Coupler to be operatively connected between the buoy and the floating container for hydrocarbon production

申请号 JP50375397 申请日 1996-06-19 公开(公告)号 JP3694321B2 公开(公告)日 2005-09-14
申请人 デン ノールスケ スタッツ オルイエゼルスカップ エイエス; 发明人 ミドットベイト,ステイナル;
摘要
权利要求
  • 水中ブイ(1,2)を貫通する少なくとも1つの流体通路(9)と炭化水素を製造するための浮動容器上のパイプシステムとの間を相互連結する回転連結器であって、互いに軸方向に導入または引抜かれることができる雌部材(3)および雄部材(4)から構成されると共に、前記雌部材がブイ(1,2)に永久的に固定されている形式の一対の協働流体移送スイベル部材と、雄部材(4)の一部分を形成すると共に、電気動力と電気制御信号および液圧制御信号を移送するよう構成された電気液圧式スイベル(30)とを有し、前記スイベル部材(3,4)がその下端部において、スイベルおよびブイからのそれぞれの動力、信号および液圧の各ラインを相互連結するための協働連結器部分(81,82;83,84)を備えている回転連結器において、
    電気液圧式スイベル(30)が、雄スイベル部材(4)の頂部に配置されると共に高電力および制御信号を移送するための滑りリング装置(37,45)を有し、且つ、雌および雄スイベル部材(3,4)が、互いに挿通可能であると共に、それぞれの水中結合器(72,73)の部分を形成する協働連結器部分(81,82;83,84)を備えた結合ディスク(62,63)を有するコップ状のハウイング部材(60,61)を含み、前記ハウジング部材(60,61)が、水中結合器(72,73)の水中操作のために水を充填するよう構成されることを特徴とする回転連結器。
  • 雄スイベル部材(4)のハウジング部材(61)の上端部に、ハウジング部材内の水位を検出するための水検出器(80)を設けることを特徴とする請求項1記載の回転連結器。
  • 電気液圧式スイベル(30)と水中結合器(72,73)との間の連結ケーブル(85,93)が油充填チューブ(68)内に担持され、前記チューブが、その上端部において、スイベル(30)に固定されると共に雄スイベル部材(4)内の中央軸方向通路(69)内に担持され、一方、その下端部において、協働水中結合器(72,73)に連結される油充填ホース(70,71)内へ通過されることを特徴とする請求項1または2記載の回転連結器。
  • 電気液圧式スイベル(30)と結合ディスク(62,63)上の液圧連結器(74)との間の液圧パイプライン(53)が、油充填チューブ(68)の外側上の雄スイベル部材の軸方向通路(69)内に担持されることを特徴とする請求項3記載の回転連結器。
  • ハウジング部材(60,61)の互いに対向する側壁が、雄スイベル部材(4)を雌スイベル部材(3)内へ導入する際に、雄スイベル部材(4)の結合ディスク(62)が雌スイベル部材(3)の結合ディスク(63)との正確な関係位置へ案内されるための螺旋状案内手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の回転連結器。
  • 電気液圧式スイベル(30)が、更に、繊維光学制御信号を移送するための滑りリング手段(43)を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の回転連結器。
  • 说明书全文

    本発明は、中ブイを貫通する少なくとも1つの流体通路と炭化水素を製造するための浮動容器上のパイプシステムとの間を相互連結する回転連結器であって、互いに軸方向に導入または引抜かれることができる雌部材および雄部材から構成されると共に、前記雌部材がブイに永久的に固定されている形式の一対の協働流体移送スイベル部材と、雄部材の一部分を形成すると共に、電気動と電気制御信号および液圧制御信号を移送するよう構成された電気液圧式スイベルとを有し、前記スイベル部材がその下端部において、スイベルおよびブイからのそれぞれの動力、信号および液圧の各ラインを相互連結するための協働連結器部分を備えている回転連結器に関する。
    前記形式の協働スイベル部材を有する回転連結器または結合装置は、例えば、ノルウェーの特許出願第932460号から公知である。 前記出願には、水中ブイに対し迅速に連結または開放されるよう構成された容器手段によって炭化水素を沖合で製造するシステムが開示されており、ここで前記ブイは、このブイに向け上向きに延在される多数のライザに連結される底部固体の中央部材と、前記中央部材上に回転可能に装着されると共に水中下向き開口の容器内受入れスペースに導入且つロックされることができる外側浮き部材とからなる形式に構成されている。 ブイの上端部には、前記形式の回転結合器またはスイベル装置が設けられ、ここでスイベル部材は、スイベル部材内の協働流体通路と連通する相互シールの環状スペースまたは環状室を画定しており、プロセス流体および可能な注入流体がライザと容器内パイプシステムとの間で移送される。 雌スイベル部材がブイの中央部材に永久的に固定される一方、雄スイベル部材が容器上の操作手段に連結されることにより、両スイベル部材が操作手段によって相互に導入および引抜かれることができ、両スイベル部材が前記環状室を相互連結状態で画定する。 環状室の各川部には、圧力流体手段で作動されることができるシール手段が設けられて環状室間のシールを形成し、前記シールは、両スイベル部材が互いから分離される場合には開放されることができる。
    先に述べたように構成される電気液圧式スイベルは、前記特許出願には開示されていない。 しかしながら、この種の装置は、先に述べたような連結器の発展および製造につれて、市場では最近公知となっている。 この公知の装置においては、電気液圧式スイベルは、その装置の下端部に設けられると共に、その電力は中位の電圧、すなわち、1000ボルト・オーダで移送するように構成されている。 しかしながら、前記形成の製造容器による操作においては、公知の連結器におけるよりも実質的に高い、例えば、10〜12MVAまたはそれ以上の電力移送が望まれる。 対応する電圧および電流値は、3相トランスミッションにおいて、約11kVおよび600Aまたはそれ以上となる。 このような高電力を移送する電気液圧式スイベルは、公知の連結器で許容されるスペースより大きなスペースを必要とする。 しかも、公知の装置は、顧客に応じた特別な要求および必要を満たす可能性において、十分な融通性を有しない。 更に、当該作業環境の保安要求を満足させるためには、爆発事故を防止するための特別な予防策を必要とする。
    従って、本発明の目的の1つは、高電力を移送することができる電気液圧式スイベルを備え、しかも構造が使用者の適用に対して大きな融通性を有すると共に全体的構成がコンパクトで且つ操作的にも安全である回転連結器を提供することにある。
    上記目的は、先に述べたような形式の回転連結器であって、本発明の特徴、すなわち、電気液圧式スイベルが、雄スイベル部材の頂部に配置されると共に高電力および制御信号を移送するための滑りリング装置を有し、且つ、雌および雄スイベル部材が、互いに挿通可能であると共に、それぞれの水中結合器の部分を形成する協働連結器部分を備えた結合ディスクを有するコップ状のハウジング部材を含み、前記ハウジング部材が、水中の結合器の水中操作のために水を充填されるように構成される特徴を有する回転連結器によって達成される。
    電気液圧式スイベルを回転連結器の最上部に配置することにより、顧客の特定の要求に応じることをできるだけ可能にする融通的な構成が得られる。 すなわち、同時に供給することができる電力量、“消費者”の数などの点で、高い融通性が得られる。 水充填ハウジング部材および水中結合器からなる前記構成手段によって、爆発安全装置が達成され、構成要素が低表面温度に保持され、従って、当該操作環境で発生し得る爆発危険性ガスの発火による爆発の危険から身を守ることができる。
    次に、本発明の一実施例を添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。 図において、
    図1は、本発明に係る回転連結器を装着したブイの上端部を示す軸方向長手断面図であり、
    図2は、図1に示すブイと連結器との拡大断面図であり、
    図3は、電気液圧式スイベルの一実施例を示す軸方向断面図であり、
    図4および5は、水中結合器の雄部材および雌部材をそれぞれ示す、それぞれ一部側面および一部長手方向断面図である。
    図1に示すブイは、先に述べたような形式のものであって、底部固定の中央部材と外側の浮き部材2とからなり、前記浮き部材は、中央部材上に回転可能に装着されて、浮動制御容器内の水中吸収スペース(図示せず)内へ導入且つ解放可能に固定されるよう意図されている。 ブイの上端部に取付けられる回転連結器または結合装置は、ブイの中央部材1に対して永久的に固定される雌部材3と、前記雌部材に対して操作手段5によって軸方向へ挿入または引出されることができる雄部材4とからなる形式の、一対の協働スイベル部材から構成されている。
    図2の拡大図に更に詳細に示すように、スイベル部材は、雌部材3内の一対の流体経路すなわち流体通路7と雄部材4内の一対の流体通路8とに連通する環状スペースすなわち環状室6を画定し、これにより、ブイの中央部材1内を貫通延在する移送パイプ9と容器上のパイプ・システム(図示せず)との間でプロセス流体を移送する。 移送パイプ9が、下端部において、ブイに連結されるライザ(図示せず)に連結されることは明らかであろう。 図示する実施例では2つの平行流体経路が使用されているが、これは流体通路8の直径を、雄のスイベル部材内で1つの通路を使用する場合に比べ小さくし、流動容量を充分にするためである。
    理解されるであろうが、図示する実施例は、1つだけのプロセス流体を連結器内で移送すべき場合を意図している。 幾つかの流体を移送すべき場合、例えば、水注入が当該貯蔵部内で要求される場合等には、連結器は、当該要求に対応するだけの数の環状室、流体通路およびシール手段が備えられる。
    図1から明らかなように、ブイの中央部材内には、ブイの上端部のフランジ連結部内へ伸長するパイプ伸長材10が設けられている。 前記パイプの伸長材は、検査および保守目的のために、ブイに連結されているライザ内へ壺を導入する壺入れ用に構成されている。 前記壺入れパイプ10も、移送パイプ9と同じく、液圧アクチュエータ12手段で作動され得る閉鎖バルブ11を有する。
    環状室6の各側部上において、雄部材4は、雌スイベル部材3を静的にシールする静的シール手段を備える半径方向へ移動可能なリング要素13を受入れる円周方向環状溝を有すると共に、前記リング要素13と前記環状溝の側壁との間をシールする動的シール手段を有する。 シール手段は、プロセス流体圧よりも高圧のバリア流体手段によって液圧的に操作されることができる。 この構成の構造的な実施例およびその操作方法の詳細な説明は、先に述べた特許出願第932460号を参照されたい。
    前述したように、雄スイベル部材4は、雌スイベル部材3に対し操作手段5によって導入または引出されることができる。 この操作手段は、リングフランジ14で支持される入れ子式液圧シリンダ形式からなり、前記シリンダに対しては、雄スイベル部材4を滑動可能に装着される案内スリーブ15が固定されている。 リングフランジ14は、雄スイベル部材が雌スイベル部材から引上げられる際に雄スイベル部材を受入れる防護ハウジング16を支持している。 その上端部において、防護ハウジングがクレーン(図示せず)に結合され、そしてこの手段によって、ハウジング16が案内スリーブ15および前記ハウジング内へ引上げられる雄スイベル部材4と共に、(ブイが、容器内の収容スペース内へ導入されるべき場合には)ブイの上方スペースから移動され、一方、(スイベル部材が相互連結されるべき場合には)雌スイベル部材3上方の所定位置へ導入されることができる。
    明らかなように、雌スイベル部材3は、その上端部に回転可能に装着される保持リング17を有し、案内スリーブ15の下端部は、下向きに傾斜されていて前記保持リング17内へ導入されるよう適用される。 雄スイベル部材が雌スイベル部材内へ導入されるべき際には、先ず、ハウジング16と案内スリーブ15が雌部材上方の略中心位置へ下降され、そして案内スリーブが保持リング17内の対接位置へ導入される。 その後、案内スリーブが、保持リングに対し、案内スリーブの外側に締結される液圧ロック・シリンダ18からなるロック手段によってロックされる。 これにより、スイベル部材相互間の正確な位置決めが確保され、雄部材が安全且つ穏やかに導入および引抜かれると共に、スイベル部材の寸法的公差も最少に保持されることができる。
    留意されるべきは、流体通路8が、図示される環状室19および案内スリーブ15内の協働通路20を介して、容器上の前記パイプ・システムに可撓ホース(図示せず)で接続されていて、雄スイベル部材の上記操作に関連する案内スリーブの移動を許容することである。 更に、環状室19の両側部上には、液圧的に作動されるシール21が設けられていて、雄部材が雌部材内の所定位置へもたらされた際に雄スイベル部材と案内スリーブの間を静的にシールすることも留意されるべきある。
    図1に示すように、回転結合装置すなわち“連結器”は、雄スイベル部材の部分を形成するようその頂部に配置される電気液圧式スイベル30を有する。 このスイベルは、それ自体のために、電力を製造容器から当該海中装置へ伝達し、更に全ての必要な電気制御信号および液圧制御信号を前記海中装置へ伝達しなければならない。 また、このスイベルは、水面および水中の双方において、電力および/または電気制御信号および液圧制御信号を、別の装置から容器に伝達するのに使用されることが想定される。
    図3に、電気液圧式スイベル30の一実施例を、その長手方向断面図で略図的に示す。 このスイベル構造は、商業的に利用され、カナダ国ノバスコシア州のフォーカル・テクノロジーズ・インコーポレイテッド(Focal Technologies Inc.)から販売されている。 前記スイベルは、高い電力を伝達するように構成され、この図示例においては、先に述べたような電圧および電流値(11kV/600A、すなわち、約11.4MVA)を3相で伝達するよう構成されている。
    前記スイベルは、原則的に、作動時には雌スイベル部材3に固定されているためブイの中央部材1に対しては静止している中央の中空“コラム部材”31と、雄スイベル部材4の頂部の担持フランジ34に固定されている下部底板33を有する外側のカバー部材32とからなり、従って前記カバー部材は、作動時には容器に対し静止している。 図示されるように、カバー部材32は、一対の軸受35および36手段によってコラム部材31上に回転可能に装着されている。
    コラム部材31は、カバー部材32内において、中間断熱リング38手段によって相互に断熱されている3つの滑りリング37(1つだけが図示されている)からなる滑りリング装置を有する。 各滑りリングに対しては動力ケーブル39が連結されており、前記動力ケーブルは、更に後述されるが、コラム部材31内の中央通路を降下し更に雄スイベル部材内を降下する。 容器からの動力ケーブルは、それぞれの湾曲パイプ・ソケット40を介してカバー部材内へ導入され、前記湾曲パイプ・ソケットは、カバー部材の底板33下面に90°の相互度間隔で固定されているもので、すなわち、4つのパイプ・ソケットが設けられていて、その中の3つが動力ケーブルとして使用されている。 動力ケーブル41の1つだけが部分的に図示されており、そしてこれが、接点部品42を介して協働滑りリング37に接触している。
    図3には、電気制御信号の滑りリングは示されていない。 その代りに、図示されるスイベルは、繊維光学信号を伝達する滑りリング手段43を有する。 この手段は、カバー部材31に固定される支持部材44を有すると共に、図示実施例では、一対の繊維光学滑りリング45を有する。 図には、繊維光学ラインは示されていない。
    スイベル30は油充填および圧力補償されており、また、スイベルへ導入される電力ケーブルは油充填ホース内で担持される前提となっている。 前記ケーブルは、実際は接続箱(図示せず)から導入され、前記接続箱は、容器ケーブルを介して高圧配電盤に対し電力スイッチで接続されている。 また、電気液圧式スイベルは、液圧信号を伝達するため、および回転連結器の部分を形成する前述したシール手段を加圧するための液圧通路を有する。 図示実施例では、4つの通路が設けられており、それぞれの通路は、コラム部材31を包囲してカバー部材の底板33に固定されている円筒形移行部材51を半径方向へ貫通延在する通路50と、コラム部材を貫通延在してその下側へ出口する協働環状室および軸方向通路52とから構成されている。 前記通路は、図2中に破線だけ図示されている液圧ライン53へ接続される。
    図2に示すように、雌および雄スイベル部材3および4は、それぞれ、相互に挿通可能なコップ状のハウジング部材60および61を含む。 前記ハウジング部材の下側底部部分は、それぞれ結合ディスク62および63として形成され、電気液圧式スイベル30からのケーブルおよびラインを、ケーブル・ハンガ67(図1参照)に終端する海中ケーブル66と連結器との間にあるブイの中央部材1を貫通して延在する対応ケーブルとライン64および65に相互接続するための協働接続部材を有する。
    電気液圧式スイベル30からの電力ケーブルおよび異なる電気および/または繊維光学信号ラインは、上端部をスイベル30のコラム部材31の下端部に固定されている雄スイベル部材4内の中央軸方向通路69を貫通延在するケーブル・チューブ68を介して、雄スイベル部材4内を降下されている。 前記チューブは、その下端部において一対のホース70および71に連通しており、その中の1つのホース70は、動力ケーブルを収容して接続器72の上部部分に接続され、一方、別のホース71は、信号ラインを収容して接続器73の上部部分に接続されている。 ケーブル・チューブ68およびホース70および71も、電気液圧式スイベルと同じく油充填されており、前記チューブおよびホースはスイベルに流体接続されている。
    図1および2においては、明瞭に示すため、電力ケーブルに対する接続器72の1つのみが図示されているが、実際は、高出力(11kV/600A)の3相電力伝達の場合には3つのホースおよび接続器が設けられるものである。 低出力(3.3kV/125A)に対しては、3相ケーブルが各ホース70に担持され、そして接続器も3相とされるであろう。
    電気液圧式スイベルからの液圧ライン53に関しては、これらラインは、ケーブル・チューブ68外側の雄スイベル部材の軸方向通路69内に担持され、液圧結合器74に接続される。 これらのラインには、また、回転連結器の部分を形成するシールを加圧するためのブランチ(図示せず)を設けることもできる。
    協働する連結器部材間の接触は、雄スイベル部材4が雌スイベル部材3内へ挿入される際に、結合ディスク62および63が制御状態で同時動作されることによって達成される。 前記結合ディスクが同時動作される際に、これら結合ディスクの正確な相互方向を確保するために、ハウジング部材60および61の側壁には、ハウジング部材60の側壁に弾力的に配置され、かつ、ハウジング部材61の側壁外面に配置された螺旋溝76に係合される突片75からなる案内手段が設けられている。 相互結合動作の最終段階の間に、結合ディスク62が、一方のディスク上の一対の案内ピン(図示せず)を介して正確な位置に案内され、前記案内ピンは、他方のディスク内の対応穴(同じく図示せず)内に導入される。 このようにして、連結器部材の正確な相互結合位置が、ブイが引入れられて容器の受入れスペース内にロックされる位置とは無関係に確保される。
    スイベル部材3および4の相互連結位置において、ハウジング部材60および61が結合ディスクを介して相互ロックされる。 ブイの中央部材回りにおいて起こり得る容器の回転の場合に、雄スイベル部材の回転を許容するために、ハウジング部材61は雄スイベル部材上に回転可能に装着されている。 このことは、ハウジング部材61と、雄スイベル部材の下端部に固定される包囲支持フランジ79との間に設けられる一対の軸受77および78手段によって達成される。
    前述したように、本装置における連結器は水中結合器から構成され、先に述べたような利点を伴う。 従って、ハウジング部材60および61は、操作の間は水で充満されるであろう。 ハウジング部材61内の水位WLを制御するため、前記ハウジング部材上端部には水検出器80が設けられ、前記検出器は、ケーブル・チューブ68の下端部上に装着されている。
    電力ケーブルおよび電気/光学信号ケーブルに対する水中結合器は、2つのユニット、すなわち、上部結合ディスク62上に装着されるプラグ部材と、下部結合ディスク63上に装着されるソケット部材とから構成される。 すなわち、図2において、電力ケーブルに対する結合器72はプラグ部材81とソケット部材82から構成され、一方、電気/光学制御信号に対する結合器73はプラグ部材83とソケット部材84から構成されているのが図示されている。
    電力伝達用の水中結合器72の一実施例を、図4および5に更に詳細に示す。 すなわち、図4にはプラグ部材81を示し、一方、図5にはソケット部材82を示す。 図示された結合器は、商業的に利用され、英国のトロニック・エレクゴロニック・サービシズ(Tronic Electronic Services)社から販売されている。 従って、前記結合器は公知の設計であり、幾つかの主要要素のみを説明する。
    図4に示すように、電気液圧式スイベル30からのケーブルの端部85は、プラグ部材内へ挿通され、ケーブルナット86およびクランプスリーブ87手段によって保持される。 ケーブルの露出導線端部は、端末スリーブ88内に保持され、ソケット接点89に接続される。 ソケット接点は、いわゆるシャトルピン90を収容し、前記シャトルピン90は、ばね91によって(プラグ部材がソケット部材から解放されている際に)シャトルピンの外側端部がシール92を通過する外側位置へ付勢される。
    ブイからのケーブル64の端部93は、ソケット部材82内へ導入され、ケーブルナット94およびクランプスリーブ95手段によって保持される。 ケーブルの露出導線端部は、端末スリーブ96内に保持され、接点ロッド98を介して接点ピン97に接続される。 プラグ部材がソケット部材内へ導入されると、接点ピン97がソケット接点89と係合され、シャトルピン90が、ばね91を収容するハウジング内へ押込まれる。
    プラグおよびソケット部材は、共にシリコンゲルを充填され、圧力補償される。 充填および排気のために、プラグ部材は充填および排気ねじ99を有し、一方、ソケット部材は対応する充填および排気ねじ100を有する。
    結合器部材81および82の相互連結の間における半径および軸方向公差のために、これら部材は、結合器と共に供給されるばね支持手段内に装着される。 図2に略図的に示されるこの手段は、プラグ部材81上に配置されるばね負荷ディスク101からなり、ディスクの各隅部内に1つずつある3つのクランプボルト102手段によって装着されている。

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