The pressure seal for the vacuum pump

申请号 JP2002521836 申请日 2001-08-09 公开(公告)号 JP2004507641A 公开(公告)日 2004-03-11
申请人 アルカテル; 发明人 デユラン,パスカル; ブルジヨワ,エマニユエル;
摘要 本発明は、2つのステータハーフシェル101、102と、2つの直接取り付けられる端部部品31、32とを、一体の連続した圧 力 シール33を間にはさんで組み立てることにある 真空 ポンプに関する。 圧力シール33は2つの環状末端部分34、35を備え、それらの末端部分は一般に互いに平行であり、かつ、一般にそれらに垂直な2つの側部部材36、37により接続される。 したがって、多段乾式真空ポンプを製作するために組み立てるべき構成部品の数が低減され、一方外部雰囲気に対する十分な不透過性を提供している。
权利要求
  • 直列に配置される複数の圧縮段(4〜8)から構成される多段乾式真空ポンプであって、該真空ポンプは、2つのはめ込みエンドピース(31、32)により両端部で閉じられるステータ内で回転するように取り付けられた少なくとも1つのロータを有し、前記ステータが、2つのハーフシェル(101、102)を、長手方向組立て面(30)で、径方向で共に組み立てることによって製作され、したがって、各圧縮段(4〜8)が、それぞれの前記ハーフシェル(101、102)の2つの対応する部分に含まれ、前記2つのハーフシェル(101、102)が、共に組み立てられると全ての圧縮段(4〜8)を含み、連続的な一体ガスケット(33)が、前記圧縮段(4〜8)を外部雰囲気から隔離するように、前記ハーフシェル(101、102)の前記長手方向組立て面(30)における周縁部の径方向の密封性と、前記ハーフシェル(101、102)と前記はめ込みエンドピース(31、32)との間での軸方向の端部密封性とを提供する役割を果たすことを特徴とする真空ポンプ。
  • 前記ガスケット(33)が、2つの環状末端部分(34、35)を備え、該環状末端部分が、概ね互いに平行であり、かつ環状末端部分に対して概ね垂直な2つの長手方向に伸びる部分(36、37)によって相互接続されることを特徴とする、請求項1に記載の真空ポンプ。
  • 組み立てた状態において、前記ガスケット(33)の前記長手方向に伸びる部分(36、37)が、前記長手方向組立て面(30)内において、前記2つのハーフシェル(101、102)の間で横方向に圧縮され、一方、前記2つの環状末端部分(34、35)が、一方では一緒に作用する前記2つのハーフシェル(101、102)と、他方では前記それぞれのはめ込みエンドピース(31、32)との間で圧縮されることを特徴とする、請求項2に記載の真空ポンプ。
  • 第1のはめ込みエンドピース(31)が、共に組み立てた前記2つのハーフシェル(101、102)により構成されるステータボディの第1の端部内で、対応する軸方向の凹所(45)をふさぐように形成された軸方向ノーズ(44)を有し、ガスケット(33)の第1の環状末端部分(34)が、前記軸方向ノーズ(44)に対して前記2つのハーフシェル(101、102)によって径方向に圧縮されることを特徴とする、請求項2または3に記載の真空ポンプ。
  • 前記軸方向ノーズ(44)が、前記ガスケット(33)の前記第1の環状末端部分(34)を受けるために周縁部の環状みぞ(46)を含むことを特徴とする、請求項4に記載の真空ポンプ。
  • 少なくとも1つの前記ハーフシェル(101)が、長手方向組立て面(30)内に、前記ガスケット(33)の前記長手方向に伸びる部分(36、37)を受けるために2つの長手方向のみぞ(47、48)を有することを特徴とする、請求項3から5のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
  • 前記ガスケット(33)の第2の環状末端部分(35)が、前記2つのハーフシェル(101、102)の端部表面(49)に対し第2のはめ込みエンドピース(32)によって軸方向に圧縮されることを特徴とする、請求項3から6のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
  • 前記2つのハーフシェル(101、102)が、ハーフシェルの第2の端部表面(49)内にそれぞれのみぞ(50)を備え、みぞが、前記ガスケット(33)の前記第2の環状末端部分(35)を受けるように形成されることを特徴とする、請求項7に記載の真空ポンプ。
  • 前記ガスケット(33)が、断面において実質的に円形であり、長方形の断面のみぞ(46、47、48、50)内に受け入れられることを特徴とする、請求項2から8のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
  • 前記ポンプが、ルーツ型の、またはクロー型の、または組み合せられたルーツおよびクロー型の多段一次ポンプを構成することを特徴とする、請求項1から9のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
  • 前記長手方向組立て面(30)が平面であり、かつ2つの連動するロータシャフトの軸(I−I、II−II)を含み、
    前記ガスケット(33)の前記長手方向に伸びる部分(36、37)が、概ね互いに平行であり、かつ、対になって径方向に向い合うそれぞれの接続領域(38〜41)において、環状末端部分(34、35)に接続されることを特徴とする、請求項2から9のいずれか一項に記載の真空ポンプ。
  • 说明书全文

    【0001】
    発明の技術分野本発明は、ルーツ(Roots)型多段ポンプ、クロー(claw)型ポンプ、組み合せられたルーツおよびクロー型ポンプなどの多段乾式真空ポンプに関する。
    【0002】
    このような多段乾式真空ポンプは、直列に接続される複数の圧縮段から構成される。
    【0003】
    図1および図2は、従来技術の多段ルーツ型乾式ポンプを示している。 図2は、このようなルーツ型ポンプのステータを示す縦断面斜視図である。 ステータ1において、吸気口2と排気口3との間に、それぞれ参照符号4、5、6、7、および8が付けられた、5つの連続した圧縮チャンバを見ることができる。 隣接するチャンバは、それぞれの横断壁9、10、11、および12によって分離され、それぞれの壁には、機械的に連動し、かつルーツ型またはクロー型の圧縮ローブ(compression lobe)を支えている2本の平行なロータシャフト(図示せず)を通すために、横断壁12内の穴13および14など、2つの穴が貫通している。 隣接するチャンバは、第1の圧縮チャンバ4の送気口を、第2の圧縮チャンバ5の吸気口に接続するガスフローダクト15など、ガスフローダクトを経由して相互接続される。
    【0004】
    圧縮チャンバ4〜8中に通っているロータローブは、穴13および14を貫通するロータシャフトの直径よりも大きい直径のものである。 したがって、単に軸方向に移動するだけで、ロータ全体を軸方向にステータ1内にはめ込むことは不可能である。 圧縮チャンバ4〜8を構成する空洞を作るような形で、一体のステータ1の機械加工を考えることも不可能である。
    【0005】
    機械加工および組立てを共に可能とし、かつまた良好な密封性をも持たせるため、知られている乾式真空ポンプのステータは、一般に、それぞれ参照符号16、17、18、19、および20が付けられた、複数のステータエレメントの軸方向のアセンブリとして組立てられ、それらのエレメントは、ステータエレメント16の前端部壁21などのそれぞれの前端部壁を介して互いに組み合わされ、壁の間に、それぞれシールリング22、23、24、25、および26をはさみ、それらのシールリングは、各圧縮チャンバ4〜8を外部雰囲気から隔離するように、軸方向に圧縮される。
    【0006】
    ルーツ型またはクロー型乾式ポンプのこのような構造によって、それぞれのステータエレメント16〜20を別個に機械加工することが必要になり、次いで、長時間かかり、かつ困難な組立て操作を実施することが必要となる。 組立て操作は、両ロータシャフトを支持枠にはめ込むこと、および第1のステータエレメント16まで、最後の圧縮チャンバ8におけるローブの位置を調節すること、最後のステータエレメント20をシールリング26とともに位置決めすること、最後から2番目の圧縮チャンバ7についてローブをはめ込むこと、最後から2番目のステータエレメント19をシールリング25とともに配置すること、などである。 真空ポンプの各圧縮段でシールするために、ロータローブとステータ壁とのすきまを極めて狭くするとすれば、このような組立ての実施が特に長時間かかり、かつ困難であることが理解されるであろうし、一般に、5段乾式真空ポンプにおいてこの操作を実施するには、数時間の労を要すると認められている。
    【0007】
    このような知られている多段乾式真空ポンプにおける他の問題は、第1のステータエレメント16と最後のステータエレメント20との間で誤差が蓄積されやすいとすれば、ステータエレメントを互いに位置合わせするのが困難であり、したがって、大量生産において、ロータとステータとの間のすきまを制御することを困難にしている点である。
    【0008】
    文献EP0476631AおよびJP03145594Aは、一般にロータシャフトに平行な長手方向組立て面で径方向に共に組み立てられる、2つのハーフシェルから構成されるステータを有する真空ポンプ構造体を記載している。 ステータは、その両端部で軸方向にはめ込まれる2つのはめ込みエンドピースにより、リークのない方法で閉じられる。 これらの文献では、このような、2つのハーフシェルという形態にあるステータ構造の利点に言及していないし、また、これらの文献では、ステータとロータとの間の密封性を提供する手段を記述していない。
    【0009】
    外部雰囲気とポンプの内部空洞との間にガスが通るのを防止するように、2つのハーフシェル間の長手方向組立て面における周縁部径方向の密封性を提供することと、同時に両端部においてハーフシェルとはめ込みエンドピースとの間に軸方向の密封性を提供することが、共に必要である点に困難性がある。
    【0010】
    従来のやり方では、両端部における軸方向の密封性は、従来技術によるポンプの図1および図2に示す種類のシールリングによって提供することができ、また周縁部の径方向の密封性は、2つのハーフシェル間で圧縮される長手方向のガスケットによって提供することができると考えられる。 残念なことに、この解決方法では、両端部において、周縁部の径方向の密封性を提供するガスケットと、軸方向の密封性を提供するO−リングとの間に、漏洩ラインが存在するという事実から生じる、主要な欠点が提起される。 したがって、密封性が不十分である。
    【0011】
    発明の概要本発明が提示する問題は、組立ての際、組み立てるべき部品の数を著しく低減することを可能にし、一方組立てを容易にし、かつ組立ての実施をより迅速にし、かつ一方でまた、ポンプ送りするガスが外部雰囲気により汚染されるどんな危険性をも、また外部雰囲気がポンプ送りするガスにより汚染されるどんな危険性をも回避するように、真空ポンプの内部空洞と外部雰囲気との間の満足される密封性を提供する、新しい多段乾式真空ポンプ構造体を構成することである。
    【0012】
    本発明における解決方法は、2つのハーフシェルの形態にあるステータ構造体において、両タイプの密封性を同時に提供する、連続的な一体シールガスケットを提供することにある。
    【0013】
    したがって、これらの目的、および他の目的を達成するため、本発明は、直列に配置される複数の圧縮段から構成される多段乾式真空ポンプであって、ポンプが、ステータ内に回転するように取り付けられた少なくとも1つのロータを有し、ステータが、その両端部で2つのはめ込みエンドピースによりリークしない方法で閉じられ、さらに、
    − ステータが、2つのハーフシェルを長手方向組立て面で径方向に共に組み立てることにより製作され、したがって、各圧縮段が、それぞれのハーフシェルの2つの対応する部分に含まれ、2つのハーフシェルが、2つのハーフシェルを共に組み立てると全ての圧縮段を含み、
    − 連続的な一体ガスケットが、圧縮段を外部雰囲気から隔離するように、ハーフシェルの長手方向組立て面における周縁部の径方向の密封性と、ハーフシェルとはめ込みエンドピースとの間の軸方向の端部密封性を、共に提供する役割を果たす、
    真空ポンプを提供する。
    【0014】
    有利な実施形態において、ガスケットは、2つの環状末端部分を備え、環状末端部分は、一般に互いに平行であり、かつ環状末端部分に対して一般に垂直な、2つの長手方向に伸びる部分によって相互接続される。
    【0015】
    この構造体のシールガスケットでは、組み立てた状態において、ガスケットの長手方向に伸びる部分は、長手方向組立て面内において、2つのハーフシェル間で横方向に圧縮され、また2つの環状末端部分は、一方では一緒に作用する2つのハーフシェルと、他方ではそれぞれのはめ込みエンドピースとの間で圧縮される。
    【0016】
    ガスケットの第1の環状末端部分に良好な圧縮を提供するため、共に組み立てた2つのハーフシェルにより構成される、ステータボディの第1の端部内の対応する軸方向の凹所(recess)をふさぐように形成した軸方向ノーズ(先端)を有する、第1のはめ込みエンドピースを用意するのが好ましい。 この方法で、ガスケットの第1の環状末端部分は、軸方向ノーズに対して2つのハーフシェルによって径方向に圧縮される。
    【0017】
    軸方向ノーズは、ガスケットの前記第1の環状末端部分を受けるための、周縁部の環状みぞ(groove)を含むことが好ましい。
    【0018】
    シールガスケットの位置決めを容易にし、かつその長手方向に伸びる部分に良好な圧縮を提供するため、少なくとも1つのハーフシェルは、その長手方向組立て面内に、ガスケットの長手方向に伸びる部分を受けるための2つの長手方向のみぞを有する。
    【0019】
    ガスケットの第2の環状末端部分は単に、2つのハーフシェルの端部表面に対し第2のはめ込みエンドピースによって軸方向に圧縮できる。
    【0020】
    2つのハーフシェルは、それらの第2の端部表面内に、それぞれのみぞを備えて、それらのみぞを、ガスケットの前記第2の環状末端部分を受けるように形成するのが好ましい。
    【0021】
    本発明の他の目的、特性、および利点は、添付図面を参照して示している、具体的な実施形態についての下記の記述から明らかになる。
    【0022】
    好ましい実施形態の説明図3から図10の実施形態において、本発明の多段乾式真空ポンプは、5段ポンプであり、その中には、図1および図2に示し、同一の参照符号によって識別される、従来技術によるポンプの通常の構造エレメントを見ることができる。 したがって、吸気口2、図中に見ることができない排気口、連続する圧縮チャンバ4、5、6、7、および8、圧縮チャンバを分離する横断壁9、10、11、および12、ロータシャフトを通す穴13および14、ならびに2つの連続する圧縮チャンバ間にガスを通すダクト15がある。 図8では、ロータ51および52をも見ることができる。
    【0023】
    本発明において、ステータは、それぞれ参照符号101および102が付けられた2つのハーフシェルから構成され、このハーフシェルは、長手方向組立て面30上で組合される。 長手方向組立て面30が平面であり、かつ、2つの連動するロータシャフトのそれぞれの軸I−Iおよび軸II−II(図3)を含むことが好ましい。
    【0024】
    結果として、ハーフシェル101および102を径方向に共に組み立てた後、ポンプの各圧縮段、例えば第1の圧縮チャンバ4、および圧縮チャンバ4が含むロータローブから構成される第1の圧縮段は、それぞれのハーフシェル101および102の2つの対応する部分に含まれる。 言い換えると、共に組み立てたならば、2つのハーフシェル101および102は、ポンプの全ての圧縮段を含む。
    【0025】
    このようにして、共に組み立てられたハーフシェル101および102により構成されるステータの主要ボディは、その両端部が、2つのはめ込みエンドピース、それぞれ第1のエンドピース31および第2のエンドピース32によって、リークしない方法で閉じられている。
    【0026】
    本発明において、外部雰囲気と真空ポンプの内部空洞との間の密封性は、連続的な一体のシールガスケット33が提供する。 図中に示しており、図9および図10中に最も明瞭に見ることができる実施形態において、シールガスケット33は、2つの環状末端部分34および35を備え、それらの環状末端部分は、一般に互いに平行であり、かつ一般にそれらに垂直な2つの長手方向に伸びる部分36および37によって相互接続される。 上述のステータの一般的構造に適合された本実施形態において、ガスケット33の長手方向に伸びる部分36および37は、一般に互いに平行であり、それらは、対になって図のように向い合う、それぞれの接続領域38、39、40、および41を介して、2つの環状末端部分34および35を相互接続している。
    【0027】
    図9に見ることができるように、本実施形態において、第1の環状末端部分34は一般に円形であり、また、第2の環状末端部分35よりも小さい直径であり、第2の環状末端部分35は、互いに対して垂直方向にオフセットされ、連動するロータが占有する空間の周囲にはまるように、それ自体形状が長円である。 長手方向に伸びる部分36および37は、第2の環状末端部分35のそれぞれ頂部および底部領域に、軸方向に直接接続されるが、長手方向に伸びる部分36および37は、第1の環状末端部分34には、ベンド42および43を介して径方向に接続される。
    【0028】
    図10の実施形態において、ガスケット33は、長手方向に伸びる部分36および37が断面である個所に見ることができるように、断面が実質的に円形である。 しかし、ガスケットは、何か他の形状、例えば正方形、長方形などの断面を有することが可能であろう。 ガスケットは、エラストマーで、または銅、アルミニウム、もしくはインジウム型金属などの任意の適当な材料で作ることができる。
    【0029】
    より具体的に図3および図4を参照すると、第1のはめ込みエンドピース31は、ステータの第1の端部における対応する軸方向の凹所45をふさぐように形成した軸方向のノーズ44を有する。 軸方向ノーズ44は、ガスケット33の第1の環状末端部分34を受けるための周縁部の環状みぞ46を有する。 結果として、組立てた位置において、ガスケット33の第1の環状末端部分34は、第1のはめ込みエンドピース31の軸方向ノーズ44上で、2つのハーフシェル101および102によって径方向に圧縮される。 環状みぞ46は、断面を長方形とし、ガスケット33の直径よりも浅い深さとすることができる。
    【0030】
    図4から図6に示すように、ハーフシェル101および102の少なくとも1つ、例えばハーフシェル101は、その長手方向組立て面30内に、ガスケット33の長手方向に伸びるそれぞれ部分36および37を受けるための2つの長手方向みぞ47および48(図3)を有する。 結果として、ガスケット33の長手方向に伸びる部分36および37は、長手方向組立て面30内において2つのハーフシェル101および102間で横方向に圧縮される。 長手方向みぞ47および48の断面を長方形とし、ガスケット33の直径よりも浅い深さとすることができる。
    【0031】
    図4および図7中に見ることができるように、ガスケット33の第2の環状末端部分35は、2つのハーフシェル101および102に対し、ステータの第2のはめ込みエンドピース32によって軸方向に圧縮される。 示した実施形態において、2つのハーフシェル101および102は、第1のハーフシェル101の端面49(図3)などの第2の端部におけるそれらの端面にみぞを有し、みぞ50などのこれらのみぞは、ガスケット33の第2の環状末端部分35を受けるために成形されている。 みぞ50などのみぞの断面を長方形とし、ガスケット33の直径よりも浅い深さとすることができる。 みぞ50などのみぞは、連続的なみぞを構成するように互いに接続し、かつ前記みぞはまた、長手方向組立て面30内の長手方向みぞ47および48と、それらの接続点で接続されている。
    【0032】
    本発明のポンプを組み立てるには、ガスケット33の第1の環状末端部分34を、第1のはめ込みエンドピース31の軸方向ノーズ44の環状みぞ46にはめ込み、次いで第1のハーフシェル101を横から、軸方向ノーズ44に対して取付ける。 ガスケット33の長手方向に伸びる部分36および37を、長手方向みぞ47および48中にはめ込み、ガスケット33の第2の環状末端部分35の第1の半分を、みぞ50にはめ込む。 そうすると、ロータの取付けが可能となり、圧縮チャンバ4〜8においてロータローブを位置決めするのが容易になる。 その後、第2のハーフシェル102を、軸方向ノーズ44に対するとともに、長手方向組立て面30に対して、横方向に取付けることができ、ガスケット33の第2の環状末端部分35の第2の半分が、第2のハーフシェル102の対応する前端部みぞ内に挿入される。 その後、第2のはめ込みエンドピース32を、ハーフシェル101および102の表面49などの、端部表面に対して軸方向に導入することができる。
    【0033】
    このようなポンプは、一般的な用途において、従来技術によるポンプよりも極めて迅速に組み立てることができる。 同時に、極めて有効なかつ満足される形で密封性が提供される。
    【0034】
    本発明は特に、ルーツ型の、クロー型の、またはルーツおよびクロー型の多段一次ポンプを製作するのに適用される。
    【0035】
    本発明は、上記において明確に記述した実施形態に限定されるものではなく、当分野における技術者の能力の範囲内にある種々の一般化および変形形態を含むものである。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】多段乾式真空ポンプのステータについての、従来技術による構造体の分解された斜視図である。
    【図2】ステータを組み立てた後の、図1におけるポンプを示す縦断面斜視図である。
    【図3】本発明の実施形態を構成する乾式真空ポンプについて、第1のステータハーフシェルおよび第1のエンドピースを示す斜視図である。
    【図4】両者間にはさんだ本発明のシールガスケットとともに、組み立てた後の第1のステータハーフシェルおよび第1のエンドピースを示し、かつまた組立て前の第2のステータハーフシェルおよび第2のエンドピースをも示す、分解された斜視図である。
    【図5】図3および図4の実施形態について、シールガスケットとともにステータハーフシェルを示す、2つの異なった視点からの斜視図である。
    【図6】図3および図4の実施形態について、シールガスケットとともにステータハーフシェルを示す、2つの異なった視点からの斜視図である。
    【図7】シールガスケットを適所に配置した、先行図面のステータハーフシェルの内部表面を示す側面図である。
    【図8】ロータを取付けた、切断面A−A上における図7のハーフシェルおよびガスケットの断面図である。
    【図9】本発明の実施形態を構成するシールガスケットの斜視図である。
    【図10】図9のシール用ガスケットの断面図である。

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