯科医療手順の間に、有害な可能性のある流体や血中病原体と直接接触することを予防するための実用的な手段を提供する。 さらに、2重カバーシステムにより、このような手順中に開業歯科医が曝される雑音レベルを実質的に低減する。

    本発明及びその利点のより完全な理解のために、添付図面と共に理解される以下の説明の参照が行なわれる。

    本発明の原理及びその利点は、図1〜7に示され説明される実施例を参照することにより、最もよく理解される。 なお、図1〜7において同じ参照符号は同じ部分を示しているものとする。

    図1A〜図1Cは、本発明の原理に基づく、歯科用ハンドピース・カバーシステム100の内部部分の一組の透視図を示す。 これらの図面に示される主要な構成要素は、高速空気駆動歯科用ハンドピース101と、第1連結半体103a及び第2連結半体103bから成る第1カバー又は内部カバー102と、を含む。 内部カバー102の2つの半体103は鏡面対称であり、かつ、概ねハンドピース101を受けて収容するために適した寸法と形状を有する。
    ハンドピース101の主要部分は、本体104、ハンドル105、ネック106、及びヘッド107である。 ネック106は本体104にある度で配置され、これによりヘッド107が、本体104及びハンドル105に対してコントラアングル(contra-angle)に配置される。

    ヘッド107は、バー(burr)開口108を通して受けられる交換可能な歯科医療用バーを駆動する空気駆動タービン、を収容する。 バー交換機構109は、ヘッド107の後面を介して利用可能に設けられる。 バーもまたソケット状の開口を用いて使用することとしてよく、このとき、ソケット状の開口は、バーを緩めるたり締め付けたりするために使用されるバー交換ツールを受けることとしてよい。

    ヘッド107の前面のバー受入部108の直下には、空気供給チューブ及び開口111と、光ファイバー・ライト112が配置される。 ハンドピース101内の配管は、水及び加圧空気を、アダプタ113からそれぞれ開口110及び111へ、約34,475〜413,700パスカル(5〜60ポンド/平方インチ)の圧力で運ぶ。

    従来の歯科医療用の水源及び空気源に接続されるアダプタ113を、図1Cに示し、さらにより具体的な詳細を図2に示す。 アダプタ113は、水を導入するための開孔又受入部114と、空気を受け入れるための開孔又受入部115と、光ファイバ光源からヘッド107へ光を伝送するためのライトカバー116と、を含む。

    内部カバー102の2つ半体103は、厚さが0.01mm〜100mmの範囲で変動するプラスチックから組み立てられることが好ましい。 好適には吸収性帯体44が、半体103の外縁に沿って接着されるか、さもなければ締め付けられる。 2つの半体の対応する縁部が接触する箇所には、有害な流体又は粒子の進入出を防ぐために第1(内部)シールが設けられる。 さらに吸収性帯体117は、抗ウイルス物質、抗菌物質、抗生物質、又は殺菌物質を含む様々な物質で前処理又は後処理されて、有害物質の伝送に対する阻止力をさらに改善することとしてよい。
    カバー半体103a及び103bを組み立てて内部カバー102を形成すると、光源112からの光と水開孔111からの水とが歯科医療の施術領域に至ることを可能とする開孔118が画定される。 特に、開孔118は片方向フローバルブとして作用して、内部カバー102の領域内への有害な流体及び破片の摂取から防御する。 また特に、進出開孔118は、空気圧縮器の圧力下における空気及び水の超過を許容するに足りる程度に広くに設けられるが、流体及び他の物質の摂取や、流体の表面張力、および寸法を縮小することで生じる毛管現象を、食い止めるに足りる程度に狭く設けられる。

    開孔119は、内部カバー102のコネクタ終端に設けられる。 開孔119は、外部カバーを通過する開孔と連結しており、ヘッド107内の空気タービンを駆動するために使用される圧縮空気の散逸を可能とする。 ゴムやそれに類する物質からなる軟質挿入物119を含めて、振動及び雑音を減衰させることとしてよい。

    図2は、カバー102の代替実施例を示す。 この場合では、カバー102の2つの半体201は、図1A及び1Bの実施例の半体103に対して90°の回転した状態で形成される。

    さらに、図2は、本発明の原理に基づくもう一つの非常に重要な特徴を示している。 特に、環状の又は円錐状のバー開口カバー202が内部カバー102の半体201bを通過するよう形成される。 円錐形状バー開口は、バー・ツールを受け入れるとともに、内部カバー102への有害な物質及び流体の漏洩防止に役立つのに適している。

    説明された実施例において、内部カバー102の2つの半体は、連結する1組のオス・タブ121及びこれに対応するメス開孔122、を備えるフリクション・ロック・クロージャによって相互に保持される。 各オス・タブ121は、対応する開孔122の側壁をつかむための隆起又はノッチを含んでいる。 タブ121は、内部カバー102の対応する半体103b又は201bと一体に形成されることが好ましく、このとき、その厚さは0.01mm〜10mmの間に形成され、その幅は0.01mm〜50mmの間に形成されることとしてよい。 開孔122の側壁は、タブ121との連結性を向上するために形状付けられ又は角度を付けられることとしてよい。

    図3は、本発明の原理に基づく外部カバー300の概略図である。 内部カバー102のように、外部カバー300は、射出成形及び/又は熱成形プラスチックから形成されることが好ましい。 ただし、ゴムなどの他の材料を使用してもよい。 図3は、ハンドピース101と内部カバー102とから成るアセンブリを受け入れる状態である開形態にある外部カバー300を示す。 内部カバーと同様に、外部カバー300は、2つの対称形の半体301a及び301bを含む。 ヒンジ機構310、例えばカバー300の2つの半体301に一体に成形されたプラスチックの薄層が、半体301を相互に対して回転させてこれにより外部カバー300が閉じることを可能とする。 カバー300は、オス・タブ302及びメス開孔303を含むフリクション・ロック機構を使用して閉位置に保持される。 オス・タブ302及びメス開孔303は、対応する半体301の対向する縁部に設けられる。
    内部カバー102に関して上述したように、オス・タブ302は、開孔303の側壁と連結するために適した隆起又はノッチを含んでいる。 開孔303の側壁もまた、タブ302による捕捉を改善するために形状付けられ又は角度を付けられることとしてよい。

    抗生処理、抗ウイルス処理、又は殺菌処理が施された複数の帯体304及び305が、半体301a及び301bそれぞれの長さ方向沿いに配置される。 帯体304は、圧縮コットン(compressed cotton)から作られることが好適であるが、他の同様の吸収性材料を使用することとしてもよい。 これらは、アモキシシリンのような、例えば市販の複合物により処理されることとしてよい。
    説明された実施例において、帯体304は傾斜が付けられ、また帯体305は湾曲しており、これにより、内部カバー/歯科用ハンドピース・アセンブリ100は、外部カバー300の領域内にぴったりと嵌合する。 帯体304及び305は、有害な流体及び破片の進入出に対する阻止力を与えることに加えて、開業歯科医及び患者が蒙る雑音を生み出すのに役立つ1組の機械的アブソーバ及びバッフルを与える。

    開孔又は受入部306は、ハンドピース101から延びる歯科医療用バーの周囲に形成される。 さらなる開孔307は開孔306の直下に形成されて、供給源チューブ110〜111からの空気及び/又は光が、施術領域へと至ることを可能とする。 さらに、開孔308が、カバー300の収容部終端に設けられ、バーを駆動する空気タービンから排気された圧縮空気を排出する。

    図4は、外部カバー300に受け入れられた、実施例100又は実施例200のいずれかによる歯科用ハンドピース/内部カバー・アセンブリを示す概略図である。 図4では、外部カバー300の2つの半体は、未だ折り畳まれ互いにロックされてアセンブリの外側の包囲を完了するまで至っていない。 図5に、閉じられた様子を示す。

    図6A及び図6Bのそれぞれは、ハンドピース101の水流出口110、空気流出口112、及び光源112を、内部カバー102の開孔108と接続するために好適な保護バルブ600の前面図及び後面図を示す。 バルブは、ハンドピース・インタフェース603で受けた空気、水及び光を内部カバー・インタフェース602へ伝送するための、チューブ及び光ファイバ・フィラメントを包囲する本体601を含む。

    本体601は、硬質の又は半硬質の材料、例えば金属、プラスチック又はゴムで形成され、これにより本体601が逆S字形状を維持することを可能とする。 この形状は、施術領域からの逆流及び噴霧内に見られる生物学的汚染物や破片を捕捉するのに有利である。 特に、このような汚染物や破片は一般に、S字形状カーブの傾斜(スロープ)が反転する位置の直上の領域604に捕捉される。

    包囲された水経路605は、図6Aにおいて破線で示されている。 領域604内では、水経路は側面方向に広くなり垂直方向に細くなっている。 この形状はとりわけ汚染物を保持し易く、ハンドピース流出口に向かう破片及び汚染物の侵入に対する更なる保護を加えるものである。 また簡単と明確化のために図面には示されていないが、空気経路についても同様の形状が使用される。

    内部カバー・インタフェース606には、メッシュ又はフィルタ606が設けられる。 フィルタ606は、圧縮コットンのような、例えば吸収性材料に、アモキシシリンのような対生物学的汚染物質を含浸させて作ることとしてよい。 ハンドピースから水又は空気が伝送されてこないときには、カバー609を使用する。 カバー609は、本体601に対して回転して閉位置及び開位置の間を行き来することが好ましい。 また、加圧された空気又は水が、内部カバー開孔118に向かって外側に流れていないときはいつでも、(内部カバー・インタフェース602をカバーする)閉位置に自動的に復帰するように、カバー609がバネ付勢されることとしてよい。

    開孔608a、609a、及び610aは、ハンドピース101の空気流出口112、水流出口110、及び光フィラメント112に、位置合わせされこれらと通じている。 また、これに対応する開孔608b、609b、及び620bは、内部カバー102を通過する開孔118に位置合わせされこれと通じている。
    任意に、開孔の組611をバルブ本体601の側面を通過するように設けて、空気経路及び/又は水経路内に堆積しうる汚染物及び破片を、流れている空気又は水自身の圧力によって排出することとしてよい。

    バルブ600は、結合する構成要素の一方に設けられた少なくとも1つのオス・タブ突出部と、及び結合する対の他方の構成要素に設けられた対応する少なくとも1つのメス受入部と、を含むフリクション・ロック機構を介して、内部カバー102及びハンドピース101に連結することが好適である。 単フリクション・ロック機構612は、図6Bに示すように使用される。 ここに1つの突出部又は受け入れ部が、対応するインタフェース602/603の各々の1つの側面に設けられる。 または、突出部及び受入部の双方を所定のインタフェース602又は603の各側面上で使用する2重フリクション・ロック機構613を設けてもよい。

    図7Aは、本発明の原理を実施するバー・はね返り防止ガード・アセンブリ700の略図である。 アセンブリ700は、ハンドピース101のみとだけ共に使用してもよく、または内部カバー102及び外部カバー300と組み合わせて使用してもよい。
    アセンブリ700は、バー701と、はね返り防止ガード702と、を含む。 図7Aに示したアセンブリの図に加えて、バー701の側面図を図7Bに示し、はね返り防止ガード702の前面図を図7Cに示す。

    はね返り防止ガード702は、はね返り防止ガード702の内側開孔703の縁を、バー701のV字形状ノッチ704へと、スナップ留めすることによって、バー701に固定される。 この固定構造において、はね返り防止ガード702はバー701の周りを回転する。 はね返り防止ガードの内面は、ファン翼と同様に作用する複数のフィン705を含む。 フィン705は、空気、液体及び固体破片をハンドピース101から強制的に遠ざける。 この方法によれば、ハンドピース101のバー終端の周囲に堆積する破片は、最小限に抑えられる。

    図8Aは、ハンドピース101の内部に設けられ、又はハンドピース101と、開業医が従来有する圧縮空気源及び水源と、を連結するアダプタの一部として設けられる、直列(in-line)空気及び水フィルタ800の切開図である。 図8Aは、フィルタ800とハンドピース101とを連結するアダプタ802とともに、空気/水ホース(図示せず)の終端に設けられたアダプタ801内にフィルタ800が配置される構成を示している。 アダプタ801は、アダプタ801のオス側ジャック803と、アダプタ802のメス側受入部804と、を含むフリクション・ロック機構によって、アダプタ802と結合する。

    説明したフィルタ800の実施例には、1つの水経路805及び1つの空気経路806が存在するが、代替実施例において、複数の水及び/又は空気経路を設け、本発明の原理を同様に適用してもよい。 水は吸収性物質807を介してフィルタリングされ、ここに吸収性物質807は、アモキシシリンのような抗生物質又は抗ウイルス物質を含浸させた圧縮コットンの帯体又はフィラメントとしてよい。 物質807は、微細孔808を有する被フィラメント式又はメッシュ材料とすることが好ましく、微細孔808は長方形、円形又は楕円形であってよい。 空気は吸収性物質809を通過し、ここに吸収性物質809は、気体をフィルタリングするのにより適するように、水経路のフィラメント材料よりも小さな、又は非常に小さな微細孔を有するプリフォームド・コットン(preformed cotton)のような物質としてよい。

    以上、本発明を特定の実施例を参照して説明したが、これらの記載は、限定的に解釈されるべきであることを意味するものではない。 本発明のこれら説明を参照することにより、当業者には、開示された実施例の種々の変形や、本発明の代替実施例が明らかになるであろう。 開示された着想及び特定の実施例が、本発明と同じ目的を実行する他の構造に修正し設計するための基礎として、容易に利用可能であることが当業者に認識されるべきである。 また、そのような均等な構成が、添付された特許請求の範囲に記載された本発明の精神と範囲とから逸脱しないものと当業者に認識されるべきである。

    したがって、前記特許請求の範囲は、本発明の真の範囲内に含まれるいかなる変形例又は実施例をも網羅すると考えられる。

    本発明の原理に基づく、歯科用ハンドピース・カバーシステムの内部部分の一組の透視図である。

    本発明の原理に基づく、歯科用ハンドピース・カバーシステムの内部部分の一組の透視図である。

    本発明の原理に基づく、歯科用ハンドピース・カバーシステムの内部部分の一組の透視図である。

    詳細図及び従来の歯科医療用水源及び空気源に接続するアダプタを示す図である。

    本発明の原理に基づく外部カバーの概略図である。

    いずれかの実施例に基づく、外部カバーに収納された状態の歯科用ハンドピースと内部カバー・アセンブリを示す図である。

    外部カバーに収納された状態の歯科用ハンドピースと内部カバー・アセンブリの収納図である。

    対応するハンドの流出口から、空気、水及び光線を、内部カバーを通して開孔へ通過させるために適した保護バルブの前面図である。

    対応するハンドの流出口から、空気、水及び光線を、内部カバーを通して開孔へ通過させるために適した保護バルブの後面図である。

    バー・はね返り防止ガード・アセンブリを示す図である。

    アセンブリ中のバー部分を示す図である。

    アセンブリ中のはね返り防止ガード部分を示す図である。

    図1Aに示すような歯科用ハンドピースとの共用に適する直列(in-line)空気及び水フィルタと、このフィルタがハンドピース外部に配置される場合にフィルタとハンドピースを連結するためのアダプタの切開図である。

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