練り物状材料を充填するための充填機及び方法

申请号 JP2016048431 申请日 2016-03-11 公开(公告)号 JP6186637B2 公开(公告)日 2017-08-30
申请人 アルベルト ハントマン マシネンファブリク ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー; 发明人 ベルント マイレ; ポール マンツ; マルティン シュタウデンラウシュ;
摘要
权利要求

特にソーセージの製造のための練り物状材料を充填する充填機(1)であって、 前記練り物状材料を移送するベーンセルポンプ(2)と、 前記ベーンセルポンプ(2)のベーンセル(7)内に負圧を発生させるための真空ポンプ(3)と を備え、 前記ベーンセルポンプ(2)のハウジングが排出開口(8)を備え、該排出開口(8)を介して前記真空ポンプ(3)が前記ベーンセル(7)内からの排出を可能とする、充填機(1)において、 前記排出開口(8)が前記ベーンセルポンプ(2)のカバー(9)に形成されていることを特徴とする、充填機(1)。前記排出開口(8)が真空ライン(14、13、6、4、34、35)を介して前記真空ポンプと連通していることを特徴とする、請求項1に記載の充填機(1)。前記真空ライン(14、13、6、4、34、35)が、前記カバー(9)のチャネル部分(14)と、前記カバー(9)及び/又は該カバー(9)が取り付けられる揺動ハウジング(10)に形成された穴部(13)とを備え、 検査開口(5)が好ましくは前記穴部の上部領域に形成され、該検査開口を通して、前記排出開口(8)及び/又は該排出開口(8)と連通している前記チャネル部分(14)が検査可能であることを特徴とする、請求項2に記載の充填機(1)。前記真空ライン(14、13、6、4、43、35)がチャネル(6)を備え、該チャネル(6)は、一端が、引き出された練り物状材料のための収集容器(4)と連通し、他端が、前記穴部(13)、特に前記穴部(13)の下部領域に開口していることを特徴とする、請求項3に記載の充填機(1)。前記カバー(9)が閉じられているとき、前記チャネル(6)及び/又は前記収集容器(4)が前記検査開口(5)を通して検査され得ることを特徴とする、請求項4に記載の充填機(1)。前記検査開口(5)が、特に閉鎖要素(12)によって閉鎖可能であり、軸線方向に移動可能であるピストン(12)及び/又は前記閉鎖要素(12)が検査ガラスを備えることを特徴とする、請求項4及び5のいずれか一項に記載の充填機(1)。軸線方向に移動可能である前記ピストン(12)が前記穴部(13)内で軸線方向に移動可能であり、該ピストン(12)が、 下部位置において、前記チャネル部分(14)から前記チャネル(6)を分離させることができ、及び/又は、 前記穴部(13)から取り外されることができ、及び/又は、 前記チャネル(6)及び前記チャネル部分(14)を空気抜きするように十分に上方に移動され得る ことを特徴とする、請求項6に記載の充填機(1)。前記真空ポンプと前記ベーンセルポンプとの間の真空接続部を分離させる被駆動型の閉鎖シリンダ(16)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の充填機(1)。特に温度及び/又は圧を測定するために、センサ(17)が、前記ベーンセルポンプ(2)の前記閉鎖要素(12)及び/又は前記カバー(9)に組み込まれ、又は、 前記チャネル(6)及び/又は前記収集容器(4)及び/又は前記チャネル部分(14)及び/又は前記排出開口(8)を光学的に検出しそれをディスプレイ上に表示する光学センサが、前記ベーンセルポンプ(2)の前記閉鎖要素(12)及び/又は前記カバー(9)に組み込まれていることを特徴とする、請求項6及び7のいずれか一項に記載の充填機(1)。前記センサ(17)が、前記ベーンセル(7)内の圧力に応じて移動可能である表示要素(40)を備える圧力センサであることを特徴とする、請求項9に記載の充填機(1)。前記表示要素(40)、特に高さの調節が可能であるスライダが、前記閉鎖要素(12)のチャネル(41)の上部領域に配置され、ばねにより所定の垂直位置に保持されており、前記表示要素(40)は、前記ベーンセル(7)内の圧力が減少すると、ばね力に抗して下方に移動することができることを特徴とする、請求項10に記載の充填機(1)。前記真空ラインが、前記カバー(9)と前記揺動ハウジング(10)との間の領域内で封着されていることを特徴とする、請求項3〜7及び9〜11のいずれか一項に記載の充填機(1)。請求項1〜12のいずれか一項に記載の充填機(1)を用いた練り物状材料を充填する方法であって、 前記練り物状材料が前記ベーンセルポンプ(2)により運ばれ、前記真空ポンプ(3)により前記ベーンセルポンプ(2)の前記ベーンセル(7)内の負圧が発生される、方法において、 前記ベーンセル(7)が、前記ベーンセルポンプ(2)の前記ハウジングの前記カバー(9)における排出開口(8)を通して排出が行われることを特徴とする、方法。真空領域における溝状の凹部(80)が、ポンプ内部に向いている前記カバー(9)の面に形成されており、前記排出開口が、前記真空領域における前記凹部(80)の外側に配置されている、請求項1〜12のいずれか一項に記載の充填機(1)。

说明书全文

本発明は、請求項1及び12の前文による、練り物状材料を充填するための充填機及び方法に関する。

ソーセージを製造する際、練り物状材料が、充填機の使用によって、ホッパ及びベーンセルポンプを経てスタッフィングチューブ(詰込み用管)に送り込まれ、次いでこの練り物状材料は例えばスタッフィングチューブからソーセージケーシング内へと押し出される。食品、特にソーセージ用の肉のような練り物状材料を保護するために、練り物状材料からできる限り多くの空気を除去する。この目的で、練り物状材料をベーンセルポンプの羽根(ベーン)から取り除いて排出するために、真空ポンプがベーンセルポンプに接続されている。例えば、欧州特許第1044612号明細書及び欧州特許第1837524号明細書にはそれぞれ充填機又はベーンセルポンプが示されている。図11はそれぞれのベーンセルポンプの断面を示している。そこで、排出開口がベーンセルポンプの側壁に設けられ、チャネル(流路)を介して真空ポンプに通じていることが分かる。

しかしながら、送出用セルを空にするとき、練り物状材料の一部分が真空ポンプの方向に引きずり出されるということがある。この理由から、同伴された練り物状材料、廃棄物及びを収集するために送出用ポンプと真空ポンプとの間に収集容器が設けられている。また、ベーンセルポンプを洗浄・清掃(以下「清掃」と総称する)するとき、運ばれる材料、水及び廃棄物の一部分がこの収集容器内に導入される。これによって、真空ポンプと、その上流側に配置されたエアフィルタとを保護することができる。

収集容器は、病原体や不快臭の拡散を防止するために一定の時間間隔で空にされ清掃されなければならない。さらに、収集容器に収集された材料は、ある充填レベルを超えることを防止しなければならない。すなわち、(例えば、既に収集された材料が収集容器を完全に満たし、真空ライン内に溢れ出て、真空ラインが閉塞されるようになるとき)送出用ポンプから真空ポンプまでの真空接続部が遮断されることを防止しなければならない。そうしなければ、送出用セル内に望ましくない圧増加がある。さらに、移送機構と収集装置との間の真空チャネルは定期的に清掃しなければならない。

従来の充填機では、運転準備状態にある場合、真空チャネルの清掃が必要か否かを適正な時点で決定するために真空チャネルを検査することができない。

真空チャネルに対するアクセス可能性は、以前は、開放した移送機構の上部側からのみ可能であった。これは、例えば閉塞した真空チャネルの清掃が必要とされた場合に、充填機のホッパが取り付けられた揺動ケース(揺動ケースの下端にベーンセルポンプのカバーが配置されている)を上方に揺動させるために、このホッパは最初に空にされなければならないということを意味する。真空チャネルの検査はいかなるものも殆ど実現が困難であり、例えば収集容器はフラップの後ろで検査されるべきであり、検査のために真空状態をオフとしなければならないので、収集容器の観察には手間がかかる。ベーンセルポンプが開放されている状態でさえも、真空チャネル及び/又は収集容器は十分に検査されることはできない。

羽根からの異物除去すなわち排出(evacuation)のための開口は従来の充填機においてはポンプハウジングの側壁に配置されていた。羽根とベーンセルポンプハウジングとの間にある径方向の封止用間隙のため、練り物状材料はロータ及びポンプ羽根によって排出領域内に、すなわち、排出開口が配置される領域内に引きずり出される。次いで、この引きずり出された材料は排出領域(evacuation region)内の横方向のポンプ壁に堆積し、特に排出開口の縁部に堆積し、時間をかけてポンプ壁の排出開口を閉塞していく。さらに、練り物状材料はこの後、真空チャネル及び収集容器内にも引き入れられ得る。チャネルは閉塞されるようになり、排出とポーショニングの精度を悪化させる。

上記から、本発明は、ベーンセルチャンバ、ひいては製品の恒久的に安全で信頼性のある排出を可能とする充填機及び充填方法を提供することを目的としている。

本発明によれば、この目的は請求項1及び13の特徴部によって達成される。

本発明によれば、排出開口がポンプカバーに配置され、すなわち上方に吸引され、ベーンセルが上方に排気され、吸引がポンプカバーを通して行われるようになっている。排出開口が真空領域に配置され、ベーンセルチャンバ内へと開いている。ベーンセルは、排出開口の真下を移動する。ポンプ羽根が排出開口の下を移動するときは、練り物状材料は、ポンプカバーに付着物があったとしても、ポンプ羽根に同伴され、それにより貫通穴は清浄に維持される。ポンプ羽根とポンプカバーとの間の間隙がポンプ壁とポンプ羽根との間の径方向の間隙よりも相当小さいという理由から、ポンプカバーにて排出開口を清浄に保つことが可能となる。これによって、引き出される練り物状材料による排出開口の閉塞が防止される。さらに、真空ラインを通して排出開口から真空ポンプに向かう方向に引き出される材料の量が相当に減じられ、清掃の必要性が大幅に減じられる。これによって、ベーンセルからの十分な排出を恒久的に確保することができ、練り物状材料の十分で正確な排出も高いポーショニング精度で確保し、製造物のプロセス信頼性をより長い期間にわたって確保することができる。ワイパプレートなどの付加的な構成要素は必要ない。本発明によれば、ベーンセルポンプの側壁上の付着物や堆積物に拘わらず、負圧がベーンセル内で発生される。カバーに付着したいかなる材料も容易にポンプ羽根から拭い取ることができ、貫通穴が清浄なものとされる。開口が頂部に配置されているので、重力により開口内に落下する付着物はない。加えて、本発明によれば、排出開口は、頂部から、例えば頂部からベーンセルポンプのカバーを通して又は揺動ハウジング及びカバーを通して、ベーンセルポンプを開ける必要なく、独立したアクセス路を可能とする。

排出開口は真空ポンプに真空ラインを介して接続される。これは、真空気密ラインが排出開口から真空ポンプに延びることを意味する。この目的で、色々なライン部分が耐圧態様で互いに接続され、或いは互いに封着される。

真空ラインは、例えば、カバーにおけるチャネル部分(channel section)や穴部(recess)を含む。穴部は、カバーに及び/又はカバーが配置される揺動ハウジングに形成され得る。穴部は、チャネル部分よりも大きな断面積を有することが好ましい。検査開口が穴部の上部領域に好ましくは配置され、そこを通して排出開口を及び/又は排出開口と連通するチャネル部分を検査することができる。これにより、排出開口又はチャネル部分の付着物の程度を、充填機のカバーを開ける必要なく、上方から簡単な方法で検査することができる。

また、真空ラインは、引き出される練り物状材料のための収集容器に一端が通じるチャネルからなるものとすることができる。チャネルの他端は、穴部内に、特に穴部の下部領域内へと開くものとすることができる。これによって、ベーンセルポンプは、例えば排出開口、チャネル部分、穴部及びその他のチャネルを通して、収集容器と連通する。

本配置は、カバーが閉じられたときにチャネル及び/又は収集容器が検査開口を通して検査できるように構成され得る。その場合、作業者が上方から付着物の程度を検査することができるように、検査開口は上向きとされる。作業者が、検査開口を通して、収集容器へのチャネル及び/又は収集容器、並びに排出開口及び/又は排出開口へのチャネル部分の両方を検査できることが有効である。これにより、付着物の程度が簡単な方法で判断できる。さらに、検査開口によって、複雑な手段を必要とすることなく、真空ラインの各部分に、その部分を清掃するためにアクセスすることができる。したがって、この実施形態は、付着物を検査する際、ベーンセルポンプを開く必要がなく、例えばベーンセルポンプのカバーを揺動ハウジンクと、その上に配置されているホッパと共に揺動して開く必要がないという利点を提供する。また、ホッパを空にする必要がない。

本発明の好適な実施形態によれば、検査開口は、例えば、ベーンセルポンプのカバーに設けられる。これは次のような場合である。すなわち、ホッパが配置され且つ下側にカバーが取り付けられる揺動ハウジングが、カバーが揺動ハウジングを越えて突出するようにカバーよりも小さいある型式の機械である場合である。しかし、検査開口が揺動ハウジングに配置されることもでき、そして、対応の穴部が揺動ハウジングに少なくとも設けられ、収集容器へのチャネルと排出開口へのチャネル部分とがそこに開くことができるようにすることもできる。収集容器及び排出開口を自由に見ることを確実にするためには、収集容器及び排出開口への入口と検査開口をつなぐ少なくとも1本の対応の直線的な光路がある必要がある。

検査開口は閉鎖可能に形成されることが有効である。検査開口は、閉鎖容器によって閉じることができ、再度開放され得ることが好適である。閉鎖要素は、軸線方向に移動可能なピストンとして構成されることが好ましい。また、作業者が、検査ガラスを通して運転中にも、チャネルと収集容器の少なくとも一方、又はチャネル部分と排出開口の少なくとも一方を検査することができ、すぐに過剰な付着物を認識することができるように、閉鎖要素は検査ガラスを備えることもできる。

ピストンは、穴部内で軸線方向に移動可能に配置され、ピストンが、下部位置において、収集容器と連通しているチャネル及び/又は排出開口に通じる別のチャネル部分を閉じるようになっており、すなわち前記別のチャネル部分からチャネルを分離するようになっていることが有効である。

軸線方向に移動可能であるピストンは、例えばチャネルがより良く検査され清掃され得るように、穴部から完全に取り外されることもできる。また、軸線方向に移動可能なピストンを上方に十分移動させ、チャネル及び別のチャネル部分を排気できるようにすることもできる。挿入状態において、ピストンは外部から穴部を封止する。ピストンは、手動で、例えばねじ、バヨネット式蓋、トグルレバー等の使用により、軸線方向に移動されることが好適である。

しかしながら、真空ポンプとベーンセルポンプとの間の真空接続部を分離する被駆動型の閉鎖シリンダを設けることもでき、その場合、ピストンから垂直方向に見た状態で、好ましくはカバーから下に真空ライン内、すなわちチャネル内を見た状態で、閉鎖シリンダを後退させることができる。

好適な実施形態によれば、少なくとも1つのセンサが、特に温度、圧力、密度及び空気量からなる群のうちの少なくとも一つを測定するために、閉鎖要素に及び/又はベーンセルポンプのカバーに組み込まれる。また、例えばチャネル及び/又は収集容器及び/又はチャネル部分及び/又は排出開口を光学的に検知しディスプレイ上に示す光学センサを閉鎖要素に組み込んでもよい。センサの信号は、充填機の制御システムに送られ、評価が行われ、自動プロセス制御と最適化のために用いられ得る。

真空チャネルは、カバーと揺動ハウジングとの間の領域内で封止される。これは、カバーと揺動ハウジングとの間に封止装置が設けられるということ、又は、例えばチューブが排出開口からカバー及び揺動ハウジングを通して耐圧態様で延びていることを意味している。

センサは圧力センサであることが好ましく、閉鎖要素に配置されることが好ましい。また、センサは、ベーンセルチャンバ内の圧力に従って移動可能である表示要素を備えることができる。これは、表示要素が閉鎖要素からの圧力に従って垂直方向上方に移動されることを意味し、また作業者が簡単な方法でベーンセルチャンバ内の圧力状態を観察することができるように表示要素が閉鎖要素内へと下方にも移動されることを意味する。表示要素は、具体的には、高さの調節が可能であるスライダとして構成される。表示要素は、閉鎖要素のチャネルの上部領域に配置されることが有効であり、ある位置にてばねによって保持され、この場合、表示要素はベーンセルポンプ内の圧力を減じるとばね力に抗して下方に移動する。表示要素は、圧力が上昇すると、閉鎖要素の表面よりも上方に延び、作業者が表示要素の位置を容易に認識することができるようになっている。スライダの位置は、センサと制御装置に送られる信号とによって検知され、制御装置によって評価され得る。

練り物状材料を充填するための本発明による方法においては、ベーンセルは、ベーンセルポンプの入口に戻ると、ベーンセルポンプのハウジングのカバーに設けられた排出開口を通して排出が行われる。

好適な実施形態によれば、真空領域における溝状の凹部が、ポンプ内部に向いているカバーの平面に形成され、排出開口が真空領域における凹部の外側に配置される。

以下、添付図面を参照して本発明をより詳細に説明する。

本発明の一実施形態による充填機を概略的に示す側面図である。

ベーンセルポンプを概略的に示す斜視図である。

本発明の一実施形態による充填機の一部を概略的に示す断面図である。

排出位置における本発明の別の実施形態による充填機の一部を示す断面図である。

閉鎖シリンダが閉じた状態における図4に示す実施形態を示している。

閉鎖要素が通気位置で開いた状態における図4及び図5に示す実施形態を示している。

閉鎖要素が取り外された状態における図4〜6に示す実施形態を示している。

本発明によるベーンセルポンプを示す断面図である。

図8のI−I線に沿う断面図である。

収集容器と検査開口との間におけるチャネルの道筋を示している。

従来技術によるベーンセルポンプを示す部分断面図である。

本発明の一実施形態を概略的に示している。

図1は、本発明による充填機を概略的に示す側面図である。充填機1は、練り物状材料を受けるためのホッパ18を備えている。このホッパ18は、図2からも明らかであろうが、揺動ハウジング10上に配置されており、ベーンセルポンプ2のカバー9を含む揺動ハウジング10がベーンセルポンプ2を開くために揺動されるようになっている。ベーンセルポンプ2はホッパの下方に配置される。充填機1はさらにスタッフィングチューブ19を備えている。練り物状材料はベーンセルポンプ2を通してスタッフィングチューブ19内に押し入れられ、次いで例えばソーセージケーシング内に周知の態様で押し出される。充填機は、制御装置22とディスプレイ21をさらに備えている。この実施形態において、充填機はソーセージ肉キャリッジ20を有する持上げ装置をさらに備え、これによって練り物状材料を持ち上げホッパ18内に投入することができる。充填機は、ベーンセルポンプ2が内部に配置された機械ハウジング11を備えている。

図2はベーンセルポンプ2の構造を詳細に示している。ベーンセルポンプはハウジング側壁24及びベースプレート25を備えており、カバー9によって頂部が閉じられ得る。図2に示す位置において、ベーンセルポンプは、例えば清掃の目的で開いており、移送機構の内部が見得るようになっている。

回転軸線を中心に揺動可能に機械ハウジングに取り付けられたカバーは、閉じるために、レバー26の使用によって開放位置へと下方に揺動され得る。内部27にはロータ28が偏心的に配置されており、このロータ28は回転するように構成され得る。ロータ28には径方向に摺動可能な羽根23が配置されており、この羽根23は、ベーンセルポンプのハウジング側壁24、ベース及びカバー9、並びにロータ28の外面と共に、複数のベーンセルを形成し、封止的な態様で協働する。ベーンセルポンプはソーセージ肉入口29とソーセージ肉出口31とをさらに備えている。ソーセージ肉入口29には、回転方向Aにおいて圧力領域30が続いており、この圧力領域30においてベーンセル7の容積が小さくなる。この圧力領域は、吐出パイプ(図示せず)に続くソーセージ肉出口31内に開いている。ソーセージ肉出口31には、回転方向Dにおいて、封止領域32が続いており、この封止領域32においてロータ28の外面がポンプハウジングの内壁と直接接触する。

封止領域には真空領域ないしは吸引領域33が続いており、この領域33はソーセージ肉入口29に到達する。この真空領域ないしは吸引領域においてベーンセルチャンバ7内の負圧が生じ、この負圧が練り物状材料の充填を助け、練り物状材料からできるだけ多くの空気を引き出すよう働く。この真空領域33におけるベーンセル7に対する異物除去ないしは排出を行うために(図11も参照されたい)、排出開口8が設けられており、この排出開口8を通してベーンセル7が、図3に示す例に関し、真空ポンプ3を用いて排出される。これはベーンセルの圧力が減じられることを意味する。

図2に示す実施形態において、排出開口8はベーンセルポンプ2のカバーに配置されている。この目的で貫通穴をカバー9に設けることができる。排出開口の断面積は典型的には1cm2〜30cm2の範囲である。排出開口はベーンセルチャンバ内に開いている。ベーンセルは排出開口の真下を移動する。

溝状の凹部80がカバー9の下向きの面に設けられ得る。

カバー9が閉じられた場合、凹部80は真空領域内のベーンセルの上方で延び、間隙が羽根の上面とカバー9の下向きの平面との間で形成されるようになっている。これによって、カバーされた隣合うベーンセル間にて均圧化がなされる。この実施形態において、排出開口8は、吸引領域ないしは真空領域において、カバー9の下向きの平面における溝状の凹部の外側に配置されることが必須である。

排出開口の下方をポンプ羽根が通過しているときは常に、練り物状材料は、ポンプカバーにいくらかの堆積があったときも、ポンプ羽根により随伴され、貫通穴は清浄に保たれる。ポンプ羽根とポンプカバーとの間の間隙がポンプ側壁とポンプ羽根との間の径方向間隙よりも相当に小さいという理由から、ポンプカバーにおける排出開口を清浄に保つことができる。これにより、引きずられる練り物状材料による排出開口の閉塞が防止される。さらに、真空ラインを通して排出開口から真空ポンプに向かう方向に引きずり出される材料の量を大幅に減じることができ、必要とされる清掃の手間を大幅に減じることができる。これによって、ベーンセルに対する十分な排出を恒久的に保障することができ、練り物状材料の十分で正確な排出を高いポーショニング精度にて確保することができる。ワイパプレート等の付加的な要素は必要ない。本発明によれば、ベーンセルポンプの側壁上の堆積物及び付着物の有無に拘わらずベーンセル内で負圧が発生される。カバーに付着している材料は、貫通穴が清浄とされるよう、ポンプから容易に拭い去ることができる。頂部に開口が配置されているので、重力による付着物の開口内への落下は生じない。加えて、本発明による排出開口は、ベーンセルポンプを開放する必要なく、頂部からの独立したアクセス路、例えば、ベーンセルポンプのカバーを通る、又は揺動ハウジング及びカバーを通る頂部からの独立したアクセス路を可能とする。排出開口はまた、横方向のアクセスも可能とする。

図12に示す実施形態において、ベーンセルポンプは、カバーが閉じられた状態で非常に概略的に示されている。チャネル6は排出開口8と連通し(図示せず)、引きずり出される練り物状材料のための収集容器4内に開いている。引きずり出された練り物状材料、汚れ及び水は、収集容器4内に収集され得る。また、ベーンセルポンプを清掃するため、移送される材料の一部分がこの収集容器内に入る。収集容器4にライン35を介して接続される真空ポンプ3及び任意的に設けられる空気フィルタ34は、効果的に保護され得る。

収集容器4の充填レベルは、チャネル6に対する開口36a、又は空気フィルタへのライン35に対する開口36bが閉塞するほどの高さには上昇しないようにするとよい。そうしないと、ベーンセル7内に真空が発生しないからである。さらに、十分な真空が確実に発生するように、チャネル6はひどく詰まったり閉塞したりすることはない。チャネル6及び収集容器4の詰まりの検査は従来、外部から収集容器を封止していたフラップを開放することによって真空を切ったときだけ、可能とされていた。

本発明の好適な実施形態によれば、チャネル6及び/又は収集容器4及び/又は排出開口8及び/又は排出開口に接続するチャネル部分を検査するために、収集容器4と連通するチャネル6を介して検査開口5が設けられる。図12において「目」で示されるように、チャネル6の内部を検査開口5を通して検査することができ、この検査開口5において、チャネル6を通して収集容器4までの全ての経路につい視認することが可能となる。したがって、チャネル6に何らかの詰まりがあるか否か、チャネル6が閉塞しているか否か、或いは収集容器4が充填され過ぎているか否かについて、簡単な方法で認識することができる。

視認性を確実なものとするために、チャネルは、ベーンセルポンプ2の側壁24から実質的に直線的に、詳細には充填機の垂直の長手方向軸線に対して0°〜45°よりも小さな度で、特に0°〜15°の角度で分岐すべきである。

「実質的に直線的に」とは、本願においては、チャネルが直線状であること、又はチャネルの直線状経路からの湾曲又は偏向が非常に小さく、収集容器の入口36aが検査開口5から少なくとも部分的に認識できること、即ち、図10から特に分かるように、収集容器に対する開口36aに検査開口をつなぐ少なくとも1本の直線状の光路があることを意味している。また、検査開口から排出開口まで見ることができるようにするために、検査開口5を排出開口とつなぐ少なくとも1本の直線状の光路がなければならない。したがって、作業者は、チャネル6を通して収集容器まで、そして排出開口までも容易に見ることはができる。

例えば、透明ホース及び/又は収集容器が透明材料から少なくとも部分的に形成され、光をその透明材料を通して外部から照射できるようにしているように、チャネル6が透明材料から少なくとも部分的に形成されることが特に有効である。少なくとも1つの照明装置37、例えばLEDランプの形態の照明装置が、この目的で、外部からチャネル6及び/又は収集容器4を照らすことができる。チャネル6及び/又は収集容器4が外部から照らされると、付着物が特に良く検出され認識され得る。例えば、チャネル6が閉塞されると、ダークスポットが現れる。収集容器4の内部を撮影し、それを例えば表示器、例えばディスプレイ21に表示するために、カメラ38が付加的に配置され得る(例えば、収集容器4の最大充填レベルの上方の位置で収集容器の外側の、窓の裏側又は穴部に配置され得る)。これは、付加的な監視という選択肢を可能とする。照明装置は例えばLEDライトもある。

以下の実施形態は、付加的な揺動ハウジング10が示されている点を除き、図12に示される実施形態に実質的に対応する。ここで、検査開口はベーンセルポンプの外側に配置され、外方に向けられ、好ましく上方に向けられている。

図3は、図2に示される実施形態に実質的に対応する一実施形態による充填機の部分縦断面図である。符号27は、カバー9により閉じられたベーンセルポンプの内部又はチャンバを概略的に示している。揺動ハウジング10はカバーの周りに配置されている。上向きの検査開口5が揺動ハウジング10に設けられている。検査開口5は、揺動ハウジング10に形成された穴部13の上部領域に設けられている。また、穴部13はカバー9内に延びている。チャネル6はベーンセルポンプのハウジング側壁24を通し、そしてカバー9を通して水分離器から延びており、穴部13の下部領域13b内に開いている。穴部13は、例えば中空円筒部として形成され得るが、この形態に限定されない。また、揺動ハウジングがない実施形態については、カバー9に穴部13を形成し、カバーの穴部13の上部領域に検査開口を配置されることができる。これは、上述したすべての実施形態に適用できる。

排出開口8は側壁24には設けられておらず、カバー9に設けられている。更なるチャネル部分14が排出開口8から穴部13に延び、後者の下部領域内に開いている。本発明によれば、既に図2に関連して説明した通り、排出開口8はポンプカバー9に配置されており、ベーンセルポンプからポンプカバー9を通して上方に吸引が行われ、ベーンセルが頂部の方向に排気される。したがって、チャネル6は、穴部13、部分14及び排出開口8を経て、ベーンセルポンプ、すなわちそばを移動するベーンセル7と連通する。視覚による観察方向を示す図3の矢印から理解される通り、チャネル6、そして収集容器4の内部を検査開口5から検査することができる。したがって、作業者は上方から、すなわちカバー9及び揺動ハウジング10の上方の位置から、単純な方法で付着物の程度を検査することができ、その場合に、カバー9及び揺動ハウジング10を開ける必要がない。また、チャネル6は、例えばブラシ及び/又は清掃用液剤をもって、カバー9及び揺動ハウジング10を開けることなく、清掃することができ、このためにホッパを空にする必要がないようになっている。排出開口8及びチャネル部分14は、この領域を、ベーンセルポンプを開ける必要なく、検査開口5を通して検査することができるように配置されることも有効である。チャネル6及び/又はチャネル部分14は下部領域、すなわちベース内に開かず、しかし、検査開口からチャネル6内へ収集容器まで、及び/又はチャネル部分14は内へ好ましくは排出開口8まで見ることができるように、横方向にある角度で穴部内に開くこともできる。

検査開口5は閉鎖可能であるように形成されていることが有効である。検査開口は、図3に示される実施形態に実質的に対応する本発明の別の実施形態を説明している図4から特に理解されるように、閉鎖要素12によって閉鎖することができる。ここでは、この閉鎖要素は、軸線方向に移動可能なピストン12として具現化されている。この軸線方向に移動可能な閉鎖ピストンは真空蓋(vacuum closure)として構成され、検査開口5を閉鎖する。軸線方向に移動可能なピストン12は、例えば、手動により、特にねじ式により穴部内で上下に移動可能である。

図4に示されるピストン12が更にその最下位置まで下降されると、チャネル6及び/又はチャネル部分14(チャネル6とチャネル部分14の両方は穴部13に開き、すなわちチャネル部分14からチャネル6を分離している)を閉鎖することができる。さらに、閉鎖シリンダ16が設けられており、これは排出開口8からチャネル6を分離し、真空ポンプと移送機構との間の真空連通がないようにし、或いはチャネル6と、可能性があるものとして開放された検査開口5との間の連通がないようにする。ここでは、閉鎖シリンダ16はカバー9の下部領域に配置されている。しかし、頂部から又は側部から対応の閉鎖をすることもできる。閉鎖シリンダは、電気的、空気圧的又は水圧的に動作されることができる。閉鎖シリンダが真空ラインを、本例ではチャネル6を閉じることが、必須である。

閉鎖要素、本例では閉鎖ピストン12に、圧力、温度、空気量又はペースト状の質量を測定するために少なくとも1つのセンサ17を設けることができる。このようなセンサ17bを、ポンプカバー9に、又は、ベーンセルポンプの真空領域ないしは吸引領域のベーンセルポンプの側壁に配置することもできる。各センサ信号は、自動化プロセス制御及び最適化のために、充填機の制御装置22に送られ、評価され、使用される。

容易に分解及び清掃することができる圧力センサ17aは、真空ポンプ3と閉鎖ピストンとの間の排出システムの動作を効果的に監視することができる。センサ17bは、ベーンセルポンプの真空領域に実際の圧力状態を監視することができる。センサ17a,17bの両方が用いられる場合、排出システムにおいて(真空チャネルの閉鎖等の)エラーの可能性についての詳細な情報を提供することが可能となる。

例えば、センサ17aにより測定された圧力が設定値から異なっている場合、これは、付着物が生じ清掃が必要であることの指標である。

図5は、閉鎖シリンダが閉じられた状態での、図4に示される実施形態を示している。収集容器と検査開口又はベーンセルポンプとの間の真空接続部がそれぞれ閉じられるように、閉鎖シリンダ16はその上部位置に配置される。

図6は、閉鎖ピストン12が上方に移動され排気位置に配置されている状態の、図4及び図5に示される実施形態を示している。閉鎖シリンダは、チャネル6から検査開口5の方向に経路を開放する。

図7は、閉鎖ピストン12が検査及び清掃のために取り外された状態の、図4〜6に示される実施形態を示している。図7から明白なように、検査開口5の上方からチャネル6を経て収集容器4及び排出開口8までを良好に見ることができる。これは、検査開口5を収集容器4の入口36aに又は排出開口8につなぐ光路があることを意味する。したがって、作業者は、チャネル6が付着物を有するか或いは閉塞されているかを、また収集容器4が過剰に充填されているかを、容易に認識することができる。また、作業者は、排出開口8を清掃しなければならないかについても認識することができる。清掃は、開放された検査開口を通して行うことができる。

図8は、本発明による一実施形態の断面図を示している。図9は、図8のII−II線に沿っての断面図である。この実施形態は前の実施形態に実質的に対応するものであるが、高さの調整が可能であるスライダ40が圧力センサとして閉鎖要素12に設けられている。スライダ40は、圧力状態の視覚による監視のために用いられる。

スライダ40は、真空領域の圧力に応じて、すなわち移送機構の吸引領域及びチャネル6内の圧力に応じて、その垂直位置が変動する。

スライダ40は、予め負荷が加えられたばねによって、特定の位置(その位置では真空領域は閉じられている。すなわち、その位置ではチャネル41が外部の雰囲気と連通している)において保持される。センサ17aは、ライン41を通して真空システムに接続されている。負圧の場合、スライダ40は、閉鎖要素内へと引き込まれ、閉鎖要素の表面と面一となり、真空領域を閉じる。設定された真空度に達すると、チャネル41は閉じられる。圧力が上昇すると、加圧調理器の圧力計と同じように、スライダ40は上方に押され、閉鎖要素12から上方に突出する。圧力が低下した場合、おそらくは例えば赤色で印が付けられたスライダは閉鎖要素から出る。

図5〜図12に関連される前述の実施形態では、閉鎖要素として軸線方向に調節可能なピストンを有するものとして説明した。しかしながら、検査ガラスのみで検査開口を閉じることもできる。これによって、運転中にチャネル及び/又は収集容器を検査することができ、排出開口8に通じるチャネル部分14でさえも検査することができる。

本発明による方法においては、練り物状材料はベーンセルポンプ2によってホッパ18からスタッフィングチューブ19内へと押し込まれる。その際、ホッパ内を既に真空とさせておくことができる。ベーンセル7内の負圧は、真空領域、すなわち封止部分(封止領域)(図11及び図12参照)と入口29との間で発生される。この目的で、真空ポンプ3は、カバー9に配置された排出開口8から真空ライン14,13,6,4,34,35を経て空気を吸引する。ベーンセル内の圧力は0〜0.100mbarの範囲内に置かれることが理想的である。ここで、例えばセンサ17a,17bにより圧力を検知することができる。過剰な圧力は、清掃が必要であることを示すものとすることができる。しかし、前述したように、作業者は、代替的に又は追加的に、検査開口5を通して清掃が必要か否かを簡単に、特に、制御されていない圧力の上昇が全く生じないように、前もって十分に認識することができる。チャネル6、チャネル部分14又は排出開口のそれぞれの清掃は、充填機のカバー9を開く必要なく、すなわちホッパを空にする必要なく、開放された検査開口5を通して行うことができる。 [発明の項目] [項目1] 特にソーセージの製造のための練り物状材料を充填する充填機(1)であって、 前記練り物状材料を移送するベーンセルポンプ(2)と、 前記ベーンセルポンプ(2)のベーンセル(7)内に負圧を発生させるための真空ポンプ(3)と を備え、 前記ベーンセルポンプ(2)のハウジングが排出開口(8)を備え、該排出開口(8)を介して前記真空ポンプ(3)が前記ベーンセル(7)内からの排出を可能とする、充填機(1)において、 前記排出開口(8)が前記ベーンセルポンプ(2)のカバー(9)に形成されていることを特徴とする、充填機(1)。 [項目2] 前記排出開口(8)が真空ライン(14、13、6、4、43、35)を介して前記真空ポンプと連通していることを特徴とする、項目1に記載の充填機(1)。 [項目3] 前記真空ライン(14、13、6、4、43、35)が、前記カバー(9)のチャネル部分(14)と、前記カバー(9)及び/又は該カバー(9)が取り付けられる揺動ハウジング(10)に形成された穴部(13)とを備え、 検査開口(5)が好ましくは前記穴部の上部領域に形成され、該検査開口を通して、前記排出開口(8)及び/又は該排出開口(8)と連通している前記チャネル部分(14)が検査可能であることを特徴とする、項目2に記載の充填機(1)。 [項目4] 前記真空ライン(14、13、6、4、43、35)がチャネル(6)を備え、該チャネル(6)は、一端が、引き出された練り物状材料のための収集容器(4)と連通し、他端が、穴部(13)、特に前記穴部(13)の下部領域に開口していることを特徴とする、項目2に記載の充填機(1)。 [項目5] 前記カバー(9)が閉じられているとき、前記チャネル(6)及び/又は前記収集容器(4)が検査開口(5)を通して検査され得ることを特徴とする、項目4に記載の充填機(1)。 [項目6] 検査開口(5)が、特に閉鎖要素(12)によって閉鎖可能であり、軸線方向に移動可能であるピストン(12)及び/又は前記閉鎖要素(12)が検査ガラスを備えることを特徴とする、項目1〜5のいずれか一項に記載の充填機(1)。 [項目7] 軸線方向に移動可能であるピストン(12)が前記穴部(13)内で軸線方向に移動可能であり、該ピストン(12)が、 下部位置において、チャネル部分(14)からチャネル(6)を分離させることができ、及び/又は、 前記穴部(13)から取り外されることができ、及び/又は、 前記チャネル(6)及び前記チャネル部分(14)を空気抜きするように十分に上方に移動され得る ことを特徴とする、項目1〜6のいずれか一項に記載の充填機(1)。 [項目8] 前記真空ポンプと前記ベーンセルポンプとの間の真空接続部を分離させる被駆動型の閉鎖シリンダ(16)が設けられていることを特徴とする、項目1〜7のいずれか一項に記載の充填機(1)。 [項目9] 特に温度及び/又は圧力を測定するために、センサ(17)が、前記ベーンセルポンプ(2)の閉鎖要素(12)及び/又は前記カバー(9)に組み込まれ、又は、チャネル(6)及び/又は前記収集容器(4)及び/又はチャネル部分(14)及び/又は前記排出開口(8)を光学的に検出しそれをディスプレイ上に表示する光学センサが、前記ベーンセルポンプ(2)の閉鎖要素(12)及び/又は前記カバー(9)に組み込まれていることを特徴とする、項目1〜8のいずれか一項に記載の充填機(1)。 [項目10] 前記センサ(17)が、ベーンセルチャンバ内の圧力に応じて移動可能である表示要素(40)を備える圧力センサであることを特徴とする、項目9に記載の充填機(1)。 [項目11] 前記表示要素(40)、特に高さの調節が可能であるスライダが、前記閉鎖要素(12)のチャネル(41)の上部領域に配置され、ばねにより所定の垂直位置に保持されており、前記表示要素(40)は、前記ベーンセルチャンバ(7)内の圧力が減少すると、ばね力に抗して下方に移動することができることを特徴とする、項目10に記載の充填機(1)。 [項目12] 前記真空チャネルが、前記カバー(9)と前記揺動ハウジング(10)との間の領域内で封止されていることを特徴とする、項目1〜11のいずれか一項に記載の充填機(1)。 [項目13] 項目1〜12のいずれか一項に記載の充填機(1)を用いた練り物状材料を充填する方法であって、 前記練り物状材料が前記ベーンセルポンプ(2)により運ばれ、前記真空ポンプ(3)により前記ベーンセルポンプ(2)の前記ベーンセル(7)内の負圧が発生される、方法において、 前記ベーンセル(7)が、前記ベーンセルポンプ(2)の前記ハウジングの前記カバー(9)における排出開口(8)を通して排出が行われることを特徴とする、方法。 [項目14] 真空領域における溝状の凹部(80)が、ポンプ内部に向いている前記カバー(9)の面に形成されており、前記排出開口が、前記真空領域における前記凹部(80)の外側に配置されている、項目1〜12のいずれか一項に記載の充填機(1)。

1…充填機、2…ベーンセルポンプ、3…真空ポンプ、4…収集容器、5…検査開口、6…チャネル、7…ベーンセル(ベーンセルチャンバ)、8…排出開口、9…カバー、10…揺動ハウジング、12…閉鎖要素(ピスト)、13…穴部、14…チャネル部分、14,13,6,4,34,35…真空ライン、16…閉鎖シリンダ、17…センサ、18…ホッパ、19…スタッフィングチューブ、20…ソーセージ肉キャリッジ、21…ディスプレイ、22…制御装置、23…羽根、24…ハウジング側壁、25…ベースプレート、26…レバー、28…ロータ、29…ソーセージ肉入口、30…圧力領域、31…ソーセージ肉出口、32…封止領域、33…真空領域(吸引領域)、34…空気フィルタ。

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