G rotor pump

申请号 JP2003156956 申请日 2003-06-02 公开(公告)号 JP2004011641A 公开(公告)日 2004-01-15
申请人 Siemens Ag; シーメンス アクチエンゲゼルシヤフトSiemens Aktiengesellschaft; 发明人 BURHENNE SABINE; CONSTANTIN CICERO; DEICHMANN JOHANNES; MEISER KARSTEN; MUEHLHAUSEN RALF;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a G rotor pump insensitive to contaminant particles in flow.
SOLUTION: The G rotor pump, especially provided to be used as a fuel pump of an automobile, has external rotors and internal rotors movable against the external rotors and has a gas force feed chamber separated between the external rotors and the internal rotors. In the G rotor pump, the external rotors 14 and 22 and/or the internal rotors 9 and 20 are provided with pockets 19 and 24.
COPYRIGHT: (C)2004,JPO
权利要求
  • 特に自動車の燃料ポンプとして使用するために提供されているGロータポンプであって、外部回転子と、該外部回転子に対して可動な内部回転子とが設けられており、外部回転子と内部回転子との間に圧送室が仕切られている形式のものにおいて、外部回転子(14,22)及び/又は内部回転子(9,20)にポケット(19,24)が配置されていることを特徴とする、Gロータポンプ。
  • 前記ポケット(19)が、外部回転子(14)の歯底に配置された凹所として形成されている、請求項1記載のGロータポンプ。
  • 前記ポケットが、内部回転子(20)の歯底に配置された凹所として形成されている、請求項1又は2記載のGロータポンプ。
  • 前記ポケットが、外部回転子(14,22)の全ての歯底又は内部回転子(9,20)の全ての歯底に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • 前記ポケット(19,24)が、外部回転子(14,22)及び/又は内部回転子(9,20)の高さ全体に亘って延びている、請求項1から4までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • 前記ポケット(19,24)が溝状に形成されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • 前記ポケット(19,24)が、底部領域において半径を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • 前記外部回転子(14,22)及び/又は内部回転子(9,20)が金属から形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • 前記外部回転子(14,22)及び/又は内部回転子(9,20)がプラスチックから形成されている、請求項1から8までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • Gロータポンプの底部プレート(5)及びカバー(6,7)がプラスチック及び/又は燒結金属から形成されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のGロータポンプ。
  • 说明书全文

    【0001】
    【発明の属する技術分野】
    本発明は、特に自動車内の燃料ポンプとして使用するために設けられており、外部回転子とこの外部回転子に対して可動な内部回転子とを備えているGロータポンプに関し、このポンプの場合、外部回転子と内部回転子との間の圧送室が仕切られている。
    【0002】
    【従来の技術】
    このようなGロータポンプは、今日では歯車ポンプ又は偏心体ポンプと呼ばれ、実地に基づき公知である。 実地に基づき公知のGロータポンプの場合、外部回転子は内歯を有しており、内部回転子は、内歯に対応する外歯を有している。 外歯は、内歯よりも少ない歯を有しており、これにより、圧送室が形成されている。 内部回転子又は外部回転子を駆動する場合、内部回転子の外歯は外部回転子の内歯上を転動する。 燃料ポンプとして使用されるGロータポンプの場合、今日では、回転子の間に汚染粒子が進入し、回転子の摩耗、ひいてはGロータポンプの寿命の短縮につながる、という問題が生じる。 したがって、Gロータポンプにはたいてい、特に目の細かいフィルタが配置される。 しかしながら汚染粒子はフィルタを短期で塞ぐことができるので、この構成は、Gロータポンプの極めてコストのかかる保守につながる。
    【0003】
    公知のGロータポンプの場合、流れの中に存在する汚染粒子に対して極めて敏感であるということが欠点である。
    【0004】
    【発明が解決しようとする課題】
    したがって、本発明は、流れの中の汚染粒子に対して敏感でないGロータポンプを提供することである。
    【0005】
    【課題を解決するための手段】
    この問題は、本発明によれば、外部回転子及び/又は内部回転子にポケットが配置されていることにより解決された。
    【0006】
    【発明の効果】
    この構成により、汚染粒子は、ポケット内に収集されることができ、これにより、回転子の互いに転動する歯面から遠ざけられることができる。 引き続き、汚染粒子はポケットから洗い流されるか、又はポケットが、長期間に亘って汚染粒子によって充填される。 ポケットは、この場合、少なくとも流れの中に存在する汚染粒子の量に対応するサイズを必要とする。 これにより、本発明によるGロータポンプは、極めて汚染された、圧送しようとする流体の場合にも、特に長い寿命を有する。 これにより、Gロータポンプは特に目の細かいフィルタを必要としない。 したがって、本発明によるGロータポンプは、特に燃料ポンプとしての使用に適している。
    【0007】
    汚染粒子は、本発明の別の有利な構成によれば、流れによってポケット内に収集され、ポケットが、外部回転子の歯底に配置されたとして形成されている場合には、ポケット内に滞留することができる。
    【0008】
    汚染粒子は、本発明の別の有利な構成によれば、ポケットが、内部回転子の歯底に配置された凹所として形成されている場合には、遠心によってポケットから容易に追い出されることができる。
    【0009】
    本発明によるGロータポンプは、ポケットが、外部回転子の全ての歯底又は内部回転子の全ての歯底に配置されている場合には、汚染粒子の高い受容能力を有している。
    【0010】
    ポケットが外部回転子及び/又は内部回転子の高さ全体に亘って延びているならば、内部回転子と外部回転子との縁部の摩擦は、本発明の別の有利な構成によれば、特に小さく保たれる。
    【0011】
    ポケットが溝状に形成されているならば、ポケットは、本発明の別の有利な構成によれば、特に簡単に製造することができる。
    【0012】
    ポケットのベースは、鋭に又は角張って形成されていることができる。 本発明の別の有利な構成によれば、ポケットが底部領域において半径を有しているならば、このことは汚染物の収集を容易にし、汚染粒子を逸らせることに寄与する。 同様に、この場合、ポケットの切欠効果が特に小さく保たれる。
    【0013】
    外部回転子及び/又は内部回転子が金属から製造されているならば、このことは、本発明によるGロータポンプの寿命のさらなる長期化に寄与する。
    【0014】
    外部回転子及び/又は内部回転子がプラスチックから製造されているならば、このことは、本発明によるGロータポンプの製造コストの低減に寄与する。
    【0015】
    ポケットを配置した結果、ベース及びカバーは、別の実施形態において、プラスチック及び/又は燒結金属から製造することができる。
    【0016】
    本発明は多数の実施形態を有する。 本発明の基本的な原理をさらに説明するために、そのうち2つの実施形態が図面に示されており、これらについて以下に説明する。
    【0017】
    【発明の実施の形態】
    図1は、電気モータ4及びGロータポンプ2を収容するためのケーシング3を備えた燃料圧送ユニット1を示している。 Gロータポンプ2は、ベース5と、このベース5からスペーサ6を介して所定の間隔を置いて保持されているカバー7とを有している。 スペーサ6とカバー7とはこの場合一体的に形成されている。 カバー7と底部5との間には、電気モータ4の軸8に取り付けられた内部回転子9が配置されている。 軸8は、内部回転子9を相対回動不能に連行するために、平坦部10と段部11とを有している。 これにより、内部回転子9は、図示した位置においてのみ軸8と結合可能である。 内部回転子9は、図2に示した外歯12を有しており、これらの外歯12は、外部回転子14の内歯13と噛み合っている。
    【0018】
    カバー7は入口15を有しており、ベース5は、Gロータポンプ2の出口16を有している。 これにより、燃料はカバー7を介して吸入され、Gロータポンプ2を軸方向に貫流する。 燃料圧送ユニット1のケーシング3は、図示しない導管を接続するための接続管片17を有している。 分かり易くするために、図面には、燃料の流れが矢印で示されている。
    【0019】
    図2は、II−II線に沿った、図1に示したGロータポンプ2の横断面図を著しく拡大して示している。 図面を分かり易くするために、Gロータポンプ3のケーシング3とスペーサ6とは図示されていない。 内部回転子9の外歯12は、外部回転子14の内歯13よりも少ない歯を有している。 これにより、圧送室18が形成され、この圧送室を通って、圧送したい流体が、図1に示した入口15から出口16まで圧送される。 図2には、さらに、内部回転子9と外部回転子14との回転方向が矢印で示されている。 外部回転子14の内歯13の歯底にはポケット19が配置されており、これらのポケット19は、外部回転子14の高さ全体に亘って延びている。 これらのポケット19には、圧送したい流体内に存在する汚染粒子が収集される。 これにより、汚染粒子が、内歯13及び外歯12の歯面において相対的に摩擦されることが防止される。
    【0020】
    図3は、Gロータポンプの別の実施形態の横断面図を示しており、このGロータポンプは、図2に示したGロータポンプと同様に、外歯21を備えた内部回転子20と、内歯23を備えた外部回転子22とを有している。 この実施形態は、汚染粒子を受容するためのポケット24が内部回転子20の外歯21の歯底に配置されている点が、図2のGロータポンプと異なっている。 これに対して、外部回転子2の内歯23の歯底は滑らかに形成されている。 この構成により、流体を圧送する場合に、汚染粒子が内部回転子20のポケット24に受容され、遠心力によって再び放出される。
    【図面の簡単な説明】
    【図1】本発明によるGロータポンプを備えた燃料圧送ユニットの縦断面図である。
    【図2】図1に示したGロータポンプはII線に沿って見た拡大横断面図である。
    【図3】Gロータポンプの別の実施形態を示す横断面図である。
    【符号の説明】
    1 燃料圧送ユニット、 2 Gロータポンプ、 3 ケーシング、 5 底部、 6 スペーサ、 7 カバー、 8 軸、 9 内部回転子、 10 平坦部、 11 段部、 12 外歯、 13 内歯、 14 外部回転子、 15 入口、 16 出口、 17 接続管片、 18 圧送室、 19 ポケット、 20 内部回転子、 21 外歯、 22 外部回転子、 23 内歯、
    24 ポケット

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