Fluid treatment plant regulating method, fluid treatment plant, and application of the same plant to production of air component

申请号 JP2001029885 申请日 2001-02-06 公开(公告)号 JP2001241383A 公开(公告)日 2001-09-07
申请人 L'air Liquide; レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード; 发明人 DESPREAUX FREDERIC; DERIVE-TEUSCHER NATHALIE; MONEREAU CHRISTIAN;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a simple and other effective designing method for intermittently operating and controlling a fluid compressor related to a fluid treatment plant, typically in a pressure swing adsorption type, with very large adaptability and a high safety in operation including a case of a non-cooled compressor. SOLUTION: For a compressor 4 and/or a pump 5 in a fluid treatment plant typically by pressure swing adsorption, the compressor 4 is provided with at least one detector to detect a clearance between a movable part and a stator, and output a measurement signal, and using this measurement signal, and depending on this measurement, a stage in which the compressor 4 is actuating at an excessively high speed is automatically shortened. This is especially applied to separation of an air component.
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 少なくとも1つの流体圧縮機を備える流体処理プラントの調整方法であって、プラントの運転中に圧縮機の相対運動する2つの部品間の少なくとも1つのクリアランスを測定して、この測定に基づいて流体処理プラントの運転を変更することを特徴とする方法。
  • 【請求項2】 クリアランス測定信号を発生させ、この信号を少なくとも1つの予め決めた閾値と比較して、信号が前記予め決めた閾値を一時的に超えたときにプラントの運転を変更することを特徴とする請求項1記載の方法。
  • 【請求項3】 信号が予め決めた閾値を超えたときに、
    圧縮機の動作時間を短くすることを特徴とする請求項2
    記載の方法。
  • 【請求項4】 信号が予め決めた閾値を超えたときに、
    圧縮機の速度を下げることを特徴とする請求項2または3記載の方法。
  • 【請求項5】 プラントは、吸着剤への吸着および圧力スウィングによる流体処理プラントであることを特徴とする請求項1ないし4いずれか1項記載の方法。
  • 【請求項6】 圧縮機が吸着剤を脱着するためのポンプであることを特徴とする請求項5記載の方法。
  • 【請求項7】 信号が予め決めた閾値を超えたときに、
    プラントの圧縮段階および/またはポンピング段階の継続時間を短くすることを特徴とする請求項2、5、または6記載の方法。
  • 【請求項8】 信号が予め決めた閾値を超えたときに、
    プラントのサイクルにむだ時間を導入するかまたはサイクルのむだ時間を延長し、および/またはそれほど強制的でない段階への圧縮機の移行を早めることを特徴とする請求項2、5、または6記載の方法。
  • 【請求項9】 空気成分を分離することを特徴とする請求項5ないし8いずれか1項記載の方法。
  • 【請求項10】 一酸化炭素または二酸化炭素を、これらの化合物を含むガス混合物から製造することを特徴とする請求項5ないし8いずれか1項記載の方法。
  • 【請求項11】 流体のフローを流体処理プラントの少なくとも一部の領域に導入し、および/または流体のフローをプラントから抽出するために、ステータ内に少なくとも1つの可動部分を有する少なくとも1つの流体圧縮機を備える流体処理プラントであって、 圧縮機は、可動部分の一部の領域とステータとの間のクリアランスを測定して信号を出す少なくとも1つの検出機と、前記信号に応答してプラントの運転を変更する制御装置とを備えることを特徴とするプラント。
  • 【請求項12】 制御装置は、信号を少なくとも1つの予め決めた閾値と比較する段階を含むことを特徴とする請求項11記載のプラント。
  • 【請求項13】 プラントは、少なくとも1つの吸着剤マスを備える圧力スウィング吸着による流体処理プラントであることを特徴とする請求項11または12記載のプラント。
  • 【請求項14】 可動部分がロータであることを特徴とする請求項11ないし13いずれか1項記載のプラント。
  • 【請求項15】 圧縮機は複葉ロータを有するルーツタイプの圧縮機であることを特徴とする請求項13または14記載のプラント。
  • 【請求項16】 吸着剤はゼオライトであることを特徴とする請求項13ないし15いずれか1項記載のプラント。
  • 【請求項17】 空気成分の製造への請求項11ないし16いずれか1項記載のプラントの応用。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、プラント内に流体フローを作る少なくとも1つの圧縮機を備える流体処理プラント、より詳細には圧スウィング吸着タイプの流体処理プラントの分野に関する。

    【0002】

    【従来の技術】圧縮機は、吸気ポートと送出ポートとの間に圧力差を作るため、流体をより高い圧力にするコンプレッサーとして、または流体を吸引して上流の回路を減圧するためのポンプとして用いることができる。 圧縮機は、一般に、所望する入口/出口圧力差、または通常の動作条件での圧力比に基づいてデザインされる。 動作条件は、圧縮機に対するいくつかの動作パラメーター、
    特に可動部分の温度によって表わされる。 ステータおよびベアリングに対する可動部分のクリアランスは、これらのいろいろな部品の膨張(停止中の圧縮機と通常動作中の圧縮機との間の温度上昇に起因する)を考慮に入れる。

    【0003】過圧が小さい(典型的に、コンプレッサーとして動作する場合には1バールのオーダーであり、真空ポンプとして動作する場合には0.5バールのオーダーである)場合には、殆どの圧縮機、特にプロファイルされたロータを有する回転形機は、冷却しなくても運転でき、膨張は適度な状態に留まっている。

    【0004】過圧が大きい場合、および動作時間が長い場合には、冷ガスまたは冷流体回路へ導入して圧縮機を冷却しなければならない。

    【0005】圧縮機を冷却することは、性能および安全性は高まるが、特に補助的な装置が必要であるためとても費用がかかることになる。

    【0006】結果として、冷却は高圧縮比で長時間使用する場合にのみ必要であることが分かる。 従って、事前に定めたチャートに従って、圧縮機を最高速度で運転する時間を制御し制限すれば、冷却の必要性をなくすことができる。 このことは、例えば、Hibon International
    社によって販売されるRoots-Hibon-Series SCスーパーチャージャー用の運転マニュアル(1993年3月)に記載されている。

    【0007】しかし、最高速度で運転する段階の間のみについてこのような圧縮機を制御し運転することは、需要によって速度が変わり処理サイクルが短く圧縮段階および/またはポンピング段階が非常に短いプラント、あるいは可逆的な圧縮機を用いて稼動するプラント(たとえば出願人の名義である文献EP-A-0743087に記載されているプラント)で実施するのは、簡単なことではない。

    【0008】

    【発明が解決しようとする課題】本発明の主題は、典型的に圧力スウィング吸着タイプの流体処理プラントに関係する流体圧縮機を、断続的に運転および制御するシンプルで効果的なデザインの方法であって、冷却しない圧縮機の場合も含めて、運転上の適応性が非常に大きく安全性の高い方法である。

    【0009】

    【課題を解決するための手段】このことを行うために、
    本発明の1つの特徴によれば、プラントの運転中に、圧縮機の相対運動する2つの部品間の少なくとも1つのクリアランスを測定し、この測定に基づいてプラントの運転を変更する。

    【0010】より詳細な特徴によれば、クリアランス測定信号を発生させ、この信号を予め決めた閾値と比較して、信号が一時的に閾値を超えたときにプラントの運転を変更する。 特に、圧力スウィング吸着タイプのプラントの場合には、吸着サイクルまたは脱着サイクルの全部または一部を変更する。

    【0011】圧縮機、特に回転形機におけるクリアランス測定は、当該技術分野において周知であり、例えば、
    文献US-A-5198763およびUS-A-5696444に記載されている。

    【0012】しかし、周知のクリアランス測定の目的は、本質的に、特に相対運動する部品が摩滅したときにゆっくりと恒久的に変化するクリアランスの変化をモニターして、最終的に警報を出しおよび/または圧縮機を停止することであり、本発明に係るガス処理プラントの運転を調整する連続プロセスを行うことではない。

    【0013】また本発明の主題は、流体を流体処理プラントの少なくとも一部の領域に導入しおよび/または流体をプラントから抽出するために、ステータ内に少なくとも1つの可動部分を備える少なくとも1つの流体圧縮機、より詳細には外部流体によって冷却されていないタイプの流体圧縮機を備える流体処理プラントであって、
    圧縮機は、可動部分の一部の領域とステータとの間のクリアランスを検出して信号を出す少なくとも1つの検出器と、前記信号に応答してプラントの運転を変更する制御装置とを備えるプラントである。

    【0014】最後に本発明の主題は、空気成分を、典型的に他の空気成分を1または複数の吸着床に保持させることによって製造することへの、このようなプラントの応用である。

    【0015】

    【発明の実施の形態】本発明の他の特徴および利点を、
    例示するために与えたが何ら限定を意味しない以下の実施形態の記載の中で、図面を参照して明らかにする。

    【0016】図1は、どちらか一方の側の圧力が大気圧である圧力スウィング吸着(VPSA(真空圧力スウィング吸着)と呼ばれる)による流体処理プラント1の全体の配置を示す。

    【0017】図示した例において、プラントは2つの吸着器A、Bを備え、これらにはそれぞれ少なくとも1つの吸着床が充填されている。 吸着器A、Bへの入口は、
    バッファタンクCを含む製造ライン2に接続され、また、分離すべきガス混合物(コンプレッサー4によって圧縮されている)を受け入れる取り入れライン3と排出ポンプ5に接続する排出ライン14とに、もう1つのバルブの組を介して選択的に接続可能となっている。

    【0018】好ましくはコンプレッサー4は、ポンプ5
    と同様に、複葉ロータ6を有し外部冷媒を使用しないいわゆるルーツタイプの回転形機であり、これは上述した
    Roots-Hibonのドキュメンテーションに記載されている。 ルーツタイプは、コンプレッサー4の過圧が1.3
    bar以下であることが要求されポンプ5の真空が0.
    6bar未満を保つことが要求される、大気空気から酸素を製造するこのタイプのVPSAプラントに最も適している。 コンプレッサー4およびポンプ5は、電気モーターM1およびM2によって、それぞれ駆動される。

    【0019】本発明においては、図1に詳細に示されているように、少なくとも1つの近接検出器7が、1つのロータ6の一端(たとえば図2に示す例では軸方向の端)の付近で、ポンプ5またはコンプレッサー4のケーシング8中に設けられていて、検出器7の参照面とロータ端面との間のクリアランスeを表わす信号を、中央制御ユニット9に送るようになっている。 こうして、回転形機がその速度およびいろいろな速度における動作時間に依存して膨張する効果が測定される。

    【0020】センサー7が出した信号は、中央制御ユニット9の比較器段階において、少なくとも1つの予め設定した参照値と比較される。 参照値は、プラント1の公称サイクルおよびユーザーがその場で課した速度変化に基づいて実験的に決定する。 この参照値によって表わされる閾値を超えると、ユニット9は信号11、12をコンプレッサーおよび/またはポンプ5に送って、その回転速度を一時的に下げ、および/またはそれらの停止時期の1つを早め、および/または圧縮機がそれほど強制的でない段階(a less stringent step)に移ることを早める。 これは、信号が閾値未満に戻るまで行われる。
    このようにして、ユニット9に記録されたプラントの公称サイクル設定が一時的に「強制」される。

    【0021】好ましくは、また付随的に、回転形機4および5に課された付加的なむだ時間(dead times)を考慮するために、ユニット9は信号13を種々の入口バルブおよび出口バルブにも送ることによってそれらの開/
    閉を早め、ライン2における製造ガスパラメーターをほぼ一定に保つ。

    【0022】上述したRoots -Series C machine(出力が180m 3 /時未満、ロータ6の直径が0.3m未満)のような圧縮機に対しては、ロータ用ドライブシャフトと反対側の圧縮機エンドプレート8内に磁気効果近接検出器7(たとえばMetrix Instrument社から販売されるもの)を、継続時間が60秒未満のVPSAサイクルの場合には、圧縮機の公称動作に対応して約1.25
    mmの制御距離eで組み込むことができる。 このようなVPSAサイクルとは、すなわち89%を上回る純度の酸素を少なくとも1つのゼオライト系吸着床上に生成するために、圧縮段階および吸入段階が25秒以下であるVPSAサイクルである。

    【0023】本発明を特定の実施形態について説明してきたが、それによって本発明は何ら限定されることはなく、請求の範囲の構成内において当業者が考え得る修正および変形が可能である。 特に、プロセスおよびプラントは、他のタイプのガス処理、たとえば吸着による合成ガスからの一酸化炭素または二酸化炭素の分離に、適用することができる。

    【0024】本発明は、一時的に過度に高い速度で動作することが、予期せずに強制される冷却式圧縮機にも適用可能である。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】本発明に係る圧力スウィング吸着による流体処理プラントの一例を概略的に示す図。

    【図2】本発明に係る回転形圧縮機の1つの実施形態を示す部分断面図。

    【符号の説明】

    1…流体処理プラント 2…製造ライン 3…取り入れライン 4…コンプレッサー 5…排出ポンプ 6…複葉ロータ 7…近接検出器 8…ケーシング 9…中央制御ユニット 11、12、13…信号 14…排出ライン A、B…吸着器 C…バッファタンク M1、M2…電気モーター

    ───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ナタリー・ドゥリブトゥシャー フランス国、94220 シャルントン、リ ュ・アルフレッド・サブーレ、9 (72)発明者 クリスチアン・モネロー フランス国、75011 パリ、リュ・ドゥ・ シャロンヌ、159

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