Method and control system of the fluid compression system controller

申请号 JP51659995 申请日 1995-10-26 公开(公告)号 JPH10510340A 公开(公告)日 1998-10-06
申请人 サルリン − ハイドル オサケ ユキチュア; 发明人 ハリカイネン,ケイヨ;
摘要 (57)【要約】 この発明は、 流体 圧縮システムを制御する方法に関し、上記圧縮システムが、流体媒体を圧縮するための少なくとも一つの圧縮手段(1)、上記圧縮した媒体を需要点(9)へ運ぶための手段、および上記流体媒体を需要点(9)の前で状態調節するための少なくとも一つの手段を含む。 この方法によれば、需要点(9)でのユーザ管路圧 力 (P
3 )の許容最小値(P
3min )および許容最大値(P
3max )を定め、圧力センサ(16)の支援でユーザ管路圧力(P
3 )を絶えずモニタし、上記圧縮手段の作動圧力(P
2 )をモニタし、上記圧縮手段(1)の作動圧力(P
2 )と需要点(9)でのユーザ管路圧力(P
3 )の間の圧力差をモニタし、需要点(9)へ配送した流体媒体の圧力変化率をモニタし、およびこの方法の上記のステップで定義した、モニタした少なくとも一つのパラメータに基づいて、制御ユニット(12)の支援で圧縮手段(1)の少なくとも一つを制御する。
权利要求
  • 【特許請求の範囲】 1. 流体圧縮システムを制御する方法であって、上記圧縮システムが、流体媒体を圧縮するための少なくとも一つの圧縮手段(1)、上記圧縮した媒体を需要点(9)へ運ぶための手段、および上記流体媒体を需要点(9)の前で状態調節するための少なくとも一つの手段を含む方法に於いて、この方法が- 需要点(9)でのユーザ管路圧力(P 3 )の許容最小値(P 3min )および許容最大値(P 3max )を定めること、 - 圧力センサ(16)の支援でユーザ管路圧力(P 3 )を絶えずモニタすること、 - 上記圧縮手段の作動圧力(P 2 )をモニタすること、 - 上記圧縮手段(1)の作動圧力(P 2 )と需要点(9)でのユーザ管路圧力( P 3 )の間の圧力差をモニタすること、 - 需要点(9)へ配送した流体媒体の圧力変化率をモニタすること、および- この方法の上記のステップで定義した、モニタした少なくとも一つのパラメータに基づいて、制御ユニット(12)の支援で圧縮手段(1)の少なくとも一つを制御すること、 を含むことを特徴とする方法。 2. 請求項1で定義する方法に於いて、この需要点でのユーザ管路圧力(P 3 )がプリセットした下限または上限に達したとき、上記圧縮手段(1)の作動圧力(P 2 )を、プリセットしたステップで有利に、それぞれ、高い値または低い値へ制御することを特徴とする方法。 3. 請求項1で定義する方法に於いて、少なくとも上記圧縮手段(1)の一つを停止または起動し、またはその代りに、上記圧縮手段(1)を無負荷運転モード若しくは無負荷運転後モードに設定することによって、上記手段を制御することによって、上記圧縮手段(1)を、先行的方法で有利に、制御することを特徴とする方法。 4. 前記請求項1ないし請求項3の何れか一項で定義する方法に於いて、上記圧縮手段(1)の作動圧力(P 2 )を、需要点(9)でのユーザ管路圧力(P 3 )をプリセットした許容限界内に依然として維持できる最低の可能なレベルに保つ方法で、この手段を制御することを特徴とする方法。 5. 前記請求項1ないし請求項4の何れか一項で定義する方法に於いて、基本パラメータの外に、少なくともこの圧縮空気回路の空気だめの容積、この圧縮手段の駆動モータのための最大許容起動頻度および許容圧力限界を含むその他のパラメータを定めることを特徴とする方法。 6. 前記請求項1ないし請求項5の何れか一項で定義する方法に於いて、複数の圧縮手段(1)のシステムで、単一圧力範囲(P 3min 〜P 3max )だけを定め、上記圧縮手段の運転モードを圧力センサ(15)の支援で検出した圧力変化率に基づいて制御ユニット(12)によって制御することを特徴とする方法。 7. 流体圧縮システムを制御するための制御システムであって、上記圧縮システムが、流体媒体を圧縮するための少なくとも一つの圧縮手段(1)、上記圧縮した媒体を需要点(9)へ運ぶための手段、および上記流体媒体を需要点(9 )の前で状態調節するための少なくとも一つの手段を含む制御システムに於いて、第1センサ手段(15)および第2センサ手段(16)と上記制御ユニット( 12)の間に信号伝送手段(10、11)を配設することによって上記第1センサ手段(15)が下流状態調節手段(4、5、6、7)の前を流れる媒体の状態を検知するようにされ、および上記第2センサ手段(16)が下流状態調節手段(4、5、6、7)の後を流れる媒体の状態を検知するようにされ、上記制御ユニット(12)が上記圧縮手段(1)の作動制御システム(14)に接続されていることを特徴とする制御システム。 8. 請求項7で定義する制御システムに於いて、上記第1センサ手段(15 )が第1空気だめ(3)または類似の圧縮空気貯蔵空間に適合され、および上記第2センサ手段(16)が第2空気だめ(8)または類似の圧縮空気貯蔵空間に適合されていることを特徴とするシステム。 9. 請求項7または請求項8で定義する制御システムに於いて、上記センサ手段(15、16)が圧力センサであることを特徴とするシステム。 10. 前記請求項7ないし請求項9の何れか一項で定義する制御システムに於いて、上記制御ユニット(12)がプログラマブルロジック調節器または類似の中央制御ユニットを含むことを特徴とするシステム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】 流体圧縮システム制御の方法および制御システム この発明は、流体圧縮システムを制御するための、請求項1による方法に関する。 この発明は、流体圧縮システムを制御するために適した制御システムにも関する。 従来の流体媒体の圧縮システム、特に圧縮空気システムでは、コンプレッサの出口圧を検知し、この情報を使ってコンプレッサ出口に直接配置したプレオスタットの支援でコンプレッサの運転を制御する。 負荷時コンプレサを無負荷化する設備を備えたコンプレッサモデルでは、無負荷運転モードの持続時間を調節式タイマで制御することができる。 設定時間は、手動で変えるまで常に一定である。 そのような制御計画は、このシステムに取付けられた空気消費装置によって生ずる圧力損失および圧縮空気需要の変動を考慮に入れることができない。 この装置で起る圧力損失は、完全に瞬間空気流量および瞬間空気圧に依る。 これらの変量は、短期間の間に極端に強く変るかも知れない。 その上、圧縮空気管路のフィルタによって生ずる圧力損失は、フィルタの目詰りの程度に依る。 新しいフィルタに生ずる圧力損失は低いが、貫流空気の不純物に依存する、フィルタの目詰りで圧力損失が増すこととなる。 目詰りが激しくなると、フィルタエレメントを交換するが、それによって圧力損失が再び低いレベルとなる。 圧縮空気のユーザにとって、圧縮空気で動作する装置のために適正な圧力レベルが需要点で保証されることが非常に重要である。 従来技術の装置の欠点は、とりわけ、そのような装置が上述のアクセサリまたは装置によって生ずる圧力損失を保証できないために、コンプレッサ作動圧力を不必要に高いレベルに設定しなければならないことである。 その結果、この圧縮空気システムのエネルギー消費が不必要に高い。 その上、無負荷の運転後モードの期間で動作するコンプレッサに対し、この運転後モードの持続時間を、コンプレッサの起動頻度がこの駆動モータに指定された最大起動頻度を超えないようにするというルールに従って設定する。 この運転後モードの期間は固定され、圧縮空気需要の変動に関係付けられず、それで圧縮空気の需要がない場合でも、コンプレッサを運転後モードにプリセットされた期間の間無負荷で運転させている。 この場合、不必要なエネルギー損失が起る。 二つ以上のコンプレッサを有する圧縮空気システムに関連しても、従来技術に基づく制御システムは、余計なエネルギー消費を生ずる。 余分な空気が全く要求されないときにでも、小さい振幅または短時間の圧力の揺れが第2またはその他のコンプレッサを起動するのが極めて普通である。 更に、もし、無負荷にした無負荷運転モードを使ってコンプレッサを運転したなら、無駄のエネルギー消費の割合は、まだ圧縮空気ネットワークに何も空気を供給していないコンプレッサの称呼電気入力定格の約40%に達する。 従来の圧縮空気システムのエネルギー消費は、以下の理由により理論的最小限より平均で30%以上多い: - 空気需要が変動する条件下でもユーザの装置の圧力要求を満たすためには、コンプレッサの作動圧力を平均圧力需要よりかなり高く設定しなければならない。 - コンプレッサ作動制御システムが、空気需要の量およびフィルタ汚染の程度が圧縮空気回路で起る圧力損失に与える影響を考慮していない。 - 駆動モータを保護することを意図したコンプレッサの運転後モードの期間が一定で、空気需要の変動に従って実際に必要な運転後モードの期間を調節できない。 - 複数コンプレッサのシステムがコンプレッサ起動から有効な圧縮空気生産の瞬間までの遅延によって生ずる、完く不要のコンプレッサ起動を生じさせがちである。 この発明の目的は、従来技術の欠点を克服した、流体圧縮システム用の完全に新規な制御方法および制御システムを達成することである。 この発明は、添付の請求項で述べたものによって特徴付けられる。 この実施態様は、幾つかの重要な利点をもたらす。 圧縮空気生産のエネルギー消費で、従来技術より30%を超える節約を達成する。 この発明による制御計画は、エネルギー消費を最少にする方法で、コンプレッサの動作を連続的且つ自動的に制御する。 複数コンプレッサのシステムで、この発明による制御計画は、コンプレッサを自動的に且つ先行的方法で停止および起動し、空気需要点での圧力レベルを所定の限界内に保ち、軌道頻度が、コンプレッサの駆動モータ用に許容される最大起動頻度を超えることを防ぐ。 コンプレッサの不必要な運転を避けながら、ユーザ管路圧力を、空気需要の割合が変動しても所定の限界内に維持できる。 この発明による制御計画は、局所運転条件に従うように容易に調整可能である。 このシステムは、圧縮空気需要の変化に直ちに反応する。 この発明による制御システムは、例えば、フィルタの目詰りによる圧力損失のゆっくりした変化を保証することもできる。 この発明は、異なる種類の環境で使用するためによく適している。 それは、複数コンプレッサのシステムには勿論、単一コンプレッサのシステムに適用できる。 また最も普通の種類の空気コンプレッサおよびその他の流体圧縮手段に関連して使うことができる。 更に、それは新しい圧縮空気システムと古い圧縮空気システムの両方に設置できる。 この発明による制御システムは、適度な数の部品を含み、その設置は簡単である。 圧縮空気システムへの接続は、二つの圧力センサとコンプレッサの既存の制御システムへの電気接続に限られる。 以下に、添付の図面を参照してこの発明を詳細に考察する。 これらの図面で、 第1図は、この発明によるシステム構成を模式的に表し; 第2図は、第1図の空気だめ3で計測したコンプレッサの作動圧力を示すグラフであり;および第3図は、第1図の空気だめ8で計測した、ユーザ現場の圧力を示すグラフである。 第1図を参照すると、この発明による制御システムを備えた圧縮空気システムが示されている。 このシステムで、コンプレッサ1に接続されているのは、クーラ2および空気だめ3、またはその代りに、圧力管路の拡張部若しくは同等の空気貯蔵所である。 これらの要素に下流状態調節装備一式4、5、6、7が続く。 このシステム構成に依って、この下流状態調節装備一式が含むアクセサリの種類は異なる。 第2図を参照して、この下流状態調節アクセサリは、気分離器を備えたフィルタ4、5、乾燥器6およびフィルタ7を含む。 配管系においては、この下流状態調節装備一式の下流側に第2空気だめ8を接続し、ここから空気を需要点9へ取り出す。 コンプレッサ1の制御システムは、制御ユニット12および二つの圧力センサ15、16を含み、それらの内の第1圧力センサ15は、下流状態調節装備一式4、5、6、7の上流側の第1空気だめ3に配置され、第2圧力センサ16は、 この下流状態調節装備一式の下流側の第2空気だめ8に配置されている。 さらに、この制御システムは、制御ユニット12をコンプレッサ1の局部作動制御システム14に接続するケーブル配線13、並びに制御ユニット12を圧力センサ1 5、16の接続するケーブル配線10、11を含む。 明らかに、そのようなケーブル配線は、何か適当な信号伝送手段で置換えてもよい。 制御ユニット12は、手動操作およびコンプレッサの動作状態モニタ用に従来の方法で実施したコンプレッサ切替えスイッチ、インジケータランプ、押しボタン、遠隔監視用接続および外部表示パネル等は勿論、必要なアクセサリおよびコネクタを備えたプログラマブルロジック調節器または類似の中央制御手段を含むと有利である。 制御ユニット12の中のこのロジック調節器のプログラミングは、このプログラマブルロジック調節器の中にこの圧縮空気システムの基本データ、例えば、この回路の中の空気だめの全容積、下流状態調節装備一式の後の所望の圧力レベルP 3 、駆動モータ用最大許容起動頻度、許容圧力限界およびこの制御システムを機能させるために必要なその他の情報を記憶させるのに適した別のプログラミング装置を使って実行するのが最も適当である。 この発明による方法に於いて、需要点9に配送した圧縮空気の圧力は、最小許容圧力P 3minと最大許容圧力P 3maxの間で変動することが許される(従って、最大圧力P 3max =最小許容圧力P 3min +最大許容圧力偏差)。 需要点に配送した圧力P 3は、圧力センサ16によってモニタする。 第1空気だめ3と第2空気だめ8の間のそれらに接続した装備一式4、5、6、7による圧力損失は、空気流量、フィルタの目詰りの程度およびこれらの要素に行渡る圧力に依る。 実際に、圧力センサ15によって計測した圧力は、コンプレッサの作動圧力P 2に等しい。 この圧力は、このコンプレッサの運転に許容される最小圧力P 2minと最大圧力P 2maxの間のどのレベルでもよい。 圧力センサ16によって計測した圧力P 3がプリセットした最小圧力P 3minまたはプリセットした最大圧力P 3maxに達したとき、制御ユニット12は、以下に表すルールに従ってプリセットした圧力ステップで、どちらの圧力限界に達したかおよびため3とため8の間の下流状態調節アクセサリがこの圧力レベルにどのように影響するかに依って高くまたは低く、コンプレッサの作動圧力P 2を制御する。 需要点9に配送した圧縮空気の圧力の変化率(上昇率または降下率)は、絶えずモニタしている。 この変化率モニタの信号は、圧力センサ15から最も都合よく得ることができ、それによってため3とため8の間の管に配置された下流状態調節装備一式の影響も考慮に入れることができる。 コンプレッサ1が無負荷モードで運転していて圧力降下率が低いとき、またはその代りに、圧力が上昇していてコンプレッサ駆動モータの許容起動頻度に達していないとき、コンプレッサ1を直ちに停止する。 圧力P 3の降下率が高いと、プリセットした下方圧力限界P 3minに達する前に、コンプレッサの無負荷または起動をなくする。 コンプレッサの無負荷化/停止/起動ステップは、圧力上昇率または降下率に基づいて先行的に制御する。 二つ以上のコンプレッサのあるシステムでは、P 3minからP 3maxまでの一つの許容圧力範囲を需要点9からプリセットするだけでよく、その後圧力センサ15 の支援によって検出した圧力上昇率または降下率に基づいてコンプレッサの起動/無負荷化/運転後無負荷/停止モードを制御する。 この発明による制御計画は、コンプレッサの駆動モータ用に指定した最大許容頻度を超えることを避ける。 予期した機器の機能不良が生ずると、何れかのコンプレッサ1の局部制御システム14が制御を代替することができる。 コンプレッサの作動圧力P 2は、需要点での圧力P 3をプリセットした限界内に維持することができる、最低の可能なレベルに常に保たれる。 複数コンプレッサの圧縮空気システムでは、最小数のコンプレッサだけが負荷を掛けられて運転する。 この発明による方法は、任意の数のコンプレッサのシステムでエネルギー消費を最適化する。 このシステムエネルギー消費は、圧縮空気需要が変動する条件の下で最低に維持できる。 以下に、第2図および第3図を参照してこの発明の詳細を明らかにする。 需要点9での圧力P 3並びにその許容限界P 3maxおよびP 3minを第3図に示す。 コンプレッサ1の作動圧力P 2は、アクセサリ4〜7が圧力損失を生ずるという事実のために瞬間空気需要動向に依り、その圧力損失は、更にアクセサリの大きさ、 瞬間空気流量、汚染度、これらのアクセサリに行渡る圧力および温度、並びにあり得る内部空気消費(特に吸着乾燥器に於ける)に依る。 従って、コンプレッサの作動圧力P 2は、絶えず変動する。 このコンプレッサの作動圧力P 2のレベルは、圧縮空気供給量の増減によって影響されるかも知れない。 そのような供給量の変化は、コンプレッサの無負荷化、コンプレッサの停止、コンプレッサの除去、 またはあるコンプレッサの無負荷化および停止によって影響されることがある。 ここでコンプレッサの作動圧力P 2は、一定ではなく、それどころか常にできる限り低く、それによって最低の可能なエネルギー消費を達成する。 制御ユニット12は、本来圧力P 2の絶対値をモニタするのではなく、この圧力レベルの変化をモニタするだけである。 第2図および第3図を参照すると、異なる圧力変化状態でのこの発明の異なる作動状態および機能を例示するグラフが示されている。 需要点9での空気消費が増え始めるとき、管路圧力に圧力降下P 32が起る。 圧力センサ16がこの圧力降下の信号を制御ユニット12に送り、この制御ユニットが作動圧力P 2を増加するように制御しようとする。 同時に、その結果のこれらのアクセサリ4〜7を通る流量の増加が更に高い圧力低下を生じ、それで作動圧力P 2の更なる増加を要する。 もし、作動圧力P 2の増加が検出されないと、制御ユニット12は、空気供給量不足と判断し、コンプレッサ1の無負荷化を止めまたは次のコンプレッサを起動して供給量を増やす。 空気供給量の増加は、作動圧力P 2を増加する結果となる(第2図に圧力局面P 21で示す)。 流量の増加で、アクセサリ4〜7を通る圧力低下も増す。 圧縮空気の供給と需要の間のバランスを維持するため、管路圧力P 3 (第3図に圧力局面P 31で示す)は、限界P 3minとP 3maxの間で変動する。 そこで、コンプレッサが定常状態で運転する。 管路圧力P 3 (第3図に圧力局面P 32で示す)が非常に急速に低下すると、制御ユニット12は、作動圧力P 2 (第2図に圧力局面P 22で示す)の変化率からこの管路圧力が最小許容圧力P 3min以下に下がる瞬間を計算し、これを見越して、コンプレッサ1の無負荷化を止めまたは前もって次のコンプレッサを起動し、 コンプレッサの起動遅れまたは無負荷化停止の遅れが管路圧力を下限P 3min以下に低下させないようにする。 この制御ユニットは、コンプレッサの起動遅れおよび無負荷化停止の遅れのデータを含み、記憶するコンプレッサの供給能力のデータをための容量の情報で補足することができる。 需要点9での空気消費が減り始め、コンプレッサがまだ運転しているとき、管路圧力P 3 (第3図に圧力上昇P 33で示す)は、昇り始める。 圧力センサ16がこの圧力P 3の上昇の信号を制御ユニットへ送り、この管路圧力がプリセットした許容上限P 3maxに近づこうとしたとき、制御ユニット12は、作動圧力P 2が減るように制御しようとする(第2図の圧力降下P 23を生ずる)。 これを達成するため、制御ユニットは、コンプレッサを無負荷で運転するか、または管路圧力P 3をプリセットした限界内に保つような平衡状態が達成されるまで(第3図に圧力P 31で示す)コンプレッサをプリセットしたシーケンスで停止する。 もし、需要点9での空気消費が非常に小さく、管路圧力P 3が既に上限P 3max に達し、コンプレッサを無負荷で運転するように制御しているとき、制御プログラムは、記憶する基本データを基に、管路圧力P 3 (第3図のP 34 )またはコンプレッサの作動圧力P 2 (第2図のP 24 )が最小許容圧力P 3minまで低下する瞬間を計算する。 もし、この圧力低下時間がこのコンプレッサ駆動モータの最高許容起動頻度によって許される最小停止時間より長くなることが分ったなら、制御ユニット12は、コンプレッサを直ちに止め、それによってコンプレッサの不必要な無負荷運転を避けることによってエネルギーを節約する。 もし、圧力センサ15の支援でモニタしたコンプレッサの作動圧力がその上限P 2maxまで上昇したなら、ユーザの管路圧力P 3がその下限にある可能性があるにも拘らず、もうコンプレッサが制御ユニット12によって起動されることはなく、その代りに制御ユニットが作動圧力上限を侵害する警報を発し、および/または同時に現在運転しているコンプレッサを停止/無負荷化する。 この機能は、 コンプレッサを過負荷から保護する安全対策である。 圧力センサ15の支援でモニタしたコンプレッサの作動圧力P 2がその下限P 2minに低下した場合、制御ユニット12は、状況に依ってコンプレッサの容量を超えたという警報を出すかも知れない。 制御ユニット12の機能不良が起き、コンプレッサの作動圧力P 2がその上限P 2maxを超えた場合、システム制御が直接コンプレッサ1の局部制御ユニット1 4へ移され、それは、コンプレッサの作動圧力をP 2maxのわずかに高く安全率を含めて保つように調整されている。 この機能も安全対策の一つである。 上記の機能は全て、これらの機能を直接制御する、需要点9での空気消費量およびコンプレッサの作動圧力P 2によって、上述のシーケンスまたは必要に応じて任意のシーケンスで自動的に起る。 需要点9での空気消費量およびコンプレッサ1の運転状態が、圧力センサ16の支援で下流状態調節アクセサリ4〜7の直後でモニタするユーザ管路圧力に直接影響するので、上述の制御方法は、ユーザ管路圧力P 3をその許容最小値近くに維持することにより、およびコンプレッサの必要な無負荷化および起動/停止を予測することにより、およびコンプレッサの作動圧力P 2を圧縮空気の瞬間需要およびこの装置の広く行渡った運転条件によって要求されるレベルで自由に変動させることによって、エネルギー消費を最少にすることが可能である。 制御ユニット12は、従来の手段によってコンプレッサステーションの遠隔監視システムに連結することができる。 更に、この制御システムは、コンプレッサの局部制御装置の一部として一体化することができ、またはその代りに、従来使われたコンプレッサの制御システムに置き換わるように設計することができる。 二つ以上のコンプレッサのコンプレッサ施設に於いては、瞬間運転状態の下で圧縮空気を生産するために最も適したコンプレッサを自動的に選択するように制御ユニットをプログラムすることができる。 この技術に精通した者には、この発明が上に説明した例示的実施態様に限定されず、添付の請求項で定義するこの発明の範囲内で変ることができることは明白である。

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AL,AM,AT,AU,BB,BG,BR,B Y,CA,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES ,FI,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, TJ,TM,TT,UA,UG,US,UZ,VN

    QQ群二维码
    意见反馈