Electrically driven pump for circulating hydrogen

申请号 JP2006013082 申请日 2006-01-20 公开(公告)号 JP2007192181A 公开(公告)日 2007-08-02
申请人 Toyota Industries Corp; 株式会社豊田自動織機; 发明人 FUJII TOSHIRO; SUZUKI FUMIHIRO; NAKANE YOSHIYUKI; KAGAMI MASANAO; JOMARU KATSUTOSHI; KATO HIROAKI;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide an electrically driven pump for circulating hydrogen capable of increasing torque generated at start time without upsizing an electric motor and starting speedily even when a rotary body and a rotor chamber adhere closely and mutually due to freezing. SOLUTION: A driving shaft 31 is inserted into the electric motor 41 so as to rotate relatively to the electric motor 41, and a key 45 is provided on a peripheral face 31a of the driving shaft 31 so as to rotate integrally. An insertion groove 47 in which the key 45 is inserted is provided on an inner peripheral face 44a of a guide member 44. Width of an opening of the insertion groove 47 is larger than width of the key 45. The electric motor 41 is set so as to rotate by a rotation angle of 2° or more from a condition in which the key 45 is not abutted on inner faces 47A, 47B of the insertion groove 47 to a condition in which the key 45 is abutted on the inner faces 47A, 47B of the insertion groove 47. COPYRIGHT: (C)2007,JPO&INPIT
权利要求
  • 燃料電池で使用されなかった水素ガスを、水素源から供給される水素ガスと合流させて前記燃料電池に供給可能な水素循環経路を備えた燃料電池システムの前記水素循環経路を構成し、ハウジング内にはポンプ室が区画形成されているとともに電動モータが収容され、さらに、前記ハウジングには前記電動モータにより回転される回転軸が回転可能に支持されているとともに、前記ポンプ室内には前記回転軸の回転に伴い回転する回転体が収容された水素循環用電動ポンプであって、
    前記電動モータには前記回転軸が該電動モータに対し相対回転可能に挿通されるとともに、前記回転軸の周面、及び該回転軸の周面に対向する電動モータの周面のいずれか一周面には伝達部材が一体回転可能に設けられるとともに、他方の周面には前記伝達部材が挿入される挿入溝が凹設され、該伝達部材と挿入溝の内面との当接により電動モータの回転トルクが回転軸に伝達されるとされ、回転軸の回転方向に沿った前記挿入溝の開口幅は、該回転方向に沿った伝達部材の幅より広く、また、前記挿入溝の開口幅は伝達部材と挿入溝の内面とが当接しない状態から、伝達部材と挿入溝の内面とが当接するまでに電動モータが回転角2°以上回転可能に設定されていることを特徴とする水素循環用電動ポンプ。
  • 少なくとも前記伝達部材と挿入溝の内面とは潤滑油によって潤滑され、前記回転軸と電動モータとの間には前記潤滑油の電動モータ外への漏れを防止するシール手段が設けられている請求項1に記載の水素循環用電動ポンプ。
  • 前記回転軸の周面と電動モータの周面との間には前記回転軸の軸受け手段が介在されている請求項1に記載の水素循環用電動ポンプ。
  • 前記電動モータは、ステータと該ステータの内側に設けられてステータに対し相対回転可能なモータロータを備え、さらに、前記モータロータの内側に該モータロータと一体回転可能であり、前記回転軸がモータロータの回転方向へ回転するように該回転軸をガイドするガイド部材を備えており、該ガイド部材の内側に前記回転軸が挿通されるとともに、前記回転軸の周面に対向するガイド部材の内周面によって電動モータの周面が形成され、前記ガイド部材の内周面はモータロータの内周面に比して摩擦係数が小さく設定されている請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の水素循環用電動ポンプ。
  • 说明书全文

    本発明は、ハウジングには電動モータにより回転される回転軸が回転可能に支持されているとともに、ポンプ室内には回転軸の回転に伴い回転する回転体が収容された素循環用電動ポンプに関する。

    一般に、水素と酸素を反応させて発電する燃料電池システムでは、燃料電池にて使用されなかった未反応の水素ガス(所謂、水素オフガス)を前記燃料電池に再供給するための水素循環経路が設けられている。 この水素循環経路には水素オフガスを搬送させるためのポンプが設けられている。

    前記水素循環用のポンプとしては、例えば、電動ルーツ式ポンプが用いられている。 この電動ルーツ式ポンプは、ハウジング内に形成されたロータ室に一対のポンプロータが収容されているとともに、ハウジング内には前記ポンプロータを回転させる電動モータが収容されてなる。 そして、上記構成の電動ルーツ式ポンプにおいて、電動モータの回転に伴い一対のポンプロータが回転されると、水素オフガスが前記ロータ室内に吸入される。 さらに、一対のポンプロータの回転により、ロータ室内に吸入された水素オフガスはロータ室外へ吐出される。 そして、電動ルーツ式ポンプのポンプ作用により搬送された水素オフガスは、新たに供給された水素ガスに混合されることにより、燃料電池に再供給される。

    しかし、上記燃料電池システムにおいては、燃料電池の発電に伴って生成された水は、水素オフガスと共に燃料電池から排出され、さらに、水素オフガスと共にロータ室内に導入される。 すると、例えば、氷点下といった低温環境下で燃料電池システムが運転状態から停止されたとき、ロータ室内に水が残留していると、該水が凝縮して凍結してしまい、該凍結によりポンプロータの軸方向端面とロータ室の内壁面とが貼り付いてしまう。 ポンプロータの軸方向端面と、ロータ室の内壁面とが貼り付いた場合は、燃料電池システムの運転再開時に電動ルーツ式ポンプを起動することができなくなる虞があった。

    そこで、ポンプロータの軸方向端面と、ロータ室の内壁面とが貼り付いても起動することができる電動ルーツ式ポンプが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。 特許文献1に開示された電動ルーツ式ポンプ(特許文献1ではルーツ型圧縮機)は、駆動用モータとその電源との間に接続された切り替えスイッチと、駆動用モータが起動したか否かを検出する起動センサと、低温環境であることを検知する温度センサと、制御部とを備えている。 そして、特許文献1のルーツ型圧縮機において、制御部は、温度センサにより低温環境であることが検知された状態では、切り替えスイッチを操作して駆動用モータに正転指示を発する。 さらに、制御部は前記正転指示を出しても起動センサが駆動用モータの起動を検出しない場合には切り替えスイッチの操作により駆動用モータに逆転指示と正転指示とを繰り返して発する。 このため、制御部が逆転指示と正転指示とを繰り返して発することにより、駆動用モータに逆転トルクと正転トルクとが繰り返し発生するため、凍結した水が破砕され、ポンプロータがロータ室の内壁面から引き剥がされ起動が可能となる。

    特開2005−155409号公報

    しかし、特許文献1に開示のルーツ型圧縮機であっても、電動モータの発生トルクが小さい場合は、凍結した水を破砕するのに時間がかかり、ポンプの起動が遅れる可能性が高く、また、ポンプの起動を早く行うよう電動モータの発生トルクを大きくするためには、電動モータを大きくする必要があり、電動ルーツ式ポンプの体格が大型化してしまう。

    本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、電動モータの大型化を招くことなく起動時の発生トルクを大きくし、回転体とロータ室とが凍結によって貼り付いていても速やかに起動することができる水素循環用電動ポンプを提供することにある。

    上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、燃料電池で使用されなかった水素ガスを、水素源から供給される水素ガスと合流させて前記燃料電池に供給可能な水素循環経路を備えた燃料電池システムの前記水素循環経路を構成し、ハウジング内にはポンプ室が区画形成されているとともに電動モータが収容され、さらに、前記ハウジングには前記電動モータにより回転される回転軸が回転可能に支持されているとともに、前記ポンプ室内には前記回転軸の回転に伴い回転する回転体が収容された水素循環用電動ポンプであって、前記電動モータには前記回転軸が該電動モータに対し相対回転可能に挿通されるとともに、前記回転軸の周面、及び該回転軸の周面に対向する電動モータの周面のいずれか一周面には伝達部材が一体回転可能に設けられるとともに、他方の周面には前記伝達部材が挿入される挿入溝が凹設され、該伝達部材と挿入溝の内面との当接により電動モータの回転トルクが回転軸に伝達されるとされ、回転軸の回転方向に沿った前記挿入溝の開口幅は、該回転方向に沿った伝達部材の幅より広く、また、前記挿入溝の開口幅は伝達部材と挿入溝の内面とが当接しない状態から、伝達部材と挿入溝の内面とが当接するまでに電動モータが回転2°以上回転可能に設定されている。

    この構成によれば、伝達部材が挿入溝内に挿入され、電動モータが回転角2°以上回転すると、伝達部材と挿入溝の内面とが当接するようになっている。 そして、電動モータの回転に伴い伝達部材と挿入溝の内面とが当接した際には、電動モータの回転速度に応じた衝撃が回転軸に発生し、回転軸に衝撃トルクを発生させることができる。 そして、該衝撃トルクによって回転軸を回転させ、該回転軸を回転させることで回転体を回転させて回転体をポンプ室から引き剥がすことができる。 すなわち、水素循環用電動ポンプは、電動モータの起動トルクで回転体を回転させて該回転体をロータ室から引き剥がそうとするのではなく、起動時の発生トルクを大きくした衝撃トルクで回転体を回転させて該回転体をロータ室から引き剥がす構成とされている。 したがって、例えば、電動モータの起動トルクのみで回転体をポンプ室から引き剥がそうとする場合に比して、回転体とロータ室とが凍結によって貼り付いていても水素循環用電動ポンプを速やかに起動することができる。

    また、少なくとも前記伝達部材と挿入溝の内面とは潤滑油によって潤滑され、前記回転軸と電動モータとの間には前記潤滑油の電動モータ外への漏れを防止するシール手段が設けられていてもよい。

    この構成によれば、潤滑油によって少なくとも伝達部材と挿入溝の内面とが潤滑され、電動モータの回転に伴う伝達部材と挿入溝の内面との摺動部分の潤滑状態が良好状態となる。 そして、シール手段によって潤滑油が電動モータ外へ漏れないように防止されることから、前記摺動部分の潤滑状態が良好に維持され、回転軸と電動モータとの間での焼付等を防止することができる。

    また、前記回転軸の周面と電動モータの周面との間には前記回転軸の軸受け手段が介在されていてもよい。
    この構成によれば、軸受け手段によって回転軸を回転可能に支持し、回転軸の周面と、電動モータの周面との直接的な摺動を回避することができる。 したがって、回転軸の周面と電動モータの周面との焼付を防止することができ、伝達部材と挿入溝の内面とを衝突させる構成であっても、電動モータの耐久性が低下することを防止することができる。

    また、前記電動モータは、ステータと該ステータの内側に設けられてステータに対し相対回転可能なモータロータを備え、さらに、前記モータロータの内側に該モータロータと一体回転可能であり、前記回転軸がモータロータの回転方向へ回転するように該回転軸をガイドするガイド部材を備えており、該ガイド部材の内側に前記回転軸が挿通されるとともに、前記回転軸の周面に対向するガイド部材の内周面によって電動モータの周面が形成され、前記ガイド部材の内周面はモータロータの内周面に比して摩擦係数が小さく設定されていてもよい。

    この構成によれば、例えば、回転軸をモータロータの内側に直接挿通する場合に比して、回転軸の周面とガイド部材の内周面との間に発生する摩擦抵抗を小さくし、回転軸の周りで回転するガイド部材の回転速度を低下しにくくすることができる。 そして、伝達部材と挿入溝の内面とが衝突するときに発生する衝撃トルクは、ガイド部材の回転速度が速いほど大きくなることから、ガイド部材の回転速度の低下防止は衝撃トルクの減少防止に寄与することができ、回転体をポンプ室から効果的に引き剥がすことができる。

    本発明によれば、電動モータの大型化を招くことなく起動時の発生トルクを大きくし、回転体とロータ室とが凍結によって貼り付いていても速やかに起動することができる。

    以下、本発明の水素循環用電動ポンプを燃料電池システムにおける水素循環用ポンプとして用いられる電動ルーツ式ポンプに具体化した一実施形態を図1〜図3に従って説明する。 まず、燃料電池システム10は、図3に示すように、燃料電池11、酸素供給手段12、水素供給手段13を備えている。 燃料電池11は、例えば固体高分子型の燃料電池からなり、酸素供給手段12から供給される酸素と、水素供給手段13から供給される水素とを反応させて直流の電気エネルギー(直流電)を発生する(発電する)。 前記酸素供給手段12は、圧縮空気を供給するためのコンプレッサ14を備え、コンプレッサ14は燃料電池11の酸素供給ポート(図示せず)に管路15を介して連結され、管路15の途中に加湿器16が設けられている。

    前記水素供給手段13は、燃料電池11で使用されなかった水素ガス(いわゆる水素オフガス)を循環使用するための電動ルーツ式ポンプ17を備えている。 すなわち、この電動ルーツ式ポンプ17は、燃料電池11で使用されなかった水素オフガスを燃料電池11へと再び供給するために設けられている。 電動ルーツ式ポンプ17は燃料電池11の水素供給ポート(図示せず)に管路18を介して連結され、燃料電池11の水素排出ポート(図示せず)に管路19を介して連結されている。 また、水素供給手段13は、水素源(水素ガス供給源)としての水素タンク20を備えている。 水素タンク20は途中にレギュレータ(図示せず)を備えた管路21を介して管路18に連結されている。 そして、電動ルーツ式ポンプ17及び管路18,19により、燃料電池11で使用されなかった水素オフガスを水素タンク20から新たに供給される水素ガスとともに燃料電池11に供給可能な水素循環経路が構成されている。

    次に、前記電動ルーツ式ポンプ17について具体的に説明する。 なお、以下の説明において電動ルーツ式ポンプ17の「前」「後」は、図1に示す矢印Yの方向を前後方向とする。

    図1に示すように、本実施形態の電動ルーツ式ポンプ17のハウジングは、ポンプハウジングPと、モータハウジングMとから構成されている。 前記ポンプハウジングPは、ロータハウジング22の前端(図1では左端)に軸支部材23が接合固定され、さらに、前記軸支部材23の前端(図1では左端)にギヤハウジング25が接合固定されて形成されている。 そして、ポンプハウジングPにおいて、ロータハウジング22と軸支部材23との間には、ポンプ室としてのロータ室24が囲み形成されている。 なお、前記ロータ室24において、前記ロータハウジング22の内面と軸支部材23の内面は、ロータ室24の内壁面Hを形成している。 また、ギヤハウジング25と軸支部材23との間にギヤ室26が囲み形成されている。 前記モータハウジングMは、前記ギヤハウジング25の前端(図1では左端)に接合固定されている。 そして、ギヤハウジング25とモータハウジングMとの間にモータ室29が囲み形成され、このモータ室29内には電動モータ41が収容されている。

    ハウジングにおいて、前記モータハウジングMと、ロータハウジング22と、軸支部材23とには、回転軸たる駆動軸31がベアリング32を介して回転可能に支持されている。 さらに、ロータハウジング22と、軸支部材23とには、前記駆動軸31と平行をなす従動軸35がベアリング36を介して回転可能に支持されている。

    前記ロータ室24内において、駆動軸31には回転体としての駆動ロータ39が取付固定され、従動軸35には回転体としての従動ロータ40が取付固定されている。 なお、駆動ロータ39において駆動軸31の軸方向に沿った方向を駆動ロータ39の軸方向とし、従動ロータ40において従動軸35の軸方向に沿った方向を従動ロータ40の軸方向とする。 前記駆動ロータ39と従動ロータ40は、駆動軸31と従動軸35の軸方向に直交する断面視が双葉状(瓢箪状)に形成された二葉型のポンプロータである。

    駆動ロータ39において、駆動軸31の軸方向に沿った前後両端面と、ロータ室24の内壁面Hとの間には僅かな隙間が形成されている。 また、従動ロータ40において、従動軸35の軸方向に沿った前後両端面と、ロータ室24の内壁面Hとの間には僅かな隙間が形成されている。 前記隙間は、駆動ロータ39の前後両端面とロータ室24の内壁面H、及び従動ロータ40の前後両端面とロータ室24の内壁面Hとが摺接して焼付等が生じることを防止するとともに、水素オフガスの漏れをより小さくするために小さな隙間となっている。 また、ロータハウジング22には、水素オフガスをロータ室24に吸引する吸入口(図示せず)と、該吸入口の対向位置にロータ室24内へ吸入された水素オフガスを吐出する吐出口(図示せず)が形成されている。 また、前記ギヤ室26内において、駆動軸31に固定された駆動ギヤ37と従動軸35に固定された従動ギヤ38とは噛合連結されている。

    そして、上記構成の電動ルーツ式ポンプ17を備える燃料電池システム10では、前記電動モータ41の回転駆動に基づき駆動軸31が回転すると、駆動ギヤ37と従動ギヤ38との噛合連結を通じて従動軸35が駆動軸31とは異なる方向へ回転する。 すると、ロータ室24内では、ポンプロータとしての駆動ロータ39と従動ロータ40とが回転する。 燃料電池11から排出された水素オフガスは、駆動ロータ39と従動ロータ40の回転に伴い管路19を介して吸入口からロータ室24内へ吸入される。 その後、駆動ロータ39及び従動ロータ40の外面と、ロータ室24の内壁面Hとが協働することにより、ロータ室24内に吸入された水素オフガスはロータ室24の吐出口側へ送り出され、該吐出口からロータ室24外の管路18へ吐出される。 その後、管路18へ吐出された水素オフガスは、水素タンク20から新たに供給される水素ガスとともに管路18から燃料電池11に再供給される。

    次に、前記電動モータ41について詳細に説明する。
    図1に示すように、電動モータ41は、モータハウジングMの内面に止着されたステータ42と、該ステータ42の内側に配設されるとともにステータ42に対し正逆両方向(図2(b)に示す矢印R方向)へ相対回転可能なモータロータ43とを備えている。 また、電動モータ41は、前記モータロータ43の内側に、前記矢印R方向へモータロータ43と一体回転するガイド部材44とを備えている。 前記ステータ42はステータコイル42aを有し、該ステータコイル42aは複数本のリード線(図示せず)を介して外部電源(図示せず)に電気的に接続されている。

    また、図2(a)に示すように、前記モータロータ43は円筒状に形成され、該モータロータ43の内側には前記ガイド部材44が圧入され、この圧入状態ではモータロータ43の内周面にガイド部材44の外周面が圧接されている。 さらに、ガイド部材44の内側には、前記駆動軸31が挿通配置されている。 駆動軸31は、前記ベアリング32によってハウジング(モータハウジングM及び軸支部材23)に回転可能に支持されており、該駆動軸31の周面31aと、該周面31aに対向するガイド部材44の内周面44aとの間には極僅かなクリアランスCLが形成されている。 そして、駆動軸31は、ガイド部材44に対して相対回転可能に支持されている。

    駆動軸31の周面31aには、駆動軸31の軸方向に沿って直線状に延びるキー溝31bが凹設されている。 そして、このキー溝31bには、細長板状をなすキー45が圧入されており、キー45は駆動軸31に一体化され、駆動軸31と一体回転可能になっている。 なお、キー45において、駆動軸31の軸方向に沿った方向をキー45の長さ方向とし、キー45において、駆動軸31の回転方向に沿った厚みをキー45の幅とする。 そして、前記キー溝31bには、キー45の長さ方向に沿った一側部45aが圧入されており、この圧入状態では、キー45の長さ方向に沿った他側部45bが駆動軸31の周面31aよりガイド部材44側へ向けて突出している。 さらに、ガイド部材44の内周面44aに対向する駆動軸31の周面31aであって、ガイド部材44の前後両側と対応する位置には、シール手段としてのOリング46が装着されている。 そして、このOリング46は、ガイド部材44の内周面44aと、駆動軸31の周面31aとの間に封入された潤滑油の電動モータ41外への漏れを防止している。

    図2(b)に示すように、ガイド部材44の内周面44aにおいて、前記キー45と対向する位置には、該キー45の他側部45bが挿入される挿入溝47が凹設されている。 この挿入溝47は、駆動軸31の回転方向(矢印Rに示すモータロータ43の回転方向)に沿って広がるように開口形成されている。 そして、挿入溝47の内面において、前記回転方向に沿って対向する一対の側面47A,47Bのうち、一方の側面47Aは、キー45の幅方向に対向する一方の側面45Aに当接し、挿入溝47の他方の側面47Bは、キー45の他方の側面45Bに当接するようになっている。 また、挿入溝47の開口幅は、挿入溝47の一方の側面47Aとキー45の一方の側面45Aとの間、及び挿入溝47の他方の側面47Bとキー45の他方の側面45Bとの間のうち、少なくともいずれか一方の間に間隙が形成されるように設定されている。 すなわち、挿入溝47の開口幅は、キー45の幅より広く形成されている。

    そして、前記挿入溝47において、駆動軸31の回転方向に沿った開口幅(一方の側面47Aから他方の側面47Bまでの開口幅)は、キー45が挿入溝47内に挿入された状態で、モータロータ43が回転角2°回転することを許容する値に設定されている。 すなわち、挿入溝47の開口幅は、例えば、キー45の一方の側面45Aと挿入溝47の一方の側面47Aとが当接した状態からモータロータ43が2°回転したとき、キー45の他方の側面45Bと挿入溝47の他方の側面47Bとが当接するように設定されている(図2(b)における角度θが2°となるように設定されている)。 言い換えると、キー45の他方の側面45Bと挿入溝47の他方の側面47B(内面)とが当接しない状態から、モータロータ43が2°回転したとき、該キー45の他方の側面45Bと挿入溝47の他方の側面47Bとが当接するように設定されている。 なお、挿入溝47の開口幅は、挿入溝47内にキー45が挿入された状態でモータロータ43が2°回転可能としたが、開口幅は、キー45の厚みや駆動軸31の直径に依存して任意に変更してもよい。 すなわち、モータロータ43の回転に伴い、挿入溝47の側面47A,47Bをキー45の45A,45Bに衝突させたとき、駆動軸31に所要の衝撃トルクを発生させることが可能であれば開口幅は任意に設定してもよい。 また、図2(b)では、理解を容易とするために角度θを誇張して描いている。

    なお、前記所要の衝撃トルクとは、該所要の衝撃トルクによって駆動軸31を回転させ、該駆動軸31の回転に伴い、ロータ室24の内壁面Hに氷結した駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから引き剥がすことを容易とするトルクである。 そして、挿入溝47の開口幅が狭すぎると、前記衝撃トルクが小さくなり、駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから引き剥がすことが困難になり好ましくないため、モータロータ43を2°回転可能とする開口幅を必要とする。 一方、挿入溝47の開口幅を広くすればする程、前記衝撃トルクは大きくなるが、衝撃トルクが大きすぎるとキー45や挿入溝47の側面47A,47Bが損傷を受ける虞があるため、モータロータ43をその回転角が最大30°回転可能とする開口幅以下に設定することが好ましい。

    前記挿入溝47内には前記潤滑油が封入されており、該潤滑油によって挿入溝47とキー45との潤滑状態が良好とされている。 また、ガイド部材44の内周面44aは、研磨加工が施されており、該ガイド部材44が圧入されることとなるモータロータ43の内周面よりも平滑化されている。 すなわち、ガイド部材44の内周面44aにおける摩擦係数は、モータロータ43の内周面における摩擦係数より小さくなっている。

    さて、燃料電池システム10が運転状態にあり、上記構成の電動ルーツ式ポンプ17が運転状態にあるときには、燃料電池11で生成された水を含む水素オフガスは、管路19を介して吸入口からロータ室24内へ吸入される。 ロータ室24内の水は、駆動ロータ39及び従動ロータ40の前後両端面とロータ室24の内壁面Hとの隙間や、内壁面H、駆動ロータ39及び従動ロータ40の周面に付着する。 そして、低温環境下では、前記水がロータ室24の内壁面Hや、駆動ロータ39及び従動ロータ40の壁面に結露する。 さらに、氷点下で燃料電池システム10が運転状態から停止され、駆動ロータ39及び従動ロータ40が停止したとき、ロータ室24内の水が凍結し、該凍結により駆動ロータ39及び従動ロータ40の前後両端面とロータ室24の内壁面Hとが氷結して互いに固着した状態となる。

    上記固着状態における燃料電池システム10の運転再開時、電動ルーツ式ポンプ17を起動させる際には、電動モータ41において、外部電源からステータコイル42aに電流を流し、ステータコイル42aとモータロータ43との間の電磁誘導作用によってモータロータ43を回転させる。 なお、図2(b)の2点鎖線に示すように、電動モータ41を起動する前の状態では、挿入溝47の側面47Bがキー45の側面45Bに当接しているものとする(挿入溝47の側面47Aがキー45の側面45Aに当接していない状態)。 そして、モータロータ43が回転すると、モータロータ43における挿入溝47の側面47Aがキー45に向かって移動し、図2(b)の実線に示すように、該側面47Aがキー45の側面45Aに衝突する。 すると、該衝突に伴い、キー45には衝撃トルクが発生し、該キー45に一体回転可能とされた駆動軸31にも該衝撃トルクが発生して、この衝撃トルクによって駆動軸31が回転する。 前記衝撃トルクは、電動モータ41の起動トルクに回転速度が加わることで起動トルクよりも大きくなる。

    この発生した衝撃トルクは、駆動ギヤ37と従動ギヤ38との噛合連結を通じて従動軸35、さらには、駆動ロータ39と従動ロータ40に伝達される。 そして、前記衝撃トルクによって駆動ロータ39と従動ロータ40は回転する。 その結果、駆動ロータ39の前後両端面、及び従動ロータ40の前後両端面と、ロータ室24の内壁面Hとの間を固着させた氷が破砕され、駆動ロータ39及び従動ロータ40がロータ室24の内壁面Hから引き剥がされるとともに、駆動ロータ39及び従動ロータ40とロータ室24との固着状態が解消される。 そして、駆動ロータ39及び従動ロータ40がロータ室24から引き剥がされた後、挿入溝47の側面47Aのキー45への当接によって、モータロータ43の回転が駆動軸31に伝達され、電動ルーツ式ポンプ17が運転される。

    上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
    (1)電動モータ41を駆動軸31に対して相対回転可能に構成し、駆動軸31の周面31aにキー45を一体回転可能に設けるとともに、電動モータ41におけるガイド部材44の内周面44aにキー45が挿入される挿入溝47を形成した。 また、挿入溝47の開口幅をキー45の幅より広くし、モータロータ43が回転角2°回転すると挿入溝47(側面47A,47B)がキー45(側面45A,45B)に衝突するように構成した。 そして、電動モータ41の起動時、挿入溝47(側面47A,47B)をキー45に衝突させることで、起動時に発生するトルクを大きくした衝撃トルクを駆動軸31に発生させ、該衝撃トルクによって駆動軸31を回転させることができる。 そして、衝撃トルクによって駆動軸31を回転させることで、駆動ロータ39及び従動ロータ40を回転させ、駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから引き剥がすことができる。

    したがって、電動ルーツ式ポンプ17の起動時には、発生トルクを大きくした衝撃トルクによって駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24から引き剥がすことができる。 すなわち、電動ルーツ式ポンプ17の起動時には、該電動ルーツ式ポンプ17の起動トルクに加え、駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24から引き剥がすためのトルクをさらに発生させる必要がなくなる。 したがって、駆動ロータ39及び従動ロータ40がロータ室24の内壁面Hに氷結していても、速やかに電動ルーツ式ポンプ17を起動することができ、この起動を速やかに行うために大型の電動モータ41を搭載する必要もなくなり、電動ルーツ式ポンプ17の大型化を抑制することができる。

    (2)挿入溝47には潤滑油が封入され、該潤滑油によって挿入溝47とキー45とが潤滑されている。 また、駆動軸31の周面31aと、ガイド部材44の内周面44aとの間にも潤滑油が封入され、両周面31a,44aが潤滑されている。 そして、駆動軸31の周面31aにはOリング46が装着され、該Oリング46によって潤滑油の電動モータ41外への漏れを防止している。 したがって、電動モータ41と駆動軸31との間での焼付を防止し、さらに、挿入溝47とキー45との焼付を防止して、電動ルーツ式ポンプ17を円滑に駆動させることができる。

    (3)モータロータ43の内側にはガイド部材44が圧入され、該ガイド部材44の内周面44aの内側に駆動軸31が挿通されている。 そして、ガイド部材44の内周面44aは研磨加工が施され、モータロータ43の内周面に比して摩擦係数が低くなっている。 このため、例えば、モータロータ43の内側に駆動軸31が挿通されている場合に比して、駆動軸31との間の摩擦抵抗を小さくすることができ、挿入溝47のキー45への衝突速度を低下させにくくすることができる。 その結果として、衝撃トルクを減少させにくくして、駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから効果的に引き剥がすことができる。

    (4)モータロータ43のトルク伝達のために設けられたキー45を用い、挿入溝47の開口幅を設定するだけで、駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから引き剥がすことができる。 すなわち、簡単な構成で、電動ルーツ式ポンプ17の起動時に駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから効果的に引き剥がすことができる。 したがって、駆動ロータ39及び従動ロータ40をロータ室24の内壁面Hから引き剥がすために、切り替えスイッチ、制御部、温度センサ等を設ける背景技術に比して、電動ルーツ式ポンプ17の体格をコンパクトにすることができる。

    (第2の実施形態)
    次に、本発明の水素循環用電動ポンプを燃料電池システムにおける水素循環用ポンプとして用いられる電動ルーツ式ポンプに具体化した第2の実施形態を図4に従って説明する。 なお、以下に説明する第2の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。

    図4に示すように、駆動軸31において、その軸方向に沿ったガイド部材44(電動モータ41)の前後両端側には端板50が駆動軸31に圧入固定されている。 この端板50は駆動軸31と一体回転可能になっている。 また、各端板50において、ガイド部材44の前後両端面に対向する面には、シール手段としてのOリング51が装着されている。 そして、ガイド部材44の前後両端面と、端板50との間に介在されたOリング51によって、駆動軸31の周面31aとガイド部材44の内周面44aとの間、さらには、キー45と挿入溝47との間に封入された潤滑油の電動モータ41外への漏れが防止されている。 したがって、電動モータ41と駆動軸31との間での焼付を防止し、さらに、挿入溝47とキー45との焼付を防止して、電動ルーツ式ポンプ17を円滑に駆動させることができる。

    (第3の実施形態)
    次に、本発明の水素循環用電動ポンプを燃料電池システムにおける水素循環用ポンプとして用いられる電動ルーツ式ポンプに具体化した第3の実施形態を図5に従って説明する。 なお、以下に説明する第3の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。

    図5に示すように、ガイド部材44の内周面44aには円環状をなすドライベアリング60が装着されている。 このドライベアリング60は、金属材料より摩擦係数の小さい固体潤滑材(例えば、ポリテトラフルオロエチレン、ポリアセタール、ポリアミド)によって形成されている。 そして、ドライベアリング60はガイド部材44と一体回転可能であるとともに、該ドライベアリング60の内周面60aによって駆動軸31の周面31aを回転可能に支持している。 すなわち、ドライベアリング60の内周面60aと、駆動軸31の周面31aによってすべり軸受けが構成され、ドライベアリング60は駆動軸31の周面31aとガイド部材44の内周面44aとの間に介在される軸受け手段を構成している。 そして、ドライベアリング60によって、駆動軸31の周面31aとドライベアリング60の内周面60aとの間の摺動抵抗が低減され、駆動軸31が円滑に回転するようになっている。

    すなわち、駆動軸31は、その周面31aとガイド部材44の内周面44aとが直接摺動して回転するのではなく、ドライベアリング60を介して回転する。 そして、ドライベアリング60の摺動性によって、駆動軸31の周面31aの焼付を防止しつつ、円滑に回転させることができ、電動モータ41の耐久性を向上させることができる。 なお、挿入溝47に潤滑油を注入した構成としてもよく、この場合にはドライベアリング60によって挿入溝47の潤滑油が電動モータ41外へ漏れることを防止している。

    (第4の実施形態)
    次に、本発明の水素循環用電動ポンプを燃料電池システムにおける水素循環用ポンプとして用いられる電動ルーツ式ポンプに具体化した第4の実施形態を図6に従って説明する。 なお、以下に説明する第4の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。

    図6に示すように、ガイド部材44の内周面44aと駆動軸31の周面31aとの間には軸受け手段としてのラジアルベアリング61が装着されている。 そして、ラジアルベアリング61によって、駆動軸31がガイド部材44(モータロータ43)に対して相対回転可能に支持されている。 また、ラジアルベアリング61はグリス(潤滑油)封入タイプであり、ラジアルベアリング61に封入されたグリスによってラジアルベアリング61の潤滑が維持され、駆動軸31が円滑に回転するようになっている。

    (第5の実施形態)
    次に、本発明の水素循環用電動ポンプを燃料電池システムにおける水素循環用ポンプとして用いられる電動ルーツ式ポンプに具体化した第5の実施形態を図7に従って説明する。 なお、以下に説明する第5の実施形態では、既に説明した第1の実施形態と同一構成については、同一符号を付すなどして、その重複する説明を省略又は簡略する。

    図7に示すように、ガイド部材44の内周面44aと駆動軸31の周面31aとの間には、シール手段としての軸封装置63が介在されている。 そして、軸封装置63によって、駆動軸31の周面31aとガイド部材44の内周面44aとの間に封入された潤滑油の電動モータ41外への漏れが防止されている。

    なお、各実施形態は以下のように変更してもよい。
    ○ 各実施形態において、駆動軸31の周面31aに挿入溝47を形成し、ガイド部材44の内周面44aにキー45の一側部45aを圧入し、挿入溝47内にキー45の他側部45bを挿入する構成としてもよい。 そして、モータロータ43の回転に伴いキー45を移動させて、キー45の側面45A,45Bを挿入溝47の側面47A,47Bに衝突させる構成としてもよい。

    ○ 各実施形態において、キー45と挿入溝47との当接までに電動モータ41が回転する角度を、電動モータ41におけるステータコイル42aの個数で360°を除して得られる値と同じとし、前記得られる角度を挿入溝47の開口幅としてもよい。 このように構成すると、電動モータ41への一度の通電によってモータロータ43が回転する角度分だけモータロータ43を移動させることで、キー45と挿入溝47とを衝突させることができ、電動モータ41の制御性を良好とすることができる。

    ○ 各実施形態において、ガイド部材44を削除し、モータロータ43の内側に駆動軸31を直接挿通し、モータロータ43に対して駆動軸31を相対回転可能としてもよい。 この場合、モータロータ43の内周面が、駆動軸31の周面31aに対向する電動モータ41の周面を構成している。 そして、駆動軸31の周面31a及びモータロータ43の内周面のうちいずれか一周面にキー45を一体回転可能に設け、他方の周面に挿入溝47を形成してもよい。

    ○ 各実施形態において、コイルへの通電及び非通電を複数回繰り返し、モータロータ43を正転方向及び逆転方向へ繰り返し回転させ、挿入溝47の側面47A,47Bと、キー45の側面45A,45Bとを繰り返し衝突させてもよい。

    ○ 各実施形態において、三葉以上の複葉状の駆動ロータ39及び従動ロータ40を用いた電動ルーツ式ポンプ17としてもよい。
    ○ 各実施形態において、駆動ロータ39及び従動ロータ40を駆動軸31及び従動軸35の軸方向に複数個、取付固定した多段式の電動ルーツ式ポンプとしてもよい。

    ○ 各実施形態では、電動ポンプを、駆動ロータ39及び従動ロータ40を回転体とした電動ルーツ式ポンプ17に具体化したが、電動ポンプを、スクリューロータを回転体とした電動スクリュー式ポンプに具体化してもよい。

    ○ 各実施形態において、ガイド部材44はモータロータ43の内側に圧入固定されているが、圧入固定に限らずネジやリベットによりガイド部材44をモータロータ43に固定してもよい。

    ○ 各実施形態において、挿入溝47の側面47A,47Bと、キー45の側面45A,45Bとは平面で形成され、平面同士の衝突によりトルク伝達を行っているが、どちらか一方を球面形状としてもよいし、他方を球面形状に沿う凹面形状としてもよい。

    第1の実施形態の電動ルーツ式ポンプを示す縦断面図。

    (a)は電動モータの拡大断面図、(b)は電動モータを示す図2(a)のA−A線断面図。

    燃料電池システムの構成図。

    第2の実施形態における電動モータの拡大断面図。

    第3の実施形態における電動モータの拡大断面図。

    第4の実施形態における電動モータの拡大断面図。

    第5の実施形態における電動モータの拡大断面図。

    符号の説明

    M…ハウジングを構成するモータハウジング、P…ハウジングを構成するポンプハウジング、10…燃料電池システム、11…燃料電池、17…水素循環経路を構成するとともに水素循環用電動ポンプとしての電動ルーツ式ポンプ、18,19…水素循環経路を構成する管路、20…水素源としての水素タンク、24…ポンプ室としてのロータ室、31…回転軸としての駆動軸、31a…周面、39…回転体としての駆動ロータ、40…回転体としての従動ロータ、41…電動モータ、42…ステータ、43…モータロータ、44…ガイド部材、44a…電動モータの周面を構成する内周面、45…伝達部材としてのキー、46,51…シール手段としてのOリング、47…挿入溝、47A,47B…挿入溝の内面としての側面、60…軸受け手段としてのドライベアリング、61…軸受け手段としてのラジアルベアリング、63…シール手段としての軸封装置。

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