Working fluid feed system

申请号 JP2000572491 申请日 1999-09-28 公开(公告)号 JP2002525529A 公开(公告)日 2002-08-13
申请人 パーカー.ハニフィン.コーポレイション; 发明人 マクバーニット,ジェイムズ,ラバト;
摘要 (57)【要約】 温度 により限定される作動パラメータを持ちポンプ作用ギヤ20のジャーナル30、32を支える軸受34、36を保護する 流体 圧ギヤ・ポンプ10を提供する。 典型的にはこれ等のポンプ10は210°F以上の温度では作動しない。 しかし軸受34、36に悪影響を及ぼさないで約250°F程度の高い温度を持つ作動流体を送り込むことができる流体圧ギヤ・ポンプが必要である。 このような温度の作動流体を送り込むように、本発明によればポンプ10を使うシステムの戻し管路44をポンプ作用ギヤの1個のギヤ20を支えるジャーナル30の一端部58の潤滑室56に連結する。 熱交換器50により冷却した作動流体を次いでポンプ入口開口16の低圧領域内の低い圧 力 によりギヤ・ジャーナル30を支える軸受34と、ギヤ・ジャーナル30自体との間の境界面60を経て吸引する。 このようにして軸受34及びギヤ・ジャーナル30を戻し管路44又はタンク46内の作動流体より実質的に低い温度を持つ作動流体で潤滑する。
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 流体圧装置を駆動するように作動流体を送り込む作動流体送り込みシステムにおいて、 少なくとも1個の回転ポンプ部材であって、この回転ポンプ部材から延びる少なくとも1個の第1のジャーナルを持つ回転ポンプ部材と、 この回転ポンプ部材を受入れるポンプ作用室を形成し、このポンプ作用室に連結された入口開口及び放出開口を持つハウジングと、 前記回転ポンプ部材の第1のジャーナルを支えるように、前記ハウジング内に設けられた第1の軸受と、 作動流体により前記流体圧装置を駆動した後に前記ポンプ作用室内に作動流体を戻すように、前記入口開口に連結された戻し管路と、 この戻し管路と前記の軸受及びジャーナルとの間に潤滑管路により連結され作動流体を前記軸受及びジャーナルの潤滑のために使用するのに先だって、この作動流体を冷却するように、前記戻し管路と、前記軸受と前記ジャーナルとの間に潤滑管路により連結された熱交換器と、 を包含する作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項2】 前記回転ポンプ部材がギヤである請求項1の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項3】 前記潤滑管路が、前記回転ポンプ部材から遠い方の前記ジャーナルの端部に通ずるようにした請求項1の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項4】 前記回転ポンプ部材がギヤである請求項3の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項5】 前記回転ポンプ部材に、この回転ポンプ部材から前記第1のジャーナルとは反対の方向に延びる第2のジャーナルと、前記ハウジング内に位置し前記第2のジャーナルを支える第2の軸受とを設け、前記第2のジャーナル及び第2の軸受を、前記潤滑管路から潤滑流体を受け取るように連結した請求項4の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項6】 みぞを、前記回転ポンプ部材を貫く穴により連結された前記第1及び第2のジャーナルを貫く穴がみぞから成る請求項3の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項7】 前記第1及び第2のみぞの端部に隣接して設けられ潤滑流体を受け入れる潤滑室を備え、前記潤滑室が、前記ジャーナルと前記軸受との間で前記ポンプ作用室に連通する境界面と連通することにより、潤滑流体が前記潤滑室から前記境界面を経て前記ポンプ作用室内に流入し、前記放出開口から戻るようにした請求項6の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項8】 それぞれ前記ハウジングの前記ポンプ作用室内で相互にかみあうギヤから成る少なくとも2個の回転ポンプ部材を設けた請求項7の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項9】 流体圧装置を駆動するように作動流体を送り込む作動流体送り込みシステムにおいて、 少なくとも1対のかみあうギヤであって、これ等のギヤのハブから延びる第1
    及び第2のジャーナルを持つギヤと、 これ等の1対の互いにかみあうギヤを受入れるポンプ作用室を形成し、このポンプ作用室に連結された入口開口及び放出開口を持つ少なくとも1個のハウジングと、 前記互いにかみあうギヤの第1のジャーナルを支えるように、前記ハウジング内に設けられた第1の軸受と、 前記互いにかみあうギヤの第2のジャーナルを支えるように、前記ハウジング内に設けられた第2軸受と、 作動流体が前記流体圧装置を駆動した後に作動流体を前記ポンプ作用室に戻すように、前記入口開口に連結された戻し管路と、 前記軸受と前記ジャーナルとの潤滑のために作動流体を使用するのに先だってこの作動流体を冷却するように、前記戻し管路と前記軸受と前記ジャーナルとの間に潤滑管路により連結された熱交換器と、 を包含する作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項10】 前記潤滑管路が、前記互いにかみあうギヤから遠い方の前記ジャーナルの端部で潤滑室に連通するようにした請求項9の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項11】 少なくとも1対の前記第1及び第2のジャーナルの各端部の潤滑室を、前記互いにかみあうギヤの各ハブを貫いて、かつ前記第1及び第2
    のジャーナルを貫いて延びる穴により互いに連結した請求項10の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項12】 前記潤滑室を、前記ジャーナルと前記軸受との間で前記ポンプ作用室に連通する境界面と連通させることにより、潤滑流体が前記潤滑室から前記境界面を経て前記ポンプ作用室内に流入し、前記放出開口から戻るようにした請求項11の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項13】 前記1対のギヤのうちの一方のギヤが、アイドラ・ギヤであり、他方のギヤが駆動ギヤであり、前記穴が、前記一方のギヤだけと、その第1及び第2のジャーナルとを貫いて延びるようにした請求項12の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項14】 前記穴が、前記アイドラ・ギヤだけを貫いて延びるようにした請求項13の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項15】 それぞれポンプ作用ハウジング内に位置する2対の互いにかみあうギヤを設け、前記潤滑室の少なくとも1つを対向する対のジャーナル端部に隣接して配置した請求項14の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項16】 それぞれポンプ作用室内に位置する2対の互いにかみあうギヤを設け、前記穴が1個のギヤだけと、その第1及び第2のジャーナルとを貫いて延びるようにした請求項13の作動流体送り込みシステム。
  • 【請求項17】 それぞれポンプ作用ハウジング内に位置する2対の互いにかみあうギヤを設け、前記軸受及びジャーナルの潤滑のために作動流体を使用するのに先だってこの作動流体を冷却するように、前記戻し管路と、前記軸受と、
    前記ジャーナルとの間に潤滑管により熱交換器を連結した請求項9の作動流体送り込みシステム。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】

    本発明は、液圧ポンプ用潤滑システム、ことに外部ギヤ・ポンプの軸受用潤滑システムに関する。

    【0002】

    【従来の技術】

    ギヤ・ポンプのジャーナル及び軸受を潤滑するようにギヤ・ポンプにより送り込む(pump)流体(fluid)の使用は、互いに異なる圧で累積しないようにそれぞれ作動流体に通じ各軸受に沿う少なくとも1条のみぞを通常備えた種種の潤滑システムによってできる。 互いに異なる流体圧力は、たとえば各ギヤ歯が互いに分離するときに放出圧力降下又は流入圧力降下によって生ずる。 連続流れを生ずることにより流体は軸受を冷却する作用をする。

    【0003】 1つの手段は、各ギヤ歯の歯元の付近のポンプ圧力板面を過ぎて漏れる高圧の作動流体がギヤを支えるジャーナル及び軸受の長手に沿って下方に流れ各ジャーナルの外端部に集まるようにした高圧軸受潤滑がある。 次いで流体は、ポンプ・
    ハウジング内の軸受排液通路を経て流れポンプの入口開口に戻る。 各圧力板には又潤滑みぞを設けポンプの放出側からジャーナル及び軸受まで適当な流量が得られるようにする。

    【0004】 他の手段として、潤滑剤を各かみあい歯が互いに分離する低圧領域内に引入れる低圧軸受潤滑がある。 この低圧領域はギヤ・ジャーナルの端部の各室から油を吸引する。 これ等のギヤ・ジャーナルは、前記の各室に入口開口を連結する通路により入口開口から吸引される潤滑材を送給される。

    【0005】 これ等の手段は多くの用途に対して十分ではあるが、これ等の手段では各ギヤ・ポンプに210°Fの作動限度が付与される。 その理由は210°Fを超えた温度ではギヤ・ポンプの軸受を損傷することが分っているからである。 しかし約250°Fまでの温度を持つ作動流体を送り込む(pump)ことのできるギヤ・ポンプが必要である。

    【0006】 本発明の特徴として、たとえば約210°Fより高い温度のような高い温度の作動流体を送り込むように作用する作動流体ポンプを潤滑する新規な改良された構造を提供する。

    【0007】 この特徴及びその他の特徴により本発明は、少なくとも第1のジャーナルが延びる少なくとも1個の回転ポンプ部材を備え流体圧装置を駆動するように作動流体を送るシステムに係わる。 回転ポンプ部材はハウジングのポンプ作用室内に位置させてある。 このハウジングは、ポンプ作用室に連結した入口開口及び放出開口を持つ。 このハウジングは、ポンプ部材のジャーナルを支える少なくとも第1
    の軸受を備える。 ポンプにより送る作動流体は、流体圧装置を駆動した後戻し管路により入口開口に戻す。 戻し管路とギヤ・ジャーナル用軸受との間に潤滑管路により熱交換器を連結し軸受ジャーナルの潤滑用の流体を使うのに先だって戻り作動流体を冷却する。 なお本発明によればポンプ部材はギヤであり、又潤滑管路はこのギヤから遠い方のジャーナル端部で室に連結する。

    【0008】 なお本発明によれば、ポンプ部材は第1のジャーナルとは反対の方向に延びる第2のジャーナルを備え、又ハウジングは第2のジャーナルを支える第2の軸受を備える。 第2のジャーナル及び第2の軸受は互いに連結され潤滑管路から潤滑流体を受け取る。

    【0009】 さらに本発明によれば第2のジャーナルは、第1及び第2のジャーナルを貫いて延びる穴により潤滑管路に又ポンプ部材に連結してある。

    【0010】 本発明のその他の種種の特徴及びこれ等に伴う利点はそれぞれ同様な部品に同様な参照数字を使った添付図面による以下の説明から明らかである。

    【0011】

    【実施例】

    図1には、共にポンプ作用室(pumping chamber)18に通ずる放出開口(discharge opening)14及び入口開口(inl
    et opening)16を持つハウジング12を備えたギヤ・ポンプ10を示してある。 ポンプ作用室18には2個のギヤが設けられそのうち一個のギヤ2
    0だけを示してある。 よく知られているようにギヤ・ポンプ10のギヤの一方は被駆動ギヤ(図示してない)であり、他方のギヤはアイドラ・ギヤ(たとえばギヤ20)である。 これ等のギヤは、本説明で参照した、エリー(Eley)を発明者とする米国特許第4,553,915号明細書のギヤと同様に配置してある。 ギヤ20は、ハブ24に取付けたギヤ歯22を備え又フランク部分26及びルート部分28を備える。 ギヤ20のハブ24は一方の側から突出する第1のギヤ・ジャーナル30と他方の側から突出するギヤ・ジャーナル32とを持つ。 各ギヤ・ジャーナル30、32は、ハウジング12内に位置させた軸受34、36でそれぞれギヤ20を回転できるように支える。

    【0012】 矢印40により示した作動流体は、放出開口14からエンジン・シリンダ又は流体圧シリンダのような従動装置42に送られ戻し管路44を介しタンク46に戻す。 タンク46から流体は、入口管路48によりハウジング12入口開口16
    を経て戻される。 タンク46内の作動流体の温度がポンプ10の定格温度たとえば210°Fを越えると、この流体はポンプ10に戻してはならない。 その理由は、この流体はポンプを潤滑するのに使われるから、この流体はポンプ10の軸受34、36を過熱することにより各軸受34、36を損傷することがあるからである。 少なくとも若干の運転では作動流体はたとえば250°の高い温度になる。

    【0013】 本発明によれば、熱交換器50を戻し管路44及び潤滑管路52の間に連結してある。 潤滑管路52は又ハウジング12内の潤滑通路54に連結してある。 この潤滑通路54は又ギヤ・ジャーナル30の自由端部58に配置した潤滑材空洞56に連結してある。 従って戻し管路44内の戻し流体の少部分が熱交換器50
    により冷却する。 この熱交換器50はギヤ・ジャーナル30及び軸受34に近接して位置させる。

    【0014】 ギヤ・ジャーナル30及び軸受34の間の境界面60は、各ころ軸受部材間に空間のようなすきまを備える。 これ等のすきまにより、冷えた作動流体が潤滑材空洞56からギヤ・ジャーナル30及び軸受34の間に流れポンプ作用室18に戻ることができる。 境界面60を通るこの流れは、ギヤ20が駆動ギヤ(図1には示してない)からかみあいのはずれる場所でポンプ作用室18内の境界面60
    に通ずる低圧領域65によって生ずる。 低圧領域65に流入する作動流体は、放出開口14を経て送出すように入口管路48から入口開口16に入る作動流体に加わる。

    【0015】 図1の実施例ではハブ24からギヤ・ジャーナル30とは反対の側に突出するギヤ・ジャーナル32は冷却用の潤滑剤により潤滑する。 この潤滑剤は、ギヤ・
    ジャーナル30、ハブ24及びギヤ・ジャーナル32を貫いて延びる穴66を経て第2ギヤ・ジャーナル32の自由端部68の第2潤滑剤空洞67内に流れる。
    冷却用の潤滑剤は次いで潤滑剤空洞67から第2ギヤ・ジャーナル32及び第2
    軸受36の間の境界面70のすきまを経て流し戻す。 又境界面70の潤滑剤は、
    空間67内の圧力が低圧領域65内の圧力より高いから、ポンプ作用室18の低圧領域65内に流れる。 ギヤ・ジャーナル32及び軸受36を潤滑した作動流体は、次いで入口開口16内の作動流体に合流し放出開口14を経て放出される。

    【0016】 図2及び図3には、単一の入力軸83により駆動される1対のギヤ・ポンプ8
    0、82は作動流体を並流で送る本発明の1実施例を示してある。 ポンプ80は駆動ギヤ84及びアイドラ・ギヤ85を持つが、ポンプ82は駆動ギヤ86及びアイドラ・ギヤ87を持つ。 駆動ギヤ84は継手88により駆動ギヤ86に結合してある。 各ギヤ84、86は、区域91でかみあう歯90を持ち、各駆動ギヤ84、86が共にアイドラ・ギヤ85、87を駆動し入口92(図3に1つだけ示してある)から出口93に流体を運ぶことによりポンプ移送機能を生ずるようにする。

    【0017】 図2の構造では図1の構造と同様に戻し管路102に熱交換器100を位置させてある。 戻し管路102は、駆動ギヤ84、86の間に継手88を備えた継手空洞104に連結してある。 分りやすいように、図2の実施例では第1のギヤ・
    ジャーナル30a、30b、30c、30dは図1のギヤ・ジャーナル30に対応するが、第2のギヤ・ジャーナル32a、32b、32c、32dは図1の第2のギヤ・ジャーナル32に対応する。 継手空洞104から作動流体が境界面6
    0a、70a、境界面60b、70b、境界面60c、70c、及び境界面60
    d、70dを経て流出みぞ94(図3参照)を介し入口領域92に流れ、境界面60、70に沿い作動流体を吸引する低圧領域65a、65bを生ずる。

    【0018】 作動流体を継手空洞104から移送するように、アイドラギヤ85、87は、
    流体を潤滑室67b、67dの外部に取出すようにハブ24b、24b(と共にジャーナル30b、32b及びジャーナル30d、32d)を貫いて延びる穴6
    6b、66dを持つ。 各潤滑室67b、67dは潤滑室67a、67cに通じ冷却した潤滑剤を駆動ギヤ84、86に送り込む。 作動流体を熱交換器100により冷却した後戻し管路102内の作動流体の補助的冷却が必要の場合は、潤滑管路104内に第2の熱交換器110を配置する。

    【0019】 以上述べたところから当業者には明らかなように本発明はなおその精神を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができる。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 ギヤ・ポンプの一方のギヤを示した本発明による潤滑システムの縦断面図である。

    【図2】 ギヤ・ポンプを使う本発明による流体圧ポンプ潤滑システムの1実施例の縦断面図である。

    【図3】 図2の横断面図である。

    【符号の説明】

    10 ギヤ・ポンプ 12 ハウジング 14 放出開口 16 入口開口 18 ポンプ作用室 20 ポンプ部材(ギヤ) 30、32 ジャーナル 34、36 軸受 44 戻し管路 50 熱交換器 52 潤滑管路

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