Movable vane compressor

申请号 JP35346496 申请日 1996-12-17 公开(公告)号 JPH10176687A 公开(公告)日 1998-06-30
申请人 Zexel Corp; 株式会社ゼクセル; 发明人 MURAYAMA TOSHIHIRO;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To reduce the weight of the rotor of a movable vane compressor, facilitate the manufacture thereof, and increase the sliding strength thereof at higher temperature without increasing the pressed allowance thereof into an associated shaft.
SOLUTION: A rotor comprises a metal end plate 30 integrated with a shaft 7, a metal end plate 31 pressed on the shaft 7, and a plurality of aluminum plates 32 pressed on the shaft 7 between the end plates 30 and 31. The end plate 30 surface-contacts with the end face of an aluminum front-side block facing the rotor, while the end plate 31 surface-contacts with the end face of an aluminum rear-side block facing the rotor.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 鉄系のシャフトと、 前記シャフトに固定され、カムリング内に回転可能に収容されるロータと、 前記ロータのベーン溝内に摺動可能に挿入されるベーンと、 前記カムリングの両端面に固定される一対のサイド部材とを備えているベーン型圧縮機において、 前記ロータが、 前記シャフトに固定され、前記一対のサイド部材のうちの一方のサイド部材のロータ側端面に面接触する鉄系の第1の端板と、 前記シャフトに圧入により固定され、前記一対のサイド部材のうちの他方のサイド部材のロータ側端面に面接触する鉄系の第2の端板と、 前記シャフトに圧入により固定され、かつ前記第1の端板と前記第2の端板との間に挟まれる複数のアルミニュウム系のプレートとを備えていることを特徴とするベーン型圧縮機。
  • 【請求項2】 前記第1の端板が前記シャフトと一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のベーン型圧縮機。
  • 【請求項3】 突起とこの突起に嵌合する凹部とで構成され、前記シャフトの軸方向に積層される前記第1の端板、前記第2の端板及び前記複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置ずれを阻止する位置ずれ防止手段を備えていることを特徴とする請求項1又は2記載のベーン型圧縮機。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】この発明はベーン型圧縮機に関し、特にシャフトへのロータの圧入代を大きくする必要がないベーン型圧縮機に関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来のベーン型圧縮機のロータはアルミニュウム系材料で製作され、ロータの中心孔に鉄系のシャフトを圧入することにより、ロータがシャフトに固定される。 ロータはカムリング内に回転可能に収容される。

    【0003】ロータの材料にアルミニュウム系材料を使用すると圧縮機の軽量化を実現できるが、ロータの製造は総削り、押出し又は鍛造で行なわれ、その製造作業はかなり煩雑であり、製造コストを高くする一因となっていた。

    【0004】また、ロータの材料にアルミニュウム系材料を使用した場合、ロータと面接触するサイドブロックの材料に鉄系材料を使用するか、サイドブロックの材料にアルミニュウム系材料を使用したときには、サイドブロックのロータ側端面に焼付きを防ぐための表面処理を施したり、アルミニュウム系材料のシリコン含有量を多くしたりするので、製造コストが高くなる。

    【0005】これに対し、サイドブロックの材料に鉄系材料を使用すると、ロータやサイドブロック等のシャフト以外の主な圧縮機構成部品にアルミニュウム系材料を使用した場合に較べ、圧縮機の重量が大きくなる。

    【0006】また、前述のように、アルミニュウム系のロータを鉄系のシャフトに圧入するが、両者の熱膨脹差によるシャフト、ロータ間のすべりを防ぐために(すべり強度を高くするために)、圧入代を大きくしなければならない。 しかし、圧入代を大きくすると、ロータのベーン溝の底部から中心孔へ亀裂が生じてロータが破断するに至ることがあった。 それを避けるためにはロータのベーン溝の底部からロータの中心孔までの寸法(肉厚)
    を大きくすればよいが、これではロータが大型化し、重量も重くなるという問題が生じる。

    【0007】

    【発明が解決しようとする課題】従来の他のベーン型圧縮機のロータとして、同一形状の複数の金属板を軸方向に積層し、これらの金属板をシャフトに固着してなるものがある(実開昭56−6979号公報)。 各金属板の中心部にはシャフトを挿通するための孔が形成され、金属板の外周縁には複数の切欠きが周方向に沿って等間隔に形成されている。

    【0008】このベーン型圧縮機のロータの場合、削り出し等のような煩雑な機械加工を行う必要がなく、金属板の打抜きによって製作できるので、製造コストを抑えることができる。

    【0009】ところが、金属板の圧入代を大きくしなければならないため、ロータの破断等の問題が残ってしまう。

    【0010】この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題はロータの軽量化、ロータの製造の容易化を図るとともに、シャフトへのロータの圧入代を大きくせずに高温時のすべり強度を得ることである。

    【0011】

    【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するため請求項1の発明のベーン型圧縮機は、鉄系のシャフトと、前記シャフトに固定され、カムリング内に回転可能に収容されるロータと、前記ロータのベーン溝内に摺動可能に挿入されるベーンと、前記カムリングの両端面に固定される一対のサイド部材とを備えているベーン型圧縮機において、前記ロータが、前記シャフトに固定され、前記一対のサイド部材のうちの一方のサイド部材のロータ側端面に面接触する鉄系の第1の端板と、前記シャフトに圧入により固定され、前記一対のサイド部材のうちの他方のサイド部材のロータ側端面に面接触する鉄系の第2の端板と、前記シャフトに圧入により固定され、かつ前記第1の端板と前記第2の端板との間に挟まれる複数のアルミニュウム系のプレートとを備えていることを特徴とする。

    【0012】複数のアルミニュウム系のプレートが鉄系の第1の端板と鉄系の第2の端板との間に挟まれるので、プレートをシャフトに圧入するとき、圧入代を大きくする必要がない。 また、シャフトに固定される鉄系の第1の端板及び鉄系の第2の端板は、シャフトと同様の鉄系材料で形成されているので、プレートの圧入代を大きくしなくとも高いすべり強度を得ることができる。

    【0013】また、プレート及び第2の端板は薄いプレートであるため、打抜きによって切欠きや中心孔を形成することができ、ロータの製造に削り出し等の煩雑な加工が不要である。

    【0014】更に、複数のアルミニュウム系のプレートが鉄系の第1の端板と鉄系の第2の端板との間に挟まれているので、第1の端板が一方のサイド部材のロータ側端面に面接触し、第2の端板が他方のサイド部材4のロータ側端面に面接触するので、焼付きが生じない。

    【0015】請求項2の発明のベーン型圧縮機は、請求項1の発明のベーン型圧縮機において、前記第1の端板が前記シャフトと一体に形成されていることを特徴とする。

    【0016】シャフトと第1の端板とが一体に形成されているので、第1の端板をシャフトと別体にしたときと較べ、ロータの強度が向上する。

    【0017】請求項3の発明のベーン型圧縮機は、請求項1又は2の発明のベーン型圧縮機において、突起とこの突起に嵌合する凹部とで構成され、前記シャフトの軸方向に積層される前記第1の端板、前記第2の端板及び前記複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置ずれを阻止する位置ずれ防止手段を備えていることを特徴とする。

    【0018】突起とこの突起に嵌合する凹部とで構成されるずれ防止手段によって、シャフトの軸方向に積層される第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置ずれが阻止されるので、ベーン溝の形状が崩れず、ベーンの進退動作が安定する。
    また、ロータ組付けの際、突起と凹部との嵌合によって第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置決めができる。 更に、ベーン溝の仕上げ加工に関し、ずれ防止手段によって第1、第2
    の端板及び各プレートの位置合わせが行われるので、ベーン溝の仕上げ加工が不要になる。

    【0019】

    【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。

    【0020】図2はこの発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機を示す縦断面図、図3は図2のIII −III 線に沿う断面図である。 このベーン型圧縮機は、カムリング1と、カムリング1の両開口端を閉塞するようにそれぞれ固定されたフロントサイドブロック3(一方のサイド部材)及びリヤサイドブロック(他方のサイド部材)4
    と、カムリング1内に回転可能に収納されたロータ2
    と、両サイドブロック3,4の端面にそれぞれ固定されたフロントヘッド5及びリヤヘッド6と、ロータ2のシャフト7とを備えている。 シャフト7は、両サイドブロック3,4にそれぞれ設けられた軸受8,9に回転可能に支持されている。

    【0021】前記フロントヘッド5には冷媒ガスの吐出口5aが、リヤヘッド6には冷媒ガスの吸入口6aがそれぞれ形成されている。 吐出口5aはフロントヘッド5
    とフロントサイドブロック3とにより形成される吐出室10に、吸入口6aはリヤヘッド6とリヤサイドブロック4とにより形成される吸入室11に、それぞれ連通している。

    【0022】前記カムリング1の内周面とロータ2の外周面との間には、2つの圧縮空間12が形成されている(図2には片方の圧縮空間12だけが見えている)。 ロータ2には複数のベーン溝13が設けられ、これらのベーン溝13内にはベーン14が摺動可能に挿入されている。 前記2つの圧縮空間12はベーン14によって仕切られて圧縮室が形成され、圧縮室の容積はロ−タ2の回転によって変化する。

    【0023】また、カムリング1の外周面には、2つの圧縮空間12に対応する2つの吐出ポート16が設けられている(図2には片方の吐出ポート16だけが見えている)。 更に、カムリング1の外周面には、弁止め部1
    7aを有する吐出弁カバー17がボルト18により固定されている。 カムリング1の外周面と弁止め部17aとの間には、吐出弁カバー17側に保持された吐出弁19
    が装着されている。 吐出ポート16が開いたとき、圧縮室内の圧縮された冷媒ガスは吐出ポート16、連通路2
    a,3a、吐出室10及び吐出口5aを通じて吐出される。

    【0024】前記リヤサイドブロック4には2つの圧縮空間12に対応する2つの吸入ポート(図示せず)が設けられている。 吸入ポートを介して吸入室11と圧縮空間12とが連通している。

    【0025】図1はこの発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機のロータを示す分解斜視図である。

    【0026】このロータ2は、鉄系の端板(第1の端板)30と、鉄系の端板(第2の端板)31と、複数のアルミニュウム系のプレート32とで構成されている。

    【0027】端板30は、シャフト7と一体に形成され、フロントサイドブロック3のロータ側端面3aに面接触する。 端板30のリヤ面30bには凹部33が設けられている。

    【0028】端板31は、シャフト7に圧入され、リヤサイドブロック4のロータ側端面4aに面接触する。 端板30のフロント面30aには突起34が設けられている。

    【0029】複数のアルミニュウム系のプレート32
    は、軸方向に積層された状態でシャフト7に圧入され、
    しかも端板30と端板31との間に挟まれている。 プレート32のフロント面32aには突起35が設けられ、
    プレート32のリヤ面32bには突起35と嵌合する凹部36が設けられている。

    【0030】端板30、端板31及びプレート32には、それぞれ複数の切欠き13aが設けられている。 プレート32及び端板31をシャフト7に圧入するとき、
    プレート32及び端板31の切欠き13aを端板30の切欠き13aに一致させることにより、ロータの2の複数のベーン溝13が形成される。

    【0031】シャフト7に端板31及びプレート32を組み付けるには、まず、シャフト7に複数のプレート3
    2を順次圧入する。 このとき最初のプレート32の突起35を端板30の凹部33に嵌合させるとともに、隣り合うプレート32の突起35とプレート32の凹部36
    とを嵌合させる。

    【0032】その後、シャフト7に端板31を圧入する。 このとき端板30の突起34をプレート32の凹部33に嵌合させる。

    【0033】このようにして端板31及びプレート32
    がシャフト7に組み付けられ、ロータ2が形成される。

    【0034】図示しないエンジンの回転動がシャフト7に伝わるとロータ2が回転する。 図示しないエバポレータからの出口から流出した冷媒ガスは吸入口6aから吸入室11に入り、この吸入室11から吸入ポートを通じて圧縮空間12に吸入される。 圧縮空間12内はベーン14によって仕切られて圧縮室が形成され、各圧縮室の容積はロータ2の回転にともなって変化するので、ベーン14間に閉じ込められた冷媒ガスは圧縮され、圧縮された冷媒ガスは吐出弁19を開き、吐出ポート16から吐出室10に流出し、更に吐出口5aから吐出される。

    【0035】この実施形態のベーン型圧縮機によれば、
    複数のプレート32は鉄系の端板30と鉄系の端板31
    との間に挟まれるので、プレート32をシャフト32に圧入するとき、圧入代を大きくする必要がない。 シャフト7に圧入される端板31は、シャフト7と同様の鉄系材料で形成されているので、両者間に熱膨脹差が無く、
    シャフト32の圧入代を大きくしなくとも高いすべり強度を得ることができる。

    【0036】また、プレート32及び端板31を積層させてロータ2を形成するので、打抜き等の単純な加工方法で切欠き13aや中心孔40aを形成することができ、削り出し等の煩雑な加工が不要になり、製造コストを低減することができる。

    【0037】更に、複数のアルミニュウム系のプレート32が鉄系の端板30と鉄系の端板31との間に挟まれているので、端板30がフロントサイドブロック3のロータ側端面3aに面接触し、端板31がリヤサイドブロック4のロータ側端面4aに面接触し、焼付きが生じない。 また、サイドブロック3,4に対する耐摩耗性等を無視できるので、シリコン含有率の高いアルミニュウム(例えばシリコン含有率15〜17%のAl)を用いる必要がなくなり、製造コストを低減することができる。

    【0038】また、シャフト7と端板30が一体に形成されているので、端板30をシャフト7と別体にしたときと較べ、ロータ2の強度が向上し、製造コストも抑制できる。

    【0039】更に、プレート32同士は突起35と凹部36との嵌合によって、プレート32と端板30とは突起35と凹部33との嵌合によって、プレート32と端板31とは突起34と凹部33との嵌合によって、それぞれ回転方向にずれないようになっているので、切欠き13aが軸方方向に一致し、ベーン溝13の形状が安定しているので、ベーン14の進退動作が安定する。 また、突起34,35と凹部33,35と(位置ずれ防止手段)で切欠き13aの位置決め機能が発揮されるので、シャフト7へのプレート32及び端板31の組付けが容易である。 更に、ベーン溝13の仕上げ加工に関し、端板30,31、各プレート32の位置合わせが行われるので、ベーン溝13の仕上げ加工が不要になる。

    【0040】なお、前述の実施形態では、端板(第1の端板)30をシャフト7と一体に形成した場合について述べたが、端板(第1の端板)をシャフト7と別体にし、その端板をシャフト7に圧入するようにしてもよい。

    【0041】

    【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明のベーン型圧縮機によれば、プレートをシャフトに圧入するとき、圧入代を大きくする必要がないので、ロータの破断を招かない。 また、シャフトに固定される鉄系の第1
    の端板及び鉄系の第2の端板は、シャフトと同様の鉄系材料で形成されているので、圧入代を大きくしなくとも高いすべり強度を得ることができる。

    【0042】また、鉄系の第1の端板が一方のサイド部材のロータ側端面に面接触し、鉄系の第2の端板が他方のサイド部材4のロータ側端面に面接触するので、焼付きが起きにくく、また表面処理が不要になるため製造コストを低減することができる。

    【0043】請求項2の発明のベーン型圧縮機によれば、第1の端板をシャフトと別体にしたときと較べ、ロータの強度が向上し、製造コストも抑制できる。

    【0044】請求項3の発明のベーン型圧縮機によれば、シャフトの軸方向に積層される第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置ずれが阻止されるので、ベーン溝の形状が崩れず、
    ベーンの進退動作が安定する。 また、突起と凹部との嵌合によって第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置決めができるので、
    シャフトへのプレート及び端板の組付けが容易になる。
    更に、第1、第2の端板及び各プレートの位置合わせが行われるので、ベーン溝の仕上げ加工が不要になる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】図1はこの発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機のロータを示す分解斜視図である。

    【図2】図2はこの発明の一実施形態に係るベーン型圧縮機を示す縦断面図である。

    【図3】図3は図2のIII −III 線に沿う断面図である。

    【符号の説明】 1 カムリング 2 ロータ 3 フロントサイドブロック 3a フロントサイドブロックのロータ側端面 4 リヤサイドブロック 4a リヤサイドブロックのロータ側端面 7 シャフト 13 ベーン溝 14 ベーン 30,31 鉄系の端板 32 アルミニュウム系のプレート

    【手続補正書】

    【提出日】平成8年12月27日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0018

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0018】突起とこの突起に嵌合する凹部とで構成されるずれ防止手段によって、シャフトの軸方向に積層される第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置ずれが阻止されるので、ベーン溝の形状が崩れず、ベーンの進退動作が安定する。
    また、ロータ組付けの際、突起と凹部との嵌合によって第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置決めができる。 更に、ベーン溝の仕上げ加工に関し、ずれ防止手段によって第1、第2
    の端板及び各プレートの位置合わせが行われるので、ベーン溝の仕上げ加工が容易になる。

    【手続補正2】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0039

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0039】更に、プレート32同士は突起35と凹部36との嵌合によって、プレート32と端板30とは突起35と凹部33との嵌合によって、プレート32と端板31とは突起34と凹部33との嵌合によって、それぞれ回転方向にずれないようになっているので、切欠き13aが軸方方向に一致し、ベーン溝13の形状が安定しているので、ベーン14の進退動作が安定する。 また、突起34,35と凹部33,35と(位置ずれ防止手段)で切欠き13aの位置決め機能が発揮されるので、シャフト7へのプレート32及び端板31の組付けが容易である。 更に、ベーン溝13の仕上げ加工に関し、端板30,31、各プレート32の位置合わせが行われるので、ベーン溝13の仕上げ加工が容易になる。

    【手続補正3】

    【補正対象書類名】明細書

    【補正対象項目名】0044

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【0044】請求項3の発明のベーン型圧縮機によれば、シャフトの軸方向に積層される第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置ずれが阻止されるので、ベーン溝の形状が崩れず、
    ベーンの進退動作が安定する。 また、突起と凹部との嵌合によって第1の端板、第2の端板及び複数のアルミニュウム系のプレートの周方向の位置決めができるので、
    シャフトへのプレート及び端板の組付けが容易になる。
    更に、第1、第2の端板及び各プレートの位置合わせが行われるので、ベーン溝の仕上げ加工が容易になる。

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