Dental laser |
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申请号 | JP50337089 | 申请日 | 1989-03-10 | 公开(公告)号 | JP2873030B2 | 公开(公告)日 | 1999-03-24 |
申请人 | 株式会社 デニックス; | 发明人 | BASHIRIADEISU AASAA; MAIYAAZU UIRIAMU DEE; MAIYAAZU TERII DEE; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】レーザ(10)と、波長が2.94ミクロン、レーザビーム径が50〜2000ミクロンで、歯髄や歯神経を損傷させずに歯のエナメル質、象牙質及び歯肉を取り除くために、パルス長さが数ピコから数ミリ秒、エネルギレベルが一パルスにつき0.1〜100ミリジュールの範囲で可変し、パルス繰り返し速さが毎秒1〜200パルスの範囲で可変してパルス出力を発生するよう前記レーザ(10) を駆動する手段(11)と、前記パルスを歯のエナメル質、象牙質及び歯肉に伝達して、これによって、歯のエナメル質、象牙質及び歯肉を根絶するパルス伝達手段(20)と、から構成される歯髄や歯神経を損傷させずに歯のエナメル質、象牙質及び歯肉を取り除くことを特徴とする歯科用レーザ。 【請求項2】前記レーザ(10)が、エルビウム処理したイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)レーザである請求項1に記載の歯科用レーザ。 【請求項3】前記パルス伝達手段(20)が光ファイバより線を有し、この光ファイバより線の一端付近に円錐形の接触チップ(25)を備えている請求項1に記載の歯科用レーザ。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 発明の背景 I.発明の分野 本発明はレーザに係り、具体的には歯のエナメル質と象牙質を取り除き、歯肉を切るのに特に適した歯科用レーザに関する。 II.従来技術の説明 悪くなった歯のエナメル質や悪くなった象牙質は、伝統的に歯科医によって機械的なドリルで取り除かれてきた。 一方、口の中の悪くなった歯肉は、伝統的に解剖刀、はさみ等で切り取られてきた。 これら両方法とも患者にとって苦痛であり、その結果はある種の欠陥を伴う。 しかし、歯にレーザを照射して、歯のエナメル質の物理的または化学的性質の変化があればそれを特定するいくつかの公知の実験か行われている。 これら実験で、エナメル質を形成するヒドロキシアパタイト結晶がレーザを当てると表面で幾分溶け、虫歯の原因となる種類の酸に対してエナメル質が影響を受け難くなることを示している。 しかし、これまでの研究は、レーザがエナメル質に穴を形成するに必要な出力レベルで歯を加熱し、パルプ質を損傷して歯神経を殺すので、歯の腐食を除去するためにレーザを使用できないとも結論している。 この理由で、歯の腐食や象牙質を取り除くために歯科用レーザがこれまだ使用されなかった。 これまで使用されたレーザは、本明細書で提案されるものと異なる態様で操作され、異なるレーザ物質を使用し、異なる波長であった。 われわれの先行アメリカ特許第4.521,194号で、われわれは歯から初期の腐食障害を取り除く方法を開示している。 このような障害は本質的には歯に形成される表層欠陥であり、その除去は歯のエナメル質に穴をあけることを必要としない。 更に、そのような用途において、前述の理由で歯のエナメル質や象牙質に穴をあけるためにレーザを使用すべきでないと考えた。 発明の開示 本発明は腐食、歯のエナメル質や象牙質を取り除くための装置を提供するものである。 同じレーザ装置がレーザで歯肉を切るためにも使用できる。 要約すると、本発明は、レーザと、波長が2.94ミクロン、レーザビーム径が50〜2000ミクロンで、歯髄や歯神経を損傷させずに歯のエナメル質、象牙質及び歯肉を取り除くために、パルス長さが数ピコから数ミリ秒、エネルギレベルが一パルスにつき0.1〜100ミリジュールの範囲で可変し、パルス繰り返し速さが毎秒1〜200パルスの範囲で可変してパルス出力を発生するよう前記レーザを駆動する手段と、前記パルスを歯のエナメル質、象牙質及び歯肉に伝達して、これによって、歯のエナメル質、象牙質及び歯肉を根絶するパルス伝達手段と、から構成され、これによりエネルギレベルを可変し、パルスの繰り返し速さを可変することで、1台で、歯髄や歯神経を損傷させずに歯のエナメル質、象牙質及び歯肉を取り除くようにした歯科用レーザである。 別の形では、効果的な歯肉切取りかできるように照射を集中させる小さなチップが使用される。 レーザは、2.94ミクロンの波長を持つ出力パルスを発生するが、この波長は歯のエナメル質や象牙質の除去に特に有効であることが証明されている。 エナメル質に対する照射は、歯をあまり加熱せず、パルプ質や肉神経を損傷せずに行える。 この波長と上記特質ないしレーザのパラメータを使用したレーザは、従来の研究で教示されたようにエナメル質を溶かさずに効果的かつ効率的にエナメル質に穴を形成することができる。 本発明の一つの実施形態において、レーザが実質的に 使用に際し、腐食、エナメル質、象牙質または歯肉が根絶されるまでレーザが繰り返しパルスされる。 更に、 図面の簡単な説明 本発明は添付図面を参照しながら以下の詳細な説明を読むことによってよりよく理解されよう。 いくつかの図面を通して同じ参照符号は同じ部分・部品を示すもので、 図中 第1図は本発明の好適実施例の斜視図、 第2図および第3図は本発明の好適実施例の作用を示す略図、 第4図は第3図の4−4線に実質的に沿った横断面図、 第5図は第4図と同様な図だが別の種類の腐食を示す図、 第6図は本発明の改変例を示す部分側面図である。 発明の好適実施例の詳細な説明 先ず第1図を参照すると、本発明の好適実施例に係る装置が示され、それは作動時にレーザビーム12を発生するレーザ10を備えている。 レーザ10を励起ないし作動させるために公知の手段11が使用される。 レーザビーム12 レーザ10は、パルス長さが数ピコ秒から数ミリ秒で、 ターゲットにおけるレーザビーム径は、50〜2,000ミクロンである。 これらの波長が歯肉を切るのに非常に有効であることも証明されている。 どのような種類のレーザも使用できるが、本発明の一形態では、レーザは実質的に2.94ミクロンの波長を持つ、エルビウム処理したイットリウム・アルミニウム・ この波長がエナメル質との相互作用、従ってエナメル質の根絶、に特に有効であることが証明されている。 もちろんエナメル質15は象牙質よりずっと硬いので、エナメル質を根絶するレーザは象牙質と腐食をも根絶する効果がある。 次に第1、2および4図を参照すると、レーザ10が歯 他の投射システムも代替としてもちろん使用できる。 次に第2〜4図を参照する。 手段11によってレーザ10 レーザのエネルギレベルは0.1〜100ミリジュールのエネルギ出力レベルを達成するよう調節可能であり、それに応じてレーザ10によって除去される腐食14の深さ26あるいは除去されるエナメル質または象牙質の量が変わる。 比較的浅い程度に歯を侵している腐食との相互作用には比較的低いレーザエネルギが使用される。 一方、エナメル質および象牙質を取り除くためには高いエネルギレベルを使用する必要がある。 広い範囲のエネルギレベルが要求されるのはこの理由からである。 歯がレーザに当てられて腐食が除去されるときに起こる正確な現象は、主としてレーザ照射の時間が非常に短いことが理由で正確に理解されていない。 しかし、歯をそれほど加熱せずに、従つて神経を損傷することなく歯のエナメル質と象牙質の両方が除去されることが判明している。 次に第5図を参照すると、腐食14が歯18の中にあり、 第2図に最もよく示されているように、本発明のレーザは、歯茎等の歯肉32から疾患30をも効果的に取り除く。 歯肉を取り除くために特別なチップを使用できる。 以上、本発明を説明したが、請求の範囲に記載された発明の精神から逸脱せずに多くの改変が可能なことが当業者には明らかであろう。 ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マイヤーズ,テリー,デー アメリカ合衆国 ミシガン 48018 フ ァーミントン・ヒルズ ラインキャッス ル・レーン 25334 (56)参考文献 特開 昭59−225048(JP,A) 米国特許4521194(US,A) THE JOURNAL OF PR OSTHETIC DENTIST (1985年6月,MOSBY社発行) CONFERENCE ON LAS ERS AND ELECTRO−OP TICS9−13(1986年発行) PROCEEDJNGS OF SP TE−THE Internation al Society for Opt ical(1986年発行) (58)調査した分野(Int.Cl. 6 ,DB名) A61C 3/02 A61B 17/36 |