Dental treatment method and apparatus for utilizing the free liquid jet

申请号 JP2000619362 申请日 1999-05-21 公开(公告)号 JP2003519507A 公开(公告)日 2003-06-24
申请人 バクスコ、ラスズロ; 发明人 バクスコ、ラスズロ; バルビロ、ガボール;
摘要 (57)【要約】 健康な骨組織の境界でさまざまな歯科治療において除去する物質を分離するため、または場合によっては、健康な骨組織を薄く削るための歯科治療方法と装置。 本発明により、歯の前処理歯科治療手工具の末端に取り付けられたノズルを通じて、運動エネルギーの高い高濃度自由液体噴流の形で高圧液体を治療する歯の表面に放出し、治療には液体放出の開始および停止だけでなく液体圧 力 の気体圧調整も行う。 本発明による方法を実施する装置において、手工具(5)の処理手段は高圧液体噴流を放出するのに適したノズル(6)を備え、前記ノズル(6)は調整可能圧力調整器により制御されるエネルギー源としての液圧供給ユニット(2)によって供給を受け、前記液圧供給ユニット(2)は液圧供給ユニット(2)によって駆動される液圧ポンプ(17)を備え、駆動ユニットによって駆動され、液体容器(3)に接続される液圧ポンプ(17)を備え、ノズル(6)に導かれるこの液圧ポンプ(17)の通り道に、気体圧制御式三方液圧弁(37)が配置され、気体圧制御回路内では手工具(5)が上がったのを検出するスイッチとフット・スイッチ(40)によって作動する工具 位置 感知 弁(39)とが直列に接続される。 /図1/
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 【請求項1】 健康な骨組織の境界におけるさまざまな歯の治療において除去されるべき物質を分離する、または場合によっては、健康な骨組織を薄く削るための歯科治療方法であって、歯の前処理歯科治療手工具の末端に取り付けられたノズルを通じて、高運動エネルギーの高密度自由液体噴流の形態で高圧液体を治療されるべき歯の表面に放出し、治療には液体放出の開始および停止だけでなく液体圧力の気体圧調整も行うことを特徴とする歯科治療方法。 【請求項2】 治療用液体として蒸留水を使用することを特徴とする請求項1に記載の方法。 【請求項3】 作動液圧を60から120MPaの範囲で調整することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。 【請求項4】 健康な骨組織の境界におけるさまざまな歯の治療において除去されるべき物質を分離する、または場合によっては、前処理治療に適する適切な処理手段を備える歯科用手工具により健康な骨組織を薄く削るための、前記手工具がフット・スイッチと手工具が上がったのを感知するスイッチの同時動作によりエネルギー源と作動接続されることができる、歯科治療装置であって、手工具(5)の処理手段は高圧液体噴流を放出するのに適したノズル(6)を備え、
    前記ノズル(6)は調整可能圧力調整器により制御されるエネルギー源としての液圧供給ユニット(2)によって供給を受け、前記液圧供給ユニット(2)は駆動ユニットによって駆動され液体容器(3)に接続される液圧ポンプ(17)を備え、ノズル(6)に通じる液圧ポンプ(17)の通路に、気体圧制御式三方液圧弁(37)が配置され、その気体圧制御回路内ではフット・スイッチ(40)
    と手工具(5)が上がったのを検出するスイッチによって作動される工具位置感知弁(39)とが直列に接続されることを特徴とする歯科治療装置。 【請求項5】 液圧ポンプ(17)の駆動ユニットが気体圧供給ユニット(
    1)に結合された気体モータ(16)であって、気体圧供給ユニット(1)が圧縮空気も気体圧導管(14)を通じて装置の液圧系統の気体圧制御素子に供給することを特徴とする請求項4に記載の装置。 【請求項6】 液圧供給ユニット(2)を制御する調整可能圧力調整器が、
    操作卓(4)上に配列され0と最大値(p vmax )との間で連続的に制御圧力(p v )を調整することが可能な気体圧調整弁(28)であり、前記気体圧調整器(
    28)は気体圧導管(48)を介して、気体圧ピストン(25)と液圧ピストン(26)によって形成される差動ピストンおよび差動ピストンに設けられたストローク位置感知弁(29および30)を備える複合液圧制御ユニット(23)に接続されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の装置。 【請求項7】 液圧制御ユニット(23)のストローク位置検出弁(29、
    30)の1つが、液位が液体容器(3)内の液位を検出するフロート(31)により制御されるその最小値未満まで減少する時に制御圧力の上昇を防止する液位弁(32)に接続されていることを特徴とする請求項6に記載の装置。 【請求項8】 作動液圧(p h )が特定の範囲まで所定値を超えた場合に一時的に液体容器(3)への帰還導管(45)に向かって開く作動圧力制限弁(4
    6)と、調整された最大作動液圧(p hmax )を超えたときに動作する破裂ディスクを備える圧力制限安全弁(47)とを、液圧供給ユニット(2)の液圧送出導管(35)と帰還導管(45)との間に設けることを特徴とする請求項4から請求項7までのいずれかに記載の装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 【0001】 本発明は、健康な骨組織の境界のところで除去する物質を分離するため、または場合によっては、歯科治療中に健康な骨組織を薄く削るため自由液体噴流を使用する歯科治療方法および装置に関する。 【0002】 (発明の背景) 最も頻繁に行われる歯科治療行為として、虫歯治療のための充填材の準備、歯根治療の場合に歯の溝からの軟組織の除去、あるいは歯のエナメル質に付着した物質のクリーニングなどがある。 これらの場合それぞれ、除去する物質は、健康な骨組織の境界のところで分離されなければならない。 【0003】 この目的のために、すでに多数の方法および準備装置が知られている。 最もよく使われるのは、機械式装置とツールであり、これらは通常、圧縮気体を吹き付けるタービンまたは電気モータによって駆動される。 機械式装置の基本的問題は、それらの装置では、健康な組織と病理組織を正確に分離することはできず、したがって、健康な組織を失う確率が比較的高いという点である。 機械式装置を回転する場合、摩擦熱による組織損傷を避けるため冷却が欠かせず、その結果、作業が複雑になり、費用効果があまりよくない。 【0004】 さらに、歯の前処理に音波および超音波を使用する方法も知られており、この場合、歯の前処理は適切な周波数の音波を当てることで行い、をすすぎ用の液体または衝撃波を媒介する媒体としてのみ利用している。 この方法には、比較的時間がかかり、またコストもかかるという欠点がある。 【0005】 歯科医療ではレーザー光線による治療も知られており、主に軟組織の切断に使用されるが、炭素含有有機的組織が炭化されると変色を生じ、レーザー光線のエネルギーを高めると治療された表面の質が低下するため健康な組織と病理組織の分離には使用できないだけでなく、さらに、歯のエナメル質を切断するのに適した装置も非常に高価である。 【0006】 (発明の目的) 本発明で解決すべき課題は、高い精度と信頼性を保ちながら健康な組織と病理組織とを分離する歯科治療の方法と装置を提示することであり、またそれと同時に、歯の健康な組織、つまり歯のエナメル質、象牙質、およびセメント質を、有害な副作用を引き起こすことなく容易に切断できるようにすることであって、歯科医は従来の前処理方法で一般的に使われている前処理手法を使用できる。 【0007】 本発明は、十分なエネルギーを持つ自由高密度液体噴流が、処理する表面を直接冷却する一方で歯の固体物質を効率よく、制御しながら破壊または整形するのに非常に適しているという認識に基づいている。 【0008】 (発明の概要) 上記の認識に基づいて、歯科治療歯前処理装置の末端に取り付けられたノズルを通じて処置する歯の表面に運動エネルギーが高い高密度自由液体噴流の形の高圧下の液体を放出し、液体の放出の開始および停止、さらに液体圧の気体圧調整により歯の準備処置を行う方法によりこの課題を解決する。 【0009】 本発明によれば、処置用液体は蒸留水が好ましい。 【0010】 また、これは、本発明によれば放出された液体の圧力が60から150MPa
    の範囲で調整される場合に好ましい。 【0011】 本発明による方法を実現するために、歯科治療装置に準備処置に適した処理手段を含む手工具を備えるが、前記手工具は、フット・スイッチと手工具が上がったのを感知する感知スイッチとを同時に作動させることによりエネルギー源と接続して作動させることができる。 本発明によれば、手工具の処理手段にとって、
    これが高密度高圧液体噴流を放出することができるノズルで構成されることは特徴的である。 ノズルに液体を送るためのエネルギー源は、調整可能圧力調整器によって制御される液圧供給ユニットである。 【0012】 液圧供給ユニットは駆動ユニットによって作動し、液体容器に接続している液圧ポンプを備え、気体圧制御式三方液圧弁はノズルに導かれる液圧ポンプの供給管路に挿入される。 さらに、手工具の上昇を検出する感知スイッチによって作動する工具位置感知弁とフット・スイッチによって作動するフット弁とが、三方液圧弁の気体圧制御回路で直列に接続されている。 【0013】 本発明によれば、液圧ポンプの駆動ユニットが気体圧導管経由で圧縮気体を液圧系統の気体圧制御素子にも供給する気体圧供給ユニットに結合された気体モータの場合にこれは好ましい。 【0014】 本発明の他の好ましい実施形態では、液圧供給ユニットを制御する調整可能圧力調整器は操作卓上に配列され、0から最大値まで制御圧力を連続的に調整するのに適している気体圧調整器であり、前記気体圧調整器は気体圧導管を介して気体圧および液圧ピストンで構成される差動ピストン、さらに差動ピストンに設けられるストローク位置感知弁を備える複合液圧制御ユニットに接続されている。 【0015】 この実施形態の好ましい一変種によれば、液圧制御ユニットのストローク位置感知弁の1つは、液位が最小値を下回った場合に制御圧の上昇を防止する液位弁に接続され、前記弁は実際の液位を感知するフロートによって制御される。 【0016】 最後に、装置の安全な動作のために、作動液圧に所定の超過があった場合に一時的に帰還導管に向かって開く作動圧力制限弁と、最大作動液圧に所定の超過があった場合に動作する破裂ディスクを備える圧力制限安全弁とを液圧供給ユニットの液圧送出導管と液体容器に導かれる帰還導管との間に挿入すると都合がよい。 【0017】 本発明は、添付図面を参照し好ましい実施形態に基づいて詳述するが、図1は本発明の考えられる配列概略図である。 【0018】 (好ましい実施形態の説明) 図1に示す概略図に見られるように、本発明による装置は、装置の操作および制御に必要なエネルギーを送る圧縮気体供給ユニット1と、前処理治療に必要な液体の圧力エネルギーを確保する液圧供給ユニット2と、液圧供給ユニット2に接続された液体容器3と、操作卓4から作動された制御要素および安全要素と、
    歯科治療用の手工具5と、互いに接続された導管とから基本的に構成され、圧力エネルギーを、高濃度液体噴流を放出する運動エネルギーに変換するために、処理手段としてのノズル6が手工具5に組み入れられている。 【0019】 圧縮気体供給ユニット1は、電気モータ7とコンプレッサ8とから構成され、
    コンプレッサ8の入口側にはエア・フィルタ9が配置され、出口側には圧縮気体の逆流を防ぐ背圧弁10が配置されている。 コンプレッサ8は、コンプレッサにより生成された圧縮気体を溜めてシステムの圧力変動を減衰させる圧縮気体タンク11に、背圧弁10を介して接続される。 さらにコンプレッサ8は、圧縮気体p kに応じて圧縮気体供給ユニット1の操作状態を調整する圧力スイッチ12にも結合されているため、圧力スイッチ12は調整した下の値p kminでコンプレッサ8を始動させ、調整した上の値p kmaxでコンプレッサ8を停止させる。 【0020】 コンプレッサ8の後に、排気弁13を介して減圧可能な気体圧導管が、2本の導管、すなわち作動枝管と制御枝管とに分岐する。 【0021】 作動枝管を形成する気体圧導管14は、間欠的に動作し気体モータ16と液圧ポンプ17とから構成される液圧供給ユニット2に、双安定三方弁15を介して圧縮気体を送り、その供給圧力は圧力調整弁19により調整することができ、マノメータ19から読み取ることができる。 調整した圧縮気体供給圧力の値は、液圧ポンプ17により発生した液圧の最大値が、液圧システムで許容される圧力に等しくなるような値である。 【0022】 制御枝管を示す気体圧導管20に対して、液圧システムを制御する制御回路が接続され、その圧力は、圧力調整弁21により制御導管で必要な最大圧力(p vm ax )に調整することができ、この圧力はマノメータ22でチェックすることができる。 【0023】 液圧供給ユニット2の操作状態および液圧システムの作動圧は組み合わせ液圧制御ユニット23により決定される。 この組み合わせ液圧制御ユニット23は、
    共通のピストン・ロッド24に取り付けられた気体圧ピストン25および液圧ピストン26により形成された差動ピストンと、ピストン・ロッド24と共に移動する作動手段27とから構成される。 気体圧ピストン25の表面A 1は、操作卓4に配置された圧力調整弁28により調整された制御圧力p vを常に充填され、
    前記制御圧力の値はゼロから圧力調整弁21により調整された最大制御圧力p vm axの間を変動し得る(0<p v <p vmax )。 液圧システムでは、制御圧力p vに比例する液圧が、液圧ピストン26に力(F=A 1 ×p v )が加えられた効果としてピストン・ロッド24を介して、A 1よりもかなり小さい表面A 2上で発生する(
    h =(A 1 /A 2 ×p v ))。 ピストン・ロッド24と共に移動する作動手段27
    は、双安定三方弁15の両側に結合された2つのストローク位置検出弁29、3
    0に接触している。 上側ストローク位置検出弁29は気体圧導管20に接続され、下側ストローク位置検出弁30は、液体容器3内の液位を検出するフロート3
    1により作動された液位弁32に直列に接続されている。 【0024】 液圧供給ユニット2の液圧ポンプ17の前で、液体フィルタ34が液圧ポンプ17と液体容器3とを接続する液圧吸引導管33に組み入れられ、液圧ポンプ1
    7の後で、背圧弁36が手工具5に通じる吐出管35内に配置され、前記背圧弁36は、液圧供給ユニット2の動作停止時または液圧ポンプ17の吸引時間中に、流体の逆流から生じる圧力降下を防ぐ。 【0025】 手工具5へ向かう途中、液圧送出導管35に組み入れられた、圧縮気体により制御される三方液圧弁37によって液体の流れが調整され、前記液圧弁37はその基本位置で閉鎖され、ツール・ホルダ38およびフット弁40により手工具5
    の持上げを検出するツール位置感知弁39を通して制御枝管を形成する気体圧導管20に直列に接続される。 【0026】 ノズル6が詰まるのを防ぐため、マイクロフィルタ4並びに背圧弁42が手工具5に組み入れられ、背圧弁42は、手工具5の使用終了後に汚染された液体がシステム内に逆流する偶発的な吸引が生じないようにしている。 手工具5は可撓管43を介して高圧流体の供給を制御する三方液圧弁37に接続され、前記液圧弁37はその基本位置で、手工具5の可撓管43を、液圧逆流導管44を介して液体容器3に接続する。 【0027】 液圧システムの安全性を高めるために、2つの平行に接続された圧力制限弁4
    6、47が、液圧送出導管35から分岐し液体容器3に通じる逆流導管45に組み入れられる。 作動圧制限弁46は気体圧導管48を介して圧力調整弁28に操作接続されるが、圧力制限弁47は破裂ディスクとすることが適切である。 【0028】 液圧システムの現在の作動圧はマノメータ49から読み取ることができる。 【0029】 本発明による装置の操作 本発明による装置の操作は下記の通りである。 圧力スイッチ12により制御された圧縮気体供給ユニット1のコンプレッサ8
    を始動させることにより、気体圧システムが圧力下に置かれる。 液圧供給ユニット2の気体モータ16に気体圧導管14を介してエネルギーが供給され、これにより気体モータ16が、適切な圧力の治療液体を手工具5に送る液圧ポンプ17
    を駆動する。 液圧ポンプ17は液圧送出導管35を介し液体フィルタ34を通して液体容器3から吸引された液体を、手工具5のノズル6に送るが、これは、手工具5の操作のための条件が満たされるまで三方液圧弁37の閉鎖位置により妨げられる。 【0030】 したがって、手工具5を作動させるためには、三方液圧弁37を操作状態にしなければならない。 このための条件の1つは、手工具5をツール・ホルダ38から持ち上げることによってツール位置感知弁39が切り換わるのと同時に、フット弁40を、フット・スイッチを踏むことにより切り換えなければならない点である。 このようにして、圧縮気体が気体圧導管20からフット弁40とツール位置感知弁39とを通って三方液圧弁37に達することができ、これにより弁が操作状態に切り換わる、すなわち三方液圧弁37により、高度に加圧された治療液体、適切には蒸留水が手工具5を通って流れることが可能になる。 【0031】 歯科医は手工具5を通常通り、歯科用ドリルとして使用することができ、本明細書ではドリルのみが高密度液体噴流に置き換えられている。 手工具5の始動および停止は、適宜の方法でフット弁40を作動させることにより公知の方法で達成される。 不意の操作の可能性を減らすことにより、歯科医と患者の両方の安全性が図られる。 これが行われるのは、三方液圧弁37を操作状態に切り換え、それにより液体流を始動させるための組み合わせ条件が、ツール・ホルダ38から手工具5を持ち上げることによりツール位置感知弁39を切り換えるのと同時に、フット弁40も作動させなければならないことであるからである。 【0032】 既に述べたように、液圧供給ユニット2の操作状態およびマノメータ49から読み取り可能な作動圧は組み合わせ液圧制御ユニット23により決定される。 軟質の物質の除去に関する治療に必要な作動液圧は60〜70MPaが適切であるが、エナメル質の剥離では通常120〜150MPaの範囲となる。 操作卓4に配置された圧力調整弁28で調整可能な作動液圧が、気体圧導管48を介して液圧制御ユニット23の気体圧ピストン25の表面A 1上に作用することにより、
    ピストン・ロッド24を介して液圧ピストン26のより小さい表面A 2上に発生し、この作動圧は制御圧力p vに比例する。 前記したように、調整中は、ピストン・ロッド24と共に移動する作動手段27が2つのストローク位置検出弁29
    、30と協働する。 液圧システムから治療液体が流出した結果として量が減少すると、下側ストローク位置に接近する作動手段27が、その端位置に達する前にストローク位置検出弁29を作動させ、すなわち切り換え、それにより、双安定三方弁15は圧縮気体が気体モータ16へ流れることのできる位置となり、すなわち液圧供給ユニット2が操作を開始する。 【0033】 液圧ポンプ17により送られる液体の量が最大使用可能値よりも大きいので、
    2つの量の差が組み合わせ液圧制御ユニット23に記憶されることによって、差動ピストンおよび同時に作動手段27が上端位置に向かって移動し、それにより液圧システムの容量を増加させる。 上端位置に達する前に、作動手段27がストローク位置検出弁30を作動させることにより、双安定三方弁15が調整されるため、双安定三方弁15は気体圧導管14を閉鎖し気体モータ16に通じる導管部分を通風させる。 したがって、液圧制御ユニット23は、可撓性の要素として、可能な液圧システムの容量を変化させ、作動液圧を液圧供給ユニット2のその瞬間の操作状態とは無関係に一定に保つので、液圧アキュムレータとしても機能する。 【0034】 前記したように、液圧制御ユニット23の下側ストローク位置検出弁29は、
    液体容器3に設けられた液位弁32に直列に接続されている。 液体容器3の液位が調整した下限よりも低くなる場合、フロート31により作動された液位弁32
    は下側ストローク位置検出弁29に通じる導管部分を分離して通風させ、したがってストローク位置検出弁29を切り換えることにより、三方弁15が液圧供給ユニット2の始動を防ぐ切換位置になる。 【0035】 液圧システムの安全性は圧力制限弁46、47により確保される。 組み合わせ液圧制御ユニット23の不良動作の場合には、作動圧制限弁46が、逆流導管4
    5を介して液圧作動圧p hよりもやや大きい圧力(p h +Δ p )で高圧容量から液体容器3内へ一時的に液体を放出し、それによりさらなる圧力増加が防止される。 【0036】 圧力制限安全弁47は、圧力制限弁46が時折故障する場合に、圧力制限安全弁47に組み入れられた破裂ディスクを突破することにより、最大作動液圧p hm axよりもやや大きい圧力(p hmax +Δ p )で動作状態となる。 この場合、高圧空間と逆流導管45との間に短い回路が生じ、障害がなくなるまで装置を使用することができなくなる。 【0037】 本発明による装置は、非常に多くの歯科治療、特に、齲食したエナメル質、象牙質、セメント質の、選択的な組織を保護する除去、歯の表面に付着している石灰化した白苔の除去、歯髄腔および象牙前質の軟組織の分離除去、並びに歯根の溝の拡張または前処理に最適に使用することができる。 【0038】 本発明による装置は、従来の歯科準備装置に比べて非常に多くの利点を有する。 1)健康な歯の組織、すなわちエナメル質、象牙質、セメント質をすべて、生物学的に不活性な、したがって前処理理想液体の、圧力および半径を調整可能な蒸留水噴流により切除し前処理することができる。 2)治療すべき歯の組織の硬さに応じて前処理用の適宜の水圧を選択できることにより、病理組織のみが水噴流によって除去されるので、齲食した組織と健康な組織とを確実に分離することができる。 その結果、健康な組織を損失することなく前処理を行うことができる。 3)健康な組織との境界にある病理部位の凹凸を、単に圧力を増加させるだけで平滑化することができる。 4)前処理水噴流を放出する手工具の構成は、可能な歯科用ドリルに適用された従来の前処理技法を利用している。 5)精度および、患者を保護する、安全でユーザーフレンドリーな特性に加えて、本発明による装置はかなり低コストで製造することができる。 【図面の簡単な説明】 【図1】 本発明の考えられる配列概略図である。 【符号の説明】 1 圧縮気体供給ユニット(pneumatic supply unit) 2 液圧供給ユニット(hydraulic supply unit) 3 液体容器(liquid container) 4 操作卓(control desk) 5 手工具(hand tool) 6 ノズル(nozzle) 7 電気モータ(electromotor) 8 コンプレッサ(compressor) 9 エア・フィルタ(air filter) 10 背圧弁(back−pressure valve) 11 圧縮気体タンク(pneumatic accumulator) 12 圧力スイッチ(pressure switch) 13 排気弁(pressure releasing valve) 14 気体圧導管(分岐を作動)(pneumatic conduit (
    actuating branch)) 15 双安定三方弁(bistable three−way valve) 16 気体モータ(pneumatic motor) 17 液圧ポンプ(hydraulic pump) 18 圧力調整弁(pressure regulating valve) 19 マノメータ(manometer) 20 気体圧導管(分岐を制御)(pneumatic conduit (
    controlling branch)) 21 圧力調整弁(pressure regulating valve) 22 マノメータ(manometer) 23 (組み合わせ)液圧制御ユニット((combined) hydra
    ulic control unit) 24 ピストン・ロッド(piston rod) 25 気体圧ピストン(pneumatic piston) 26 液圧ピストン(hydraulic piston) 27 作動手段(actuating means) 28 圧力調整弁(pressure regulating valve) 29 (下側)ストローク位置検出弁((lower) stroke po
    sition detecting valve) 30 (上側)ストローク位置検出弁((upper) stroke po
    sition detecting valve) 31 フロート(float) 32 液位弁(liquid level valve) 33 液圧吸引導管(hydraulic suction conduit
    ) 34 液体フィルタ(liquid filter) 35 液圧送出導管(hydraulic delivery condui
    t) 36 背圧弁(back−pressure valve) 37 三方液圧弁(three−way hydraulic valve) 38 ツール・ホルダ(tool holder) 39 ツール位置感知弁(tool position sensing v
    alve) 40 フット弁(foot valve) 41 マイクロフィルタ(microfilter) 42 背圧弁(back−pressure valve) 43 可撓管(flexible tube) 44 (液圧)逆流導管((hydraulic) flow−back c
    onduit) 45 逆流導管(flow−back conduit) 46 作動圧制限弁(working pressure limiting
    valve) 47 圧力制限安全弁(pressure limiting safety
    valve) 48 気体圧導管(pneumatic conduit) 49 マノメータ(manometer)

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,GH,G M,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA, UG,US,UZ,VN,YU 【要約の続き】 ・スイッチ(40)によって作動する工具位置感知弁(39)とが直列に接続される。 /図1/

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