Method and device for actuating working module

申请号 JP6822998 申请日 1998-03-18 公开(公告)号 JPH10325289A 公开(公告)日 1998-12-08
申请人 Bauer Spezialtiefbau Gmbh; バウアー シュペチアルティーフバウ ゲーエムベーハー; 发明人 HABERER HANS; WEIXLER LEONHARD;
摘要 PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a control method of a working module such as a hydraulic grab and a device which excavates a hole and removes obstacles from the hole extremely effectively (effective as hardware, time, and cost) and carry out a plurality of works through the working module.
SOLUTION: The rotation of a drill rod 2 is transmitted to a working module 5 through a rotary head housing 17 and a switch housing 15. And a work such as drilling is carried out thereby. The first directional rotation of the drill rod 2 is converted i-times faster or slower (i is the transmission ratio of the gear) than the rod by a gear 7 and transmitted to a hydraulic pump 9 through a trip-free structure 11. And a hydraulic cylinder 6 is driven by the hydraulic pump 9 to give the axial movement to the working module 5. A grab is closed by the axial movement for instance.
COPYRIGHT: (C)1998,JPO
权利要求 【特許請求の範囲】
  • 【請求項1】 回転伝達部材の回転を利用してワーキングモジュールを動作させる方法であって、 前記回転伝達部材からの回転を動作手段によりワーキングモジュールに伝えることによって前記ワーキングモジュールに仕事を行わせ、 前記回転部材の回転方向を変更することによって、上記動作手段において選択的に回転力を液圧に変換し、この液圧により前記ワーキングモジュールに少なくとも1つの他の動作を行わせることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる方法。
  • 【請求項2】 請求項1に記載の方法において、 さらに、ワーキングモジュールとしての液圧グラブによって穴から障害物を除去する工程を有し、 前記回転伝達部材の回転方向を第1の方向にするときには、前記動作手段は液圧グラブに回転を伝達し、液圧グラブを開いた状態で回転させ、 前記回転伝達部材の回転方向を前記第1の方向と反対方向にするときには、前記動作手段は、回転を液圧に変換し、液圧により液圧グラブを閉じることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる方法。
  • 【請求項3】 請求項2に記載の方法において、 前記動作手段は、液圧ポンプを有し、この液圧ポンプからの液圧液体は液圧シリンダに供給され、これによってグラブブレードが閉じられることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる方法。
  • 【請求項4】 請求項2または3に記載の方法において、 さらに、前記回転伝達部材はドリルロッドを有し、このドリルロッドにかかる引っ張り力及び圧縮力によって、
    方向制御弁を切り替え、液圧グラブの開閉を制御することを特徴とするワーキングモジュールを動作させる方法。
  • 【請求項5】 請求項2〜4のいずれか1つに記載の方法において、 前記回転伝達部材はドリルロッドを有し、液圧グラブをストップに至るまで引き上げ、それ以上引き上げようとする際にドリルロッドにかかる引っ張り力に基づいて、
    液圧グラブを開くことを特徴とするワーキングモジュールを動作させる方法。
  • 【請求項6】 回転力をワーキングモジュールに伝達する装置であって、 回転力を発生するドライブ手段と、 このドライブ手段とワーキングモジュールの間に配置され、これらを接続する動作手段と、 を有し、 前記動作手段は、前記ドライブ手段の第1の方向の回転力をワーキングモジュールに伝達し、 前記ドライブ手段の第2の方向の回転力を液圧に変換し、前記ワーキングモジュールに少なくとも1つの他の動作を行わせることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項7】 請求項6に記載の装置において、 前記ドライブ手段は、ドリルロッドを有するパワーロータリヘッドであり、 前記動作手段は、液圧ヘッドであり、 ワーキングモジュールは液圧グラブであり、 液圧グラブは、ドライブ手段に、ドリルロッドと共に回転可能でかつ液圧駆動可能に接続されていることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項8】 請求項7に記載の装置において、 さらに、 前記液圧ヘッドには、ギア機構が設けられ、このギア機構によってドリルロッドの回転数をi倍し、トルクを1
    /iとすることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項9】 請求項8に記載の装置において、 さらに、 前記ギア機構の第1の方向の回転を液圧ポンプに伝達し、反対方向の回転を液圧ポンプに伝達するのをブロックするトリップフリー機構を有することを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項10】 請求項9に記載の装置において、 ドリルロッドの第1の方向の回転は、ヘッドカバー及びヘッドハウジングを介し前記ギア機構に伝達でき、トリップフリー機構及び液圧ポンプの駆動シャフトを駆動しないことを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項11】 請求項10に記載の装置において、 トリップフリー機構の第1の方向と反対方向の回転時には、ギアの駆動シャフトはドリルロッドの1/i倍のトルクで回転が保持され、この回転は伝達され、かつドリルロッドの回転は、そのままワーキングモジュールに伝達されることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項12】 請求項10に記載の装置において、 さらに、 前記動作手段に対する軸方向の力に応じてワーキングモジュールへの液圧フィードラインおよび液圧ドレインラインに設けられたバルブを切り替えるためのスイッチハウジングを含むことを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項13】 請求項12に記載の装置において、 前記バルブは、4/2方向制御弁であることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項14】 請求項7〜13のいずれか1つに記載の装置において、 少なくとも1つの液圧シリンダが液圧ヘッドと同心的に位置され、液圧グラブの複数のグラブブレードは液圧ヘッドの下で結合されていることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項15】 請求項7〜13のいずれか1つに記載の装置において、 前記液圧シリンダは、液圧ヘッドの軸方向の延長線上に位置することを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項16】 請求項6〜15のいずれか1つに記載の装置において、 前記ワーキングモジュールは、パイルベースカッターであることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項17】 請求項6〜15のいずれか1つに記載の装置において、 前記ワーキングモジュールはコアキャッチャーであることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項18】 請求項6〜15のいずれか1つに記載の装置において、 前記ワーキングモジュールはコアブレーカであることを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項19】 請求項6〜15のいずれか1つに記載の装置において、 前記動作手段はローラービットコアケーシングパイパーを含み、前記ワーキングモジュールはスイベルローラーを有することを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項20】 請求項6〜19のいずれか1つに記載の装置において、 前記動作手段は少なくとも1つの液圧駆動対象を含むことを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 【請求項21】 請求項7〜15に記載の装置において、 前記液圧ヘッドは、高トルクから低トルクに変換するギア機構と、このギア機構の低トルク側に接続されたトリップフリー機構を有することを特徴とするワーキングモジュールを動作させる装置。
  • 说明书全文

    【発明の詳細な説明】

    【0001】

    【発明の属する技術分野】本発明は、ワーキングモジュールの動作のための装置及び方法、特に液圧(通常は油圧)グラブ(つかみ機)であって、動回転ヘッドやドリルロッドと共に地面などに穴を掘るのに使われ、岩(ロック)や小石(ボールダー)のような障害物を除去するものに関する。

    【0002】

    【従来の技術】従来より、ドリルロッドにより穴を掘っている時に、穴の中の石などの障害物にあった時には、
    この障害物を除去するために特別の装置を使用している。 例えば、グラブツール(つかみ機)であって、液圧(油圧)駆動のものが使用される。 また、一般的に、このグラブツールは、操作可能に接続されている追加の装置を操作して使用する。

    【0003】

    【発明が解決しようとする課題】この追加の装置は、穴からドリルロッドが除去される時に用意され、ドリルロッドが除去されてから穴に入れられ、その後が除去される。 このプロセスは、時間がかかるだけでなく、また装置のコストの面でも非効率的である。

    【0004】本発明の目的は、穴堀装置及びプロセスにおける従来の装置及び方法の欠点を解決することにある。

    【0005】また、本発明の他の目的は、液圧グラブのようなワーキングモジュールを操作する方法及び穴掘り及び穴からの障害物の除去を非常に効率的(ハードウェア、時間及びコストとして効率的)に行える装置を提供することにある。

    【0006】

    【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、本発明は、次のような装置を用いる。 例えば、パワーロータリヘッドのトルクM及び回転数nrpmの回転である機械的な量(機械的な運動、この場合は回転力)
    は、選択的に所定の頻度で、液圧に変換される。

    【0007】液圧は、例えば液圧グラブのような液圧ラインを用いるワーキングモジュールに伝達される。 ワーキングモジュールは液圧を出力する装置に接続される。
    本発明のプロセス及び装置の好適な一適用例は、キリーロッド(kelly rod)を持つ回転ヘッドのトルク及び回転(rpm)のワーキングモジュールとしての液圧グラブへの伝達である。 キリーロッドのトルク及び回転は、液圧グラブに追加の伝達装置を介し伝達される。 この伝達装置は、ドリルロッドと液圧グラブの間に位置して設けられ、トルク及び回転は、ドリルロッドの回転方向を変更することによって液圧力に変換される。
    この液圧力は、液圧グラブに供給され、液圧グラブの少なくとも1つの他の機能を行わせる。

    【0008】液圧ポンプを用いて液圧流体を液圧グラブの閉じられているシリンダに供給することが重要である。 ここで、液圧ポンプは、ドリルロッドによって駆動される。 同時に、ドリルロッドに接続された液圧ヘッドはドリルロッドの回転動作をワーキングモジュール(例えば、液圧グラブ)に伝達する。 液圧グラブは穴の底に位置するときに、開かれており、グラブのブレードが土の中に向けられる。

    【0009】本発明の好適な態様によれば、液圧ヘッドはギアを有し、このギアによってドリルロッドの回転数はi倍(ギアの伝達比をiとしている)に上げられる。
    また、同時に、ドリルロッドのトルクは、同じ比率iで減少される(1/iになる)。 ギアと液圧ポンプの間には、一方向の回転のみを伝達するトリップフリー機構であって、第1の方向の回転を液圧ポンプに伝達するが、
    反対方向の回転はブロックするものが配置されている。
    トリップフリー機構は、一方向の回転について歯がかみ合い、他方の回転の時に歯上をスリップする。 穴の底に液圧グラブを下げた後のドリルロッドの一方向の回転により、開いているグラブが土の中で回転する。 液圧ポンプは、反対の回転方向に駆動され、ワーキングモジュールの液圧シリンダが駆動される。 ここにおいて、液圧流体は、液圧ポンプで液圧シリンダへ分配される。 液圧シリンダの動作(シリンダ内のピストンの動き)に応じて液圧グラブが開閉される。

    【0010】グラブのブレードを広げるために、方向制御弁であって、液圧流体の流れを反転させるスイッチング機能(流体流れ方向切り替え機能)を有するものが設けられている。

    【0011】好適には、液圧グラブにドリルロッドにより与えられる引っ張り及び圧縮力が、方向制御弁を切り替えるのに利用される。 一形態においては、バネ付勢トリップカムがスイッチハウジング上に設けられている。
    すなわち、ドリルロッドの軸方向の動きに応じてバネの力に抗してトリップカムを移動させ、方向制御弁を切り替える。 例えば、ワーキングモジュールを下方に向けて押しているときに、石などでいっぱいになり、ワーキングモジュールが下に進めなくなった(負荷が大きくなった)時には、ドリルロッドとワーキングモジュール間の軸変位が起きる。 従って、このワーキングモジュール(例えば液圧グラブ)が、岩や類似のもので満たされたときは、これはドリルロッドを引き上げてこれらを、地表に運ぶ。 ここで、液圧グラブがパワー回転ヘッド上のストップに向けて引き上げられることが好適である。 液圧グラブがストップに当たると、ドリルロッドには引っ張り力が働く。 この引っ張り力(張力)は、方向制御弁を切り替えるように働き、液圧が反対方向に切り替えられるので、ドリルロッドの回転は、グラブブレードを開く力に変換される。

    【0012】本発明のワーキングデバイスは、パワーロータリヘッドのようなトルク及び回転を伝達する部材とドリルグラブモジュールのようなワーキングモジュールの間に設けられる。 そして、ワーキングモジュールは、
    液圧によって動かされる対象となる。 さらに、上述のような好適なグラブモジュールまたは液圧グラブに加えて、液圧駆動ポンプや、つき棒(ランマー:ramme
    rs)またはモータであって周縁及び接触力によって回転されたり回転方向を変更することによって液圧的に駆動されるものであってもよい。

    【0013】

    【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実施の形態について説明する。 部材の参照符号は、複数の図面において共通に使用する。

    【0014】図1は、機械量から液圧パワーを生成するワーキングデバイスとして利用される液圧ヘッド3を示す。 機械量は、例えばドリルロッド2のトルクM、回転(rpm)であり、機械力は、ドリルロッド2から穴の底に向けて伝達される。 ドリルロッド2は、パワーロータリヘッド(図示せず)にトーション的に強固に接続されている。 すなわち、ねじれ方向において強固であり、
    回転を伝達するように接続されている。 パワーロータリヘッドは、トルクM、回転数nであって、回転力として伝達され、または液圧に変換されるものを発生する。

    【0015】液圧ヘッド3は、ヘッドカバー21を有する。 このヘッドカバー21は、トーション的に強固にドリルロッド2のカップリングピースに接続されている。
    また、ヘッドカバー21は、ロータリヘッドハウジング17にベアリングユニット31を介し隣接接続される。
    ギア7、トリップフリー機構11及び液圧ポンプ9は、
    ロータリヘッドハウジング17に囲まれており、ロータリヘッドハウジング17に固定されている。 スイッチハウジング15は、ロータリヘッドハウジング17内の底部に位置しており、スイッチ素子(例えば、バネで付勢されたトリップカム16)を有している。 このスイッチハウジングもロータリヘッドハウジング17に取り囲まれている。 スイッチハウジング15は、ロータリヘッドハウジング17にトーション的に強固に接続されている。 このスイッチハウジング15は、ワーキングモジュール5にトーション的に強固に保持されている。 ワーキングモジュール5(図4、5参照)は、穴(図示せず)
    の底に位置される。

    【0016】ドリルロッド2の第1の方向の回転は、ヘッドカバー21からギアドライブシャフト22に伝達される。 ギア7は、例えばプラネットギアであり、回転をi倍にする。 すなわち、ギア7は、入力トルクMを1/
    iに減少させ、入力される回転数nをi倍とする。

    【0017】ギアドライブシャフト23は、カップリング13によって接続されるトリップフリー機構11のドライブシャフト24を駆動する。 トリップフリー機構1
    1は、カップリング13からの第1の方向の回転であるトルクM、回転数nを液圧ポンプ9のドライブシャフト26に伝える。 すなわち、トリップフリー機構11のシャフト25、カップリング14を介しドライブシャフト26にそのまま回転が伝達される。 液圧ポンプ9は、タンク27からの液圧液体を吸い、トルク及び回転力を回転流れ及び圧力として出力する。 液圧流体は液圧ポンプ9の高圧側から液圧ライン(供給ライン)18を介しバルブ20に向けられる。 バルブ20は、例えば、4/2
    方向制御弁である。 すなわち、入力側に一対の出入り口を持ち出力側に一対の出入り口を持ち、出力側の出入り口を切り替え、出力側における流体の流れ方向を切り替える。 そして、液圧の動作対象であるワーキングモジュール(液圧グラブ)5(図4、5参照)の液圧シリンダ6に切替可能な方向で液圧流体が供給される。 液圧駆動対象である液圧シリンダ6から液圧液は、液圧ライン1
    9、方向制御弁20、液圧ライン(リターンライン)2
    9を介しタンク27に戻る。

    【0018】第1の回転方向と反対のドリルロッド2の第2の方向の回転は、ワーキングモジュール5に対しトーション的に強固に伝えられる。 すなわち、トリップフリー機構11が第2の方向の回転をブロックするときには、トリップフリー機構の内側部分12及び回転ヘッドハウジング17に結合されている外側リング10は、互いに接続されている。 従って、トリップフリー機構11
    は全体としてヘッドハウジングと同じに回転する。

    【0019】従って、トリップフリー機構11のドライブシャフト25は、ヘッドハウジング17に対し相対的に回転しない。 ギアドライブシャフト23は、ドリルロッドトルクの1/i倍の力しかなく、トリップフリー機構11によりi倍の回転はしない状態に保たれる。 回転及びトルクは、ギアハウジング7を介し、ロータリハウジング17に伝えられる。 このロータリハウジング17
    は、スイッチハウジング15にトーション的に強固に接続されている。

    【0020】ワーキングモジュール5は、スイッチハウジング15に永久的に固定されている。 ワーキングモジュール5は、ドリルロッド2のトルク及び回転に従って、回転される。 これによって、第2の方向の回転では、開いたグラブブレード4(図4、5参照)は、穴の底に入って回ることができる。

    【0021】スイッチハウジング15は、トリップカム15aを有している。 トリップカム15aは、バネ装置16によって、予め所定の力がかかるように調整されている。 スイッチハウジング15は、液圧液体の2つの異なる回転流れ方向を可能としている。 これによって、液圧グラブ及び液圧ヘッドなどのワーキングモジュールを穴から引き出さずにスイッチングできる。 2つの異なる方向の液圧流体の流れは、ドリルロッド2を介し液圧ヘッド3に対し追加の負荷が与えられたときに得られる。
    スイッチングハウジング15は、バネ装置16と共に設けられており、ドリルロッド2と相対的に移動可能である。 ドリルロッド2は、方向コントロール弁20をスイッチするのに利用される。 すなわち、負荷に応じた方向制御弁20の切替は、図2、3に示されている。 液圧グラブ(図示せず)は、穴の底にある。 そして、ドリルロッド2がスイッチハウジング15に負荷を与える。 方向制御弁20はスイッチされることによってスイッチハウジング15に負荷がかかる。 そして、液圧液体の流れ方向が反対になる。 すなわち、液圧グラブが石などによりいっぱいになるとしたに進めなくなり、ロータリハウジング17が軸方向にスイッチハウジングに対し相対的に移動する。 そして、この相対的な移動量が一定以上になると(長穴の先端に至ると)、トリップカム15aが方向制御弁20を押し(図における上方)、方向制御弁が切り替わる。

    【0022】図3には、他のスイッチ状態が示されている。 このスイッチ状態では、引っ張り力は、スイッチハウジング15に加えられている。 図1、2の状態と比較して、スイッチハウジング15は、カバーサイドのストップ33に至るまで穴の底の方向に移動する。 この動きは、バネ装置16によって生起される。 液圧シリンダ6
    (ここでは、1つだけ示されているが複数ある)の液圧駆動は、スイッチハウジング15及びワーキングモジュール5がストップ33に対して引かれた時に起こる。 例えば、パワーロータリヘッド(図示せず)により引かれる。 これによって、ドリルロッド2の第2の方向の回転と共に、グリップブレード34が液圧で開かれる。 すなわち、ロータリハウジング17の動きは、ストッパ33
    によって、止められさらにドリルロッド2が引き上げられるとピンが長穴の端部に至るためトリップカム15a
    が押し下げられ方向制御弁が切り替えられる。 これによって、グリップブレード34が開かれる。

    【0023】このように、ロータリハウジング17とスイッチハウジング15の相対的な位置は、バネ装置16
    によって、中立位置に維持されている。 そして、ある程度以上の力が掛かった場合に、ロータリハウジング17
    とスイッチハウジング15の相対的位置関係が崩れ、方向制御弁が切り替えられる。 なお、ドリルロッド2の回転方向がいずれの方向であってもロータリヘッドハウジング17、スイッチハウジング15、ワーキングモジュール5は、ドリルロッド2と同様に回転する。

    【0024】また、液圧ヘッドは、スイッチハウジング15無しでも形成できる。 この場合、液圧液体は、単に1方向の流れでよい。 第2の可能性は、ワーキングモジュールの穴の外での駆動である。 例えば、手動で駆動したり、電気的にスイッチング機構を遠隔操作することが可能である。 すなわち、所望のタイミングで、方向制御弁を手動や電気的に切り替えればよい。

    【0025】図4は、本発明の好適な例である。 この例では、パワー回転ヘッドの回転エネルギーは、ドリルロッド2によってワーキングモジュール5に伝えられる。
    この例では、ワーキングモジュール5は、液圧グラブ2
    5である。 図1〜3における液圧ヘッド3と同一の部材には、同一の符号を付してある。

    【0026】図4の装置は、液圧シリンダ26を有している。 液圧シリンダ26は、液圧ヘッド3と同心的に位置されている。 またカップリングポイント32によって、液圧グラブ25のグラブブレード34を閉じた位置から開いた位置に動かす。 開いた位置において、液圧グラブ25は、液圧ヘッド3と共に、回転可能になっている。 この回転は、ドリルロッド2の回転に対応する。 液圧グラブモジュール25のグラブブレード34の端部に対応して端部部材36が形成されている。 これらと液圧ヘッド3は、穴の底部におろされる。 そして、端部部材36によって壊された地面の中に入る。 次に、グラブブレード34が液圧によって開位置から閉位置に移動された後、穴から引き上げられる。

    【0027】図5には、ドリルグラブモジュール25と液圧ヘッド3の他の実施例が示されている。 液圧ヘッド3は、外形のみが示してある。 穴の方向における液圧ヘッド3の下には、液圧シリンダ26が配置されている。
    すなわち、液圧ヘッド3の軸方向に延長した位置に液圧シリンダ26が配置されている。 グラブブレード4を有する液圧グラブモジュール25は開いた位置にあるように示してある。 特に図5において、液圧ヘッド3上に液圧グラブモジュール25がトーション的に強固に配置するものを示している。 グラブブレード34は、端部延長部(端部部材36)を有しており、これは、グラブブレード34が開いているときに穴の中に入っていく。 障害物がある場合、グラブブレード34は、上述のようにして随時、障害物を除去する。

    【0028】なお、ワーキングモジュールは、パイルベースカッターであることが好適である。

    【0029】また、ワーキングモジュールはコアキャッチャーであることが好適である。

    【0030】また、ワーキングモジュールはコアブレーカであることが好適である。

    【0031】また、動作手段である液圧ヘッドは、ローラービットコアケーシングパイパーを含み、前記ワーキングモジュールはスイベルローラーを有することが好適である。

    【0032】好適な実施形態について記載したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者が容易に行える変形などを含む。

    【図面の簡単な説明】

    【図1】 ドリルロッドを持つパワーロータリヘッドのトルク及び回転をワーキングモジュールに伝達する本発明の液圧ヘッドを示す図である。

    【図2】 図1に示される液圧ヘッドの異なるスイッチング状態を示す図である。

    【図3】 図1に示される液圧ヘッドの異なるスイッチング状態を示す図である。

    【図4】 ワーキングモジュールとして液圧グラブを有し、液圧シリンダが液圧ヘッドと同心状に配置されている本発明にかかる装置を示す図である。

    【図5】 ワーキングモジュールとして液圧グラブを有し、液圧シリンダが液圧ヘッドの軸の延長上に配置されている本発明にかかる装置を示す図である。

    【符号の説明】

    2 ドリルロッド、3 液圧ヘッド、4 グラブブレード、5 ワーキングモジュール、6 液圧シリンダ、7
    ギア、9 液圧ポンプ、11 トリップフリー機構、
    15 スイッチハウジング、20 バルブ。

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    【手続補正書】

    【提出日】平成10年6月18日

    【手続補正1】

    【補正対象書類名】図面

    【補正対象項目名】全図

    【補正方法】変更

    【補正内容】

    【図1】

    【図2】

    【図3】

    【図4】

    【図5】

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