Downhole measurement and / or work practices and equipment |
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申请号 | JP12770084 | 申请日 | 1984-06-22 | 公开(公告)号 | JPH066864B2 | 公开(公告)日 | 1994-01-26 |
申请人 | アンスチチユ フランセ ドユ ペトロル; | 发明人 | KURISUCHAN UITSUTORITSUSHU; | ||||
摘要 | |||||||
权利要求 | 【請求項1】上方部分と下方部分の少なくとも2つの部分を有し、少なくとも前記上方部分は数個の部材から形成されている少なくとも1つのチューブと、上端と下端を有する延長体と、該延長体の下端に固定され測定又は作業を実施する機器とを使用し、抗井内で測定又は作業を行う方法にして、 前記測定・作業実施機器を備えた前記延長体を前記チューブの下方部分に嵌合せしめる工程(a)と、 前記チューブの上方部分を前記チューブの下方部分の上に嵌合し、これに伴ない前記チューブの下方部分、前記延長体及び前記測定・作業実施機器によって形成される組立体を坑井内により深く進入せしめる工程(b)と、 前記測定・作業実施機器が測定又は作業を行うことのできる位置まで前記延長体と前記測定・作業実施機器を前記チューブに対して移動せしめる工程(c)とを順次行うことを特徴とする坑井内で測定又は作業を行う方法。 【請求項2】前記測定・作業実施機器が地上に電気接続され、前記測定・作業実施機器が、第1及び第2のコネクタ部分を有している第1の電気コネクタのその第1のコネクタ部分に電気接続され、これら第1及び第2のコネクタ部分が、必要とされる際、液体媒体内で互いにプラグ結合されることができ、そして前記第1のコネクタ部分が前記延長体に関し固定せしめられている場合、前記移動工程(c)の後に、前記第2のコネクタ部分を前記チューブ内に、前記第1のコネクタ部分の所まで導入せしめて該第2のコネクタ部分を該第1のコネクタ部分に結合せしめる別の工程を有しており、前記第2のコネクタ部分は第1の送電ケーブルの下端に機械的且つ電気的に固定されており、該第1の送電ケーブルの上端は地上設備に接続されており、前記別の工程の終了時に、前記第2のコネクタ部分を前記延長体に堅固に取付ける特許請求の範囲第1項記載の方法。 【請求項3】前記第1のコネクタ部分を、前記測定・作業実施機器に直接固定せしめている特許請求の範囲第2 項記載の方法。 【請求項4】前記測定・作業実施機器が、第3及び第4 のコネクタ部分を有している第2の電気コネクタのその第3のコネクタ部分により、中間接続体を介して、前記第1の電気コネクタの前記第1のコネクタ部分に電気接続され、これら第3及び第4のコネクタ部分が、必要とされる時に、液体媒体内で互いにプラグ結合されることができ、そして、前記第3のコネクタ部分が前記延長体の下端の近くで該延長体に堅固に取付けられている場合に、前記嵌合工程(a)と前記嵌合工程(b)との間に、前記第4のコネクタ部分を前記延長体内に導入して該第4のコネクタ部分を前記第3のコネクタ部分に結合せしめる別の中間工程を有しており、前記第3のコネクタ部分は第2の送電ケーブルの下端に機械的且つ電気的に固定されており、該第2の送電ケーブルの上端は前記第1の電気コネクタの前記第1のコネクタ部分に接続されており、前記別の中間工程の終了時に、第4のコネクタ部分を、前記延長体の下端の近くで該延長体に可能な限りしっかりと取付ける特許請求の範囲第2項記載の方法。 【請求項5】特に前記方法を横方向にそれた坑井に適用する場合、前記第2及び第4のコネクタ部分のうちの少なくとも一方をポンプ作用によって移動せしめる特許請求の範囲第2項から第4項までのいずれか1つに記載の方法。 【請求項6】前記延長体の移動、特に前記チューブからの前記延長体の突出移動を、流体を圧送することにより生ぜしめている特許請求の範囲第1項から第5項までのいずれか1つに記載の方法。 【請求項7】坑井の第1の区域内での前記測定・作業実施機器の作業に対応した前記延長体の移動の終了時に、 前記移動工程(c)の前に占めていた最初の位置に、前記測定・作業実施機器を前記チューブ内で戻し、該チューブの前記上方部分の長さを変えて、該測定・作業実施機器が新しい作業区域の近くに移動するのを可能ならしめている特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれか1つに記載の方法。 【請求項8】前記チューブの前記上方部分の長さを変える前に、前記第2のコネクタ部分並びに前記第1の送電ケーブルを該チューブの該上方部分から引出している特許請求の範囲第7項記載の方法。 【請求項9】前記第1の送電ケーブルを、横方向窓を備えた継手を介して前記チューブの前記上方部分内に進入せしめている特許請求の範囲第2項から第7項までのいずれか1つに記載の方法。 【請求項10】前記延長体を坑井内に進入せしめている間、該延長体を前記チューブの前記下方部分から吊下げられた状態に保持している特許請求の範囲第1項記載の方法。 【請求項11】前記チューブの前記下方部分を組立てている間、前記延長体を該下方部分の下端から吊下げられた状態に維持している特許請求の範囲第1項記載の方法。 【請求項12】各々が数個の部材から成る上方部分と下方部分の少くとも2つの部分を有する少くとも1つのチューブと、数個の部材から成り下端と上端の2つの端部をもった管状の延長体と、前記延長体の下端と一体をなし測定又は作業を行う測定・作業実施機器とを有し、坑井内で測定又は作業を行う装置において、前記延長体を前記チューブの下方部分に係留し、そして地上から係留を解除することのできる係留装置と、前記チューブに対して前記延長体を動かす装置とを有することを特徴とする坑井内で測定又は作業を行う装置。 【請求項13】前記測定・作業実施機器は、第1及び第2のコネクタ部分を有している第1の電気コネクタのその第1のコネクタ部分に電気接続されており、前記第1 のコネクタ部分は前記延長体の上端近くで該延長体に一体にされており、前記第2のコネクタ部分には第1の送電ケーブルの下端が機械的に固定されていると共に電気接続されており、前記第1の送電ケーブルの上端は地上設備に接続されており、前記第2のコネクタ部分の近くには、前記延長体の上端近くに配置された相手装置と協働する係合装置が備えられている特許請求の範囲第12 項記載の装置。 【請求項14】前記測定・作業実施機器は、第3及び第4のコネクタ部分を有している第2の電気コネクタのその第3のコネクタ部分に電気接続されており、前記第3 のコネクタ部分は前記延長体の下端近くで該延長体に一体にされており、前記第4のコネクタ部分には第2の送電ケーブルの下端が機械的に固定されていると共に電気接続されており、該第2の送電ケーブルの上端は前記第1のコネクタ部分に接続されている特許請求の範囲第1 3項記載の装置。 【請求項15】前記第2及び第4のコネクタ部分のうちの少なくとも一方にはその少なくとも一方のものをポンプ作用によって移動せしめるための装置が備えられている特許請求の範囲第13項または第14項記載の装置。 【請求項16】前記第2及び第4のコネクタ部分のうちの少なくとも一方にはロック解除可能な係留部材が備えられている特許請求の範囲第13項から第15項までのいずれか1つに記載の装置。 【請求項17】前記チューブの前記上方部分には、前記第1の送電ケーブルが通るのを可能ならしめる横方向窓を有する継手が備えられている特許請求の範囲第13項から第16項までのいずれか1つに記載の装置。 【請求項18】摺動ピストンが備えられている特許請求の範囲第13項から第17項までのいずれか1つに記載の装置。 |
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说明书全文 | 【発明の詳細な説明】 イ産業上の利用分野 本発明は、周囲の地層に面した坑井内で測定又は作業を実施する方法及び装置に係る。 本発明は、地質層のレベルの所で測定又は作業を実施するのに問題がある場合に特に適用可能なものである。 この場合、行われる測定は、底部での圧力及び温度の記録、電気抵抗の(集束された、あるいはされていない) これらの測定及び作業技術は当業者に周知であるので、 測定結果は、例えばテレビカメラによつて坑井の壁を写し出すことによつて知ることも可能である。 ロ従来の技術 米国特許第4,349,072号には坑井内で測定又は作業を実施するための測定・作業実施装置が開示されており、該測定・作業実施装置は、下端が開放されていると共に、坑井の直径よりも小さな直径を有しているチューブと、測定または作業機器(探査器)と、送電ケーブルと有しており、測定または作業機器は地上からの遠隔制御により第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、その第1の位置では測定または作業機器は、保護ケーシングを形成しているチューブの下方部分内に収納されており、また、上記第2の位置では前記測定または作業機器はチューブの下端の所で該チューブから少なくとも部分的に突出せしめられて測定または作業を実施するようになつており、前記送電ケーブルには第1の電気接続部材が備えられており、該第1の電気接続部材は、 上記米国特許によれば、探査器を備えたチューブを坑井内に降下させ、次いで地上から探査器に向つて延長体を送つてその探査器に延長体を取付けるようになつている。 こうして形成された組立体(探査器及び延長体)は次いで圧送されて、探査器を、探査されるべき区域に沿つて走行させるようになつている。 ハ発明が解決しようとする問題点 上記のごときチューブは、探査されるべき坑井区域の範囲に応じて、かなりの長距離にわたつて地上から降下させる必要がある。 更に、探査されるべき区域が遠くなればなる程、延長体を搬送しなければならない距離が長くなる。 かくて、チューブは長期間にわたり下方位置に不動の状態にされ、チューブが坑井内で詰まつてしまう危険性が生じ、この危険性は、坑井が垂直線からずれて延びている場合に、より強くなる。 「垂直線からずれている」なる表現は、わずかに横方向にずれている坑井のみならず、かなり横方向にずれている坑井並びに実質上水平な坑井をも意味するべく本明細書中で用いられている。 本発明は坑井の垂直部分にも用いることができることに注意されたい。 従来技術は、米国特許第4,064,939号、同第4,082,144号及び同第4,388,969号、 このヨーロツパ特許出願には、地上から、測定を実施するべき位置まで、ポンプ作用によつて延長体を、チューブを通して送る方法が記載されている。 従来技術の欠点は、坑井内で測定又は作業を実施するための本発明の方法及び装置を用いることにより、完全には回避されないけれどもかなり低減せしめられる。 ニ問題点を解決するための手段 本発明の方法は、少なくとも2つの部分即ち上方部分及び下方部分を有するチューブと、2つの端即ち上端及び下端を有する筒状体であつてもかまわない延長体と、その延長体の下端の所に固定されていて測定及び作業の少なくとも一方を実施するための測定・作業実施機器とを用いている。 チューブの上方部分及び下方部分並びに延長体の各々は複数の部材から成つていてもよい。 本発明の方法は以下に記載の順序で次の工程を有している。 a)測定・作業実施機器を備えている前記延長体をチューブの下方部分に嵌合せしめる嵌合工程(a)、 b)チューブの上方部分を該チューブの下方部分に嵌合せしめる嵌合工程(b)であつて、その嵌合工程(b)に伴い、 本発明の方法の実施例は、測定・作業実施機器が地上に電気接続され、第1の電気コネクタの第1及び第2のコネクタ部分が液体媒体内で互いに接続され得る多接点形式のもので、そして、通常使用時、第1のコネクタ部分が延長体に関して固定されている場合に適用可能にされている。 上記実施例において、以下の別の工程が用いられている。 即ち、 −第2のコネクタ部分を第1のコネクタ部分の所までチューブ内に導入してそれら第1及び第2のコネクタ部分を互いに接続させ、第2のコネクタ部分を第1の送電ケーブルの下端の所で機械的に固定せしめると共に電気接続せしめ、該第1の送電ケーブルの上端を地上設備に接続せしめる工程。 前記移動工程(c)の後に行われるこの別の工程の終了時、第2のコネクタ部分を延長体にロツクせしめる。 上記実施例には更に別の工程を加えてもよい。 即ち、測定・作業実施機器が、第3及び第4のコネクタ部分を有する第2の電気コネクタで構成される中間電気接続体によつて第1のコネクタ部分に電気接続され、これら第3 上記嵌合工程(a)及び(b)の後に行われる上記別の工程の終了時、前記第4のコネクタ部分を、延長体の下端近くで該延長体にロツクせしめてもよい。 本発明の方法を用いた場合、特に横方向にずれている坑井にその方法を用いた場合、第2及び第4のコネクタ部分のうちの少なくとも一方を、ポンプ作用によつて移動せしめることが可能である。 本発明によれば、延長体の移動の少なくとも或る部分を、ガス、液体、液体及びスラッジ、2相性流体等を圧送せしめることによつて生ぜしめてもよい。 また、延長体の移動の或る部分、特にチューブ内へのその延長体の挿入を、第1の送電ケーブル作用せしめられる牽引力によつて生ぜしめることも可能である。 坑井の第1の区域に対する測定・作業実施機器の作用に対応した延長体の移動の終了時、本発明によれば、上記移動工程(c)の前に、延長体が占めていた最初の位置にその延長体を、チューブの内側で戻さしめ、チューブの上方部分の長さを変えて、、前記測定・作業実施機器が新たな作業区域の近くに移動するのを可能ならしめることもできる。 この場合、チューブの上方部分の長さを変える前に、第2のコネクタ部分並びに第1の送電ケーブルを、そのチューブの上方部分から引出しておくのが、実用上の理由で有利である。 横方向窓を備えた継手を通して第1の送電ケーブルをチューブの上方部分内に進入せしめてもよい。 本発明の方法によれば、チューブを坑井内に進入せしめている間、または、特にチューブの下方部分が複数の部材で形成されている場合にはそのチューブの下方部分を組立てている間、延長体をチューブの外側の位置で該チューブの下方部分から吊下げた状態に保持しておくことが可能である。 このように延長体を吊下げた状態に保持する場合、測定・作業実施機器の外径はチューブの下方部分の内径よりも大きくともかまわない。 チューブの下方部分及び延長体が共軸線関係をなす複数対の、そして実質上同じ長さのいくつかの部材で形成されている場合にはそれらチューブの下方部分及び延長体を同時に嵌合せしめることは可能である。 本発明によれば、坑井内で測定及び作業のうちの少なくとも一方を実施するための坑井内側測定又は作業実施装置も提供される。 この実施装置は少なくとも1本のチューブ及び延長体を有しており、該延長体は2つの端即ち上端及び下端を有する筒状体であつてもよく、前記チューブは前記延長体を支持するようにされていると共に少なくとも2つの部分即ち上方部分及び下方部分を有しており、これら上方部分及び下方部分並びに延長体の各々は複数の部材から成つていてもよい。 この実施装置において、測定・作業実施機器は延長体の下端に堅固に取付けられており、また、その実施装置は、チューブの下方部分に延長体を係留せしめるための、地上からのロツク解除可能な係留装置と、チューブに対して延長体を移動せしめるための移動用装置とを有している。 その係留装置は、例えば機械式のものでも、電子流体圧式のものでも、あるいは他の任意の知られた形式のものであつてよい。 測定・作業実施装置の第1の実施例は、 この第1の実施例は第1の送電ケーブルを有しており、 上記第1の電気コネクタは延長体のどの位置にも置くことができる。 しかしながら、チューブの下方部分と直径と異なる直径の延長体の内側で第2のコネクタ部分を移動させねばならないことを回避するためには第1の電気コネクタを測定・作業実施機器の上端の近くに、あるいはその測定・作業実施機器の近くに置くのが有利である。 このように置けば、測定・作業実施機器と第1の電気コネクタの第1のコネクタ部分との間に長い中間電気接続体を用いることが回避される。 また、この場合、第1のコネクタ部分を測定・作業実施機器に直接配置させることができる。 最後に、チューブ内での第2のコネクタ部分の圧送を容易ならしめる摺動ピストンを用いることも可能であり、 第1の実施例を完全ならしめる第2の実施例は、測定・ この第2の実施例は第2の送電ケーブルを有しており、 第2及び第4のコネクタ部分には地上から流体を圧送せしめることによつてそれら第2及び第4のコネクタ部分の移動を確実ならしめる装置が備えられている。 本発明の測定・作業実施装置は、地上から流体を圧送せしめることによつて延長体を移動せしめるための装置を有していてもよい。 即ち、延長体はピストンを備えていてもよく、あるいはチューブの上方部分に備えられた絞り部を通るようにしてもよい。 この絞り部は延長体を移動せしめるのに充分な圧力差を生ぜしめている。 延長体は、ピストンまたは絞り部の上流側に位置している区域から下流側に位置している区域へ向つて流体を流れせしめるための複数のオリフイスを備えていてもよい。 流体出口オリフイスは測定・作業実施機器の近くに置かれていてもよく、あるいは、延長体が所定の位置に達した時にだけ流体が流れるのを可能ならしめるように位置決めされていてもよく、この流体出口オリフイスは、例えば、測定・作業実施機器が最大限突出せしめられる際にその測定・作業実施機器が占める位置の近くに置かれている。 もちろん、これらオリフイスの流路断面、より一般的にはこれら流体流路内での圧力低下は、延長体が圧力の作用を受けて所望とされる長さだけ突出するのを可能ならしめるように定められている。 延長体は、坑井内で測定・作業実施機器を移動せしめるのに充分な剛性を有していなければならない。 別の実施例においては、延長体は複数の筒状部材から構成されていてもよく、これら筒状部材の各々は電気コネクタを有しており、これら筒状部材は測定・作業実施機器と第1の電気コネクタとの間の電気及び機械接続を確実ならしめている。 延長体をチューブ内に戻させしめる該延長体の移動は、 第2の、または第4のコネクタ部分はロツク解除可能な係合部材を備えていてもよい。 これらの係合部材な機械式であつても、電気流体式であつても、あるいは他の任意の知られた形式のものであつてよい。 これら係合部材が剪断可能ワツシヤで構成されている場合、送電ケーブルはそのワツシヤを剪断せしめる牽引力に耐えるのに適切な機械的特性を有している。 第1の送電ケーブルは、横方向窓を備えた継手(しばしば“横方向進入サブ”と呼ばれているもの)を通つてチューブ内に進入することができるようになつている。 もちろん、係留装置の寸法が許す場合には、チューブの下方部分の直径を、同じチューブの上方部分の直径と同じであつてもよい。 ホ実施例 以下、本発明の実施例について、添付図面を参照して説明する。 第1図には本発明による測定・作業実施装置の非限定的な実施例が示されている。 この第1図には第1の工程の終了時、換言すれば、延長体1をチューブ2の下方部分2bに嵌合せしめる工程の終了時が示されている。 この下方部分2bは、例えばチュービングを形成するのに用いられるもののごとき複数の部材で形成されていてもよい。 図示実施例において、延長体1は、(しばしば“チュービング”と呼ばれている)石油産出用パイプに用いられているごとき複数の部材で形成されていてもよいチューブ8を有している。 坑井検層用探査器のごとき測定・作業実施機器3は筒状延長体1の第1の端即ち下端の所に置かれている。 延長体1の第2の端即ち上端の所には第1の電気コネクタ9の第1のコネクタ部分13が置かれている。 この第1の電気コネクタ9は、第1の送電ケーブル29によつて地上に接続された第2のコネクタ部分14を有している。 測定・作業実施機器3には第2の電気コネクタ5の第3 第3のコネクタ部分4は第4のコネクタ部分6に接続された後、例えば電気流体圧式または機械式のロツク装置によつてその第4のコネクタ部分6に保持されている。 第2の電気コネクタ5の第4のコネクタ部分6は第2の送電ケーブル10によつて、第1の電気コネクタ9の第1のコネクタ部分13に結合されている。 図示実施例において、第1のコネクタ部分13は雄プラグであり、第2のコネクタ部分14は雌ソケツトであるが、これに限定されるものでない。 第1及び第2の電気コネクタ9及び5は複数の電気接点を有していてもよい。 第1の電気コネクタ9は、筒状延長体1の上端に一体にされた筒状支持部材11に固定されていてもよく、この支持部材11の上端は開放されており、また、その支持部材1の下端には、係留装置が備えられた支持片即ちベース12が配備されている。 第2のコネクタ部分14には負荷用の即ち錘用のバー1 (例えば、コネクタ部分14に配備されていて、支持部材11と一の保持部材と協働する剪断可能ワツシヤのごとき)機械式の、あるいは(遠隔制御されるモータによつて操作される係留楔体のごとき)電気流体圧式の係留装置により、第1のコネクタ部分13と第2のコネクタ部分14との間に電気接触が生ぜしめられる際、バー1 第2のコネクタ部分14と負荷用バー15とによつて形成された組立体は、測定・作業実施機器3を地上に接続せしめる送電導体を内蔵している第1の送電ケーブル2 第1のコネクタ部分13と第2のコネクタ部分14との組立体を形成するのに用いることができる電気コネクタの例はフランス国特許第2,484,717号、及び「液体媒体内でプラグ結合され得る電気コネクタ」という発明の名称で1981年3月17日付けで出願され、 筒状支持部材11のベース12には、例えば電気流体圧式または機械式の既知の形式のものであつてかまわない係留装置が備えられている。 図示実施例においては、その係留装置は完全に機械式のものであり、保持用スタツド16aと協働する溝16で構成されている。 この係留装置を用いた場合、支持部材11は第1図に示された第1の位置に保持されることができ、該第1の位置では第1の肩部20は、チューブ2の下方部分2bの第2の内側肩部17(第2a図)によつて形成することができる上方停止体よりも下に、ベース12を持上げる際に係留装置がロツク解除されるのを可能ならしめるのに充分な距離の所に置かれている。 このことについては後述する。 溝16が保持用スタツド16aとの係合から解除されると、筒状支持部材11は、重力の作用により、あるいは地上から送られる流体圧力の作用により、“低”位置を占めることができる。 地上から流体圧力を送る場合、延長体1にはピストン18が備えられている。 しかしながら、本発明の範囲内において、チューブ2の下方チューブ2bの所に絞り部31(第12図)を備えせしめて、 第10図及び第11図に概略図示されているごとく、機械式の係留装置は、支持部材11のベース12の外壁に形成されたW字形の溝16で構成することができ、そのベース12はチューブ2の下方部分2bの軸線のまわりで、即ち垂直軸線のまわりで、その下方部分2bに対し回転可能である。 第1図及び第10図に示された頂部位置では、その溝1 第1の送電ケーブル29に作用せしめられる牽引力(F)により、組立体11,12,13,14及び15 牽引力(F)を解除させると、縁部16dがスタツド1 その時、上述した組立体11,12,13,14及び1 符号2aはチューブ2の上方部分を示しており、該上方部分2aは、穿孔ロツドに用いられているもののごとき一体に組立てられる複数の部材から形成されていてもよい。 第2図には、延長体1、移動可能な支持部材11、コネクタ5及び9、及び測定・作業実施機器3で敬される組立体が中間作動位置にある状態が示されている。 本発明実施例による装置を用いた方法について、その方法の順次通りの工程を示している第3図から第9図を参照して以下に説明する。 第3図には最初の工程の終了時が示されており、即ちその最初の工程では、チューブ2の下方部分2aを坑井2 測定・作業実施機器3を可能な限り長時間チューブ2下方部分2bの内側に保持して、この機器3に損傷が及ぼされる危険性を回避するのが有利である。 更に、チューブ2の下方部分2bの端に、その測定・作業実施機器3を保護するためのキヤツプ32を備えせしめてもよい。 この第1の工程の終了時、負荷用バー7が装備されている第4のコネクタ部分6を筒状延長体1の内側に導入し、その第4のコネクタ部分6が第3のコネクタ部分4 ピストン18、移動可能な支持部材11及び第1のコネクタ部分13によつて形成された組立体は延長体1の上端に固定される(第4図参照)。 本発明の範囲内で、第3a図に示されているごとく、チューブ2の下方部分2bの下端から延長体1を吊下げた状態でその延長体1を坑井21内に導入せしめてもよい。 この場合、測定・作業実施機器3の外径よりも小さな内径を有するチューブ下方部分2bを用いることができる。 また、この場合、保護ケーシング32が備えられているならば、延長体1をチューブ下方部分2b内に、 本発明実施例によれば、延長体1及びチューブ下方部分2bが共軸線関係をなす複数対の、そして実質上同じ長さの複数の部材から形成されている場合には、それら延長体1及びチューブ下方部分2bを同時に取付けることが可能である。 チューブ下方部分2b及び延長体1によつて形成された組立体を坑井21内に進入せめている際に、その延長体1が障害物、あるいはかなり横方向にずれた坑井部分に出会つてその延長体1の進行が妨げられれば、その延長体1は動けなくなり、そしてチューブ下方部分2bが進行するにつれて延長体1はそのチューブ下方部分2bによつて次第に覆われてゆく。 延長体1が完全に覆われると、チューブ下方部分2bがその障害物を突き通つて通路を形成する。 かくて、測定・作業実施機器3はその機器に損傷を与えるような応力に耐える必要はない。 もちろん、第2の送電ケーブル及び第2の電気コネクタによる中間電気接続体が用いられる場合、チューブ下方部分2bを坑井21内に進入させる前の、延長体1が地上にある間にその第2の電気コネクタを導入せしめておくのが有利である。 必要に応じ、チューブ下方部分2bの上端に継手を固定せしめてチューブ上方部分2aの位置決めを可能ならしめてもよい(第5図参照)。 チューブ上方部分2aを形成する夫々の部材を互いに固定せしめ、チューブ下方部分2bを坑井21内に更に深く進入せしめる。 この作業は、機器3が実質上或る位置(この位置から機器3は作業を実施するのが望まれている)に達するまで続けられる。 この位置に達すると、ケーブル29の端に固定された第2のコネクタ部分14は、必要に応じ負荷用バー15を挿入せしめることにより、チューブ上方部分2a内に導入される。 チューブ上方部分2aの上方部は加圧流体供給用ダクト22に接続されており、また、その上方部分2aの頂部には安全ガスケツト即ちパツキング23が備えられており、負荷用バー15及び第2のコネクタ部分14によつて形成された組立体を支持しているケーブル29は、その第2のコネクタ部分14が、機器3を支持している筒状支持部材11のベース12に固定された第1のコネクタ部分13に係合するまで、そのパツキング23内で摺動せしめられ、その筒状支持部材11は組立体14及び15を案内してその第1及び第2のコネクタ部分相互の接続を容易ならしめるようになつている(第6図参照)。 第2のコネクタ部分14及び支持部材11の内壁には機械式のまたは電気流体圧式の連結体、即ち係合部材24 機械式の図示実施例においては、係合部材24は第2のコネクタ部分14または負荷用バー15によつて担持された剪断可能なワツシヤで構成されており、また、係合部材25は筒状支持部材11によつて担持されていてそのワツシヤを保持せしめるためのアーム即ちブレードで構成されている(第2a図参照)。 ケーブル29は地上で、ウインチ26から巻き解かれる。 ウインチ26とガスケツト23との間で、ケーブル29は内プーリ27及び28のまわりを通つている(第6図参照)。 第2のコネクタ部分14を第1のコネクタ部分13に電気接続せしめる作業、及びバー15とベース12とを機械的に連結せしめる作業を実施した後、わずかな牽引力(F)をケーブル29に作用せしめ(第11図)、筒状部材11のベース12をスタツド16aから係合解除せしめ、それにより、そのベース12は第2図に示されたごとき中間位置を占めることができ、保護ケーシング3 延長体1を移動せしめるために、圧力流体を圧送して、 この実施例は、横方向に大きくずれた坑井の場合に特に適している。 次いで、坑井の、覆われていない部分内に機器3を移動せしめることにより測定及び作業のうちの少なくとも一方を実施せしめ(第7図参照)。 この測定及び/又は作業は、圧力流体を圧送して延長体1を押し、該延長体1 測定及び/又は作業は、機器3がチューブ下方部分2b 坑井の第1の区域内で作動せしめた後、その第1の区域から或る距離だけ離れている第2の区域内で作動せしめることが望まれる場合、即ち、延長体1の長さでは、その延長体のストロークでそれら第1及び第2の区域の両方に達することができない程その第2の区域が第1の区域から離れている場合、チューブ下方部材2b内で延長体1を再位置決めし、ケーブル29、コネクタ部分14 第8図の場合、チューブ上方部分2aの長さは長くされている。 その場合、作動区域に達したら、コネクタ部分13に結合されたコネクタ部分14及び負荷用バー15を備えたケーブル29を導入し、それにより、延長体1は突出せしめられ、予定されていた作業を実施せしめる。 チューブ下方部分2bの下端近くに開口30を備えてもよい。 この開口30は、ピストン18がその開口30の所を通過した後に流体が流れるのを可能ならしめている。 本発明の範囲内におては、測定・作業実施装置を通つて穿孔用スラツジのごとき流体を流すために通路を備えせしめることができる。 即ち、測定・作業実施装置が絞り部31を備えている場合、第2のオリフイス34に連通するべく置かれた第1 第1のオリフイス33は、機器3の近くに置かれた第3 本発明実施例による測定・作業実施装置のこれらオリフイスの構成は、ピストン18が用いられている場合にも備えせしめてもよい。 その場合、オリフイス33はピストン18よりも上に置かれ、オリフイス34はピストン18よりも下に置かれ、そしてオリフイス35は機器3 もちろん、夫々のオリフイス30,33,34及び35 第13図には別の実施例が示されており、該別の実施例では、電気接続が第1の送電ケーブル29によつて提供されており、該第1の送電ケーブル29にはコネクタ部分14が備えられており、該コネクタ部分14は、延長体1内に収納されているコネクタ部分13に結合されるように該延長体1に進入せしめられている。 第13図に示された実施例においては、コネクタ部分1 コネクタ部分14はコネクタ部分13の所まで地上から圧送され、従つて異なる通路断面部を通つて圧送されなければならない。 延長体1の上端までのコネクタ部分14の圧送を容易ならしめるために、摺動ピストン36をケーブル29のまわりに配置することができ、このピストン36は、チューブ2内でのそのピストン36とコネクタ部分14との組立体の圧送時にそのコネクタ部分14に当接せしめられ、また、そのコネクタ部分14が延長体1に進入する際、例えば該延長体の上端の所に置かれた停止体によつてそのピストン36は保持されるようになつている。 チューブ下方部分2bの下端の近くに形成された凹所3 この第13図に示されたごとき測定・作動実施装置は、 最後に、延長体1は、各々が電気コネクタを備えた複数の筒状部材から形成されていてもよく、これら筒上部材は機器3とコネクタ9のコネクタ部分との間に電気的及び機械的接続を提供するようになつている。 第1図は、本発明実施例による測定・作業実施装置を坑井内に位置決めしている状態を示す断面図であり、 第2図は、中間作動位置にある測定・作業実施装置の断面図であり、 第2A図は、測定・作業実施装置の係留装置の近くの詳細断面図であり、 第3図及び第3A図、並びに第4図から第9図は、本発明実施例による測定・作業実施装置を用いた場合の作動工程を示している概略図であり、 第10図及び第11図は、支持部材をロツク位置及びロツク解除位置に夫々係留せしめるための装置の概略部分図であり、 第12図は、測定・作業実施装置を通して流体を流れせしめるための実施形態を示す断面部分図であり、 第13図は、摺動ピストンを用いた場合の測定・作業実施装置の概略図である。 1…延長体、2…チューブ、2a…上方部分、2b…下方部分、3…測定・作業実施機器、4…第3のコネクタ部分、5…第2の電気コネクタ、6…第4のコネクタ部分、7…負荷用の、即ち錘用のバー、9…第1の電気コネクタ、10…第2の送電ケーブル、13…第1のコネクタ部分、14…第2のコネクタ部分、15…負荷用の、即ち錘用のバー、16…溝、16a…スタツド、1 |