Friction differential limiting apparatus using the pressure generator

申请号 JP2006553053 申请日 2005-02-07 公开(公告)号 JP2007522414A 公开(公告)日 2007-08-09
申请人 成均館大学校産学協力団; 发明人 ソク,チャンソン;
摘要 本発明は、自動車の差動機能を行うと同時に大きな差動発生の時に車両の移動のために差動機能の一部を制限させて両車輪を円滑に回転させることのできる圧 力 発生装置を利用した摩擦式差動制限装置に関し、固定カバー11を有するボディ部12と、前記ボディ部12の内側に形成され、車両の駆動軸と連結されるように形成された第1のサイドピニオンギア14と、第1のサイドピニオンギア14と互いに対向する 位置 の車両駆動軸に連結されて回転するように形成された第2のサイドピニオンギア13と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と噛合って回転する一対の差動ピニオンギア15、16と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13の後尾側に形成された摩擦板と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13との間に連動されるようにガバーギア22及びピストンギア25が長手方向に押し付けるように形成された圧力発生装置20とから構成される。
权利要求
  • 固定カバー11を有するボディ部12と、前記ボディ部12の内側に形成され、車両の駆動軸と連結されるように形成された第1のサイドピニオンギア14と、第1のサイドピニオンギア14と互いに対向する位置の車両駆動軸に連結されて回転するように形成された第2のサイドピニオンギア13と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と噛合って回転する一対の差動ピニオンギア15、16と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13の後尾側に形成された摩擦板と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13との間に連動されるようにガバーギア22及びピストンギア25が長手方向に押し付けるように形成された圧力発生装置20とからなることを特徴とする摩擦式差動制限装置。
  • 固定カバー11を有するボディ部12と、前記ボディ部12の内側に形成され、車両の駆動軸と連結されるように形成された第1のサイドピニオンギア14と、第1のサイドピニオンギア14と互いに対向する位置の車両駆動軸に連結されて回転するように形成された第2のサイドピニオンギア13と、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と噛合って回転される一対の差動ピニオンギア15、16と、前記差動ピニオンギア15、16の後尾側に形成された摩擦板と、前記差動ピニオンギア15、16の間に連動されるようにカバーギア22及びピストンギア25が長手方向に押し付けるように形成された圧力発生装置20とからなることを特徴とする摩擦式差動制限装置。
  • 前記圧力発生装置20は、
    カバーギア22と一体に固定された状態で同一に回転され、下部側はピストンギア25と反対に回転するように形成された本体シリンダー24と、
    本体シリンダー24の内側には、ピストンギア25と同一に回転しながら圧力を発生させるように形成されたトロコイドギアポンピング部23と、
    前記トロコイドギアポンピング部23の回転により発生した圧力をピストンギア25側へ排出させるように形成された流出口45とからなることを特徴とする請求項1または2に記載の摩擦式差動制限装置。
  • カバーギア22には、本体シリンダー24の内側に貫通するように流路17が形成され、本体シリンダー24の内側に圧力発生の時に流路17を通じてオイル量が調節されるベローズ21が形成されることを特徴とする請求項3に記載の摩擦式差動制限装置。
  • 说明书全文

    本発明は、圧発生装置を利用した摩擦式差動制限装置に関し、より詳しくは、自動車の差動機能を行うと同時に大きい差動発生の時に車両の移動のために差動機能の一部を制限させて両車輪を円滑に回転させることのできる圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置に関する。

    一般的に、今まで開発された差動制限装置は、作動方式によって機械式ロック方式、自動断続式摩擦クラッチ方式、トルク感応式摩擦クラッチ方式、ビスカスカップリング(VISCOUS COUPLING)方式、能動制御摩擦クラッチ方式、トルセン(TORSEN)方式などを用いている。

    前記のように、従来の差動制限装置を見ると、作動方式によって多様に開発されてきたが、既存の装置は、体積が大きく、設置空間を設けるために車両の構造を変更しなければならないという短所を有している実情である。

    図1及び図2は、従来の差動制限装置を示す図である。
    このような短所を補完するために、最近には、本出願人は図1及び図2に示したように、小型車両の差動装置内に挿入して差動を制限することのできる小型差動制限装置を開発した。

    図1及び図2を検討すると、ケース3と、ケース3の上下同一形態で挟められるギアを有するシャフトギア5と、前記シャフトギア5の左右に設けられてギア噛合いで回転するギア4と、それ以外の部品を組み立てた後、上下に締結するカバー6で形成されている。

    前記のように組み立てられたケース3の内部には、高粘度のオイルを満たし、オイルの圧力変化によって差動ピニオンの回転を制限するように構成されている。

    ところが、前記のように構成された小型差動制限装置は、差動装置内部に装着しなければならないため、そのサイズは小さくて、大きな差動制限力を発生させることができないという問題点があった。

    従って、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置は、固定カバーを有するボディ部と、前記ボディ部の内側に形成され、車両の駆動軸と連結されるように形成された第1のサイドピニオンギアと、第1のサイドピニオンギアと互いに対向する位置の車両駆動軸に連結されて回転するように形成された第2のサイドピニオンギアと、第1のサイドピニオンギア及び第2のサイドピニオンギアと噛合って回転する一対の差動ピニオンギアと、前記第1のサイドピニオンギア及び第2のサイドピニオンギアの後尾側に形成された摩擦板と、前記第1のサイドピニオンギア及び第2のサイドピニオンギアの間に連動されるようにカバーギア及びピストンギアが長手方向に押し付けるように形成された圧力発生装置とからなるように構成させている。

    このような差動制限装置により、泥濘、砂の窪みまたは氷板などの両側車輪に摩擦が異なる場合に、摩擦のない側の車輪だけが回転して車体を動かすことのできない状況がくると、差動を制限する機能が作動して摩擦の大きい方の車輪を動かして車体を移動させることのできる効果が達成できる。

    また、差動ピニオンギア側の間に摩擦板が形成された状態で、その間に圧力発生装置が連動されるように構成される。

    このような圧力発生装置によりさらに大きい押し付け力を発生するため、ギアが互いに空回りしないように噛合うように大きい力を与える効果がある。

    本発明の圧力発生装置は、カバーギアと一体に固定された状態で同一に回転する本体シリンダーが形成され、前記本体シリンダーの下部側は、ピストンギアが当接するように位置され、本体シリンダーの内側にはピストンギアと同一に回転しつつ圧力を発生させるトロコイドギアポンピング部が形成され、前記トロコイドギアポンピング部の回転により発生した圧力をピストンギア側へ排出させるように流出口が形成される。

    トロコイドギアの回転により内側の圧力をさらに上げるので、カバーギア及びピストンギアを互いに反対方向に押し付ける力が大きくなることにより、押し付け力がさらに与えられる効果がある。

    本発明のカバーギア22には、本体シリンダー24の内側に貫通するように流路17が形成され、本体シリンダー24の内側に圧力発生の時に流路17を通じてオイル量が調節されるベローズ21が形成される。

    前記のベローズ21によりオイルを本体シリンダー24の内側へ供給させるので、押し付け圧力をさらに高める効果がある。

    前記本発明の差動制限機能を有する差動装置を次の如く説明する。
    ボディ部12の内側に形成され、車両の駆動軸と連結されるように第1のサイドピニオンギア14が形成され、第1のサイドピニオンギア14と互いに対向する位置の車両駆動軸に連結されて回転するように第2のサイドピニオンギア13が形成される。

    第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と噛合って回転される一対の差動ピニオンギア15、16が形成される。

    前記第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13の後尾側には、互いに摩擦するように摩擦板が形成される。

    前記第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13との間に連動するように、カバーギア22及びピストンギア25が長手方向の両端側に押し付けるように圧力発生装置20が形成される。

    また、本発明のさらに他の実施例と構成が同一な、圧力発生装置20が差動ピニオンギア15、16と連動するように位置される。

    前記圧力発生装置20の構成は、カバーギア22と一体で固定された状態で同一に回転される本体シリンダー24が形成される。

    前記本体シリンダー24の下部側は、ピストンギア25が当接するように位置される。

    本体シリンダー24の内側には、ピストンギア25と同一に回転しつつ圧力を発生させるトロコイドギアポンピング部23が形成される。

    前記トロコイドギアポンピング部23の回転により発生した圧力をピストンギア25側へ排出させるように流出口45が2つ以上形成される。

    また、カバーギア22の上部側には、ピストンギア25の垂直運動の時に発生するオイルの供給と復帰の時に、上下に自在に移動して空間内の圧力を保持するベローズ21が形成される。

    前記のように構成された本発明の差動制限機能を有する差動装置をより詳しく説明すると、次のとおりである。

    図3は、本発明の差動制限装置の圧力発生装置を示す分離状態を示す図であり、図4は、本発明の差動制限装置の圧力発生装置の組み立てられた状態を示す図であり、図5は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置の分離状態を示す図であり、図6は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置のベローズの状態を示す図であり、図7は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置の他の例を示す図であり、図8は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置の断面状態を示す図である。

    本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置は、図3に示されたように、内側中央に流出口45を有する本体シリンダー24が中央に位置されている。

    本体シリンダー24の内径側には、トロコイドギアポンピング部23が形成されており、前記トロコイドギアポンピング部23は、本体シリンダー24とは反対方向に回転するように下部側のピストンギア25と連動される。

    本体シリンダー24の上部側には、トロコイドギアポンピング部23の作動時に圧力が上部側に流出しないように、カバーギア22が同一に回転するように一体に装着されている。

    従って、本発明は、前記のように形成されたカバーギア22と、下部側のピストンギア25とは、車両の差動発生時に互いに反対に回転しつつ内側にトロコイドギアポンピング部23を回転させるように構成される。

    前記のようにトロコイドギアポンピング部23が回転すると、内側に充填されているオイルがトロコイドギアポンピング部23の回転により圧縮しつつトロコイドギアポンピング部23の流出口45を通じてオイルを押し付ける。

    トロコイドギアポンピング部23内で圧力が発生して流出口45を通じてオイルが排出されると、排出されるオイルは、本体シリンダー24の下部側に位置されているピストンギア25を押し付けるように作動させる。

    本発明の構成でカバーギア22、本体シリンダー24及び下部側のピストンギア25などが組み立てられると、図4に示されたような小さい円筒形に形成される。

    内側にオイルが詰められた状態で密閉されるようにカバーギア22、本体シリンダー24及びピストンギア25からなる圧力発生装置20は、ボディ部12及び固定カバー11に覆われた状態で内部に回転するギアと連動するように装着される。

    前記圧力発生装置20は、ボディ部12の内側で車両の駆動軸と連結されるように形成された第1のサイドピニオンギア14と、第1のサイドピニオンギア14に対向する位置の車両駆動軸に連結されて回転する第2のサイドピニオンギア13に連動するように形成される。

    第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と噛合って回転する一対の差動ピニオンギア15、16が装着されている。

    また、本発明は、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13の後尾側には、互いに摩擦板21a、21b、31a、31bを置いて互いに摩擦させて差動を制限するように圧力発生装置20が作動される。

    前記圧力発生装置20は、オイル圧力により両端に伸びて、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13にスリップ作用を発生させ、摩擦板に摩擦力が高めて差動を制限させている。

    前記のように構成された差動制限装置の内側に圧力発生装置20を本発明においては、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と連動するように結合させる。

    圧力発生装置20のカバーギア22は、第2のサイドピニオンギア13と連動するように結合され、圧力発生装置20のピストンギア25は、第1のサイドピニオンギア14と連動されて回転するように結合される。

    前記のように構成された差動制限装置の作動状態を検討すると、図8に示されたように、第1のサイドピニオンギア14または第2のサイドピニオンギア13の中の何れか一方に連結された車輪だけが泥沼等に陥って回転する時、第1のサイドピニオンギア14と第2のサイドピニオンギア13と連動するように結合されたカバーギア22及びピストンギア25は、互いに反対に回転しつつ圧力が発生する。

    このときに、圧力発生装置20のピストンギア25は、トロコイドギアポンピング部23を回転させつつ、内側に詰められているオイルを加圧して外部側に押し付けるように作動される。

    前記のようにトロコイドギアポピング部23が回転すると、内側のオイルは、流出口45上に形成されているものであって、一方向性チョークバルブの遮蔽ボール48を押し付けながら下部側のピストンギア25側にオイルが移動する。

    前記流出口45上の一方向性チョークバルブの遮蔽ボール48は、ピストンギア25及びカバーギア22が回転しない時には、常に流出口45の入口を閉鎖しているように押し付けスプリング47が取付けられている。

    このように形成された一方向性チョークバルブの遮蔽ボール48は、トロコイドギアポンピング部23でオイルの圧力が発生すると、オイルの圧力は一方向性チョークバルブの遮蔽ボール48を押し付けながら排出される。

    また、作動中のトロコイドギアポンピング部23が止まると、内側の圧力が小さくなりつつ排出されていたオイルの圧力が、逆に流出口45に沿って一方向性チョークバルブの遮蔽ボール48が当接する入口の表面の間間に徐々に染み込んで、停止したトロコイドギアポンピング部23の内側にオイルが逆流入される。 これは、一方向性チョークバルブの遮蔽ボール48を常に押し付けスプリング47が押し付けているが、遮蔽ボール48が当接して接触されている隙間の間に外部側のオイルが徐々に染み込むので、トロコイドギアポンピング部23の内側には、オイルが自動に流入されてさらに作動できるように元のオイル圧を保持する特徴がある。

    前記のような作用により圧力発生装置20内でオイルの圧力が発生すると、内側に充填されているオイル圧力がピストンギア25を押し付けると同時にカバーギア22を両端部側に第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13を同時に押し付けるように加圧される。

    これは、本発明の圧力発生装置20の内部には、トロコイドギアポンピング部23が構成されており、同時に内側には、粘性された流体が充填されているので、車両の差動が発生すると、第1の及び第2のサイドピニオンギア14、13の中の何れか一方が回転することにより、互いに噛合っている上部のカバーギア22及び下部のピストンギア25は、互いに反対に回転するようになりつつトロコイドギアを回転させる。

    即ち、トロコイドギアの回転により圧力が発生すると、充填された粘性流体が本体シリンダー24から下部のピストンギア25に、2つの一方向チョークバルブの流出口45を通じて移動され、流出口45を通じて移動されたオイルの圧力により下部ピストンギア25を端部側に押し付けるので、サイドピニオンギアがスリップしつつ押し付けられる。

    このとき、本体シリンダー24内のオイル圧力が上部カバーギア22内に貯蔵されたオイルの圧力より低くなるので、上部カバーギア22内の空間に詰められた余分のオイルが本体シリンダー24内に流出口45を沿って流入され、抜け出たオイルを補充することにより、さらに多いピストンの間隔を発生させる特徴がある。

    図6に示されたように、上部カバーギア22内のオイルは、柔軟なベローズ21により密閉されているので、オイルの供給と回収の時に上下に自在に移動して空間内の圧力が保持される。

    上部カバーギア22上に形成されたベローズ21の内側にオイルが詰められており、ベローズ21に詰められているオイルが本体シリンダー24側に移動するように流路17が形成されている。

    ベローズ21の最初の余裕分のオイルが本体シリンダー24に供給されると、供給されたオイル量だけベローズ21は、下に付いて落ちながら移動することになる。 これは、上部カバーギア22の内は、大気圧となっているので、トロコイドギアポンピング部23の圧力発生により、既存にいたオイルが流出口へ抜け出ると同時に、本体シリンダー24の内部は真空状態となる。

    従って、このときに圧力差が発生し、上部カバーギア22内のオイルがシリンダーに移動される。

    また、上部カバーギア22内の大気圧をそのまま保持するためには、上部カバーギア22内に抜け出たオイルの空間だけ薄いベローズ21が動き、真空状態でない大気圧状態がそのまま保持される特徴がある。

    前記のようにベローズ21が逆に復帰する時には、元の状態に縮められるので、復帰されるオイルが詰められるように空間が形成される。

    このように、第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13が加圧されて押し付けられると、後面に位置した摩擦板21a、21b、31a、31bを互いに加圧して摩擦させるので、両側に第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13が反対方向に回転することなく同じ方向に回転させる。

    第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13の回転方向が同じ方向に回転すると、泥沼等に陥って空回りする車輪側と、そうでない反対側の車輪は、同様に同一方向に回転するので、泥沼から抜け出ることになる特徴がある。

    図7に示されたように、本発明の他の実施例として、第1のサイドピニオンギア14および第2のサイドピニオンギア13に摩擦板が形成されず、このように回転される差動ギア15、16上の後面に摩擦板を形成させることができるのはもちろんである。

    また、差動ギア15、16の間に本発明の圧力発生装置20を位置させておき、前記差動ギア15、16と連動されて回転するようにカバーギア22及びピストンギア25を結合させる。

    前記のように結合された圧力発生装置20は、第1のサイドピニオンギア14または第2のサイドピニオンギア13の中の何れか一方の車輪が泥沼に陥ることになり、陥った車輪だけが回転される。

    このとき、内側に第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13と同一に噛合っている差動ギア15、16が同一に回転する。

    前記のように差動ギア15、16が回転すると、その間に装着される圧力発生装置20のカバーギア22及びピストンギア25も同一に回転される。

    カバーギア22及びピストンギア25が回転すると、内側に形成されているトロコイドギアポンピング部23も同一に回転しつつポンピング作用をするため、内側に入っていたオイルは、本体シリンダー24の流出口45へ排出させる。

    前記のように流出口45へ内側に充填されていたオイルが排出されると、排出されるオイルの圧力によりピストンギア25を端部側に押し付けると同時に、カバーギア22を有する本体シリンダー24を反対端部側に押し付ける。

    本体シリンダー24の流出口45へ排出されるオイルの圧力により、カバーギア22及びピストンギア25側に押し付けられると同時に、差動ギア15、16を両外側に押し付けると同時に、差動ギア15、16の後尾側に形成された摩擦板41a、41b、51a、51bを互いに押し付けながら摩擦される。

    したがって、摩擦板41a、41b、51a、51bが当接しつつ摩擦が大きくなると、差動ギア15、16は、互いに反対方向に回転せずに、両端部側にスリップされながら押し付けられて締められるので、両方の第1のサイドピニオンギア14及び第2のサイドピニオンギア13は、互いに反対方向に回ることなく同じ方向に回転する特徴がある。

    また、前記本発明において形成された摩擦板は、2枚を重ねて用いているが、その間に1枚をさらに挟んで使用できるだけでなく、2枚以上を間に重ねるようにして使用できるのはもちろんである。

    前記のような方法以外に、本発明の圧力発生装置は、ピストンギアと噛合う方向と直をなし、圧力発生装置がサイドピニオンギア及び差動ピニオンギアに自在に着脱できる特徴がある。

    本発明の圧力発生装置は、サイドピニオンギアの間に装着されると、差動ピニオンギアの後側に摩擦板を置いて、側面に取り付けられたピストンギアが差動ピニオンギアを押すことになり、差動ピニオンギアの間に装着されると、サイドピニオンギアの後側に摩擦板を置いて、ピストンギアがサイドピニオンギアを押すように作動させるので、差動を制限させることのできるという特徴がある。

    したがって、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置により、既存に適用されている差動機能を有しているので、コーナリングの時に円滑に作動されるだけでなく、泥濘、砂の窪みまたは氷板などの両側車輪に摩擦が異なる場合に、摩擦のない側の車輪だけが回転することになって、車体を動かすことのできない状況がくると、差動を制限する機能が作動して摩擦の大きい方の車輪を動かして車体を移動させることのできるという特徴がある。

    また、差動装置と差動制限装置とが一体となっているので、他の差動制限装置のように付加的な部品の設置や車体の設計変更なく既存の差動装置と本発明の差動制限機能を有する差動装置だけ交換すると十分であるので、設置費用が安くかつ設計の変更無しにも既存の車両に装着することができる。

    それだけでなく、従来の差動制限装置に比べて、サイズを最大限に減らすことができ、体積の減少と重さを顕著に減らすことができ、車両自体の重さを低めることができ、燃費を増加させることのできるという長所もある。

    図3は、本発明の差動制限装置の圧力発生装置を示す分離状態を示す図である。

    図4は、本発明の差動制限装置の圧力発生装置の組み立てられた状態を示す図である。

    図5は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置の分離状態を示す図である。

    図6は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置のベローズの状態を示す図である。

    図7は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置の他の例を示す図である。

    図8は、本発明の圧力発生装置を利用した摩擦式差動制限装置の断面状態を示す図である。

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