Dental medical device using a laser

申请号 JP2004510654 申请日 2003-06-10 公开(公告)号 JP2005535366A 公开(公告)日 2005-11-24
申请人 シェーファー,オーラフ; 发明人 シェーファー,オーラフ;
摘要 レーザを用いる歯科治療用の医療器具において、該レーザの光導波路(18、19)を治療器具(17.1〜17.4)内に通し、電源回路を有するレーザモジュール(2)を光導波路(18)に連結し、異なった波長を有する第2のレーザモジュール(3)を第1のレーザモジュール(2)に連結するようにした。
权利要求
  • レーザを用いた歯科治療用医療装置であって、該レーザの光導波路(18、19)は治療器具(17.1〜17.4)内を貫通し、電源回路を有するレーザモジュール(2)が該光導波路(18)に連結し、第1のレーザモジュール(2)が異なった波長を有する第2のレーザモジュール(3)に連結していることを特徴とするレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 前記レーザモジュール(2)に短波長レーザ、特にダイオードレーザを用いたことを特徴とする請求項1記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 前記レーザは波長が750〜1100nm及び出力が1〜10Wであることを特徴とする請求項2記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 第2のレーザモジュール(3)に長波長レーザ、特にエルビウム:YAG−レーザを用いたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 前記レーザは波長が2500〜3500nmであることを特徴とする請求項4記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 2つのレーザモジュール(2、3)が同一の光導波路に連結していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • レーザモジュール(2、3)はそれぞれの光導波路(18、19)と連結し、2つの該光導波路(18、19)が治療器具(17.1〜17.4)を貫通していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 前記各レーザモジュール(2、3)にそれぞれ固有の光導波路(18.19)及び固有の治療器具(17.1〜17.4)が連結していることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 第1のレーザモジュール(2)に光導波路としてのガラスファイバーが連結していることを特徴とする請求項7あるいは請求項8記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 第2のレーザモジュール(3)に光導波路としての光導波管が連結していることを特徴とする請求項7ないし請求項9のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 光導波路あるいは第1のレーザモジュール(2)の連結導管(8)内に少なくとも2つのレンズ(10.1、10.2)から構成する光学素子を組込んでいることを特徴とする請求項10記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 治療器具(17.2、17.3)内に冷却剤用の導管(20)を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項11のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 治療器具(17.1〜17.4)が後続部(7)に取り外し可能に連結していることを特徴とする請求項1ないし請求項12のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 後続部(7)に2つのレンズ(10.1、10.2)を有する光学素子(9)、導波管(12)、冷却剤用の導管(14)及び切換装置(16)を備えていることを特徴とする請求項13項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 付属する電源回路及び制御モジュール(5)を有する2つのレーザモジュール(2、3)が装置基部(1)内に備わっていることを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 前記装置基部(1)にディスプレイ及び/あるいはタッチパネルを備えていることを特徴とする15項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 後続部(7)に種々の光導波路及び/あるいは冷却剤導管の組合わせを有する多数の治療器具(17.1〜17.4)を備えていることを特徴とする請求項13ないし請求項16のいずれか1項記載のレーザを用いた歯科治療用医療装置。
  • 说明书全文

    本発明はレーザを用い、該レーザの光導波路を治療器具内に通し、電源回路を有するレーザモジュールに該光導波路を連結して構成した歯科治療用医療装置に関する。

    現在、歯科医療分野において、総計7つの異なった波長を有する5つの異なったレーザが存在している。 例えば国際公開公報第93/19684号パンフレットには1つの治療器具を有する歯科用レーザが示されている。

    しかし、このようなレーザに関しては今のところ唯一の治療法しか可能でない。 欧州出願公開第0523506A1明細書に記載の冷却剤の溝が治療器具に備わっている医療装置についても同じことが当てはまる。

    本発明は上記の課題に鑑みて為されたものであり、種々の治療を行える装置を歯科医に提供できる医療装備あるいは同様の技術を開発することにある。

    上記の課題を解決するため、異なった波長を有する第2のレーザモジュールを第1のレーザモジュールに連結するようにした。

    特に、第1のレーザモジュールに短波長のレーザ、第2のレーザモジュールに長波長のレーザを選んだ場合には、一つの装置により90〜95%望み通りの治療が可能となる。 このことは歯科医に明確な治療の利点をもたらすので、歯科医はこのような装置に投資する用意がある。

    好適な実施例においては、第1のモジュールには波長750〜1100nmのダイオードレーザを用いている。 波長を810±10nmあるいは980±10nmに限定すれば更に好ましい。 出は1〜20Wの範囲にある。

    第2のモジュールでは波長2500〜3500nmのエルビウム:YAG−レーザを用いている。 この場合には波長2940±100nmが好ましい。

    2つのレーザモジュールを同一の光導波路に連結することも可能である。 しかし、各レーザモジュールがそれぞれ光導波路を有することが好ましく、2つの光導波路を1つの治療器具に共に備えるか別々の治療器具に備えてもよい。 ダイオードレーザではガラスファイバーが光導波路として好ましく、エルビウム:YAG−レーザでは導波管が好ましい。

    ダイオードレーザには少なくとも2つのレンズから構成する光学素子を備えることが好ましい。 更に、治療器具内に冷却剤用の導管も備えておくことが好ましい。

    上述のように、一つの治療器具内に種々の導管を備えることができるが、歯科医が異なった光導波路及び/あるいは冷却剤導管の組み合わせを有する多数の治療器具を用いることも考慮すべきである。 後者の場合には、歯科医がうっかり間違った機能を操作することがなく、従って常に所望の治療器具を選択でき、切換を間違って、所望しない機能を作動させない利点がある。

    治療器具は、共通配管を介して装置基部と連結している後続部に取り外し可能に連結できることが好ましい。 装置基部にはレーザモジュール、それに付属する電源回路及び制御モジュールが一括して備わっている。 さらに、装置基部に、歯科医が機能を選択できるようにディスプレイ及び/あるいはタッチパネルを備えてもよい。

    以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。

    図1に示すように、装置基部1にダイオードレーザのレーザモジュール2及びエルビウム:YAG−レーザのレーザモジュール3を配置している。 更に冷却剤の供給源4及び電子制御装置5も備えている。

    装置基部1は共通配管6を介して後続部7と連結している。 ダイオードーレーザモジュール2は連結導管8を介して、2つのレンズ10.1、10.2を組み込んだ光学素子9と連結している。

    エルビウム:YAG−レーザモジュール3は連結導管11を介して導波管12と連結しており、この導波管は内部でレーザ光線を反射する特殊鋼製が好ましい。

    冷却剤の供給源14からの連結導管13は中継部14と連結している。 電子制御装置5からの連結導管15は機能選択用の切換装置16と連結している。

    図2に示すように、後続部7に種々の治療器具を組込むことができる。 治療器具17.1はダイオードレーザを単独駆動するのに適しているので、光導波路18のみを備えている。 このダイオードレーザには3〜20Wの高出力が必要である。

    図2のb)に示す治療器具17.2にはエルビウム:YAG−レーザ用の光導波路19及び冷却剤導管20を組込んでいる。

    一方、図2のc)に示す治療器具17.3ではダイオードレーザの光導波路18には冷却剤導管20を組合わせている。

    図2のd)に示す治療器具17.4では100mW程度の低出力のレーザを用い、光導波路18.1には直径が5〜8mmの断面積の大きなガラス棒21を取付けている。 この治療器具を用いて、特に広い領域を穏やかに歯科治療できる。

    以下、本発明の作用を述べる。

    対応するレーザモジュール2、3、冷却剤の供給源4及び電子制御装置5を有する装置基部1は治療用いすの近辺に設置する。 治療する医師は共通配管6を介して装置基部1と連結している後続部7を意のままに使う。 医師はセットから治療器具を一つ選び治療器具17.1〜17.4を意のままに用いて患者を治療する。 次いで、医師は後続部7の切換装置16を介して対応する光導波路18、18.1、19あるいは冷却剤導管20を駆動状態にする。 当然のことながら、この操作は足踏み式切換装置でも可能である。

    本発明によるレーザを用いた歯科治療用医療装置の一部を模式的に示す平面図

    本発明によるレーザを用いた歯科治療用医療装置の図1とは異なった部分を模式的に示す平面図

    符号の説明

    1 装置基部2 ダイオード−レーザモジュール3 エルビウム:YAG−レーザモジュール4 冷却剤の供給源5 電子制御装置6 共通配管7 後続部8 連結導管9 光学素子10 レンズ11 連結導管12 導波管13 連結導管14 中継部15 連結導管16 切換装置17 治療器具18 光導波路19 光導波路20 冷却剤導管21 ガラス棒

    QQ群二维码
    意见反馈