pump

申请号 JP2010539282 申请日 2008-11-18 公开(公告)号 JP5053443B2 公开(公告)日 2012-10-17
申请人 チャンジュ キム; ソヨンパイルテックカンパニーリミテッド; 发明人 チャンジュ キム;
摘要
权利要求
  • シャフト、前記シャフトの外周面に備えられたローター、前記ローターの外周面に備えられたステータ、及び前記シャフトの両端を支持するベアリングを含むモーター部;
    前記モーター部のシャフトの旋回によって流体の吸入及び排出を引き起こすポンピング部;
    前記モーター部及び前記ポンピング部を収容するボディ;及び 前記ボディの外部に備えられ、風圧によって開放される外部冷却手段を含むことを特徴とする、ポンプ。
  • 前記外部冷却手段は、
    複数のリードバルブを有する弾性プレート;
    前記弾性プレートのリードバルブが風圧によって折り曲げられて開放される程度を制限するリミットプレート;及び 前記ボディと接触するリミットプレートの外部に備えられた弾性プレートを覆って前記ボディに固定するホルドプレートを含むことを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。
  • 前記ボディの外側面の中心部に形成されたネジ孔に結合されるネジ;
    前記ネジのヘッドを取り囲み、前記エラストマーホルダーを通じて装着孔が形成されたエラストマーホルダー;及び 第1端部がボディ固定体に結合され、第2端部が前記エラストマーホルダーの装着孔に結合され、第2端部に、上方に傾いた折曲部を有し、前記折曲部の端部には突条形離脱防止部が形成されたL形の装着ロッド;を含む防振型装着手段をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。
  • 前記防振型装着手段が結合される前記ボディの一部には放熱孔が形成され、前記放熱孔に対応する位置の前記ボディに異物防止カバーが備えられて前記防振型装着手段のエラストマーホルダーによって支持され、前記異物防止カバーは複数の通気部を有するスカート部を備え、
    前記ボディの放熱孔の周囲にはストップ突起が備えられ、前記異物防止カバーの下面は前記異物防止カバーのスカート部によって前記ストップ突起の上端から離隔されることを特徴とする、請求項3に記載のポンプ。
  • 前記ボディは、
    前記モーター部を収容する第1収容部を有するモーターボディ;及び 前記ポンピング部を収容する第2収容部、及び前記シャフトが回転する方向に対して接線方向に流体を吸入して排出する吸入口及び排出口を有するポンプボディ;を含み、
    前記モーターボディの所定位置には、モーター部の電源または制御用ワイヤが前記モーターボディの外側に伸びるように、引込部が形成され、前記引込部にはエラストマープラグが挿入され、前記エラストマープラグは複数の通孔を有し、前記モーターボディに結合されたプレートによって前記モーターボディに結合されることを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。
  • 前記ポンピング部は、
    前記シャフトの中心軸線に対して偏心したボアを有するシリンダー;
    前記シリンダーのボア内に備えられたキャリアであって、前記キャリアは前記シリンダーのボアの直径より小さい直径を有し、前記キャリアの中心部にはシャフト結合部を有し、前記キャリアには対称的放射状にガイドスロットが形成され、前記ガイドスロットは前記シャフト結合部に対して互いい一直線状に配列され、前記キャリアには前記ガイドスロットと互いに連通する挿入孔が形成されるように構成されるキャリア;
    前記キャリアのガイドスロットに備えられたベーン;
    前記キャリアの挿入孔に備えられ、前記ベーンが互いに連動して直線状に作動するように両端部で前記ベーンを支持する駆動スプリング;
    前記キャリアの上面に密着する第1プレートであって、前記シャフトが挿入される通孔が形成され、第1プレートの中心を含む直径線に対して対称位置の前記第1プレートの下面に二つの陥没部が形成されるように構成される第1プレート;及び 前記キャリアの下面に密着する第2プレートであって、第2プレートの中心を含む直径線に対して対称位置の前記第2プレートの上面に二つの陥没部が形成されるように構成される第2プレート;を含むことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプ。
  • 前記第1及び第2プレートの各陥没部に対応する位置の前記シリンダーの上下面には凹部が形成され、前記各プレートが直径線に沿って二つの部分に両分されるとき、それぞれの第1及び第2プレートの陥没部は対応プレートの二つの部分のいずれか1部分に配列され、
    前記キャリアのガイドスロット及び前記ベーンは二つであり、前記キャリアはその上下面のいずれか1面に摩擦抵抗を減らすための凹部を有することを特徴とする、請求項6に記載のポンプ。
  • 前記ボディのモーターボディ及びポンピングボディにそれぞれ内部冷却手段が備えられ、前記内部冷却手段は貯蔵空間部及び前記貯蔵空間部に内蔵された冷却流体を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のポンプ。
  • 说明书全文

    ポンプに関する本発明は、ポンプのボディをなすモーターボディとポンプボディにそれぞれ冷却流体を貯蔵する貯蔵空間部を備えることで、モーター部とポンピング部の放熱効果を極大化させ、加熱された流体は自然冷却方式で冷却させるとともに、LPGなどのガス燃料を使用する車両に外部ポンプとして使用される場合を考慮して空気でポンプを冷却させる外部冷却手段を備える。

    また、ポンプは、ボディ固定体(車体フレーム)に装着されるようにするとともにモーター部とポンピング部の振動及び車体振動が互いに伝達されることを防止するための防振型装着手段をさらに備える。

    また、シャフトに対して偏心したボアを有するシリンダーに内蔵されたベーンを備えたキャリアが旋回することにより、圧縮空間が移動し圧縮空間の容積が変化して流体が吸入されてから排出され、特にキャリアに対称状に配列された一対のベーンは内側面が単一駆動スプリングによって支持されるので、組立性が向上し、同一条件の他のポンプよりも性能の面で優れている。

    モーターハウジングの周囲に形成された流路に沿って流体が移動する方式でモーターを冷却する方法において、モーターハウジングの内部は相対的に高温状態になる。 これを魔法瓶効果という。 この効果のため、周囲がハウジングの内部より低温であってもモーター部とポンピング部は高温状態にある。 したがって、モーター部とポンピング部の過度な温度上昇、これによる効率の低下が発生する。

    これを解決するために、大韓民国公開特許第10−2001−0086066号(2001.09.07)の“流体冷却式の高比出電気モーター”が提案された。 このモーターは、熱伝導性及び電気絶縁性の充填材を含むポリマー材でなり、固定子を取り囲んでおり、外径の2倍以上の長さを有するモーターハウジングを含んでいる。

    しかし、冷却流体内蔵型冷却方式によってはモーター部とポンピング部を効率よく冷却させるのに限界があり、特に作動流体が高揮発性及び低粘度の場合は、ポンピング部の駆動による摩擦熱によって流体が気化することもでき、モーター部の動力発生による熱の伝達によって気化現象が発生することができるから、モーター部とポンピング部の駆動開始と同時に迅速な冷却が要求される。

    一方、ポンプとポンプが装着されるボディ固定体(車体フレーム)には互いに振動が伝達される。 ポンプからボディ固定体への振動伝達は車両の運転者にも伝達され、ボディ固定体からポンプへの振動伝達はモーター部とポンピング部の駆動効率を低下させる。

    したがって、本発明は前記のような従来技術の問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、モーター部及びポンピング部を収容するボディ内に備えられる内部冷却手段と、風圧によって開放される外部冷却手段とによって冷却がなされ、特にモーター部とポンピング部が駆動されるとき、外部冷却手段が開放されてモーター部及びポンピング部が迅速に冷却され、駆動が停止したとき、内部冷却手段及び自然冷却によって冷却されるようにする冷却手段を備えたポンプを提供することである。

    本発明の他の目的は、ポンプとポンプが装着される対象体(車体フレーム)の間で振動が互いに伝達されることを防止する、ポンプ用防振型装着手段を備えたポンプを提供することである。

    本発明のさらに他の目的は、モーター部の電源または制御用ワイヤのためのモーターボディの陥没引込部には複数の通孔を有するエラストマープラグが挿入されることで、ワイヤの固定及び防を保障することができる組立性及び性能に優れたポンプを提供することである。

    前記のような問題点を解決するために、本発明は、シャフト、前記シャフトの外周面に備えられたローター、前記ローターの外周面に備えられたステータ、及び前記シャフトの両端を支持するベアリングを含むモーター部;前記モーター部のシャフトの旋回によって流体の吸入及び排出を引き起こすポンピング部;前記モーター部及び前記ポンピング部を収容するボディ;及び前記ボディの外部に備えられ、風圧によって開放される外部冷却手段を含んでなるポンプを提供する。

    前記ポンプは、前記ボディの外側面の中心部に形成されたネジ孔に結合されるネジ;前記ネジのヘッドを取り囲み、前記エラストマーホルダーを通じて装着孔が形成されたエラストマーホルダー;及び第1端部がボディ固定体に結合され、第2端部が前記エラストマーホルダーの装着孔に結合され、第2端部に、上方に傾いた折曲部を有し、前記折曲部の端部には突条形離脱防止部が形成されたL形の装着ロッド;を含む防振型装着手段をさらに含むことができる。

    前記ボディは、前記モーター部を収容する第1収容部を有するモーターボディ;及び前記ポンピング部を収容する第2収容部、及び前記シャフトが回転する方向に対して接線方向に流体を吸入して排出する吸入口及び排出口を有するポンプボディ;を含むことができる。 前記モーターボディの所定位置には、モーター部の電源または制御用ワイヤが前記モーターボディの外側に伸びるように、引込部が形成されることができる。 前記引込部にはエラストマープラグが挿入されることができる。 前記エラストマープラグは複数の通孔を有し、前記モーターボディに結合されたプレートによって前記モーターボディに結合されることができる。

    本発明による冷却手段及び防振型装着手段を備えたポンプはつぎのような利点を有する。

    一つ目、このポンプは、ポンプのボディ内に冷却流体を貯蔵する貯蔵空間部を備える内部冷却手段だけでなく、モーター部とポンピング部が駆動されるとき、弾性プレートのリードバルブが風圧によって開放される外部冷却手段を有する。 特に外部冷却手段において、車両が走行し始めると、モーター部とポンピング部が作動し、リードバルブが車両の走行によって発生する風圧によって開放されるので、ポンプが迅速に冷却される。 モーター部及びポンピング部が駆動し始めると同時に動作する外部冷却手段は優れた応答性を有する。 一方、貯蔵空間と連通する交替孔がポンプに形成されるので、冷却流体を容易に新しい冷却流体と取り替えることができる。

    二つ目、ポンプが車両用に使用される場合、ゴムで一部が成形されたスクリューをポンプに組み立て、フック形状を有する別途の装着ロッドを車体に(ネジ、溶接などで)結合した後、ホルダーを装着ロッドに結合させる。 ここで、装着ロッドはホルダーが装着ロッドから離脱することを防止する離脱防止部を有する。 このような構造により、ゴムで作られたホルダーはモーター部及びポンピングの駆動による振動と車両の振動が互いに伝達されることを防止する。

    三つ目、このポンプは、放熱孔に異物が浸透することを防止する通気部を有するスカート部を備えるカバーを含む。 よって、本発明は、モーター部を冷却させる放熱機能を維持するにもかかわらず、異物防止効果を保障することができる。
    四つ目、モーター部に連結された電源または制御用ワイヤがエラストマープラグに差し込まれ、このエラストマープラグを加圧してモーターカバーに固定するプレートを備えるので、電源または制御用ワイヤが確かにモーターカバーに固定され、防水が保障される。

    本発明によるポンプのモーター部及びポンピング部を示す分解斜視図である。

    本発明によるポンプのモーターボディを示す分解斜視図である。

    本発明によるポンプのモーターカバー、防振型装着手段及び異物防止カバーを示す分解斜視図である。

    図3の線A−A'についての組立断面図である。

    本発明によるポンプの外部冷却手段を示す分解斜視図である。

    本発明によるポンプの組立断面図である。

    本発明によるポンプの部分平断面図である。

    以下、本発明を図1ないし図7を参照して詳細に説明する。

    本発明は、モーター部、ポンピング部、ボディ、モーターカバー、外部冷却手段、内部冷却手段、防振カバー、ポンプカバー、防振型装着手段及び異物防止カバーを含む。 前記構成要素及びこれらの結合関係を以下に詳細に説明する。
    図1を参照すれば、モーター部10は、シャフト11、ローター12、ステータ13及びベアリング14を含む。

    シャフト11は一端が非円形のD形状断面を有し、通孔15が貫設され、ローター12は内蔵コア12aと前記コア12aを取り囲むマグネット12bを備えてシャフト110の外周面に配設され、ステータ13はローター12のマグネット12bを取り囲む。

    また、ベアリング14はシャフト11の両端を支持するもので、ローター12とステータ13を介在してシャフト11の両端に配列され、上端に位置するベアリング14は後述するモーターカバー40の下面に挿入され、ベアリング14の下方への離脱を防止するための固定リングR1がシャフト11に嵌合され、下端に位置するベアリング14は後述するモーターボディ30Aの底面に挿入され、ベアリング14が上方に離脱することを防止するための固定リングR2がシャフト11に嵌合される。
    ポンピング部20は、シリンダー21、キャリア22、ベーン23、駆動スプリング24、第1プレート25及び第2プレート26を含む。

    シリンダー21は、シャフト11の中心から偏心して形成されたボア21aと、前後両面に後述する第1及び第2プレート25、26の陥没部25a、26aに対応して形成される凹部21bとを有する。

    キャリア22は、シャフト11の一端が挿入されるように、中心にシャフト結合孔22aが形成され、対称放射状のガイドスロット22bが形成され、シャフト結合部22aを基準として一直線上に位置する二つのガイドスロット22bを連結する挿入孔22cがそれぞれ形成され、シリンダー21のボア21aに内蔵され、ボア21aより小さな直径を有し、ボア21aに収容される。

    ここで、挿入孔22cはシャフト11の一端がシャフト結合部22aに挿入された状態でシャフト11の通孔15と対応するように形成される。

    一方、キャリア22は、下面、つまり後述する第2プレート26と接触する面に摩擦抵抗減少用凹部22dが形成される。 これはキャリア22と第2プレート26の接触面を最小化し、シャフト11によって旋回するキャリア22の円滑な流体の吸入及び排出のためのものである。

    ベーン23はキャリア22のガイドスロット22bにそれぞれ位置し、外側端にはシリンダー21のボア21aの内側面との面接触のための屈曲部23aが形成される。

    図7を参照すれば、駆動スプリング24はキャリア22の挿入孔22cに挿設され、駆動スプリング24の両端部で接触するように対称状に配設されるので、互いに向かう位置にある二つのベーンが直線状に運動する。 ここで、駆動スプリング24はキャリア22の挿入孔22c及びキャリア22のシャフト結合部22aと結合されるシャフト11の一端に形成された通孔15を順次通じて挿入される。 そして、通常四つのガイドスロットが形成され、それぞれのガイドスロットに配列される四つのベーンでなる従来のポンプは部品数が増加し、それによって組立性が落ち、ベーンの連動性による脈動が発生するなどの問題点があったが、本発明においては、二つのガイドスロットとそれぞれのガイドスロットに配列される二つのベーンでなるポンプを提供するので、同一部品数で製作された他のポンプよりポンピング能力が向上する。

    第1プレート25はシャフト11が挿入される中空25bを有する。 第1プレート25の下面には、第1プレート25の中心を含む直径線に対して対称位置に二つの陥没部25aが形成される。 第1プレート25はキャリア22の上面に密着する。 この際、二つの陥没部25aはシリンダー21の凹部21bと対応するように位置する。

    第2プレート26はキャリア22の下面に密着する。 第2プレート26の上面には、第2プレート26の中心を含む直径線に対して対称位置に二つの陥没部26aが形成される。 この際、二つの陥没部26aもシリンダー21のそれぞれの凹部21bと対応するように位置する。

    ここで、第1及び第2プレート25、26の各陥没部は、各プレート25、26を直径線に沿って両分したとき、対応プレート25、26の二つの部分のいずれか1部分に配置される。

    一方、シリンダー21及び第1及び第2プレート25、26には半円形ノッチ(図示せず)が形成され、半円形ノッチに固定ロッドHRが挿入されることにより、シリンダー21及び第1及び第2プレート25、26が互いに固定結合され、固定ロッドHRの一端が後述するポンプボディ30Bの内壁に挿入固定される。

    そして、第1及び第2プレート25、26には固定ロッドHRとともに補助固定ロッド(図示せず)が挿入される孔がそれぞれ形成され、補助固定ロッドは後述するポンプボディ30Bの内壁に挿入固定される。
    図2を参照すれば、ボディ30はモーターボディ30A及びポンプボディ30Bを含む。 本発明において、モーターボディ30A及びポンプボディ30Bは互いに一体的に形成される。

    モーターボディ30Aは、内部にモーター部10のための第1収容部31が形成され、外壁に放熱のための環状突起33が形成され、後述する外部冷却手段50が装着される連結具32が外周面に形成される。

    ポンプボディ30Bは、ポンピング部20のための第2収容部35が内部に形成され、シャフト11の回転方向に対して接線方向に流体が吸入、排出されるようにする吸入口36及び排出口37が一側面に形成され、外壁には、放熱のために、かつ後述する防振カバー70との結合の際に隙間が形成されるように外壁と防振カバー70との間に冷却流体を貯蔵するための環状突起38が形成されている。

    図3及び図4を参照すれば、モーターカバー40はボディ30のモーターボディ30Aの上部に固定結合されるもので、モーター部10の電源または制御用ワイヤWが外部に伸びるようにするリード孔41が上面一端に形成され、リード孔41にはワイヤWが挿入される複数の通孔42aが形成されたエラストマープラグ42が挿合され、エラストマー42の周囲を加圧して断面積を拡張させることで、エラストマープラグ42とワイヤWとの間の接触力が増加して、ワイヤWを確かに保持し、防水を保障するように、プレート42がリード孔41の上部に固定される。

    図5に示すように、外部冷却スダン50は、ボディ30の冷却のためにボディ30の外側に備えられ、風圧によって開放されるもので、弾性プレート51、リミットプレート52及びホルドプレート53を含んでなる。

    弾性プレート51は、風圧によって折り曲げられ、風圧が除去されると原状に戻る、つまり弾性力を有するリードバルブ51aが上下に多段に複数配列される。 この際、リードバルブ51aは“U”字形に切開され、上端に位置するリードバルブ51aは切開されなかった部位が上部に位置し、下端に位置するリードバルブ51aは切開されなかった部位が下部に位置するようにすることで、風圧によって折り曲げられたリードバルブ51aを通じて流入した空気がボディ30の中心にぶつかって上下左右に流れることになる。

    そして、一対の第1挿入孔51bが弾性プレート51に穿設される。 これは後述するリミットプレート52の挿入突起52bが挿入される孔で、組立の際にガイドの役割をする。

    リミットプレート52は弾性プレート51のリードバルブ51aが風圧によって折り曲げられて開放される程度を制限するストッパー52aを有し、そして弾性プレート51の第1挿入孔51b及び後述するホルドプレート53の第2挿入孔53bに挿入される一対の挿入突起52bを有する。

    ホルドプレート53はボディ30と接触するリミットプレート52の外側に位置する弾性プレート51を覆ってボディ30に固定するもので、ボディ30の前面に位置する垂直プレート53Aとボディ30の底面に位置する水平プレート53bとからなり、垂直プレート53Aと水平プレート53Bは一体的に構成される。

    垂直プレート53Aはモーターボディ30Aの連結具32に結合されるもので、弾性プレート51のリードバルブ51aと対応して開放孔53aが貫設され、リミットプレート52の挿入突起52bが挿入される第2挿入孔53bが貫設され、風圧に対する耐久性を増大させるために、プレス押出し方式による補強押出し部53cが形成されるとともに両端に折曲部(図示せず)が形成される。

    水平プレート53Bは垂直プレート53Aの下端に一端が一体的に連結され後述するポンプカバー80の底面に結合されるもので、耐久性を増大させるために、プレス押出し方式による補強押出し部53dが形成され、水平プレート53Bとの連結部位には補強リブ53eが形成される。

    図2、図6及び図7を参照すれば、内部冷却手段60は、モーターボディ30Aの外壁と第1収容部31との間に貯蔵空間部SS1が形成され、貯蔵空間部SS1に冷却流体が充填され、充填された冷却流体を交替するために、貯蔵空間部SS1と連通するように、モーターカバー40の上端には交替孔44が形成される。

    ポンプカバー80とポンプボディ30Bの結合によって形成される貯蔵空間部SS2にも冷却流体が充填され、充填された冷却流体を交替するために、貯蔵空間部SS2と連通するように、ポンプカバー80の外壁には交替孔82が形成される。 この際、交替孔44、82にはバインダスクリュー(図示せず)が締結される。

    図2及び図6を参照すれば、防振カバー70はポンプボディ30Bを取り囲むもので、ポンプボディ30Bの吸入口36及び排出口37との連通のための孔(図示せず)が形成され、貯蔵空間部SS2に充填された冷却流体が流入するように、上端には第1流入孔71が形成され、下面にも第2流入孔72が形成される。 そして、防振カバー70はゴム材でなるもので、ポンプボディ30Bに内蔵されたポンピング20から発生する振動を減らす。

    図2及び図6に示すように、ポンプカバー80は防振カバー70との間に貯蔵空間部SS2を形成する。 同様に、ポンプカバー80は貯蔵空間部SS2と連通する交替孔82を有する。 ポンプカバー80の外壁には放熱のための環状突起81が形成される。 また、ポンプボディ30Bの吸入口36及び排出口37との連通のための孔(図示せず)がポンプボディ30Bに形成される。
    図3及び図4を参照すれば、防振型装着手段90はボディ30をボディ固定体(例えば、車両のフレーム1)に連結する。

    詳しくは、モーターカバー40には上端中心部に突出部45が形成され、突出部45の中心にはネジ孔45aが形成され、突出部45の周囲にはモーターボディ30Aに内蔵されたモーター部10の放熱のための一対の放熱孔46が形成され、放熱孔46の周囲にはストップ突起46aが形成される。

    防振型装着手段90は、突出部45のネジ孔45aに結合されるネジ91と、ネジ91のヘッド91aを取り囲み、装着孔92aを有する一体型エラストマーホルダ92とを含む。 この際、ヘッド91aは非円形に形成されるので、ホルダ92内で空回転することを防止することができる。 そして、ホルダ92は、車両の振動がボディ30に伝達されることを防止するための防振用ゴム材でなる。

    防振型装着手段90はボディ固定体1に結合されるL形の装着ロッド93をさらに含む。 装着ロッド93の端部は突条形の離脱防止部93aを含み、離脱防止部93aは上向折曲部93bの端部に形成される。

    図3及び図4に示すように、異物防止カバー100は放熱孔46に異物が流入することを防止するとともに放熱孔46を通じて放熱されるようにするためのもので、下端に複数の通気孔101aが形成されたスカート部101を有し、モーターカバー40の突出部45に挿入されるように挿入孔102が形成される。

    そして、異物防止カバー100は突出部45のネジ孔45aに結合される防振型装着手段90のエラストマーホルダ92の下面によって支持され、異物防止カバー100の下面はスカート部101によってストップ突起46aの上端から離隔される。 これは、スカート部101の通気部101aに異物が流入してもストップ突起46aにかかるようにして、放熱孔46に異物が流入することを防止するためである。

    一方、図1及び図6を参照すれば、ポンプボディ30Bに位置するポンピング部20から作動流体がモーター部10に流入することを防止するためのシール部材SPがモーター部10のシャフト11に嵌合される。

    ここで、シール部材SPがポンピング部20と干渉することを防止するために、ポンピング部20の第1プレート25から離隔した位置に固定されるようにするC形の保持リング(図示せず)がシャフト11に結合される。

    そして、ポンピング部20の第2プレート26の下部に支持プレート4が配列され、第2プレート26と支持プレート4との間には密閉用Oリング3が配列され、支持プレート4を支持するためにポンプボディ30Bの内壁に埋め込まれるC形の保持リング5が支持プレート4の下部に配列される。
    前記のような構成を有する本発明によるポンプの動作を以下に説明する。

    偏心したボア21a内に配列されたキャリア22が第1及び第2プレート25、26とシリンダー21の結合体内でモーター部10のシャフト11の旋回によって回転するとき、遠心力によってベーン23の屈曲部23aが常にボア21aの内面と接触するので、キャリア22の円運動により、ベーン23がガイドスロット22bで出没する直線運動をする。

    ここで、キャリア22に対称状に配列されたベーン23は内側面が単一駆動スプリング24によって支持されるので、一つのベーン23がキャリア22のガイドスロット22bの内側に引っ込められると、駆動スプリング24の弾性力によって押され、駆動スプリング24の両端に位置する二つのベーン23は外側に露出され、よって二つのベーン23が互いに連動して動作する。

    したがって、作動流体は吸入口36に連通するように位置する第1及び第2プレート25、26の各陥没部25a、26aとシリンダー21の凹部21bに吸入され、ポンプボディ30Bの吸入口36に流入した作動流体はキャリア22のベーン23の連動的直線状運動による容積変化によって、ポンプボディ30Bの排出口に連通するように位置する第1及び第2プレート25、26の各陥没部25a、26aとシリンダー21の凹部21bに移動し、移動した作動流体は排出口37を通じて排出される。

    一方、外部冷却手段50は、モーター部10及びポンピング部20の駆動によって車両が走行すると、風圧によって弾性プレート51のリードバルブ51aが折り曲げられ、この際、リードバルブ51aが折り曲げられる程度を制限するリミットプレート52のストッパー52aに接触することになる。 したがって、折り曲げられた、つまり開放されたリードバルブ51aを通じて外部空気が流入してボディ30を冷却させる。
    そして、車両の停止の際には、外部の異物が流入することを防止するために、弾性プレート51のリードバルブ51aは自体弾性復元力によって原状に戻る。

    外部冷却手段50をなす弾性プレートとリミットプレート51、52の組立及び分離とボディ30への装着のためにホルドプレート53を備える。 ホルドプレート53は風圧に耐えるために耐久性を有する補強押出し部53c、53dが形成され、さらに両端に折曲部(図示せず)が形成される。

    一方、防振型装着手段90は、ボディ固定体1にボディ30を装着するとき、車両の走行による振動がボディ30に伝達されることを防止するためのもので、放熱孔46を覆う異物防止カバー100の挿入孔102の周囲を押して支持する。 また、モーターカバー40の突出部45のネジ孔45aにエラストマーホルダー92のネジ91が締結される。

    エラストマーホルダー92は、エラストマーホルダー92の装着孔92aが装着ロッド93の離脱防止部93a及び折曲部93bを介して装着ロッド93に結合されるように、ボディ固定体1に固定された装着ロッド93に装着される。 このような構造により、防振型装着手段90は振動の伝達を防止し、装着ロッド93の離脱防止部93aによってホルダー92の装着ロッド93からの離脱が防止される。

    図4を参照すれば、異物防止カバー100は下端に通気部101aが形成されたスカート部101を含み、通気部101aと放熱孔46のストップ突起46aとの間には所定の距離が置かれる。

    ここで、通気部101aは(放熱孔に異物が直接流入することを防止するために)ストップ突起46aの上端より低い位置に形成される。 また、通気孔101aが形成されたカバー100の下端内側面はストップ突起46aの外側面と接触しない。 また、ストップ突起46aの上端はカバー100の下面との接触を防止するためにカバー100の下面から所定の距離だけ離隔されている。 このような構造により、雨水などの異物が放熱孔46に流入することを防止するとともに外部空気が通気部101aを通じて放熱孔6に流入するようにすることができる。

    10:モーター部 11:シャフト 12:ローター 13:ステータ 14:ベアリング 20:ポンピング部 21:シリンダー 22:キャリア 23:ベーン 24:駆動スプリング 25、26:第1及び第2プレート 30:ボディ 30A:モーターボディ 30B:ポンプボディ 40:モーターカバー 41:引込部 42:エラストマープラグ 43:プレート 44:交替孔 45:突出部 46:放熱孔 50:外部冷却手段 51:弾性プレート 52:リミットプレート 53:ホルドプレート 60:内部冷却手段 70:防振カバー 71: 第1流入孔 72: 第2流入孔 80:ポンプカバー 81:環状突起 82:交替孔 90:防振型装着手段 91:ネジ 92:エラストマーホルダー 93:装着ロッド 100:異物防止カバー 101:スカート部 102:挿入孔 116:EFV 117:圧力レギュレータ

    QQ群二维码
    意见反馈