Gear pump

申请号 JP1641098 申请日 1998-01-13 公开(公告)号 JPH10205460A 公开(公告)日 1998-08-04
申请人 Agfa Gevaert Ag; アグフア−ゲヴエルト・アクチエンゲゼルシヤフト; 发明人 JUELICHER WILHELM; GAUMITZ GERALD; HUPPERTZ GERT;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To prevent reduction of operation time of a gear pump which may be caused by precipitation of silver due to electrolysis of an emulsion of silver halide in the gear pump provided with two gears rotating in opposite directions to each other by forming recessions on the side surfaces of the gears, each having a sharp edge toward the rear side in a rotational direction.
SOLUTION: In a gear pump, gears 3, 4 are rotatably housed inside a space formed on a plate 1. In addition, a transferring space 5 and a sucking space 6 are formed. The gear 3 are driven in the direction indicated by an arrow, and at the same time, the gear 4 is driven in the opposite direction. Narrow groove-like recessions 7 having sharp edges 8 on the rear side are formed on the side surfaces of the gears 3, 4. The recessions 7 are extended toward the peripheries of the gears 3, 4, almost reaching the bottoms of the gears 3, 4. In such a gear pump, some emulsions of silver halide is precipitated in the recessions 7 generated during usage and transfer. Reuse is started after removing the precipitated silver.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 反対方向に運動する2個の歯車を具備する歯車ポンプであり、該歯車は互いに噛み合い従って圧力を漏らさない方式で互いに引離され、移送側と吸引側とを構成し、該歯車が収納されている中央の板、該歯車ポンプを周囲から密封する前方および後方の被覆板、該板を互いに連結する通常の装置、該歯車を支持する通常の装置、少なくとも一つの歯車を駆動する通常の装置、
    および圧送する液を供給し取り出す通常の装置を含む歯車ポンプにおいて、各歯車の各面には回転方向へ向かって見て後方に鋭い縁を有する少なくとも一つの凹みが備えられていることを特徴とする歯車ポンプ。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【産業上の利用分野】本発明はポンプの内部、特に歯車の面上に沈澱を生じる液を移送するのに特に適した歯車ポンプに関する。

    【0002】

    【従来技術及びその課題】歯車ポンプにより写真材料のハロゲン化銀の乳液を移送すること、特にそれを正確に計量することはヨーロッパ特許A 0 625 641
    号に記載されている。 またこの操作の途中で金属の銀が、特に歯車の面と前方および後方の被覆板との間に沈澱することも知られている。 これは特に前方および後方の被覆板によってつくられた歯車ポンプのハウジングの内部で歯車ポンプが回転し得るように非常に狭い間隙が取り付けられているからである。 (ヨーロッパ特許A
    0 625 641号の分解組立て図参照)。

    【0003】従来法によれば、銀の沈殿はハロゲン化銀乳液の電解によって生じるが、ハロゲン化銀乳液と接触するポンプの部分が「ステライト(stellit
    e)」と呼ばれる種類のコバルト合金から成っている場合には沈殿の生成を避けることができる。

    【0004】長期間にわたる試験の結果、この方法では銀の沈殿の生成を効果的に防ぐことは成功しないことが判った。

    【0005】銀の沈殿の層が、歯車の面と被覆板との間の間隙の幅で決定される或る厚さに達すると、駆動モーターは歯車を回転させることができなくなり、停止する。 機械的な損傷が起こる他に、生産が停止する。

    【0006】本発明の目的は銀の沈殿が生じるために短縮される歯車ポンプの操作時間を延長することである。

    【0007】本発明において驚くべきことにはは、歯車ポンプの両方の歯車の両方の面に、それぞれ回転方向へ向かって見て後方へ鋭い縁をもった少なくとも一つの凹みを取り付けると本発明の上記目的が達成されることが見出された。

    【0008】

    【課題を解決するための手段】従って本発明によれば、
    反対方向に回転する2個の歯車を具備する歯車ポンプであり、該歯車は互いに噛み合い従って圧を漏らさない方法で互いに引離され、移送側と吸引側とを構成し、さらに該歯車が収納されている中央の板、および該歯車ポンプを周囲から密封する前方および後方の被覆板、並びに該板を互いに連結する通常の装置、該歯車を支持する通常の装置、少なくとも一つの歯車を駆動する通常の装置、および圧送する液を供給し取り出す通常の装置を含む歯車ポンプにおいて、各歯車の各面には回転方向へ向かって見て後方に鋭い縁を有する少なくとも一つの凹みが備えられていることを特徴とする歯車ポンプが提供される。

    【0009】

    【発明の実施の形態】本発明の有利な展開は下記実施態様に記載されている。

    【0010】図1は前方の被覆板を取り去った本発明の歯車ポンプの上面図である。

    【0011】中央の板1は空間2を取り囲み、この空間の中で歯車3および4が動き、移送空間5および吸引空間6が形成されている。 歯車3は矢印の方向に駆動され、それにつれて歯車4は反対方向に回転する。 後方の縁8が鋭くなっている狭い溝孔の形をした凹み7が歯車の面に配置されている。

    【0012】他の部分の設計およびこの凹みの数は重要ではない。 しかし生産原価が不必要に上昇することを避け、僅かではあっても不均一な力がかからないようにするためには、凹みは幾何学的形状が簡単で、回転対称性をもった取付けを行うことが推奨される。

    【0013】図示のように後方の縁8は直線状であり、
    半径に沿って配置されていることができるが、そうでなくてもよい。 この凹みはすべての場所で同じ深さをもっていることができるか、そうでないこともでき、例えば前方の縁から後方の縁へと行くに従って次第に深くなっていることができる。 これによって製作が容易になる。
    凹みは歯車の周辺へ向かい出来るだけ歯車の歯の基底部まで、或いは歯の中へ入り込むように延びていなければならない。 また回転軸の所まで延びていることもできるが、この部分には銀の沈澱はほとんど生じないから絶対に必要ということではない。

    【0014】本発明の歯車ポンプは歯車の面に凹みをもたない歯車ポンプに比べ実質的に長い操作時間をもっている。 ポンプが通常のように停止した場合、使用期間および移送したハロゲン化銀乳液に依存して凹みの中に少量または多量の沈澱が見出される。 これらの銀の沈澱は容易に取り除くことができ、除去して再使用することができる。

    【0015】面自身には実質的に銀は存在しない。

    【0016】

    【実施例】

    実施例 1 粘度η=27mPa - sでAg含量が18g/リットルのハロゲン化銀/ゼラチン乳液を、凹み7をもたない図1に示した型の歯車ポンプによって移送した。 ポンプは背圧0.3〜2バールにおいて毎分75回転で動作させた。 移送された容積は毎時216リットルであった。

    【0017】駆動モーターの電流消費量は最初2.5A
    であり、90時間後には3.5Aに増加した。 そのすぐ後でポンプは停止した。 ポンプを分解した際、歯車の面およびポンプの他の部分に銀の沈澱が見出された。

    【0018】実施例 2 矩形の凹み7をもった図1に示した型の歯車ポンプを用いて実施例1を繰り返した。 使用したポンプには、各面に幅6mm、長さ15mm、深さ6mmで、鋭い縁8をもった凹身が3個等間隔に配置されていた。

    【0019】駆動モーターの電流消費量は常に2.5〜
    3Aであった。 ポンプを300時間より長い時間障害なく動作させた後、これを分解した。 銀の沈澱は凹み7の中だけに見出され、面には銀は存在しなかった。

    【0020】

    【好ましい態様】本発明の主な特徴および態様は次の通りである。

    【0021】1. 反対方向に運動する2個の歯車を具備する歯車ポンプであり、該歯車は互いに噛み合い従って圧力を漏らさない方式で互いに引離され、移送側と吸引側とを構成し、該歯車が収納されている中央の板、該歯車ポンプを周囲から密封する前方および後方の被覆板、
    該板を互いに連結する通常の装置、該歯車を支持する通常の装置、少なくとも一つの歯車を駆動する通常の装置、および圧送する液を供給し取り出す通常の装置を含む歯車ポンプにおいて、各歯車の各面には回転方向へ向かって見て後方に鋭い縁を有する少なくとも一つの凹みが備えられている歯車ポンプ。

    【0022】2. 簡単な幾何学的形状をもち面上に回転対称的に配置された数個の凹みが各面に備えられている上記第1項記載の歯車ポンプ。

    【0023】3. 後方の縁が直線であり、半径に沿って配置されている上記第1項記載の歯車ポンプ。

    【0024】4. 該凹みは少なくとも歯車の歯の基底部まで延びている上記第1項記載の歯車ポンプ。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】前方の被覆板を取り去った本発明の歯車ポンプの上面図。

    【符号の説明】

    1 板 2 空間 3 歯車 4 歯車 7 凹み 8 縁

    フロントページの続き (72)発明者 ゲラルト・ガウミツツ ドイツ51375レーフエルクーゼン・ウツペ ルスベルク10 (72)発明者 ゲルト・フツペルツ ドイツ40699エルクラート・コペルニクス シユトラーセ11

    QQ群二维码
    意见反馈